JPH10314658A - 粉体塗装方法、および電機子コアの製造方法 - Google Patents

粉体塗装方法、および電機子コアの製造方法

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JPH10314658A
JPH10314658A JP13196997A JP13196997A JPH10314658A JP H10314658 A JPH10314658 A JP H10314658A JP 13196997 A JP13196997 A JP 13196997A JP 13196997 A JP13196997 A JP 13196997A JP H10314658 A JPH10314658 A JP H10314658A
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armature core
powder coating
work
powder
core
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JP13196997A
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English (en)
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Riyuusuke Azuma
隆祐 東
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Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークに対して薄い塗膜を安定して形成する
ことのできる粉体塗装方法、およびそれを用いた電機子
コアの製造方法を提供すること。 【解決手段】 粉体塗装装置100では、電機子コア1
(ワークW)に予熱を加えた後、電機子コア1に向け
て、帯電した粉体塗料Rを上方位置から吹き下ろす。こ
のため、粉体塗料Rは電機子コア1の周辺で漂うことな
く、常に下方に向けて流れるので、電機子コア1の周辺
で気流の乱れがない。従って、電機子コア1周辺での粉
体塗料Rの密度は安定し、粉体塗料Rは、電機子コア1
に対して表裏関係なく均一に付着する。また、電機子コ
ア1を加熱して、粉体塗料Rを溶融させる際に、予熱を
行ってあるため、温度むらが発生せず、かつ、急激な温
度上昇がないので、塗膜にピンホールが発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークを樹脂で被
覆するための粉体塗装方法、およびこの方法を用いて両
面および側端面に塗装が施された平板状の電機子コアを
製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モータのステータコアあるいはロータコ
アといった電機子コアを製造する際には、鉄板などをプ
レスで打ち抜いて複数の突極を放射状に有するコア板を
形成し、このコア板を複数枚一体に積層したものに対し
てコイルが巻かれる。ここで、コイルと電機子コアとの
絶縁を確保するためには、コイルを巻く前に電機子コア
に粉体塗装などの方法で絶縁性の塗膜を形成しておく。
【0003】このような絶縁性の塗膜を粉体塗装で形成
するにあたっては、従来、図7に示す粉体塗装装置40
0が用いられている。この図に示す粉体塗装装置400
は、いわゆる静電流動浸漬タイプの粉体塗装装置であ
り、流動槽401のポーラスプレート402上には平均
粒径が80〜150μmの粉体塗料403が貯留されて
おり、ポーラスプレート402上の粉体塗料403に対
して乾燥空気404を送ることによって粉体塗料403
を噴き上げるようになっている。また、流動槽401の
上方位置にはダクト405が配置され、舞い上がった余
分な粉体塗料403をダクト405で吸引して回収する
ようになっている。ここで、乾燥空気404は静電気発
生装置(図示せず。)を通過してから流動槽401に送
られるので、舞い上がった余分な粉体塗料403は帯電
しているのに対して、電機子コア1(ワーク)はグラン
ド電位とされ、かつ、予備加熱もされずに常温のままで
ある。このようにして、霧状に噴き上げられた粉体塗料
403を電機子コア1の両面および側端面に付着させた
後に加熱および冷却を行い、粉体塗料403を溶融、硬
化させれば、電機子コア1の両面および側端面を絶縁性
の樹脂で覆うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】モータを小型化・高性
能化するためには、所定の絶縁性能を得ながらコイル巻
き数をできるだけ多く取らなければならないため、電機
子コア1を絶縁被覆する樹脂層を薄く形成することにな
る。しかし、従来の粉体塗装方法では、電機子コア1を
加熱し粉体塗料403を溶融させる際の温度むらなどに
起因して、電機子コア1の傘部などにピンホールが発生
しやすいなど、薄い塗膜を安定して形成することができ
ないという問題点がある。このようなピンホールは、電
機子コア1をモータに組み込んだときにマグネットとの
ギャップを過度に狭めたり、コイルを巻回したときにピ
ンホールが潰れ、絶縁不良の原因となる。
【0005】また、従来の粉体塗装方法では、電機子コ
ア1に向けて粉体塗料403を霧状にして噴き上げるの
で、噴き上がった粉体塗料403は、ダクトで吸引され
ているものの、電機子コア1の周囲で一部が漂うことに
なる。このため、わずかな気流の乱れがあってもその影
響を受け、電機子コア1周辺で粉体塗料403の密度が
変動しやすい。その結果、電機子コア1の表面と裏面と
の間では膜厚がばらつくので、耐電圧や絶縁性を確保す
るには理論的に20μmで十分であるものを、実際には
膜厚を200±50μmと必要以上に厚めに設定しなけ
ればならない。また、電機子コア1がダクト1の吸引中
心位置からわずかでもずれると、そのずれはそのまま電
機子コア1の表面と裏面との間での膜厚のばらつきとな
るため、この点からいっても膜厚を必要以上に厚めに設
定しなければならない。しかも、厚めの塗装に合うよう
に、従来は、平均粒径が80〜150μmで最大粒径が
300μmと大きめの粉体塗料403を用いているが、
このような粒径が大きな粉体塗料403を用いると、薄
い塗膜を安定して形成しにくいという問題点もある。
【0006】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
平板状の電機子コアなどのワークに対して薄い塗膜を安
定して形成することのできる粉体塗装方法、およびそれ
を用いた電機子コアの製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る粉体塗装方法では、平板状の電機子コ
アなどのワークに対して塗膜を形成する際には、ワーク
に予熱を加えた後、該ワークに向けて帯電した粉体塗料
を吹きつけることによりワークに粉体塗料を付着させ、
しかる後に、ワークに付着した粉体塗料を加熱、溶融さ
せ、この溶融した塗料を硬化させることを特徴とする。
【0008】このように塗装前のワークに予熱を加えて
おくと、ワークに粉体塗料を付着させ後、加熱して粉体
塗料を溶融させる際に、温度むらが発生せず、かつ、急
激な温度上昇がない。それ故、樹脂の発泡などに起因す
るピンホールが発生しない。また、ワークに予熱を加え
ておくと、ワーク周辺の相対湿度が低下するので、粉体
塗料がワークに均一に付着するという利点もある。よっ
て、ワークに対して薄い塗膜を安定して形成することが
できる。
【0009】本発明において、ワークに粉体塗料を付着
させるにあたっては、当該ワークを水平軸線周りに回転
させ、回転しているワークに向けてその上方位置から下
方に向けて帯電した粉体塗料を吹きつけることが好まし
い。このように、ワークに対して粉体塗料を噴き上げる
のではなく、上方位置からワークに向けて、帯電した粉
体塗料を吹き下ろすと、粉体塗料はワークの周辺で漂う
ことなく、常に下方に向けて流れている。従って、ワー
クの周辺で気流の乱れがないので、ワーク周辺での粉体
塗料の密度は安定している。また、ワークは水平軸線周
りに回転している。それ故、粉体塗料は、ワークに対し
て表裏関係なく均一に付着するので、膜厚を必要以上に
厚めに設定する必要がない。よって、ワークには薄い塗
膜であっても均一に形成できる。
【0010】このような粉体塗装方法は、ワークとして
電機子コアを用いることにより、表面に粉体塗装が施さ
れた電機子コアを製造するのに適している。この場合に
は、塗装前の電機子コアを両面側からその中央部分を挟
むように保持して該電機子コアを水平軸線周りに回転さ
せながら当該電機子コアに予熱を加え、しかる後に、該
ワークに向けて帯電した粉体塗料を吹きつけることによ
りワークに粉体塗料を付着させることが好ましい。
【0011】本発明では、前記粉体塗料として、平均粒
径が25〜45μmで最大粒径が150μm以下の熱硬
化性エポキシ樹脂を用いることが好ましい。すなわち、
本発明では、ワークには薄い塗膜であっても均一に形成
できるので、膜厚が薄くてよい分、粒径が小さい粉体塗
料を使用できる。従って、塗装条件を制御しやすいの
で、この点からも、ワークに薄い塗膜を均一に形成でき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明の実施の
形態を説明する。
【0013】[粉体塗装装置の構成]図1は本発明の粉
体塗装装置の全体構成図である。
【0014】図1において、本形態の粉体塗装装置10
0は、ワーク投入部11からワーク取出部12に向かっ
て、予備加熱部10、塗装部20、成形部30、硬化部
40、冷却部50がこの順に構成されている。ワーク投
入部11からワーク取出部12までは、スクリューコン
ベア装置の2本の搬送用スクリュー13が通っている。
【0015】予備加熱部10は、搬送用スクリュー13
で搬送されていく塗装前のワークWに予熱を加えるため
のものであり、そこには高周波加熱装置14が配置され
ている。加熱装置としては、熱風や赤外線(遠赤外線、
近赤外線)などを利用したものであってもよい。
【0016】塗装部20は、そこを通過するワークWに
粉体塗料Rを付着させるためのものであり、ハウジング
(図示せず。)で囲まれた塗装室22になっている。粉
体塗料Rとしては、エポキシ系、ポリエステル樹脂、ア
クリル樹脂等が使用可能である。
【0017】塗装部20には、搬送用スクリュー13で
搬送されていくワークWに向けてその上方位置から、帯
電した粉体塗料Rを霧状に吹き下ろす塗料吹き出し装置
60が配置されている。この塗料吹き出し装置60に対
しては粉体定量供給装置70から粉体供給経路71を介
して粉体塗料Rが定量的に供給されるようになってい
る。ここで、ワークWはグランド電位とされているた
め、帯電した霧状の粉体塗料Rは、ワークWに付着する
ことになる。
【0018】成形部30は、塗装部20を通過してきた
ワークWに付着している余分な粉体塗料Rを除去して成
形するためのエリアであり、そこには余分な粉体塗料R
を払い落とすためのブラシ(図示せず。)などが配置さ
れている。
【0019】硬化部40は、成形部30で余分な粉体塗
料Rを払い落とされた後のワークWを粉体塗料Rのゲル
化温度以上にまで加熱し、それを溶融させるためのエリ
アであり、そこには高周波加熱装置41が構成されてい
る。加熱装置としては、熱風や赤外線(遠赤外線、近赤
外線)などを利用したものであってもよい。
【0020】冷却部50は、硬化部40で溶融した樹脂
を冷却して硬化させるためのエリアであり、冷却ファン
51が構成されている。
【0021】また、本形態の粉体塗装装置100では、
塗装部20および成形部30から粉体塗料Rを回収して
その一部を再利用するための粉体回収部80が構成され
ている。これに対して、硬化部40および冷却部50で
回収される粉体は、それまでに加熱され硬化した廃棄粉
Qであるため、再利用せずに廃棄するようになってい
る。
【0022】粉体回収部80には、塗装部20に配置さ
れているダクト26を介して塗装部20から余分な粉体
塗料Rを回収するための回収経路81と、成形部30に
配置されているダクト36を介して成形部30から余分
な粉体塗料Rを回収するための回収経路82と、これら
の経路を経て回収されてきた粉体塗料Rを回収機83に
送るための共通経路84とが構成されている。回収機8
3は吸引装置87を内蔵しており、この吸引装置87
は、ダクト26、36、回収経路81、82、および共
通経路84を介して空気とともに、粉体塗料Rを回収機
83内に吸引する。そこに吸引された粉体塗料Rと空気
や異物は、回収機83内で比重によって分離され、粉体
塗料Rの方は回収機83から落下して回収容器88に回
収粉として回収される。一方、粉体塗料Rと分離された
空気および異物のうち、フィルタ86を通過したものは
ダクト85から排出される。
【0023】このようにして粉体塗料Rを回収するにあ
たって、成形部30ではワークWから払い落とされた粉
体塗料RをワークWの搬送経路の下方位置(搬送用スク
リュー13の下方位置)でダクト36によって吸引する
点は、従来からあるものと同一である。
【0024】これに対して、塗装部20では、塗料吹き
出し装置60が搬送用スクリュー13で搬送されていく
ワークWに向けてその上方位置から粉体塗料Rを吹き付
けるので、塗装部20に配置されているダクト81も、
ワークWの搬送経路の下方位置(搬送用スクリュー13
の下方位置)で塗料吹き出し装置60の塗料吹き出し口
61に対峙するように配置されている。
【0025】[電機子コアの製造方法]図1に示すよう
に構成した粉体塗装装置100を用いてワークWに塗装
を施す場合の一例として、両面および側端面に塗装が施
された平板状の電機子コアの製造方法を、図2および図
3を参照して説明する。
【0026】図2はモータのステータコアとして使用さ
れる電機子コア(積層コア)の斜視図、図3は、図1に
示す粉体塗装装置内で電機子コアを搬送用スクリューに
よって流すために電機子コアをコアチャックで保持した
状態を示す正面図である。
【0027】図2に示すように、電機子コア1は、鉄板
(金属板)などをプレスで打ち抜いて複数の突極3を放
射状に有するコア板2を形成し、このコア板2を加締な
どの方法で複数枚一体に積層したもの(コア積層体)か
ら構成されている。各突極3にコイル(図示せず。)が
巻かれる。コイルと電機子コア1との絶縁を確保するた
めには、コイルを巻く前に電機子コア1の両面(表面1
01、裏面102)、および側端面103に絶縁性の塗
膜4を形成しておく。なお、コイルが巻かれるのは突極
3の部分であるため、電機子コア1の中央穴104の内
周面や内周縁105などは塗膜4で覆う必要がなく、そ
の内側に軸受を配置することからすれば、中央穴104
の内周面や内周縁105などには塗膜4が付着すること
を避ける必要がある。
【0028】なお、電機子コア1に塗装を施す前には、
湿式バレル、乾式バレル、ショットブラスト等により表
面処理を行い、コア積層体の表面を適度の粗さに粗して
おくことがある。この表面処理は、研磨材を使用して行
うこともある。例えば、合成樹脂マトリックス中に研磨
材を分散させた研磨メディアを用い、乾式バレルで表面
処理を行う。研磨材としては、ケイ石、金剛砂、剛球、
酸化クロム粉末等の研磨材、あるいは、砂やガラス等の
ブラスト粒子を用いることができる。この表面処理は、
プレスで打ち抜いてコア板2を形成するのに用いた鉄板
に対して予め行っておくこともある。このようにして電
機子コア1の表面に凹凸を形成したら、電機子コア1を
洗浄し、プレス時に塗布された防錆油を洗い落とし、後
で形成する塗膜4の密着性を損なわないようにする。
【0029】このような構造の電機子コア1の表面10
1、裏面102、および側端面103に対して、図1に
示した粉体塗装装置100で塗装を施すにあたって、本
形態では、図3に示す2本で一対のコアチャック9A、
9Bを用いる。
【0030】これらのコアチャック9A、9Bは、基本
的には同一構造であり、先端側で電機子コア1の両面中
央部にそれぞれ突き当たるチャッキング部91A、91
Bと、そこから直線的に延びる大径部92A、92B
と、そこから直線的に延びる小径部93A、93Bと、
小径部93A、93Bの端部において傘状に形成された
抜け止め部94A、94Bとから構成されている。従っ
て、2本のコアチャック9A、9Bをそれぞれ、チャッ
キング部91A、91Bの方から塗装前の電機子コア1
の両面中央部に突き当てた状態でコアチャック9A、9
Bの先端部同士を連結すると、コアチャック9A、9B
は電機子コア1の中央部分を挟むようにして保持するこ
とになる。ここで、コアチャック9A、9Bの先端部同
士を連結する際には、ねじ機構や磁石などを利用しそこ
での着脱を可能とする。なお、電機子コア1を保持する
治具としては、このコアチャック9A、9Bに限定され
ることはないが、このコアチャック9A、9Bを用いれ
ば、電機子コア1の中央部分へのマスキングを兼ねるこ
とができる。
【0031】一方、粉体塗装装置100の側には、図3
に点線で示す搬送用スクリュー13が2本で一対、平行
に配置されている。従って、2本の搬送用スクリュー1
3のねじ溝内にコアチャック9A、9Bの小径部93
A、93Bが嵌まるように、搬送用スクリュー13上に
電機子コア1を挟んだコアチャック9A、9Bを乗せる
だけで、搬送用スクリュー13の回転によって、電機子
コア1は、図1に示すように、立ち姿勢のまま、コアチ
ャック9A、9Bとともに矢印Sで示すようにその軸線
周り(水平軸線周り)に回転しながら矢印Tで示すよう
に搬送されていくことになる。
【0032】ここで、予備加熱部10には、立ち姿勢の
まま回転しながら搬送用スクリュー13で搬送されてい
く電機子コア1に予熱を加える高周波加熱装置14が配
置され、電機子コア1は、そこで約200℃の温度条件
で予備加熱を受けた後、塗装部20に搬送される。
【0033】塗装部20には、立ち姿勢のまま回転しな
がら搬送用スクリュー13で搬送されていく電機子コア
1に向けて、その上方位置から、帯電した粉体塗料Rを
霧状に吹きつける塗料吹き出し装置60が配置されてい
る。塗料吹き出し装置60として、複数のノズルを有す
る摩擦帯電式ガンを使用した場合には、複数のノズルの
それぞれから、図4(A)に示す楕円領域60Aに粉体
塗料Rが吹きつけられ、コロナ帯電式ガンを使用した場
合には、図4(B)に示す円領域60Bに粉体塗料Rが
吹きつけられる。従って、これらの領域60A、60B
を、電機子コア1が立った姿勢で回転しながら通過する
うちに、その表面101、裏面102、および側端面1
03に粉体塗料Rが付着する。このとき、余分な粉体塗
料Rは、下方位置のあるダクト26に吸引されて、回収
される。なお、図4(A)に示すように、摩擦帯電式ガ
ンを使用した場合には、粉体塗料Rが吹きつけられる領
域が楕円であり、かつ、斜めに傾けられているので、電
機子コア1が一方の搬送用スクリュー13の方(幅方
向)にずれたとしても、電機子コア1に吹き付けられる
粉体塗料Rの量が変動しない。それ故、摩擦帯電式ガン
を使用した方が電機子コア1の両面で粉体塗料Rの付着
量が安定する傾向にある。
【0034】本形態では、後述する理由から、粉体塗料
Rとして、平均粒径が25〜45μmで最大粒径が15
0μm以下の熱硬化性エポキシ樹脂(ビスフェノールA
型)で、しかも、薄い塗膜4で電機子コア1のエッジ部
分も確実に被覆できるように高温での流動性が比較的小
さい樹脂を用いている。
【0035】このようにして粉体塗料Rが付着した電機
子コア1は、図1からわかるように、塗装室20から成
形室30に搬送され、この成形室30では、電機子コア
1に付着している余分な粉体塗料Rが除去される。具体
的には、ブラシなどによって突極3の外周面に過剰に付
着している粉体塗料Rなどが払い落とされ、払い落とさ
れた粉体塗料Rはダクト36に吸引されて、回収され
る。
【0036】余分な粉体塗料Rが払い落とされた電機子
コア1は、次に、搬送用スクリュー13によって硬化部
40へ搬送される。この硬化部40では、高周波加熱装
置41によって、粉体塗料Rはゲル化温度以上、たとえ
ば約230℃から約260℃の温度にまで加熱されて溶
融する。ここで、電機子コア1は、予備加熱部10にお
いて予熱されているため、温度むらが発生せず、かつ、
急激な温度上昇がない。
【0037】硬化部40で加熱された電機子コア1は、
次に、搬送用スクリュー13によって冷却部50へ搬送
され、そこでの冷却によって溶融した樹脂が硬化する。
【0038】その結果、電機子コア1は、表面101、
裏面102および側端面103(図2参照。)に粉体塗
装が施され、塗膜4で覆われる。しかる後に、電機子コ
ア1は取り出し部12から自動的に排出される。
【0039】このように、本形態の粉体塗装装置100
では、塗装前の電機子コア1(ワークW)に予熱を加え
る予備加熱部10を設けておき、そこで電機子コア1を
予熱してから、塗装、硬化のための加熱を行う。従っ
て、硬化のための加熱の際に、電機子コア1に温度むら
が発生しないため、粉体塗料Rが均一に溶融するので、
先に溶融したところに未溶融の粉体塗料Rが引き込まれ
ることなどに起因するピンホールが発生しない。特に、
電機子コア1は、図2を参照して説明したように、加締
などの方法でコア板2を積層したものであるため、加締
部分が他の部分に比較して昇温が速い傾向にあるが、こ
のような場合でも、本形態では温度むらが解消されてい
るため、ピンホールの解消に効果的である。また、本形
態では、電機子コア1が予熱されているため、硬化のた
めの加熱の際に急激な温度上昇がないので、樹脂の発泡
などに起因するピンホールも発生しない。さらに、塗装
済みの電機子コア1をハードディスクドライブ用のスピ
ンドルモータに使用した際にピンホールが潰れ、内部に
残存していた防錆油がガスとして飛散してハードディス
クに付着するとヘッドクラッシュや誤動作の原因になる
が、このような不具合も本形態によればピンホールがな
いので解消できる。さらにまた、電機子コア1に予熱を
加えておくと、電機子コア1周辺の相対湿度が低下する
ので、粉体塗料Rは電機子コア1に均一に付着するとい
う利点もある。それ故、薄い塗膜4でも安定して形成で
きる。
【0040】また、塗装部20において電機子コア1
(ワークW)に粉体塗料Rを付着させるにあたっては、
粉体塗料Rを噴き上げるのではなく、上方位置から粉体
塗料Rを吹き下ろす。このため、粉体塗料Rは電機子コ
ア1の周辺で漂うことなく、常に下方に向けて流れてい
る。しかも、下方に向けて吹きつけられた粉体塗料R
は、ダクト26で吸引され、常に下方に向けて流れてい
る。従って、電機子コア1の周辺で気流の乱れがないの
で、電機子コア1周辺での粉体塗料Rの密度は安定して
いる。また、電機子コア1は水平軸線周りに回転してい
る。それ故、粉体塗料Rは、電機子コア1に対して表裏
関係なく均一に付着するので、膜厚を必要以上に厚めに
設定する必要がない。よって、電機子コア1には30〜
80μmと薄い塗膜4を均一に形成できる。
【0041】[使用する粉体塗料Rについて]また、本
形態の粉体塗装方法を用いれば、電機子コア1に薄い塗
膜4であっても均一に形成できるので、膜厚を薄く設定
できる分、平均粒径が25〜45μmで最大粒径が15
0μm以下の粒径の小さな熱硬化性エポキシ樹脂系の粉
体塗料Rを用いることができる。従って、粉体塗料Rが
細かい分、塗装条件を制御しやすいので、この点から
も、電機子コア1に30〜80μmと薄い塗膜4を均一
に形成できるといえる。
【0042】さらに、本形態では、粉体塗料Rとして、
50〜100μmの塗膜を形成したときに、電機子コア
1の端面における膜厚t1に対するエッジ部分の膜厚t
2の比(以下、エッジカバー率という。)が33%以上
となるように高温での流動性が小さな樹脂を用いてい
る。すなわち、図5(A)に示すように、電機子コア1
の粉体塗料Rを付着させた後、溶融させ、しかる後に硬
化させるときには、樹脂の収縮が起こり、電機子コア1
のエッジ部分の樹脂は、矢印A、Bで示すように、電機
子コア1の端面の側に引かれて、薄くなる傾向にある。
それが著しい場合には、エッジ部分の膜厚t2を確保す
るため、膜厚の設定値(ねらい値)を厚めに設定せざる
を得ない。また、電機子コア1のエッジ部分の樹脂が、
矢印A、Bで示すように引かれると、図5(B)に示す
ように、電機子コア1にメニスカスMが形成され、電機
子コア1としての厚さ寸法が大きく狂うことがある。し
かるに、本形態では、繰り返し行った実験結果に基づい
て、電機子コア1の端面における膜厚t1に対してエッ
ジ部分の膜厚t2が33%以上であれば、膜厚の設定値
(ねらい値)を厚めに設定する必要がないこと、および
このような条件で塗装するには粉体塗料Rとして高温で
の流動性が小さな樹脂を用いばよいという新たな知見を
得たので、本形態では、溶融水平流れ率(レオメータな
どで計測した流動性の指標)が140℃で7.0%以
下、200℃で9.5%以下と高温での流動性が小さな
樹脂を用いている。それ故、膜厚の設定値(ねらい値)
を厚めに設定する必要がなく、併せて、メニスカスMの
発生も抑えることができる。
【0043】[モータの構成]このようにして製造した
電機子コア1は、図6に示すアウタロータ型モータのス
テータコアとして使用される。
【0044】図6には、本発明を適用したハードディス
クドライブ用のスピンドルモータを示してある。このス
ピンドルモータ500はフレーム501を有しており、
このフレーム501の円盤状底壁の中心には固定軸50
2が垂直に起立している。固定軸502は基端部分に大
径のステータコア取付け部503が形成されている。固
定軸502の外周には、ボールベアリング504、50
5を介して同心状態に円筒状のハブ506(ロータ)が
回転自在に支持されている。ハブ506の外周面には環
状段面508が形成されており、これが、図において想
像線で示すハードディスク510の載置面とされてい
る。
【0045】ハブ506の下側の環状端面511には、
円環状のロータヨーク512が取付け固定されている。
このロータヨーク512の内周面には駆動マグネット5
13が接着剤で固着されている。
【0046】一方、固定軸502のステータコア取付け
部503の周囲には、前記の方法で製造した塗装済みの
電機子コア1(ステータコア)が取付けられている。電
機子コア1には半径方向の外側に突出した突極3が一定
の角度間隔で形成されており、各突極3には駆動コイル
514が巻回されている。このようにして駆動コイル5
14を巻回しても、電機子コア1を覆う塗膜にはピンホ
ールがないため、ピンホールの潰れに起因する絶縁不良
は発生しない。
【0047】また、各突極3の外周面は一定の間隔をお
いて上記の駆動マグネット513に対峙しているが、電
機子コア1を覆う塗膜塗膜には、不自然な盛り上がりを
形成するピンホールがないため、各突極3の外周面と駆
動マグネット513とのギャップを適正なものにでき
る。
【0048】このように構成したモータでは、駆動マグ
ネット513の回転位置に応じて各相の駆動コイル51
4に通電するとともに、この通電状態を切り換えること
により、駆動マグネット513が固着されているハブ5
06が固定軸502の回りに回転する。従って、ハブ5
06に載置されたハードディスク510を回転駆動でき
る。
【0049】[その他の形態]なお、図2に示す電機子
コア1は、図6を参照して説明したアウタロータ型モー
タのステータコアであるが、発電機の電機子コアなどを
製造する際にも本発明を適用することができる。また、
粉体塗装を行うにあたっては、摩擦帯電式ガンやコロナ
帯電式ガンを使用できる他、流動浸漬法にも本発明を適
用できる。さらに、ワークWの搬送方法としては、前述
の方法の他にも、特開昭55−149660号公報に開
示されている保持具や各種のラックを用いてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る粉体
塗装方法では、塗装前のワークに予熱を加えておくた
め、ワークに粉体塗料を付着させた後、粉体塗料を加
熱、溶融させる際に温度むらが発生せず、かつ、急激な
温度上昇がない。従って、本発明によれば、塗膜にピン
ホールが発生しないので、平板状の電機子コアなどのワ
ークに対して薄い塗膜を安定して形成することができ
る。また、電機子コアに予熱を加えておくと、電機子コ
ア周辺の相対湿度が低下するため、粉体塗料がワークに
均一に付着するので、この点からも、薄い塗膜を安定し
て形成することができる。
【0051】さらに、ワークに対して粉体塗料を噴き上
げるのではなく、上方位置からワークに向けて、帯電し
た粉体塗料を吹き下ろすように粉体塗装を行うと、粉体
塗料はワークの周辺で漂うことなく、常に下方に向けて
流れる。従って、ワークの周辺で気流の乱れがないの
で、電機子コア周辺での粉体塗料の密度は安定してい
る。また、ワークは水平軸線周りに回転している。それ
故、粉体塗料はワークに対して表裏関係なく均一に付着
するので、膜厚を必要以上に厚めに設定する必要がな
い。よって、ワークには薄い塗膜を均一に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した粉体塗装装置の全体構成図で
ある。
【図2】モータのステータコアとして使用される電機子
コアの斜視図である。
【図3】図1に示す粉体塗装装置で電機子コアを搬送用
スクリューによって流すために電機子コアをコアチャッ
クで保持した状態を示す正面図である。
【図4】(A)は、図1に示す粉体塗装装置において、
電機子コアに向けて摩擦帯電式ガンで粉体塗料を吹き付
けた状態を示す平面図、(B)は、コロナ帯電式ガンで
粉体塗料を吹き付けた状態を示す平面図である。
【図5】(A)、(B)はそれぞれ、電機子コアに形成
した塗膜に対する樹脂の流動性が及ぼす影響を示す説明
図である。
【図6】本発明に係る粉体塗装を方法を用いて製造した
電機子コアを組み込んだモータの半断面図である。
【図7】従来の粉体塗装装置の全体構成図である。
【符号の説明】
1 電機子コア(ステータコア) 2 コア板 3 突極 4 塗膜 9A、9B コアチャック 10 予備加熱部 11 ワーク投入部 12 ワーク取出部 13 搬送用スクリュー 14 予備加熱用の高周波加熱装置 20 塗装部 26 塗装部のダクト 30 成形部 40 硬化部 41 加熱、溶融用の高周波加熱装置 50 冷却部 60 塗料吹き出し装置 87 吸引装置 91A、91B チャッキング部 92A、92B 大径部 93A、93B 小径部 94A、94B 抜け止め部 100 粉体塗装装置 500 スピンドルモータ R 粉体塗料 W ワーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに予熱を加えた後、該ワークに向
    けて帯電した粉体塗料を吹きつけることによりワークに
    粉体塗料を付着させ、しかる後に、ワークに付着した粉
    体塗料を加熱、溶融させ、この溶融した塗料を硬化させ
    ることを特徴とする粉体塗装方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ワークに粉体塗料を
    付着させるにあたっては、当該ワークを水平軸線周りに
    回転させ、回転しているワークに向けてその上方位置か
    ら下方に向けて帯電した粉体塗料を吹きつけることこと
    を特徴とする粉体塗装方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に規定する粉体塗装方
    法を用いた電機子コアの製造方法であって、前記ワーク
    として電機子コアを用いることにより、表面に粉体塗装
    が施された電機子コアを製造することを特徴とする電機
    子コアの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、塗装前の電機子コア
    を両面側からその中央部分を挟むように保持して該電機
    子コアを水平軸線周りに回転させながら当該電機子コア
    に予熱を加え、しかる後に該ワークに向けて帯電した粉
    体塗料を吹きつけることによりワークに粉体塗料を付着
    させることを特徴とする電機子コアの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、前記粉体塗
    料として、平均粒径が25〜45μmで最大粒径が15
    0μm以下の熱硬化性エポキシ樹脂を用いることを特徴
    とする電機子コアの製造方法。
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