JPH10315718A - 重荷重用ラジアルタイヤ及びその製造方法 - Google Patents
重荷重用ラジアルタイヤ及びその製造方法Info
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Abstract
ら、カーカスの巻上げ部の剥離を防止し、ビード部の耐
久性を改善する。 【解決手段】 ビード部4のビードコア5から半径方向
外方にのびるビードエーペックス8と、トレッド部2か
らサイドウォール部3をへてビードエーペックス8のタ
イヤ軸方向内側を通りビードコア5に至る本体部6a
に、ビードエーペックス8のタイヤ軸方向外側を通る巻
上げ部6bを連設したラジアル配列のカーカスプライ6
Aを用いたカーカス6とを具え、前記巻上げ部6bは、
前記ビードエーペックス8の先端を越えて延在し前記本
体部6aと近接してのびる延長部10を有し、かつ前記
ビードエーペックス8のタイヤ軸方向内側面と本体部6
aとの間、又は前記ビードエーペックス8のタイヤ軸方
向外側面と前記巻上げ部6bとの間に配されるプライ・
エーペックス間補強ゴム層11と、前記本体部6aと巻
上げ部6bの延長部10との間に配されるプライ間補強
ゴム層12とを設けている。
Description
を改善しうる重荷重用ラジアルタイヤ及びその製造方法
に関する。
荷重用タイヤにあっては、図6に略示するように、走行
時において、サイドウォール部s、ビード部bに繰返し
大きな曲げ変形を受け、この曲げ変形によってカーカス
cを構成するカーカスプライpの本体部c1に引張り応
力が作用しかつ巻上げ部c2には圧縮応力が作用すると
ともに、該巻上げ部c2の端部hに歪の集中が起こり、
該端部hに剥離が生じるなど、タイヤの耐久性を低下さ
せている。
2の破損を防止するため、従来、図7に示すように、ビ
ード部bに位置するビードコアfから硬質ゴムからなる
ビードエーペックスeを厚肉かつ高く立上げるととも
に、カーカスプライpの巻上げ部c2の端部hと本体部
c1とをタイヤ軸方向に9〜20mm程度の距離dで離間
させ、これによって、ビード部bの前記曲げ変形を小さ
くし巻上げ部c2の端部hへの歪の集中を抑えて、耐久
性を確保している。なお、カーカスプライpの抜け出し
を防ぐために、カーカスプライpの外面側に前記ビード
コアfを囲むようにスチールフィラーgを配している。
うなビード部bを具えた重荷重用タイヤは、ビードエー
ペックスeのボリュームが大きいため、タイヤ重量を増
しかつコストの上昇を招くという問題点がある。
ように、曲げ変形の際、前記引張り応力、圧縮応力が作
用しない線として容易に求められるビード部bの曲げ中
立線u近傍に前記巻上げ部c2の外端部分を位置させる
ことにより、ビードエーペックスeのボリュームを小さ
くしても、耐久性を維持しうる重荷重用タイヤが提案さ
れている。なお、使用条件により、カーカスプライpの
外面側に前記ビードコアfを囲むようにナイロン、ポリ
エステル等のテキスタイル又はスチールフィラーgを配
設する場合もある。
作、生産するにつれて、以下のような問題点が判明し
た。
1と巻上げ部c2とが近接する部分でゴムが完全に充填
されず、特にビードエーペックスeの先端上方に空気が
残る空気残留部iが形成され、該空気残留部iで本体部
c1と巻上げ部c2との接着不良を招き、この接着不良
箇所から巻上げ部c2が剥離するいわゆるプライ間剥離
が生じやすく、実際のテストでは、前記空気残留部iの
有る重荷重用タイヤは、無いタイヤの30%〜70%程
度の耐久レベルしかないことが判った。
では、カーカスプライpの本体部c1と巻上げ部c2と
が近接しないため発生しないが、図8に示したタイヤで
は、図9に示す如く、ビードコアfの外周にビードエー
ペックスeを一体に設けたビードリングrを、成形ドラ
ムに巻装されたカーカスプライpを囲んで配したのち、
該カーカスプライpを巻上げる際に、 カーカスプライpは、図10に誇張して示すように、
スチールコードtをゴムvで被覆したものであるため、
テキスタイルのようなしなやかさもなく、かつ表面に凹
凸があることとも相まって、ビードエーペックスeの形
状に沿わせにくく、また、密着もしにくい。 ビードエーペックスe自体、硬質のゴム配合が要求さ
れるため、加硫前においても形状が変化しにくく、粘着
力も弱いことから、加硫成形の後、数時間経過すると、
粘着していたカーカスプライpが該ビードエーペックス
eから離間しやすい。 等の理由から、どうしても前記空気残留部iが発生して
しまい、なかには、多量の残留空気が存在するタイヤも
確認できた。
ビードエーペックスのボリュームを小さくしながらも、
ビード部の耐久性を確実に確保しうる重荷重用ラジアル
タイヤ及びその製造方法の提供を目的としている。
ビード部のビードコアから半径方向外方にのびるビード
エーペックスと、トレッド部からサイドウォール部をへ
てビードエーペックスのタイヤ軸方向内側を通りビード
コアに至る本体部に、ビードエーペックスのタイヤ軸方
向外側を通る巻上げ部を連設したラジアル配列のカーカ
スプライを用いたカーカスと、トレッド部の内部かつカ
ーカスの外側に配されるベルト層とを具えるとともに、
前記巻上げ部は、前記ビードエーペックスの先端を越え
て延在し前記本体部と近接してのびる延長部を有し、か
つ前記ビードエーペックスのタイヤ軸方向内側面と本体
部との間、又は前記ビードエーペックスのタイヤ軸方向
外側面と前記巻上げ部との間に配されるプライ・エーペ
ックス間補強ゴム層と、前記本体部と巻上げ部の延長部
との間に配されるプライ間補強ゴム層とを設けてなる重
荷重用ラジアルタイヤである。
エーペックス間補強ゴム層が、ビードコアとカーカスプ
ライとの間を起点として半径方向外方に延在し、かつそ
の厚さTaを0.5〜1.0mmとしたことを特徴として
いる。
補強ゴム層が、ビードエーペックスの先端近傍を起点と
して半径方向外方に延在し、かつその厚さTbを1.0
〜2.0mmとしたことを特徴としている。
エーペックス間補強ゴム層と前記プライ間補強ゴム層と
が、連続体として形成されるとともに、プライ・エーペ
ックス間補強ゴム層を、ビードエーペックスのタイヤ軸
方向内側面又は外側面のいずれか一方に設けたことを特
徴としている。
外周にビードエーペックスを一体に設けたビードリング
を、成形ドラムに巻装されたカーカスプライを囲んで配
し、かつカーカスプライ上に、ビードリングの内周面側
に一端を位置させるとともにビードリングのタイヤ軸方
向外側面長さ又は内側面長さよりも15〜25mm程度大
きい巾の主部を有する補強ゴムシートを配したのち、カ
ーカスプライを巻上げることにより、前記補強ゴムシー
トにより、カーカスプライとビードエーペックスとの間
のプライ・エーペックス間補強ゴム層と、カーカスプラ
イの本体部と巻上げ部の延長部との間のプライ間補強ゴ
ム層とを形成することを特徴とする重荷重用ラジアルタ
イヤの製造方法である。
図面に基づき説明する。図において重荷重用ラジアルタ
イヤ1は、例えば15度テーパ付きのリムに装着される
トラック、バス用チューブレスタイヤであって、トレッ
ド部2と、その両端から半径方向内方に向かってのびる
サイドウォール部3、3と、これらのサイドウォール部
3、3の半径方向内方にそれぞれ位置する一対のビード
部4、4とを有する中空のトロイド状をなす。
ード部4に配されるビードコア5から半径方向外方にの
びるビードエーペックス8と、前記トレッド部2からサ
イドウォール部3をへてビードエーペックス8のタイヤ
軸方向内側を通りビードコア5に至る本体部6aに、ビ
ードエーペックス8のタイヤ軸方向外側を通る巻上げ部
6bを連設したラジアル配列の本例では1枚のカーカス
プライ6Aを用いたカーカス6と、トレッド部2の内部
かつカーカス6の外側に配されるベルト層7とを具える
とともに、前記巻上げ部6bは、前記ビードエーペック
ス8の先端8Aを越えて延在し前記本体部6aと近接し
てのびる延長部10を有する。なお、前記カーカスプラ
イ6Aの外側に、単数枚又は複数枚のカーカスプライを
重ね合わせてもよい。
ードエーペックス8のタイヤ軸方向内側面8aと前記本
体部6aとの間、又はビードエーペックス8のタイヤ軸
方向外側面8bと前記巻上げ部6bとの間、本例では、
該内側面8aと本体部6aとの間にのみ配されるプライ
・エーペックス間補強ゴム層11と、前記本体部6aと
巻上げ部6bの前記延長部10との間に配されるプライ
間補強ゴム層12とが設けられ、本例では、該プライ・
エーペックス間補強ゴム層11とプライ間補強ゴム層1
2とは、連続体13として形成され一体の補強ゴム層A
をなす。
ン、芳香族ポリアミドなどの有機繊維、又はスチールコ
ードをタイヤ赤道Cに対して10〜40度の角度で傾け
て配した複数枚、本例では3枚のベルトプライからな
る。
度が50〜65度の硬質ゴムからなるとともに、断面略
三角形状を呈する。
タイヤ赤道Cに対して85〜90°の角度でラジアル配
列されかつスチールからなるカーカスコードを、トッピ
ングゴムで被覆してなる。なお、該トッピングゴムは、
良好な粘着性、耐セパレーション、低発熱性が要求さ
れ、例えばNR、IRを主体としてSBR、BR等がブ
レンドされる。
の外周にビードエーペックス8を一体に設けたビードリ
ング14を、成形ドラムに巻装されたカーカスプライ6
Aを囲んで配し、かつカーカスプライ6A上に、ビード
リング14の内周面側かつタイヤ軸方向内側に一端を位
置させるとともにビードリング14のタイヤ軸方向内側
面長さL1よりも15〜25mm程度大きい巾L2の主部
16を有する補強ゴムシート15を貼付けて配したの
ち、カーカスプライ6Aを巻上げしかも他のタイヤ構成
部材を取付けて加硫することにより、前記補強ゴムシー
ト15により、前記プライ・エーペックス間補強ゴム層
11と、前記プライ間補強ゴム層12との連続体13で
ある前記補強ゴム層Aが形成される。
内側面長さL1」とは、本例では、ビードコア5の半径
方向内端からビードエーペックス8の先端8Aまで該ビ
ードコア5、ビードエーペックス8のタイヤ軸方向内側
面に沿って測定した長さとして定義する。
ム時において、加硫前の前記ビードエーペックス8、カ
ーカスプライ6Aの前記トッピングゴムとの良好な粘着
性が要求され、例えば該トッピングゴムと類似のゴム配
合が好ましい。
ライ6Aを巻上げると、前記補強ゴムシート15の表面
がスムーズで粘着力も高く、しかもビードエーペックス
8の下方、つまり本例ではビードコア5のタイヤ軸方向
内側面下端部近傍から上に順次、該補強ゴムシート15
がビードエーペックス8、巻上げ部6bに接着するた
め、空気が半径方向外方に押出されて排出され、補強ゴ
ムシート15は該ビードエーペックス8、巻上げ部6b
に良く密着し、ビードエーペックス8の先端8A上方に
おける空気の残留を効果的に防止できる。
な粘着性を具えるため、この補強ゴムシート15の両面
双方の接着部分での空気の残留を低減でき、前記本体部
6aと巻上げ部6bとの間の接着力を強化し、巻上げ部
6bが前記本体部6aと近接する前記延長部10を有す
ることと相まって、タイヤ走行中の撓みに起因した剪断
力によるプライ間剥離を防止しうる。
部10」とは、本体部6aと延長部10との間隔が0〜
2.0mm程度であることを言い、前記プライ間補強ゴム
層12の半径方向外方で実質的に本体部6aに接する、
即ち該間隔が0〜1.0mmである当接部分10Aを有す
る。該当接部分10Aは、本体部6aに密着又は接着し
ていてもよいが、この当接部分10Aを含む前記プライ
間補強ゴム層12の半径方向外方にビードエーペックス
8とはゴム硬度を違えたクッションゴムを介在させるこ
とにより、前記プライ間剥離の防止効果を更に高めう
る。
半径方向内端部分、つまり前記プライ・エーペックス間
補強ゴム層11の半径方向内端部分に、カーカスプライ
6Aとビードコア5とに挟着される内側延長部19を形
成しているため、カーカス6を巻上げた際の補強ゴムシ
ート15の位置ズレを防ぎうるとともに、完成タイヤに
おいて、補強ゴム層Aのプライ・エーペックス間補強ゴ
ム層11の移動及びそれに起因した破損を阻止しうる。
加えて、前記ビードコア5の半径方向内面に配される補
強ゴムシートを該主部16と一体又は別体に設けても良
く、更に、ビードエーペックス8のタイヤ軸方向外側面
8bと前記巻上げ部6aとの間に配されるプライ・エー
ペックス間補強ゴム層を、前記補強ゴムシート15と一
体又は別体の補強ゴムシートを用いて形成することも出
来る。
エーペックス8のタイヤ軸方向外側面8bと前記巻上げ
部6bとの間のみにプライ・エーペックス間補強ゴム層
11を配し、該プライ・エーペックス間補強ゴム層11
に、前記本体部6aと巻上げ部6bの前記延長部10と
の間に配されたプライ間補強ゴム層12を一体に設けた
連続体13とした補強ゴム層Aとしてもよく、又、プラ
イ・エーペックス間補強ゴム層11とプライ間補強ゴム
層12とを別体としてもよい。
く、ビードリング14のタイヤ軸方向内周面長さL3よ
りも15〜25mm程度大きい巾L2の主部16を有する
補強ゴムシート15を、その一端をビードリング14の
内周面側かつタイヤ軸方向外側に位置させて成形ドラム
に巻装されたカーカスプライ6A上に貼付け、しかる
後、カーカスプライ6Aを巻上げることにより、該補強
ゴムシート15により形成される。
おいて、前記プライ・エーペックス間補強ゴム層11
は、ビードコア5とカーカスプライ6Aとの間を起点と
して半径方向外方に延在し、かつその厚さTa(カーカ
スプライ6Aとビードエーペックス8との間での測定
値)を0.5mm以上かつ1.0mm以下とするとともに、
前記プライ間補強ゴム層12は、ビードエーペックス8
の先端近傍を起点として半径方向外方に延在し、かつそ
の厚さTb(ビードエーペックス8の先端8Aから半径
方向に5〜15mm外方の外方点Bでの測定値)を1.0
mm以上かつ2.0mmとするのが好ましい。
も小さいと、プライ・エーペックス間補強ゴム層11、
プライ間補強ゴム層12の厚さが過小となり、十分な空
気排出効果が得られにくく、かつ該ゴム層11、12の
耐久性を低下させがちとなる一方、規制値よりも大きい
と、巻上げ部6bに大きな段差が生じ、歪の集中による
破損が発生しやすい。
層11とプライ間補強ゴム層12とを連続体13として
いるため、成形性が良く、かつ耐久性を高めうるが、本
発明は、別体のものを除外するものではない。
1、2に示す構成を有するタイヤについて表1の仕様に
より試作する(実施例1〜6)とともに、その性能をテ
ストした。なお図7、図8の構成を有するタイヤ(比較
例1、2)についても併せてテストを行い性能を比較し
た。なお実施例、比較例とも、カーカスは、スチールコ
ードを85〜90°(対タイヤ赤道)の角度で配列した
1枚のカーカスプライからなり、かつベルト層は、スチ
ールコードを内から外へ50°/18°/18°/18
°(対タイヤ赤道)の角度で配列した4枚のベルトプラ
イからなる。
つ8.44kgf/cm2の内圧と規格最大荷重の2.0倍
の荷重を加え、ドラム試験機を用いて20km/hの速度
のもとで走行テストを実施するとともに、カーカスの巻
上げ部に剥離が発生するまでの時間を、実施例1を10
0とする指数で表示した。数値が大きいほど良好である
ことを示す。 (ii)タイヤ重量 各テストタイヤの重量を、実施例1を100とする指数
で表示した。数値が大きいほど重いことを示す。テスト
結果を表1に示す。
比べて、タイヤ重量をほとんど増すことなく、耐久性を
高め得たことを確認出来た。
イヤは、前記構成を具えることにより、ビードエーペッ
クスのボリュームを小さくしながらも、カーカスの巻上
げ部に生じがちであった剥離を防止でき、ビード部の耐
久性を高めうる。
断面図である。
を拡大断面図である。
ある。
ある。
面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】ビード部のビードコアから半径方向外方に
のびるビードエーペックスと、トレッド部からサイドウ
ォール部をへてビードエーペックスのタイヤ軸方向内側
を通りビードコアに至る本体部に、ビードエーペックス
のタイヤ軸方向外側を通る巻上げ部を連設したラジアル
配列のカーカスプライを用いたカーカスと、トレッド部
の内部かつカーカスの外側に配されるベルト層とを具え
るとともに、 前記巻上げ部は、前記ビードエーペックスの先端を越え
て延在し前記本体部と近接してのびる延長部を有し、 かつ前記ビードエーペックスのタイヤ軸方向内側面と本
体部との間、又は前記ビードエーペックスのタイヤ軸方
向外側面と前記巻上げ部との間に配されるプライ・エー
ペックス間補強ゴム層と、前記本体部と巻上げ部の延長
部との間に配されるプライ間補強ゴム層とを設けてなる
重荷重用ラジアルタイヤ。 - 【請求項2】前記プライ・エーペックス間補強ゴム層
は、ビードコアとカーカスプライとの間を起点として半
径方向外方に延在し、かつその厚さTaが0.5〜1.
0mmであることを特徴とする請求項1記載の重荷重用ラ
ジアルタイヤ。 - 【請求項3】前記プライ間補強ゴム層は、ビードエーペ
ックスの先端近傍を起点として半径方向外方に延在し、
かつその厚さTbが1.0〜2.0mmであることを特徴
とする請求項1記載の重荷重用ラジアルタイヤ。 - 【請求項4】前記プライ・エーペックス間補強ゴム層と
前記プライ間補強ゴム層とは、連続体として形成される
とともに、プライ・エーペックス間補強ゴム層は、ビー
ドエーペックスのタイヤ軸方向内側面又は外側面のいず
れか一方に設けられたことを特徴とする請求項1、2又
は3記載の重荷重用ラジアルタイヤ。 - 【請求項5】ビードコアの外周にビードエーペックスを
一体に設けたビードリングを、成形ドラムに巻装された
カーカスプライを囲んで配し、 かつカーカスプライ上に、ビードリングの内周面側に一
端を位置させるとともにビードリングのタイヤ軸方向外
側面長さ又は内側面長さよりも15〜25mm程度大きい
巾の主部を有する補強ゴムシートを配したのち、カーカ
スプライを巻上げることにより、前記補強ゴムシートに
より、カーカスプライとビードエーペックスとの間のプ
ライ・エーペックス間補強ゴム層と、カーカスプライの
本体部と巻上げ部の延長部との間のプライ間補強ゴム層
とを形成することを特徴とする重荷重用ラジアルタイヤ
の製造方法。
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JP (1) | JP3708676B2 (ja) |
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