JPH10315311A - キャリアテープの製造方法 - Google Patents
キャリアテープの製造方法Info
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- JPH10315311A JPH10315311A JP9123885A JP12388597A JPH10315311A JP H10315311 A JPH10315311 A JP H10315311A JP 9123885 A JP9123885 A JP 9123885A JP 12388597 A JP12388597 A JP 12388597A JP H10315311 A JPH10315311 A JP H10315311A
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
リアテープを、圧空成形により安定的に製造する方法を
提供する。 【解決手段】一定幅にスリットされた熱可塑性樹脂シー
ト11を、複数の開口部を有する加熱器12に所定の長さご
とに間欠的に供給して、熱可塑性樹脂シートの凹部形成
領域のみを輻射熱により加熱軟化させた後、圧空成形用
金型13内に導入し、ここで複数の凹部2を同時に圧空成
形し、得られたシートを凹部の成形と同期する打抜き金
型14において複数のスプロケット孔と検査孔とを同時に
打ち抜く。
Description
をした電子部品や精密部品などを多数収納して、保管ま
たは搬送に供したり、実装機で円滑に出し入れさせたり
するのに有用なキャリアテープを、高品質で安定的に製
造する方法に関するものである。
すように、キャリアテープ1の流れ方向に部品収納用の
凹部(以下、単に凹部とする)2とキャリアテープ移送
用のスプロケット孔3とが多数連設され、各凹部2の底
部に検査孔4を備えた形状をしている。
な、所定の幅にスリットした熱可塑性樹脂シート41を、
移送器45の作用で間欠的に繰り出して加熱器42に導入
し、そこで輻射熱により加熱軟化させ、プレス成形用金
型43でプレス成形して凹部2を形成し、打ち抜き金型44
でスプロケット孔3を穿孔し、製品巻き取りリール46に
巻き取る、プレス成形による方法か、2)図5に示すよ
うに、同様の熱可塑性樹脂シート51を一定の速度で繰り
出して、加熱ロール52で加熱軟化させた後、真空成形用
ロール53で真空成形により凹部2を成形し、打ち抜き金
型54でスプロケット孔3を穿孔し、製品巻き取りリール
56に巻き取る、真空成形による方法で行われていた。
よる方法では、加熱された熱可塑性樹脂シートをプレス
成形用金型43の上型と下型に挟み込んで、底部が複雑な
形状をした凹部2に成形するため、金型43のコストが高
くなるほか、熱可塑性樹脂シートの先頭部分が金型43内
で冷却してしまって、凹部2を成形するときに熱可塑性
樹脂シートの延伸が悪く、成形不良をおこすことがあっ
た。また真空成形による方法では、凹部2の成形の際に
真空圧力の不足や真空孔の詰まりによる成形不良をおこ
すことがあった。
決するもので、底部が複雑な形状をしている凹部を備え
たキャリアテープを、圧空成形により安定的に製造する
方法を提供するにある。
の製造方法は、底部に検査孔を備えた部品収納用の凹部
と移送用のスプロケット孔とが流れ方向に多数連設され
ているキャリアテープの製造に際し、一定幅にスリット
された熱可塑性樹脂シートを、複数の開口部を有する加
熱器に所定の長さごとに間欠的に供給して、熱可塑性樹
脂シートの凹部形成領域のみを輻射熱により加熱軟化さ
せた後、圧空成形用金型内に導入し、ここで複数の凹部
を同時に圧空成形し、得られたシートを凹部の成形と同
期する打抜き金型において複数のスプロケット孔と検査
孔とを同時に打ち抜くことを特徴とする。
を、空気注入口を備えた上型と複数の凹部形成用金型を
備えた下型とからなる圧空成形用金型内に導き、圧空成
形用金型の加熱器側の側壁における挟み代が、各凹部形
成用金型の境界壁の厚さの1/2以下の幅である、上下
の型間に挟み込んで、1〜3kg/cm2の空気を上型に注入
して行うこと、また下型として、直径 0.3〜 0.5mmのエ
アー抜き孔を備え、10〜40℃の冷却水が循環するものを
用いるのが好ましい。
及び図3に基づいて説明する。図2は製造工程の概略を
示す説明図、図3(a)、(b)はそれぞれ加熱器で使
用される熱遮蔽板の平面図及び圧空成形用金型の正面説
明図である。
〜 0.2mmの、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリスチ
レン、ポリカーボネートなどの熱可塑性樹脂シートで、
移送器15の作用で所定の長さごとに間欠的に繰り出され
て、複数の開口部を有する加熱器12に導入される。この
加熱器12には、熱可塑性樹脂シート11の通過領域上に、
図3(a)に示すような、複数の開口部21を有する熱遮
蔽板22が設けられているので、熱可塑性樹脂シート11は
上方のヒーター(図示せず)により輻射加熱されて、凹
部形成領域のみが加熱軟化される。
に図3(b)に示すような、空気注入口31を備えた上型
32と複数の凹部形成用金型33を備えた下型34とからなる
圧空成形用金型13に導入され、そこで圧空成形により同
時に複数の凹部2が形成される。この際、上記熱可塑性
樹脂シートは、圧空成形用金型13の加熱器側の側壁35に
おける挟み代bが、各凹部形成用金型33の境界壁36の厚
さaの1/2以下の幅で、上型32と下型34の間に挟み込
まれ、上型32の空気注入口31から注入される1〜3kg/c
m2の加圧空気によって凹部形成用金型33に押し付けられ
て凹部2が形成される。
以下の幅(a/2≧b)であれば、成形ショットごと
に、次の成形の先頭部分の熱可塑性樹脂シートが金型で
冷却されることがないので、先頭部分の熱可塑性樹脂シ
ートを十分に延伸することができるが、bがa/2より
も大きいと、次の成形の先頭部分が冷却されて成形不良
となる。
ー抜き孔37と、10〜40℃の冷却水の循環通路38を備えた
ものを用いることによって、圧空成形時の熱可塑性樹脂
シートと下型の間のエアー溜りを防止し、複雑なエンボ
ス形状への密着性を向上させると共に、圧空により凹部
2を形成した熱可塑性樹脂シートを、瞬間的に冷却さ
せ、余熱による凹部2の変形を防止することができる。
打抜き金型14において複数のスプロケット孔3と検査孔
4とが同時に打ち抜かれ、製品巻き取りリール16に巻き
取られる。
造方法では、真空成形の真空圧よりも強いエアー圧力で
圧空成形されるので、下型の形状に対応した複雑な形状
の底部を有する凹部の成形を容易に行うことができる。
加熱軟化状態にある熱可塑性樹脂シートによって、同時
に成形される複数個の凹部の先頭部分が金型内で冷却さ
れることがなく、下型は一定の温度に保たれているの
で、安定して成形することができる。
ート:サーモシートEC(電気化学工業製、商品名)を
導き、加熱器で軟化温度以上に加熱した後、圧空成形用
金型にて2kg/cm2のエアーを流して、幅が32mmで凹部の
ピッチが24mmの、底部に半導体のリードを保護するため
の突状のリブを有するキャリアテープを圧空成形した。
なお、この際、凹部の底面寸法を□20mm、圧空成形用金
型の加熱器側の側壁における挟み代を 1.2mm、各凹部形
成用金型の境界壁の厚さを3mm、エアー抜き孔を 0.4m
m、冷却水の温度を20℃として行った。
れば、底部が複雑な形状をしている凹部の成形を、容易
かつ安定して行うことができる。また圧空成形用の金型
が、プレス成形の場合と異なり、上型と下型の両方に凹
部の底面の複雑な形状を彫り込む必要がなく、下型だけ
で済むので安価になる。
の斜視図である。
である。
器で使用される熱遮蔽板の平面図及び圧空成形用金型の
正面説明図である。
である。
ある。
用の凹部(凹部)、3…スプロケット孔、
4…検査孔、11、41、51…熱可塑性樹脂シート、
12、42…加熱器、13…圧空成形用金型、
14、44、54…打ち抜き金型、15、45…移送
器、 16、46、56…製品巻き取り
リール、21…開口部、 22…
熱遮蔽板、31…空気注入口、 32
…上型、33…凹部形成用金型、 34…
下型、35…側壁、 36…境
界壁、37…エアー抜き孔、 38…冷
却水の循環通路、43…プレス成形用金型、
52…加熱ロール、53…真空成形用ロール。
Claims (3)
- 【請求項1】底部に検査孔を備えた部品収納用の凹部と
移送用のスプロケット孔とが流れ方向に多数連設されて
いるキャリアテープの製造に際し、一定幅にスリットさ
れた熱可塑性樹脂シートを、複数の開口部を有する加熱
器に所定の長さごとに間欠的に供給して、熱可塑性樹脂
シートの凹部形成領域のみを輻射熱により加熱軟化させ
た後、圧空成形用金型内に導入し、ここで複数の凹部を
同時に圧空成形し、得られたシートを凹部の成形と同期
する打抜き金型において複数のスプロケット孔と検査孔
とを同時に打ち抜くことを特徴とするキャリアテープの
製造方法。 - 【請求項2】圧空成形が、加熱軟化されたシートを、空
気注入口を備えた上型と複数の凹部形成用金型を備えた
下型とからなる圧空成形用金型内に導き、圧空成形用金
型の加熱器側の側壁における挟み代が、各凹部形成用金
型の境界壁の厚さの1/2以下の幅である、上下の型間
に挟み込んで、1〜3kg/cm2の空気を上型に注入して行
われる、請求項1記載のキャリアテープの製造方法。 - 【請求項3】圧空成形が、直径 0.3〜 0.5mmのエアー抜
き孔を備え、10〜40℃の冷却水が循環する下型を用いて
行われる、請求項1または2記載のキャリアテープの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12388597A JP3698518B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | キャリアテープの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12388597A JP3698518B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | キャリアテープの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10315311A true JPH10315311A (ja) | 1998-12-02 |
JP3698518B2 JP3698518B2 (ja) | 2005-09-21 |
Family
ID=14871783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12388597A Expired - Fee Related JP3698518B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | キャリアテープの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3698518B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003095211A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-04-03 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | エンボスキャリアテープ、その製造方法及び製造装置 |
EP1332865A1 (en) * | 2002-01-31 | 2003-08-06 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method for producing biochemical analysis unit |
CN114684644A (zh) * | 2022-03-24 | 2022-07-01 | 邢台朝阳机械制造有限公司 | 一种全自动蓝牙分切机 |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP12388597A patent/JP3698518B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114684644A (zh) * | 2022-03-24 | 2022-07-01 | 邢台朝阳机械制造有限公司 | 一种全自动蓝牙分切机 |
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---|---|
JP3698518B2 (ja) | 2005-09-21 |
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