JPH10313479A - 車載通信システム - Google Patents

車載通信システム

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JPH10313479A
JPH10313479A JP9137811A JP13781197A JPH10313479A JP H10313479 A JPH10313479 A JP H10313479A JP 9137811 A JP9137811 A JP 9137811A JP 13781197 A JP13781197 A JP 13781197A JP H10313479 A JPH10313479 A JP H10313479A
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JP
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information terminal
vehicle
data
incoming call
mobile phone
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JP9137811A
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Junji Watanabe
淳治 渡辺
Toru Okada
徹 岡田
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車内における利用の適正を向上させた車載通
信システムを提供すること。 【解決手段】 情報端末1と、移動電話2とが接続さ
れ、移動電話2での受信データを情報端末1のメモリに
記録可能とした車載通信システムにおいて、情報端末1
を、車両の走行状態を反映した信号を出力する走行状態
検出手段3に接続し、情報端末1は、走行状態検出手段
3の出力に基づいて車両が走行中であるか否かを判断す
る走行中判断機能と、移動電話2に着信した時に車両が
走行中の場合は当該移動電話を直ちに通信状態に設定し
受信データのメモリへの記録を開始する自動着信機能と
を備えていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載通信システム
に係り、特に、移動電話を用いた車載通信システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】近時、自動車へ移動電話を持ち込んで使
用するケースが増えてきている。また、この移動電話と
一緒に情報端末(モバイルPC)を持ち込み、情報端末
で作成したデータを移動電話から外部に発信するといっ
た利用や、移動電話で外部から受信したデータを情報端
末上に再現するといった利用も試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、次の不都合があった。第1に、移動電
話と情報端末とを連係させるためには、両者をモデムを
介して結線する作業が必要であり、煩雑であった。第2
に、運転中に移動電話や情報端末を操作することが可能
であったから、運転の安全上好ましくなかった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、車内における利用の適正を向上させた
車載通信システムを提供することを、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、情報端末と、移動電話と
が接続され、移動電話での受信データを情報端末のメモ
リに記録可能とした車載通信システムにおいて、情報端
末を、車両の走行状態を反映した信号を出力する走行状
態検出手段に接続する。また、情報端末は、走行状態検
出手段の出力に基づいて車両が走行中であるか否かを判
断する走行中判断機能と、移動電話に着信した時に車両
が走行中の場合は当該移動電話を直ちに通信状態に設定
し受信データのメモリへの記録を開始する自動着信機能
とを備えている、という構成を採っている。
【0006】本発明では、車両の走行中、即ち運転中に
移動電話に着信すると、その旨が情報端末に通知され、
情報端末は移動電話に制御信号を送り当該移動電話を直
ちに通信状態に設定する。そして、情報端末は、移動電
話に着信する音声データやFAXデータ等を移動電話か
ら受信し、メモリに記録する。
【0007】請求項2記載の発明では、少なくとも情報
端末と走行状態検出手段との接続,及び情報端末と移動
電話との接続が、赤外線通信手段を介して行われてい
る、という構成を採っている。本発明では、情報端末と
走行状態検出手段との間の信号の送受,及び情報端末と
移動電話との間の信号の送受が、一部において赤外線通
信手段を通じ光通信により行われる。
【0008】これらにより、前述した目的を達成しよう
とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図9に基づいて説明する。
【0010】図1において、車載通信システムは、情報
端末1と、移動電話2と、走行状態検出手段としてのエ
ンジン制御装置3とを信号処理装置4を介して相互に接
続することにより構成されている。
【0011】情報端末1は、モバイルPC等であり、図
2に示すように、表示部11と、メモリ12と、赤外線
通信手段1aと、これらを予め準備されたプログラムに
従って機能させるCPU13とを備えている。この他、
情報端末1は、入力用のキーボード等と、音声出力用の
スピーカを搭載している。情報端末1は、電源内蔵型の
ものが好ましい。赤外線通信手段1aは、移動電話2か
らの音声データ,FAXデータ等の受信と、情報端末上
で作成された文書データ,画像データ等の移動電話2へ
の送信を可能とするものである。
【0012】一方、移動電話2は、PHS(商標)や携
帯電話であって、情報端末1と同様に赤外線通信手段2
aが装備されている。この赤外線通信手段2aを通じ、
音声データ,FAXデータ等の情報端末1への出力と、
情報端末1から出力された文書データ,画像データ等の
受信が可能となっている。
【0013】また、エンジン制御装置3は、ECU(El
ectronic Control Unit)を含み、車両の走行状態を反
映した信号を信号処理装置4に入力する機能を備えてい
る。即ち、車両の走行状態は、例えば、従来一般的にE
CUで得られる車速入力より検出することができる。
【0014】また、信号処理装置4は、情報端末1と通
信するための赤外線通信手段4aと、移動電話2と通信
するための赤外線通信手段4bとを備えている。更に、
信号処理装置4は、エンジン制御装置3と信号線で接続
されている。そして、信号処理装置4は、情報端末1か
らの出力データを移動電話2に入力する機能と、移動電
話2からの出力データを情報端末1に入力する機能と、
エンジン制御装置3から出力される走行状態を示す信号
を情報端末1に入力する機能とを備えている。
【0015】図3に示すように、情報端末1と通信する
ための赤外線通信手段4aは、信号処理装置4の本体と
通信ケーブル6を介して接続されている。また、この赤
外線通信手段4aは、情報端末1の筐体形状に合わせて
形成された格納ラック5の側面に固定されている。そし
て、格納ラック5に情報端末1を設置すると、情報端末
1の赤外線通信手段1aと、信号処理装置4の赤外線通
信手段4aとが対応する位置に来るように、各要素の位
置決めがなされている。従って、格納ラック5に情報端
末1を填めるだけで赤外線通信が可能となる。ここで、
格納ラック5の底面に人の指が通る程度の貫通穴を形成
しておくと、格納ラック5から情報端末1を容易に取り
外すことができ、便利である。
【0016】また、図4に示すように、移動電話2の設
置構造についても、上述した情報端末1の場合と同様
に、格納ラック7と通信ケーブル8とを含んだ構成とな
っている。
【0017】これによると、情報端末1とエンジン制御
装置3,及び情報端末1と移動電話2の接続が赤外線通
信手段1a,2a,4a,4bを介して行われているの
で、システムへの情報端末1及び移動電話2のセットア
ップと切り放しをケーブル接続なしで容易に行うことが
できる。従って、通常車外で使用している情報端末1と
移動電話2を車内に持ち込んで車載通信システムを組む
ことも容易に行うことができる。
【0018】次に、本実施形態の動作を図5乃至図9に
基づいて説明する。
【0019】[自動着信動作]以下、図5のフローチャ
ートを参照し説明する。ここで、情報端末1には、以下
の処理を実現するための自動着信プログラムが予め準備
されている。
【0020】(S1)システム全体を稼働状態に設定す
ると、情報端末1は、電話着信待ち状態となる。(S
2)システムは、移動電話に着信するまで待機する。
(S3)移動電話に着信すると、移動電話2から情報端
末1に信号処理装置4を通じて着信信号が送られる。こ
こで、この着信信号の送受は、赤外線通信手段1a,2
aを用いて行われる。(S4)情報端末1は、着信信号
を受信すると、エンジン制御装置3から車両の走行状態
を示す情報を取りよせる。(S5)情報端末1は、走行
状態の情報に基づいて車両が走行中か否かを判断する。
【0021】(S13)車両が停止中の場合、情報端末
1は、運転者が移動電話2を格納ラック7より取り上げ
るのを待つ。移動電話7が格納ラック7より取り上げら
れたことの判断は、赤外線通信手段4bを介して行われ
る。(S14)運転者が移動電話を取った場合は、移動
電話2での通話が行われる。(S15)通話が終了し、
移動電話2が格納ラック7に戻されると、再びS1の電
話着信待ち状態に戻る。移動電話2が格納ラック7に戻
されたことの判断は、赤外線通信手段4bを介して行わ
れる。一方、S13で運転者が一定時間経過しても移動
電話2を取らない場合、S6に移行する。
【0022】(S6)S5で車両が走行中と判断した場
合、又はS13で運転者が一定時間電話を取らなかった
場合、情報端末1は、移動電話2に信号を送り、移動電
話2を着信に対する通信状態に直ちに設定する。(S
7)そして、情報端末1は、移動電話2からの出力信号
に応じて、着信信号の種類を判断する。(S8)着信信
号が音声データの場合、情報端末1は、予めメモリ12
に準備されていた伝言メッセージのデータを移動電話2
に送信し、移動電話2から再生させる。(S9)その
後、情報端末1は、着信信号の種類によらず、移動電話
2で受信される相手方のメッセージやデータ等を受け取
り、メモリ12に蓄積する。ここで、着信信号には、音
声データの他、FAXデータ等が含まれる。(S10)
情報端末1は、受信データの管理番号等(受信順、受信
時間等)をメモリ12に記録する。(S11)情報端末
1は、着信データの存在を表示部11に表示する。例え
ば、「受信メッセージがあります」のように表示する。
(S12)その後、S1の電話着信待ち状態に戻る。
【0023】これによると、移動電話2の着信時に車両
の運転中であれば、情報端末1により、移動電話2が直
ちに通信状態に設定され、呼び出し音が解除されるの
で、運転者は、運転に意識を集中することができ、運転
の安全性が阻害される事態を防止することができる。ま
た、着信データは、情報端末1のメモリ12に蓄積され
るので、車両を停止してから、相手方の音声データやF
AXデータ等をゆっくり確認することができる。更に、
着信のあったことが表示部に表示されるので、重要なF
AXデータが受信されていた場合等でも、運転者が運転
中にその事実を忘れてしまうといった不都合を防止する
ことができる。
【0024】[運転者による着信データのチェック]以
下、図6のフローチャートを参照し説明する。ここで、
情報端末1には、以下の処理を実現するための着信チェ
ックプログラムが予め準備されている。
【0025】(S21)運転者が情報端末1のキーボー
ド等を操作して着信チェックプログラムを実行すると、
情報端末1は、信号処理装置4を通じてエンジン制御装
置3から車両の走行状態を示す信号を受信し、車両が走
行中であるか否かを判断する。(S28)車両が走行中
の場合、情報端末1は表示部11に警告を表示し、プロ
グラムを終了する。(S22)車両が停止中の場合、情
報端末1は、着信リストを表示部11に表示させる。
【0026】図7は、表示部11に表示される着信リス
トの構成を示す。着信時刻と、着信した相手の電話番号
と、着信データの通信タイプ(データの種類)が一覧表
として表示されるようになっている。
【0027】(S23)情報端末1は、着信リストの中
から再生するメッセージを運転者に選択させる。選択
は、情報端末1のキーボード等から行われる。図7に示
すように、選択されている着信データは、囲みで表示さ
れるようになっている。(S24)情報端末1は、選択
されたメッセージをメモリ12から読み出し、音声デー
タであればスピーカから再生し、また、FAXデータで
あれば表示部11に表示させる。(S25)情報端末1
は、再生したメッセージを保存するか破棄するかを運転
者に選択させる。また、今再生したメッセージが既読メ
ッセージであると分かるように、着信リストに既読マー
クを付加する。(S26)その後、情報端末1は、他に
メモリ12に記録されている未読のメッセージが存在す
るか否かを判断する。(S27)未読の記録メッセージ
があれば、着信リストの表示に戻るか処理を終了するか
を運転者に選択させる。情報端末1は、終了処理が選択
されるか未読の記録メッセージがなくなると、プログラ
ムを終了する。一方、再度の着信リストの表示が要求さ
れれば、S21からの処理を繰り返す。
【0028】これによると、車両の走行中であれば警告
が表示され着信メッセージの確認が禁止されるので、運
転者が車両の運転中に情報端末を操作するという事態を
防止することができる。一方、車両の停止中であれば、
着信リストを参照して希望するメッセージの再生を容易
に行うことができる。
【0029】[メッセージ発信:リアルタイム通信]
以下、図8のフローチャートを参照し説明する。ここ
で、情報端末1には、以下の処理を実現するためのリア
ルタイム通信プログラムが予め準備されている。
【0030】(S31)運転者が、情報端末1を操作し
てリアルタイム通信プログラムを実行すると、情報端末
1は、エンジン制御装置3の出力に基づいて車両の走行
状態を判断する。走行中であればプログラムを終了す
る。(S32)車両が停止中の場合、情報端末1は、発
信相手を特定するための所定のリストを表示部11に表
示させ、運転者に発信相手を選択させる。ここで、発信
相手の特定は、キーボードから直接に相手の電話番号等
を入力することによって行わせても良い。
【0031】発信相手を選択させるためのリストには2
種類が準備されている。第1は、上述した着信リストで
ある。着信リストに列記された相手を選択してメッセー
ジを発信できるようになっている。第2は、頻繁に発信
する相手だけを予め登録した登録リストである。これら
着信リスト又は登録リストから発信相手を選択できるよ
うになっている。
【0032】(S33)発信相手が選択されると、情報
端末1は、信号処理装置4を通じて移動電話2に発信相
手の電話番号を送り、自動発信させる。(S34)相手
先との呼が接続されると、運転者による通話が行われ
る。(S35)通話の切断が移動電話2から情報端末1
に通知されると、情報端末1は、プログラムを終了す
る。
【0033】これによると、リアルタイム通信のプログ
ラムが起動されても、車両の走行中であれば、直ちにプ
ログラムを終了するので、運転者が運転中にリアルタイ
ム発信を行うのを防止することができる。一方、車両の
停止中は、着信リスト又は登録リストから発信相手を選
択するだけで、移動電話2から相手方に自動発信され、
呼が接続されるので、相手の連絡先を確認する必要がな
く、容易に発信を行うことができる。
【0034】[メッセージ発信:記録音声データ通
信]以下、図9のフローチャートを参照し説明する。こ
こで、情報端末1には、以下の処理を実現するための記
録音声データ通信プログラムが予め準備されている。
【0035】(S41)運転者により記録音声データ通
信プログラムが実行されると、情報端末1は、エンジン
制御装置3の出力信号に基づいて車両が走行中であるか
否かを判断する。(S42)停車中の場合、情報端末1
は、メモリ12に予め記録されている音声データのう
ち、運転者が発信しようとするものを選択させる。選択
は、メモリ12に記録された音声データを表示部11に
リスト表示させ、当該リストから運転者がキーボード等
を操作して発信したい音声データを1つ選択することに
より行われる。(S43)情報端末1は、今選択された
音声データの発信先を運転者に選択させる。選択は、既
述した着信リスト又は登録リストを表示し、該当する発
信先をキーボード等から選択させることにより行われ
る。また、相手の発信先をキーボードから直接入力する
ようにしても良い。(S44)情報端末1は、運転者が
他の音声データの発信又は他の発信先の指定を希望する
か否かを表示部11から問い、運転者に希望の入力を促
す。他の発信内容又は発信先の選択が要求された場合、
情報端末1は、S41からの処理を繰り返す。
【0036】(S41)情報端末1は、この時点でもう
一度、車両が走行中か否かを判断する。(S49)ここ
で、車両が停車中から走行中に変わった場合、情報端末
1は、これまでに選択されたデータがあるか否かを判断
する。音声データが1つも選択されていない場合、情報
端末1は、プログラムを終了する。音声データが1乃至
2以上選択されている場合、情報端末1は、S45以降
の処理に移行し、音声データ又は発信先の追加の選択を
許さない。
【0037】(S45)S44で追加の選択が要求され
なかった場合又はS49でデータが選択された状態で車
両が走行中に変わった場合、情報端末1は、信号処理装
置4を通じて移動電話2に発信先の情報を送り、移動電
話2から発信先に自動的に呼を接続させる。(S46)
呼が接続されると、情報端末1は、当該発信先に対応し
て選択されていた音声データをメモリ12から読み出
し、移動電話2に転送後、移動電話2から相手先に送信
させる。(S47)発信すべき音声データの送信が終了
すると、情報端末1は、移動電話2に信号を送り、呼を
自動切断させる。(S48)情報端末1は、他に発信先
が選択されているか否かを判断する。他の発信先が選択
されていれば、発信先を切り替え、S45からの処理を
繰り返す。他に選択された発信先が存在しない場合、情
報端末1は、プログラムを終了する。
【0038】これによると、車両の走行中は、音声デー
タ及び発信先の選択操作が禁止されるので、運転者が運
転中に情報端末1を操作する事態を防止することができ
る。また、車両の停車中に選択された音声データは、車
両の走行開始と共に自動的に相手先に送信することがで
きる。
【0039】次に、本発明の他の実施形態を図10及び
図11に基づいて説明する。
【0040】図10において、信号処理装置14は、情
報端末1と通信する赤外線通信手段4aを有し、移動電
話15とは直接に有線接続されている。そして、移動電
話15と情報端末1との間では、信号処理装置14を介
して相互に通信が可能となっている。移動電話15は、
ヘッドセット式のハンズフリーホンである。その他の構
成は、先の実施形態における車載通信システムの構成と
同一となっている。
【0041】以下、図11のフローチャートを参照し本
実施形態における音声メモ機能を説明する。ここで、情
報端末1には、以下の処理を実現するための音声メモプ
ログラムが予め準備されている。
【0042】(S51)音声メモプログラムが起動され
ると、情報端末1は、移動電話15のマイクがオンにな
るのを検出するまで待機する。情報端末1は、移動電話
15のマイクがオンされたことを、信号処理装置14を
通じて送られた信号により知ると、移動電話15から送
られる音声データの受信待ち状態となる。(S52)情
報端末1は、移動電話15から一定以上のレベルの音声
データを受信すると、当該音声データの記録を開始す
る。(S53)情報端末1は、音声データの記録開始と
同時に表示部11に「録音中」の旨を表示する。(S5
4)情報端末1は、記録を開始してから終了するまで、
移動電話15から受信する音声データをメモリ12に蓄
積する。予め確保された音声メモ用のメモリ容量が一杯
になった場合又は移動電話のマイクがオフされた場合に
は、記録を終了する。(S55)情報端末1は、記録の
終了後に、録音時刻や録音時間等の属性を音声メモのフ
ァイルに添付する。
【0043】これによると、車両の走行中でも通常の運
転を行いながら、気がついたことを情報端末1にメモす
ることができる。そして、先の実施形態で説明した記録
音声データ通信により、メモした音声データを外部に発
信することも可能である。
【0044】その他、本実施形態によっても、先の実施
形態で説明した自動着信動作、着信データのチェック、
リアルタイム通信、及び記録音声データ通信のプログラ
ムを実行することができる。
【0045】次に、本発明の更に他の実施形態を図12
に基づいて説明する。図12において、符号16は、移
動電話と情報端末とが一体となった通信装置を示す。通
信装置16には赤外線通信手段16aが装備されてい
る。信号処理装置17は、通信装置16と信号送受を行
うための赤外線通信手段17aを備えている。本実施形
態において、移動電話と情報端末との間のデータ通信
は、通信装置16の内部回路によって行われる。信号処
理装置17は、エンジン制御装置3から出力された車両
の走行状態を示す信号を赤外線通信手段17aを介して
通信装置16に入力する。その他の構成及び動作は、先
に説明した2つの実施形態と同一となっている。このよ
うにしても、上記各実施形態と同一の作用効果を奏する
ことができる。
【0046】その他、本実施形態によっても、先の実施
形態で説明した自動着信動作、着信データのチェック、
リアルタイム通信、及び記録音声データ通信のプログラ
ムを実行することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、移動電話に着信した時、車両が
走行中であれば直ちに移動電話が通信状態に設定され、
受信データが情報端末のメモリに記録されるので、移動
電話へ着信した時の呼び出し音も直ちに途切れ、運転者
は、運転への集中を阻害されることなく運転を継続する
ことができる。この場合でも、情報端末のメモリに相手
先から発信された音声データやFAXデータが記録され
ており、運転を終了又は中断してから、ゆっくりと受信
内容を確認することができる。
【0048】請求項2記載の発明では、情報端末と走行
状態検出手段,及び情報端末と移動電話の接続が赤外線
通信手段を介して行われているので、システムへの情報
端末及び移動電話のセットアップと切り放しをケーブル
接続なしで容易に行うことができる。従って、通常車外
で使用している情報端末と移動電話を車内に持ち込んで
車載通信システムを組むことも容易に行うことができ
る、という従来になく車内での利用適正が向上された車
載通信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す構成図である。
【図2】図1に示した情報端末の構成を示す一部省略し
たブロック図である。
【図3】情報端末の格納ラックを示す斜視図である。
【図4】移動電話の格納ラックを示す斜視図である。
【図5】自動着信動作を示すフローチャートである。
【図6】着信チェック動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】着信リストの表示例を示す構成図である。
【図8】リアルタイム通信動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】記録音声データ通信の動作を示すフローチャー
トである。
【図10】本発明の他の実施形態を示す構成図である。
【図11】図10の実施形態における音声メモ動作を示
すフローチャートである。
【図12】本発明の更に他の実施形態を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 情報端末 2 移動電話 3 エンジン制御装置(走行状態検出手段) 4 信号処理装置 1a,2a,4a,4b 赤外線通信手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報端末と、移動電話とが接続され、移
    動電話での受信データを情報端末のメモリに記録可能と
    した車載通信システムにおいて、 前記情報端末を、車両の走行状態を反映した信号を出力
    する走行状態検出手段に接続し、 前記情報端末は、前記走行状態検出手段の出力に基づい
    て前記車両が走行中であるか否かを判断する走行中判断
    機能と、前記移動電話に着信した時に車両が走行中の場
    合は当該移動電話を直ちに通信状態に設定し受信データ
    のメモリへの記録を開始する自動着信機能とを備えてい
    ることを特徴とした車載通信システム。
  2. 【請求項2】 前記情報端末と走行状態検出手段との接
    続,及び前記情報端末と移動電話との接続が、赤外線通
    信手段を介して行われていることを特徴とした請求項1
    記載の車載通信システム。
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