JPH1031134A - 光コネクタ用プラスチック精密スリーブおよびその金型 - Google Patents
光コネクタ用プラスチック精密スリーブおよびその金型Info
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Abstract
に把持できる光コネクタ用プラスチック精密スリーブお
よびその製造方法を提供すること。 【解決手段】 光コネクタ用プラスチック精密スリーブ
は、光ファイバが内装された光ファイバコード同士を接
続するアダプタ内に設けられ、前記各光ファイバコード
の先端に取り付けられた各フェルールを両端から挿入さ
せることにより前記光ファイバを光学的に接続する。こ
のプラスチック精密スリーブは外周面14が円柱の周面
であり、前記外周円柱の内部を長手方向に貫通する空洞
15を有し、その内壁面は、前記外周円柱と同心でかつ
挿入されるフェルールの直径より直径が小さい仮想円柱
(17)が内接し得る少なくとも3つの平面16と、前
記3つの平面を結び前記中心からの距離が前記内接円柱
の半径より大きい面18とを含んでなる。
Description
された光ファイバコード同士を直接的に把持して接続す
る光コネクタ用プラスチック精密スリーブ(以下、プラ
スチック精密スリーブ、あるいは単に精密スリーブとも
いう)とその金型に関する。
光ファイバを導入して多彩な通信サービスを提供するこ
とが可能となりつつある。こうした光加入者系通信網の
実現には、経済的な光コネクタが必要とされている。
したようなフェルールと精密スリーブの組合せが用いら
れている。すなわち、光ファイバが内挿されたフェルー
ル2,2を両側より挿入し、各フェルール2,2を整列
接合させる精密スリーブAとしては、図2に示すよう
に、円筒精密スリーブに円筒の中心軸に平行に切り欠い
たスリット1を設けた割スリーブAが多く使用されてい
る。このような割スリーブAは、リン青銅のような金属
材料やジルコニア等のセラミックスで構成されており、
貫通穴3の内径を、光ファイバ固定しているフェルール
2の外径よりも小さく形成してあるため、割スリーブA
にフェルール2を挿入したときに、フェルール2と貫通
穴3との間に隙間が生じにくい構造となっている。
おいては、開きやすいスリット1を有するために、図3
に示すように片側のフェルールの外周に凹凸がある場合
には、貫通穴3が凹凸に応じて必要以上に大きく広が
り、他端のフェルールとの間で軸ズレを生じて、ファイ
バの接続が不安定になるという欠点があった。
やセラミックスを素材として、内面を真円に研磨加工す
ることにより製造されているが、製造工程が多いため、
割スリーブの価格が高くなり、コネクタ自体の経済化を
妨げていた。このため、割スリーブをプラスチックの射
出成形により作製することが、佐藤ら(特開平7−31
8759号)により提案されている。しかしながら、割
スリーブ構造を採用している限り、プラスチック割スリ
ーブの内壁の荒れによる凹凸や、ゲート/反ゲート間で
の軸曲がり等により、片側の貫通穴が他方の貫通穴より
も大きく広がりすぎる現象は起こり、その結果、挿入さ
れたフェルール間で軸ズレを生じて、ファイバの接続が
不安定になるという欠点があった。
4に示すような割部を持たない整列スリーブBが岩本ら
(特開昭58−143309号)により提案されてい
る。この整列スリーブBはプラスチック材料よりなる筒
状体の内面に金属製のニードル4を数本配設して凸部を
設けた構成をとり、フェルールの挿入時には凸部と凸部
の間の筒状体が大変形してフェルールにニードルを押し
つけることでフェルール同士の中心位置が決められ接続
される。この構成では、上で述べたような欠点は改善さ
れるものの、図4に示すような複雑な突起構造を作り出
すために、高精度の真円度を保つように成形された筒状
体成型品に、後加工でニードル用の穴加工を施すという
難しい加工工程が必要なためにコネクタ自体の経済化を
妨げるという欠点があった。一方、割スリーブ構造を改
善するために、図5に示すような割部をもたない精密ス
リーブCをプラスチックの射出成形により作製すること
が、首藤ら(特願平7−206047号)により提案さ
れている。この精密スリーブでは整列スリーブの場合の
ような難しい後加工工程が不要であるという利点はある
ものの、図5に示すような構造を作り出すために、金型
のコアピンに高精度の真円度を保ちつつ、複雑な突起部
5を付加させるという難しい加工を施さねばならず、そ
の結果、高価な金型を使用することでコネクタ自体の経
済化を妨げるという欠点があった。
の欠点を除去し、量産性に優れ、かつフェルール同士を
高精度に把持できる光コネクタ用プラスチック精密スリ
ーブおよびその金型を提供することである。
に、本発明はなされたものであり、以下の4発明よりな
る。
プラスチック精密スリーブは、光ファイバが内装された
光ファイバコード同士を接続するアダプタ内に設けら
れ、前記各光ファイバコードの先端に取り付けられた各
フェルールを両端から挿入させることにより前記光ファ
イバを光学的に接続する光コネクタ用プラスチック精密
スリーブであって、該プラスチック精密スリーブは外周
面が円柱の周面であり、前記外周円柱の内部を長手方向
に貫通する空洞を有し、その内壁面は、前記外周円柱と
同心でかつ挿入されるフェルールの直径より直径が小さ
い円柱が内接し得る少なくとも3つの平面と、前記3つ
の平面を結び前記中心からの距離が前記内接円柱の半径
より大きい面とを含んでなることを特徴とする。
ク精密スリーブは、第一の発明に係る光コネクタ用プラ
スチック精密スリーブおいて、非晶質熱可塑性樹脂もし
くは熱硬化性樹脂、もしくは樹脂組成物からなることを
特徴とする。
ク精密スリーブは、第一の発明に係る光コネクタ用プラ
スチック精密スリーブにおいて、前記の非晶質熱可塑性
樹脂もしくは樹脂組成物が、少なくともポリエーテルサ
ルホン、ポリサルホン、ポリエーテルイミドのいずれか
一種の樹脂、もしくはこれらの一種の樹脂と、無機フィ
ラーもしくは炭素繊維とを含む樹脂組成物であり、前記
の熱硬化性樹脂若しくは樹脂組成物が、エポキシ樹脂、
あるいは石英微粉末を含むエポキシ樹脂組成物であるこ
とを特徴とする。
スチック精密スリーブの金型は、第一の発明に係る光コ
ネクタ用プラスチック精密スリーブ用の金型であって、
成型品外径を決めるキャビティと、成型品内径を決める
コアピンと、成型品の一方の端面側に多点ピンポイント
ゲートとを具備し、前記キャビティは成型品の外周に相
当する外周を有する円柱の形状を有し、前記コアピンの
外壁は前記円柱と同心でかつ挿入されるフェルールの直
径より直径が小さい円柱が内接し得る少なくとも3つの
平面と、前記3つの平面を結び前記中心からの距離が前
記内接円柱の半径より大きい面とを含んでなることを特
徴とする。
が、まず、本発明が達成すべき各種の問題点を以下にま
とめる。
め、精密スリーブの内径や肉厚、外径真円度等の寸法に
関して、少なくともμm単位の極めて精密な成形精度が
要求される。
ェルールの抜け難さと接続プラグの接続安定性の観点か
ら、精密スリーブは1kg以上の把持力(締め付け力)
と200〜400gの保持力とが必要とされる。また、
保持力は、把持力と精密スリーブ/フェルール間の摩擦
係数との積に関係するため、適当な摩擦係数、例えば
0.3以下の値が必要とされる。一方、光コネクタは、
より高密度の実装が要求されるため、精密スリーブの肉
厚としても、より薄いものが必要である。このため、精
密スリーブは、より薄い肉厚で、機械的強度の優れた材
質が必要である。
スリーブは多数回の挿抜に耐えなければならない。すな
わち、挿抜時にごみ等を発生したり、寸法変化が起こる
と、接続損失に大きな影響を与える。
に厚肉円筒の径方向弾性伸縮力でフェルールを固定する
ものである。従って、長期の間に、プラスチックの応力
緩和現象により弾性力が減少すると、必要とされる把持
力が維持できなくなり、接続損失の変化が生じる。ま
た、温度、湿度の変化により、プラスチックが寸法変化
しても、同様の問題が生じる。
条件、プラスチック成形における問題点、使用する樹
脂、および添加物について鋭意検討した結果、本発明に
至ったものであるが、こうした経過について概略説明す
る。
ミックス材料に替わり得るプラスチック材料は、通常、
エンジニアリングプラスチック(通称:エンプラ)と呼
ばれ、最近に至るまで各種のものが開発されてきた。各
種のエンプラを検討した結果、本発明が要求する機械的
強度、耐クリープ性、温度・湿度に対する寸法安定性、
精密成形性を満足する樹脂もしくは樹脂組成物を得るた
めには、非晶質な樹脂を基本組成として使用することが
有利であり、具体的にはポリエーテルサルホン(PE
S)、ポリサルホン(PSF)、ポリエーテルイミド
(PEI)を使用することが好適であることを見出し
た。これは、結晶性樹脂の場合では、成形後の変形や、
長期間にわたる応力緩和が無視できない程度になるため
である。
されるもので、室温で固体の樹脂をその溶融温度以上に
加熱すると液状になり、この状態で金型中に流し込んで
固化させることで成型品を作製するものである。これに
対して、熱硬化性樹脂と呼ばれる樹脂があり、これは加
熱した状態では重合することがなく、完全な液状にあ
る。これを金型中に流し込んで一定時間加熱すると、樹
脂が架橋反応を起こして成型品が形成される。こうした
熱硬化性樹脂の中で、本発明が要求する機械的強度、耐
クリープ性、温度・湿度に対する寸法安定性、精密成形
性を満足する樹脂若しくは樹脂組成物を得るためには、
エポキシ樹脂を使用することが好適であることを見出し
た。
物に使用される添加物としては、無機フィラーとしての
ガラス繊維、チタン酸カリウムウィスカー、酸化亜鉛、
ガラスビーズ等が一般的に知られており、また、炭素繊
維、グラファイト、テフロンビーズや、石英微粉末、チ
タン酸バリウム等の各種無機添加物も知られている。本
発明者らは、こうした各種の添加物の中で、上述の熱可
塑性樹脂には少なくともチタン酸カリウムウィスカーや
酸化亜鉛などの無機フィラーもしくは炭素繊維を、上述
の熱硬化性樹脂には少なくとも石英微粉末を添加するこ
とが好ましい。また、必要に応じて添加物の表面処理
剤、着色剤等を添加することができる。
現する上で、非晶質熱可塑性樹脂と添加物を基本組成と
する樹脂組成物の曲げ弾性率としては特に制限はない
が、300kg/mm2 以上、2500kgf/mm2
以下にあることが好ましい。300kg/mm2 を下回
ると、精密スリーブが側圧に対して容易に変形してフェ
ルールに内挿された光ファイバ間で軸ズレが起こり、接
続損失が劣化することが予想できる。また、曲げ弾性率
が2500kg/mm2 以上であると、プラスチック精
密スリーブの寸法許容度が著しく小さくなるので好まし
くない。
限はないが、ハンドリングや機械的強度の観点から0.
35mmを下限と考えることができる。詳細な検討結果
によれば、精密スリーブの厚さをフェルールに接しない
箇所では0.40mmから0.42mmの範囲にとり、
フェルールに接する箇所を結ぶ仮想円の直径がフェルー
ル外径よりも1μmから20μmだけ小さく設定すれば
200〜400gの保持力を達成することができる。
把持し、軸ずれを生じない構造であることが必要であ
る。また、実用上は、精密スリーブの長手方向にわたっ
て内面に溝を設ける等のエア抜けを図ることが重要であ
る。
て決められた樹脂組成物の成型法としては、通常の射出
成形技術が適用できる。他の成形法、例えば圧縮成形、
トランスファー成形技術は、連続成形性(経済性)、成
形精度の点で好ましくない。
においては、成形金型の設計が重要である。この金型
は、製品の外径を決めるキャビティと、このキャビティ
内に同心で挿入され、製品の内径を決めるコアピンとを
具備する。金型としては、なるべく高精度加工が容易な
構成となっていることが、量産性の観点から望ましい。
的断面形状を例えば図6〜図8に示すように、内側にフ
ェルールに接する平面を少なくとも3つ設け、フェルー
ルの高精度な把持と各平面同士の間にエア抜き用の空間
を設けた形状としている。図6に示す精密スリーブで
は、精密スリーブ11はその外周面14が円柱の周面の
形状をしており、この外周円柱の内部に長手方向に貫通
する空洞15が存在し、この空洞内にフェルールが挿入
される。この空洞の内壁面は少なくとも3つの平面16
を有する。これらの平面16の構成は、外周円柱と同心
でこれらの平面16に内接する仮想円柱17の直径d
が、挿入されるべきフェルール2の外径よりも小さくな
るように設けてある。平面16同士を結ぶ面18は例え
ば円柱の外周面等の簡単な形状の面でよいが、内接する
仮想円柱15の中心からの距離が仮想円柱17の半径よ
りも大きくしてある。このように、本発明では高精度を
要するフェルールの把持面を平面で構成し、これらの平
面を結ぶ面を把持面よりも中心からの距離が大きくして
フェルールとは接触しない構成としたため、面17の形
成は高精度を要しない。
3つの平面16を結ぶ面18aが平面である以外は図6
の精密スリーブと同様である。また、図8に示す本発明
の精密スリーブ13は、図6に示す場合と同様に平面1
6同士を円柱外周面で結んでいるが、この場合は結ぶ部
分に移行部19が設けられている。
す本発明の精密スリーブDを作製するための金型の構成
を示している。図9から明らかなように、金型20は、
製品の外径を決めるキャビティ21と製品の内径を決め
るコアピン22とを具備しており、円筒状のキャビティ
21の内部には、基本形状が円筒形若しくは多角形で、
その外周に少なくとも3つの平面を備えた、本発明の精
密スリーブの形状に対応した、単純な外周形状のコアピ
ン22が、同心で挿入された構造となっている。さら
に、この金型は、キャビティおよびコアピンの高精度加
工が容易な構成をとっているために、量産性にも優れた
構造となっている。また、樹脂を金型内に導入するゲー
ト23の形状としては、ピンポイントゲート、リングゲ
ート、フィルムゲート等があり、ゲートの位置に応じて
適宜選択できるが、本発明では、図9に示すように、製
品の端面側に多点(図9では3点)ピンポイントゲート
を設けることが適当である。例えば、通常の1点ピンポ
イントゲートでは成型品に要求される真円度が実現でき
ない。依って、少なくとも2点、好ましくは3点または
4点ゲートが望ましい。また、必要に応じて樹脂導入
後、イジェクタピン等を利用して樹脂の一部を圧縮し
て、成形収縮を抑える射出圧縮技術等が適宜利用でき
る。
る。しかし、本発明はこれらの実施例に限定されない。
合した。
/mm2 であった。こうして得た樹脂組成物を使用し
て、図6の形状で以下の寸法の精密スリーブを図9の金
型を用いて射出成形により製造した。
の内径、肉厚、真円度は、すべて1μm以内であり、内
面の平面粗さは±0.5μm以内であった。
2kgf、300gfであった。この精密スリーブにジ
ルコニア製フェルールを挿入して、シングルモード光フ
ァイバの接続試験を行った。なお、ファイバ端面の研磨
条件はPC(フィジカルコンタクト)研磨とした。この
結果、および各種の信頼性試験を行った結果を表2に、
得られた接続損失の個数分布を図10に示す。また、着
脱回数に対する反射減衰量を調べ、図11の結果を得
た。いずれの結果も、光コネクタとしての必要な特性を
満たしていた。
は樹脂組成物を使用して、実施例1と同様にプラスチッ
ク精密スリーブを製造した。形状と肉厚、長さは実施例
1と同様であるが、内径は表4に示した値とした。把持
力、保持力は同表に示した。シングルモード光ファイバ
の接続特性はいずれも0.5dB以内にあり、着脱試験
および温湿度サイクル試験後の反射減衰量の値も表4に
示した。いずれも光コネクタとしての必要な特性を満た
していた。
フェルールを安定に保持できる光コネクタ用プラスチッ
ク精密スリーブを量産性よく得ることができる。
に保持できる光コネクタ用プラスチック精密スリーブを
経済性よく製造でき、製造容易な金型を得ることができ
る。
を示す側面図である。
入した状態を示す断面図である。
の断面図である。
ク精密スリーブの断面図である。
ブの断面図である。
ブの断面図である。
ブを作製するための金型の構成図であり、(A)は模式
的平面図、(B)は模式的断面図である。
続損失特性に関する頻度分布図である。
ェルールとの着脱試験による光ファイバの反射減衰量の
変化を示すグラフである。
ーブ 14 外周面 15 空洞 16 平面 17 仮想円柱(内接円柱) 18,18a 平面同士を結ぶ面 19 移行部 20 金型 21 キャビティ 22 コアピン 23 (ピンポイント)ゲート
Claims (4)
- 【請求項1】 光ファイバが内装された光ファイバコー
ド同士を接続するアダプタ内に設けられ、前記各光ファ
イバコードの先端に取り付けられた各フェルールを両端
から挿入させることにより前記光ファイバを光学的に接
続する光コネクタ用プラスチック精密スリーブであっ
て、該プラスチック精密スリーブは外周面が円柱の周面
であり、前記外周円柱の内部を長手方向に貫通する空洞
を有し、その内壁面は、前記外周円柱と同心でかつ挿入
されるフェルールの直径より直径が小さい円柱が内接し
得る少なくとも3つの平面と、前記3つの平面を結び前
記中心からの距離が前記内接円柱の半径より大きい面と
を含んでなることを特徴とする光コネクタ用プラスチッ
ク精密スリーブ。 - 【請求項2】 前記プラスチック精密スリーブは、非晶
質熱可塑性樹脂もしくは熱硬化性樹脂、もしくは樹脂組
成物からなることを特徴とする請求項1に記載の光コネ
クタ用プラスチック精密スリーブ。 - 【請求項3】 前記非晶質熱可塑性樹脂もしくは樹脂組
成物は、少なくともポリエーテルサルホン、ポリサルホ
ン、ポリエーテルイミドのいずれか一種の樹脂、あるい
はこれらの一種の樹脂と、無機フィラーもしくは炭素繊
維とを含む樹脂組成物であり、前記熱硬化性樹脂もしく
は樹脂組成物が、エポキシ樹脂、あるいは石英微粉末を
含むエポキシ樹脂組成物であることを特徴とする請求項
1に記載の光コネクタ用プラスチック精密スリーブ。 - 【請求項4】 請求項1に記載の光コネクタ用プラスチ
ック精密スリーブ用の金型であって、成型品外径を決め
るキャビティと、成型品内径を決めるコアピンと、成型
品の一方の端面側に多点ピンポイントゲートとを具備
し、前記キャビティは成型品の外周に相当する外周を有
する円柱の形状を有し、前記コアピンの外壁は前記円柱
と同心でかつ挿入されるフェルールの直径より直径が小
さい円柱が内接し得る少なくとも3つの平面と、前記3
つの平面を結び前記中心からの距離が前記内接円柱の半
径より大きい面とを含んでなることを特徴とする光コネ
クタ用プラスチック精密スリーブの金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18383096A JP4020272B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 光コネクタ用プラスチック精密スリーブおよびその金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18383096A JP4020272B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 光コネクタ用プラスチック精密スリーブおよびその金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1031134A true JPH1031134A (ja) | 1998-02-03 |
JP4020272B2 JP4020272B2 (ja) | 2007-12-12 |
Family
ID=16142599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP18383096A Expired - Lifetime JP4020272B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 光コネクタ用プラスチック精密スリーブおよびその金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4020272B2 (ja) |
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- 1996-07-12 JP JP18383096A patent/JP4020272B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP4020272B2 (ja) | 2007-12-12 |
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