JPH10311153A - 壁パネルと天井パネルの接合構造 - Google Patents

壁パネルと天井パネルの接合構造

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JPH10311153A
JPH10311153A JP12221297A JP12221297A JPH10311153A JP H10311153 A JPH10311153 A JP H10311153A JP 12221297 A JP12221297 A JP 12221297A JP 12221297 A JP12221297 A JP 12221297A JP H10311153 A JPH10311153 A JP H10311153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceiling
panel
wall panel
side edge
ceiling panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP12221297A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhito Takahashi
勝仁 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バネクリップの挟着等の高所の作業や大した
作業スペースを必要とすることなく、廻縁等を必要とし
ない壁パネルと天井パネルの接合構造を提供する。 【解決手段】 壁パネル1の上端部と天井パネル3の側
縁部との接合構造であって、壁パネル1の上端部に下方
に開口された溝形の天井連結材2が嵌合され、溝形の天
井連結材2の側面には凸部21が突設され、天井パネル
3の側縁部には下方に開口する溝部321が延設され、
天井パネル3の側縁部の溝部321の内壁面には係止凸
部322が突設され、壁パネル1の上端部に嵌合された
天井連結材2の上から天井パネル3の側縁部の溝部32
1が嵌合されると共に、天井パネル3の側縁部の溝部3
21の内壁面の係止凸部322が天井連結材2の側面の
凸部21に係止されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニットバスルー
ム、ユニットシャワールーム等のユニットルームの壁パ
ネルと天井パネルの接合に使用して好適な壁パネルと天
井パネルの接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平7−26755号公報に記
載されているように、壁パネルの上端に横パイプフレー
ムが取付けられ、壁パネルの上端及び横パイプフレーム
の上方に天井パネルの側縁部が載置され、天井パネルの
側縁部と壁パネルの上端の横パイプフレームとを溝形の
バネクリップにより挟着する壁パネルと天井パネルの接
合構造が知られている。
【0003】又、実開昭59−10441号公報に記載
されているように、壁パネルの上端部に取付けられた連
結片を天井パネルの側縁部に突設された突出片とがビス
ネジにより取付けられ、壁パネルの上端部と天井パネル
の側縁部との間に間隙に廻縁が取付けられた壁パネルと
天井パネルの接合構造が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
特開平7−26755号公報に記載されているように、
天井パネルの側縁部と壁パネルの上端の横パイプフレー
ムとを溝形のバネクリップにより挟着する壁パネルと天
井パネルの接合構造においては、天井パネルの側縁部と
壁パネルの上端の横パイプフレームとを溝形のバネクリ
ップにより挟着する作業スペースが必要であり、挟着す
る作業は高所であるため危険である。
【0005】又、後者の実開昭59−10441号公報
に記載されているように、壁パネルの上端部に取付けら
れた連結片を天井パネルの側縁部に突設された突出片と
がビスネジにより取付けられ、壁パネルの上端部と天井
パネルの側縁部との間に間隙に廻縁が取付けられた壁パ
ネルと天井パネルの接合構造においては、廻縁が必要で
あって余分なコストがかかり、廻縁の水密性が経時によ
り劣化するとビスネジによる取付部に錆が発生し、取付
部の取付強度が低下する恐れもある。
【0006】本発明は、上記の従来の壁パネルと天井パ
ネルの接合構造における、このような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、バネクリ
ップの挟着等の高所の作業や大した作業スペースを必要
とすることなく、廻縁等を必要としない壁パネルと天井
パネルの接合構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明壁
パネルと天井パネルの接合構造は、壁パネルの上端部と
天井パネルの側縁部との接合構造であって、壁パネルの
上端部に下方に開口された溝形の天井連結材が嵌合さ
れ、溝形の天井連結材の側面には凸部が突設され、天井
パネルの側縁部には下方に開口する溝部が延設され、天
井パネルの側縁部の溝部の内壁面には係止凸部が突設さ
れ、壁パネルの上端部に嵌合された天井連結材の上から
天井パネルの側縁部の溝部が嵌合されると共に、天井パ
ネルの側縁部の溝部の内壁面の係止凸部が天井連結材の
側面の凸部に係止されていることを特徴とするものであ
る。
【0008】本発明において、溝形の天井連結材の材質
としては、特に限定されるものではないが、例えば、硬
質塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
合成樹脂や合成ゴム等のある程度の弾性を備え、耐久性
の大きい材質を使用するのが好ましい。
【0009】
【作用】本発明の壁パネルと天井パネルの接合構造にお
いては、壁パネルの上端部に下方に開口された溝形の天
井連結材が嵌合され、溝形の天井連結材の側面には凸部
が突設され、天井パネルの側縁部には下方に開口する溝
部が延設され、天井パネルの側縁部の溝部の内壁面には
係止凸部が突設され、壁パネルの上端部に嵌合された天
井連結材の上から天井パネルの側縁部の溝部が嵌合され
ると共に、天井パネルの側縁部の溝部の内壁面の係止凸
部が天井連結材の側面の凸部に係止されているので、予
め、壁パネルの上端部に下方に開口された溝形の天井連
結材を嵌合しておけば、施工現場においては、壁パネル
の上端部に嵌合された天井連結材の上から天井パネルの
側縁部の溝部を嵌合させるだけで壁パネルの上端部と天
井パネルの側縁部とを接合することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
より説明する。図1は本発明の壁パネルと天井パネルの
接合構造の要部を示す断面図、図2は図1に示す本発明
の壁パネルと天井パネルの接合構造の分解断面図であ
る。
【0011】図1、2において、1は壁パネルであり、
壁パネル1は塩化ビニル樹脂被覆鋼板11の裏面に裏打
ち材である石膏ボード12を貼り合わせて形成され、塩
化ビニル樹脂被覆鋼板11の上端縁はL字状に折曲され
て嵌合部13が形成されている。
【0012】2は硬質塩化ビニル樹脂製の天井連結材で
あり、天井連結材2は下方に開口された溝形であり、図
3においても示すように、壁パネル1の上端の嵌合部1
3に嵌合されている。天井連結材2の一側面には凸部2
1が突設されている。
【0013】3は天井パネルであり、天井パネル3は石
膏ボード31の下面に塩化ビニル樹脂被覆鋼板32が貼
り付けられ、図4においても示すように、塩化ビニル樹
脂被覆鋼板32の側縁には屈曲することにより下方に開
口する溝部321が延設され、溝部321の内壁面には
屈曲することにより係止凸部322が突設されている。
【0014】図1に示すように、天井パネル3の溝部3
21が壁パネル1の上端の天井連結材2の上から嵌合さ
れ、天井パネル3の溝部321の係止凸部322が天井
連結材2の凸部21に係止されている。図1において、
4は壁パネル1と天井パネル3との入隅部に設けられた
シリコンシーリングである。
【0015】尚、図5に示すように、天井連結材2とし
て、複数個の短いものを壁パネル1の上端部に間隔をお
いて設けてもよい。
【0016】又、図6、7に示すように、溝部321の
側壁を数カ所において屈曲することにより内壁面に複数
個の係止凸部322を突設してもよい。
【0017】又、図8に示すように、天井連結材2の他
側面に軟質塩化ビニル樹脂の2条のヒレ22、22を突
設することにより図9に示すように、天井連結材2の上
方から天井パネル3の溝部321を嵌合した場合には、
ヒレ22、22が天井連結材2と天井パネル3の溝部3
21内面との間の間隙を閉塞するので、図1に示すシリ
コンシーリング4は不要となる。
【0018】図1に示す本発明の壁パネル1と天井パネ
ル2の接合構造においては、叙上の構造を備えているの
で、図2に示すように、壁パネル1の上端に天井連結材
2を嵌合し、その上から矢印で示すように、天井パネル
3の溝部322を嵌合するだけで天井連結材2の凸部2
1に天井パネル3の溝部322の係止凸部322が係止
され、壁パネル1の上端と天井パネル3の側縁部とが強
固に接合される。
【0019】以上、本発明の実施の形態を図により説明
したが、本発明の具体的な構成は図示の実施の形態に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計変更は本発明に含まれる。
【0020】例えば、天井パネルに設ける溝部は図示の
実施の形態のように石膏ボードに塩化ビニル樹脂被覆鋼
板を貼り付け、塩化ビニル樹脂被覆鋼板を屈曲させるこ
とにより形成する代わりに、塩化ビニル樹脂被覆鋼板を
貼り付けることなく石膏ボード自体に凹溝を穿設するこ
とにより形成してもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明の壁パネルと天井パネルの接合構
造においては、予め、壁パネルの上端部に下方に開口さ
れた溝形の天井連結材を嵌合しておけば、施工現場にお
いては、壁パネルの上端部に嵌合された天井連結材の上
から天井パネルの側縁部の溝部を嵌合させるだけで壁パ
ネルの上端部と天井パネルの側縁部とを接合することが
でき、作業が簡単であり、大した作業スペースも必要と
しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の壁パネルと天井パネルの接合構造の一
例の要部を示す断面図。
【図2】図1に示す本発明の壁パネルと天井パネルの接
合構造の分解断面図。
【図3】図1に示す本発明の壁パネルと天井パネルの接
合構造における壁パネルの上端に天井連結材を嵌合した
状態を示す斜視図。
【図4】図1に示す本発明の壁パネルと天井パネルの接
合構造における天井パネルの側縁部を示す斜視図。
【図5】本発明の壁パネルと天井パネルの接合構造の他
の一例における壁パネルの上端に天井連結材を嵌合した
状態を示す斜視図。
【図6】本発明の壁パネルと天井パネルの接合構造の他
の一例における天井パネルの側縁部を示す斜視図。
【図7】図6のVII−VII線における断面図。
【図8】本発明の壁パネルと天井パネルの接合構造の更
に異なる他の一例における壁パネルの上端に天井連結材
を嵌合した状態を示す断面図。
【図9】図8に示す天井連結材を使用した場合の本発明
の壁パネルと天井パネルの接合構造を示す断面図。
【符号の説明】
1 壁パネル 11、32 塩化ビニル樹脂被覆鋼板 12、31 石膏ボード 13 嵌合部 2 天井連結材 21 凸部 3 天井パネル 321 溝部 322 係止凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁パネルの上端部と天井パネルの側縁部
    との接合構造であって、壁パネルの上端部に下方に開口
    された溝形の天井連結材が嵌合され、溝形の天井連結材
    の側面には凸部が突設され、天井パネルの側縁部には下
    方に開口する溝部が延設され、天井パネルの側縁部の溝
    部の内壁面には係止凸部が突設され、壁パネルの上端部
    に嵌合された天井連結材の上から天井パネルの側縁部の
    溝部が嵌合されると共に、天井パネルの側縁部の溝部の
    内壁面の係止凸部が天井連結材の側面の凸部に係止され
    ていることを特徴とする壁パネルと天井パネルの接合構
    造。
JP12221297A 1997-05-13 1997-05-13 壁パネルと天井パネルの接合構造 Pending JPH10311153A (ja)

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JPH10311153A true JPH10311153A (ja) 1998-11-24

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