JPH10310033A - 車両検査設備 - Google Patents

車両検査設備

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JPH10310033A
JPH10310033A JP9118533A JP11853397A JPH10310033A JP H10310033 A JPH10310033 A JP H10310033A JP 9118533 A JP9118533 A JP 9118533A JP 11853397 A JP11853397 A JP 11853397A JP H10310033 A JPH10310033 A JP H10310033A
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Japan
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vehicle
inspection
data
vehicle inspection
room
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JP9118533A
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English (en)
Inventor
Takashi Shirai
隆 白井
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Daifuku Co Ltd
Unix Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Unix Co Ltd
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な車検場以外で容易に車両の検査を行
え、さらに外部から各種検査の進行状況や検査結果をリ
アルタイムで確認し得る車両検査設備を提供する。 【解決手段】 壁体で囲まれた検査室1に車両入口部8
と車両出口部9とが形成され、上記検査室1の内部に、
車両入口部8から車両出口部9へ通じる車両通路10が形
成され、この車両通路10に沿って、スピードテスト装置
13と、ブレーキテスト装置11と、サイドスリップテスト
装置12と、排出ガステスト装置16と、ヘッドライトテス
ト装置17と、車両を昇降させるリフト装置15とを備え、
検査室1内を見学できる見学室54を設ける。よって、1
つの検査室内で複数種の車両検査をまとめて行うことが
でき、検査時の車両14の移動距離を短縮でき、したがっ
て車両の検査が容易になり、さらに見学室54から検査状
態を観察できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種の車両検査
を実施する車両検査設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両検査としては、一般的にスピ
ードテストとブレーキテストとサイドスリップテストと
排気ガステストと光軸テストと車両の下廻りテスト等の
テスト項目がある。これらのテストは、専用の車両検査
設備に設置されているスピードテスト装置とブレーキテ
スト装置とサイドスリップテスト装置と排気ガステスト
装置と光軸テスト装置と車両の下廻り点検用のリフト装
置等によって行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
専用の車両検査設備おいては多数の車両を一度にテスト
するため、上記各テストは、テストの種類ごとに分けら
れた部屋で行われていた。したがって、1種類のテスト
が終わる毎に、車両を走行させて他のテスト用の部屋へ
移動させる必要があるため、検査時の車両の移動距離が
長くなり、面倒であった。
【0004】また、検査の最中に、検査員以外の部外者
(顧客等)が各種検査の進行状況や検査結果を直接確認
することはできなかった。そこで本発明は、特別な車検
場以外で容易に車両の検査を行え、さらに、外部から各
種検査の進行状況や検査結果をリアルタイムで確認し得
る車両検査設備を提供することを目的としたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、壁体で
囲まれた検査室に車両入口部と車両出口部とが形成さ
れ、上記検査室の内部に、車両入口部から車両出口部へ
通じる車両通路が形成され、この車両通路に沿って、複
数種の車両検査装置が配置されていることを特徴とした
ものである。
【0006】これによると、車両を走行させて車両入口
部から検査室内に進入させ、車両通路上で複数種の車両
検査装置を用いて車両の検査を行う。全ての検査が終了
すると、車両を車両出口部から検査室の外へ出走させ
る。このように、1つの検査室内で複数種の車両検査を
まとめて行うため、検査時の車両の移動距離を短縮でき
る。
【0007】さらに、請求項2記載の発明は、上記請求
項1記載の発明であって、複数種の車両検査装置とし
て、スピードテスト装置と、ブレーキテスト装置と、サ
イドスリップテスト装置と、排出ガステスト装置と、ヘ
ッドライトテスト装置と、車両を昇降させるリフト装置
とを用いたことを特徴としたものである。
【0008】これによると、車両を走行させて車両入口
部から検査室内に進入させ、車両通路上でスピードテス
ト装置とブレーキテスト装置とサイドスリップテスト装
置と排出ガステスト装置とヘッドライトテスト装置と車
両を昇降させるリフト装置とを用いて車両の各種検査を
行う。全ての検査が終了すると、車両を車両出口部から
検査室の外へ出走させる。このように、1つの検査室内
でスピードテストとブレーキテストとサイドスリップテ
ストと排出ガステストとヘッドライトテストと車両の下
廻りの点検とをまとめて行うため、検査時の車両の移動
距離を短縮できる。
【0009】さらに、請求項3記載の発明は、上記請求
項1または請求項2記載の発明であって、検査室の内部
に、各種車両検査項目とその検査結果との少なくともい
ずれか一方を表示する表示装置が設けられ、壁体に、検
査室の外部から上記表示装置を目視できる窓が設けられ
ていることを特徴としたものである。
【0010】これによると、検査の最中に、検査室の外
部から窓を通して表示装置を目視することができるた
め、リアルタイムで検査の進行状況あるいは検査結果を
確認することができる。
【0011】さらに、請求項4記載の発明は、上記請求
項1〜請求項3のいずれかに記載の発明であって、検査
室の外部に、検査室の内部を目視できる見学室を併設し
たことを特徴としたものである。
【0012】これによると、検査の最中に、見学室から
検査室の内部を目視することができるため、リアルタイ
ムで検査の進行状況あるいは検査結果を確認することが
できる。
【0013】さらに、請求項5記載の発明は、上記請求
項1〜請求項4のいずれかに記載の発明であって、検査
室の内部に、車両の下廻りを洗浄する洗浄装置が設けら
れていることを特徴としたものである。
【0014】これによると、洗浄装置で車両の下廻りを
洗浄することにより、車両の下廻りに付着した汚れを落
とすことができ、本車検時に検査官に好印象を与えるこ
とができる。
【0015】また請求項6記載の発明は、上記請求項1
記載の発明であって、車両検査装置の検査結果データを
記憶し、その検査結果データを検査報告書として出力す
る集中管理装置が設けられていることを特徴とするもの
である。
【0016】これによると、車両の検査が終了すると、
その検査結果が検査報告書として出力され、即時に顧客
へ手渡すことができる。また請求項7記載の発明は、上
記請求項6記載の発明であって、集中管理装置に、車両
の各部品の価格データを記憶した部品価格記憶部を設
け、交換を要する車両の部品データにより前記部品価格
記憶部を検索して前記交換を要する車両の部品の価格デ
ータを求め、部品の交換に要する見積書を出力する機能
を付加したことを特徴とするものである。
【0017】これによると、車両の検査が終了すると、
部品の交換に要する見積書が出力され、即時に顧客へ手
渡すことができる。さらに請求項8記載の発明は、上記
請求項6または請求項7記載の発明であって、集中管理
装置に、車両の走行距離、あるいは時間により各部品の
メンテナンス時期データを求め、メンテナンス見込みリ
ストとして出力するメンテナンス管理機能を付加したこ
とを特徴とするものである。
【0018】これによると、車両の各部品のメンテナン
ス時期データが、車両の走行距離、あるいは時間により
求められ、メンテナンス見込みリストとして出力され
る。さらに請求項9記載の発明は、上記請求項8記載の
発明であって、集中管理装置のメンテナンス管理機能
に、部品の交換データの入力により、この交換した部品
のメンテナンス時期データを更新する機能を付加したこ
とを特徴とするものである。
【0019】これによると、車両の各部品のメンテナン
ス時期データが、部品の交換データの入力により更新さ
れる。さらに請求項10記載の発明は、上記請求項6〜請
求項9のいずれかに記載の発明であって、集中管理装置
に、時計機能と、顧客の車両の車検満了データを記憶
し、前記時計機能により現在より所定時間後に車検満了
に到る前記顧客の車両の車検満了データを求め、車検見
込みリストとして出力する車検機能を付加したことを特
徴とするものである。
【0020】これによると、時計機能により、現在より
所定時間後に車検満了に到る車両の車検満了データが求
められ、車検見込みリストとして出力される。さらに請
求項11記載の発明は、上記請求項10記載の発明であっ
て、集中管理装置の車検機能に、車検満了日を過ぎても
車検終了データの入力がないとき、顧客の車両の車検満
了データを抹消する機能を付加したことを特徴とするも
のである。
【0021】これによると、車検満了日が過ぎても車検
終了データの入力がないとき、顧客の車両の車検満了デ
ータは抹消される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図3に示すように、BLは
車両検査建屋であり、この車両検査建屋BLは、車両検
査を行うための検査室1と管理室2から構成され、例え
ばガソリンのサービスステーションに隣接した敷地内の
床面Fに設置されている。
【0023】上記検査室1は、前壁3と、後壁4と、外
方の側壁5と、管理室2との隔離壁6とで構成されてい
る。上記前壁3には車両入口部8が形成され、後壁4に
は車両出口部9が形成されている。また、上記検査室1
の内部には、車両入口部8から車両出口部9に通じる車
両通路10が形成されている。また検査室1と管理室2
は天井7により覆われている。
【0024】上記検査室1の内部には、複数種の車両検
査装置が車両通路10に沿って配置されている。上記車
両検査装置としては、ブレーキテスト装置11とサイド
スリップテスト装置12とスピードテスト装置13と車
両14を昇降させるリフト装置15と排出ガステスト装
置16とヘッドライトテスト装置17とが車両入口部8
から車両出口部9にかけて順番に設置されている。
【0025】このうち、上記ブレーキテスト装置11は
左右一対の回転自在でかつ昇降自在なブレーキテスト用
ローラ19から構成されている。上記サイドスリップテ
スト装置12は左右一対の回転自在でかつ回転軸心方向
(左右方向)へスライド自在なサイドスリップテスト用
ローラ20から構成されている。上記スピードテスト装
置13は左右一対の回転自在でかつ昇降自在なスピード
テスト用ローラ21から構成されている。上記各ローラ
19,20,21は、床面Fに形成された前部ピット2
2内に収納されている。尚、この前部ピット22の上面
は、車両14の脱輪を防止するため、カバー板27で覆
われており、上記各ローラ19,20,21の上部がカ
バー板27から上方へ露出している。
【0026】また、上記リフト装置15は、左右一対の
マスト24と、これらマスト24に支持案内されて昇降
する保持アーム25とから構成されている。また、上記
ヘッドライトテスト装置17は、床面Fに敷設されたレ
ール26に支持案内されて左右方向へ移動自在となって
いる。
【0027】また、上記検査室1の内部でかつ車両出口
部9の直前には、車両14の下廻りを洗浄する洗浄装置
28が設けられている。この洗浄装置28は、洗浄水を
上向きに噴射する洗浄ノズル29と、洗浄ノズル29に
洗浄水を供給するポンプ30とにより構成されている。
また、スピードテスト装置13とブレーキテスト装置1
1へエアーを供給するコンプレッサ31が設けられてい
る。
【0028】上記洗浄ノズル29は床面Fに形成された
後部ピット32に収納されている。また、床面Fには、
洗浄ノズル29から噴射された洗浄水を検査室1の外部
へ排水する排水溝33が形成されている。尚、図2に示
すように、後部ピット32の上面と排水溝33の上面と
はそれぞれ、車両14の脱輪を防止するため、格子状の
カバー体44,45で覆われている。そして、洗浄水
は、洗浄ノズル29からカバー体44のスリット部を通
過して車両14の下部に噴射され、その後、カバー体4
5のスリット部を通過して排水溝33へ流れ込む。ま
た、上記ポンプ30とコンプレッサ31とは、洗浄ノズ
ル29の一側方に設置された収納箱34の内部に収納さ
れている。
【0029】さらに、上記洗浄ノズル29の直前の左右
両側部には、光電スイッチの投光器36と受光器37と
で構成される車両検知器38が設置されている。上記検
査室1の内部でかつ左右いずれか一方の側壁5には、各
種車両検査項目とその検査結果とを表示する車両検査表
示装置39と、各装置11,12,13,15,16,
17,28を駆動制御する制御装置40と、各装置1
1,12,13,15,16,17,28を操作するた
めの操作装置41とが設けられている。上記車両検査表
示装置39は、図4に示すように、各種車両検査項目を
点灯表示する検査項目別ランプ42と、検査結果の合否
を点灯表示する合否ランプ43とで構成されている。な
お、上記操作装置41には、後述する測定した車両14
のスピードを表示するディジタル表示器が設けられてい
る。また、検査室1の内部でかつ車両出口部9の上部に
は、安全確認用の鏡46が設けられている。
【0030】上記制御装置40には、図5に示すよう
に、車両検知器38と操作装置41と、上記各装置1
1,12,13,15,16,17とポンプ30とコン
プレッサ31と車両検査表示装置39とが接続され、ま
た後述する管理装置に接続されている。制御装置40
は、操作装置41の操作信号に応じて各装置11,1
2,13,15,16,17を駆動させ、車両検査表示
装置39を点灯させ、また車両検知器38が車両14を
検知した際、ポンプ30とコンプレッサ31とを駆動さ
せ、非検知の場合にはポンプ30を停止させ、さらに車
両14の検査結果を管理装置へ伝送する。
【0031】上記管理室2は、検査室1の前壁3につな
がる前壁51と、検査室1の後壁4につながる後壁52
と、外方の側壁53と、前記隔離壁6とで構成されてい
る。また管理室2は、見学室54と、倉庫を兼ねた電源
室55と、洗面室56とに、隔離壁6により分離されて
いる。上記側壁53には顧客の入口となる見学室54の
ドア57と検査員の入口となるドア58と窓59が形成
され、後壁4には電源室55のドア60が形成されてい
る。また、見学室54と洗面室56をつなぐドア61が
設けられている。また、検査室1と見学室2を分ける隔
離壁6には、見学室54から検査室1の内部全体および
上記車両検査表示装置39を目視できる窓62と、人の
出入り用のドア63とが設けられている。
【0032】上記見学室54の内部には、顧客が座って
ゆっくりと検査室1の内部全体および車両検査表示装置
39を目視できるように、前記窓62に沿ってカウンタ
64と椅子65が配置され、また受け付けを兼ねた机6
7と椅子68が配置され、前記机67上に後述するパー
ソナルコンピュータからなる管理装置69とキーボード
からなる入力装置70とCRTからなる管理表示装置7
1が配置され、またプリンタからなる印刷装置72が配
置されている。
【0033】図5に示すように、管理装置69に、入力
装置70と管理表示装置71と印刷装置72が接続さ
れ、また検査室1の制御装置40と伝送装置81を介し
て接続され、さらにサービスステーションSSのサブコ
ンピュータ73に回線82と伝送装置82を介して接続
されている。また、管理装置69には、パーソナルコン
ピュータとしての機能以外に、機能部として、車検管理
部85と、メンテナンス管理部86、印刷制御部87と
が備えられている。
【0034】上記車検管理部85は、サービスステーシ
ョンSSのサブコンピュータ73あるいは入力装置70
から、顧客のデータとして、顧客名と住所、顧客の車両
の車検満了日と車種と登録番号(車番)を入力すると、
これらデータと入力したサービスステーションSSのサ
ブコンピュータ73あるいは入力装置70のデータを車
検データとして記憶している。また車検管理部85は、
入力装置70により車検見込みリストの出力指令が入力
されると、管理装置69の時計機能により、現在より所
定時間後、たとえば数か月後内に車両の車検満了を迎え
る車検データを検索して印刷制御部87へ出力する。ま
た車検管理部85は、入力装置70により車検予約デー
タとして、顧客の車両の車検満了日と車番と、予約日
と、車両を持ち込む本建屋BLまたはサービスステーシ
ョンSSのデータが入力されると、これを記憶し、また
サービスステーションSSが予約された場合には、この
サービスステーションSSのサブコンピュータ73へ車
検予約データを伝送する。さらに車検管理部85は、上
記車検満了日までに、サービスステーションSSのサブ
コンピュータ73あるいは入力装置70から車検を実施
したデータが入力されない場合には上記車検データを消
去し、車検を実施したデータが入力されると、次の車検
満了日に更新して再記憶する。
【0035】上記メンテナンス管理部86は、検査を実
施する車両のデータとして車番と車種と走行距離と顧客
名を入力すると、これを一旦記憶し、制御装置40と入
力装置70から実施した検査結果のデータを入力する
と、上記車両のデータと検査結果のデータを組として車
両のメンテナンスデータとして記憶する。また入力装置
70より、車両の整備を要するデータ、交換を要する部
品データ、近く交換を要する部品データを入力すると、
これらデータをさらに上記メンテナンスデータに加えて
記憶する。部品データとして、タイヤ、オイル、ブレー
キシュー、バッテリなどの100項目以上の個々のデー
タが記憶される。
【0036】またメンテナンス管理部86は、サービス
ステーションSSのサブコンピュータ73より車番と交
換した部品のデータを入力すると、上記メンテナンスデ
ータの内、入力した交換を要する部品データ、あるいは
近く交換を要する部品データを消去する。またメンテナ
ンス管理部86は、入力装置70より検査報告書91の
印刷指令が入力されると、上記メンテナンスデータの
内、車両のデータと検査結果データを印刷制御部87へ
出力する。またメンテナンス管理部86には、車両の部
品毎の単価と交換費用、また整備費用が予め記憶された
部品価格記憶部(図示せず)を有しており、見積書92
の出力指令が入力されると、上記交換を要する部品デー
タから部品価格記憶部を検索して各部品の単価と交換費
用を求め、また整備データから部品価格記憶部を検索し
て整備費用を求め、これら費用を集計し、交換を要する
部品データ、単価、交換費用と整備データ、整備費用と
集計費用からなるデータを印刷制御部87へ出力する。
またメンテナンス見込みリストの出力指令が入力される
と、管理装置69の時計機能または走行距離により、現
在より所定時間、たとえば数か月内にメンテナンス期限
を迎える各部品毎にメンテナンスデータを検索してその
データを印刷制御部87へ出力する。
【0037】上記印刷制御部87には、図6に示す検査
報告書91と、図7に示す見積書92と、図8に示す車
検見込みリスト93とメンテナンス見込みリスト94の
フォーマットが記憶されている。そして、メンテナンス
管理部86から検査報告書91の印刷命令と検査報告書
91に必要な車両のデータと検査結果データを入力する
と、これらデータを検査報告書91のフォーマットに組
み込み印刷装置72へ出力し、またメンテナンス管理部
86から見積書92の印刷命令と見積書92に必要な上
記データを入力すると、データを見積書92のフォーマ
ットに組み込み印刷装置72へ出力する。また車検管理
部85から車検見込みリストの印刷命令と車検見込みリ
スト93に必要な上記データを入力すると、データを車
検見込みリスト93のフォーマットに組み込み印刷装置
72へ出力し、またメンテナンス管理部87からメンテ
ナンス見込みリストの印刷命令とメンテナンス見込みリ
スト94に必要な上記データを入力すると、データをメ
ンテナンス見込みリスト94のフォーマットに組み込み
印刷装置72へ出力する。
【0038】以下、上記構成における作用を説明する。
検査員は、見学室54に顧客を迎えると、顧客と応答し
て、入力装置70により上記車両データを管理装置69
へ入力する。管理装置69のメンテナンス管理部86
は、この車両データを記憶する。また検査員は、顧客を
検査室1の内部を見ることができる窓62の前の椅子6
5へ誘導し、検査の状態を見学できるように取り計ら
う。
【0039】次に検査員は、顧客の車両14を走行させ
て車両入口部8から検査室1の内部に進入させ、前輪4
8をブレーキテスト用ローラ19とサイドスリップテス
ト用ローラ20とスピードテスト用ローラ21との上に
乗り込ませる。
【0040】そして、検査員は、操作装置41によりブ
レーキテストの指令信号を制御装置40へ入力する。制
御装置40は、このブレーキテストの指令信号を入力す
ると、車両検査表示装置39の「ブレーキテスト」の検
査項目別ランプ42を点灯し、ブレーキテスト用ローラ
19とスピードテスト用ローラ21とを上昇させてこれ
ら両ローラ19,21で前輪48を支持し、その後、ブ
レーキテスト用ローラ19を回転駆動させる。ブレーキ
テスト用ローラ19が回転駆動することにより、前輪4
8が回転すると共にスピードテスト用ローラ21も回転
し、この状態で検査員は車両14のブレーキをかける。
制御装置40はそのときのブレーキテスト用ローラ19
に作用する力を測定してブレーキ力を検査し、その合否
を判定し、その判定結果を管理装置69へ出力するとと
もに判定結果に基づいて車両検査表示装置39の「O
K」または「NO」の合否ランプ43を点灯する。管理
装置69のメンテナンス管理部86にこのブレーキテス
トの合否結果が記憶される。なお、ブレーキテストは、
フットブレーキとサイドブレーキにより行われる。
【0041】次に、車両14の速度計の速度感知部が前
輪48にある場合、検査員は、操作装置41によりスピ
ードテストの指令信号を制御装置40へ入力する。制御
装置40は、このスピードテストの指令信号を入力する
と、車両検査表示装置39の「スピードテスト」の検査
項目別ランプ42を点灯する。そして、検査員は車両1
4の前輪48を回転走行させ、それによりスピードテス
ト用ローラ21とブレーキテスト用ローラ19とが共に
回転する。制御装置40は、このスピードテスト用ロー
ラ21の回転数から算出される速度値を測定して操作装
置41へ表示する。検査員はこの測定値と車両14の速
度計の値とを比較して車両14の速度計の精度を検査
し、その合否を制御装置40へ入力する。制御装置40
は、この合否信号を入力すると、その合否結果と測定し
た速度値を管理装置69へ出力するとともに合否結果に
基づいて車両検査表示装置39の「OK」または「N
O」の合否ランプ43を点灯する。管理装置69のメン
テナンス管理部86にこのスピードテストの合否結果が
記憶される。
【0042】次に、検査員は、操作装置41によりサイ
ドスリップテストの指令信号を制御装置40へ入力す
る。制御装置40は、このサイドスリップテストの指令
信号を入力すると、車両検査表示装置39の「サイドス
リップテスト」の検査項目別ランプ42を点灯し、ブレ
ーキテスト用ローラ19とスピードテスト用ローラ21
とを下降させて、ブレーキテスト用ローラ19とスピー
ドテスト用ローラ21とサイドスリップテスト用ローラ
20とで前輪48を支持させる。そして、ブレーキテス
ト用ローラ19を回転駆動させることにより前輪48が
回転すると共にスピードテスト用ローラ21とサイドス
リップテスト用ローラ20とが回転し、この時のサイド
スリップテスト用ローラ20の回転軸心方向(左右方
向)へのスライド量を測定し、サイドスリップを検査
し、その合否を判定し、その判定結果を管理装置69へ
出力し、さらに判定結果に基づいて車両検査表示装置3
9の「OK」または「NO」の合否ランプ43を点灯す
る。管理装置69のメンテナンス管理部86にこのスリ
ップテストの判定結果が記憶される。
【0043】このようにして、前輪48に対するブレー
キテストとスピードテストとサイドスリップテストとを
実施した後、検査員は、車両14を車両通路10に沿っ
て前進させ、後輪49をブレーキテスト用ローラ19と
サイドスリップテスト用ローラ20とスピードテスト用
ローラ21との上に乗り込ませ、後輪49に対しても同
様な方法でブレーキテストとスピードテストとを行う。
尚、後輪49に対するスピードテストは車両14の速度
計の速度感知部が後輪49にある場合に限られる。
【0044】その後、検査員は、車両14を車両通路1
0に沿ってさらに前進させて、左右一対のマスト24間
に停止させる。そして、検査員は、車両14のハンド
ル、ギヤーノブ、足回り、タイヤなどを目視によるチェ
ックを行う。
【0045】その後、検査員は操作装置41によりリフ
ト上昇の指令信号を制御装置40へ入力する。制御装置
40は、このリフト上昇の指令信号を入力すると、車両
検査表示装置39の「下回りテスト」の検査項目別ラン
プ42を点灯し、図3の仮想線で示すように、両保持ア
ーム25を上昇させ、よって車両14が持ち上げられ
る。そして、検査者は車両14の下廻りを検査し、その
合否をブース類と油漏れに分けて操作装置41により制
御装置40へ入力する。制御装置40は、この合否信号
を入力すると、その合否結果を管理装置69へ出力する
とともに、ブース類と油漏れの検査結果がともに合格の
とき車両検査表示装置39の「OK」の合否ランプ43
を点灯し、いずれか一方が不合格のとき「NO」の合否
ランプ43を点灯する。管理装置69のメンテナンス管
理部86にこの下回りテストの合否結果が記憶される。
その後、検査員は操作装置41によりリフト下降の指令
信号を制御装置40へ入力し、制御装置40は、このリ
フト下降の指令信号を入力すると、両保持アーム25を
下降させて車両14を床面Fに降ろす。
【0046】そして、検査員は操作装置41により排気
ガス検査の指令信号を制御装置40へ入力する。制御装
置40はこの排気ガス検査の指令信号を入力すると、車
両検査表示装置39の「排ガステスト」の検査項目別ラ
ンプ42を点灯し、排出ガステスト装置16を駆動させ
る。そして、検査員は車両14のエンジンを駆動させ、
排出ガステスト装置16は、マフラーから排出される排
気ガスを採取してCO,HCを検査し、その合否を制御
装置40へ入力する。制御装置40は、この合否信号を
入力すると、その合否結果を管理装置69へ出力すると
ともに合否結果に基づいて車両検査表示装置39の「O
K」または「NO」の合否ランプ43を点灯する。管理
装置69のメンテナンス管理部86にこの排ガステスト
の合否結果が記憶される。 さらに、検査員は図2の仮
想線で示すように、ヘッドライトテスト装置17をレー
ル26に沿って左右方向へ移動させて、車両14の左右
いずれか一方のヘッドライトの前方へ位置させる。その
後、検査員は操作装置41によりヘッドライト検査の指
令信号を制御装置40へ入力する。制御装置40はこの
ヘッドライト検査の指令信号を入力すると、車両検査表
示装置39の「ライトテスト」の検査項目別ランプ42
を点灯し、ヘッドライトテスト装置17を駆動させる。
そして、検査員はヘッドライトを照射し、ヘッドライト
テスト装置17は、ヘッドライトの照射方向や光度を検
査し、その合否を制御装置40へ入力する。制御装置4
0は、この合否信号を入力すると、その合否結果を管理
装置69へ出力するとともに合否結果に基づいて車両検
査表示装置39の「OK」または「NO」の合否ランプ
43を点灯する。尚、他方のヘッドライトをテストする
場合は、ヘッドライトテスト装置17を他方のヘッドラ
イトの前方へ位置させればよい。管理装置69のメンテ
ナンス管理部86にこのランプテストの合否結果が記憶
される。
【0047】その後、検査員はヘッドライトテスト装置
17を車両通路10の一側方へ退避させ、車両14を車
両出口部9に向けて前進させる。そして、車両14が投
光器36と受光器37との間に形成された光軸35を遮
断することにより車両14が検知され、制御装置40は
ポンプ30を駆動させ、よって自動的に洗浄ノズル29
から洗浄水が上向きに噴射され、これにより車両14の
下廻りが洗浄される。
【0048】その後、検査員は車両14を前進させて車
両出口部9から検査室1の外へ出走させ、これにより、
投光器36から投射された光が受光器37で受光されて
投光器36と受光器37との間に光軸35が形成される
ため、車両14は検知されず、これにより、ポンプ30
が駆動停止し、洗浄水の噴射が自動的にストップされ
る。
【0049】以上にて実際の検査が終了すると、検査員
は見学室54へ戻り、入力装置70より目視によるチェ
ック項目の合否を管理装置69へ入力し、続いて検査報
告書91の出力命令を管理装置69へ入力する。管理装
置69のメンテナンス管理部86は、目視によるチェッ
ク項目の合否結果を記憶し、続いて検査報告書91の出
力命令に基づき、上記記憶した判定・合否の検査結果の
データと車両のデータを印刷制御部87へ出力する。印
刷制御部87は、メンテナンス管理部86から検査報告
書91の印刷命令と検査報告書91に必要な車両のデー
タと検査結果データを入力すると、これらデータを検査
報告書91のフォーマットに組み込み印刷装置72へ出
力し、印刷装置72により検査報告書91が印刷され
る。検査員は、この検査報告書91を顧客へ渡し、検査
結果を説明する。
【0050】次に、不合格なテスト結果がある場合、検
査員は、入力装置70により交換を要する部品のデータ
と、整備を要するデータを管理装置69へ入力し、見積
書92の出力命令を管理装置69へ入力する。管理装置
69のメンテナンス管理部86は、上記交換を要する部
品のデータと、整備を要するデータを記憶し、これら部
品の単価、部品の交換費用、整備の費用を検索してこれ
ら費用を集計し、見積書92の出力命令に基づき、上記
記憶した交換を要する部品のデータと整備を要するデー
タと、検索した部品の単価、部品の交換費用、整備の費
用、集計費用を印刷制御部87へ出力する。印刷制御部
87は、メンテナンス管理部86から見積書92の印刷
命令と見積書92に必要な上記データを入力すると、こ
れらデータを見積書92のフォーマットに組み込み印刷
装置72へ出力し、印刷装置72により見積書92が印
刷される。検査員は、この見積書92を顧客へ渡し、内
容を説明する。部品の交換、整備をどこで行うかは顧客
の選択に任される。また、検査員は、車検場への車両1
4の搬送の代行を顧客が希望する場合は、入力装置70
により上記車検予約データを管理装置69へ入力する。
管理装置69の車検管理部85は、この車検予約データ
を記憶する。また車検のための車両14の持ち込みにサ
ービスステーションSSが希望された場合、この車検予
約データをサービスステーションSSのサブコンピュー
タ73へ伝送する。以上により、顧客との対応が終了す
る。
【0051】また、管理装置69により次の作用が行え
る。 <車検見込みリストの出力>入力装置70により、車検
見込みリストの出力命令が管理装置69へ入力される
と、管理装置69の車検管理部85は、管理装置69の
時計機能により、所定時間後、たとえば数か月後に車両
の車検満了を迎える車検データを検索して印刷制御部8
7へ出力し、印刷制御部87は、車検管理部85から車
検見込みリストの印刷命令と車検見込みリスト93に必
要な上記データを入力すると、データを車検見込みリス
ト93のフォーマットに組み込み印刷装置72へ出力
し、印刷装置72により車検見込みリスト93が印刷さ
れる。このリストに基づいて、ダイレクトメールを送付
することにより集客することができる。 <メンテナンス見込みリストの出力>入力装置70によ
り、メンテナンス見込みリストの出力命令が管理装置6
9へ入力されると、管理装置69のメンテナンス管理部
86は、管理装置69の時計機能または走行距離によ
り、所定時間後、たとえば数か月後にメンテナンス期限
を迎える各部品のメンテナンスデータを検索して各部品
毎に印刷制御部87へ出力し、印刷制御部87は、メン
テナンス管理部86からメンテナンス見込みリストの印
刷命令とメンテナンス見込みリスト94に必要な上記デ
ータを入力すると、データをメンテナンス見込みリスト
94のフォーマットに組み込み印刷装置72へ出力し、
メンテナンス見込みリスト94が印刷される。このリス
トに基づいて、ダイレクトメールを送付することにより
集客することができる。
【0052】このように、1つの検査室1の内部で車検
にて行われる複数種の車両検査をまとめて行うため、検
査時の車両14の移動距離を短縮できる。また、上記各
種検査ごとに車両検査表示装置39の検査項目別ランプ
42と合否ランプ43とが点灯し、検査の最中に、見学
室54の顧客は検査室1の外部から窓62を通して上記
車両検査表示装置39を目視することができるため、リ
アルタイムで検査の進行状況とその検査結果とを確認す
ることができる。また、検査が不合格なとき、即時に詳
細な見積書92が提示されるため、顧客は、車検に必要
な費用を明確に知ることができる。
【0053】また、車検見込みリスト93とメンテナン
ス見込みリスト94が出力されることにより、これらリ
ストのデータに基づいてダイレクトメールを送付するこ
とにより顧客のニーズに一致したデータを提供でき、集
客力を向上することができる。
【0054】さらに、洗浄装置28で車両14の下廻り
を自動的に洗浄することにより、付着した汚れを落とす
ことができる。また、洗浄に使用された洗浄水は排水溝
33に流れ落ちて回収されるため、検査室1の内部の床
面Fが水びたしになることはない。
【0055】なお、上記実施の形態では、上記ブレーキ
テスト装置11とサイドスリップテスト装置12とスピ
ードテスト装置13を一組のみ設置しているが、車両1
4の前輪48と後輪49位置にそれぞれこれら装置1
1,12,13を設けるようにすることもできる。これ
により、上記のように前輪48の検査の後、車両14を
移動させる手間と時間を省略でき、効率を向上させるこ
とができる。
【0056】また、上記実施の形態では、上記各装置1
1,12,13,15,16,17は検査者が操作装置
41を操作することにより駆動されるが、操作者が、車
両14内から、操作用のリモコン装置を用いて上記各装
置11,12,13,15,16,17を遠隔操作する
構成にしてもよい。
【0057】さらに、上記実施の形態では、ブレーキテ
スト装置11とサイドスリップテスト装置12とスピー
ドテスト装置13とリフト装置15と排出ガステスト装
置16とヘッドライトテスト装置17と洗浄装置28と
を車両入口部8から車両出口部9にかけて順番に設置し
ているが、上記各装置11,12,13,15,16,
17,28の順番を変えたものでもよい。
【0058】また、上記実施の形態では、検査室1の内
部に車両検査表示装置39を設けているが、見学室54
に設けてもよい。さらに、車両検査表示装置39は、各
種車両検査項目を点灯表示する検査項目別ランプ42
と、検査結果の合否を点灯表示する合否ランプ43とで
構成されているが、上記検査項目別ランプ42と合否ラ
ンプ43とのいずれか一方のみで構成されていてもよ
い。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
1つの検査室内で複数種の車両検査をまとめて行うた
め、検査時の車両の移動距離を短縮でき、したがって車
両の検査が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における車両検査設備の内
部構成を示す斜視図である。
【図2】同、車両検査設備の内部構成を示す平面図であ
る。
【図3】同、車両検査設備の内部構成を示す側面図であ
る。
【図4】同、車両検査設備に設けられた表示装置の正面
図である。
【図5】同、車両検査設備の制御構成図である。
【図6】同、車両検査設備で提示される検査報告書の図
である。
【図7】同、車両検査設備で提示される見積書の図であ
る。
【図8】同、車両検査設備で提示される車検見込みリス
トとメンテナンス見込みリストの図である。
【符号の説明】
1 検査室 2 管理室 8 車両入口部 9 車両出口部 10 車両通路 11 ブレーキテスト装置 12 サイドスリップテスト装置 13 スピードテスト装置 14 車両 15 リフト装置 16 排出ガステスト装置 17 ヘッドライトテスト装置 28 洗浄装置 39 車両検査表示装置 40 制御装置 41 操作装置 54 見学室 62 窓 64 カウンタ 65 椅子 69 管理装置 70 入力装置 71 管理表示装置 72 印刷装置 73 サブコンピュータ 85 車検管理部 86 メンテナンス管理部 91 検査報告書 92 見積書 93 車検見込みリスト 94 メンテナンス見込みリスト BL 車両検査建屋 F 床面 SS サービスステーション
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、壁体で
囲まれた検査室に車両入口部と車両出口部とが形成さ
れ、上記検査室の内部に、車両入口部から車両出口部へ
通じる車両通路が形成され、この車両通路に沿って、複
数種の車両検査装置が配置され、この車両検査装置の検
査結果データを記憶し、その検査結果データを検査報告
書として出力する集中管理装置を設けられていることを
特徴としたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】これによると、車両を走行させて車両入口
部から検査室内に進入させ、車両通路上で複数種の車両
検査装置を用いて車両の検査を行う。全ての検査が終了
すると、車両を車両出口部から検査室の外へ出走させ
る。車両の検査が終了すると、その検査結果が検査報告
書として出力される。このように、1つの検査室内で複
数種の車両検査をまとめて行うため、検査時の車両の移
動距離を短縮でき、さらに車両の検査終了後、即時に検
査報告書を顧客へ手渡すことができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明であって、集中管理装置に、車両の各部品の
価格データを記憶した部品価格記憶部を設け、交換を要
する車両の部品データにより前記部品価格記憶部を検索
して前記交換を要する車両の部品の価格データを求め、
部品の交換に要する見積書を出力する機能を付加したこ
とを特徴とするものである。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】これによると、車両の検査が終了すると、
部品の交換に要する見積書が出力され、即時に顧客へ手
渡すことができる。さらに請求項3記載の発明は、上記
請求項1または請求項2記載の発明であって、集中管理
装置に、車両の走行距離、あるいは時間により各部品の
メンテナンス時期データを求め、メンテナンス見込みリ
ストとして出力するメンテナンス管理機能を付加したこ
とを特徴とするものである。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】これによると、車両の各部品のメンテナン
ス時期データが、車両の走行距離、あるいは時間により
求められ、メンテナンス見込みリストとして出力され
る。さらに請求項4記載の発明は、上記請求項3記載
発明であって、集中管理装置のメンテナンス管理機能
に、部品の交換データの入力により、この交換した部品
のメンテナンス時期データを更新する機能を付加したこ
とを特徴とするものである。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】これによると、車両の各部品のメンテナン
ス時期データが、部品の交換データの入力により更新さ
れる。さらに請求項5記載の発明は、上記請求項1〜請
求項4のいずれかに記載の発明であって、集中管理装置
に、時計機能と、顧客の車両の車検満了データを記憶
し、前記時計機能により現在より所定時間後に車検満了
に到る前記顧客の車両の車検満了データを求め、車検見
込みリストとして出力する車検機能を付加したことを特
徴とするものである。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】これによると、時計機能により、現在より
所定時間後に車検満了に到る車両の車検満了データが求
められ、車検見込みリストとして出力される。さらに
求項6記載の発明は、上記請求項5記載の発明であっ
て、集中管理装置の車検機能に、車検満了日を過ぎても
車検終了データの入力がないとき、顧客の車両の車検満
了データを抹消する機能を付加したことを特徴とするも
のである。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】これによると、車検満了日が過ぎても車検
終了データの入力がないとき、顧客の車両の車検満了デ
ータは抹消される。さらに請求項7記載の発明は、上記
請求項1〜請求項6のいずれかに記載の発明であって、
検査室の外部に、検査室の内部を目視できる見学室が併
設され、この見学室に集中管理装置が設けられているこ
とを特徴とするものである。これによると、検査の最中
に、見学室から検査室の内部を目視することができるた
め、リアルタイムで検査の進行状況あるいは検査結果を
確認することができ、またこの見学室において検査報告
書が出力される。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁体で囲まれた検査室に車両入口部と車
    両出口部とが形成され、上記検査室の内部に、車両入口
    部から車両出口部へ通じる車両通路が形成され、この車
    両通路に沿って、複数種の車両検査装置が配置されてい
    ることを特徴とする車両検査設備。
  2. 【請求項2】 複数種の車両検査装置として、スピード
    テスト装置と、ブレーキテスト装置と、サイドスリップ
    テスト装置と、排出ガステスト装置と、ヘッドライトテ
    スト装置と、車両を昇降させるリフト装置とを用いたこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両検査設備。
  3. 【請求項3】 検査室の内部に、各種車両検査項目とそ
    の検査結果との少なくともいずれか一方を表示する表示
    装置が設けられ、壁体に、検査室の外部から上記表示装
    置を目視できる窓が設けられていることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の車両検査設備。
  4. 【請求項4】 検査室の外部に、検査室の内部を目視で
    きる見学室を併設したことを特徴とする請求項1〜請求
    項3のいずれかに記載の車両検査設備。
  5. 【請求項5】 検査室の内部に、車両の下廻りを洗浄す
    る洗浄装置が設けられていることを特徴とする請求項1
    〜請求項4のいずれかに記載の車両検査設備。
  6. 【請求項6】 車両検査装置の検査結果データを記憶
    し、その検査結果データを検査報告書として出力する集
    中管理装置を設けることを特徴とする請求項1記載の車
    両検査設備。
  7. 【請求項7】 集中管理装置に、車両の各部品の価格デ
    ータを記憶した部品価格記憶部を設け、交換を要する車
    両の部品データにより前記部品価格記憶部を検索して前
    記交換を要する車両の部品の価格データを求め、部品の
    交換に要する見積書を出力する機能を付加したことを特
    徴とする請求項6記載の車両検査設備。
  8. 【請求項8】 集中管理装置に、車両の走行距離、ある
    いは時間により車両の各部品のメンテナンス時期データ
    を求め、メンテナンス見込みリストとして出力するメン
    テナンス管理機能を付加したことを特徴とする請求項6
    または請求項7記載の車両検査設備。
  9. 【請求項9】 集中管理装置のメンテナンス管理機能
    に、部品の交換データの入力により、この交換した部品
    のメンテナンス時期データを更新する機能を付加したこ
    とを特徴とする請求項8記載の車両検査設備。
  10. 【請求項10】 集中管理装置に、時計機能と、顧客の
    車両の車検満了データを記憶し、前記時計機能により現
    在より所定時間後に車検満了に到る前記顧客の車両の車
    検満了データを求め、車検見込みリストとして出力する
    車検機能を付加したことを特徴とする請求項6〜請求項
    9のいずれかに記載の車両検査設備。
  11. 【請求項11】 集中管理装置の車検機能に、車検満了
    日を過ぎても車検終了データの入力がないとき、顧客の
    車両の車検満了データを抹消する機能を付加したことを
    特徴とする請求項10記載の車両検査設備。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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