JPH08338925A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JPH08338925A
JPH08338925A JP14640195A JP14640195A JPH08338925A JP H08338925 A JPH08338925 A JP H08338925A JP 14640195 A JP14640195 A JP 14640195A JP 14640195 A JP14640195 A JP 14640195A JP H08338925 A JPH08338925 A JP H08338925A
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JP
Japan
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ferrule
optical connector
reinforcing member
optical fiber
fiber insertion
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JP14640195A
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English (en)
Inventor
Ken Kanai
憲 金井
Atsushi Yamakawa
淳 山川
Hiroyuki Yanase
博之 柳瀬
Naoko Shimoji
直子 下地
Takashi Shigematsu
孝 繁松
Atsushi Shinozaki
敦 篠崎
Shinji Nagasawa
真二 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形材料の硬化収縮による変化、温度変化に
よる変化及び湿度による変化に対して安定した寸法を確
保できる光コネクタを提供する。 【構成】 光ファイバ挿入孔13と、この光ファイバ挿
入孔13と所定の間隔を有して設けられた軸合わせ用嵌
合ピン孔12とを備えた樹脂成形体からなるフェルール
11を有し、フェルール11の少なくとも先端部には光
ファイバ挿入孔13を囲むように樹脂成形体よりも線膨
張係数の小さい超硬合金からなる補強部材15が埋設さ
れている光コネクタ10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバ接続用の光コ
ネクタに関するもので、特に樹脂成形光コネクタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、光ファイバ接続用の光コネク
タのフェルールとして樹脂成形のフェルールが使用され
ている。樹脂成形のフェルールは、量産に適しているだ
けでなく、寸法精度においても充分必要とする精度に応
えられるようになってきた結果である。例えば、フェル
ールの光ファイバ挿入孔の1μmの軸ずれは0.2dB
の接続損失を生じる。
【0003】従来の光コネクタのフェルールは、光ファ
イバ挿入孔の軸ずれは1μm以内に充分押さえられ、そ
の接続損失も0.2dB以内となっている。従来の光コ
ネクタのフェルールの代表的な一例として図5に示すフ
ェルール50がある。このフェルール50は、フェルー
ル50の両端に設けられた二つの嵌合ピン孔51の間に
複数個、例えば4個の光ファイバ挿入孔52が一列に設
けられている。フェルール50の上面には、光ファイバ
挿入孔52に挿入された光ファイバをフェルール50に
固定するための接着剤注入孔53が設けられている。
【0004】ところで、最近の情報の大容量化に伴い、
光情報網の拡大が進み、光ファイバケーブルは、高密度
化してきた。その結果、光ファイバの接続においても、
より高密度の光コネクタ、例えば16心〜48心で接続
できるフェルールが要求されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の光コネクタのフ
ェルールは、せいぜい2心から4心用であったので上記
の寸法精度と接続損失に押さえられるが、樹脂成形のフ
ェルールとしては寸法精度を保証できるのはせいぜい6
心用程度までが限度である。この主な原因として次のよ
うなものがある。
【0006】(1) 成形材料の硬化収縮による寸法変
化。 一般にフェルールの嵌合ピン孔およびファイバ挿入孔の
径およびそのピッチは、サブミクロンオーダーの精度が
要求され、上記に説明したように、例えばファイバ挿入
孔の1μmの軸ずれにより、約0.2dBの接続損失を
生じるので、樹脂成形後にフェルールが硬化、収縮する
ことを見込んで成形するが、樹脂成形材料の硬化収縮率
のばらつきが大きく、従って、フェルールを高い寸法精
度で成形するのは非常に困難であること。
【0007】(2) 温度変化による寸法変化。 光コネクタの使用時に温度変化が生じると、光コネクタ
が膨張または収縮し、フェルールに固定された光ファイ
バの位置が変化して、良好な接続損失が得られないこ
と。特に、従来の光コネクタは2本の嵌合ピン孔の中心
を結ぶ軸に対して一方の面には光ファイバ固定用の接着
剤注入孔があるので、上下非対称となっている。そのた
め温度変化が生じると、フェルールの成形材料であるプ
ラスチックと光ファイバを固定する接着剤注入孔に注入
された接着剤との線膨張係数の違いにより、フェルール
に反りが発生し、良好な接続損失が得られないこと。
【0008】(3) 湿度による寸法変化。 フェルールの樹脂成形材料は、微量ではあるが、水分を
吸収し、膨潤する。従って、長期の使用に際してフェル
ール各部の寸法が変化してしまい、良好な接続損失が得
られないこと。特に、8心を越える多心の光ファイバを
一括で接続する大型の多心用の光コネクタにおいては、
前記(1)〜(3)の傾向が顕著に現れる。
【0009】上記の(3)の問題に対して、例えば実開
平1─125409号公報に開示されている光コネクタ
がある。この光コネクタは、フェルールの先端部の外周
に金属またはセラミックスの補強パイプを施すことによ
り、フェルールが吸湿し、膨潤するのを防いでいる。し
かし、このフェルールによれば、フェルールの膨張には
効果があるが、収縮に対してはなんらこれを防止するこ
とができない。
【0010】本発明は上記の課題を解決し、成形材料の
硬化収縮による変化、温度変化による変化及び湿度によ
る変化に対して安定した寸法を確保できる光コネクタを
提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために以下のような手段を有している。
【0012】本発明のうち請求項1の光コネクタは、光
ファイバ挿入孔と、この光ファイバ挿入孔と所定の間隔
を有して設けられた前記軸合わせ用嵌合ピン孔とを備え
た樹脂成形体からなるフェルールを有する光コネクタに
おいて、前記フェルールの少なくとも先端部には前記光
ファイバ挿入孔を囲むようにガラス、セラミックス又は
金属のいずれか1種又はそれらの組み合わせからなり、
且つ前記樹脂成形体よりも線膨張係数の小さい補強部材
が埋設されていることを特徴とする。
【0013】本発明のうち請求項2の光コネクタは、光
ファイバ挿入孔と、この光ファイバ挿入孔と所定の間隔
を有して設けられた前記軸合わせ用嵌合ピン孔とを備え
た樹脂成形体からなるフェルールを有する光コネクタに
おいて、前記フェルールの少なくとも先端部には前記光
ファイバ挿入孔及び前記軸合わせ用嵌合ピン孔を囲むよ
うにガラス、セラミックス又は金属のいずれか1種又は
それらの組み合わせからなり、且つ前記樹脂成形体より
も線膨張係数の小さい補強部材が埋設されていることを
特徴とする。
【0014】
【作用】本発明のうち請求項1の光コネクタによれば、
フェルールの少なくとも先端部には光ファイバ挿入孔を
囲むようにガラス、セラミックス又は金属のいずれか1
種又はそれらの組み合わせからなり、且つ樹脂成形体よ
りも線膨張係数の小さい補強部材が埋設されているので
以下のような作用を有する。
【0015】(1) 脂成形材料の硬化収縮による寸法
変化の抑制。 樹脂成形後に金型内から取り出されたフェルールは、嵌
合ピン孔ピッチ方向の樹脂成形収縮が前述した補強部材
で抑えられるのでほとんど金型寸法どうり成形されて取
り出される。この理由は、補強部材の周りの樹脂成形材
料が硬化収縮しても、フェルールの端面付近には補強部
材がインサート成形されており、この補強部材は樹脂成
形材料が収縮する際に発生する応力に屈することなく、
フェルール端面をほぼ金型寸法のまま保持することが可
能となる。従って、従来のように硬化収縮のばらつきに
左右されることが少なく、安定した寸法のものを得るこ
とができる。
【0016】(2) 温度変化による寸法変化の抑制。 光コネクタの使用時に温度変化があった場合、補強部材
の周りの樹脂成形材料は材料固有の割合で膨張または収
縮するが、補強部材としてジルコニア、アルミナ等のセ
ラミックスや鉄、銅、超硬合金等の金属、ガラス、石英
ガラス等を使用すれば、これらの線膨張係数は樹脂成形
材料の線膨張係数より小さいので、変形は小さい。ま
た、補強部材の材質、大きさ、形状を変えれば、補強部
材とプラスチック樹脂成形材料とを複合体としたときの
線膨張係数を自在に制御できる。
【0017】(3) 反りの矯正。 フェルールの樹脂成形材料と光ファイバ固定用の接着剤
の線膨張係数の違いにより、多心光コネクタに反りが発
生するが、光コネクタ端面近傍には補強部材がインサー
ト成形されており、この補強部材は反りを発生させよう
とする応力方向に対して前述反りを発生させようとする
応力に屈することがない。そのため光コネクタの端面付
近には反りが発生しない。
【0018】(4) 湿度による寸法変化の抑制。 (3)と同様に、補強部材の周りの樹脂成形材料が水分
を吸収し、光コネクタが膨潤しても、光コネクタの端面
近傍には補強部材がインサート成形されており、この補
強部材は寸法を変化させようとする応力方向に対して光
コネクタの端面付近は高精度のまま保持される。
【0019】本発明のうち請求項2の光コネクタによれ
ば、フェルールの少なくとも先端部には光ファイバ挿入
孔及び軸合わせ用嵌合ピン孔を囲むようにガラス、セラ
ミックス又は金属のいずれか1種又はそれらの組み合わ
せからなり、且つ樹脂成形体よりも線膨張係数の小さい
補強部材が埋設されているので、光ファイバ挿入孔のみ
ならず、軸合わせ用嵌合ピン孔も含めて、上記請求項1
の光コネクタ同様、樹脂成形材料の硬化収縮による寸法
変化の抑制、温度変化による寸法変化の抑制、反りの矯
正、湿度による寸法変化の抑制により光コネクタの端面
付近は高精度のまま保持される。
【0020】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明す
る。
【0021】(実施例1)本発明の光コネクタの一実施
例を図1(イ)、(ロ)を参照して説明する。図1
(イ)、(ロ)において多心の光コネクタ10は、フェ
ルール11の両端に設けられた二つの軸合わせ用の嵌合
ピン孔12の間に複数個、本実施例では図示の関係で、
例えば6個の光ファイバ挿入孔13が嵌合ピン孔12に
対して所定の間隔で一列に設けられている。フェルール
11の上面には、光ファイバ挿入孔13に挿入される光
ファイバをフェルール11に固定するための接着剤注入
孔14が設けられている。フェルール11は、例えばシ
リカ入りエポキシ樹脂により形成されている。上記構成
は従来と同様である。
【0022】本発明の特徴は、フェルール11の先端部
付近に6個の光ファイバ挿入孔13を囲むように補強部
材15が配置されていることにある。補強部材15は、
フェルール11の樹脂成形体よりも線膨張係数の小さ
い、例えば超硬合金で形成されている。補強部材15
は、上記超硬合金に限るものではなく、フェルール11
の樹脂成形体よりも線膨張係数の小さいもの(1×10
-5K -1以下)であればよく、例えばジルコニア、アルミ
ナ等のセラミックスや鉄、銅等の金属、ガラス、石英ガ
ラス等でもよく、またそれらが組み合わされた複合体で
もよい。
【0023】上記の多心用の光コネクタ10は、例えば
シリカ入りエポキシ樹脂を用いて、金型に嵌合ピン孔成
形用のコアピンと、光ファイバ挿入孔成形用のコアピン
と、さらに補強部材15を精密固定部材で固定してトラ
ンスファ成形により補強部材15をフェルール11内に
インサート成形により埋設することができる。上記のよ
うにして得た多心の光コネクタ10において補強部材1
5の効果を調べた。尚、比較のために補強部材15を配
置しない光コネクタ10と同一寸法の従来の光コネクタ
を用意した。両者の比較結果は次の通りであった。
【0024】(1) 硬化収縮による寸法変化の抑制。 従来の光コネクタでは、フェルール各部の寸法ばらつき
が±2μmあったのが、補強部材15をインサート成形
した本発明の光コネクタ10は、フェルール11各部の
寸法ばらつきが±0.1μmに抑えられた。
【0025】(2) 温度変化による寸法変化の抑制。 補強部材15をインサート成形した本発明の光コネクタ
10同士をガイドピンを各嵌合ピン孔12に嵌合して接
続し、ヒートサイクル試験(−40°C〜80°Cで1
0サイクル)を行った結果、接続損失にはほとんど変動
がなかった。
【0026】(3) 湿度による寸法変化の抑制。 湿熱試験(70°C、90%RH、100時間)の前後
での寸法を測定したところ、従来の光コネクタのフェル
ールでは、湿熱試験後に約20μm膨潤していたのに対
し、補強部材15入りの本発明の光コネクタ10のフェ
ルール11では0.5μm以下の膨潤に抑えられた。
【0027】(実施例2)本発明の光コネクタの他の実
施例を図2に示す。本実施例の光コネクタ20の特徴
は、フェルール21の先端部付近に配置されている補強
部材25が嵌合ピン孔22、22とともに6個の光ファ
イバ挿入孔13を囲むように構成されていることにあ
る。その他の構成は、実施例1と同様につき詳細な説明
を省略する。
【0028】(実施例3)本発明の光コネクタのその他
の実施例を図3(イ)、(ロ)に示す。本実施例の光コ
ネクタ30の特徴は、フェルール31の先端部付近に配
置されている補強部材35が嵌合ピン孔32の部分と6
個の光ファイバ挿入孔13を囲む部分が別々に構成され
ていることにある。尚、例えば幅方向に複数列存在する
場合には、図3(ロ)のように列ごとに補強部材35で
囲む方法もある。その他の構成は、実施例1と同様につ
き詳細な説明を省略する。
【0029】(実施例4)本発明の光コネクタの更にそ
の他の実施例を図4(イ),(ロ)に示す。本実施例の
光コネクタ40の特徴は、フェルール41の先端部付近
に配置されている補強部材45をフェルール41の側面
(図4(イ))及び正面と側面(図4(ロ))に露出し
ていることにある。このように補強部材45をフェルー
ル41の側面あるいは正面に露出させたのは、金型内に
補強部材45を固定する際に、補強部材45の位置決め
を容易にするためである。その他の構成は、実施例2と
同様につき詳細な説明を省略する。
【0030】上記実施例2ないし実施例4の光コネクタ
20ないし光コネクタ40について実施例1と同様の効
果を調べたところ、いずれも実施例1の光コネクタ10
と同様の結果が得られた。尚、前述した各補強部材とし
て、樹脂成形体のヤング率よりも大きいヤング率のもの
を選べば、フェルールの変形や反り等はより効果的に防
止できるので好ましい。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のうち請求項
1の光コネクタによれば、フェルールの少なくとも先端
部には光ファイバ挿入孔を囲むようにガラス、セラミッ
クス又は金属のいずれか1種又はそれらの組み合わせか
らなり、且つ樹脂成形体よりも線膨張係数の小さい補強
部材が埋設されているので以下のような効果を有する。
【0032】(1) 樹脂成形材料の硬化収縮による寸
法変化の抑制。 樹脂成形後に金型内から取り出されたフェルールは、嵌
合ピン孔ピッチ方向の樹脂成形収縮が補強部材で抑えら
れるのでほとんど金型寸法どうり成形されて取り出され
る。その結果従来のように硬化収縮のばらつきに左右さ
れることが少なく、安定した寸法のものを得ることがで
きる。
【0033】(2) 温度変化による寸法変化の抑制。 光コネクタの使用時に温度変化があった場合でも、補強
部材の線膨張係数が樹脂成形材料の線膨張係数より小さ
いので、フェルール自体の変形は小さくなる。
【0034】(3) 反りの矯正。 フェルールの樹脂成形材料と光ファイバ固定用の接着剤
の線膨張係数の違いにより、光コネクタに反りを発生さ
せようとする応力が発生するが、補強部材が反りを発生
させようとする応力に対抗するので、光コネクタの端面
付近には反りが発生しない。
【0035】(4) 湿度による寸法変化の抑制。 補強部材の周りの樹脂成形材料が水分を吸収し、光コネ
クタが膨潤しようとしても、補強部材が寸法を変化させ
ようとする応力方向に対して抵抗力として働くので、光
コネクタの端面付近は高精度のまま保持される。
【0036】本発明のうち請求項2の光コネクタによれ
ば、光ファイバ挿入孔のみならず、軸合わせ用嵌合ピン
孔も含めて、補強部材に囲まれているので、上記請求項
1の光コネクタ同様、樹脂成形材料の硬化収縮による寸
法変化の抑制、温度変化による寸法変化の抑制、反りの
矯正、湿度による寸法変化の抑制により光コネクタの端
面付近は高精度のまま保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は本発明の光コネクタの一実施例を示す
斜視図、(ロ)は図(イ)の光コネクタのA−A線断面
図である。
【図2】本発明の光コネクタの他の実施例を示す正面図
である。
【図3】本発明の光コネクタのその他の実施例を示す正
面図である。
【図4】本発明の光コネクタのその他の実施例を示す正
面図及び斜視図である。
【図5】従来の光コネクタの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 光コネクタ 11 フェルール 12 嵌合ピン孔 13 光ファイバ挿入孔 15 補強部材 20 光コネクタ 21 フェルール 25 補強部材 30 光コネクタ 31 フェルール 35 補強部材 40 光コネクタ 41 フェルール 45 補強部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳瀬 博之 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 下地 直子 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 繁松 孝 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 篠崎 敦 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 長沢 真二 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ挿入孔と、光ファイバ挿入孔
    と所定の間隔を有して設けられた前記軸合わせ用嵌合ピ
    ン孔とを備えた樹脂成形体からなるフェルールを有する
    光コネクタにおいて、前記フェルールの少なくとも先端
    部には前記光ファイバ挿入孔を囲むようにガラス、セラ
    ミックス又は金属のいずれか1種又はそれらの組み合わ
    せからなり且つ前記樹脂成形体よりも線膨張係数の小さ
    い補強部材が埋設されていることを特徴とする光コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 光ファイバ挿入孔と、この光ファイバ挿
    入孔と所定の間隔を有して設けられた前記軸合わせ用嵌
    合ピン孔とを備えた樹脂成形体からなるフェルールを有
    する光コネクタにおいて、前記フェルールの少なくとも
    先端部には前記光ファイバ挿入孔及び前記軸合わせ用嵌
    合ピン孔を囲むようにガラス、セラミックス又は金属の
    いずれか1種又はそれらの組み合わせからなり且つ前記
    樹脂成形体よりも線膨張係数の小さい補強部材が埋設さ
    れていることを特徴とする光コネクタ。
JP14640195A 1995-06-13 1995-06-13 光コネクタ Pending JPH08338925A (ja)

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