JP2003213399A - 溶射装置と溶射方法 - Google Patents

溶射装置と溶射方法

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JP2003213399A
JP2003213399A JP2002012382A JP2002012382A JP2003213399A JP 2003213399 A JP2003213399 A JP 2003213399A JP 2002012382 A JP2002012382 A JP 2002012382A JP 2002012382 A JP2002012382 A JP 2002012382A JP 2003213399 A JP2003213399 A JP 2003213399A
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melt
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thermal spray
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Hideji Sawara
秀治 佐原
Katsuya Murakami
克哉 村上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダブロックのボア内面に形成する溶射
被膜の剥がれを防止する技術を提供する。 【解決手段】 溶射装置10は、シリンダブロック11
を貫通するボア12の一方側開口からボア12内に挿入
する溶射ガン14と、ボア12の他方側開口に向けて未
溶融粒子に吸引作用を与える磁場をボア12の内部に発
生させる磁場発生装置24とを備える。溶射粒子15に
用いられる鉄等の金属は、溶融する程の高温になると、
磁場に引き付けられなくなる性質を有している。ボア1
2の開口に向けて吸引する磁場をボア12の内部に発生
させながら溶射すると、溶融した溶射粒子15は磁場の
影響を受けずにボア12内面に吹き付けられるのに対
し、未溶融粒子37は磁場に影響されてボア12の開口
側に吸引されてボア12の内面に到達しない。このため
にボア12の内面には溶射粒子15からのみなる、ある
いは、未溶融粒子37の混入割合の低い良質な溶射被膜
17が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、シリンダブロッ
クのボア内面に溶射被膜を形成する方法と装置に関する
ものである。特に、溶射被膜の剥がれを防止する技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】 シリンダブロックのボア内面に溶射被
膜を形成する技術が知られている。この技術を図5を参
照しながら説明する。シリンダブロック110を貫通す
るボア112の一方側開口(通常は上側開口)から溶射
ガン114をボア112内に挿入し、溶射ガン114を
軸回りに回転させながら昇降させる。溶射ガン114の
先端部に設けられた溶射孔114aからは、溶融した鉄
等の溶射粒子115がボア112の内面に向けて溶射さ
れる(吹き付けられる)。溶射ガン114から溶射され
た溶射粒子は、ボア112の内面に付着して溶射被膜1
17を形成する。溶射粒子115の内の粒子径が小さい
ものは、温度が高くなり過ぎて酸化してしまい、ヒュー
ム(酸化鉄)になる。ヒュームが含まれた状態で溶射粒
子115がボア112内面に吹き付けられると、溶射被
膜117の付着力が低下する。これを防止するために、
ボア112の下部に吸引ダクト122を接続してボア1
12内の空気とともにヒュームを吸引し、ヒュームがボ
ア112の内面に吹き付けられないようにしている。ボ
ア112の内面に形成された溶射被膜117は、ホーニ
ング加工(磨き上げ加工)され、円滑な面に仕上げられ
る。ボア112の内面が円滑だと、ピストンとの摺動抵
抗が小さくなるので、エンジンの燃費を向上させること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 溶射される溶射粒子
115の中には、粒子径が大きいものもある。粒子径が
大きい溶射粒子115は、溶融しにくい(以下、このよ
うな溶射粒子115を未溶融粒子123と言う)。未溶
融粒子123は、その粒子径が大きいのでボア112の
内面に勢いよく(慣性力が大きく)吹き付けられる。こ
のため、吸引ダクト122を用いても、未溶融粒子12
3を吸引することができない。未溶融粒子123を含む
溶射粒子115がボア112の内面に吹き付けられる
と、図6に示されているような溶射被膜117が形成さ
れる。未溶融粒子123は、完全に溶融して吹き付けら
れた溶射粒子115よりも付着力が弱い。このため未溶
融粒子123を含む溶射被膜117にホーニング加工を
行うと、図7に示されているように、溶射被膜117の
一部が剥がれてしまうことがある。溶射被膜117の一
部が剥がれてしまうと、ボア112の内面を円滑にする
ことができない。
【0004】本発明は、かかる問題を解決するためにな
されたものであり、溶射被膜の剥がれを防止する技術を
提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用と効果】 請求
項1の溶射装置は、シリンダブロックを貫通するボアの
一方側開口からボア内に挿入する溶射ガンと、ボアの他
方側開口に向けて未溶融粒子に吸引作用を与える磁場を
ボアの内部に発生させる磁場発生装置とを備えている。
溶射粒子に用いられる鉄等の金属は、溶融する程の高温
になると、磁場に引き付けられなくなる性質を有してい
る(磁気変態を起こす)。発明者はこの知見に着目し、
従来不可能であった溶射粒子の中から未溶融なもののみ
を除去することに成功した。ボアの開口に向けて未溶融
粒子に吸引作用を与える磁場をボアの内部に発生させな
がら溶射すると、溶融した溶射粒子は磁場の影響を受け
ずにボア内面に吹き付けられるのに対し、未溶融粒子は
磁場に影響されてボアの開口側に吸引されてボアの内面
に到達しない。このためにボアの内面には溶射粒子から
のみなる、あるいは、未溶融粒子の混入割合の低い良質
な溶射被膜が形成される。請求項3の溶射方法によっ
て、溶射粒子からのみなる、あるいは、未溶融粒子の混
入割合の低い良質な溶射被膜がボアの内面に形成され
る。
【0006】請求項2に記載の溶射装置は、シリンダブ
ロックを貫通するボアの一方側開口からボア内に挿入す
る溶射ガンと、その一方側開口からボア内に気体を吹き
こむダクトとを備えている。ボアに気体を吹き込みなが
ら溶射すると、溶射粒子に含まれているヒュームをボア
外へ吹き飛ばすことができる。このため、ヒュームの混
合割合が低い良質な溶射被膜がボア内面に形成される。
請求項4の溶射方法によって、ヒュームの混合割合が低
い良質な溶射被膜がボアの内面に形成される。
【0007】
【発明の実施の形態】 実施例の主要な特徴を列記す
る。 (形態1) ボアの延長上でボアと同軸に配置されるコ
イルによって、ボアの内部にボアの軸方向に吸引する磁
場が加えられる。 (形態2) 高温空気吹出しダクトの口径はボアの口径
よりも大きく、そのダクト端部がシリンダブロックに密
着して、ボアの内部とダクトの外部とを遮断する。
【0008】
【実施例】(第1実施例)本発明の第1実施例に係る溶
射装置と溶射方法について、図1〜図2を参照しながら
説明する。図1に示されているように、溶射装置10
は、溶射ガン14と、この溶射ガン14の制御器32
と、コイル24と、吸引ダクト25等から構成されてい
る。図2に良く示されているように、溶射ガン14は、
制御器32に制御されて、その軸回りに回転しながら、
シリンダブロック11を貫通しているボア12内を昇降
する。溶射ガン14の先端部分の側面には、溶射孔14
aが開口しており、この溶射孔14aの内部近傍に陽極
と陰極を有する電極(図示省略)が設けられている。そ
して、溶射ガン14には、制御器32から細かな鉄粉3
3とアルゴンガス34と電力が供給されている。なお、
溶射時には溶射ガン14の先端が高温になるので、その
内部には冷却水が流れる冷却通路が設けられている。
【0009】図1に示されているように、吸引ダクト2
5の上流側(ボア12側)には4つに分岐した分岐部2
5aが設けられており、その分岐部25aそれぞれが各
ボア12の下部に同軸に配置されている。吸引ダクト2
5の下流側には、空気を吸引する吸引ファン36が設け
られている。図1、図2に示されているように、吸引ダ
クト25の分岐部25aの周りには、コイル24が密に
巻き付けられている。コイル24に電力を供給する電力
供給器(図示省略)が設けられている。吸引ダクト25
は強磁性材で形成され、コイル24の鉄芯を兼用してい
る。
【0010】溶射ガン14の電極に高電圧を印加する
と、溶射孔14aの内部で放電が発生する。この状態
で、溶射ガン14に鉄粉33とアルゴンガス34を供給
すると、図2に示されているように、溶射孔14aから
高温のプラズマとともに鉄粉33が溶融した溶射粒子1
5が勢いよくボア12の内面に向けて吹き出し、溶射が
行われる。溶射ガン14が溶射を行いながら回転し、ボ
ア12内を昇降すると、ボア12の内面に溶射被膜17
が形成される。
【0011】吸引ファン36が作動すると、吸引ダクト
25がボア12内から空気を吸引する。電力供給器がコ
イル24に通電すると、磁力線が発生する。磁力線はボ
ア12内に伸び、ボア内に存在する磁性材をボア12の
下側開口向けて吸引する磁場を発生させる。溶射される
溶射粒子15のうちの粒子径が大きいものは溶融しにく
いので温度が低い(このような溶射粒子15を、以下、
未溶融粒子37と言う)。未溶融粒子37は温度が低
く、磁気変態していないので磁場に引き付けられる。こ
れに対して、溶融している溶射粒子15は温度が高いの
で磁気変態しており、磁場に引き付けられない。コイル
24に通電しながら溶射すると、溶融している溶射粒子
15は磁場の影響を受けないでボア12の内面に吹き付
けられるのに対し、未溶融粒子37は磁場によってボア
12の下側開口に向けて吸引することができる。
【0012】なお、吸引ダクト25から吸引される空気
の流れによって、ヒューム(酸化鉄)は、ボア12の下
側開口に向けて吸引される。この空気の流れは、未溶融
粒子37をボア12の下側開口に向けて吸引するのを補
助する。ボア12内から吸引された未溶融粒子37は、
吸引ダクト25を流れる空気によって外部に排出され
る。このようにして形成された溶射被膜17には、未溶
融粒子37の混入割合が低く、溶射粒子から形成された
均一で緻密な皮膜となり、ホーニング加工を施しても剥
がれにくい。ボア12の内面を、ピストンとの摺動抵抗
が小さい円滑な面に仕上げることができる。
【0013】(第2実施例)本発明の第2実施例に係る
溶射装置と溶射方法について、図3〜図4を参照しなが
ら説明する。なお、第1実施形態と重複する部分につい
ては、その説明を省略する。第2実施例の溶射装置50
は、図3に示されているように、高温空気吹出しダクト
51を備えている。高温空気吹出しダクト51には、高
温空気供給器(図示省略)から高温の空気が供給され
る。ボア12の下部には、ボア12内の空気を吸引する
吸引ダクト53が設けられている。溶射装置50が作動
すると、図3に示されているように、溶射ガン14とと
もに高温空気吹出しダクト51も降下する。そして、図
4に示されているように、高温空気吹出しダクト51が
ボア12の上部開口部を覆うようにしてシリンダブロッ
ク11に押し付けられ、この状態で溶射が行われる。こ
の間、高温空気吹出しダクト51からボア12内に高温
空気が供給されるとともに、ボア12内の空気が吸引ダ
クト53によって吸引される。高温空気がボアを貫通し
て一方側から他方側に流れる。なお、溶射ガン14は、
高温空気吹出しダクト51の動きに同期しなくてもよ
い。溶射ガン14を、高温空気吹出しダクト51の動き
に対して独立して昇降、回転するように構成することも
できる。
【0014】このように、高温空気吹出しダクト51か
ら高温空気を供給しながら溶射を行うと、溶射粒子15
がボア12内面に達するまでの温度低下を小さくするこ
とができる。このため未溶融粒子37の発生を抑制し、
溶射被膜17の付着力を大きくすることができる。ま
た、高温空気吹出しダクト51からの空気供給と吸引ダ
クト53による空気吸引が同時に行われるので、より多
くのヒュームをボア12内から除去することができる。
なお、空気供給によるヒュームの除去は、高温空気では
なく、常温の空気で行うこともできる。さらに、場合に
よっては、ガス等の空気以外の媒体を用いることもでき
る。溶射ガン14の内部には冷却水が流されている。冷
却水が流されていると、高温となる先端部分以外の溶射
ガン14の表面に結露が生じる。高温空気吹出しダクト
51から高温空気を供給することにより、溶射ガン14
の表面に結露が生じるのを防ぐことができる。溶射ガン
14の表面に結露が生じるのを防ぐことができると、溶
射被膜17に水分が取り込まれて溶射被膜17が剥がれ
やすくなるのを防止することができる。
【0015】さらには、上述した構成の溶射装置50
は、降下した高温空気吹出しダクト51がボア12の上
部開口部を覆うので、溶射によって発生する騒音を低下
させることができる。なお、高温空気吹出しダクト51
から吹出す高温空気の温度は、概ね40(℃)〜50
(℃)であることが好ましい。
【0016】以上、本発明の具体例を詳細に説明した
が、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定する
ものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上
に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれ
る。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、
単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性
を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組み合わ
せに限定されるものではない。また、本明細書または図
面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであ
り、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的
有用性を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る溶射装置が、断面で
図示したシリンダブロックのボアにセットされた状態を
示す。
【図2】本発明の第1実施例に係る溶射装置が、断面で
図示したシリンダブロックのボアにセットされて動作し
ている状態を示す。
【図3】本発明の第2実施例に係る溶射装置の溶射ガン
とダクトが、断面で図示したシリンダブロックのボアに
向けて降下する途中を示す。
【図4】本発明の第2実施例に係る溶射装置の溶射ガン
とダクトが、断面で図示したシリンダブロックのボアに
セットされて動作している状態を示す。
【図5】従来の技術の溶射装置がシリンダブロックのボ
アに溶射を施している状態を示す。
【図6】従来の技術の溶射装置が形成した溶射被膜を断
面図として示す。
【図7】従来の技術の溶射装置が形成した溶射被膜が剥
がれてしまった状態を断面図として示す。
【符号の説明】
10:溶射装置(第1実施形態) 11:シリンダブロック 12:ボア 14:溶射ガン 15:溶射粒子 17:溶射被膜 24:コイル 25:吸引ダクト、25a:分岐部 32:制御器 33:鉄粉 34:アルゴンガス 36:吸引ファン 37:未溶融粒子 50:溶射装置(第2実施形態) 51:高温空気吹出しダクト 53:吸引ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J044 AA18 BA01 BB21 BC11 4D075 AA06 BB57Y CA48 DA13 DA19 EA02 EB01 4K031 AA02 AB02 EA05 EA10 EA12 FA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダブロックを貫通するボアの一方
    側開口からボア内に挿入する溶射ガンと、ボアの他方側
    開口に向けて未溶融粒子に吸引作用を与える磁場をボア
    の内部に発生させる磁場発生装置とを備える溶射装置。
  2. 【請求項2】 シリンダブロックを貫通するボアの一方
    側開口からボア内に挿入する溶射ガンと、その一方側開
    口からボア内に気体を吹きこむダクトとを備える溶射装
    置。
  3. 【請求項3】 シリンダブロックを貫通するボアの内部
    にその軸方向に吸引作用を与える磁場を加えながら溶射
    してボア内面に溶射被膜を形成する方法。
  4. 【請求項4】 シリンダブロックを貫通するボアの内部
    に貫通して流れる気体を吹き込みながら溶射してボア内
    面に溶射被膜を形成する方法。
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