JPH06146566A - 天井廻し縁の取付構造 - Google Patents

天井廻し縁の取付構造

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Publication number
JPH06146566A
JPH06146566A JP30337992A JP30337992A JPH06146566A JP H06146566 A JPH06146566 A JP H06146566A JP 30337992 A JP30337992 A JP 30337992A JP 30337992 A JP30337992 A JP 30337992A JP H06146566 A JPH06146566 A JP H06146566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceiling
panel
receiver
wall panel
turning edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30337992A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimasa Hayashi
晃正 林
Yasuhiro Nozaki
保博 野崎
Fumio Moriuchi
文夫 森内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP30337992A priority Critical patent/JPH06146566A/ja
Publication of JPH06146566A publication Critical patent/JPH06146566A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工精度を高める。施工にかかる手間を省
く。 【構成】 壁パネル2の立ち上がり片4と天井パネル3
の垂下片5とをねじ6で固定する。立ち上がり片4とね
じ6の頭部6aとの間に硬質の天井廻し縁受け7を介在
させる。天井廻し縁受け7の被係合部10,11に硬質
の天井廻し縁8の係合部16,17を係合させる。天井
廻し縁受け7と壁パネル2との間及び天井廻し縁受け7
と天井パネル3との間にシール材12,13を介在させ
る。天井パネル3と壁パネル2との間に一定のクリアラ
ンスBを確保でき、天井ねじ止め箇所が少なくなる。天
井廻し縁受け7に止水機能を持たせて、天井廻し縁8を
天井廻し縁受け7に打ち込み易くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井廻し縁の取付構造
に関し、詳しくは壁パネルと天井廻し縁との接合構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりユニットバスルーム1′におけ
る天井廻し縁8′と壁パネル2′との接合構造として、
例えば図6に示すように、壁パネル2′のフレーム2a
の上部に形成した立ち上がり片4′と天井パネル3′の
フレーム3aからの垂下片5とをねじ6で固定すると共
に、壁パネル2′の係合凹部50に天井廻し縁8′を打
ち込み固定したものがある。そして、上記天井廻し縁
8′は、図7に示すように、その上下両端がヒレ51,
52を有する形状のものであり、材質は軟質塩化ビニル
系のものを使用しているが、これを天井パネル3′と壁
パネル2′との間に打ち込んで上下両端のヒレ51,5
2を天井パネル3′と壁パネル2′の夫々の端面に圧接
させることにより止水するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
に天井廻し縁8′と壁パネル2′との接合部は、その納
まりにおいて以下の問題がある。つまり、ヒレ付き天井
廻し縁8′を天井パネル3′と壁パネル2′との間に打
ち込む際には、強い反力を受けることとなり、しかも軟
質塩化ビニル系の天井廻し縁8′は周囲の温度により材
質硬度が変化する性質があるため、打ち込み難いものと
なる。そのうえ、止水用のヒレ51,52が上下両端に
設けられているため、天井廻し縁8′の下端部が波打ち
込み易くなり、作業者の熟練度によって仕上がり精度に
差が生じるおそれがある。さらに、天井パネル3′と壁
パネル2′との間に一定のクリアランスBを確保する必
要があるため、天井ビス止め箇所が多くなり、施工に手
間がかかっていた。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、施工精度を高める
ことができ、しかも施工にかかる手間を省くことができ
る天井廻し縁の取付構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、壁パネル2のフレーム2aの上部に形成
した立ち上がり片4と天井パネル3からの垂下片5とが
ねじ6で固定される。上記立ち上がり片4とねじ6の頭
部6aとの間には硬質の天井廻し縁受け7が介在され
る。上記天井廻し縁受け7には硬質の天井廻し縁8に設
けた係合部16,17が係合する被係合部10,11が
設けられる。少なくとも天井廻し縁受け7と壁パネル2
との間及び天井廻し縁受け7と天井パネル3との間にシ
ール材12,13を介在させたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、天井廻し縁受け7を天井パネ
ル3の取付けと同時に壁パネル2に固定できると共に、
天井廻し縁受け7と天井廻し縁8と硬質材にて構成した
ことにより、天井パネル3と壁パネル2との間に一定の
クリアランスBを確保することができる。しかも、天井
廻し縁8に設けた係合部16,17を天井廻し縁受け7
の被係合部10,11に係合させるだけで天井廻し縁8
を取付け施工できるので、天井ねじ止め箇所が少なくな
る。また、少なくとも硬質の天井廻し縁受け7と壁パネ
ル2との間及び天井廻し縁受け7と天井パネル3との間
にシール材12,13を介在させたことにより、天井廻
し縁受け7に止水機能を持たせることができ、浴室外へ
水が漏れない構造となり、天井廻し縁8の方には止水機
能を持たせる必要がない。従って、天井廻し縁8を天井
廻し縁受け7に打ち込み易いものとなり、作業者の熟練
による仕上がり精度に差が生じるという不具合を解消で
きる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本実施例に用いられるユニットタイプのバスルー
ム1は、図1に示すように、壁パネル2と、天井パネル
3と、床パネル(図示せず)とを備える。壁パネル2の
フレーム2aは、その上桟2bに立ち上がり片4が立設
されている。一方、天井パネル3のフレーム3aの端部
には垂下片5が垂設されており、この垂下片5と立ち上
がり片4とがねじ6で互いに固定されると共に、立ち上
がり片4とねじ6の頭部6aとの間には天井廻し縁受け
7が介在されている。
【0008】天井廻し縁受け7は、複数枚の壁パネル2
の立ち上がり片4に沿って夫々嵌め込まれる複数本の棒
状体(図5)から成る。これらの天井廻し縁受け7は、
図2及び図3に示すように、天井廻し縁8に向かって開
口した断面コ字状の硬質材から成り、その下部7a、背
部7b及び上部7cが壁パネル2の上桟2b、立ち上が
り片4及び天井パネル3のフレーム3aに夫々密着する
ように、室内側から壁パネル2と天井パネル3との間に
差し込まれるものである。そして、この天井廻し縁受け
7の背部7bにはねじ挿通孔9が設けられ、このねじ挿
通孔9からねじ6が挿通されることにより、天井廻し縁
受け7を天井パネル3の取付けと同時に壁パネル2に固
定できるようになっている。
【0009】また、天井廻し縁受け7の前部には、コ字
状の溝部20が天井廻し縁受け7の全長に亘って形成さ
れ、溝部20の内面には上下一対の凹凸状の被係合部1
0,11が天井廻し縁8の挿入方向Aに沿って夫々形成
されている。また、天井廻し縁受け7の上下両面にはシ
ール材12,13が夫々貼着されており、図3に示すよ
うに、下側のシール材13が天井廻し縁受け7と壁パネ
ル2との間に介在されると共に、上側のシール材12が
天井廻し縁受け7と天井パネル3のフレーム3aとの間
に介在されており、天井廻し縁受け7の上から天井パネ
ル3のフレーム3aを載置するだけで、天井廻し縁受け
7と壁パネル2間、及び天井廻し縁受け7と天井パネル
3間が上記シール材12,13によって夫々シールさ
れ、これによって天井廻し縁8に止水機能を持たせるこ
とができ、浴室外へ水が漏れるのが防がれている。
【0010】一方、天井廻し縁8は、上記天井廻し縁受
け7の溝部20に対向した端面8aに上下一対のリブ1
4,15が突設された硬質材から成り、上側リブ14の
上面及び下側リブ15の下面には凹凸状の係合部16,
17が天井廻し縁8の挿入方向Aに沿って夫々形成され
ている。そして、天井廻し縁8を天井廻し縁受け7に挿
入して天井廻し縁8の端面8aを天井廻し縁受け7の端
面及び壁パネル2の壁面に夫々当接させることにより、
上記各係合部16,17が天井廻し縁受け7の各被係合
部10,11に個別に係合されるようになっている。
【0011】次に、天井廻し縁8の取付工程の一例とし
て、図2に示すように、壁パネル2の組立完了後、壁パ
ネル2の上桟2bに上下両面にシール材12,13を取
付けた天井廻し縁受け7を嵌め込み、次に、天井パネル
3を取付ける。ここで、天井パネル3が浮き上がってい
ないこと、及び壁面と平行になっていることを確認しな
がら、図3に示すように、ねじ6を天井廻し縁受け7の
方から立ち上がり片4及び垂下片5に締め込んで、天井
廻し縁受け7を立ち上がり片4と共に垂下片5に固定す
る。その後、天井廻し縁8をプラスチックハンマー等で
矢印方向Aに向かって叩くことにより、天井廻し縁受け
7の被係合部10,11に天井廻し縁8の係合部16,
17が夫々係合して、天井廻し縁8が天井廻し縁受け7
に対して隙間なく打ち込み固定される。
【0012】上記構成において、天井廻し縁受け7を天
井パネル3の取付けと同時に壁パネル2に固定できると
共に、天井廻し縁受け7と天井廻し縁8とを硬質材にて
構成したことによって、天井パネル3と壁パネル2との
間に一定のクリアランスBを確保できるようになる。従
って、天井廻し縁8に設けた係合部16,17を天井廻
し縁受け7の被係合部10,11に容易に係合させるこ
とができ、従来と比較して天井ねじ止め箇所を少なくし
て、施工の手間を省くことができる。
【0013】また、硬質の天井廻し縁受け7と壁パネル
2との間及び天井廻し縁受け7と天井パネル3との間に
シール材12,13を介在させたことにより、天井廻し
縁受け7に止水機能を持たせることができ、浴室外へ水
が漏れない構造となる。これにより、天井廻し縁8の方
には止水機能を持たせる必要がないので、天井廻し縁8
の上下両端に従来のような止水用ヒレを設ける必要もな
くなり、しかも天井廻し縁8を天井廻し縁受け7に打ち
込む際に、強い反力を受けることがないばかりか、硬質
の天井廻し縁受け7は周囲の温度により材質硬度が変化
するおそれもないので、打ち込み易い構造となる。従っ
て、従来のようなヒレの部分での波打ちによる仕上がり
のばらつきという不具合はなく、作業者の熟練による仕
上がり精度に差が生じるおそれもないので、施工精度を
常に高く保つことができ、その結果、天井パネル3と壁
パネル2との接合部の納まりにおいて従来のような問題
は生じないものとなる。
【0014】また、本発明に係る天井廻し縁8の取付構
造は、図4(a)に示すフラット天井C以外に、同
(b)に示すアーチ天井D、同(c)に示す落ち込み天
井Eなど、各種天井パネルを選択して使用することがで
きる。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のように、壁パネルのフレ
ームの上部に形成した立ち上がり片と天井パネルからの
垂下片とがねじで固定され、上記立ち上がり片とねじの
頭部との間には硬質の天井廻し縁受けが介在され、上記
天井廻し縁受けには硬質の天井廻し縁に設けた係合部が
係合する被係合部が設けられると共に、少なくとも天井
廻し縁受けと壁パネルとの間及び天井廻し縁受けと天井
パネルとの間にシール材を介在させたものであるから、
天井パネルと壁パネルとの間に一定のクリアランスを確
保でき、従来と比較して天井ねじ止め箇所を少なくし
て、施工の手間を省くことができる。また、硬質の天井
廻し縁受けに設けたシール材によって、天井廻し縁の方
には止水機能を持たせる必要がなくなり、天井廻し縁を
天井廻し縁受けに打ち込み易くなり、従来のようなヒレ
の部分での波打ちによる仕上がりのばらつきも生じるお
それがない。その結果、施工精度を常に高く保つことが
でき、しかも簡単な施工で天井パネルと壁パネルとの接
合部の納まりが良くなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いられる壁パネルと天井
パネルとの接合部付近を示す断面図である。
【図2】同上の壁パネルと天井廻し縁受けとの分解図で
ある。
【図3】同上の天井廻し縁受けと天井廻し縁との分解図
である。
【図4】同上の天井の変形例を示し、(a)はフラット
天井、(b)はアーチ天井、(c)は落ち込み天井を示
す断面図である。
【図5】同上の壁パネルに対する天井廻し縁受けの取付
け状態説明図である。
【図6】従来の壁パネルと天井パネルとの接合部付近を
示す断面図である。
【図7】従来の天井廻し縁を示す正面図である。
【符号の説明】
2 壁パネル 2a フレーム 3 天井パネル 4 立ち上がり片 5 垂下片 6 ねじ 6a 頭部 7 天井廻し縁受け 8 天井廻し縁 10,11 被係合部 12,13 シール材 16,17 係合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁パネルのフレームの上部に形成した立
    ち上がり片と天井パネルからの垂下片とがねじで固定さ
    れ、上記立ち上がり片とねじの頭部との間には硬質の天
    井廻し縁受けが介在され、上記天井廻し縁受けには硬質
    の天井廻し縁に設けた係合部が係合する被係合部が設け
    られると共に、少なくとも天井廻し縁受けと壁パネルと
    の間及び天井廻し縁受けと天井パネルとの間にシール材
    を介在させたことを特徴とする天井廻し縁の取付構造。
JP30337992A 1992-11-13 1992-11-13 天井廻し縁の取付構造 Pending JPH06146566A (ja)

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JP30337992A JPH06146566A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 天井廻し縁の取付構造

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JP30337992A JPH06146566A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 天井廻し縁の取付構造

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ID=17920305

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JP (1) JPH06146566A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291613A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Panasonic Electric Works Bath & Life Co Ltd 天井パネルと壁パネルの接続構造
JP2018100579A (ja) * 2016-12-21 2018-06-28 株式会社Lixil ルームユニット及びルームユニットの組み立て方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008291613A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Panasonic Electric Works Bath & Life Co Ltd 天井パネルと壁パネルの接続構造
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991124