JPH09321861A - 電話機能付き情報処理装置及びメッセージ送信方法 - Google Patents

電話機能付き情報処理装置及びメッセージ送信方法

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JPH09321861A
JPH09321861A JP13649296A JP13649296A JPH09321861A JP H09321861 A JPH09321861 A JP H09321861A JP 13649296 A JP13649296 A JP 13649296A JP 13649296 A JP13649296 A JP 13649296A JP H09321861 A JPH09321861 A JP H09321861A
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JP
Japan
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data
message
telephone number
telephone
transmission
Prior art date
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Application number
JP13649296A
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English (en)
Inventor
Masaru Nakamura
勝 中村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】面倒な操作を必要とせずに、特定の相手からの
呼び出しに対して個別にメッセージを送信する。 【解決手段】データ記憶部25に各種メッセージデータ
を記憶させておき、予め複数の電話番号とデータ記憶部
25に記憶された上記各種メッセージデータとを関連付
けたリンクテーブル26を作成しておく。送受信モジュ
ール11を通じて電話がかかってきたとき、その相手の
電話番号を電話番号認識部24にて認識する。データ処
理部21はリンクテーブル21を参照して電話番号認識
部24にて認識された電話番号に対応するメッセージデ
ータを判断し、そのメッセージデータを電話相手に送信
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機能を備えた
携帯型の情報処理装置に係り、特に電話をかけてきた相
手に対するメッセージの送信方法に特徴を有する電話機
能付き情報処理装置及びメッセージ送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PDA(personal di
gital assistants)等の携帯型情報処
理装置では、文書作成機能をはじめ、メモ機能、スケジ
ュール機能、アドレス機能といった個人情報を管理する
ための各種の機能を備えているものがあり、いつでも、
どこでも、必要な情報を入力したり、あるいは、画面に
表示して見ることができる。
【0003】また、この種の情報処理装置では、PHS
(personal handyphone syst
em)等の電話機能を搭載したものがあり、装置(端末
機器)を持ち歩きながら、電話をかけたり、受けたりす
ることができる。
【0004】ここで、従来の電話機能では、相手からの
呼び出しに対して、予め定められた1つのメッセージの
み送信可能であった。これは、所謂、留守番電話機能に
相当するものであり、電話がかかってくると、その相手
に関係なく、共通のメッセージを送信するものである。
また、特定の相手にメッセージを送信する機能もある。
これは、回線接続後、相手が暗証番号を入力すると、予
め用意されたメッセージを送信するといったものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の電話機能にあっては、電話相手を選別することなく回
線を接続し、その相手に1つの定型データのみをメッセ
ージとして送り返すようになっていた。
【0006】また、回線が接続された後、暗証番号を入
力することで、その相手のみメッセージを伝えることも
可能であった。しかしながら、この場合には、電話をか
けてきた相手は事前に暗証番号を知っている必要があ
り、また、回線接続後、その暗証番号を入力するといっ
た煩雑な操作が必要となり、使い勝手が非常に悪い問題
があった。
【0007】そこで、本発明は上記のような点に鑑みな
されたもので、面倒な操作を必要とせずに、特定の相手
からの呼び出しに対して個別にメッセージを送信するこ
とのできる電話機能付き情報処理装置及びメッセージ送
信方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明は、電話機能を備えた情報処理装置におい
て、各種メッセージデータを記憶したメッセージ記憶手
段と、電話がかかってきたときに、その相手の電話番号
を認識する電話番号認識手段と、予め複数の電話番号と
上記メッセージ記憶手段に記憶された上記各種メッセー
ジデータとを関連付けたリンクテーブルと、このリンク
テーブルを参照して上記電話番号認識手段によって認識
された上記電話番号に対応する上記メッセージデータを
判断し、そのメッセージデータを電話相手に送信するデ
ータ送信手段とを具備したものである。
【0009】このような構成によれば、電話がかかって
きたときに、その相手の電話番号に関連付けられたメッ
セージデータを送り返すことができる。この場合、電話
番号の認識は、例えばPHSの機能の1つである、相手
の電話番号が分かるという機能を利用することで行う。
これにより、暗証番号の入力を必要とせずに、電話番号
からその電話番号固有のメッセージデータの送信が可能
となる。
【0010】(2)また、本発明は、上記データ送信手
段による上記メッセージデータの送信完了後、上記リン
クテーブルの中で当該データと上記電話番号との関連付
けを解除し、同じ電話番号に他のデータがリンクされて
いる場合には、そのデータを繰り上げて上記電話番号と
の関連付けを行うリンク設定手段を具備したものであ
る。
【0011】このような構成によれば、再び同じ電話番
号の相手から電話があった場合に、一度その相手に送信
したメッセージデータは送信されなくなる。また、第
2、第3のメッセージデータが当該電話番号にリンクさ
れている場合には、これらのデータを順次繰り上げて送
信することができる。
【0012】(3)また、本発明は、上記データ送信手
段による上記メッセージデータの送信結果を少なくとも
送信時間と共に記した通信履歴を記録する通信記録手段
を具備したものである。
【0013】このような構成によれば、通信履歴によっ
て、どのメッセージデータが何時送られたのか、あるい
は、どのデータの送信を失敗したのかを知ることができ
る。特に、上記(2)のようなリンク設定手段を持つ装
置では、データ送信完了後、そのデータが自動的に解除
されてしまうが、通信履歴を見ることで、送信済みのデ
ータを把握することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
電話機能付き情報処理装置の構成を示すブロック図であ
る。本装置は、PHS電話機能を内蔵した電池駆動型の
PDAからなり、メモ機能、スケジュール機能、アドレ
ス機能といった個人情報を管理するためのPIM機能を
備えている。
【0015】本装置において、上記PHS電話機能を実
現するための無線通信側には、送受信モジュール11、
送話器12、受話器13、着信音発生部14が設けられ
ている。
【0016】送受信モジュール11は、例えばPHS無
線電話ユニットからなり、一般的なデジタル電話による
データの送受信処理の制御を行う部分であり、ADPC
M、モデム・コーデック、通信制御CPU等を有して構
成される。送話器12は、音声信号を入力するためのマ
イクである。受話器13は、音声信号を出力するスピー
カである。着信音発生部14は、電話がかかってきたと
きに着信音を発生する。
【0017】一方、上記PIM機能を実現するための通
常の情報処理側には、データ処理部21、入力部22、
表示部23、電話番号認識部24、データ記憶部25、
リンクテーブル26、繰り上げ設定部27、通信記録部
28、リアルタイマ29が設けられている。
【0018】データ処理部21は、本装置全体の制御を
行うものであり、ここでは、電話がかかってきたとき
に、その相手の電話番号に基づいてメッセージデータの
送信処理を行う。入力部22は、例えばタブレット等の
入力装置からなり、各種情報の入力や指示を行う。表示
部23は、例えばLCD (Liquid Crystal Display) 等
の表示装置からなり、各種情報の表示を行う。ここで
は、入力部22と表示部23とが一体化されており、同
一画面にて表示と入力(ペン入力)の両方を行う構成と
なっている。
【0019】電話番号認識部24は、相手の電話番号を
認識する。この電話番号の認識は、具体的にはPHSの
機能の1つである、相手の電話番号が分かるという機能
を利用することで行う。すなわち、PHSでは、電話が
かかってきたときに、受話器を取らずに相手の番号を知
らせることができる。これは、発番号表示機能(発信者
番号通知機能)と呼ばれるもので、発信者がこの機能を
設定しておくと、自分の電話番号がかけた相手の電話機
に表示される。
【0020】データ記憶部25は、本装置のPIM機能
で扱うメモデータ、スケジュールデータ、アドレスデー
タ等の各種個人情報を記憶している他、ここでは、電話
をかけてきた相手に対して送信する各種メッセージデー
タを記憶している。この場合、メッセージデータとして
は、各相手(電話番号)に共通のデータ(定型データ)
と、各相手(電話番号)毎にそれぞれ個別に定められた
データ(リンクデータ)がある。どらちのデータを相手
に送るのかは、リンク送信機能のオン/オフによって決
められる。すなわち、リンク送信機能がオフの場合には
定型データからなるメッセージデータを送信し、リンク
送信機能がオンの場合にはリンクデータからなるメッセ
ージデータを送信する。
【0021】リンクテーブル26は、複数の電話番号と
データ記憶部25に記憶された上記各種メッセージデー
タとを関連付けたテーブルである。このリンクテーブル
26の一例を図2に示す。繰り上げ設定部27は、リン
クテーブル26で示される第1段目のメッセージデータ
を送信完了後、リンクテーブル26の中で当該データと
電話番号との関連付けを解除し、また、同じ電話番号に
他のデータがリンクされている場合には、そのデータを
繰り上げて上記電話番号との関連付けを行う。
【0022】また、通信記録部28は、リアルタイマ2
9を参照してメッセージデータの送信結果(送信完了/
送信失敗)を少なくとも送信時間と共に記した通信履歴
を記録する。この通信記録部28に記録される通信履歴
の一例を図3に示す。リアルタイマ29は、現在の時間
を計時するためのタイマである。
【0023】図2はリンクテーブル26の一例を示す図
である。リンクテーブル26は、各電話番号と各種メッ
セージデータとを関連付けたテーブルであり、その内容
は予め図示せぬリンク登録画面を通じてユーザが登録し
ておく。この例では、電話番号1に対してデータAとデ
ータBの2種類のメッセージデータがリンクされてい
る。同様に、電話番号2に対してはデータCのメッセー
ジデータが、電話番号3に対してはデータDのメッセー
ジデータリンクされている。
【0024】データA〜データDは、それぞれ異なった
内容のメッセージデータである。また、電話番号1に対
しては、データA、データBの順でメッセージデータが
送られる。すなわち、電話番号1を有する相手から電話
があると、まず、データAのメッセージデータが送信さ
れ、次に同じ相手から電話があった場合にはデータBの
メッセージデータが送信される(リンクデータの解除/
繰り上げ処理)。
【0025】図3は通信記録部28に記録される通信履
歴の一例を示す図である。メッセージデータの送信後、
通信記録部28には、そのメッセージデータの送信結果
(送信完了/送信失敗)を少なくとも送信時間と共に記
した通信履歴が記録される。この例では、電話番号1を
有する相手にデータAのメッセージデータが10時に送
信され、その送信が完了したことを示す通信履歴が記録
されている。また、電話番号2を有する相手にデータC
のメッセージデータが11時に送信され、その送信が失
敗したことを示す通信履歴が記録されている。
【0026】次に、同実施形態の動作を説明する。本装
置は、(a)相手先電話が音声データのみ扱える機器の
場合と、(b)相手先電話が音声データ、文字データ
(テキストデータ)、イメージデータが扱える機器の場
合とで、データ形式を変えてメッセージデータを送信す
ることができる。
【0027】(a)相手先電話が音声データのみ扱える
機器の場合 相手先電話が音声データのみ扱える機器の場合には、従
来のように音声でのみデータ送信を行うことができる。
その際、本機能であるリンク送信機能がオフの場合には
各相手に共通のメッセージデータ(定型データ)を音声
で送り返し、リンク送信機能がオンの場合には本体内で
その電話番号に関連付けられたメッセージデータ(リン
クデータ)を音声で送り返す。
【0028】(b)相手先電話が音声、文字、イメージ
が扱える機器の場合 相手先電話が音声データ、文字データ、イメージデータ
が扱える機器の場合には、それぞれのデータ形式で送信
することができる。その際、本機能であるリンク送信機
能がオフの場合には各相手に共通のメッセージデータ
(定型データ)を各データ形式(音声、文字、イメー
ジ)で送り返し、リンク送信機能がオンの場合には本体
内でその電話番号に関連付けられたメッセージデータ
(リンクデータ)を各データ形式(音声、文字、イメー
ジ)で送り返す。
【0029】以下、このようなメッセージデータの送信
処理の具体的な動作について、図4および図5を参照し
ながら説明する。図4および図5は同実施形態における
メッセージ送信処理の動作を示すフローチャートであ
る。電話の呼び出しがあると(ステップS11)、送受
信モジュール11を通じて、その電話相手との回線を接
続する(ステップS12)。その際、例えばユーザが不
在であるなどして電話を取らなかった場合において、そ
のとき呼び出しに対して以下のようなメッセージの送信
処理を行う。
【0030】すなわち、まず、電話番号認識部24にて
相手の電話番号を認識する(ステップS13)。この電
話番号の認識は、PHSの機能の1つである、相手の電
話番号が分かるという機能を利用することで行う。
【0031】次に、データ処理部21にて相手の電話の
機種を判断する。この判断は、回線が繋がったときに、
こちらから機種識別信号を相手に送り、その応答信号に
よって行う。これにより、相手から通常電話である旨の
応答信号があると、データ処理部21は音声データのみ
扱える機器であると判断して(ステップS14のYe
s)、その相手に音声でメッセージデータの送信を行う
(ステップS15〜S17)。
【0032】この場合、リンク送信機能がオン状態であ
れば(ステップS15のYes)、データ処理部21は
リンクテーブル26を参照して、電話相手の電話番号に
対応するメッセージデータを判断し、データ記憶部25
から該当データを読み出し、そのメッセージデータを送
受信モジュール11を通じて音声にて相手に送信する
(ステップS16)。一方、リンク送信機能がオフ状態
であれば(ステップS15のNo)、データ処理部21
は電話相手に関係なく、データ記憶部25から定型のメ
ッセージデータを読み出し、そのメッセージデータを送
受信モジュール11を通じて音声にて相手に送信する
(ステップS17)。
【0033】なお、このリンク送信機能のオン/オフの
設定は、初期設定時に図示せぬ初期設定画面を通じて行
われているものとする。また、上記ステップS16にて
電話番号にリンクしたメッセージデータ(リンクデー
タ)を送信した後に、後述するデータ解除/繰り上げ処
理を加え、当該データの解除と次データの繰り上げを行
うことも可能である。
【0034】このように、通常の電話機から電話がかか
ってきた場合には、音声にてメッセージデータを送り、
その際に、本機能(リンク送信機能)が設定されていれ
ば、相手の電話番号に関連付けられたメッセージデータ
を送り返す。このようなデータ送信後、通信記録部28
にて、データ送信が完了した旨の通信履歴を記録する
(ステップS18)。
【0035】また、上記ステップS14において、相手
から本装置と同じ機器である旨の応答信号があると、デ
ータ処理部21は音声データ、文字データ、イメージデ
ータが扱える機器であると判断して(ステップS14の
No)、その相手に各データ形式でメッセージデータの
送信を行う(ステップS15〜S17)。
【0036】この場合も上記同様に、リンク送信機能の
設定状態に応じて、同機能がオン状態であれば(ステッ
プS19のYes)、データ処理部21はリンクテーブ
ル26を参照して、電話相手の電話番号に対応するメッ
セージデータを判断し、データ記憶部25から該当デー
タを読み出し、そのメッセージデータを送受信モジュー
ル11を通じて各データ形式にて相手に送信する(ステ
ップS20)。一方、リンク送信機能がオフ状態であれ
ば(ステップS19のNo)、データ処理部21は電話
相手に関係なく、データ記憶部25から定型のメッセー
ジデータを読み出し、そのメッセージデータを送受信モ
ジュール11を通じて各データ形式にて相手に送信する
(ステップS21)。
【0037】なお、各データ形式とは、音声データ、文
字データ(テキストデータ)、イメージデータのことで
ある。どのデータ形式で送るのかは、相手の指定によっ
て適宜決めても良いし、また、音声データと文字データ
といったように複数のデータ形式を組み合わせて送るこ
ともできる。複数のデータ形式を組み合わせて送る場合
には、時分割処理を行って、そのとき接続されている回
線に各データを適宜割り込ませれば良い。受け手側で
は、送信データの中に付いているデータ識別情報からそ
のデータの形式を判断して適宜処理することになる。
【0038】このように、本装置と同じ機種から電話が
かかってきた場合には、各データ形式にてメッセージデ
ータを送り、その際に、本機能(リンク送信機能)が設
定されていれば、相手の電話番号に関連付けられたメッ
セージデータを送り返す。
【0039】ところで、音声の場合には途中で回線が切
れても特に支障はないが、文字やイメージの場合には途
中で回線が切れると、データの内容が分からなくなる可
能性がある。
【0040】そこで、本実施形態では、データ送信後、
データ処理部21は当該メッセージデータが正しく送ら
れたか否かをチェックする。その結果、例えば相手が通
信圏外に移動するなどして、メッセージデータが正しく
送られなかった場合には(ステップS22のNo)、通
信記録部28にて送信が失敗した旨の通信履歴を記録し
て(ステップS23)、直ちに回線を切断する。このよ
うに途中で回線を切断した場合には、後述するデータ解
除/繰り上げ処理は行わない。つまり、リンクテーブル
26の更新は行わないことになる。
【0041】一方、メッセージデータが正しく送られた
場合には(ステップS22Yes)、データ処理部21
は繰り上げ設定部27を通じて、リンクテーブル26の
中で当該データと電話番号との関連付けを解除し(ステ
ップS24)、同じ電話番号に他のデータがリンクされ
ている場合には(ステップS25のYes)、そのデー
タを繰り上げて上記電話番号との関連付けを行う(ステ
ップS26)。
【0042】具体的に説明すると、例えば図2に示すよ
うに、リンクテーブル26内にて電話番号1にデータA
とデータBの2種類のメッセージデータがリンクされて
いるものとする。この電話番号1を有する相手から電話
があると、まず、第1段目のデータAのメッセージデー
タが送信される。このときのデータ送信が完了すると、
リンクテーブル26からデータAが消されて、次のデー
タBが繰り上がる。
【0043】このようなデータ解除/繰り上げ処理によ
り、再び同じ電話番号の相手から電話があった場合に、
一度その相手に送信したメッセージデータは送信されな
くなる。また、第2、第3のメッセージデータが当該電
話番号にリンクされている場合には、これらのデータを
順次繰り上げて送信することができる。
【0044】また、このようなデータ解除/繰り上げ処
理後にも、通信記録部28にて、データ送信が完了した
旨の通信履歴を記録する(ステップS27)。この通信
履歴は、入力部22により通信履歴の表示を指示するこ
とで、表示部23にて見ることができる。これにより、
どのメッセージデータが何時送られたのか、あるいは、
どのデータの送信を失敗したのかを知ることができる。
【0045】特に、上述したようなデータ解除/繰り上
げ処理を持つ装置では、データ送信完了後、そのデータ
が自動的に解除されてしまうため、後にユーザはどのよ
うなデータがあったのかが分からなくなる。そこで、図
3に示すような通信履歴を取っておくことで、このよう
な不具合を解消することができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電話がか
かってきたときに、その相手の電話番号に関連付けられ
たメッセージデータを送り返すことができる。したがっ
て、従来のような暗証番号の入力を必要とせずに、電話
番号からその電話番号固有のメッセージデータの送信が
可能となる。
【0047】また、メッセージデータの送信完了後、当
該データと電話番号との関連付けを解除し、同じ電話番
号に他のデータがリンクされている場合には、そのデー
タを繰り上げて上記電話番号との関連付けを行うことに
より、再び同じ電話番号の相手から電話があった場合
に、一度その相手に送信したメッセージデータは送信さ
れなくなる。また、第2、第3のメッセージデータが当
該電話番号にリンクされている場合には、これらのデー
タを順次繰り上げて送信することができる。
【0048】また、本発明は、メッセージデータの送信
結果を少なくとも送信時間と共に記した通信履歴を記録
することにより、どのメッセージデータが何時送られた
のか、あるいは、どのデータの送信を失敗したのかを知
ることができる。特に、データ送信完了後、そのデータ
を自動的に解除する構成にあっては、通信履歴を見るこ
とで、送信済みのデータを把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電話機能付き情報処
理装置の構成を示すブロック図。
【図2】図1のリンクテーブルの一例を示す図。
【図3】図1の通信記録部に記録される通信履歴の一例
を示す図。
【図4】同実施形態におけるメッセージ送信処理の動作
を示すフローチャート。
【図5】同実施形態におけるメッセージ送信処理の動作
を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…送受信モジュール 21…データ処理部 22…入力部 23…表示部 24…電話番号認識部 25…データ記憶部 26…リンクテーブル 27…繰り上げ設定部 28…通信記録部 29…リアルタイマ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機能を備えた情報処理装置におい
    て、 各種メッセージデータを記憶したメッセージ記憶手段
    と、 電話がかかってきたときに、その相手の電話番号を認識
    する電話番号認識手段と、 予め複数の電話番号と上記メッセージ記憶手段に記憶さ
    れた上記各種メッセージデータとを関連付けたリンクテ
    ーブルと、 このリンクテーブルを参照して上記電話番号認識手段に
    よって認識された上記電話番号に対応する上記メッセー
    ジデータを判断し、そのメッセージデータを電話相手に
    送信するデータ送信手段とを具備したことを特徴とする
    電話機能付き情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記データ送信手段による上記メッセー
    ジデータの送信完了後、上記リンクテーブルの中で当該
    データと上記電話番号との関連付けを解除し、同じ電話
    番号に他のデータがリンクされている場合には、そのデ
    ータを繰り上げて上記電話番号との関連付けを行うリン
    ク設定手段を具備したことを特徴とする請求項1記載の
    電話機能付き情報処理装置。
  3. 【請求項3】 上記データ送信手段による上記メッセー
    ジデータの送信結果を少なくとも送信時間と共に記した
    通信履歴を記録する通信記録手段を具備したことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の電話機能付き情報
    処理装置。
  4. 【請求項4】 電話機能を備えた情報処理装置のメッセ
    ージ送信方法であって、 各種メッセージデータをメモリに記憶させておき、 予め複数の電話番号と上記メモリに記憶された上記各種
    メッセージデータとを関連付けたリンクテーブルを作成
    し、 電話がかかってきたときに、その相手の電話番号を認識
    後、 上記リンクテーブルを参照して上記認識された電話番号
    に対応する上記メッセージデータを判断し、そのメッセ
    ージデータを電話相手に送信することを特徴とするメッ
    セージ送信方法。
  5. 【請求項5】 上記メッセージデータの送信完了後、上
    記リンクテーブルの中で当該データと上記電話番号との
    関連付けを解除し、同じ電話番号に他のデータがリンク
    されている場合には、そのデータを繰り上げて上記電話
    番号との関連付けを行うことを特徴とする請求項4記載
    のメッセージ送信方法。
  6. 【請求項6】 上記メッセージデータの送信結果を少な
    くとも送信時間と共に記した通信履歴を記録することを
    特徴とする請求項4または請求項5記載のメッセージ送
    信方法。
JP13649296A 1996-05-30 1996-05-30 電話機能付き情報処理装置及びメッセージ送信方法 Pending JPH09321861A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006080950A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Ares Communications Tech Inc ショートメッセージで着信に応答する通信装置および方法
JP2010514268A (ja) * 2006-12-13 2010-04-30 クゥアルコム・インコーポレイテッド 自動化されたメールボックストリガ及びメッセージング

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