JP2987619B2 - 静電粉体塗装装置 - Google Patents

静電粉体塗装装置

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  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばモータの
アーマチュア等のような各種ワークの部分的な塗装手段
として用いられ、ワークの表面に静電的に付着させた粉
体塗料をキュアリングすることにより塗装する静電粉体
塗装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モータのアーマチュア等のようなワーク
を部分的に塗装するための塗装システムの典型的な従来
技術としては、図19に示すようなものがある。すなわ
ちワークを加熱脱脂する加熱脱脂部aと、加熱脱脂され
たワークを空冷する第一のクーリング部bと、ワークの
非塗装部にマスキング治具を装着する治具プットインユ
ニットcと、ワークにエアレイトした粉体塗料を静電付
着させる静電コータdと、ワークの外周面に付着した余
分な粉体樹脂塗料を除去するワーク外周クリーナeと、
マスキング治具に付着した粉体塗料を空気の噴流で除去
してからワークの塗装対象面に付着した粉体塗料を加熱
溶融させ塗膜として定着させるキュアリング部fと、こ
のキュアリング部fによって加熱されたワークを空冷す
る第二のクーリング部gと、ワークからマスキング治具
を取り外す治具プットアウトユニットhが直線的に並ん
で配置されており、ワークはこれら加熱脱脂部a〜治具
プットアウトユニットhを順次経由して搬送される過程
でその塗装対象面が塗装される。
【0003】静電コータd、ワーク外周クリーナe及び
キュアリング部fは、ひとつの防塵カバーiに覆われて
おり、この防塵カバーiは管路を介して集塵機による粉
体塗料回収部jに接続されている。すなわち、静電コー
タdにおいてワークに付着されることなく飛散した粉体
塗料や、ワーク外周クリーナeでワークから除去された
余分な粉体塗料や、キュアリング部fに設けられた空気
噴射手段でマスキング治具の表面から除去された粉体塗
料は、防塵カバーi内を浮遊し、粉体塗料回収部jに吸
引回収されてから、静電コータdに送られる。また、治
具プットアウトユニットiでワークから取り外されたマ
スキング治具は、治具プットインユニットcに返送され
て再使用に供される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
によれば、加熱脱脂部a〜治具プットアウトユニットh
が直線的に並んで配置されていることに加え、加熱され
たワークを搬送過程で空冷するために比較的大きな容積
を必要とするクーリング部が2箇所に、すなわち加熱脱
脂部aの後段及びキュアリング部fの後段に配置されて
いる(第一及び第二のクーリング部b,g)ことから、
装置全体が長尺で、広い設置スペースを必要とする問題
が指摘される。また、防塵カバーiは静電コータd、ワ
ーク外周クリーナe及びキュアリング部fを一括して覆
っていてその容積が大きいため、防塵カバーi内の空間
に飛散した粉体塗料が粉体塗料回収部jに直ちに吸引回
収されずに防塵カバーiの内面や防塵カバーi内の機器
の表面等に付着してしまいやすく、週に一度ぐらいの頻
度で防塵カバーi内の清掃を行う必要があった。
【0005】本発明は上述のような問題に鑑みてなされ
たもので、その主な技術的課題とするところは、静電粉
体塗装装置全体の小型化を可能にし、また防塵カバー内
を浮遊する粉体塗料に対する集塵効率を向上させて機器
表面の付着量を減少させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係る静電粉体塗装装置は、ワークを加熱脱脂す
る加熱脱脂部と、粉体塗料を前記ワークの表面に静電付
着させる静電コータと、前記ワークの表面に静電付着し
た粉体塗料層を加熱溶融し定着させるキュアリング部
と、前記加熱脱脂後のワーク及びキュアリング後のワー
クを冷却するクーリング部と、前記加熱脱脂部、静電コ
ータ、キュアリング部及びクーリング部を含む各部を経
由して前記ワークを搬送する搬送路とを備え、前記搬送
路のうち前記クーリング部を通る部分が、前記加熱脱脂
部側から前記クーリング部を通って前記静電コータ側へ
向かう第一の搬送路と、前記キュアリング部側から前記
クーリング部を通ってワーク排出側へ向かう第二の搬送
路からなるものである。なお、前記静電コータは、典型
的には、粉体塗料をエアレイトさせると共に、この粉体
塗料と塗装対象物に互いに反対の電荷を与え、塗装対象
物の表面に樹脂粉体をクーロンの法則を利用して静電付
着させるものである。
【0007】したがって本発明の静電粉体塗装装置にお
いては、ワークはまず第一の搬送路によって加熱脱脂部
に送られ、ここで加熱されることによって残留油脂等が
気化除去されてから、クーリング部内に搬送されて冷却
される。次にこのワークは静電コータにおいて、帯電さ
れた粉体塗料の静電付着により表面に粉体塗料層が形成
されてから、キュアリング部で加熱されることによって
前記粉体塗料層が溶融して定着され、塗膜が形成され
る。そして、前記キュアリング部により加熱されたワー
クは第二の搬送路によって再び前記クーリング部内に搬
送されて冷却されてから装置外部へ排出される。すなわ
ち本発明によれば、前記クーリング部は、前記加熱脱脂
部により加熱されたワークの冷却手段及び前記キュアリ
ング部により加熱されたワークの冷却手段を兼ねている
ので、装置全体の長さの短縮が実現される。
【0008】上記本発明の構成において一層好ましい例
としては、静電コータ及びキュアリング部を含む上部機
構群が加熱脱脂部及びクーリング部からなる下部機構群
の上側に配置され、前記下部機構群を通る第一の搬送路
の終点側の端部に搬送されたワークは前記上部機構群を
通る上部搬送路の起点側の端部にリフトアップされ、前
記上部搬送路の終点側の端部に搬送されたワークは前記
下部機構群を通る第二の搬送路の起点側の端部にリフト
ダウンされるようにする。このように構成すれば、各工
程部が直線的に一列に並んだものに比較して装置全体の
長さが著しく短縮される。
【0009】また、静電コータとキュアリング部の間に
ワーク外周面に付着した余分な粉体塗料を除去するワー
ク外周クリーナが配置され、前記キュアリング部内に前
記ワークに装着されたマスキング治具の表面の粉体塗料
を除去する治具クリーナが配置されたものにおいては、
前記静電コータ、ワーク外周クリーナ及びキュアリング
部がそれぞれ互いに独立した防塵カバーで覆われ、各防
塵カバー内の粉体塗料がそれぞれ管路を介して粉体塗料
回収部に吸引回収されるようにする。このように構成す
れば、各防塵カバーの容積を小さくできるため、防塵カ
バー内に飛散した粉体塗料が殆ど滞留することなく粉体
塗料回収部に直ちに吸引回収され、防塵カバーの内面や
これに覆われた機器の表面等への付着量を減少させるこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の好ましい一実施
形態に係る静電粉体塗装装置の全体構成を概略的に示す
ものである。すなわちこの実施形態による静電粉体塗装
装置は、基台10の内部に配置された下部機構群20
と、前記基台10上に配置された上部機構群30とから
なる。
【0011】下部機構群20は、加熱脱脂部21及びク
ーリング部22を備え、図2に示すように、加熱脱脂部
21及びクーリング部22内を順次経由する第一の下部
搬送路23と、加熱脱脂部21は経由せずにクーリング
部22内を経由する第二の下部搬送路24が敷設されて
いる。また上部機構群30は、図3にも示すように、治
具プットインユニット31、静電コータ32、ワーク外
周クリーナ33、キュアリング部34及び治具プットア
ウトユニット35を備え、ワーク搬送方向に直線的に並
んだこれら治具プットインユニット31〜治具プットア
ウトユニット35を順次経由する上部搬送路36が敷設
されている。治具プットインユニット31と治具プット
アウトユニット35は治具返送路37を介して互いに連
続している。
【0012】下部機構群20における第一の下部搬送路
23は、化学洗浄された未塗装のワークを、基台10の
長手方向一端に位置するワーク供給端部23aから、基
台10内の加熱脱脂部21内及びクーリング部22内を
順次経由して、前記ワーク供給部23aと反対側の端部
近傍に設けられたリフトアップユニット11に送るもの
である。また第二の下部搬送路24は、上部機構群30
において塗装が完了したワークを、前記ワーク供給部2
3a側の端部近傍に設けられたリフトダウンユニット1
2から、クーリング部22内を経由してワーク排出部2
4aへ送るものである。
【0013】上部機構群30における上部搬送路36
は、第一の移載ユニット361と、第二の移載ユニット
362と、互いに平行な一対の搬送スクリュ363と、
第三の移載ユニット364と、第四の移載ユニット36
5とからなる。後で詳述するように、第一の移載ユニッ
ト361は、リフトアップユニット11によって下部機
構群20における第一の下部搬送路23から順次リフト
アップされる加熱脱脂済のワークを受け取って、治具プ
ットインユニット31に移載するものであり、第二の移
載ユニット362は、前記治具プットインユニット31
で後述のマスキング治具を装着されたワークを、前記搬
送スクリュ363の起点側の端部上へ移載するものであ
る。搬送スクリュ363は静電コータ32、ワーク外周
クリーナ33及びキュアリング部34を経由して延びて
おり、第三の移載ユニット364は前記キュアリング部
34を通過したワークを前記搬送スクリュ363の終点
側の端部から治具プットアウトユニット35に移載する
ものであり、第四の移載ユニット365は、この治具プ
ットアウトユニット35でマスキング治具を取り外され
たワークをリフトダウンユニット12へ送るものであ
る。
【0014】基台10の上面には静電コータ32を覆う
第一の防塵カバー41と、ワーク外周クリーナ33を覆
う第二の防塵カバー42と、キュアリング部34を覆う
第三の防塵カバー43が取り付けられており、各防塵カ
バー41〜43は図示されていない蓋でそれぞれ開閉自
在となっている。また、キュアリング部34を覆う第三
の防塵カバー43内には、上部搬送路36に沿って複数
の第一の治具クリーナ38が配設されており、治具返送
路37には第二の治具クリーナ39が設けられている。
そしてこれら各防塵カバー41〜43の内部空間と、第
二の治具クリーナ39と、静電コータ32の後述するフ
ードは、図4にも示すようにそれぞれ吸気マニホールド
44を介して、基台10の外部に設置された粉体塗料回
収部40に連通されている。
【0015】この実施形態の静電粉体塗装装置において
は、ワーク供給端部23aに供給されたワークは、まず
第一の下部搬送路23によって基台10内の下部機構群
20を搬送される過程で加熱脱脂部21により加熱脱脂
された後、クーリング部22で冷却される。次にリフト
アップユニット11によって基台10上の上部搬送路3
6の起点側の端部(第一の移載ユニット361)へリフ
トアップされ、上部機構群30の治具プットインユニッ
ト31から治具プットアウトユニット35までの各部を
通過する過程で粉体塗料を静電付着され、加熱によりこ
の粉体塗料が溶融・定着(キュアリング)される。キュ
アリングされたワークはリフトダウンユニット12によ
って再び下部機構群20側へ送られ、第二の下部搬送路
24によってクーリング部22内を通過する過程で冷却
されてから、ワーク排出部24aから排出される。すな
わち、この実施形態においては、ワーク供給端部23a
からワーク排出部24aまでの各部が直線的に一列に配
置されておらず、下部機構群20とその上の上部機構群
30とに分けて配置したため、従来の装置に比較して、
装置全体の長さが著しく短縮されたものとなっている。
【0016】なお、ワークが下部機構群20及び上部機
構群30での各工程を経て塗装され排出されるまでの一
連の動作は、内部シーケンス回路によって、ステップバ
イステップで動作するシーケンス制御が行われている。
参照符号13は加熱脱脂部21及びキュアリング部34
等の各部の駆動制御及び静電コータ32の電圧値等を制
御するための制御ボックスである。
【0017】図5は、この実施形態の静電粉体塗装装置
により塗装されるワークWを示すものである。このワー
クWは例えば小型DCモータのアーマチュア(電機子)
であり、磁性体金属板を多数積層した円筒状のコア1
と、このコア1の軸心部を貫通して軸方向両側へ突出し
た回転軸2とからなり、コア1には、励磁コイルを巻装
するための多数のスロット1aが円周方向等間隔で形成
されている。静電粉体塗装装置による絶縁塗装は、コア
1における軸方向両端面及び各スロット1aの内面と、
回転軸2におけるコア1近傍の外周面に施される。
【0018】以下、この実施形態による静電粉体塗装装
置の各部の概略構成及び作用について説明する。
【0019】第一の下部搬送路23におけるワーク供給
端部23aには、化学洗浄装置(図示省略)から、化学
洗浄済のワークWが図示されていないチャック装置によ
って順次供給されるようになっている。第一の下部搬送
路23は、図6及び図7に示すように、無段変速仕様の
モータにより駆動されるホイール231に巻架された左
右二列のコンベア232,233と、このコンベア23
2,233に、幅方向に対をなして長手方向等間隔で配
置された多数のホルダ234,235とからなり、ワー
クWは、そのコア1の軸方向両側に突出した回転軸2を
前記ホルダ234,235に支持されることによって、
一列に整列した状態でコンベア232,233上を水平
搬送される。なお、前記コンベア232,233及びホ
ルダ234,235は、後述する高周波誘導加熱法によ
る加熱脱脂部21の内部を通るため、ワークWと共に誘
導加熱されることがないように、非誘導体で製作されて
いる。
【0020】加熱脱脂部21は、基台10の外部に設置
された高周波発振器211と、前記基台10内に配置さ
れた発振コイル212と、この発振コイル212を取り
囲むケーシング213とを備える。この加熱脱脂部21
内では、第一の下部搬送路23におけるコンベア23
2,233の上半部及びホルダ234,235は、図6
に示すように前記発振コイル212で囲まれた空間を経
由して延在されている。したがって、第一の下部搬送路
23によって搬送される磁性体からなるワークWは、発
振コイル212内を所定の速度で通過する過程で誘導加
熱され、塗装の阻害となる油脂類等の汚染物質が気化さ
れる。特に、薄い金属板を多数積層した構造のコア1
は、通常の化学洗浄では各金属板間に残留する油脂を完
全に除去することは困難であるが、この高周波誘導加熱
によれば、このような積層金属板間の残留油脂類等を気
化させて有効に除去することができる。揮発物は、ケー
シング213から図示されていない回収処理装置へ排出
される。
【0021】クーリング部22は、加熱脱脂部21又は
キュアリング部34によって加熱されたワークWを空冷
により冷却するもので、基台10内に配置されたケーシ
ング221と、前記基台10の外部に配置されてケーシ
ング221内の空気を吸引する吸気ポンプ222とから
なり、前記ケーシング221内を第一及び第二の搬送路
23,24が略水平方向に貫通している。基台10内は
水平方向に対して十分なスペースがあるため、ケーシン
グ221は第一及び第二の搬送路23,24の搬送方向
に対する十分な長さをとってあり、したがってワークW
は、第一の下部搬送路23又は第二の下部搬送路24に
よってケーシング221の一方から搬入され他方から搬
出されるまでの移動過程で、後述するエポキシ粉体塗料
の軟化点以下の温度、例えば50℃程度まで確実に冷却さ
れるようになっている。
【0022】リフトアップユニット11は、図7に一点
鎖線Uで示すように動作して、第一の下部搬送路23に
よってその終点側の端部まで搬送されたワークWを、基
台10上の上部搬送路36の起点部分である第一の移載
ユニット361へ向けてリフトアップするもので、例え
ばワークWにおけるコア1の両側の回転軸2を掛合支持
するホルダ11aとこれを鉛直方向に往復移動させる駆
動部(図示省略)とからなる。
【0023】上部搬送路36における第一の移載ユニッ
ト361は、図7に一点鎖線V1で示すように動作し
て、リフトアップユニット11によってリフトアップさ
れたワークWを治具プットインユニット31のステーシ
ョン311に移載するものであり、第二の移載ユニット
362は、図7に一点鎖線V2で示すように、前記治具
プットインユニット31において回転軸2の両端にマス
キング治具Mが装着されたワークWを搬送スクリュ36
3の起点側の端部上に移載するものである。
【0024】治具プットインユニット31は、図7及び
図8に示すように、第一の移載ユニット361から受け
取ったワークWのコア1の両側に突出した回転軸2を支
持するV字溝を有する一対のステーション311と、こ
のステーション311の両側から、前記回転軸2の両端
の非塗装外周面にそれぞれマスキング治具Mを差し込み
装着する一対のチャックヘッド312と、マスキング治
具Mの装着方向への移動を直進案内する一対のリニアボ
ールガイド部材313と、このリニアボールガイド部材
313内におけるマスキング治具Mの有無を検出してマ
スキング治具Mが検出されなかった場合に駆動を停止さ
せるための治具検出センサ(図示省略)とを備える。マ
スキング治具Mは、金属製の軸部3の軸方向両端に円錐
状の鍔部4,5が形成されると共に、軸方向一端(鍔部
5側)に回転軸挿入用の穴5aが形成された構造を有す
るものであって、穴5aの長さによって、回転軸2の一
端用と、回転軸2の他端用がある。装着側の鍔部5はエ
ラストマ等の弾性体で形成されており、これによって、
回転軸2に対する差し込みを容易にすると共に回転軸2
の外周面への粉体塗料の侵入を防止することができる。
【0025】すなわち、第一の移載ユニット361によ
って、リフトアップユニット11から治具プットインユ
ニット31のステーション311にワークWが移載され
ると、このステーション311の両側へ突出したワーク
Wの回転軸2の両端近傍に、チャックヘッド312,3
12によってそれぞれマスキング治具Mが差し込み装着
される。マスキング治具Mが装着されたワークWは、第
二の移載ユニット362によって、搬送スクリュ363
の起点側の端部上へ移載される。同時に、第一の移載ユ
ニット361は、リフトアップユニット11によってリ
フトアップされた次の治具未装着のワークWをステーシ
ョン311上へ移載する。このようにして、順次ワーク
Wの搬送とマスキング治具Mの装着が行われる。
【0026】上部搬送路36における搬送スクリュ36
3は、図9及び図10に示すように、ワーク搬送方向に
互いに平行にかつ水平に架設され無段変速仕様のモータ
で回転される一対のスクリュシャフト363a,363
bと、このうち一方のスクリュシャフト363aの外側
にあってワークWに装着されたマスキング治具Mの非装
着側(ワークWと反対側)の円錐状鍔部4の中央凸部と
接触可能な回転付与部であるガイド部材363cとを備
える。スクリュシャフト363a,363bは、静電コ
ータ32内を通る部分は導体金属製となっていて、その
表面にハードクロムめっき処理及びバフ仕上が施され、
極めて滑らかな表面性状とすることによって、静電コー
タ32内での粉体塗料の付着を極力防止しており、後述
する高周波誘導加熱法によるキュアリング部34内を通
る部分は、ワークWと共に誘導加熱されることがないよ
うに、ガラス繊維で補強されたエポキシ樹脂等の非誘導
体で製作されたものである。
【0027】すなわち治具プットインユニット31のス
テーション311から第一の移載ユニット361によっ
て搬送スクリュ363の起点側の端部上に移載されたワ
ークWは、その回転軸2の両端部に装着されたマスキン
グ治具Mを介して両スクリュシャフト363a,363
bの螺旋溝上に横架支持され、その回転によって連続搬
送される。また、両スクリュシャフト363a,363
bに図10における矢印R方向の回転を与えると、ワー
クWは前記螺旋溝の螺子推進力によって軸方向へ搬送さ
れるのと同時に、回転方向の摩擦によってスクリュシャ
フト363a,363bの軸心に対して直交する方向に
矢印Xで示すように変位されるので、一方のマスキング
治具Mにおける円錐状鍔部4の軸心の頂部4aがガイド
部材363cと接触する。このため、前記マスキング治
具Mは、スクリュシャフト363a,363bとの摩擦
力が作用する軸部3の外周面と、ガイド部材363cと
の摩擦力が作用する鍔部4の軸心の頂部4aとによっ
て、回転軸2の軸心を中心とするトルクを生じ、ワーク
Wは、搬送スクリュ363上を搬送されるのに伴って、
前記トルクにより回転軸2の周りで自転される。
【0028】静電コータ32は、図11に示すように、
上端を開放したケース321と、このケース321内の
所定の高さに横架された電極板322と、この電極板3
22の上に固定された多孔板323と、ケース321の
下部に開設され乾燥空気が送風される送気孔324と、
電極板322にケーブル325aを介して接続された高
圧発生器325と、多孔板323上のチャンバ329に
粉体塗料(例えばエポキシ樹脂粉末)Pを供給する粉体
塗料供給管326と、チャンバ329内の粉体塗料Pの
量を検出するレベルセンサ327と、ケース321の上
端開口に対向配置され吸気マニホールド44を介して粉
体塗料回収部40(図3参照)に接続されたフード32
8とを備える。搬送スクリュ363は、チャンバ329
内(ケース321とフード328との間)を通ってい
る。高圧発生器325は、 0〜58kVの範囲で印加電圧を
可変することができる。
【0029】すなわち、この静電コータ32は、高圧発
生器325で発生させた高電圧を電極板322に印加す
ることによって、多孔板323を介して粉体塗料Pを帯
電させると共に、送気孔324から所定の圧力でケース
321内に乾燥空気を送り込むことによって、帯電した
粉体塗料Pをエアレイトすると、多孔板323側からフ
ード328へ向けて上昇する気流によって浮遊する粉体
塗料Pの粒子が、同一符号の電荷によって互いに反斥し
合うので、チャンバ329内にほぼ均一に分布する。一
方、搬送スクリュ363上にマスキング治具Mを介して
支持されつつ搬送されるワークWは、これらマスキング
治具M及び搬送スクリュ363を介してアースされてい
る。したがってワークWには、チャンバ329を通過す
る過程で、マスキング治具Mによるマスキング部分以外
の表面に、帯電した粉体塗料Pがクーロンの法則によっ
て静電的に付着する。
【0030】ワークWに付着せずにその上側へ通過した
余剰粉体塗料は、フード328を介して粉体塗料回収部
40にいったん吸引回収され、リサイクル使用される。
また、ケース321とフード328の間から流出した粉
体塗料Pは、静電コータ32の外側を覆う第一の防塵カ
バー41によって装置外部への流出を阻止され、この第
一の防塵カバー41から、吸気マニホールド44を介し
て前記粉体塗料回収部40に吸引回収されてリサイクル
使用される。
【0031】チャンバ329内の粉体塗料Pの量はレベ
ルセンサ327によって常時検出されており、その検出
値に基づいて、粉体塗料供給管326からの粉体塗料P
の補給が行われる。このため、チャンバ329内の粉体
塗料Pは常に一定レベルに維持され、ワークWへの粉体
塗料Pの付着が安定的に行われる。また、チャンバ32
9内で粉体塗料Pをエアレイトするために送気孔324
から送風される空気としては、冷凍式エアドライヤ50
で除湿されると共にこのエアドライヤ50内のマイクロ
フィルタにより濾過された清浄な乾燥空気が供給され
る。
【0032】先に述べたように、搬送スクリュ363に
よって静電コータ32のチャンバ329内を搬送される
過程で、ワークWは、マスキング治具Mとガイド部材3
63cとの接触によって回転軸2を中心に回転されてい
るので、粉体塗料Pの静電付着が全周均一に行われ、そ
のコア1に円周方向等間隔で設けられた各スロット1a
内での粉体塗料層の形成も極めて均一に行われる。しか
もワークWの回転は、他の回転装置等によって付与され
るものではないので、省エネルギとなる。
【0033】また、チャンバ329内を搬送される過程
でコア1の外周に形成される粉体塗料層Paが次第に厚
くなると、これによって図12に示すように、スロット
1aの狭い開口部1a’が一層狭められるので、粉体塗
料Pがスロット1a内に入りにくくなるが、コア1の外
周に静電付着される粉体塗料層Paは、前記チャンバ3
29内に配置されたスクレーパ(図示省略)によって常
に除去されるようになっており、このため、スロット1
aの内部での粉体塗料Pの付着効率が向上される。
【0034】ワーク外周クリーナ33は、図13に示す
ように、下端が開放されたケーシング331と、このケ
ーシング331内に設けられた複数のローラ332でケ
ーシング331の内室を循環移動されると共にその水平
な移動経路下部がケーシング331の下端開放部から露
出して搬送スクリュ363上のワークWのコア1外周面
に接触される合成樹脂製の無端ベルト333と、前記移
動経路上部でこの無端ベルト333の外側に配置された
コレクタ334と、ワークWのコア1の外径寸法に応じ
て無端ベルト333の接触高さを調節するためのシリン
ダ335及び手動ハンドル336からなる。
【0035】コレクタ334は、開口を無端ベルト33
3の表面に向けて対向されたカバー334aと、このカ
バー334a内に配置されて無端ベルト333の表面の
粉体塗料を掻き落とす回転ブラシ334bと、無端ベル
ト333の表面に向けて圧縮空気を吹き付けるエアノズ
ル334cと、無端ベルト333の表面から除去された
粉体塗料を吸引する吸気口334dからなるものであ
る。エアノズル334cに供給される圧縮空気は、先に
説明した冷凍式エアドライヤ50によって除湿されると
共に清浄化される。吸気口334dは、帯電した粉体塗
料が静電付着することがないように導電性材料からなる
ダクトパイプを介して、先に述べた粉体塗料回収部40
に接続されている。
【0036】すなわち、搬送スクリュ363によって静
電コータ32のチャンバ329を通過したワークWのコ
ア1の外周面には、ある程度の粉体塗料Pが静電的に付
着しているが、この粉体塗料Pは、ワークWがワーク外
周クリーナ33の下側を搬送される過程で接触する無端
ベルト333に転写され、除去される。無端ベルト33
3に付着した粉体塗料は、コレクタ334内の回転ブラ
シ334bによる掻き落とし及びエアノズル334cか
らの圧縮空気によって除去され、カバー334a内から
吸気口334dを介して粉体塗料回収部40にいったん
吸引回収され、リサイクル使用される。コレクタ334
のカバー334aの開口部隙間Gから流出した粉体塗料
Pは、ワーク外周クリーナ33の全体を覆う第二の防塵
カバー42によって装置外部への流出を阻止され、この
第二の防塵カバー42から、吸気マニホールド44を介
して粉体塗料回収部40に吸引回収される。
【0037】キュアリング部34における後述の発振コ
イルの外側を覆う第三の防塵カバー43内には、上部搬
送路36に沿って複数の第一の治具クリーナ38が配設
されている。この第一の治具クリーナ38は図14に示
すように、ワークWの回転軸2の両端部に装着されたマ
スキング治具Mの外周面に対向するように配置された複
数のエアノズル381と、このエアノズル381に圧縮
空気を分岐供給するマニホールド382とからなる。ま
た、この第一の治具クリーナ38に供給される圧縮空気
も、先に述べた冷凍式エアドライヤ50によって除湿さ
れると共に清浄化される。
【0038】すなわち、マスキング治具Mは粉体塗料P
が静電付着しにくい材料で製作されているが、ある程度
の粉体塗料Pの付着は避けられないため、第一の治具ク
リーナ38は、このマスキング治具Mに僅かに付着した
粉体塗料Pを圧縮空気の吹き付けにより除去するもので
ある。このため、マスキング治具Mの表面に後述するキ
ュアリングによってバリが形成されるのを防止し、この
マスキング治具Mを繰り返し使用に供することができ
る。圧縮空気の吹き付けによってマスキング治具Mの表
面から飛散された粉体塗料Pは、第三の防塵カバー43
によって装置外部への流出を阻止され、吸気マニホール
ド44を介して粉体塗料回収部40に吸引回収される。
【0039】キュアリング部34は、先に説明した加熱
脱脂部21と同様の構成を有する。すなわち、図3に示
す基台10の外部に設置された高周波発振器341と、
前記基台10上の第三の防塵カバー43内に配置された
発振コイル342とを備え、このキュアリング部34に
おいては、搬送スクリュ363は、図15に示すように
前記発振コイル342で囲まれた空間を経由して延在さ
れている。したがって、搬送スクリュ363によって搬
送される磁性体からなるワークWは、発振コイル342
を通過する過程で誘導加熱されるので、その表面に静電
付着している熱硬化性のエポキシ樹脂粉末からなる粉体
塗料層は、加熱によってその粒子がいったん溶融され互
いに融着するゲル化過程を経て高分子化され、熱硬化反
応により架橋硬化し、絶縁塗膜となって定着される。
【0040】なお、ワークWの表面のうち、回転軸2に
おけるコア1の近傍部分を除く表面はマスキング治具M
によってマスキングされているので、もとより粉体塗料
は付着しておらず、また、コア1の外周面に付着した粉
体塗料は、上述のようにワーク外周クリーナ33によっ
て除去されるため、絶縁塗膜は、コア1における軸方向
両端面及び各スロット1aの内面と、回転軸2における
コア1側の外周面にのみ形成される。そして、各スロッ
ト1aの内面に形成された絶縁塗膜は均一な厚さである
ため、モータのアーマチュアとして組み込まれたこのワ
ークWの回転バランスが著しく向上される。
【0041】キュアリング部34における第三の防塵カ
バー43から出て来たワークWは、搬送スクリュ363
の終点側の端部近傍に達すると、第三の移載ユニット3
64によって治具プットアウトユニット35へ、更にこ
の治具プットアウトユニット35から第四の移載ユニッ
ト365によってリフトダウンユニット12へ移載され
る。これら第三及び第四の移載ユニット364,365
は、先に述べた第一及び第二の移載ユニット361,3
62と同様の構成を備え、同様の動作を行うものであ
る。
【0042】治具プットアウトユニット35は、先に説
明した治具プットインユニット31と構造的には同様で
あって、図16に示すように、第三の移載ユニット36
4によって搬送スクリュ363の終点側の端部近傍から
移載されるワークWを受け取り、そのコア1を下側から
支持するステーション351と、このステーション35
1の両側にあって、ワークWの回転軸2の両端部に装着
されたマスキング治具Mを引き抜く一対のチャックヘッ
ド352と、マスキング治具Mの引き抜き方向への移動
を案内する一対のリニアボールガイド部材353とを備
える。
【0043】すなわち、第三の移載ユニット364によ
って、搬送スクリュ363の終点側の端部近傍から治具
プットアウトユニット35のステーション351にワー
クWが移載されると、このステーション351の両側へ
突出した一対のマスキング治具Mを、チャックヘッド3
52が掛合してワークWの回転軸2から引き抜く。マス
キング治具Mが除去されたワークWは、図17に示すよ
うに第四の移載ユニット365によってリフトダウンユ
ニット12のホルダ12aへ移載され、この移載動作と
同時に、第三の移載ユニット364によって、マスキン
グ治具Mが装着された塗装済の次のワークWがステーシ
ョン351上へ移載される。このようにして、順次ワー
クWの搬送とマスキング治具Mの除去が行われる。
【0044】マスキング治具Mが除去され第四の移載ユ
ニット365によってリフトダウンユニット12のホル
ダ12aに移載されたワークWは、このリフトダウンユ
ニット12によって基台10内の下部機構群20におけ
る第二の下部搬送路24の起点側の端部上に順次リフト
ダウンDされる。リフトダウンユニット12は、先に説
明したリフトアップユニット11とほぼ同様の構成を有
するものである。また、前記第二の下部搬送路24は、
先に説明した第一の下部搬送路23と同様、ホイール2
41に巻架された左右二列のコンベア242,243
と、このコンベア242,243に、幅方向に対をなし
て長手方向等間隔で配置された多数のホルダ244,2
45とからなり、ワークWは、そのコア1の軸方向両側
に突出した回転軸2を前記ホルダ244,245に支持
されることによって、一列に整列した状態でコンベア2
42,243上を水平搬送される。
【0045】一方、治具プットアウトユニット35にお
いてワークWから引き抜かれたマスキング治具Mは、治
具返送路37によって治具プットインユニット31へ返
送され、再使用される。この治具返送路37は、図18
に示すように、治具プットアウトユニット35のリニア
ボールガイド部材353及び治具プットインユニット3
1のリニアボールガイド部材313に対して直角、言い
換えれば上部搬送路36の両側に平行に配置された一対
のコンベア(図では片側のコンベアのみ示す)からな
る。
【0046】治具プットアウトユニット35によってワ
ークWから引き抜かれたマスキング治具Mは、そのまま
の姿勢、すなわち装着側の鍔部5が上部搬送路返送路3
7側を向いた状態で、治具返送路37上を治具プットイ
ンユニット31側へ向けて搬送される。なお、治具プッ
トアウトユニット35によるワークWからのマスキング
治具Mの引き抜きから治具プットインユニット31によ
るワークWへのマスキング治具Mの装着に至る一連のリ
ターン動作は、両側で同期して行われる。
【0047】治具返送路37の中途に設けられた第二の
治具クリーナ39は、キュアリング部34における第三
の防塵カバー43内の第一の治具クリーナ38によって
表面の粉体塗料Pが除去されたマスキング治具Mを、治
具プットアウトユニット35においてワークWから取り
外してから治具返送路37により治具プットインユニッ
ト31へ返送する過程で、再び圧縮空気の吹き付けによ
りクリーニングするものである。特にこの第二の治具ク
リーナ39では、主にワークWの回転軸2が差し込まれ
ていた穴5a内や装着側鍔部5の端面部に残留した粉体
塗料Pが除去される。除去された残留粉体塗料Pは吸気
マニホールド44(図3参照)を介して粉体塗料回収部
40に吸引回収される。
【0048】キュアリング部34の発振コイル342を
通過する過程で誘導発熱して高温となったワークWは、
その後、搬送スクリュ363から第三の移載ユニット3
64、第四の移載ユニット365及びリフトダウンユニ
ット12を経由して第二の下部搬送路24上を搬送され
る過程で、自然放熱によって徐々に冷却されるが、この
ワークWは、前記第二の下部搬送路24による搬送過程
で、再びクーリング部22(図1及び図2参照)を通
り、その過程で空冷されることによって、ほぼ常温まで
冷却される。すなわち、このクーリング部22は、塗装
前のワークWを加熱脱脂部21で加熱脱脂した後の冷却
手段と、ワークWに静電付着させた粉体塗料Pをキュア
リングした後の冷却手段を兼ねるものである。
【0049】粉体塗料回収部40は、サイクロン40a
及びパウダーフィーダ(図示省略)と集塵機40bから
なる。集塵機40bによって、静電コータ32のフード
328、第一乃至第三の防塵カバー41〜43及び第二
の治具クリーナ39等から吸気マニホールド44を介し
て吸引した粉体塗料を含む気流は、円錐形のホッパ状を
呈するサイクロン40a内に接線方向に流入することに
よってその内周面に沿って旋回し、このときの遠心力に
よって粉体塗料が分離され、前記パウダーフィーダに捕
集される。捕集された粉体塗料は粉体塗料供給部326
を介して静電コータ32のチャンバ329へ送られる。
【0050】また、静電コータ32、ワーク外周クリー
ナ33及びキュアリング部34がそれぞれ互いに独立し
た防塵カバー41〜43で覆われているので、各防塵カ
バー41〜43内には粉体塗料が殆ど滞留することがな
く、粉体塗料回収部40によって効率良く吸引回収され
る。
【0051】第二の下部搬送路24上を搬送される過程
でクーリング部22を通ることによって十分に冷却され
た塗装済ワークWは、前記第二の下部搬送路24のワー
ク排出部24aに達した後、図示されていないシュータ
等によって排出され、次の工程へ移送される。
【0052】なお、本発明は、図示の一実施形態によっ
て限定的に解釈されるべきものではない。例えばワーク
搬送路を構成するコンベア、スクリュシャフトあるいは
その他細部の構造等は種々の変更が可能であり、例えば
静電コータ32及びキュアリング部34を経由する搬送
路は、搬送スクリュ以外の、例えばチェーンやベルト等
による搬送形態とすることもできる。
【0053】
【発明の効果】本発明に係る静電粉体塗装装置による
と、次のような効果が実現される。 (1) 加熱脱脂後のワーク冷却と、キュアリング後のワー
ク冷却がひとつのクーリング部で行われるので、従来装
置に比較して小型化することができる。 (2) 静電コータ及びキュアリング部等の塗装機構が加熱
脱脂部及びクーリング部の上側に配置されているので、
各部が直線的に一列に配列された従来装置に比較して装
置全体の長さが著しく短縮される。 (3) 上記(2) の理由によって、クーリング部をワーク搬
送方向に対して比較的長くすることができるので、加熱
されたワークを十分に冷却することができる。 (4) 静電コータ、ワーク外周クリーナ及びキュアリング
部等がそれぞれ互いに独立した防塵カバーで覆われてい
るので、粉体塗料回収部による粉体塗料の吸引回収効率
が向上し、防塵カバーの内面やこれに覆われた機器の表
面等への付着量を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施形態に係る静電粉体塗
装装置の概略構成を示す鉛直断面図である。
【図2】図1におけるII−II線位置で切断して上記実施
形態における下部機構群の概略構成を示す説明図であ
る。
【図3】図1におけるIII −III 線位置で切断して上記
実施形態における上部機構群の概略構成を示す説明図で
ある。
【図4】図1のIV方向の矢視図である。
【図5】上記実施形態の静電粉体塗装装置で塗装される
ワークを示す斜視図である。
【図6】上記実施形態における加熱脱脂部を示す説明図
である。
【図7】上記実施形態におけるリフトアップユニット近
傍部分を示す説明図である。
【図8】上記実施形態における治具プットインユニット
及びこれによってワークに装着されるマスキング治具を
示す説明図である。
【図9】上記実施形態における搬送スクリュによるワー
ク搬送状態を示す概略的な平面図である。
【図10】上記搬送スクリュによるワーク搬送状態を搬
送方向と平行な方向から見た説明図である。
【図11】上記実施形態における静電コータを示す説明
図である。
【図12】上記静電コータによるワーク表面の粉体塗料
付着状態を示す説明図である。
【図13】上記実施形態におけるワーク外周クリーナを
示す説明図である。
【図14】上記実施形態における第一の治具クリーナを
示す説明図である。
【図15】上記実施形態におけるキュアリング部を示す
説明図である。
【図16】上記実施形態における治具プットアウトユニ
ットを示す説明図である。
【図17】上記実施形態におけるリフトダウンユニット
を示す説明図である。
【図18】上記実施形態における治具返送部を治具プッ
トアウトユニット及び治具プットインユニットと共に示
す説明図である。
【図19】従来装置における各部の配置を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
10 基台 11 リフトアップユニット 12 リフトダウンユニット 20 下部機構群 21 加熱脱脂部 22 クーリング部 23 第一の下部搬送路(第一の搬送路) 24 第二の下部搬送路(第二の搬送路) 30 上部機構群 31 治具プットインユニット 32 静電コータ 33 ワーク外周クリーナ 34 キュアリング部 35 治具プットアウトユニット 36 上部搬送路 37 治具返送路 38 第一の治具クリーナ 40 粉体塗料回収部 41 第一の防塵カバー 42 第一の防塵カバー 43 第一の防塵カバー M マスキング治具 P 粉体塗料 W ワーク

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを加熱脱脂する加熱脱脂部と、 粉体塗料を前記ワークの表面に静電付着させる静電コー
    タと、 前記ワークの表面に静電付着した粉体塗料層を加熱溶融
    し定着させるキュアリング部と、 前記加熱脱脂後のワーク及びキュアリング後のワークを
    冷却するクーリング部と、 前記加熱脱脂部、静電コータ、キュアリング部及びクー
    リング部を含む各部を経由して前記ワークを搬送する搬
    送路とを備え、 前記搬送路のうち前記クーリング部を通る部分は、前記
    加熱脱脂部側から前記クーリング部を通って前記静電コ
    ータ側へ向かう第一の搬送路と、前記キュアリング部側
    から前記クーリング部を通ってワーク排出側へ向かう第
    二の搬送路からなることを特徴とする静電粉体塗装装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、 静電コータ及びキュアリング部を含む上部機構群が加熱
    脱脂部及びクーリング部からなる下部機構群の上側に配
    置され、 前記下部機構群を通る第一の搬送路の終点側の端部に搬
    送されたワークは前記上部機構群を通る上部搬送路の起
    点側の端部にリフトアップされ、 前記上部搬送路の終点側の端部に搬送されたワークは前
    記下部機構群を通る第二の搬送路の起点側の端部にリフ
    トダウンされることを特徴とする静電粉体塗装装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の記載において、 静電コータとキュアリング部の間にワーク外周面の余分
    な粉体塗料を除去するワーク外周クリーナが配置され、 前記キュアリング部に前記ワークに装着されたマスキン
    グ治具の表面の粉体塗料を除去する治具クリーナが配置
    され、 前記静電コータ、ワーク外周クリーナ及び前記キュアリ
    ング部がそれぞれ互いに独立した防塵カバーで覆われ、 前記各防塵カバー内の粉体塗料がそれぞれ管路を介して
    粉体塗料回収部に吸引回収されることを特徴とする静電
    粉体塗装装置。
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