JP2002071528A - 自動車排ガス測定システム - Google Patents

自動車排ガス測定システム

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JP2002071528A
JP2002071528A JP2000261321A JP2000261321A JP2002071528A JP 2002071528 A JP2002071528 A JP 2002071528A JP 2000261321 A JP2000261321 A JP 2000261321A JP 2000261321 A JP2000261321 A JP 2000261321A JP 2002071528 A JP2002071528 A JP 2002071528A
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gas measurement
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Tetsuji Asami
哲司 浅見
Yukihiro Mizutani
幸弘 水谷
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】人為的な設定ミスをテスト前に予め検知して未
然に防止でき、更には、熱を持った排ガスが意図しない
場所へ流れて火災等を引き起こすとともに、排ガスの全
量がガスサンプリング管に導入されずにテストデータが
無効になってしまうのを回避できる自動車排ガス測定シ
ステムを提供する。 【解決手段】自動車排ガス測定システムにおいて、排ガ
ス測定の設定およびそのスケジューリングを司るスケジ
ュール管理装置2を設け、スケジュール管理装置2と自
動車排ガス測定管理装置1との間で信号の授受を行える
ように構成し、更に、前記スケジュール管理装置2は、
システム内の各機器や設備において異常または故障が生
じた場合、前記各機器や前記設備からのアラーム信号に
基づいて、発生している異常または故障の内容を表示
し、処理するための指令を発する機能を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のエンジ
ンから排出される排ガスを自動(無人)で測定すること
のできる自動車排ガス測定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジン排ガスに含まれる炭化
水素(HC)、窒素酸化物(NOX )、一酸化炭素(C
O)、二酸化炭素(CO2 )などの成分を測定する自動
車排ガス測定システムとして、従来より、シャシダイナ
モ装置に搭載された自動車を走行モードにしたがって自
動車自動運転装置によって走行させ、そのときに排出さ
れる排ガスを定容量サンプリング装置によって採取し、
この採取されたサンプルガスを、測定原理の異なる複数
のガス分析計を搭載したガス測定装置に供給して前記各
成分をそれぞれ測定し、その測定結果を自動車排ガス測
定管理装置において管理するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来で
は、緊急時において異常事態が起きる前にシステムを停
止させる処理が必ずしも万全ではなく、事故が発生して
からシステムを停止していたのでは手遅れである。例え
ば、自動車が収容されるテスト室の地下ピットに通じる
床には作業者が出入り可能な点検口が設けられている
が、カバーが取り外されて点検口が開いている場合、そ
れ自体は異常ではないけれども、システム稼働中に作業
者が点検口を出入りすれば地下ピット内には自動車の駆
動車輪を載置するローラが収容されているので作業者は
これに巻き込まれて事故が発生する可能性がある。
【0004】また、例えばセンサーの入力スイッチがオ
ンになっていない等の人為的な軽微な設定ミスをシステ
ム稼働前(テスト前)に検知できなかったためにテスト
後に前記設定ミスが発覚しテストデータが無効になって
しまうことがある。
【0005】更に、図2に示すように、排ガス流路13
の上流部には、排気管8cからの排ガスGをサンプリン
グ用のブロア17側へ送るサンプリング状態と、排気管
8cからの排ガスGをブロア17側へ送らずに排気する
ダイレクト排気状態とに自動で切り換えられる排ガスの
サンプリング/排気ダイレクト切換装置21b(二点鎖
線で示す)が設けられているが、エンジン8bとブロア
17をオンにして希釈用空気Aによって希釈された排ガ
スGをガスサンプリング管18に導入しているときに、
サンプリング/排気ダイレクト切換装置21bの異常ま
たは故障により熱を持った排ガスSの少なくとも一部が
ダイレクト排気管21aを介して意図しない場所へ流れ
て火災等を引き起こすおそれがあり、非常に危険であ
る。この場合、たとえ火災等を引き起こさなくて排ガス
Sの少なくとも一部がダイレクト排気管21aに流れる
ことから、テストは実行したものの、やはりテストデー
タが無効になってしまう。
【0006】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、放置すれば事故になる可能性の
ある事象を検知してこれを未然に防止できるとともに、
人為的な設定ミスをテスト前に予め検知してテストデー
タが無効になることを未然に防止でき、更には、熱を持
った排ガスが意図しない場所へ流れて火災等を引き起こ
すとともに、たとえ火災等を引き起こさなくても排ガス
の全量がガスサンプリング管に導入されずにテストデー
タが無効になってしまうのを回避できる新規で有用な自
動車排ガス測定システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、シャシダイナモ装置に搭載された自動
車を走行モードにしたがって自動車自動運転装置によっ
て走行させ、そのときに排出される排ガスを定容量サン
プリング装置によって採取し、この採取されたサンプル
ガスをガス測定装置において測定し、その測定結果等を
自動車排ガス測定管理装置において管理するようにした
自動車排ガス測定システムにおいて、排ガス測定の設定
およびそのスケジューリング、および、システム内の各
機器の電源のオン/オフ制御を司るスケジュール管理装
置を設け、スケジュール管理装置と自動車排ガス測定管
理装置との間で信号の授受を行えるように構成し、更
に、前記スケジュール管理装置は、システム内の各機器
や設備において異常または故障が生じた場合、前記各機
器や前記設備等に設けられた異常検知器や警報機などか
らのアラーム信号が入力され、その入力された信号に基
づいて、発生している異常または故障の内容を表示した
り、異常等を処理するための指令を発するなどの機能を
備えている。
【0008】また、この発明は、シャシダイナモ装置に
搭載された自動車を走行モードにしたがって自動車自動
運転装置によって走行させ、そのときに排出される排ガ
スを定容量サンプリング装置によって採取し、この採取
されたサンプルガスをガス測定装置において測定し、そ
の測定結果等を自動車排ガス測定管理装置において管理
するようにした自動車排ガス測定システムにおいて、排
ガス測定の設定およびそのスケジューリング、および、
システム内の各機器の電源のオン/オフ制御を司るスケ
ジュール管理装置を設け、更に、前記スケジュール管理
装置は、システム内のエンジン冷却ファンが固定装置に
ロックされていない場合、固定装置から前記スケジュー
ル管理装置にロックされていないことを示すアラーム信
号が入力され、このアラーム信号に基づいて、エンジン
冷却ファンが固定装置にロックされていないことを表示
するとともに、「無人運転」ボタンが押されても自動
(無人)運転の状態にできないように指令を発する機能
を備えていることを特徴とする自動車排ガス測定システ
ムを提供する。
【0009】また、この発明は、シャシダイナモ装置に
搭載された自動車を走行モードにしたがって自動車自動
運転装置によって走行させ、そのときに排出される排ガ
スを定容量サンプリング装置によって採取し、この採取
されたサンプルガスをガス測定装置において測定し、そ
の測定結果等を自動車排ガス測定管理装置において管理
するようにした自動車排ガス測定システムにおいて、排
ガス測定の設定およびそのスケジューリング、および、
システム内の各機器の電源のオン/オフ制御を司るスケ
ジュール管理装置を設け、更に、前記スケジュール管理
装置は、テスト室の地下ピットに通じる床に設けられ
た、作業者が出入り可能な点検口が開かれている場合、
点検口から前記スケジュール管理装置に点検口が開いて
いることを示すアラーム信号が入力され、このアラーム
信号に基づいて、発生している異常の内容を表示すると
ともに、「無人運転」ボタンが押されても自動(無人)
運転の状態にできないように指令を発する機能を備えて
いることを特徴とする自動車排ガス測定システムを提供
する。
【0010】また、この発明は、シャシダイナモ装置に
搭載された自動車を走行モードにしたがって自動車自動
運転装置によって走行させ、そのときに排出される排ガ
スを定容量サンプリング装置によって採取し、この採取
されたサンプルガスをガス測定装置において測定し、そ
の測定結果等を自動車排ガス測定管理装置において管理
するようにした自動車排ガス測定システムにおいて、排
ガス測定の設定およびそのスケジューリング、および、
システム内の各機器の電源のオン/オフ制御を司るスケ
ジュール管理装置を設け、更に、前記スケジュール管理
装置は、テスト室の地下ピット内に漏水がある場合、地
下ピットから前記スケジュール管理装置に地下ピット内
に漏水があることを示すアラーム信号が入力され、この
アラーム信号に基づいて、発生している異常の内容を表
示する機能を備えていることを特徴とする自動車排ガス
測定システムを提供する。
【0011】また、この発明は、シャシダイナモ装置に
搭載された自動車を走行モードにしたがって自動車自動
運転装置によって走行させ、そのときに排出される排ガ
スを定容量サンプリング装置によって採取し、この採取
されたサンプルガスをガス測定装置において測定し、そ
の測定結果等を自動車排ガス測定管理装置において管理
するようにした自動車排ガス測定システムにおいて、排
ガス測定の設定およびそのスケジューリング、および、
システム内の各機器の電源のオン/オフ制御を司るスケ
ジュール管理装置を設け、更に、前記スケジュール管理
装置は、前記定容量サンプリング装置の排気導入管の温
度が所定値をはみ出している場合、排気導入管から前記
スケジュール管理装置に排気導入管の温度異常を示すア
ラーム信号が入力され、このアラーム信号に基づいて、
発生している異常の内容を表示する機能を備えているこ
とを特徴とする自動車排ガス測定システムを提供する。
【0012】また、この発明は、シャシダイナモ装置に
搭載された自動車を走行モードにしたがって自動車自動
運転装置によって走行させ、そのときに排出される排ガ
スを定容量サンプリング装置によって採取し、この採取
されたサンプルガスをガス測定装置において測定し、そ
の測定結果等を自動車排ガス測定管理装置において管理
するようにした自動車排ガス測定システムにおいて、排
ガス測定の設定およびそのスケジューリング、および、
システム内の各機器の電源のオン/オフ制御を司るスケ
ジュール管理装置を設け、更に、前記スケジュール管理
装置は、自動車のボンネット開閉装置に異常がある場
合、ボンネット開閉装置から前記スケジュール管理装置
の異常を示すアラーム信号が入力され、このアラーム信
号に基づいて、発生している異常の内容を表示する機能
を備えていることを特徴とする自動車排ガス測定システ
ムを提供する。
【0013】更に、この発明は、シャシダイナモ装置に
搭載された自動車を走行モードにしたがって自動車自動
運転装置によって走行させ、そのときに排出される排ガ
スを定容量サンプリング装置によって採取し、この採取
されたサンプルガスをガス測定装置において測定し、そ
の測定結果等を自動車排ガス測定管理装置において管理
するようにした自動車排ガス測定システムにおいて、排
ガス測定の設定およびそのスケジューリング、および、
システム内の各機器の電源のオン/オフ制御を司るスケ
ジュール管理装置を設けるとともに、排ガスをサンプリ
ング用のブロア側へ送るサンプリング状態と排ガスを前
記ブロア側へ送らずに排気するダイレクト排気状態とに
手動で切り換えられる排ガスのサンプリング/排気ダイ
レクト切換装置をシステム内の排ガス流路に設け、更
に、前記サンプリング/排気ダイレクト切換装置は、手
動切換スイッチおよび/またはリミットスイッチを有す
る一方、前記スケジュール管理装置は、前記サンプリン
グ状態またはダイレクト排気状態に切り換わっているこ
とを示す信号が前記手動切換スイッチまたはリミットス
イッチから入力され、この信号に基づいて、排ガスのサ
ンプリングができないダイレクト排気状態の場合には、
「無人運転」ボタンが押されても自動(無人)運転の状
態にできないように指令を発する機能を備えていること
を特徴とする自動車排ガス測定システムを提供する。
【0014】また、この発明は、シャシダイナモ装置に
搭載された自動車を走行モードにしたがって自動車自動
運転装置によって走行させ、そのときに排出される排ガ
スを定容量サンプリング装置によって採取し、この採取
されたサンプルガスをガス測定装置において測定し、そ
の測定結果等を自動車排ガス測定管理装置において管理
するようにした自動車排ガス測定システムにおいて、排
ガス測定の設定およびそのスケジューリング、および、
システム内の各機器の電源のオン/オフ制御を司るスケ
ジュール管理装置を設けるとともに、前記スケジュール
管理装置からの指令により排ガスをサンプリング用のブ
ロア側へ送るサンプリング状態と排ガスを前記ブロア側
へ送らずに排気するダイレクト排気状態とに自動で切り
換えられる排ガスのサンプリング/排気ダイレクト切換
装置をシステム内の排ガス流路に設け、更に、前記スケ
ジュール管理装置は、前記サンプリング/排気ダイレク
ト切換装置に異常または故障が生じた場合、前記サンプ
リング/排気ダイレクト切換装置から前記スケジュール
管理装置に異常または故障が生じていることを示すアラ
ーム信号が入力され、このアラーム信号に基づいて、前
記サンプリング/排気ダイレクト切換装置に異常または
故障が生じていることを表示するとともに、「無人運
転」ボタンが押されても自動(無人)運転の状態にでき
ないように指令を発する機能を備えていることを特徴と
する自動車排ガス測定システムを提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図面を
参照しながら説明する。まず、図1はこの発明の自動車
排ガス測定システムの構成の一例を概略的に示すもの
で、この図において、1は、計測室(図示していない)
内に設けられる自動車排ガス測定管理装置(以下、測定
管理装置という)、2は、前記計測室内に設けられるス
ケジュール管理装置(以下、スケジューラという)で、
これらの測定管理装置1およびスケジューラ2は、それ
ぞれ、パソコンなど適宜のコンピュータよりなり、各種
のデータを表示する表示部1aおよび2aを備えてい
る。そして、これらの測定管理装置1とスケジューラ2
は、有線方式のLAN3によって接続され、データを相
互に授受できるようにしてある。
【0016】そして、4,5,6aおよび7aは、計測
室とは気密に区画されたテスト室(図示していない)内
にそれぞれ設けられるガス測定装置、定容量サンプリン
グ装置(CVS)、シャシダイナモ装置6の制御部、自
動車自動運転装置7の制御部で、測定管理装置1とはL
AN3によって接続されている。なお、以下において、
計測室とテスト室とを併せてセルということもある。
【0017】また、6bはテスト室内に設けられるシャ
シダイナモメータで、シャシダイナモ制御部6aによっ
て制御され、そのローラ6cにはテスト対象である自動
車8の駆動車輪8aが載置される。7bは自動車自動運
転装置7の自動運転ロボットで、自動車8の運転席に適
宜の手法によりセットされ、自動車自動運転装置制御部
7aからの信号によって制御される。
【0018】前記測定管理装置1は、スケジューラ2か
らの指令に基づいて、測定管理装置1内に格納されてい
る各種の試験モードを行わせ、測定データの取りまとめ
およびその管理を行うもので、ガス測定装置4、CVS
5、シャシダイナモ装置6、自動車自動運転装置7に対
してLAN3を介して制御信号を発し、これらを動作さ
せるとともに、これらの装置4〜7から出力される信号
に基づいて各種の演算、例えば、ガス測定装置4からの
信号に基づいて測定対象成分の濃度や量などの演算を行
い、演算結果を測定データとして格納する。なお、この
測定管理装置1のデータベース内には、前記試験モード
のほか、テストに使用する自動車8のシフトタイプの情
報や、CVS5を使用するか否かのイベント情報、車両
情報などが格納されている。なお、スケジューラ2の機
能については後述する。
【0019】そして、前記ガス測定装置4は、測定原理
の異なる複数のガス分析計を搭載しており、測定管理装
置1からの指令に基づいてエンジン排ガスG中に含まれ
るHC、NOX 、CO、CO2 などの各成分を各別に測
定することができ、その測定データを測定管理装置1に
送出する。
【0020】また、前記CVS5は、測定管理装置1か
らの指令に基づいて希釈用空気A(図2参照)によって
希釈された排ガスGをサンンプルガスSとして常に一定
の容量でサンプリングするもので、クリチカルフローベ
ンチュリ(CFV)16などによって測定される流量信
号などを測定管理装置1に送出する。
【0021】さらに、シャシダイナモ装置6は、測定管
理装置1からの指令によって制御され、そのローラ6c
に試験対象の自動車8の駆動車輪8aを載置し、その動
力吸収発生を行うもので、ローラ6cに設けられた速度
センサやトルクセンサ(いずれも図示していない)など
からの出力を測定管理装置1に送出する。
【0022】また、前記自動車自動運転装置7は、測定
管理装置1から走行モード(テストモード)の走行パタ
ーンに基づいて自動車8を所定の走行モードで自動運転
するものである。
【0023】そして、図1において、9は自動車8の前
方に設けられるエンジン冷却ファンである。10は大型
表示パネルで、計測室からも見えるようにテスト室内に
設けられ、スケジューラ2からの信号に基づいて、無人
運転/有人運転、エンジン回転、車速、ブースト圧、各
種のアラーム(後述する)などが表示される。
【0024】また、図1において、11はスパンガス濃
度設定用パソコンで、LAN3を介して測定管理装置1
およびスケジューラ2と接続されている。また、12
a,12b,12c…は、テスト室内に設けられる付帯
的な設備であり、この実施の形態においては、空調設
備、警報器、消火設備を例示している。これらの設備1
2a,……は、スケジューラ2によって制御または管理
される。
【0025】図2は前記自動車排ガス測定システムにお
ける主たるハード部分の構成の一例を概略的に示すもの
で、この図において、8bは自動車8のエンジン、8c
はエンジン8bに連なる排気管である。13は排気管8
cに接続される排ガス流路で、その下流側には、CVS
5の配管5aが接続されている。この配管5aは、その
上流側には、希釈空気精製機(以下,DARという)1
4を備えた希釈空気供給路15が接続されており、エン
ジン8bからの排ガスGが希釈用空気Aによって適宜希
釈される。また、配管5aは、その下流側には、クリチ
カルフローベンチュリ(CFV)16および吸引用ブロ
ア17を備えるとともに、CFV16のやや上流側に希
釈された排ガスGをサンプルガスSとして採取するため
のサンプリング部18aを備えたガスサンプリング配管
18が接続されており、定容量でサンプルガスSを採取
するように構成されている。なお、19は希釈空気供給
路15に設けられる大気バイパス口で、20はその開閉
弁である。
【0026】次に、スケジューラ2の機能について、図
3〜図8をも参照しながら説明する。このスケジューラ
2は、自動車排ガス測定システムにおける排ガス測定の
設定およびそのスケジューリング、および、システム内
の各機器の電源のオン/オフ制御を司るとともに、分析
結果等の表示機能およびスパンガス濃度の管理機能をも
備えている。
【0027】すなわち、スケジューラ2は、自動車排ガ
ス測定システムの年間カレンダー(設備計画)を入力す
ることができる。図3に示すように、画面に、例えば8
日分の稼働(休日も含む)予定表21が示され、稼働
日、休日、終了、無人運転の別を明示する。そして、ス
クロールバー22により、週単位でスクロールすること
ができる。また、この画面には、「コピー」、「貼り付
け」、「適用」、「キャンセル」、「無人運転」、「運
転停止」などのボタン23が設けられている。ここで、
機器の電源をオンにするだけではなく、前記「無人運
転」ボタン23を押して始めて自動(無人)運転の状態
にできる。
【0028】そして、前記スケジューラ2は、前記年間
カレンダーで設定した稼働日/休日/長期運休の違いに
よる各機器の電源オン/オフやガス測定装置4の分析計
のSTBY(スタンバイ)/PAUSE、シャシダイナ
モ装置6の暖機などを、例えば図4に示すように、設定
することができる。この図4は、朝晩の定常業務の自動
化テーブル(設備状態)の入力の一例を示している。こ
のため、スケジューラ2は、電源投入のためのシグナル
フローを表す図5に示すように、各電源のための接点信
号を出力するか測定管理装置1に対して、コマンドを発
する。この図5中において、24は無停電電源装置であ
る。
【0029】また、前記スケジューラ2は、図6に示す
ようにしてテストシーケンスの入力を行う。ここで入力
される内容としては、例えば図7に示すように、測定管
理装置1に内に格納されている試験モード、シフトタイ
プの情報、CVS5を使用するか否かのイベント情報、
車両情報などを指定したり(同図(A)参照)、各種の
校正を行うか否かの指定を行ったり(同図(B)参
照)、距離単位の指定や連続測定を行うか否かの指定を
行う(同図(C)参照)などである。複数のテストを順
次行う場合には、図8に示すテストモードの編集画面に
より編集を行う。
【0030】さらに、前記スケジューラ2は、システム
内の各機器や設備において異常または故障が生じた場
合、前記各機器等に設けられた異常検知器や警報機など
からのアラーム信号が入力され、その入力された信号に
基づいて、発生している異常等の内容を表示したり、異
常等を処理するための指令を発したり、アラーム内容に
ついてデータベースに記録するなどの機能を備えてい
る。図9は、システム内における各種のアラームシグナ
ルと、アラームシグナルに基づいたハードウェアによる
処理内容およびソフトウェアによる処理内容を示すもの
であり、図10〜図18は、システム内における各種の
アラームに関するシグナルフローを示すものである。
【0031】なお、図2において、排ガス流路13の上
流部には、切り換えスイッチ(図示せず)によって、排
気管8cからの排ガスGをサンプリング用のブロア17
側へ送るサンプリング状態と、排気管8cからの排ガス
Gをブロア17側へ送らずに排気するダイレクト排気状
態とに切り換えられる排ガスのサンプリング/排気ダイ
レクト切換装置(実線で示す)21が設けられている。
【0032】すなわち、エンジン8bとブロア17をオ
ンにして希釈用空気Aによって希釈された排ガスGをガ
スサンプリング管18に導入する場合、図10におい
て、先端部にリミットスイッチ100を有し、前記排ガ
ス流路13を形成するサンプリング用接続管13bを作
業者が手作業で排気管8cに接続すると、スケジューラ
2は、排ガスのサンプリングができるサンプリング状態
に切り換わっていることを示す信号k1 がリミットスイ
ッチ100から入力され、この信号k1 に基づいて、
「無人運転」ボタンが押されることにより、自動(無
人)運転の状態になり、排ガス測定のテストが行われ
る。この場合の信号k1 の流れを図13に示す。サンプ
リング/排気ダイレクト切換装置21から出力された信
号k1 は、各種信号を一旦集める役目を担うインターロ
ックユニット120に入力され、中継盤60を介してス
ケジューラ2に入力する。
【0033】一方、先端部にリミットスイッチ101を
有し、排気ダイレクト流路を形成するダイレクト排気管
21aを作業者が手作業で排気管8cに接続したときに
は、スケジューラ2は、排ガスのサンプリングができな
い前記ダイレクト排気状態に切り換わっていることを示
す信号k2 がリミットスイッチ101から入力され、こ
の信号k2 に基づいて、「無人運転」ボタンが押されて
も自動(無人)運転の状態にできないように指令を発す
る。つまり、無人運転する場合は、排ガスの測定が主目
的であるために、前記ダイレクト排気状態のまま排ガス
測定のテストを実行したのでは、そのテストの結果は全
く無意味なものになってしまう。そのため、この発明で
は、前記サンプリング状態またはダイレクト排気状態の
いずれに切り換わっているのかを作業者が「無人運転」
ボタンが押すときにスケジューラ2がチェックすること
で、このようなミスを未然に防止できる利点を有する。
【0034】図11(A)は、前記サンプリング用接続
管13bおよびダイレクト排気管21aがそれぞれ予め
排気管8cに接続されており、作業者が手作業により、
開閉板103に一体的に設けたサンプリング用バルブ1
02を開いて排気管8cとサンプリング用接続管13b
を連通させる一方、開閉板104に一体的に設けた排気
ダイレクト用バルブ105を閉じて排気管8cとダイレ
クト排気管21aを非連通させ、排ガス測定のテストが
行われるようにした例を示す。
【0035】この場合、スケジューラ2は、排ガスのサ
ンプリングができるサンプリング状態に切り換わってい
ることを示す信号がリミットスイッチ106から入力さ
れ、この信号に基づいて、「無人運転」ボタンが押され
ることにより、自動(無人)運転の状態になり、排ガス
測定のテストが行われる。
【0036】一方、作業者が手作業により、サンプリン
グ用バルブ102を閉じて排気管8cとサンプリング用
接続管13bを非連通させる一方、排気ダイレクト用バ
ルブ105を開いて排気管8cとダイレクト排気管21
aを連通させた場合、スケジューラ2は、排ガスのサン
プリングができない前記ダイレクト排気状態に切り換わ
っていることを示す信号がリミットスイッチ107から
入力され、この信号に基づいて、「無人運転」ボタンが
押されても自動(無人)運転の状態にできないように指
令を発する。
【0037】また、図11(B)は、前記サンプリング
用接続管13bおよびダイレクト排気管21aがそれぞ
れ予め排気管8cに接続されており、作業者が手作業に
より、サンプリング用バルブ102を開いて排気管8c
とサンプリング用接続管13bを連通させる一方、排気
ダイレクト用バルブ105を閉じて排気管8cとダイレ
クト排気管21aを非連通としたことを、作業者が更に
手動のダイヤル式スイッチ110を回転操作することで
確認し、これにより、排ガス測定のテストを行うように
した例を示す。
【0038】この場合、スケジューラ2は、排ガスのサ
ンプリングができるサンプリング状態に切り換わってい
ることを示す信号がスイッチ110から入力され、この
信号に基づいて、「無人運転」ボタンが押されることに
より、自動(無人)運転の状態になり、排ガス測定のテ
ストが行われる。
【0039】一方、作業者が手作業により、サンプリン
グ用バルブ102を閉じて排気管8cとサンプリング用
接続管13bを非連通させる一方、排気ダイレクト用バ
ルブ105を開いて排気管8cとダイレクト排気管21
aを連通させたことを、作業者が更に手動のダイヤル式
スイッチ110を前記サンプリング状態の場合とは反対
の方向に回転操作することで確認し、スケジューラ2
は、排ガスのサンプリングができない前記ダイレクト排
気状態に切り換わっていることを示す信号がスイッチ1
10から入力され、この信号に基づいて、「無人運転」
ボタンが押されても自動(無人)運転の状態にできない
ように指令を発する。
【0040】また、図12は、前記サンプリング用接続
管13bおよびダイレクト排気管21aがそれぞれ予め
排気管8cに接続されている場合において、ソレノイド
111を介して手動のダイヤル式スイッチ110とサン
プリング用バルブ102を連動させる一方、ソレノイド
112を介して手動のダイヤル式スイッチ110と排気
ダイレクト用バルブ105を連動させるよう構成した例
を示す。
【0041】すなわち、作業者がスイッチ110をサン
プリング状態に切換るための回転操作を行うと、サンプ
リング用バルブ102が開くようソレノイド111が作
動する一方、排気ダイレクト用バルブ105が閉じるよ
うソレノイド112が作動する。そして、リミットスイ
ッチ106がオンになる一方、リミットスイッチ107
はオフのままで、これらオン信号、オフ信号がスケジュ
ーラ2に信号として入力され、このに基づいて、「無人
運転」ボタンが押されることにより、自動(無人)運転
の状態になり、排ガス測定のテストが行われる。
【0042】一方、サンプリング用バルブ102を閉
じ、排気ダイレクト用バルブ105を開くと、前記ダイ
レクト排気状態に切り換わっていることを示す信号とし
てのオフ信号およびオン信号がそれぞれリミットスイッ
チ106および107から入力され、この信号に基づい
て、「無人運転」ボタンが押されても自動(無人)運転
の状態にできないように指令を発する。
【0043】以上、図10〜図12では、エンジン8b
とブロア17をオンにして希釈用空気Aによって希釈さ
れた排ガスGをガスサンプリング管18に導入している
ときに、作業者の手動操作により信号をスケジューラ2
に入力させる場合を示したが、サンプリング状態とダイ
レクト排気状態とに自動で切り換えられるサンプリング
/排気ダイレクト切換装置を設け、サンプリング/排気
ダイレクト切換装置に異常または故障が生じた場合(図
9のDで示すケース)、サンプリング/排気ダイレクト
切換装置からスケジューラ2に異常または故障が生じて
いることを示すアラーム信号を自動で入力させるように
構成してもよい。
【0044】すなわち、エンジン8bとブロア17をオ
ンにして希釈用空気Aによって希釈された排ガスGをガ
スサンプリング管18に導入しているときに、排ガス排
気装置21に異常または故障が生じた場合は、スケジュ
ーラ2にアラーム信号が入力され、このアラーム信号に
基づいて、大型表示パネル(大型表示器)10に例えば
「CVS」がアラーム表示されるように、つまり、大型
表示パネル10の画面に警告が表示できるように構成さ
れている。よって、例えば前記テストシーケンスの入力
を行う前にサンプリング/排気ダイレクト切換装置21
からスケジューラ2に入力される信号を確認し、アラー
ム表示された場合はシステムを動作させないことで危険
な状態を未然に防ぐことができる。また、サンプリング
/排気ダイレクト切換装置21の異常または故障をテス
ト前に予め検知するので、テストデータが無効になるこ
とを未然に防止できる。また、サンプリング/排気ダイ
レクト切換装置21が異常または故障しているので、
「無人運転」ボタン23が押されても自動(無人)運転
の状態にできないように構成されている。
【0045】更に、希釈用空気Aによって希釈された排
ガスGをガスサンプリング管18に導入してテストを行
っている最中にサンプリング/排気ダイレクト切換装置
21に異常または故障が生じて熱を持った排ガスSがダ
イレクト排気管21aに導入した場合、実行中のテスト
シーケンスを即時停止する処理がなされる。そして、以
後のテストシーケンスも中止される。これにより、熱を
持った排ガスSがダイレクト排気管21aを介して意図
しない場所へ流れて火災等を引き起こす事態を未然に防
止できる。
【0046】図14は、風力等で動かないように通常は
テスト室の床に設けた固定装置にロックされた状態で使
用されるエンジン冷却ファン9がロックされないままテ
スト室の前記床に設置された場合のソフトウェアによる
処理方法(図9のAで示すケース)と、エンジン冷却フ
ァン9に異常があった場合のソフトウェアによる処理方
法(図9のBで示すケース)を示す。なお、図9におい
て、○を付してある箇所が該当箇所である。
【0047】すなわち、この発明では、エンジン冷却フ
ァン9がロックされた状態では、固定装置に設けた例え
ばリミットスイッチがオンになっており、そのロック信
号(オン信号)が中継盤60を経てスケジューラ2に入
力されるが、エンジン冷却ファン9がロックされていな
い場合は、リミットスイッチがオフになっているので、
スケジューラ2にアラーム信号(オフ信号)が入力さ
れ、このアラーム信号に基づいて、大型表示パネル(大
型表示器)10に「エンジン冷却ファン」がアラーム表
示されるように、つまり、大型表示パネル10の画面に
警告が表示できるように構成されている。よって、例え
ば前記テストシーケンスの入力を行う前にエンジン冷却
ファン9からスケジューラ2に入力される信号を確認
し、アラーム表示された場合はシステムを動作させない
ことで危険な状態を未然に防ぐことができる。また、エ
ンジン冷却ファン9が固定されていないから、「無人運
転」ボタン23が押されても自動(無人)運転の状態に
できないように構成されている。なお、テスト中にエン
ジン冷却ファン9が固定装置から外れた場合、実行中の
テストシーケンスを即時停止する処理がなされる。そし
て、以後のテストシーケンスも中止される。
【0048】一方、エンジン冷却ファン9に異常または
故障があった場合も大型表示パネル10に「エンジン冷
却ファン」がアラーム表示されるとともに、実行中のテ
ストシーケンスを即時停止する処理がなされる。そし
て、以後のテストシーケンスも中止される。
【0049】図15は、テスト室の地下ピットに通じる
床に設けられた、作業者が出入り可能な点検口が閉まっ
ていない場合のソフトウェアによる処理方法(図9のC
で示すケース)を示す。
【0050】この場合、点検口付近に2接点の手動スイ
ッチを設け、例えば前記テストシーケンスの入力を行う
前に点検口からスケジューラ2に入力される信号が、点
検口が開いていることを示す開信号の場合は大型表示パ
ネル10に「点検中」がアラーム表示され、システムを
動作させないことで危険な状態を未然に防ぐことができ
る。そして、点検口が閉まっていないから、「無人運
転」ボタン23が押されても自動(無人)運転の状態に
できないように構成されている。この場合、2接点の手
動スイッチを設けたのは、点検口の開閉作業は人為的な
設定ミスが起こり易く、しかもまちがえば人命事故に連
なるからであり、前記手動スイッチの一方の接点は本来
の目的(点検口の開閉)に使用し、他方の接点はシステ
ムで検知する。
【0051】なお、テスト中に開信号を検知した場合
は、実行中のテストシーケンスを即時停止する処理がな
される。そして、以後のテストシーケンスも中止され
る。
【0052】図16は、テスト室の地下ピット内に漏水
があった場合のソフトウェアによる処理方法(図9のD
で示すケース)を示す。
【0053】この場合、例えば前記テストシーケンスの
入力を行う前に地下ピットからスケジューラ2に入力さ
れる信号が、地下ピット内に漏水があることを示すアラ
ーム信号の場合は大型表示パネル10に「地下ピット漏
水」がアラーム表示され、システムを動作させないこと
で危険な状態を未然に防ぐことができる。そして、地下
ピット内に漏水があるから、スケジューラ2から可能な
電源を落とす指令が発せられる用構成されいる。
【0054】なお、テスト中に地下ピット漏水のアラー
ム信号を検知した場合は、実行中のテストシーケンスを
即時停止する処理がなされる。そして、以後のテストシ
ーケンスも中止される。
【0055】図17は、CVS5の排気導入管の温度が
所定値をはみ出した場合のソフトウェアによる処理方法
(図9のEで示すケース)を示す。
【0056】この場合、例えば前記テストシーケンスの
入力を行う前に排気導入管からスケジューラ2に入力さ
れる信号が、温度アラーム信号の場合は大型表示パネル
10に「CVS」がアラーム表示され、システムを動作
させないことで危険な状態を未然に防ぐことができる。
【0057】なお、テスト中に温度アラーム信号を検知
した場合は、実行中のテストシーケンスを即時停止する
処理がなされる。そして、以後のテストシーケンスも中
止される。
【0058】図18は、テスト対象である自動車8のボ
ンネット開閉装置に異常があった場合のソフトウェアに
よる処理方法(図9のFで示すケース)を示す。
【0059】この場合、ボンネット開閉装置からスケジ
ューラ2に入力される信号がアラーム信号の場合は大型
表示パネル10に「ROBOT」がアラーム表示される
だけで、このアラーム表示が前記テストシーケンスの入
力を行う前に出ている場合はアラーム表示が消える処置
がなされる一方、アラーム表示がテスト中に出ている場
合は、テストは通常通り続行されるよう構成されるとと
もに、アラーム内容はスケジューラ2のデータベースに
記録されるよう構成されている。すなわち、ボンネット
開閉装置に異常があったことがログとして残される。
【0060】なお、図9から明らかなように、ボンネッ
ト開閉装置以外に、DAR、空調器、除湿装置について
も異常があった場合は、このことをスケジューラ2にロ
グとして残される。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、ス
ケジュール管理装置は、システム内の各機器や設備にお
いて異常または故障が生じた場合、前記各機器や前記設
備等に設けられた異常検知器や警報機などからのアラー
ム信号が入力され、その入力された信号に基づいて、発
生している異常または故障の内容を表示したり、異常等
を処理するための指令を発するなどの機能を備えている
ので、放置すれば事故になる可能性のある事象を検知し
てこれを未然に防止できるとともに、人為的な設定ミス
や前記各機器や前記設備等の異常または故障をテスト前
に予め検知してテストデータが無効になることを未然に
防止できる効果がある。
【0062】また、この発明は、熱を持った排ガスが意
図しない場所へ流れて火災等を引き起こすのを回避でき
るとともに、たとえ火災等を引き起こさなくても排ガス
測定に用いる排ガスがガスサンプリング部に導入されず
にテストデータが無効になってしまうのを回避できる効
果がある。
【0063】すなわち、この発明では無人運転する場合
は、排ガスの測定が主目的であるために、ダイレクト排
気状態のまま排ガス測定のテストを実行したのでは、そ
のテストの結果は全く無意味なものになってしまう。そ
のため、この発明では、サンプリング状態またはダイレ
クト排気状態のいずれに切り換わっているのかを作業者
が「無人運転」ボタンを押すときにスケジューラがチェ
ックすることで、このようなミスを未然に防止できる利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動車排ガス測定システムの構成の
一例を概略的に示す図である。
【図2】前記測定システムにおける主たるハード部分の
構成の一例を概略的に示す図である。
【図3】前記測定システムにおいて用いるスケジューラ
の機能を説明するための図である。
【図4】前記スケジューラの機能を説明するための図で
ある。
【図5】前記測定システムにおける電源投入に関するシ
グナルフローの一例を示す図である。
【図6】前記測定システムにおけるテストシーケンスに
関するシグナルフローの一例を示す図である。
【図7】前記テストシーケンスを説明するための図であ
る。
【図8】前記スケジューラによるテストモードの編集を
説明するための図である。
【図9】この発明の自動車排ガス測定システムにおける
各種のアラームシグナルと、アラームシグナルに基づい
たハードウェアによる処理内容およびソフトウェアによ
る処理内容を示す図である。
【図10】前記測定システム内において、サンプリング
状態とダイレクト排気状態とに手動で切り換えられるサ
ンプリング/排気ダイレクト切換装置の第1の例を示す
図である。
【図11】(A)は、前記測定システム内において、サ
ンプリング状態とダイレクト排気状態とに手動で切り換
えられるサンプリング/排気ダイレクト切換装置の第2
の例を示す図である。(B)は、前記測定システム内に
おいて、サンプリング状態とダイレクト排気状態とに手
動で切り換えられるサンプリング/排気ダイレクト切換
装置の第3の例を示す図である。
【図12】前記測定システム内において、サンプリング
状態とダイレクト排気状態とに手動で切り換えられるサ
ンプリング/排気ダイレクト切換装置の第4の例を示す
図である。
【図13】前記測定システム内におけるサンプリング/
排気ダイレクト切換装置からのアラーム信号フローを示
す図である。
【図14】前記測定システム内におけるエンジン冷却フ
ァンからのアラーム信号フローを示す図である。
【図15】前記測定システム内における地下ピットの点
検口からのアラーム信号フローを示す図である。
【図16】前記測定システム内における地下ピット内か
らのアラーム信号フローを示す図である。
【図17】前記測定システム内における排気導入管から
のアラーム信号フローを示す図である。
【図18】前記測定システム内におけるボンネット開閉
装置からのアラーム信号フローを示す図である。
【符号の説明】
1…自動車排ガス測定管理装置、2…スケジュール管理
装置、5…定容量サンプリング装置、6…シャシダイナ
モ装置、7…自動車自動運転装置、8…自動車、21…
サンプリング/排気ダイレクト切換装置、G…排ガス、
S…サンンプルガス。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャシダイナモ装置に搭載された自動車
    を走行モードにしたがって自動車自動運転装置によって
    走行させ、そのときに排出される排ガスを定容量サンプ
    リング装置によって採取し、この採取されたサンプルガ
    スをガス測定装置において測定し、その測定結果等を自
    動車排ガス測定管理装置において管理するようにした自
    動車排ガス測定システムにおいて、排ガス測定の設定お
    よびそのスケジューリング、および、システム内の各機
    器の電源のオン/オフ制御を司るスケジュール管理装置
    を設け、スケジュール管理装置と自動車排ガス測定管理
    装置との間で信号の授受を行えるように構成し、更に、
    前記スケジュール管理装置は、システム内の各機器や設
    備において異常または故障が生じた場合、前記各機器や
    前記設備等に設けられた異常検知器や警報機などからの
    アラーム信号が入力され、その入力された信号に基づい
    て、発生している異常または故障の内容を表示したり、
    異常等を処理するための指令を発するなどの機能を備え
    ていることを特徴とする自動車排ガス測定システム。
  2. 【請求項2】 前記スケジュール管理装置は、アラーム
    内容についてデータベースに記録する機能を備えている
    請求項1に記載の自動車排ガス測定システム。
  3. 【請求項3】 シャシダイナモ装置に搭載された自動車
    を走行モードにしたがって自動車自動運転装置によって
    走行させ、そのときに排出される排ガスを定容量サンプ
    リング装置によって採取し、この採取されたサンプルガ
    スをガス測定装置において測定し、その測定結果等を自
    動車排ガス測定管理装置において管理するようにした自
    動車排ガス測定システムにおいて、排ガス測定の設定お
    よびそのスケジューリング、および、システム内の各機
    器の電源のオン/オフ制御を司るスケジュール管理装置
    を設け、更に、前記スケジュール管理装置は、システム
    内のエンジン冷却ファンが固定装置にロックされていな
    い場合、固定装置から前記スケジュール管理装置にロッ
    クされていないことを示すアラーム信号が入力され、こ
    のアラーム信号に基づいて、エンジン冷却ファンが固定
    装置にロックされていないことを表示するとともに、
    「無人運転」ボタンが押されても自動(無人)運転の状
    態にできないように指令を発する機能を備えていること
    を特徴とする自動車排ガス測定システム。
  4. 【請求項4】 シャシダイナモ装置に搭載された自動車
    を走行モードにしたがって自動車自動運転装置によって
    走行させ、そのときに排出される排ガスを定容量サンプ
    リング装置によって採取し、この採取されたサンプルガ
    スをガス測定装置において測定し、その測定結果等を自
    動車排ガス測定管理装置において管理するようにした自
    動車排ガス測定システムにおいて、排ガス測定の設定お
    よびそのスケジューリング、および、システム内の各機
    器の電源のオン/オフ制御を司るスケジュール管理装置
    を設け、更に、前記スケジュール管理装置は、テスト室
    の地下ピットに通じる床に設けられた、作業者が出入り
    可能な点検口が開かれている場合、点検口から前記スケ
    ジュール管理装置に点検口が開いていることを示すアラ
    ーム信号が入力され、このアラーム信号に基づいて、発
    生している異常の内容を表示するとともに、「無人運
    転」ボタンが押されても自動(無人)運転の状態にでき
    ないように指令を発する機能を備えていることを特徴と
    する自動車排ガス測定システム。
  5. 【請求項5】 シャシダイナモ装置に搭載された自動車
    を走行モードにしたがって自動車自動運転装置によって
    走行させ、そのときに排出される排ガスを定容量サンプ
    リング装置によって採取し、この採取されたサンプルガ
    スをガス測定装置において測定し、その測定結果等を自
    動車排ガス測定管理装置において管理するようにした自
    動車排ガス測定システムにおいて、排ガス測定の設定お
    よびそのスケジューリング、および、システム内の各機
    器の電源のオン/オフ制御を司るスケジュール管理装置
    を設け、更に、前記スケジュール管理装置は、テスト室
    の地下ピット内に漏水がある場合、地下ピットから前記
    スケジュール管理装置に地下ピット内に漏水があること
    を示すアラーム信号が入力され、このアラーム信号に基
    づいて、発生している異常の内容を表示する機能を備え
    ていることを特徴とする自動車排ガス測定システム。
  6. 【請求項6】 シャシダイナモ装置に搭載された自動車
    を走行モードにしたがって自動車自動運転装置によって
    走行させ、そのときに排出される排ガスを定容量サンプ
    リング装置によって採取し、この採取されたサンプルガ
    スをガス測定装置において測定し、その測定結果等を自
    動車排ガス測定管理装置において管理するようにした自
    動車排ガス測定システムにおいて、排ガス測定の設定お
    よびそのスケジューリング、および、システム内の各機
    器の電源のオン/オフ制御を司るスケジュール管理装置
    を設け、更に、前記スケジュール管理装置は、前記定容
    量サンプリング装置の排気導入管の温度が所定値をはみ
    出している場合、排気導入管から前記スケジュール管理
    装置に排気導入管の温度異常を示すアラーム信号が入力
    され、このアラーム信号に基づいて、発生している異常
    の内容を表示する機能を備えていることを特徴とする自
    動車排ガス測定システム。
  7. 【請求項7】 シャシダイナモ装置に搭載された自動車
    を走行モードにしたがって自動車自動運転装置によって
    走行させ、そのときに排出される排ガスを定容量サンプ
    リング装置によって採取し、この採取されたサンプルガ
    スをガス測定装置において測定し、その測定結果等を自
    動車排ガス測定管理装置において管理するようにした自
    動車排ガス測定システムにおいて、排ガス測定の設定お
    よびそのスケジューリング、および、システム内の各機
    器の電源のオン/オフ制御を司るスケジュール管理装置
    を設け、更に、前記スケジュール管理装置は、自動車の
    ボンネット開閉装置に異常がある場合、ボンネット開閉
    装置から前記スケジュール管理装置の異常を示すアラー
    ム信号が入力され、このアラーム信号に基づいて、発生
    している異常の内容を表示する機能を備えていることを
    特徴とする自動車排ガス測定システム。
  8. 【請求項8】 シャシダイナモ装置に搭載された自動車
    を走行モードにしたがって自動車自動運転装置によって
    走行させ、そのときに排出される排ガスを定容量サンプ
    リング装置によって採取し、この採取されたサンプルガ
    スをガス測定装置において測定し、その測定結果等を自
    動車排ガス測定管理装置において管理するようにした自
    動車排ガス測定システムにおいて、排ガス測定の設定お
    よびそのスケジューリング、および、システム内の各機
    器の電源のオン/オフ制御を司るスケジュール管理装置
    を設けるとともに、排ガスをサンプリング用のブロア側
    へ送るサンプリング状態と排ガスを前記ブロア側へ送ら
    ずに排気するダイレクト排気状態とに手動で切り換えら
    れる排ガスのサンプリング/排気ダイレクト切換装置を
    システム内の排ガス流路に設け、更に、前記サンプリン
    グ/排気ダイレクト切換装置は、手動切換スイッチおよ
    び/またはリミットスイッチを有する一方、前記スケジ
    ュール管理装置は、前記サンプリング状態またはダイレ
    クト排気状態に切り換わっていることを示す信号が前記
    手動切換スイッチまたはリミットスイッチから入力さ
    れ、この信号に基づいて、排ガスのサンプリングができ
    ないダイレクト排気状態の場合には、「無人運転」ボタ
    ンが押されても自動(無人)運転の状態にできないよう
    に指令を発する機能を備えていることを特徴とする自動
    車排ガス測定システム。
  9. 【請求項9】 シャシダイナモ装置に搭載された自動車
    を走行モードにしたがって自動車自動運転装置によって
    走行させ、そのときに排出される排ガスを定容量サンプ
    リング装置によって採取し、この採取されたサンプルガ
    スをガス測定装置において測定し、その測定結果等を自
    動車排ガス測定管理装置において管理するようにした自
    動車排ガス測定システムにおいて、排ガス測定の設定お
    よびそのスケジューリング、および、システム内の各機
    器の電源のオン/オフ制御を司るスケジュール管理装置
    を設けるとともに、前記スケジュール管理装置からの指
    令により排ガスをサンプリング用のブロア側へ送るサン
    プリング状態と排ガスを前記ブロア側へ送らずに排気す
    るダイレクト排気状態とに自動で切り換えられる排ガス
    のサンプリング/排気ダイレクト切換装置をシステム内
    の排ガス流路に設け、更に、前記スケジュール管理装置
    は、前記サンプリング/排気ダイレクト切換装置に異常
    または故障が生じた場合、前記サンプリング/排気ダイ
    レクト切換装置から前記スケジュール管理装置に異常ま
    たは故障が生じていることを示すアラーム信号が入力さ
    れ、このアラーム信号に基づいて、前記サンプリング/
    排気ダイレクト切換装置に異常または故障が生じている
    ことを表示するとともに、「無人運転」ボタンが押され
    ても自動(無人)運転の状態にできないように指令を発
    する機能を備えていることを特徴とする自動車排ガス測
    定システム。
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