JPH10312104A - トナーカートリッジ及びそのトナーカートリッジを用いた静電式記録装置 - Google Patents
トナーカートリッジ及びそのトナーカートリッジを用いた静電式記録装置Info
- Publication number
- JPH10312104A JPH10312104A JP10159025A JP15902598A JPH10312104A JP H10312104 A JPH10312104 A JP H10312104A JP 10159025 A JP10159025 A JP 10159025A JP 15902598 A JP15902598 A JP 15902598A JP H10312104 A JPH10312104 A JP H10312104A
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- Japan
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- toner
- shutter
- supply port
- cartridge
- developing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トナー補給口を開閉させるシャッターからの
トナー漏れ、および、飛散を防止するトナーカートリッ
ジおよびそのトナーカートリッジを用いた静電式記録装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 トナーカートリッジに、トナーケース部
と、トナー補給手段と、トナー補給手段に付着したトナ
ーをトナー補給口に掻き落とす突起部と、トナー補給口
を開閉するシャッタと、トナー抑止部材を備えた。
トナー漏れ、および、飛散を防止するトナーカートリッ
ジおよびそのトナーカートリッジを用いた静電式記録装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 トナーカートリッジに、トナーケース部
と、トナー補給手段と、トナー補給手段に付着したトナ
ーをトナー補給口に掻き落とす突起部と、トナー補給口
を開閉するシャッタと、トナー抑止部材を備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本願発明は、感光体上に静電
潜像を形成し、その静電潜像をトナーによって可視像化
する現像部にトナーを補給するトナーカートリッジ及び
そのトナーカートリッジを用いた静電式記録装置に関す
る。
潜像を形成し、その静電潜像をトナーによって可視像化
する現像部にトナーを補給するトナーカートリッジ及び
そのトナーカートリッジを用いた静電式記録装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図１１，１２は、従来のトナーカートリ
ッジの断面図である。１は静電式記録装置の現像部に着
脱するトナーカートリッジ、２はトナーＴを貯蔵するト
ナーケース部、３はトナーＴを現像部に供給するトナー
補給部、４は該トナーケース部２に収納されたトナーＴ
を撹拌するとともに、前記トナー補給部３に送り出すア
ジテータ、５は周面に磁気層を有し、前記アジテータ４
から送り出されたトナーＴを吸着する補給ローラ、６は
該補給ローラの周面に吸着したトナーＴを掻き落とすリ
ブ、７は該リブ６によって掻き落とされたトナーＴを現
像部へ連通させるトナー補給口、８は該トナー補給口７
を、前記トナーカートリッジの着脱とともに開閉するシ
ャッターである。このシャッター８の両端は軸に支持さ
れ図示しないバネによって矢印Ａ方向（図１３参照）と
は逆方向に付勢されている。
ッジの断面図である。１は静電式記録装置の現像部に着
脱するトナーカートリッジ、２はトナーＴを貯蔵するト
ナーケース部、３はトナーＴを現像部に供給するトナー
補給部、４は該トナーケース部２に収納されたトナーＴ
を撹拌するとともに、前記トナー補給部３に送り出すア
ジテータ、５は周面に磁気層を有し、前記アジテータ４
から送り出されたトナーＴを吸着する補給ローラ、６は
該補給ローラの周面に吸着したトナーＴを掻き落とすリ
ブ、７は該リブ６によって掻き落とされたトナーＴを現
像部へ連通させるトナー補給口、８は該トナー補給口７
を、前記トナーカートリッジの着脱とともに開閉するシ
ャッターである。このシャッター８の両端は軸に支持さ
れ図示しないバネによって矢印Ａ方向（図１３参照）と
は逆方向に付勢されている。
【０００３】このように構成されたトナーカートリッジ
１は、図１３に示すように現像ベース部１４に装着する
ときには、前記シャッター８の舌状の８ａを現像ベース
部１４の受けリブ１３に係合させ、補給ローラ軸５ａを
支点として前記シャッター８を矢印Ａ方向に回動させな
がら開放してセットする。
１は、図１３に示すように現像ベース部１４に装着する
ときには、前記シャッター８の舌状の８ａを現像ベース
部１４の受けリブ１３に係合させ、補給ローラ軸５ａを
支点として前記シャッター８を矢印Ａ方向に回動させな
がら開放してセットする。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述したトナ
ーカートリッジ１では、該トナーカートリッジ１を前記
現像ベース部１４に装着する際に、前記現像ベース１４
にぶつけたり落としたりすることがあり、その度に図１
２のように前記シャツター８に振動（矢印Ｂ方向）が加
わり、瞬時にシャッターが開いてトナーを落ちこぼすと
いう問題があった。またシャッター８が他の部材と接触
して半開あるいは全開状態になり、トナーが落ちこぼれ
るという問題もあった。またさらに前記トナーカートリ
ッジ１を前記現像ベース部１４の装着状態から脱却する
とき、前記シャッター８が現像部１７のトナー受口のシ
ート１２に引っ掛かり、閉じるタイミングが遅くなりそ
の分トナーが前記トナー補給口７の下部側へこぼれる、
あるいは前記シート１２上に乗っているトナーを散らす
という問題もあった。
ーカートリッジ１では、該トナーカートリッジ１を前記
現像ベース部１４に装着する際に、前記現像ベース１４
にぶつけたり落としたりすることがあり、その度に図１
２のように前記シャツター８に振動（矢印Ｂ方向）が加
わり、瞬時にシャッターが開いてトナーを落ちこぼすと
いう問題があった。またシャッター８が他の部材と接触
して半開あるいは全開状態になり、トナーが落ちこぼれ
るという問題もあった。またさらに前記トナーカートリ
ッジ１を前記現像ベース部１４の装着状態から脱却する
とき、前記シャッター８が現像部１７のトナー受口のシ
ート１２に引っ掛かり、閉じるタイミングが遅くなりそ
の分トナーが前記トナー補給口７の下部側へこぼれる、
あるいは前記シート１２上に乗っているトナーを散らす
という問題もあった。
【０００５】本発明は、トナー補給口を開閉させるシャ
ッターからのトナー漏れ、及び飛散を防止するトナーカ
ートリッジ及びそのトナーカートリッジを用いた静電式
記録装置を提供するのを目的とする。
ッターからのトナー漏れ、及び飛散を防止するトナーカ
ートリッジ及びそのトナーカートリッジを用いた静電式
記録装置を提供するのを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に係る発明のトナーカートリッジは、前記
トナーを収納するトナーケース部と、前記現像部にトナ
ーを補給するトナー補給口と、磁性回転体から成り、前
記トナーケース内のトナーを吸着して前記トナー補給口
に搬送するトナー補給手段と、前記トナー補給手段に付
着したトナーを前記トナー補給口に掻き落とす突起部
と、前記トナー補給口を開閉するシャッタと、前記シャ
ッタの両側端に設けられ、前記シャッタの閉塞時に前記
トナー補給口の側部に位置するトナー抑止部材を備えた
ことを特徴とする。
に、請求項１に係る発明のトナーカートリッジは、前記
トナーを収納するトナーケース部と、前記現像部にトナ
ーを補給するトナー補給口と、磁性回転体から成り、前
記トナーケース内のトナーを吸着して前記トナー補給口
に搬送するトナー補給手段と、前記トナー補給手段に付
着したトナーを前記トナー補給口に掻き落とす突起部
と、前記トナー補給口を開閉するシャッタと、前記シャ
ッタの両側端に設けられ、前記シャッタの閉塞時に前記
トナー補給口の側部に位置するトナー抑止部材を備えた
ことを特徴とする。
【０００７】また請求項２に係る発明のトナーカートリ
ッジでは、前記請求項１記載のトナーカートリッジに前
記感光体に残留したトナーを回収する廃トナータンクを
一体化したことを特徴とする。
ッジでは、前記請求項１記載のトナーカートリッジに前
記感光体に残留したトナーを回収する廃トナータンクを
一体化したことを特徴とする。
【０００８】また請求項３に係る発明は、前記請求項１
または２に記載のトナーカートリッジを備えたことを特
徴とする。
または２に記載のトナーカートリッジを備えたことを特
徴とする。
【０００９】また請求項４に係る発明のトナーカートリ
ッジは、請求項１乃至３のいずれか１項に記載のトナー
カートリッジの前記トナー抑止部材を弾性体で形成した
ことを特徴とする。
ッジは、請求項１乃至３のいずれか１項に記載のトナー
カートリッジの前記トナー抑止部材を弾性体で形成した
ことを特徴とする。
【００１０】また請求項５に係る発明のトナーカートリ
ッジは、請求項１乃至３のいずれか１項に記載のトナー
カートリッジにおいて、前記トナー抑止部材を磁性体で
形成したことを特徴とする。
ッジは、請求項１乃至３のいずれか１項に記載のトナー
カートリッジにおいて、前記トナー抑止部材を磁性体で
形成したことを特徴とする。
【００１１】また請求項６に係る発明のトナーカートリ
ッジは、請求項１乃至３のいずれか１項に記載のトナー
カートリッジにおいて、前記トナー補給口の長手方向一
端側で折り返し、前記トナー補給口を塞ぐシール材を備
え、前記シール材を剥がす際、弾性体で形成されたトナ
ー抑止部材で前記シール材を押圧して付着したトナーを
掻き落とすことを特徴とする。
ッジは、請求項１乃至３のいずれか１項に記載のトナー
カートリッジにおいて、前記トナー補給口の長手方向一
端側で折り返し、前記トナー補給口を塞ぐシール材を備
え、前記シール材を剥がす際、弾性体で形成されたトナ
ー抑止部材で前記シール材を押圧して付着したトナーを
掻き落とすことを特徴とする。
【００１２】また請求項７に係る発明のトナーカートリ
ッジでは、請求項１乃至５のいずれか１項に記載のトナ
ーカートリッジおいて、前記感光体に残留したトナーを
回収する廃トナー回収タンクが接合されている前記トナ
ーカートリッジと前記廃トナー回収タンクとを接合手段
を用いて一体化したことを特徴とする。
ッジでは、請求項１乃至５のいずれか１項に記載のトナ
ーカートリッジおいて、前記感光体に残留したトナーを
回収する廃トナー回収タンクが接合されている前記トナ
ーカートリッジと前記廃トナー回収タンクとを接合手段
を用いて一体化したことを特徴とする。
【００１３】請求項１記載の構成によれば、前記シャッ
タ両側端に設けられるトナー抑止部材により、閉塞時に
おけるトナーの落ちこぼれ、飛散が防止できる。
タ両側端に設けられるトナー抑止部材により、閉塞時に
おけるトナーの落ちこぼれ、飛散が防止できる。
【００１４】また請求項２記載の構成によれば、トナー
カートリッジに廃トナー回収タンクを一体化させること
で、それぞれを装置本体から同時に着脱可能になる。
カートリッジに廃トナー回収タンクを一体化させること
で、それぞれを装置本体から同時に着脱可能になる。
【００１５】また請求項３記載の構成によれば、トナー
カートリッジまたは一体化させたトナーカートリッジと
廃トナー回収タンクを、ワンタッチ操作で容易に静電式
記録装置に着脱できる。
カートリッジまたは一体化させたトナーカートリッジと
廃トナー回収タンクを、ワンタッチ操作で容易に静電式
記録装置に着脱できる。
【００１６】また請求項４記載の構成によれば、トナー
抑止手段を弾性体で形成させたので、外部にトナー漏れ
あるいは飛散等がないようにできる。
抑止手段を弾性体で形成させたので、外部にトナー漏れ
あるいは飛散等がないようにできる。
【００１７】また請求項５記載の構成によれば、トナー
抑止手段を磁性材で形成させたので、こぼれようとする
トナーはその磁性材で吸着されて外部にトナー漏れある
いは飛散等がないようにできる。
抑止手段を磁性材で形成させたので、こぼれようとする
トナーはその磁性材で吸着されて外部にトナー漏れある
いは飛散等がないようにできる。
【００１８】また請求項６記載の構成によれば、シャッ
ター手段が他の部材と接触して半開きあるいは全開きに
なってもトナーの落ちこぼれを防止でき、またトナーカ
ートリッジの使用開始時には、トナー補給口から剥ぎ取
るシール材を、シャッター手段に設けているトナー抑止
手段を経るようにしているので、シール材に付着してい
たトナーを掻き落とすことができる。それとともに、そ
の掻き落としたトナーを、トナー抑止手段でシャッター
とトナー補給口間に閉じ込めることができるので、トナ
ーの落ちこぼれや飛散等が防止できる。また、前記シー
ルをはがす際にも、シールに付着したトナーの落ちこぼ
れを吸着し、本体装置内部へのトナー飛散を防ぐことが
できる。
ター手段が他の部材と接触して半開きあるいは全開きに
なってもトナーの落ちこぼれを防止でき、またトナーカ
ートリッジの使用開始時には、トナー補給口から剥ぎ取
るシール材を、シャッター手段に設けているトナー抑止
手段を経るようにしているので、シール材に付着してい
たトナーを掻き落とすことができる。それとともに、そ
の掻き落としたトナーを、トナー抑止手段でシャッター
とトナー補給口間に閉じ込めることができるので、トナ
ーの落ちこぼれや飛散等が防止できる。また、前記シー
ルをはがす際にも、シールに付着したトナーの落ちこぼ
れを吸着し、本体装置内部へのトナー飛散を防ぐことが
できる。
【００１９】また請求項７記載の構成によれば、トナー
カートリッジ及び廃トナー回収タンクをそれぞれ別々に
製造し、接合手段を用いて組み合わせて使用することが
できるため、製造工程が単純化できると共に、再使用時
にはどちらか一方を継続使用することが可能となり、経
済的である。
カートリッジ及び廃トナー回収タンクをそれぞれ別々に
製造し、接合手段を用いて組み合わせて使用することが
できるため、製造工程が単純化できると共に、再使用時
にはどちらか一方を継続使用することが可能となり、経
済的である。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図１から１
０を参照して説明するが、各図を等して同一符号は同一
または相当部分を示し、図１は、本願発明の第１実施例
に係るトナーカートリッジの構成を示したものである。
９はトナー漏れ防止材で、前記シャッター手段であるシ
ャッター８の前記トナーケース部２と当接する側に取付
けられている。
０を参照して説明するが、各図を等して同一符号は同一
または相当部分を示し、図１は、本願発明の第１実施例
に係るトナーカートリッジの構成を示したものである。
９はトナー漏れ防止材で、前記シャッター手段であるシ
ャッター８の前記トナーケース部２と当接する側に取付
けられている。
【００２１】図２は、図１に示したトナーカートリッジ
の要部拡大図を示したものである。この第１実施例で
は、トナー漏れ防止材９をシャッター８のトナーケース
部２と当接する側に取付けている。このトナー漏れ防止
材９は、シャッター８の端部からわずかに突設し、シャ
ッター８の端部とトナーケース部２との当接する部分に
生じる隙間を塞いでいる。よってトナー補給口７から漏
れてくるトナーを、シャッター８及びトナー漏れ防止材
９によって外部に漏れないように防止している。
の要部拡大図を示したものである。この第１実施例で
は、トナー漏れ防止材９をシャッター８のトナーケース
部２と当接する側に取付けている。このトナー漏れ防止
材９は、シャッター８の端部からわずかに突設し、シャ
ッター８の端部とトナーケース部２との当接する部分に
生じる隙間を塞いでいる。よってトナー補給口７から漏
れてくるトナーを、シャッター８及びトナー漏れ防止材
９によって外部に漏れないように防止している。
【００２２】またトナー漏れ防止材９を磁性部材（例え
ばマグネットシート等）にすれば、トナー補給口７から
漏れるトナーの吸着と、シャッター８が衝撃あるいは振
動を受けることによって瞬時に開く際に、こぼれ落ちる
トナーを吸着し、周囲に落ちこぼれないようにすること
もできる。またトナーカートリッジ１を現像ベース部１
４（図４、１０参照）に装着する際、装着に従いシャッ
ター８が徐々に開放し、このときトナー補給口７付近に
溜っているトナーが落ちこぼれていくが、磁性部材がシ
ャッター８とともに移動しながらトナーを吸着するの
で、シャッター８が全開して前記トナーカートリッジ１
が現像ベース部１４に装着完了するまではトナーの落ち
こぼれ、飛散が防げる。
ばマグネットシート等）にすれば、トナー補給口７から
漏れるトナーの吸着と、シャッター８が衝撃あるいは振
動を受けることによって瞬時に開く際に、こぼれ落ちる
トナーを吸着し、周囲に落ちこぼれないようにすること
もできる。またトナーカートリッジ１を現像ベース部１
４（図４、１０参照）に装着する際、装着に従いシャッ
ター８が徐々に開放し、このときトナー補給口７付近に
溜っているトナーが落ちこぼれていくが、磁性部材がシ
ャッター８とともに移動しながらトナーを吸着するの
で、シャッター８が全開して前記トナーカートリッジ１
が現像ベース部１４に装着完了するまではトナーの落ち
こぼれ、飛散が防げる。
【００２３】またトナー漏れ防止材９を衝撃吸収性部材
（例えばスポンジあるいは気泡性ゴムまたはフェルト
等）にすれば、シャッター８が衝撃あるいは振動を受け
ても、衝撃吸収性部材でその衝撃あるいは振動を吸収す
るので、前記衝撃あるいは振動によってシャッター８が
瞬時に開くことはなくなり、トナーの落ちこぼれ、飛散
が防止できる。
（例えばスポンジあるいは気泡性ゴムまたはフェルト
等）にすれば、シャッター８が衝撃あるいは振動を受け
ても、衝撃吸収性部材でその衝撃あるいは振動を吸収す
るので、前記衝撃あるいは振動によってシャッター８が
瞬時に開くことはなくなり、トナーの落ちこぼれ、飛散
が防止できる。
【００２４】またトナー漏れ防止材９を磁性及び衝撃吸
収性を有する部材で形成すれば、シャッター８が衝撃あ
るいは振動を受けても瞬時に開くことはなく、またトナ
ーカートリッジ１を現像ベース部１４に装着する過程に
おいても、磁気によって落ちこぼれるトナーを吸着する
ので、確実にトナーの落ちこぼれ、飛散が防止できる。
収性を有する部材で形成すれば、シャッター８が衝撃あ
るいは振動を受けても瞬時に開くことはなく、またトナ
ーカートリッジ１を現像ベース部１４に装着する過程に
おいても、磁気によって落ちこぼれるトナーを吸着する
ので、確実にトナーの落ちこぼれ、飛散が防止できる。
【００２５】図３は、本願発明の第２の実施例に係るト
ナーカートリッジの要部断面図を示したものである。本
願発明の第２実施例では、シャッター８が当接するトナ
ーケース部２の側部２ａに軟質のトナー漏れ防止材１０
を取付けたので、シャッター８と前記側部２ａとの間に
生じる双方の部品平面度あるいは表面の粗さ、組付け誤
差による微小隙間が吸収でき、その微小隙間からのトナ
ー漏れ、飛散を防止できる。
ナーカートリッジの要部断面図を示したものである。本
願発明の第２実施例では、シャッター８が当接するトナ
ーケース部２の側部２ａに軟質のトナー漏れ防止材１０
を取付けたので、シャッター８と前記側部２ａとの間に
生じる双方の部品平面度あるいは表面の粗さ、組付け誤
差による微小隙間が吸収でき、その微小隙間からのトナ
ー漏れ、飛散を防止できる。
【００２６】またトナー漏れ防止材１０を磁性部材（例
えばマグネットシート等）にすれば、トナー補給口７か
ら漏れるトナーの吸着と、シャッター８が衝撃あるいは
振動を受けることによって瞬時に開く際にこぼれ落ちる
トナーを吸着し、周囲に落ちこぼれないようにしてい
る。
えばマグネットシート等）にすれば、トナー補給口７か
ら漏れるトナーの吸着と、シャッター８が衝撃あるいは
振動を受けることによって瞬時に開く際にこぼれ落ちる
トナーを吸着し、周囲に落ちこぼれないようにしてい
る。
【００２７】またトナー漏れ防止材１０を衝撃吸収性部
材（例えばスポンジあるいは気泡性ゴムまたはフェルト
等）にすれば、シャッター８が衝撃あるいは振動を受け
ても、その衝撃吸収性部材によってその衝撃あるいは振
動を吸収するので、前記衝撃あるいは振動によってシャ
ッター８が瞬時に開くことはなくなり、トナーの落ちこ
ぼれ、飛散が防止できる。
材（例えばスポンジあるいは気泡性ゴムまたはフェルト
等）にすれば、シャッター８が衝撃あるいは振動を受け
ても、その衝撃吸収性部材によってその衝撃あるいは振
動を吸収するので、前記衝撃あるいは振動によってシャ
ッター８が瞬時に開くことはなくなり、トナーの落ちこ
ぼれ、飛散が防止できる。
【００２８】またトナー漏れ防止材１０を磁性及び衝撃
吸収性を有する部材で形成すれば、シャッター８が衝撃
あるいは振動を受けてもそれを吸収して瞬時の開放を防
止でき、またトナーカートリッジ１を現像ベース部１４
に装着する過程においても、磁気によって落ちこぼれる
トナーを吸着するので、確実にトナーの落ちこぼれ、飛
散が防止できる。なお、前記衝撃吸収性部材は、弾性体
あるいは繊維状のものであってもよい。
吸収性を有する部材で形成すれば、シャッター８が衝撃
あるいは振動を受けてもそれを吸収して瞬時の開放を防
止でき、またトナーカートリッジ１を現像ベース部１４
に装着する過程においても、磁気によって落ちこぼれる
トナーを吸着するので、確実にトナーの落ちこぼれ、飛
散が防止できる。なお、前記衝撃吸収性部材は、弾性体
あるいは繊維状のものであってもよい。
【００２９】図４は、本願発明の第３の実施例に係る要
部断面図である。前記シャッター８が当接する前記トナ
ーケース部２の側部２ａよりも下部側の側部２ｂに磁性
部材のトナー吸着部材１６を取付けることで、現像ベー
ス部１４からトナーカートリッジ１を脱却する際に、徐
々に閉じる前記シャッター８の先端部に形成されたトナ
ー漏れ防止部材９に触れて落ちこぼれるシート１２上の
トナーを吸着するようにしたものである。これによって
現像ベース部１４のトナーエンドセンサー１１あるいは
端子等がある底方向に落ち込むトナーを防止でき、該ト
ナーエンドセンサー１１の機能を損なわないようにでき
る。
部断面図である。前記シャッター８が当接する前記トナ
ーケース部２の側部２ａよりも下部側の側部２ｂに磁性
部材のトナー吸着部材１６を取付けることで、現像ベー
ス部１４からトナーカートリッジ１を脱却する際に、徐
々に閉じる前記シャッター８の先端部に形成されたトナ
ー漏れ防止部材９に触れて落ちこぼれるシート１２上の
トナーを吸着するようにしたものである。これによって
現像ベース部１４のトナーエンドセンサー１１あるいは
端子等がある底方向に落ち込むトナーを防止でき、該ト
ナーエンドセンサー１１の機能を損なわないようにでき
る。
【００３０】図５，６は、本願発明の第４の実施例に係
る要部断面図である。図において、シール材１８は、ト
ナー補給口７を塞いでいるもので、そのシール材１８
は、トナー補給口を塞ぐ第１面部１８ａとその第１面部
１８ａから折り返えす第２面部１８ｂを形成させ、双方
の端部が同一側に位置している。またこのシール材を剥
がすときには、シール面に付着したトナーがそのままシ
ール材とともに外部に取り出されるため、外部空間でト
ナーの落ちこぼれや飛散が生じる。このためにシャッタ
ー８の長手方向両端部の一端側においては、シール材１
８を押圧するトナー抑止手段１９を、他端側には、トナ
ー補給口７面と当接するトナー抑止手段１９を設けてい
る。このようにシール材１８とトナー抑止手段１９を備
えることで、トナーカートリッジ１が他の部材に接触し
たり、また現像ベース部１４に落としたりしても、トナ
ー補給口７にはシール材１９が貼られているのでトナー
の流出が生じない。
る要部断面図である。図において、シール材１８は、ト
ナー補給口７を塞いでいるもので、そのシール材１８
は、トナー補給口を塞ぐ第１面部１８ａとその第１面部
１８ａから折り返えす第２面部１８ｂを形成させ、双方
の端部が同一側に位置している。またこのシール材を剥
がすときには、シール面に付着したトナーがそのままシ
ール材とともに外部に取り出されるため、外部空間でト
ナーの落ちこぼれや飛散が生じる。このためにシャッタ
ー８の長手方向両端部の一端側においては、シール材１
８を押圧するトナー抑止手段１９を、他端側には、トナ
ー補給口７面と当接するトナー抑止手段１９を設けてい
る。このようにシール材１８とトナー抑止手段１９を備
えることで、トナーカートリッジ１が他の部材に接触し
たり、また現像ベース部１４に落としたりしても、トナ
ー補給口７にはシール材１９が貼られているのでトナー
の流出が生じない。
【００３１】また図６（ａ），（ｂ）のように、トナー
カートリッジ１を現像ベース部１４に装着する直前に、
シール材１８の第２面部１８ｂを矢印の方向に引き抜く
ことにより、第１面部１８ａをトナー補給口７から剥が
し、かつ第１面部１８ａに付着しているトナーをトナー
抑止手段１９で掻き落とす。掻き落とされたトナーはシ
ャッター８のシャッター内面８ｂで受け止められ、この
受け止められたトナーは、トナーカートリッジ１が現像
ベース部１４に装着される時に、受けリブ１３（図１３
参照）により徐々に開放するシャッター８に伴って、現
像ベース部１４のトナー補給受口１５（図１３参照）へ
と落ちていく。このときには、トナー補給口７からの落
下するトナーも含まれている。よってシール材に付着し
たトナーを、トナー補給受口１５以外のところへ落下あ
るいは飛散させることを防止できる。
カートリッジ１を現像ベース部１４に装着する直前に、
シール材１８の第２面部１８ｂを矢印の方向に引き抜く
ことにより、第１面部１８ａをトナー補給口７から剥が
し、かつ第１面部１８ａに付着しているトナーをトナー
抑止手段１９で掻き落とす。掻き落とされたトナーはシ
ャッター８のシャッター内面８ｂで受け止められ、この
受け止められたトナーは、トナーカートリッジ１が現像
ベース部１４に装着される時に、受けリブ１３（図１３
参照）により徐々に開放するシャッター８に伴って、現
像ベース部１４のトナー補給受口１５（図１３参照）へ
と落ちていく。このときには、トナー補給口７からの落
下するトナーも含まれている。よってシール材に付着し
たトナーを、トナー補給受口１５以外のところへ落下あ
るいは飛散させることを防止できる。
【００３２】またトナー抑止手段１９を、弾性体（例え
ばスポンジあるいは気泡性ゴム）で形成することで、シ
ール材を弾性力によって押し付けることができ、シール
材１８の第１面部１８ａに付着したトナーをより完全に
掻き落とすことができる。よって外部に漏れ出すあるい
は飛散したりするトナーを防止できる。
ばスポンジあるいは気泡性ゴム）で形成することで、シ
ール材を弾性力によって押し付けることができ、シール
材１８の第１面部１８ａに付着したトナーをより完全に
掻き落とすことができる。よって外部に漏れ出すあるい
は飛散したりするトナーを防止できる。
【００３３】またトナー抑止手段１９を、磁性部材で形
成することで、シール材１８の第１面部１８ａに付着し
たトナーが吸着され、外部に漏れ出すあるいは飛散した
りするトナーを防止できる。
成することで、シール材１８の第１面部１８ａに付着し
たトナーが吸着され、外部に漏れ出すあるいは飛散した
りするトナーを防止できる。
【００３４】またトナー抑止手段１９を、弾性体と磁性
材を併せ持つ部材で形成してもよい。この場合、上述の
ようにそれぞれの特有の作用が併せ得られる。
材を併せ持つ部材で形成してもよい。この場合、上述の
ようにそれぞれの特有の作用が併せ得られる。
【００３５】図７，８は、本願発明の第５の実施例に係
る要部断面図である。図において、シール材１８は、ト
ナー補給口７を塞いでいるもので、そのシール材１８
は、トナー補給口を塞ぐ第１面部１８ａと折り返えす第
２面部１８ｂとを形成させ、双方の端部が同一側に位置
している。トナー抑止手段２０は、トナー補給口７面の
両端部に設けられ、一端側はシール材１８の第２面部１
８ｂを挟み込むように、他端側は、直接シャッター８に
当接するように形成されている。一端側及び他端側のト
ナー抑止手段２０は、トナー補給口７面とシャッター８
との間に挟まれるように設けられている。このようにシ
ール材１８とトナー抑止手段２０を備えることで、トナ
ーカートリッジ１が他の部材に接触したり、また現像ベ
ース部１４に落としたりしても、トナー補給口７にはシ
ール材１９が貼られているので、トナー流出の防止がで
きる。また図８のように、トナーカートリッジ１を現像
ベース部１４に装着する直前に、シール材１８の第２面
部１８ｂを矢印の方向に引き抜くことにより、第１面部
１８ａをトナー補給口７から剥がし、かつトナー補給口
７を塞いでいた面側に付着しているトナーをトナー抑止
手段２０で掻き落とす。掻き落とされたトナーはシャッ
ター８のシャッター内面８ｂで受け止められ、この受け
止められたトナーは、トナーカートリッジ１が現像ベー
ス部１４に装着される時に、徐々に開放するシャッター
手段８に伴って、現像ベース部１４のトナー補給受口１
５へと落ちていく。このときには、トナー補給口７から
の落下するトナーも含まれている。よってシール材に付
着したトナーを、トナー補給受口１５以外のところへ落
下あるいは飛散させることを防止できる。
る要部断面図である。図において、シール材１８は、ト
ナー補給口７を塞いでいるもので、そのシール材１８
は、トナー補給口を塞ぐ第１面部１８ａと折り返えす第
２面部１８ｂとを形成させ、双方の端部が同一側に位置
している。トナー抑止手段２０は、トナー補給口７面の
両端部に設けられ、一端側はシール材１８の第２面部１
８ｂを挟み込むように、他端側は、直接シャッター８に
当接するように形成されている。一端側及び他端側のト
ナー抑止手段２０は、トナー補給口７面とシャッター８
との間に挟まれるように設けられている。このようにシ
ール材１８とトナー抑止手段２０を備えることで、トナ
ーカートリッジ１が他の部材に接触したり、また現像ベ
ース部１４に落としたりしても、トナー補給口７にはシ
ール材１９が貼られているので、トナー流出の防止がで
きる。また図８のように、トナーカートリッジ１を現像
ベース部１４に装着する直前に、シール材１８の第２面
部１８ｂを矢印の方向に引き抜くことにより、第１面部
１８ａをトナー補給口７から剥がし、かつトナー補給口
７を塞いでいた面側に付着しているトナーをトナー抑止
手段２０で掻き落とす。掻き落とされたトナーはシャッ
ター８のシャッター内面８ｂで受け止められ、この受け
止められたトナーは、トナーカートリッジ１が現像ベー
ス部１４に装着される時に、徐々に開放するシャッター
手段８に伴って、現像ベース部１４のトナー補給受口１
５へと落ちていく。このときには、トナー補給口７から
の落下するトナーも含まれている。よってシール材に付
着したトナーを、トナー補給受口１５以外のところへ落
下あるいは飛散させることを防止できる。
【００３６】またトナー抑止手段２０を、弾性体（例え
ばスポンジあるいは気泡性ゴム）で形成することで、シ
ール材を弾性力によって強固に挟み込むことができ、シ
ール材１８の第１面部１８ａに付着したトナーをより完
全に掻き落とすことができる。よって外部に漏れ出すあ
るいは飛散したりするトナーを防止できる。
ばスポンジあるいは気泡性ゴム）で形成することで、シ
ール材を弾性力によって強固に挟み込むことができ、シ
ール材１８の第１面部１８ａに付着したトナーをより完
全に掻き落とすことができる。よって外部に漏れ出すあ
るいは飛散したりするトナーを防止できる。
【００３７】またトナー抑止手段２０を、磁部性材で形
成することで、トナー抑止手段２０の隙間を通ることに
より、シール材１８の第１面部１８ａに付着したトナー
が吸着され、外部に漏れ出すあるいは飛散したりするの
を防止できる。
成することで、トナー抑止手段２０の隙間を通ることに
より、シール材１８の第１面部１８ａに付着したトナー
が吸着され、外部に漏れ出すあるいは飛散したりするの
を防止できる。
【００３８】またトナー抑止手段２０を、弾性体と磁性
材を併せ持つ部材で形成してもよい。この場合、上述の
ようにそれぞれの特有の作用が併せ得られる。
材を併せ持つ部材で形成してもよい。この場合、上述の
ようにそれぞれの特有の作用が併せ得られる。
【００３９】図９は、本願発明の第６の実施例に係る接
合構成図を示したものである。図において、トナーカー
トリッジ１’は、本願発明の第１〜５実施例に示すトナ
ーケース部２と、廃トナー回収タンク２１とを一体化し
てユニット化したものである。このユニット毎に装置本
体に着脱できるようにしている。廃トナー回収タンク２
１は、一端側の両側部に第１支持板２６を設け、その第
１支持板２６に嵌合部２６ａを形成している。また他端
の両側部には、トナーケース部２と接合する第２支持板
２７が設けられ、この第２支持板２７にピン２４等が設
けられている。トナーケース部２には、複数の突出し部
２５が設けられ、その突出し部２５に長孔２５ａが形成
されている。接合手段２３は、トナーケース部２の突出
し部２５と、この突出し部２５に形成された長孔２５ａ
と、廃トナー回収タンク２１の第２支持板２７と、この
第２支持板２７に設けられているピン２４とによって構
成されている。この接合手段２３により、トナーケース
部２と廃トナー回収タンク２１とが一体化されている。
合構成図を示したものである。図において、トナーカー
トリッジ１’は、本願発明の第１〜５実施例に示すトナ
ーケース部２と、廃トナー回収タンク２１とを一体化し
てユニット化したものである。このユニット毎に装置本
体に着脱できるようにしている。廃トナー回収タンク２
１は、一端側の両側部に第１支持板２６を設け、その第
１支持板２６に嵌合部２６ａを形成している。また他端
の両側部には、トナーケース部２と接合する第２支持板
２７が設けられ、この第２支持板２７にピン２４等が設
けられている。トナーケース部２には、複数の突出し部
２５が設けられ、その突出し部２５に長孔２５ａが形成
されている。接合手段２３は、トナーケース部２の突出
し部２５と、この突出し部２５に形成された長孔２５ａ
と、廃トナー回収タンク２１の第２支持板２７と、この
第２支持板２７に設けられているピン２４とによって構
成されている。この接合手段２３により、トナーケース
部２と廃トナー回収タンク２１とが一体化されている。
【００４０】図１０は、本願発明の第７の実施例に係る
構成図を示したものである。図において、一体化したト
ナーケース部２と廃トナー回収タンク２１を有するトナ
ーカートリッジ１’を静電式記録装置に用いた場合の構
成図である。装置本体４０は、上構造体４０ａと下構造
体４０ｂとで構成されている。上構造体４０ａは下構造
体４０ｂに軸５０によって開閉自在に軸支されている。
３０は感光体で、その周囲に帯電手段３１、現像手段１
７、転写手段３２、クリーニング手段２２及び前記感光
体３０上に潜像させる光書込み手段３５が配置されてい
る。３３は記録紙Ｐを内在させた給紙カセットで、記録
紙Ｐは給紙ローラ３４により繰り出され、レジスト手段
３６と同期をとって感光体３０の下側に搬送される。感
光体３０は矢印Ａ方向に回転し、帯電手段３１によって
一様に帯電された後、前記光書込み手段３５からのレー
ザー光に照射されて静電潜像を形成する。この静電潜像
は現像手段１７のトナーよって可視像化される。このト
ナーの可視像は感光体３０の下側に搬送されてきた記録
紙Ｐの上面に転写手段３２により転写され、さらに定着
手段３７によって定着される。この記録紙Ｐは排紙ロー
ラ３８によって排出され排紙トレイ３９にスタックされ
る。
構成図を示したものである。図において、一体化したト
ナーケース部２と廃トナー回収タンク２１を有するトナ
ーカートリッジ１’を静電式記録装置に用いた場合の構
成図である。装置本体４０は、上構造体４０ａと下構造
体４０ｂとで構成されている。上構造体４０ａは下構造
体４０ｂに軸５０によって開閉自在に軸支されている。
３０は感光体で、その周囲に帯電手段３１、現像手段１
７、転写手段３２、クリーニング手段２２及び前記感光
体３０上に潜像させる光書込み手段３５が配置されてい
る。３３は記録紙Ｐを内在させた給紙カセットで、記録
紙Ｐは給紙ローラ３４により繰り出され、レジスト手段
３６と同期をとって感光体３０の下側に搬送される。感
光体３０は矢印Ａ方向に回転し、帯電手段３１によって
一様に帯電された後、前記光書込み手段３５からのレー
ザー光に照射されて静電潜像を形成する。この静電潜像
は現像手段１７のトナーよって可視像化される。このト
ナーの可視像は感光体３０の下側に搬送されてきた記録
紙Ｐの上面に転写手段３２により転写され、さらに定着
手段３７によって定着される。この記録紙Ｐは排紙ロー
ラ３８によって排出され排紙トレイ３９にスタックされ
る。
【００４１】またトナーカートリッジ１’は、トナーケ
ース２と廃トナー回収タンク２１とが接合手段により一
体構成になっている。トナーケース２に充填されている
トナーは、一成分系の磁性トナーあるいは一成分系高抵
抗トナーでアジテータ４により補給ローラ５に送られ、
そこで適量づつ現像手段１７へ補給される。現像手段１
７の撹拌補給部材２８ａは、第１トナー搬送手段２８ｂ
へトナーを適量補給をするようになっている。このは第
１トナー搬送手段２８ｂは、第２トナー搬送手段２８ｃ
に圧接し電気的にトナーを転移させている。また第２ト
ナー搬送手段２８ｃは感光体３０と当接し、感光体１上
の静電潜像を可視像化させている。このような静電式記
録装置４０に、トナーカートリッジ１’を装着する場合
は、トナーカートリッジ１’を構成している廃トナー回
収タンク２１の第１支持板２６に形成している嵌合部２
６ａを、感光体３０の支軸３０ａに嵌合し、かつトナー
ケース部２の底部を現像ベース１４に嵌め込むことによ
って装着する。尚、トナーカートリッジ１’は、トナー
ケース２のトナーが消耗したときに、装置本体に備えら
れている感光体３０の支軸３０ａと現像ベース１４から
脱却すれば交換できるようになっている。
ース２と廃トナー回収タンク２１とが接合手段により一
体構成になっている。トナーケース２に充填されている
トナーは、一成分系の磁性トナーあるいは一成分系高抵
抗トナーでアジテータ４により補給ローラ５に送られ、
そこで適量づつ現像手段１７へ補給される。現像手段１
７の撹拌補給部材２８ａは、第１トナー搬送手段２８ｂ
へトナーを適量補給をするようになっている。このは第
１トナー搬送手段２８ｂは、第２トナー搬送手段２８ｃ
に圧接し電気的にトナーを転移させている。また第２ト
ナー搬送手段２８ｃは感光体３０と当接し、感光体１上
の静電潜像を可視像化させている。このような静電式記
録装置４０に、トナーカートリッジ１’を装着する場合
は、トナーカートリッジ１’を構成している廃トナー回
収タンク２１の第１支持板２６に形成している嵌合部２
６ａを、感光体３０の支軸３０ａに嵌合し、かつトナー
ケース部２の底部を現像ベース１４に嵌め込むことによ
って装着する。尚、トナーカートリッジ１’は、トナー
ケース２のトナーが消耗したときに、装置本体に備えら
れている感光体３０の支軸３０ａと現像ベース１４から
脱却すれば交換できるようになっている。
【００４２】
【発明の効果】請求項１に係る発明によれば、前記シャ
ッタ両側端に設けられるトナー抑止部材により、閉塞時
におけるトナーの落ちこぼれ、飛散が防止できる。
ッタ両側端に設けられるトナー抑止部材により、閉塞時
におけるトナーの落ちこぼれ、飛散が防止できる。
【００４３】また請求項２に係る発明によれば、トナー
カートリッジに廃トナー回収タンクを一体化させること
で、それぞれを装置本体から同時に着脱可能になる。
カートリッジに廃トナー回収タンクを一体化させること
で、それぞれを装置本体から同時に着脱可能になる。
【００４４】また請求項３に係る発明によれば、トナー
カートリッジまたは一体化させたトナーカートリッジと
廃トナー回収タンクを、ワンタッチ操作で容易に静電式
記録装置に着脱できる。
カートリッジまたは一体化させたトナーカートリッジと
廃トナー回収タンクを、ワンタッチ操作で容易に静電式
記録装置に着脱できる。
【００４５】また請求項４に係る発明によれば、トナー
抑止手段を弾性体で形成させたので、外部にトナー漏れ
あるいは飛散等がないようにできる。
抑止手段を弾性体で形成させたので、外部にトナー漏れ
あるいは飛散等がないようにできる。
【００４６】また請求項５に係る発明によれば、トナー
抑止手段を磁性材で形成させたので、こぼれようとする
トナーはその磁性材で吸着されて外部にトナー漏れある
いは飛散等がないようにできる。
抑止手段を磁性材で形成させたので、こぼれようとする
トナーはその磁性材で吸着されて外部にトナー漏れある
いは飛散等がないようにできる。
【００４７】また請求項６に係る発明によれば、シャッ
ター手段が他の部材と接触して半開きあるいは全開きに
なってもトナーの落ちこぼれを防止でき、またトナーカ
ートリッジの使用開始時には、トナー補給口から剥ぎ取
るシール材を、シャッター手段に設けているトナー抑止
手段を経るようにしているので、シール材に付着してい
たトナーを掻き落とすことができる。それとともに、そ
の掻き落としたトナーを、トナー抑止手段でシャッター
とトナー補給口間に閉じ込めることができるので、トナ
ーの落ちこぼれや飛散等が防止できる。また、前記シー
ルをはがす際にも、シールに付着したトナーの落ちこぼ
れを吸着し、本体装置内部へのトナー飛散を防ぐことが
できる。
ター手段が他の部材と接触して半開きあるいは全開きに
なってもトナーの落ちこぼれを防止でき、またトナーカ
ートリッジの使用開始時には、トナー補給口から剥ぎ取
るシール材を、シャッター手段に設けているトナー抑止
手段を経るようにしているので、シール材に付着してい
たトナーを掻き落とすことができる。それとともに、そ
の掻き落としたトナーを、トナー抑止手段でシャッター
とトナー補給口間に閉じ込めることができるので、トナ
ーの落ちこぼれや飛散等が防止できる。また、前記シー
ルをはがす際にも、シールに付着したトナーの落ちこぼ
れを吸着し、本体装置内部へのトナー飛散を防ぐことが
できる。
【００４８】また請求項７に係る発明によれば、トナー
カートリッジ及び廃トナー回収タンクをそれぞれ別々に
製造し、接合手段を用いて組み合わせて使用することが
できるため、製造工程が単純化できると共に、再使用時
にはどちらか一方を継続使用することが可能となり、経
済的である。
カートリッジ及び廃トナー回収タンクをそれぞれ別々に
製造し、接合手段を用いて組み合わせて使用することが
できるため、製造工程が単純化できると共に、再使用時
にはどちらか一方を継続使用することが可能となり、経
済的である。
【図１】本願発明の第１実施例に係るトナーカートリッ
ジの構成図である。
ジの構成図である。
【図２】図１に示したトナーカートリッジの要部断面図
である。
である。
【図３】本願発明の第２実施例に係るトナーカートリッ
ジの要部断面図である。
ジの要部断面図である。
【図４】本願発明の第３実施例に係る要部断面図であ
る。
る。
【図５】本願発明の第４実施例に係る要部断面図であ
る。
る。
【図６】本願発明の第４実施例に係る要部断面図及び部
分斜視図である。
分斜視図である。
【図７】本願発明の第５実施例に係る要部断面図であ
る。
る。
【図８】本願発明の第５実施例に係る要部断面図であ
る。
る。
【図９】本願発明の第６実施例に係る接合構成図であ
る。
る。
【図１０】本願発明の第７実施例に係る構成図である。
【図１１】トナーカートリッジの従来例を示す断面図で
ある。
ある。
【図１２】トナーカートリッジの従来例を示す要部断面
図である。
図である。
【図１３】トナーカートリッジの従来例を示す斜視図で
ある。
ある。
１，１’ トナーカートリッジ ２ トナーケース部 ２ａ，２ｂ 側部 ３ トナー補給部 ４ アジテータ ５ 補給ローラ ５ａ 補給ローラ軸 ６ リブ ７ トナー補給口 ８ シャッター手段 ８ａ 舌状 ８ｂ シャッター内面 ９，１０ トナー漏れ防止材 ９ａ，１０ａ 磁気性部材 ９ｂ，１０ｂ 衝撃吸収性部材 ９ｃ，１０ｃ 部材 １１ トナーエンドセンサー １２ シート １３ 受けリブ １４ 現像ベース部 １５ トナー補給受口 １６ トナー吸着部材 １７ 現像手段 １８ シール材 １８ａ 第１面部 １８ｂ 第２面部 １９，２０ トナー抑止手段 ２１ 廃トナー回収タンク ２２ クリーニング手段 ２３ 接合手段 ２４ ピン ２５ 突出し部 ２５ａ 長孔 ２６ 第１支持板 ２６ａ 嵌合部 ２７ 第２支持板 ２８ａ 撹拌補給部材 ２８ｂ 第１トナー搬送手段 ２８ｃ 第２トナー搬送手段 ３０ 感光体 ３０ａ 支軸 ３１ 帯電手段 ３２ 転写手段 ３３ 給紙カセット ３４ 給紙ローラ ３５ 光書き込み手段 ３６ レジ手段 ３７ 定着手段 ３８ 排紙ローラ ３９ 排紙トレイ ４０ 装置本体
Claims (7)
- 【請求項１】 感光体上に形成された静電潜像をトナー
によって顕像化する現像部を備えた静電式記録装置本体
に着脱可能に設けられ、前記現像部に対してトナーを補
給するトナーカートリッジにおいて、 前記トナーを収納するトナーケース部と、 前記現像部にトナーを補給するトナー補給口と、 磁性回転体から成り、前記トナーケース内のトナーを吸
着して前記トナー補給口に搬送するトナー補給手段と、 前記トナー補給手段に付着したトナーを前記トナー補給
口に掻き落とす突起部と、 前記トナー補給口を開閉するシャッタと、 前記シャッタの両側端に設けられ、前記シャッタの閉塞
時に前記トナー補給口の側部に位置するトナー抑止部材
を備えたことを特徴とするトナーカートリッジ。 - 【請求項２】 感光体上に形成された静電潜像をトナー
によって顕像化する現像部を備えた静電式記録装置本体
に着脱可能に設けられ、前記現像部に対してトナーを補
給するトナーカートリッジにおいて、 前記トナーを収納するトナーケース部と、 前記現像部にトナーを補給するトナー補給口と、 磁性回転体から成り、前記トナーケース内のトナーを吸
着して前記トナー補給口に搬送するトナー補給手段と、 前記トナー補給手段に付着したトナーを前記トナー補給
口に掻き落とす突起部と、 前記トナー補給口を開閉するシャッタと、 前記シャッタの両側端に設けられ、前記シャッタの閉塞
時に前記トナー補給口の側部に位置するトナー抑止部材
とを備えると共に、 前記感光体に残留したトナーを回収する廃トナータンク
を一体化したことを特徴とするトナーカートリッジ。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載のトナーカート
リッジを備えたことを特徴とする静電式記録装置。 - 【請求項４】 前記トナー抑止部材を弾性体で形成した
ことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載
のトナーカートリッジ。 - 【請求項５】 前記トナー抑止部材を磁性体で形成した
ことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載
のトナーカートリッジ。 - 【請求項６】 前記トナー補給口の長手方向一端側で折
り返し、前記トナー補給口を塞ぐシール材を備え、前記
シール材を剥がす際、弾性体で形成されたトナー抑止部
材で前記シール材を押圧して付着したトナーを掻き落と
すことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記
載のトナーカートリッジ。 - 【請求項７】 前記トナーカートリッジと前記廃トナー
回収タンクとを接合手段を用いて一体化したことを特徴
とする請求項２に記載のトナーカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10159025A JPH10312104A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | トナーカートリッジ及びそのトナーカートリッジを用いた静電式記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10159025A JPH10312104A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | トナーカートリッジ及びそのトナーカートリッジを用いた静電式記録装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7153789A Division JP2987083B2 (ja) | 1994-10-21 | 1995-03-31 | トナーカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10312104A true JPH10312104A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=15684619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10159025A Pending JPH10312104A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | トナーカートリッジ及びそのトナーカートリッジを用いた静電式記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10312104A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006018031A (ja) * | 2004-07-01 | 2006-01-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2007065271A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
| JP2008096853A (ja) * | 2006-10-14 | 2008-04-24 | Konica Minolta Business Technologies Inc | トナー収納容器、現像装置、カラー画像形成装置及びトナー収納容器の製造方法 |
| JP2008233677A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Konica Minolta Business Technologies Inc | トナー補給装置 |
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| US8999501B2 (en) | 2007-11-30 | 2015-04-07 | Ricoh Company, Ltd | Urethane foam member, seal structure, toner storage container, process cartridge, image forming apparatus |
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1998
- 1998-06-08 JP JP10159025A patent/JPH10312104A/ja active Pending
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