JPH1031320A - フタロシアニン混合物 - Google Patents

フタロシアニン混合物

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JPH1031320A
JPH1031320A JP9087586A JP8758697A JPH1031320A JP H1031320 A JPH1031320 A JP H1031320A JP 9087586 A JP9087586 A JP 9087586A JP 8758697 A JP8758697 A JP 8758697A JP H1031320 A JPH1031320 A JP H1031320A
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layer
phthalocyanine
mixture
micrometers
conductive
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JP9087586A
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Donald J Goodman
ジェイ グッドマン ドナルド
Steven J Grammatica
ジェイ グランマティカ スティーブン
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Original Assignee
Xerox Corp
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/22Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains four or more hetero rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
    • C09B67/0034Mixtures of two or more pigments or dyes of the same type
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒドロキシガリウムフタロシアニンとアルコ
キシガリウムフタロシアニン二量体の混合物を含むフォ
トレセプタを提供する。 【解決手段】 光導電性画像形成部材は、支持基板、電
荷発生層、電荷輸送層で構成され、該電荷発生層はヒド
ロキシガリウムフタロシアニンとアルコキシで架橋され
たガリウムフタロシアニン二量体との混合物からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は(1)ヒドロキシガ
リウムフタロシアニンおよびアルコキシガリウムフタロ
シアニン二量体の混合物、および、(2)電荷発生材料
として該混合物を含む電子写真用フォトレセプタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ヒドロキシガリウムフタロシアニンは電
子写真用フォトレセプタの電荷キャリア発生顔料として
有用である。ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料が
重要であるのは感度が高いからである。
【0003】額田らの米国特許第5,302,710号
(特願平3−229688)は、ハロゲン化インジウム
フタロシアニンとハロゲン化ガリウムフタロシアニンか
らなるフタロシアニン混晶に関する。額田らはフタロシ
アニン混晶を含有する電子写真用フォトレセプタについ
て開示している。該混晶は乾式粉砕し有機溶媒で処理し
て製造される。該混晶を含有する電子写真用フォトレセ
プタの特徴は、反復使用に際して安定性が向上すること
である。
【0004】Nealeyらの米国特許第5,418,
107号は、顔料粒子混合物も含めた電子写真画像形成
部材の製造方法に関する。該混合物はバナジルの入らな
い2種類のフタロシアニン顔料からなる。Nealey
らは、代表的な混合物として、金属の入らないフタロシ
アニンとチタニルフタロシアニン、クロロインジウムフ
タロシアニンとチタニルフタロシアニン、ヒドロキシガ
リウムフタロシアニンとチタニルフタロシアニンを挙げ
ている。
【0005】Grammaticaらの許可待ち中の米
国特許出願第08/439,395号(特願平8−10
5097)は、TiOフタロシアニン(IV)とクロロイ
ンジウムフタロシアニンを配合してバランスのとれた感
度を達成しようとするものである。
【0006】一般的に、フタロシアニン粒子やフタロシ
アニン粒子混合物はある特定の感度域における特性を向
上させる目的で使用される。顔料をある特定の感度域に
合わせて調製することで、フォトレセプタの特定の用途
に適した特性を有する組成物が提供できる。例えば、あ
る組成物は780nmの半導体レーザ露光システムのプ
リンタで使用されるフォトレセプタの電荷発生顔料とし
て使用できる。Grammaticaらの米国特許出願
第08/439,395号を参照のこと。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、異なる用途には別個の顔料体系を使用しており、そ
れが顔料の一つの組み合わせで代用できるものはなかっ
た。
【0008】本発明の目的は、用途別にフォトレセプタ
を設計できる結晶混合物を提供することにある。混合物
中の顔料の割合を変えることによって、ある感度域を提
供することができる。従って、混合物中の顔料の割合を
変えれば該混合物は多くの用途に使用できる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒドロキシガ
リウムフタロシアニンとアルコキシガリウムフタロシア
ニン二量体の混合物からなることを特徴とするフタロシ
アニン顔料を提供する。本発明は、ヒドロキシガリウム
フタロシアニンとアルコキシガリウムフタロシアニン二
量体の混合物からなることを特徴とする電子写真画像形
成部材を提供する。本発明は、それぞれの用途に応じた
感度を提供するために調整可能な顔料を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】支持基板 支持基板2は不透明または実質的に透明で、必要な機械
的特性を有する数多くの適材で作られていてもよい。ア
ルミニウムのドラムが好ましい基板である。
【0011】該基板はさらに導電表面(接地面3)を備
えていてもよい。それに応じて、該基板は無機または有
機組成物などの非導電性または導電性材料の層からなる
ものでもよい。非導電性材料として種々の公知の樹脂が
使用できる。例えば、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリアミド、ポリウレタンなどである。ベルトタイ
プの画像形成部材では、絶縁性または導電性基板は柔軟
性がなければならず、シート状、スクロール状、エンド
レスのフレキシブルベルト状などのいくつもの異なった
形状をとる。好ましくは、該基板はエンドレスのフレキ
シブルベルトの形状がよく、E.I.du Pont
de Nemours & Co.,社のMylarま
たはICI Americans Inc.社のMel
inexなどの市販の二軸延伸ポリエステルで作られ
る。
【0012】基板層の好ましい厚さは経済的な考慮など
多くの要因に左右される。この層の厚さは約65マイク
ロメートルから約150マイクロメートルの範囲で、好
ましくは約75マイクロメートルから約125マイクロ
メートルがよい。なぜならば、この範囲であれば、直径
19ミリメートルといった小さな直径のローラーの回り
を回転する際に最適の柔軟性が得られ、誘発される表面
の曲げ応力も最小になるからである。フレキシブルベル
トの基板は、実質的な厚さが例えば200マイクロメー
トルでも、最小の厚さが例えば200マイクロメートル
でも、最小の厚さが例えば50マイクロメートルでも、
最終の光導電装置に悪影響がなければよい。基板層の表
面はコーティングの前にクリーニングして隣接層との接
着性をより高めるようにすることが好ましい。クリーニ
ングは基板層の表面にプラズマを放出したりイオン衝撃
を与えるなどして行う。
【0013】導電性の接地面 導電性の接地面3(必要であれば)は金属層などの導電
層からなり、例えば基板2上に真空蒸着法などの適切な
コーティング技術により形成される。代表的な金属とし
ては、アルミニウム、ジルコニウム、ニオブ、タンタ
ル、バナジウム、ハフニウム、チタン、ニッケル、ステ
ンレススチール、クロム、タングステン、モリブデンな
ど、およびその混合物や合金である。該導電層の厚さは
実質的に広範囲にわたっているが、光導電性部材に求め
られる光学的透明性や柔軟性によって決まる。従って、
フレキシブルな光応答画像形成装置としては、導電層の
厚さは好ましくは約20オングストロームから約750
オングストロームの間で、さらに好ましくは導電率や柔
軟性、光透過性との最適の組み合わせの点から約50オ
ングストロームから約200オングストロームの間がよ
い。
【0014】金属層を形成するのに使用される技術の如
何にかかわらず、大部分の金属の外表面には空気に触れ
ると酸化金属の薄い層が形成される。従って、該金属層
の上に重なる別の層が“連続”層として特徴づけられる
場合、上に重なるこれらの隣接層は、実際は酸化可能な
金属層の外表面に形成される薄い酸化金属の層に接触す
ることを意味する。一般的に背面消去露光では、導電層
の光透明度は少なくとも約15%が望ましい。導電層を
金属に限る必要はない。導電層の別の例としては、約4
000オングストロームから約9000オングストロー
ムの波長の光に対する透明層として導電性のインジウム
酸化スズや、不透明な導電層として導電性のカーボンブ
ラックをプラスチックバインダに分散させた材料などの
組み合わせたものでもよい。導電性の基板を用いた場
合、導電性の接地面3は省略してもよい。
【0015】電荷ブロッキング層 導電性の接地面層を蒸着した後、それにブロッキング層
4を接着する。正に帯電したフォトレセプタの電子ブロ
ッキング層は、正孔をフォトレセプタの画像形成表面か
ら導電層へと移動させる。負に帯電したフォトレセプタ
では、正孔が導電層から反対の光導電層へ注入するのを
防止するためのバリヤを形成できる適切な正孔ブロッキ
ング層であればどのようなものでも利用できる。
【0016】ブロッキング層4は、ポリビニルブチラー
ル、エポキシ樹脂、ポリエステル、ポリシロキサン、ポ
リアミド、ポリウレタンなどのポリマー、窒素含有シロ
キサンまたは窒素含有チタン化合物で例えば、トリメト
キシシリルプロピルエチレンジアミン、ベータ−(アミ
ノエチル)ガンマ−アミノ−プロピルトリメトキシシラ
ン、イソプロピルアミノベンゼンスルホニルチタネー
ト、ジ(ドデシルベンゼンスルホニル)チタネート、イ
ソプロピルジ(4−アミノベンゾイル)イソステアロイ
ルチタネート、イソプロピルトリ(メチルアミノ)チタ
ネート、イソプロピルトリアントラニルチタネート、イ
ソプロピルトリ(N,N−ジメチルエチルアミノ)チタ
ネート、チタニウム−4−アミノベンゼンスルホネート
オキシアセテート、チタニウム4−アミノベンゾエート
イソステアレートオキシアセテート、[H2N(CH
2−)4]CH3Si(OCH32(ガンマ−アミノブチ
ルメチルジメトキシシラン)、[H2N(CH23]C
3Si(OCH32(ガンマ−アミノプロピルメチル
ジメトキシシラン)、[H2N(CH23]Si(OC
33(ガンマ−アミノプロピルトリメトキシシラン)
で、米国特許第4,338,387号、4,286,0
33号、4,291,110号に開示されている。
【0017】好ましい正孔ブロッキング層は、加水分解
されたシランまたは加水分解されたシラン類の混合物
と、金属接地面層の酸化された表面との反応混合物でで
きている。酸化表面は、蒸着後空気に触れたとき大部分
の金属接地面層の外表面に本来形成されるものである。
この組み合わせにより、低い相対湿度における電気的安
定性が高められる。使用できる加水分解されたシランは
従来技術で公知のものである。例えば、Teusche
rらの米国特許第5,091,278号(特願平3−2
11071)を参照のこと。
【0018】ブロッキング層4は連続すべきもので、厚
さは使用する材料によるが最大2マイクロメートルであ
る。露光ステップ後の電荷の中和が容易であることおよ
び良好な電気的性能が得られることから、約0.005
マイクロメートルから約0.3マイクロメートルの範囲
の厚さのブロッキング層がよい。最適の電気的挙動のた
めにブロッキング層の厚さは約0.03マイクロメート
ルから約0.06マイクロメートルが好ましい。
【0019】ブロッキング層は、スプレー法、浸漬コー
ティング法、引張り棒コーティング法、グラビアコーテ
ィング法、シルクスクリーニング法、エアナイフコーテ
ィング法、リバースロールコーティング法、真空蒸着
法、化学処理法などの適切な技術によって接着される。
薄い層を得るための便宜上、ブロッキング層は好ましく
は希薄溶液の形態で適用され、溶媒はコーティングの接
着後、真空、加熱などの従来技術によって除去される。
一般的に、スプレーコーティングの場合、ブロッキング
層材料と溶媒の重量比が約0.5:100から約5.
0:100の間であることがよい。
【0020】接着層 ブロッキング層4と電荷発生層6(又は光発生層)との
間に中間層5を作って接着性を高める。しかしながら、
本発明では浸漬コーティングをしたアルミニウムのドラ
ムが好ましい基板であり、接着層なしで使用される。接
着層を使用するときには、乾燥厚さが約0.01マイク
ロメートルから約0.3マイクロメートル、より好まし
くは約0.05から約0.2マイクロメートルであるこ
とを特徴とする。
【0021】接着層は、使用する場合、電子写真画像形
成部材の層に使用される公知の接着剤であれば何れを使
ってもよい。接着層は、du Pont 49,000
樹脂(E.I.du Pont de Nemours
& Co.社製)、Vitel 1200(Good
year Rubber & Tire Co.社製)
などの塗膜形成ポリエステル樹脂接着剤からなる。
【0022】du Pont 49,000もVite
l 1200の接着層も妥当な接着力があり、これを使
用して得られた画像形成部材に電子写真上の悪影響を与
えない。
【0023】別のコポリエステル樹脂接着剤がGood
year Tire & Rubber Co.からV
itel 2200の商品名で入手できる。このコポリ
エステル樹脂は2つの二酸と2つのジオールの直鎖飽和
コポリエステルである。この直鎖飽和コポリエステルの
分子構造は次のように表される。
【0024】
【化1】 ここで、コポリエステル中のエチレングリコールに対す
る二酸の比率は1:1である。2つの二酸はテレフタル
酸とイソフタル酸で、その比率は1.2:1である。2
つのジオールはエチレングリコールと2,2−ジメチル
プロパンジオールで、その比率は1.33:1である。
GoodyearのVitel 2200の直鎖飽和コ
ポリエステルは、2つの二酸と2つのジオールのモノマ
ー単位が不規則に入れ替わって並んでおり、重量平均分
子量は約58,000で、Tgは約67℃である。
【0025】その他の適切なコポリエステルとして、G
oodyearのVitel 1710、Vitel
1870、Vitel 3300、Vitel 355
0、Vitel 5833がある。Vitel 583
3は短鎖の枝分かれしたポリマーで、架橋結合可能な官
能基の水酸基とカルボキシル基をもつ。Vitel58
33は、接着層の架橋結合濃度の増加を必要とする用途
で、単独または他のポリエステルと配合して使用するの
に特に有用である。
【0026】電荷発生層 電荷発生層6はポリマーバインダと光導電性顔料混合物
とからなる。光導電性顔料はヒドロキシガリウムフタロ
シアニンとアルコキシガリウムフタロシアニン二量体の
混合物である。
【0027】米国特許出願第08/169,486号に
ヒドロキシガリウムフタロシアニンV型の製造方法が解
説されている。当該出願特許の開示内容は本発明に参考
文献として取り入れられている。当該出願では、顔料前
駆物質のI型クロロガリウムフタロシアニンを次のよう
に製造している。N−メチルピロリドンなどの溶媒に入
れた約10部から約100部、好ましくは約19部の塩
化ガリウムを、塩化ガリウムの各部に対して約1部から
約10部、好ましくは約4部の量の1,3−ジイミノイ
ソインドレン(DI3)と反応させる。生成した顔料前
駆物質のクロロガリウムフタロシアニンは標準法で加水
分解される。例えば、顔料前駆物質は酸ペースティング
法によって加水分解される。ここで前駆物質は濃硫酸に
溶かした後、水などの溶媒中に沈澱させるか、又はアン
モニアの希薄溶液、例えば約10から約15%のアンモ
ニアで沈澱させる。生成した加水分解されたヒドロキシ
ガリウムフタロシアニン顔料は、ヒドロキシガリウムフ
タロシアニンの各重量に対して約1容量部から約50容
量部、好ましくは約15容量部のN,N−ジメチルホル
ムアミドなどの溶媒中で処理される。溶媒中の顔料は、
直径約1ミリメートルから5ミリメートルの球状ガラス
ビーズの存在下、ボールミルで処理される。このときの
温度は室温で約25℃、処理時間は約1時間から約1週
間、好ましくは約24時間である。この処理によって、
残留塩素濃度が約0.001%から約0.1%と非常に
低いヒドロキシガリウムフタロシアニンV型が生成す
る。
【0028】さらに、ヒドロキシガリウムフタロシアニ
ンの製造方法は同時出願中の米国特許出願第08/41
3,554号と第08/332,304号、およびBu
rtらの米国特許第5,456,998号、第5,46
6,796号、第5,493,016号に記載されてい
る。各出願特許および各特許に開示されている内容は本
発明の参考文献となっている。
【0029】さらに、いずれもBurtらの米国特許第
5,493,016号、第5,466,796号、第
5,456,998号、第5,521,306号に、本
発明に適したアルコキシメタロフタロシアニン二量体と
その製造方法が開示されている。これらの特許の開示内
容は本発明の参考文献となっている。Burtらの米国
特許第5,493,016号には、アルコキシで架橋さ
れたメタロフタロシアニン二量体を、三価の金属化合物
とオルト−フタロジニトリルまたは1,3−ジイミノイ
ソインドレンをジオールの存在下で反応させて製造する
方法が記載されている。米国特許第5,466,796
号は、アルコキシで架橋されたメタロフタロシアニンC
32168MOROMN81632、ここでMは金属、R
はアルキルまたはアルキルエーテルを表す、について解
説している。Burtらの米国特許第5,456,99
8号は、電荷発生材料としてアルコキシで架橋されたメ
タロフタロシアニン二量体からなる光導電性の画像形成
部材について開示している。ここで、二量体の化学式は
32168MOROMN81632であり、Mは3価金
属、Rはアルキルまたはアルキルエーテルを表す。Bu
rtらの米国特許第5,521,306号にV型ヒドロ
キシガリウムフタロシアニンの製造方法が開示されてい
る。これは、アルコキシで架橋されたガリウムフタロシ
アニン二量体をその場で形成し、それを加水分解してヒ
ドロキシフタロシアニンにして、そのヒドロキシガリウ
ムフタロシアニン生成物をV型ヒドロキシガリウムフタ
ロシアニンに転換するというものである。
【0030】適切なヒドロキシガリウムフタロシアニン
と適切なアルコキシガリウムフタロシアニンが前掲のB
urtらの特許および同じくBurtらの米国特許第
5,521,306号に開示されている。特に、Bur
tらの米国特許番号5,521,306号は、式1に示
してあるような一般式がC32168GaOROGaN8
1632のアルコキシガリウムフタロシアニン二量体に
ついて開示している。
【0031】
【化2】 ここで、アルコキシ架橋単位(O−R−O)中のRはア
ルキルまたはアルキルエーテルであり、例えば2から約
10個、好ましくは約2から6個の炭素原子を含む。
【0032】電荷発生層6は導電性の基板上にコーティ
ング組成物を塗布して形成する。該コーティング組成物
は、本発明のヒドロキシガリウムフタロシアニンとアル
コキシガリウムフタロシアニン二量体を有機溶媒に溶か
したバインダ樹脂の溶液中に分散させて製造する。顔料
としてのヒドロキシガリウムフタロシアニン対アルコキ
シガリウムフタロシアニン二量体の比率は用途に応じて
微調整により変わってくる。一般的には、重量比で9
9:1から1:99である。好ましくは80:20から
20:80である。他の適切な比率は、60:40から
40:60および55:45から45:55である。
【0033】フタロシアニン混合物とバインダ樹脂の配
合比は一般的に重量比で40/1から1/10、好まし
くは10/1から1/4である。フタロシアニン混合物
の比率が高くなりすぎるとコーティング組成物の安定性
が低下しやすく、低くなりすぎると電荷発生層6の感度
が低下しやすい。
【0034】コーティング組成物に使用される溶媒は電
荷発生層の下の層、すなわち電荷発生層が重ねられる層
を溶かせないような溶媒から選択するのが好ましい。そ
のような有機溶媒の例としては、例えばメタノール、エ
タノール、イソプロパノールなどのアルコール;アセト
ン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケト
ン;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチル
アセトアミドなどのアミド;ジメチルスルホキシド;テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコールモ
ノメチルエーテルなどのエーテル;酢酸メチル、酢酸エ
チルなどのエステル;クロロホルム、塩化メチレン、ジ
クロロエチレン、四塩化炭素、トリクロロエチレンなど
のハロゲン化脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン、キ
シレン、リグロイン、モノクロロベンゼン、ジクロロベ
ンゼンなどの芳香族炭化水素がある。
【0035】電荷発生層6用のコーティング組成物は、
浸漬コーティング、スプレーコーティング、スピンコー
ティング、ビードコーティング、ワイヤバーコーティン
グ、ブレードコーティング、ローラーコーティング、カ
ーテンコーティングなどの公知のコーティング技術によ
って塗布される。コーティング後の乾燥は、好ましくは
初め室温で少し乾かし、次いで加熱乾燥する。加熱乾燥
は20℃から200℃の温度で5分から2時間、静止し
た空気中または空気流の中で行われる。電荷発生層の厚
さは通常約0.05から5ミクロンである。
【0036】電荷輸送層 電荷輸送層7は、電荷発生層6から光で発生した正孔ま
たは電子が注入されるのをサポートすることができ、こ
れらの正孔または電子を移動させて選択的に表面電荷を
放電できる適切な透明の有機ポリマーまたは非高分子材
料からなる。電荷輸送層は正孔または電子を移動させる
だけでなく、電荷発生層を摩耗や化学薬品による腐食か
ら保護するので、画像形成部材の寿命が延びる。
【0037】電荷輸送層7は、画像形成部材が使用され
ることになる領域における放射に対して実質的に透明で
ある。大部分の入射光が電荷輸送層の下にある電荷発生
層で確実に利用されるように電荷輸送層を通り抜けて露
光が行われる場合、電荷輸送層は通常透明である。透明
基板が用いられる場合、画像の露光または消去は、基板
を通過するすべての光を用いて基板を通して行われる。
この場合、電荷輸送材料は使用される波長領域の光を透
過する必要はない。
【0038】電荷輸送層7は、通常は電気的に不活性な
高分子材料中にそれらの材料を電気的に活性にするため
に活性化化合物を分散して作られる。この化合物は、光
で発生した電荷の注入をサポートせず、その電荷の移動
も不可能な高分子材料に添加される。多層光導電体に使
用される輸送層で特に好ましいのは、約25から約75
重量%の、少なくとも1つの電荷を移動させる芳香族ア
ミン化合物と、約75から約25重量%の、芳香族アミ
ンが可溶な高分子塗膜形成樹脂からなるものである。
【0039】電荷輸送層7は、好ましくは次の一般式を
もつ1つ以上の化合物からなる混合物から作られる。
【0040】
【化3】 ここで、R1とR2は置換または非置換のフェニル基、
ナフチル基、ポリフェニル基の中から選ばれ、R3は置
換または非置換のアリール基、炭素原子数が1から18
のアルキル基、炭素原子数が3から18の脂環式炭化水
素基の中から選ばれる。置換基はNO2基やCN基など
のような電子吸引基であってはならない。
【0041】上記の構造式で示される電荷輸送芳香族ア
ミンの例としては、トリフェニルメタン、ビス(4−ジ
エチルアミン−2−メチルフェニル)−フェニルメタ
ン、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)2,2’−ジメ
チルトリフェニルメタン、N,N’−ビス(アルキル−
フェニル)−(1,1’−ビフェニル)4,4’−ジア
ミン、ここでアルキルは例えばメチル、エチル、プロピ
ル、n−ブチルなど、N,N’−ジフェニル−N,N’
−ビス(3−メチルフェニル)−(1,1’−ビフェニ
ル)−4,4’−ジアミンなどがあり、これが不活性樹
脂バインダ中に分散している。
【0042】塩化メチレンや他の適切な溶媒に可溶な不
活性樹脂バインダは適切なものであれば何でも使用でき
る。塩化メチレンに可溶な代表的な不活性樹脂バインダ
は、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルカルバゾール、
ポリエステル、ポリアクリレート、ポリエーテル、ポリ
スルホンなどである。分子量はさまざまで約20,00
0から1,500,000にわたる。これらのバインダ
を溶解するその他の溶媒は、テトラヒドロフラン、トル
エン、トリクロロエチレン、1,1,2−トリクロロエ
タン、1,1,1−トリクロロエタンなどである。
【0043】電気的に不活性な樹脂材料で好ましいのは
ポリカーボネート樹脂で、分子量は約20,000から
約120,000、さらに好ましくは約50,000か
ら約100,000である。電気的に不活性な樹脂材料
として最も好ましい材料は、ポリ(4,4’−ジプロピ
リデン−ジフェニレンカーボネート)、分子量約35,
000から約40,000、商品名Lexan 14
5、General Electric Compan
y社製;ポリ(4,4’−イソプロピリデン−ジフェニ
レンカーボネート)、分子量約40,000から約4
5,000、商品名Lexan 141、Genera
l Electric Company社製;ポリカー
ボネート樹脂、分子量約50,000から約100,0
00、商品名Makrolon、Farbenfabr
icken Bayer A.G.社製;ポリカーボネ
ート樹脂、分子量約20,000から約50,000、
商品名Merion、Mobay Chemical
Company社製;ポリエーテルカーボネート;4,
4’−シクロヘキシリデンジフェニルポリカーボネート
である。塩化メチレン溶媒は、全成分を十分溶解し、沸
点も低いことから電荷輸送層のコーティング混合物とし
て望ましい。
【0044】電荷輸送層7の厚さは約10マイクロメー
トルから約50マイクロメートル、好ましくは約15マ
イクロメートルから約35マイクロメートルである。最
適の厚さは約23マイクロメートルから約31マイクロ
メートルである。
【0045】下引き層 下引き層(ground strip)9は塗膜形成バインダと導電性
粒子からなる。導電性粒子を分散するのにセルロースが
使われる。導電性粒子は適切なものであれば何でも導電
性の下引き層9に使用できる。下引き層9は、米国特許
第4,664,995号に列挙されているものを含む材
料からなる。導電性粒子として代表的なものは、カーボ
ンブラック、グラファイト、銅、銀、金、ニッケル、タ
ンタル、クロム、ジルコニウム、バナジウム、ニオブ、
インジウム酸化スズなどである。導電性粒子の形状は適
切などのような形状でもよい。代表的な形状としては、
不規則、粒状、球状、楕円、立方体、フレーク状、フィ
ラメント状などである。好ましくは、導電性粒子の大き
さは導電性の下引き層の厚さより小さくして、導電性の
下引き層9の外表面が過度に不規則になるのを避けなけ
ればならない。平均の粒子サイズが約10マイクロメー
トル未満であれば、通常、乾燥下引き層の外表面で導電
性粒子が過度に突出することが避けられ、また、乾燥下
引き層のマトリックス全体に粒子を比較的均一に分散さ
せることができる。下引き層9に使われる導電性粒子の
濃度は、使用される特定の導電性粒子の導電率などの要
因によって異なる。
【0046】下引き層9の厚さは約7マイクロメートル
から約42マイクロメートル、好ましくは約14マイク
ロメートルから約27マイクロメートルである。
【0047】抗カール層 抗カール層1は任意であり、電気絶縁性またはわずかに
半導性の有機ポリマーまたは無機ポリマーからなる。抗
カール層によって平坦性および/または耐摩耗性が備わ
る。
【0048】抗カール層1は、基板2の裏側すなわち画
像形成層の反対側に形成される。抗カール層1は塗膜形
成樹脂と接着促進剤のポリエステル添加剤からなる。塗
膜形成樹脂の例としては、ポリアクリレート、ポリスチ
レン、ポリ(4,4’−イソプロピリデンジフェニルカ
ーボネート)、4,4’−シクロヘキシリデンジフェニ
ルポリカーボネートなどがある。添加剤として使われる
接着促進剤の代表的なものは、49,000(du P
ont)、Vitel PE−100、Vitel P
E−200、Vitel PE−307(Goodye
ar)などである。通常、約1から約15重量%の接着
促進剤が塗膜形成樹脂に添加される。抗カール層1の厚
さは約3マイクロメートルから約35マイクロメート
ル、好ましくは約14マイクロメートルである。
【0049】抗カール層1は、塗膜形成樹脂と接着促進
剤を塩化メチレンなどの溶媒に溶かして作られた溶液を
塗布することによって形成される。溶液はフォトレセプ
タ装置の支持基板2の裏面(画像形成層の反対側)に、
ハンドコーティングまたはその他の公知の方法によって
塗布される。塗布された湿った塗膜は次に乾燥させて抗
カール層1になる。
【0050】オーバーコート層 任意のオーバーコート層8は、オーバーコート層を通っ
て電荷の移動可能な有機ポリマーまたは無機ポリマーか
らなる。オーバーコート層の厚さは約2マイクロメート
ルから約8マイクロメートルで、好ましくは約3マイク
ロメートルから約6マイクロメートルである。最適の厚
さは約3マイクロメートルから約5マイクロメートルの
範囲である。
【0051】本発明をさらに以下の非制限的実施例で説
明するが、この実施例は説明することだけを目的とする
ものであって、本発明が、実施例中に引用されている材
料、条件、プロセスパラメータなどに制約されないこと
はいうまでもない。
【0052】
【実施例】表1に、本発明によるヒドロキシガリウムフ
タロシアニンとアルコキシガリウムフタロシアニン二量
体の種々の配合比率が示してある。顔料は別々に分散さ
せてから所望の比率に配合された。組成物はPIDC感
度について評価され、その感度は表中に報告されてい
る。表中、ROGaPcはアルコキシガリウムフタロシ
アニンでRは−OCH2CH2O−、HOGaPcはヒド
ロキシガリウムフタロシアニンを表す。
【0053】
【表1】 次の表2に、Hewlett Packard Las
erjet IIPプリンタ、AppleWriter
Select 360 プリンタ、Hewlett
Packard Laserjet 4 プリンタのd
V/dXを示す。この3つのプリンタが選ばれたのは、
それらが低、中、高感度のフォトレセプタを必要とする
プリンタを代表しているからである。3つのプリントと
も暗さに関して同じ様であるという事実から、フォトレ
セプタの感度は必要な感度全域にわたって調整されてい
るということがわかる。
【0054】
【表2】 図2はHewlett Packardのプリンタで印
刷されたテストプリントである(図面の簡単な説明にお
いては、ディスプレー上に表示した中間調画像の写真で
ある)。図3はAppleのプリンタで印刷されたテス
トプリントである(図面の簡単な説明においては、ディ
スプレー上に表示した中間調画像の写真である)。図4
はHewlett Packardのプリンタで印刷さ
れたテストプリントである(図面の簡単な説明において
は、ディスプレー上に表示した中間調画像の写真であ
る)。図2〜図4は、いずれも電子写真画像形成部材に
よって提供された印刷のテストプリントを示す図であ
る。
【0055】プリント試験の結果から、本発明に従って
2つの顔料の混合物を配合することによって、フォトレ
セプタ組成物をある感度範囲に調整できることがわか
る。調整されたフォトレセプタは、競争相手のフォトレ
セプタを用いて印刷されたプリントに匹敵しうるプリン
トを提供することができる。
【0056】
【発明の効果】表に示されている結果からわかるとお
り、本発明ではさまざまな光感度の組成物を提供でき
る。ヒドロキシガリウムフタロシアニンとアルコキシガ
リウムフタロシアニンの割合は、記載したように、用途
に合った範囲の感度要件によって変えることができる。
本発明によれば、わずか2つの顔料を使用するだけでさ
まざまな製品を作り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の多層フォトレセプタの断面図であ
る。
【図2】 ディスプレー上に表示した中間調画像の写真
である。
【図3】 ディスプレー上に表示した中間調画像の写真
である。
【図4】 ディスプレー上に表示した中間調画像の写真
である。
【符号の説明】
1 抗カール層、2 支持基板、3 接地面、4 ブロ
ッキング層、5 中間層、6 電荷発生層、7 電荷輸
送層、8 オーバーコート層、9 下引き層。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】接着層は、使用する場合、電子写真画像形
成部材の層に使用される公知の接着剤であれば何れを使
ってもよい。接着層は、du Pont 49,000
樹脂(E.I.du Pont de Nemours
& Co.社製)、Vitel 1200(Good
year TireRubber Co.社製)
などの塗膜形成ポリエステル樹脂接着剤からなる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒドロキシガリウムフタロシアニンとア
    ルコキシガリウムフタロシアニン二量体とからなること
    を特徴とするフタロシアニン混合物。
JP9087586A 1996-03-29 1997-03-21 フタロシアニン混合物 Withdrawn JPH1031320A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US62550496A 1996-03-29 1996-03-29
US08/625,504 1996-03-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1031320A true JPH1031320A (ja) 1998-02-03

Family

ID=24506401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9087586A Withdrawn JPH1031320A (ja) 1996-03-29 1997-03-21 フタロシアニン混合物

Country Status (5)

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EP (1) EP0798346A3 (ja)
JP (1) JPH1031320A (ja)
BR (1) BR9701413A (ja)
CA (1) CA2200239A1 (ja)
MX (1) MX9701997A (ja)

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BR9701413A (pt) 1998-11-03
MX9701997A (es) 1998-04-30
CA2200239A1 (en) 1997-09-29
EP0798346A3 (en) 1997-12-10
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