JP2002009911A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置

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JP2002009911A
JP2002009911A JP2000191071A JP2000191071A JP2002009911A JP 2002009911 A JP2002009911 A JP 2002009911A JP 2000191071 A JP2000191071 A JP 2000191071A JP 2000191071 A JP2000191071 A JP 2000191071A JP 2002009911 A JP2002009911 A JP 2002009911A
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JP
Japan
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earphone
cap
housing
earphone cap
terminal device
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Application number
JP2000191071A
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English (en)
Inventor
Maki Ito
真樹 伊藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】イヤホンキャップの着脱が容易であるととも
に、装着後は不用意な脱落を防止でき、イヤホンキャッ
プの開閉操作がしやすい携帯電話機を提供する。 【解決手段】携帯端末装置において、装着部と支持部と
を有する取付孔が形成された筐体と、この取付孔に装着
されるイヤホンキャップとを備え、筐体とイヤホンキャ
ップは少なくともそのいずれか一方が弾性体で形成さ
れ、イヤホンキャップは取付孔との係合部を備え、この
係合部は装着部に対しては着脱自在に構成され、支持部
に対しては筐体から離脱する方向への動きが規制された
状態で保持されるよう構成されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イヤホンキャップ
を備えた携帯端末装置に係り、特にイヤホンキャップの
交換を容易にするのに好適な携帯端末装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】携帯端末装置の一つである携帯電話機に
おいては、従来は特開平10−22654号公報の図9
〜図11に示されるように、達磨状のキャップには大円
部にイヤホンジャックに嵌合する封栓部が突設され、小
円部にはキャップ保持孔に嵌入荷能な矢尻状の係着部が
突設されている。キャップ装着するときは係着部をキャ
ップ保持孔に嵌入し、封栓部をイヤホンジャックに嵌合
する。イヤホンを使用するときは封栓部を抜脱した後キ
ャップを回転させ、係着部とキャップ保持孔を交差状態
にして、キャップ保持孔に対して係着部を抜け止め状態
にする。これによりキャップの脱落を防止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術ではキャ
ップは回転することにより抜け止め状態になるので、封
栓部を抜脱する時点では抜け止め作用がなく、開け方に
よっては不用意にキャップが筐体から外れてしまうこと
がある。
【0004】本発明の目的は、イヤホンキャップの着脱
が容易であるとともに、装着後は不用意な脱落を防止で
き、イヤホンキャップの開閉操作がしやすい携帯電話機
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、携帯端末装置において、装着部と支持部とを
有する取付孔が形成された筐体と、この取付孔に装着さ
れるイヤホンキャップとを備え、筐体とイヤホンキャッ
プは少なくともそのいずれか一方が弾性体で形成され、
イヤホンキャップは取付孔との係合部を備え、この係合
部は装着部に対しては着脱自在に構成され、支持部に対
しては筐体から離脱する方向への動きが規制された状態
で保持されるよう構成されたことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図6を用いて説明する。
【0007】本実施の形態では、携帯端末装置は携帯電
話機であり、筐体1内には音声回路部(図示せず)が格
納され、この音声回路部に電気的に接続されたイヤホン
ジャック3が、図1に示されるように、筐体1側面に形
成された開口部1aを介して露出している。この開口部
1aはイヤホンプラグ(図示せず)をイヤホンジャック
3に接続するために用いられ、筐体1側面にはこの開口
部1aに隣接して、この開口部1aを開閉自在に塞ぐイ
ヤホンキャップ2を保持するための取付孔4が形成され
る。この取付孔4には図2に示すようなイヤホンキャッ
プ2が装着される。イヤホンキャップ2には取付孔4に
係合するための係合部7が設けられ、係合部7は抜け止
め部8と支柱部9から形成される。イヤホンキャップ2
の取付孔4は、図3に示すように円形と長方形とが連な
った形状を有し、長方形部分が装着部5として機能し、
この部分からイヤホンキャップ2の抜け止め部8が挿入
される。係合部7は挿入された後、図5に示すように円
形の部分に移動させられる。円形部分は支持部6として
の機能を有し、支柱部9がこの部分で回動自在に支持さ
れる。図3に示されるように装着部5の長方形部分は長
辺方向が寸法a、短辺方向が寸法bで形成され、支持部
6の円形部分は直径dで形成される。長方形の部分と円
形の部分との境界に形成される一対の突起4pは、その
頂部同士が間隔cで対向するよう形成される。一方、係
合部7の抜け止め部8は長辺方向が寸法A、短辺方向が
寸法Bの略長方形状に形成され、支柱部9は両側の半円
形部分が直径D、中央の四角形部分の幅がBである小判
形状に形成される。各部の寸法関係は、b<a、B<D
<A、D<a<A、c<B<b<D<d<Aである。突
起4pは、通常の使用状態でイヤホンキャップ2を開閉
したり回転させたりする程度の力では、支持された支柱
部9が長方形方向に移動するのを防止する。
【0008】本実施の形態では筐体1は硬質の合成樹脂
で形成され、イヤホンキャップ2は筐体よりも軟質で、
筐体1より弾性の大きい合成樹脂にて形成される。イヤ
ホンキャップ2を装着部5に挿入後、円形部6に向かっ
て移動させることにより、支柱部9が弾性変形して突起
4pを乗り越え、支持部6に装着される。これにより挿
入して移動という2段階の動作を経て係合部7が支持部
6に回動自在に支持される。支持部6に装着された後は
抜け止め部8により筐体1から離脱する方向への動きが
規制された状態で保持される。イヤホンキャップ2を交
換等のために外すときは、係合部7を長方形部5に向か
って支柱部9が突起4pを乗り越えるのに十分な力で移
動させ、係合部7を装着部5を介して離脱させる。
【0009】本実施の形態においては、支柱部9を弾性
変形させて長方形部5から円形部6へ移動させたが、突
起4pを弾性変形させるようにしてもよい。また、装着
部、支持部、係合部の形状は本実施の形態に開示された
ものに限るものではなく、同じ作用効果が得られる範囲
で変形させたものも含むものである。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、イヤホンキャップの着
脱が容易であるとともに、装着後は不用意な脱落を防止
でき、イヤホンキャップの開閉操作がしやすい携帯端末
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態における携帯端末装置の
イヤホンジャック周辺のイヤホンヤップを外した状態を
示す斜視図である。
【図2】本発明の1実施の形態におけるイヤホンキャッ
プを示す斜視図である。
【図3】本発明の1実施の形態における携帯端末装置の
取付孔周辺を示す斜視図である。
【図4】本発明の1実施の形態におけるイヤホンキャッ
プ正面図である。
【図5】本発明の1実施の形態における携帯端末装置の
イヤホンキャップ取付状態示す斜視図である。
【図6】本発明の1実施の形態における携帯端末装置に
イヤホンキャップを取り付けた状態を示す主要部の斜視
図である。
【符号の説明】
1…筐体、2…イヤホンキャップ、3…イヤホンジャッ
ク、4…取付孔、5…装着部、6…支持部、7…係合
部、8…抜け止め部、9…支柱部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着部と支持部とを有する取付孔が形成
    された筐体と、この取付孔に装着されるイヤホンキャッ
    プとを備え、上記筐体と上記イヤホンキャップは少なく
    ともそのいずれか一方が弾性体で形成され、上記イヤホ
    ンキャップは上記取付孔との係合部を備え、この係合部
    は上記装着部に対しては着脱自在に構成され、上記支持
    部に対しては上記筐体から離脱する方向への動きが規制
    された状態で保持されるよう構成されたことを特徴とす
    る携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 筐体内に格納された音声回路部に電気的
    に接続されたイヤホンジャックを備え、上記筐体にはイ
    ヤホンプラグを上記イヤホンジャックに接続するための
    開口部と、この開口部を開閉自在に塞ぐイヤホンキャッ
    プを保持するための取付孔とが形成されて上記イヤホン
    キャップの係合部が上記取付孔に係合された携帯端末装
    置において、 上記取付孔は装着部と支持部とを有するよう構成され、
    上記筐体と上記イヤホンキャップは少なくともそのいず
    れか一方が弾性体で形成され、上記イヤホンキャップは
    上記取付孔との係合部を備え、この係合部は上記装着部
    に対しては着脱自在に構成され、上記支持部に対しては
    上記筐体から離脱する方向への動きが規制された状態で
    保持されるよう構成されたことを特徴とする携帯端末装
    置。
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