JPH0216483Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216483Y2 JPH0216483Y2 JP1984110065U JP11006584U JPH0216483Y2 JP H0216483 Y2 JPH0216483 Y2 JP H0216483Y2 JP 1984110065 U JP1984110065 U JP 1984110065U JP 11006584 U JP11006584 U JP 11006584U JP H0216483 Y2 JPH0216483 Y2 JP H0216483Y2
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- JP
- Japan
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- light
- irradiation
- rear window
- mirror
- section
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 8
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 6
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は新規な車輌用灯具に関する。詳しく
は、灯具取付スペースに限界があり、灯具の照射
方向に沿つて灯具構成要素を配置できないような
場合においても、限られた灯具取付スペース内に
配置することができ、かつ、所望の方向に光を照
射することができるとともに、光源からの光が運
転する者にとつて煩わしいものになることがない
新規な車輌用灯具を提供しようとするものであ
る。
は、灯具取付スペースに限界があり、灯具の照射
方向に沿つて灯具構成要素を配置できないような
場合においても、限られた灯具取付スペース内に
配置することができ、かつ、所望の方向に光を照
射することができるとともに、光源からの光が運
転する者にとつて煩わしいものになることがない
新規な車輌用灯具を提供しようとするものであ
る。
従来の技術
自動車において、自車の挙動を後続車に良く知
らしめようとの目的から、リアウインドウの内側
に配置するようにした後方信号灯があり、例え
ば、ハイマウントストツプランプなどとして使用
されている。
らしめようとの目的から、リアウインドウの内側
に配置するようにした後方信号灯があり、例え
ば、ハイマウントストツプランプなどとして使用
されている。
考案が解決しようとする問題点
ところが、このようなハイマウントストツプラ
ンプにおいては、取付スペース上の問題がある。
最近の自動車においては、リアウインドウはかな
りの角度で傾斜されたものが多く、ある程度の照
射面積、特に高さ方向の大きさを確保しようとす
ると、照射開口面が灯具の後方へ向つて長く延び
ることになり、この後方に更に光源やランプボデ
イを配置するとなると、灯具の奥行が著しく大き
くなてしまい、居住空間を著しく狭めることとな
る。
ンプにおいては、取付スペース上の問題がある。
最近の自動車においては、リアウインドウはかな
りの角度で傾斜されたものが多く、ある程度の照
射面積、特に高さ方向の大きさを確保しようとす
ると、照射開口面が灯具の後方へ向つて長く延び
ることになり、この後方に更に光源やランプボデ
イを配置するとなると、灯具の奥行が著しく大き
くなてしまい、居住空間を著しく狭めることとな
る。
そこで、本考案は、上記した問題点に鑑みて為
されたものであり、灯具取付スペースに限界があ
り、灯具の照射方向に沿つて灯具構成要素を配置
できないような場合においても、限られた灯具取
付スペース内に配置することができ、かつ、所望
の方向に光を照射することができるとともに、光
源からの光が運転する者にとつて煩わしいものに
なることがない新規な車輌用灯具を提供すること
を目的とする。
されたものであり、灯具取付スペースに限界があ
り、灯具の照射方向に沿つて灯具構成要素を配置
できないような場合においても、限られた灯具取
付スペース内に配置することができ、かつ、所望
の方向に光を照射することができるとともに、光
源からの光が運転する者にとつて煩わしいものに
なることがない新規な車輌用灯具を提供すること
を目的とする。
問題点を解決するための手段
本考案車輌用灯具は上記した目的を達成するた
めに、傾斜したリアウインドウに対して略平行の
照射軸を有し、光源からの光を概ね照射軸の方向
に照射する照射部と、該照射部から照射された光
を照射部による照射軸に対して鋭角で反射するよ
うに配置された光を透過しないミラーを備えた反
射部とから成り、前記リアウインドウ側の開口部
をリアウインドウの内側に密着させたことを特徴
とする。
めに、傾斜したリアウインドウに対して略平行の
照射軸を有し、光源からの光を概ね照射軸の方向
に照射する照射部と、該照射部から照射された光
を照射部による照射軸に対して鋭角で反射するよ
うに配置された光を透過しないミラーを備えた反
射部とから成り、前記リアウインドウ側の開口部
をリアウインドウの内側に密着させたことを特徴
とする。
作 用
しかして、反射部は照射部から照射された光を
照射部の照射軸に対して鋭角で反射するので、灯
具の照射方向に沿つて灯具構成要素を配置するこ
とができないような場合でも灯具構成要素を設置
することができる。その上、光源からの光はすべ
て車体後方へ向けて反射されるとともに、該光の
一部がリアウインドウに写つたりしていてもこれ
がミラーを透してあるいは直接運転する者の目に
入ることがないので、光源からの光が運転する者
にとつて煩わしいものになることがない車輌用灯
具を提供することができる。
照射部の照射軸に対して鋭角で反射するので、灯
具の照射方向に沿つて灯具構成要素を配置するこ
とができないような場合でも灯具構成要素を設置
することができる。その上、光源からの光はすべ
て車体後方へ向けて反射されるとともに、該光の
一部がリアウインドウに写つたりしていてもこれ
がミラーを透してあるいは直接運転する者の目に
入ることがないので、光源からの光が運転する者
にとつて煩わしいものになることがない車輌用灯
具を提供することができる。
実施例
以下に、本考案車輌用灯具の詳細を図示した実
施例に従つて説明する。
施例に従つて説明する。
第1図は本考案車輌用灯具の第1の実施例を示
すものである。
すものである。
この実施例1は本考案をガスケツト24を介し
て車体外板25に固着された自動車のリアウイン
ドウ2の内側に配置するハイマウントストツプラ
ンプとして適用したものであり、照射部3と反射
部4とから成る。
て車体外板25に固着された自動車のリアウイン
ドウ2の内側に配置するハイマウントストツプラ
ンプとして適用したものであり、照射部3と反射
部4とから成る。
照射部3はボデイ5と電球6とレンズ7とから
成る。ボデイ5は合成樹脂で形成されており、そ
の略中心にフイラメントが位置するように電球6
が取着されている。そして、ボデイ5の開口部を
覆うようにレンズ7が取着されている。また、ボ
デー5のリアウインドウ2側の開口部には外側に
向つてフランジ状の取付片26が形成されてい
る。そして、該取付片26を前記車体外板25の
リアウインドウ2側の端部に固着されたステー2
7にねじ止めすることによりボデー5は車体外板
25に取着されている。
成る。ボデイ5は合成樹脂で形成されており、そ
の略中心にフイラメントが位置するように電球6
が取着されている。そして、ボデイ5の開口部を
覆うようにレンズ7が取着されている。また、ボ
デー5のリアウインドウ2側の開口部には外側に
向つてフランジ状の取付片26が形成されてい
る。そして、該取付片26を前記車体外板25の
リアウインドウ2側の端部に固着されたステー2
7にねじ止めすることによりボデー5は車体外板
25に取着されている。
しかして、照射部3からは電球6の光が概ね図
面に矢印で示すように照射され、この矢印で示す
方向が照射部3の照射軸X−Xである。尚、この
照射部3による照射方向というものは、照射部3
から照射される光の大体の照射傾向を示すもの
で、全部の光が矢印で示す光路をとるものではな
い。即ち、電球6からボデイ5開口部に向つて直
射される光は電球6から放射状に照射されるもの
であるし、また、ボデイ5内に回転放物面型の反
射鏡を設け、前記照射軸X−Xと平行な反射光を
作り出した場合でもレンズ7に拡散ステツプを形
成した場合にはそれら拡散ステツプによつて照射
軸X−Xに対して適宜の角度をもつて照射される
ことになるからである。しかしながら、照射部3
から照射される光は、前記照射軸X−Xを中心と
した光路をとつて照射されるもので、それを照射
光の概ねの傾向として把えることができる。この
ことは、以下の各実施例においても同様のことが
云える。
面に矢印で示すように照射され、この矢印で示す
方向が照射部3の照射軸X−Xである。尚、この
照射部3による照射方向というものは、照射部3
から照射される光の大体の照射傾向を示すもの
で、全部の光が矢印で示す光路をとるものではな
い。即ち、電球6からボデイ5開口部に向つて直
射される光は電球6から放射状に照射されるもの
であるし、また、ボデイ5内に回転放物面型の反
射鏡を設け、前記照射軸X−Xと平行な反射光を
作り出した場合でもレンズ7に拡散ステツプを形
成した場合にはそれら拡散ステツプによつて照射
軸X−Xに対して適宜の角度をもつて照射される
ことになるからである。しかしながら、照射部3
から照射される光は、前記照射軸X−Xを中心と
した光路をとつて照射されるもので、それを照射
光の概ねの傾向として把えることができる。この
ことは、以下の各実施例においても同様のことが
云える。
反射部4はボデイ8とミラー9とから成る。
ボデイ8は前記照射部3側の面とリアウインド
ウ2側の面の2つの面が開口し、他の4面が閉じ
た略箱形をしており、合成樹脂によつて形成され
ている。そして、リアウインドウ2側の開口縁は
ガスケツト28を介してリアウインドウ2の内側
に密着されており、照射部3側の開口部は前記照
射部3のボデイ5の開口部と連結されている。
ウ2側の面の2つの面が開口し、他の4面が閉じ
た略箱形をしており、合成樹脂によつて形成され
ている。そして、リアウインドウ2側の開口縁は
ガスケツト28を介してリアウインドウ2の内側
に密着されており、照射部3側の開口部は前記照
射部3のボデイ5の開口部と連結されている。
ボデイ8の照射部3に対向した側面10はミラ
ー設置面とされており、照射部3の照射軸に対し
て幾分リアウインドウ2側に傾斜されている。そ
して、このミラー設置面10にミラー9が取着さ
れる。このミラー9は透明板の裏面に反射膜を形
成して成り、光を透過しないものである。尚、反
射膜は表面に形成しても良い。
ー設置面とされており、照射部3の照射軸に対し
て幾分リアウインドウ2側に傾斜されている。そ
して、このミラー設置面10にミラー9が取着さ
れる。このミラー9は透明板の裏面に反射膜を形
成して成り、光を透過しないものである。尚、反
射膜は表面に形成しても良い。
しかして、上記したハイマウントストツプラン
プ1においては、電球6から照射した光は図面で
矢印で示すように照射部3から照射され、つづい
て、該照射光はすべて光を透過しないミラー9に
よつて反射されリアウインドウ2を透過して照射
される。従つて、灯具を車室内に大きく出張らせ
ることなく、傾斜の大きいリアウインドウの内側
に後方を照射する灯具を配置することができる。
その上、電球6からの光をすべて車体後方へ向け
て反射することができるとともに、該光の一部が
リアウインドウ2に写つたりしていても、ミラー
9は光を透過しないのでそれがミラー9を透して
運転する者の目に入ることがないし、ハイマウン
トストツプランプ1のリアウインドウ2側の開口
部はリアウインドウ2の内側に密着させているの
でリアウインドウ2に写つた光が直接運転する者
の目に入ることもない。従つて、電球6から照射
された光が運転者にとつて煩わしいものになるこ
ともない。
プ1においては、電球6から照射した光は図面で
矢印で示すように照射部3から照射され、つづい
て、該照射光はすべて光を透過しないミラー9に
よつて反射されリアウインドウ2を透過して照射
される。従つて、灯具を車室内に大きく出張らせ
ることなく、傾斜の大きいリアウインドウの内側
に後方を照射する灯具を配置することができる。
その上、電球6からの光をすべて車体後方へ向け
て反射することができるとともに、該光の一部が
リアウインドウ2に写つたりしていても、ミラー
9は光を透過しないのでそれがミラー9を透して
運転する者の目に入ることがないし、ハイマウン
トストツプランプ1のリアウインドウ2側の開口
部はリアウインドウ2の内側に密着させているの
でリアウインドウ2に写つた光が直接運転する者
の目に入ることもない。従つて、電球6から照射
された光が運転者にとつて煩わしいものになるこ
ともない。
尚、照射光を着色光としたい場合には、照射部
3のレンズ7又はミラー9の透明板を着色透明板
とすれば良い。また、自動車用の信号灯において
照射光はある程度の拡がりを有することが必要で
あるが、そのような拡がりを持たせるための拡散
ステツプはレンズ7又はミラー9に形成すると良
い。ただ、レンズ7に形成するよりは、ミラー9
の透明板に形成した方が(透明板の裏面に反射膜
を形成した場合)、光の損失が少なくて済む。
3のレンズ7又はミラー9の透明板を着色透明板
とすれば良い。また、自動車用の信号灯において
照射光はある程度の拡がりを有することが必要で
あるが、そのような拡がりを持たせるための拡散
ステツプはレンズ7又はミラー9に形成すると良
い。ただ、レンズ7に形成するよりは、ミラー9
の透明板に形成した方が(透明板の裏面に反射膜
を形成した場合)、光の損失が少なくて済む。
第2の実施例
前記した第1の実施例1は上記した利点は有す
るが、更に改善すべき点がある。
るが、更に改善すべき点がある。
第2図は前記実施例1による配光の垂直方向に
おける光度分布を規格上要求されるものと対比し
て示すものである。第2図は縦軸に垂直方向の角
度を示し、縦軸に光度(cd)を示すものである。
規格では曲線11に示すように、10U(10度上方)
から5D(5度下方)まで略均一の光度が、詳しく
は5Uから5Dまでは40キヤンデラ(cd)以上が、
また、10Uで26キヤンデラ以上が要求される。そ
れに対して、前記ハイマウントストツプランプ1
によると、リアウインドウ2が無い場合は、曲線
12で示すように上から下まで平均した光度を示
すものが、リアウインドウ2があると、リアウイ
ンドウ2の傾斜が大きいため、下向きに照射され
る光はリアウインドウ2内面への入射角が大きく
なり、内面反射される光が多くなつてしまう。従
つて、上下方向に略均一に配光したのでは、どう
しても下方を照射する光量が少なくなり、光度曲
線13で示すようになつてしまう。これを改善し
ようとして為されたのが第3図に示す第2の実施
例1Aである。
おける光度分布を規格上要求されるものと対比し
て示すものである。第2図は縦軸に垂直方向の角
度を示し、縦軸に光度(cd)を示すものである。
規格では曲線11に示すように、10U(10度上方)
から5D(5度下方)まで略均一の光度が、詳しく
は5Uから5Dまでは40キヤンデラ(cd)以上が、
また、10Uで26キヤンデラ以上が要求される。そ
れに対して、前記ハイマウントストツプランプ1
によると、リアウインドウ2が無い場合は、曲線
12で示すように上から下まで平均した光度を示
すものが、リアウインドウ2があると、リアウイ
ンドウ2の傾斜が大きいため、下向きに照射され
る光はリアウインドウ2内面への入射角が大きく
なり、内面反射される光が多くなつてしまう。従
つて、上下方向に略均一に配光したのでは、どう
しても下方を照射する光量が少なくなり、光度曲
線13で示すようになつてしまう。これを改善し
ようとして為されたのが第3図に示す第2の実施
例1Aである。
尚、この第2の実施例1Aにおいて、前記第1
の実施例1におけるものと異なるところは、反射
部4のミラーだけであるので、その他の部分につ
いては、第1の実施例において付した符号と同一
の符号を付して説明を省略する。
の実施例1におけるものと異なるところは、反射
部4のミラーだけであるので、その他の部分につ
いては、第1の実施例において付した符号と同一
の符号を付して説明を省略する。
このハイマウントストツプランプ1Aにおいて
ミラー14は縦断面形状で略「く」の字形をして
おり、上半部14Uが下半部14Dに比較してよ
り下向きに傾斜している。
ミラー14は縦断面形状で略「く」の字形をして
おり、上半部14Uが下半部14Dに比較してよ
り下向きに傾斜している。
しかして、上記ハイマウントストツプランプ1
Aにおいては、ミラー14の上半部14Uによつ
て反射された光はより下方に向けて照射されるこ
とになり、これによつて、リアウインドウ2の内
面反射による下向光の光量低下を補うことができ
る。
Aにおいては、ミラー14の上半部14Uによつ
て反射された光はより下方に向けて照射されるこ
とになり、これによつて、リアウインドウ2の内
面反射による下向光の光量低下を補うことができ
る。
第4図は、第2図と同様の光度曲線を示すもの
で、曲線15はミラー14の下半部14Dによつ
て反射された光による光度曲線、曲線16はミラ
ー14の上半部14Uによつて反射された光によ
る光度曲線、17は両者が合成された光度曲線で
ある。この第4図に示すように、上記第2の実施
例に係るハイマウントストツプランプ1Aによれ
ば、垂直方向において略均一な光度を得ることが
できる。
で、曲線15はミラー14の下半部14Dによつ
て反射された光による光度曲線、曲線16はミラ
ー14の上半部14Uによつて反射された光によ
る光度曲線、17は両者が合成された光度曲線で
ある。この第4図に示すように、上記第2の実施
例に係るハイマウントストツプランプ1Aによれ
ば、垂直方向において略均一な光度を得ることが
できる。
ミラーの変形例
第5図は前記第2の実施例1Aにおけるミラー
の変形例である。
の変形例である。
ミラー18はその上半部18Uに鋸歯状に形成
された小さな反射面19,19,…が形成されて
おり、この反射面19,19,…がミラー18の
下半部18Dより稍下方を向いている。
された小さな反射面19,19,…が形成されて
おり、この反射面19,19,…がミラー18の
下半部18Dより稍下方を向いている。
従つて、このようなミラー18を用いても、第
2の実施例1Aのところで述べたと同様の効果を
奏することができる。
2の実施例1Aのところで述べたと同様の効果を
奏することができる。
第3の実施例
第6図は本考案車輌用灯具の第3の実施例1B
を示すものである。
を示すものである。
この実施例1Bも前記第2の実施例1Aと同様
の目的で為されたものであるが、この第3の実施
例1Bにおいては、同様の効果を照射部3に設け
られたレンズ20によつて達成しようとするもの
である。
の目的で為されたものであるが、この第3の実施
例1Bにおいては、同様の効果を照射部3に設け
られたレンズ20によつて達成しようとするもの
である。
レンズ20には多数の屈折プリズム21,2
1,…が形成された屈折部22と素通部23とが
形成されている。屈折プリズム21,21,…は
レンズ20の外面に形成されており、ここを透過
する光を稍上向きに屈折するようにされている。
尚、屈折部あるいは素通部と云つても、その内面
側に拡散ステツプが形成されることを妨げるもの
ではない。
1,…が形成された屈折部22と素通部23とが
形成されている。屈折プリズム21,21,…は
レンズ20の外面に形成されており、ここを透過
する光を稍上向きに屈折するようにされている。
尚、屈折部あるいは素通部と云つても、その内面
側に拡散ステツプが形成されることを妨げるもの
ではない。
しかして、上記ハイマウントストツプランプ1
Bにおいて、ミラー9を稍下向きとしておけば、
レンズ20の素通部23を透過した光はミラー9
によつて稍下向きに照射されるように反射され、
また、レンズ20の屈折部22を透過した光は稍
上向きに屈折されるため、略真直ぐ後方へ向つて
照射される。このようにして、第4図に曲線17
で示すようなバランスのとれた配光を得ることが
できる。
Bにおいて、ミラー9を稍下向きとしておけば、
レンズ20の素通部23を透過した光はミラー9
によつて稍下向きに照射されるように反射され、
また、レンズ20の屈折部22を透過した光は稍
上向きに屈折されるため、略真直ぐ後方へ向つて
照射される。このようにして、第4図に曲線17
で示すようなバランスのとれた配光を得ることが
できる。
考案の効果
以上に記載したところから明らかなように、本
考案車輌用灯具は、傾斜したリアウインドウに対
して略平行の照射軸を有し、光源からの光を概ね
照射軸の方向に照射する照射部と、該照射部から
照射された光を照射部による照射軸に対して鋭角
で反射するように配置された光を透過しないミラ
ーを備えた反射部とから成り、前記リアウインド
ウ側の開口部をリアウインドウの内側に密着させ
たことを特徴とする。
考案車輌用灯具は、傾斜したリアウインドウに対
して略平行の照射軸を有し、光源からの光を概ね
照射軸の方向に照射する照射部と、該照射部から
照射された光を照射部による照射軸に対して鋭角
で反射するように配置された光を透過しないミラ
ーを備えた反射部とから成り、前記リアウインド
ウ側の開口部をリアウインドウの内側に密着させ
たことを特徴とする。
従つて、本考案によれば、反射部は照射部から
照射された光を照射部の照射軸に対して鋭角で反
射するので、灯具の照射方向に沿つて灯具構成要
素を配置することができないような場合でも灯具
構成要素を設置できる。その上、光源からの光は
すべて車体後方へ向けて反射されるとともに、該
光の一部がリアウインドウに写つたりしていても
これがミラーを透してあるいは直接運転する者の
目に入ることがないので、光源からの光が運転す
る者にとつて煩わしいものになることがない車輌
用灯具を提供することができる。
照射された光を照射部の照射軸に対して鋭角で反
射するので、灯具の照射方向に沿つて灯具構成要
素を配置することができないような場合でも灯具
構成要素を設置できる。その上、光源からの光は
すべて車体後方へ向けて反射されるとともに、該
光の一部がリアウインドウに写つたりしていても
これがミラーを透してあるいは直接運転する者の
目に入ることがないので、光源からの光が運転す
る者にとつて煩わしいものになることがない車輌
用灯具を提供することができる。
第1図は本考案車輌用灯具の第1の実施例を示
す縦断面図、第2図はその作用を示す光度分布
図、第3図は本考案車輌用灯具の第2の実施例を
示す縦断面図、第4図はその作用を示す光度分布
図、第5図は第2の実施例の変形例を示す要部縦
断面図、第6図は本考案車輌用灯具の第3の実施
例を示す縦断面図である。 符号の説明、1……車輌用灯具、2……リアウ
インドウ、3……照射部、4……反射部、6……
光源、9……ミラー、X−X……照射軸、1A…
…車輌用灯具、14……ミラー、18……ミラ
ー、1B……車輌用灯具。
す縦断面図、第2図はその作用を示す光度分布
図、第3図は本考案車輌用灯具の第2の実施例を
示す縦断面図、第4図はその作用を示す光度分布
図、第5図は第2の実施例の変形例を示す要部縦
断面図、第6図は本考案車輌用灯具の第3の実施
例を示す縦断面図である。 符号の説明、1……車輌用灯具、2……リアウ
インドウ、3……照射部、4……反射部、6……
光源、9……ミラー、X−X……照射軸、1A…
…車輌用灯具、14……ミラー、18……ミラ
ー、1B……車輌用灯具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 傾斜したリアウインドウに対して略平行の照射
軸を有し、光源からの光を概ね照射軸の方向に照
射する照射部と、 該照射部から照射された光を照射部による照射
軸に対して鋭角で反射するように配置された光を
透過しないミラーを備えた反射部とから成り、 前記リアウインドウ側の開口部をリアウインド
ウの内側に密着させた ことを特徴とする車輌用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11006584U JPS6126203U (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 車輌用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11006584U JPS6126203U (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 車輌用灯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6126203U JPS6126203U (ja) | 1986-02-17 |
JPH0216483Y2 true JPH0216483Y2 (ja) | 1990-05-08 |
Family
ID=30669194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11006584U Granted JPS6126203U (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 車輌用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6126203U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0717582Y2 (ja) * | 1985-05-08 | 1995-04-26 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用灯火装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57159539U (ja) * | 1981-03-30 | 1982-10-06 |
-
1984
- 1984-07-20 JP JP11006584U patent/JPS6126203U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6126203U (ja) | 1986-02-17 |
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