JPH10311430A - 気密ケース用パッキング - Google Patents
気密ケース用パッキングInfo
- Publication number
- JPH10311430A JPH10311430A JP11820397A JP11820397A JPH10311430A JP H10311430 A JPH10311430 A JP H10311430A JP 11820397 A JP11820397 A JP 11820397A JP 11820397 A JP11820397 A JP 11820397A JP H10311430 A JPH10311430 A JP H10311430A
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- JP
- Japan
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- packing
- groove
- case
- section
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Abstract
(57)【要約】
【課題】例えばCATV機器に使用される気密ケース用
パッキングにおいて、例えばケース本体の蓋との重合面
に形成した溝部に対し、接着剤により固定せず、蓋の開
閉に伴なう脱落及び挟み込みを防止して気密性を確保す
ること。 【解決手段】断面下辺幅w2が溝部11bの幅Wよりも
狭く、また、断面上辺幅w1が溝部11bの幅Wよりも
広く形成されたので、前記溝部11bに対する挿入組み
込み作業を、容易に行なうことができると共に、その組
み込み後に溝部11bから外れ難い状態を維持すること
ができる。また、断面上辺中央には半球状の凸部22が
形成され、断面下辺中央には凹部23が形成されたの
で、蓋側重合面12aとの矢印Xに示すような重ね合わ
せに伴なう前記上辺凸部22の押し込み変形は前記下辺
凹部23で逃がされる状態となり、ケース開放時,閉塞
時の何れにあっても、パッキング21を溝部11bに嵌
まり込んだまま維持できる。
パッキングにおいて、例えばケース本体の蓋との重合面
に形成した溝部に対し、接着剤により固定せず、蓋の開
閉に伴なう脱落及び挟み込みを防止して気密性を確保す
ること。 【解決手段】断面下辺幅w2が溝部11bの幅Wよりも
狭く、また、断面上辺幅w1が溝部11bの幅Wよりも
広く形成されたので、前記溝部11bに対する挿入組み
込み作業を、容易に行なうことができると共に、その組
み込み後に溝部11bから外れ難い状態を維持すること
ができる。また、断面上辺中央には半球状の凸部22が
形成され、断面下辺中央には凹部23が形成されたの
で、蓋側重合面12aとの矢印Xに示すような重ね合わ
せに伴なう前記上辺凸部22の押し込み変形は前記下辺
凹部23で逃がされる状態となり、ケース開放時,閉塞
時の何れにあっても、パッキング21を溝部11bに嵌
まり込んだまま維持できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCATV機
器に使用される増幅器,分配器等、特に、屋外で使用さ
れる電子機器ケースに装着されてケース本体と蓋との気
密を保持する気密ケース用パッキングに関する。
器に使用される増幅器,分配器等、特に、屋外で使用さ
れる電子機器ケースに装着されてケース本体と蓋との気
密を保持する気密ケース用パッキングに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は屋外用CATV機器の取り付け状
態を示す外観斜視図である。図3において、11はCA
TV機器のアルミダイカスト製のケース本体、12はケ
ース本体11の開口部を塞ぐ同アルミダイカスト製の
蓋、13はケース本体11の蓋12に対する重合面11
aの溝部11bに装着されたシリコンゴム性のパッキン
グ、14は内部ユニット、15は入力,出力,電源用の
FT接栓、16はワイヤ止め金具、17はメッセンジャ
ワイヤである。
態を示す外観斜視図である。図3において、11はCA
TV機器のアルミダイカスト製のケース本体、12はケ
ース本体11の開口部を塞ぐ同アルミダイカスト製の
蓋、13はケース本体11の蓋12に対する重合面11
aの溝部11bに装着されたシリコンゴム性のパッキン
グ、14は内部ユニット、15は入力,出力,電源用の
FT接栓、16はワイヤ止め金具、17はメッセンジャ
ワイヤである。
【0003】前記CATV機器の本体ケース11は、屋
外に張設されているメッセンジャワイヤ17に対して、
矢印b1,b2に示すように、ボルト16aで固定され
るワイヤ止め金具16により吊り下げられて取り付けら
れるもので、本体ケース11と蓋12とは、それぞれの
重合面11aと12aとが、矢印aに示すように、重ね
合わされて固定された際に、ケース側重合面11aの連
続方向に沿って形成された溝部11bに装着されたパッ
キング13が潰され、気密保持される構造となってい
る。
外に張設されているメッセンジャワイヤ17に対して、
矢印b1,b2に示すように、ボルト16aで固定され
るワイヤ止め金具16により吊り下げられて取り付けら
れるもので、本体ケース11と蓋12とは、それぞれの
重合面11aと12aとが、矢印aに示すように、重ね
合わされて固定された際に、ケース側重合面11aの連
続方向に沿って形成された溝部11bに装着されたパッ
キング13が潰され、気密保持される構造となってい
る。
【0004】図4は屋外用CATV機器に装着される従
来の気密用パッキング13を示す部分断面図であり、同
図(A)はケース本体11と蓋12との重合に伴なう固
定気密状態を示す図、同図(B)は気密用パッキング1
3の構成を示す図である。
来の気密用パッキング13を示す部分断面図であり、同
図(A)はケース本体11と蓋12との重合に伴なう固
定気密状態を示す図、同図(B)は気密用パッキング1
3の構成を示す図である。
【0005】従来の気密用パッキング13は、ケース本
体11の重合面11aにおける溝部11bの幅よりも小
径で、且つ、該溝部11bの高さより大径となる断面円
形状に形成され、ケース側重合面11aに蓋側重合面1
2aが重ねられて気密用パッキング13が潰されて断面
楕円形となり、前記溝部11bの幅にまで押し広げられ
る。
体11の重合面11aにおける溝部11bの幅よりも小
径で、且つ、該溝部11bの高さより大径となる断面円
形状に形成され、ケース側重合面11aに蓋側重合面1
2aが重ねられて気密用パッキング13が潰されて断面
楕円形となり、前記溝部11bの幅にまで押し広げられ
る。
【0006】すなわち、前記従来の気密用パッキング1
3が装着されるケース本体11の溝部11bの幅は、気
密用パッキング13が断面楕円形となる場合のつぶし代
を予め含む幅で形成される。
3が装着されるケース本体11の溝部11bの幅は、気
密用パッキング13が断面楕円形となる場合のつぶし代
を予め含む幅で形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5は従来の気密用パ
ッキング13を使用した屋外用CATV機器の取り付け
状態を示す側断面図である。前記CATV機器は、屋外
のメッセンジャワイヤ17に取り付けて設置した際に、
蓋12を開き、内部ユニット14の調整を行なう必要が
ある。
ッキング13を使用した屋外用CATV機器の取り付け
状態を示す側断面図である。前記CATV機器は、屋外
のメッセンジャワイヤ17に取り付けて設置した際に、
蓋12を開き、内部ユニット14の調整を行なう必要が
ある。
【0008】しかしながら、前記従来の気密用パッキン
グ13は、その通常時の断面径が、前述したように、ケ
ース側重合面11aに形成された溝部11bの幅よりも
小径のスカスカの状態で装着されているため、前記CA
TV機器の取り付けに伴なうケース本体11の開放に際
し、気密用パッキング13が矢印cに示すように脱落す
る恐れがあり、また、一部脱落によるケース本体11と
蓋12との間の挟み込みにより気密性が損なわれる問題
がある。
グ13は、その通常時の断面径が、前述したように、ケ
ース側重合面11aに形成された溝部11bの幅よりも
小径のスカスカの状態で装着されているため、前記CA
TV機器の取り付けに伴なうケース本体11の開放に際
し、気密用パッキング13が矢印cに示すように脱落す
る恐れがあり、また、一部脱落によるケース本体11と
蓋12との間の挟み込みにより気密性が損なわれる問題
がある。
【0009】そこで、前記気密用パッキング13の脱落
防止のために、ケース側重合面11aの溝部11bに対
し接着剤により固定することも考えられるが、定期点検
等によるパッキング交換の妨げとなり望ましくない。
防止のために、ケース側重合面11aの溝部11bに対
し接着剤により固定することも考えられるが、定期点検
等によるパッキング交換の妨げとなり望ましくない。
【0010】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、例えばケース本体の蓋との重合面に形成した
溝部に対し、接着剤により固定することなく、蓋の開閉
に伴なう脱落及び挟み込みを防止して気密性を確保する
ことが可能になる気密ケース用パッキングを提供するこ
とを目的とする。
たもので、例えばケース本体の蓋との重合面に形成した
溝部に対し、接着剤により固定することなく、蓋の開閉
に伴なう脱落及び挟み込みを防止して気密性を確保する
ことが可能になる気密ケース用パッキングを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る気密ケース用パッキングは、ケース本体と該ケース本
体の開口部を塞ぐ蓋との重合面のケース側又は蓋側の一
方の面に該面の連続方向に沿って形成された断面コ字状
の溝に嵌め込まれ、他方の面との重ね合わせにより接触
変形して重合面の気密を保持する気密ケース用パッキン
グであって、断面下辺幅を前記溝の幅より狭く、断面上
辺幅を前記溝の幅より広く形成し、且つ、断面上辺中央
には半球状の凸部を形成すると共に、断面下辺中央には
凹部を形成し、前記断面下辺から断面上辺までの高さを
前記溝の高さより低く形成すると共に、前記断面下辺か
ら前記凸部頂点までの高さを前記溝の高さより高く形成
し、前記幅狭の下辺部及び前記幅広の上辺部により前記
溝に対する組み込みを容易に且つ外れ難くし、前記他方
の面との重ね合わせに伴なう前記上辺凸部の押し込み変
形を前記下辺凹部で逃がすように形成したことを特徴と
する。
る気密ケース用パッキングは、ケース本体と該ケース本
体の開口部を塞ぐ蓋との重合面のケース側又は蓋側の一
方の面に該面の連続方向に沿って形成された断面コ字状
の溝に嵌め込まれ、他方の面との重ね合わせにより接触
変形して重合面の気密を保持する気密ケース用パッキン
グであって、断面下辺幅を前記溝の幅より狭く、断面上
辺幅を前記溝の幅より広く形成し、且つ、断面上辺中央
には半球状の凸部を形成すると共に、断面下辺中央には
凹部を形成し、前記断面下辺から断面上辺までの高さを
前記溝の高さより低く形成すると共に、前記断面下辺か
ら前記凸部頂点までの高さを前記溝の高さより高く形成
し、前記幅狭の下辺部及び前記幅広の上辺部により前記
溝に対する組み込みを容易に且つ外れ難くし、前記他方
の面との重ね合わせに伴なう前記上辺凸部の押し込み変
形を前記下辺凹部で逃がすように形成したことを特徴と
する。
【0012】つまり、本発明に係わる気密ケース用パッ
キングでは、断面下辺幅が前記溝の幅より狭く、断面上
辺幅が前記溝の幅より広く形成され、且つ、断面上辺中
央には半球状の凸部が形成されると共に、断面下辺中央
には凹部が形成され、前記断面下辺から断面上辺までの
高さが前記溝の高さより低く形成されると共に、前記断
面下辺から前記凸部頂点までの高さが前記溝の高さより
高く形成されるので、前記溝に対する組み込みが容易に
且つ外れ難くなり、ケース本体と蓋との重ね合わせに伴
なう前記上辺凸部の押し込み変形は、前記下辺凹部で逃
がされることになる。
キングでは、断面下辺幅が前記溝の幅より狭く、断面上
辺幅が前記溝の幅より広く形成され、且つ、断面上辺中
央には半球状の凸部が形成されると共に、断面下辺中央
には凹部が形成され、前記断面下辺から断面上辺までの
高さが前記溝の高さより低く形成されると共に、前記断
面下辺から前記凸部頂点までの高さが前記溝の高さより
高く形成されるので、前記溝に対する組み込みが容易に
且つ外れ難くなり、ケース本体と蓋との重ね合わせに伴
なう前記上辺凸部の押し込み変形は、前記下辺凹部で逃
がされることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の実施形態に係わる
気密ケース用パッキングの構成を示す断面図である。
態について説明する。図1は本発明の実施形態に係わる
気密ケース用パッキングの構成を示す断面図である。
【0014】図2は前記気密ケース用パッキングのCA
TV機器ケース11,12への組み込み状態を示す部分
断面図である。この気密ケース用パッキング21は、例
えばシリコンゴムからなり、CATV機器のアルミダイ
カスト製のケース本体11と該ケース本体11の開口部
を塞ぐ同アルミダイカスト製の蓋12とのケース側重合
面11aに対し、該ケース側重合面11aの連続方向に
沿って形成された断面コ字状の溝部11bに嵌め込ま
れ、蓋側重合面12aとの重ね合わせにより接触変形し
て重合面の気密を保持するものである。
TV機器ケース11,12への組み込み状態を示す部分
断面図である。この気密ケース用パッキング21は、例
えばシリコンゴムからなり、CATV機器のアルミダイ
カスト製のケース本体11と該ケース本体11の開口部
を塞ぐ同アルミダイカスト製の蓋12とのケース側重合
面11aに対し、該ケース側重合面11aの連続方向に
沿って形成された断面コ字状の溝部11bに嵌め込ま
れ、蓋側重合面12aとの重ね合わせにより接触変形し
て重合面の気密を保持するものである。
【0015】この気密ケース用パッキング21の断面下
辺幅w2は、前記ケース側重合面11aに形成された溝
部11bの幅Wより狭く形成され、また、断面上辺幅w
1は、前記溝部11bの幅Wより広く形成される。
辺幅w2は、前記ケース側重合面11aに形成された溝
部11bの幅Wより狭く形成され、また、断面上辺幅w
1は、前記溝部11bの幅Wより広く形成される。
【0016】さらに、前記気密ケース用パッキング21
の断面上辺中央には、半球状の凸部22が形成され、ま
た、断面下辺中央には、凹部23が形成される。そし
て、前記気密ケース用パッキング21の断面下辺から断
面上辺までの高さh1は、前記溝部11bの高さHより
低く形成され、また、前記断面下辺から前記凸部22の
頂点までの高さh2は、前記溝部11bの高さより高く
形成される。
の断面上辺中央には、半球状の凸部22が形成され、ま
た、断面下辺中央には、凹部23が形成される。そし
て、前記気密ケース用パッキング21の断面下辺から断
面上辺までの高さh1は、前記溝部11bの高さHより
低く形成され、また、前記断面下辺から前記凸部22の
頂点までの高さh2は、前記溝部11bの高さより高く
形成される。
【0017】すなわち、前記構成の気密ケース用パッキ
ング21においては、その断面下辺幅w2が溝部11b
の幅Wよりも狭く、また、断面上辺幅w1が溝部11b
の幅Wよりも広く形成されたので、前記溝部11bに対
する挿入組み込み作業を、容易に行なうことができると
共に、その組み込み後に溝部11bから外れ難い状態を
維持することができるようになる。
ング21においては、その断面下辺幅w2が溝部11b
の幅Wよりも狭く、また、断面上辺幅w1が溝部11b
の幅Wよりも広く形成されたので、前記溝部11bに対
する挿入組み込み作業を、容易に行なうことができると
共に、その組み込み後に溝部11bから外れ難い状態を
維持することができるようになる。
【0018】また、断面上辺中央には半球状の凸部22
が形成され、断面下辺中央には凹部23が形成されたの
で、蓋側重合面12aとの矢印Xに示すような重ね合わ
せに伴なう前記上辺凸部22の押し込み変形は前記下辺
凹部23で逃がされる状態となり、ケース本体11の開
放時及び閉塞時の何れの状態にあっても、パッキング2
1を溝部11bに嵌まり込んだまま維持することができ
るようになる。
が形成され、断面下辺中央には凹部23が形成されたの
で、蓋側重合面12aとの矢印Xに示すような重ね合わ
せに伴なう前記上辺凸部22の押し込み変形は前記下辺
凹部23で逃がされる状態となり、ケース本体11の開
放時及び閉塞時の何れの状態にあっても、パッキング2
1を溝部11bに嵌まり込んだまま維持することができ
るようになる。
【0019】したがって、前記構成の気密ケース用パッ
キング21によれば、例えばCATV機器の調整に伴な
う開閉によって、ケース本体11と蓋12との重合面溝
部11bから脱落したり、重合に伴なう挟み込みが生じ
ることはなく、確実に気密性を保持することができるよ
うになる。
キング21によれば、例えばCATV機器の調整に伴な
う開閉によって、ケース本体11と蓋12との重合面溝
部11bから脱落したり、重合に伴なう挟み込みが生じ
ることはなく、確実に気密性を保持することができるよ
うになる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明に係わる気密ケー
ス用パッキングによれば、断面下辺幅が溝の幅より狭
く、断面上辺幅が溝の幅より広く形成され、且つ、断面
上辺中央には半球状の凸部が形成されると共に、断面下
辺中央には凹部が形成され、前記断面下辺から断面上辺
までの高さが前記溝の高さより低く形成されると共に、
前記断面下辺から前記凸部頂点までの高さが前記溝の高
さより高く形成されるので、前記溝に対する組み込みが
容易に且つ外れ難くなり、ケース本体と蓋との重ね合わ
せに伴なう前記上辺凸部の押し込み変形は、前記下辺凹
部で逃がされるようになる。
ス用パッキングによれば、断面下辺幅が溝の幅より狭
く、断面上辺幅が溝の幅より広く形成され、且つ、断面
上辺中央には半球状の凸部が形成されると共に、断面下
辺中央には凹部が形成され、前記断面下辺から断面上辺
までの高さが前記溝の高さより低く形成されると共に、
前記断面下辺から前記凸部頂点までの高さが前記溝の高
さより高く形成されるので、前記溝に対する組み込みが
容易に且つ外れ難くなり、ケース本体と蓋との重ね合わ
せに伴なう前記上辺凸部の押し込み変形は、前記下辺凹
部で逃がされるようになる。
【0021】よって、本発明によれば、例えばケース本
体の蓋との重合面に形成した溝部に対し、接着剤により
固定することなく、蓋の開閉に伴なう脱落及び挟み込み
を防止して気密性を確保することが可能になる。
体の蓋との重合面に形成した溝部に対し、接着剤により
固定することなく、蓋の開閉に伴なう脱落及び挟み込み
を防止して気密性を確保することが可能になる。
【図1】本発明の実施形態に係わる気密ケース用パッキ
ングの構成を示す断面図。
ングの構成を示す断面図。
【図2】前記気密ケース用パッキングのCATV機器ケ
ースへの組み込み状態を示す部分断面図。
ースへの組み込み状態を示す部分断面図。
【図3】屋外用CATV機器の取り付け状態を示す外観
斜視図。
斜視図。
【図4】屋外用CATV機器に装着される従来の気密用
パッキングを示す部分断面図であり、同図(A)はケー
ス本体と蓋との重合に伴なう固定気密状態を示す図、同
図(B)は気密用パッキングの構成を示す図。
パッキングを示す部分断面図であり、同図(A)はケー
ス本体と蓋との重合に伴なう固定気密状態を示す図、同
図(B)は気密用パッキングの構成を示す図。
【図5】従来の気密用パッキングを使用した屋外用CA
TV機器の取り付け状態を示す側断面図。
TV機器の取り付け状態を示す側断面図。
11 …ケース本体、 11a…ケース側重合面、 11b…溝部、 12 …蓋、 12a…蓋側重合面、 14 …内部ユニット、 15 …FT接栓、 16 …ワイヤ止め金具、 17 …メッセンジャワイヤ、 21 …気密ケース用パッキング、 22 …上辺凸部、 23 …下辺凹部、 W …溝部幅、 H …溝部高さ、 w1…パッキング断面上辺幅、 w2…パッキング断面下辺幅、 h1…パッキング断面上下辺間高さ、 h2…パッキング断面凸部〜下辺間高さ。
Claims (1)
- 【請求項1】 ケース本体と該ケース本体の開口部を塞
ぐ蓋との重合面のケース側又は蓋側の一方の面に該面の
連続方向に沿って形成された断面コ字状の溝に嵌め込ま
れ、他方の面との重ね合わせにより接触変形して重合面
の気密を保持する気密ケース用パッキングであって、 断面下辺幅を前記溝の幅より狭く、断面上辺幅を前記溝
の幅より広く形成し、且つ、断面上辺中央には半球状の
凸部を形成すると共に、断面下辺中央には凹部を形成
し、 前記断面下辺から断面上辺までの高さを前記溝の高さよ
り低く形成すると共に、前記断面下辺から前記凸部頂点
までの高さを前記溝の高さより高く形成し、 前記幅狭の下辺部及び前記幅広の上辺部により前記溝に
対する組み込みを容易に且つ外れ難くし、 前記他方の面との重ね合わせに伴なう前記上辺凸部の押
し込み変形を前記下辺凹部で逃がす、ように形成したこ
とを特徴とする気密ケース用パッキング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11820397A JPH10311430A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 気密ケース用パッキング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11820397A JPH10311430A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 気密ケース用パッキング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10311430A true JPH10311430A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14730751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11820397A Pending JPH10311430A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 気密ケース用パッキング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10311430A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2004031625A1 (de) * | 2002-10-02 | 2004-04-15 | Siemens Aktiengesellschaft | Dichtung |
JP2008218633A (ja) * | 2007-03-02 | 2008-09-18 | Nok Corp | 電子機器の防水構造 |
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CN102192326A (zh) * | 2010-03-10 | 2011-09-21 | 东京毅力科创株式会社 | 槽密封件 |
JP2012034207A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線端末 |
JP2012072863A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Nippon Valqua Ind Ltd | 環状シール材 |
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EP2634458A4 (en) * | 2010-10-26 | 2018-01-03 | NOK Corporation | Gasket |
-
1997
- 1997-05-08 JP JP11820397A patent/JPH10311430A/ja active Pending
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