JPH10308190A - 両面発光形蛍光表示管 - Google Patents

両面発光形蛍光表示管

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JPH10308190A
JPH10308190A JP9118068A JP11806897A JPH10308190A JP H10308190 A JPH10308190 A JP H10308190A JP 9118068 A JP9118068 A JP 9118068A JP 11806897 A JP11806897 A JP 11806897A JP H10308190 A JPH10308190 A JP H10308190A
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操市 新屋
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光持 見通
Hiroyuki Wada
博之 和田
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    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
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    • H01J29/92Means forming part of the tube for the purpose of providing electrical connection to it

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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】両面発光形蛍光表示管の外部端子を減らし、外
囲器を小さくする。 【解決手段】両面発光形蛍光表示管1は陽極基板2と前
面板20と側面板40からなる外囲器を有する。陽極基板2
上には陽極11がある。前面板20上には陽極25がある。外
囲器内には陰極30とグリッド12,26 がある。両陽極は前
面板側から観察する。外部端子50は、第1部分51と、略
「く」字状に成形された第2部分52を有する。第1部分
51は外囲器の封着部で挟持封着され、第2部分52は外囲
器内に撓んだ状態で収納される。角部53は、基板側端子
5に固定され、第2部分52の先端54は前面板側端子22に
当接する。駆動時には、外部端子50に所定のサイクルで
駆動信号を与え、各陽極に対応したグリッド12,26 をそ
れぞれ独立に駆動し、各陽極11,25 をそれぞれ選択的に
発光駆動させる。両陽極を共通接続しているので外部端
子の本数が減り、外囲器の外形を従来よりもコンパクト
にできた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外囲器の両面で発
光表示が行なわれる両面発光形蛍光表示管の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】外囲器の基板側と、これに対面する前面
板側にそれぞれ発光表示部を設けた両面発光形蛍光表示
管が知られている。この両面発光形蛍光表示管として
は、外囲器の前面板の側から2つの発光表示部を観察す
るタイプのものや、前面板側から前面板側の発光表示部
を観察するとともに基板側から基板側の発光表示部を観
察するタイプのものが知られている。
【0003】両面発光形蛍光表示管100の断面図を図
3(a)に示す。両面発光形蛍光表示管100は、ガラ
ス製の陽極基板101と前面板102と側面板103を
組み立ててなる箱形の外囲器を有している。陽極基板1
01の内面には図示しない発光表示部が形成されてい
る。陽極基板101側の発光表示部の発光は、前面板1
02の外側から前面板102を通して観察する。透光性
を有する前面板102の内面には図示しない発光表示部
が形成されている。前面板102側の発光表示部の発光
は、前面板102の外側から前面板102を通して観察
する。
【0004】陽極基板101の内面には、陽極基板10
1側の発光表示部に接続された基板側端子104があ
る。前面板102の内面には、前面板102側の発光表
示部に接続された前面板側端子105がある。前記基板
側端子104と前記前面板側端子105には、複数本の
外部端子106,107が設けられている。前記外部端
子のうち、基板側端子104に接続される外部端子10
6は、図3(c)に示すように基板101を下側とすれ
ば下向きに折曲して“へ”字形に成形されている。前面
板側端子105に接続される外部端子107は、図3
(b)に示すようにほぼ直角に上向きとなるように折曲
し、“く”字形に成形されている。なお、図3(a)に
おいては、形状の異なる2種類の外部端子106,10
7が紙面に垂直な方向に並んでおり、一部が重なって表
現されている。
【0005】前記外部端子106,107は、外囲器の
封着部分に挟持固定され、この封着部分を気密に貫通し
て外囲器の外側に導出されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来の
両面発光形蛍光表示管においては、基板側と前面板側の
各端子部をそれぞれ構造の異なる別々の外部端子に接続
して外囲器外に導出する構造であるため、外部リードを
2種類用意し、しかもその本数が多いという問題があっ
た。即ち前述の構造では、陽極基板101側の各基板側
端子104と、前面板102側の各前面板側端子105
のそれぞれに、外部端子を個々に接続して外囲器外に引
き出しているので、外部端子の種類は端子の位置に合わ
せて2種類必要であり、またその本数は2種類の端子1
04,105の合計個数分が必要になる。
【0007】このように、従来の両面発光形蛍光表示管
においては、外部端子の本数が多くなるので、表示面積
に係わらず外囲器の寸法を大きくしなければならなかっ
た。外囲器の寸法を表示面積に適合した標準的なサイズ
にしようとすれば、本数の多い外部端子の配設ピッチを
小さくしなければならず、これによって製造技術上の困
難が生じ、製造コストが上昇してしまう。
【0008】また、従来の両面発光形蛍光表示管におい
ては、種類の異なる外部端子が混在していたため、プレ
ス工程においては金型の調整が難しく、組み立て工程に
おいては外囲器内の各端子との位置合わせが困難であっ
た。
【0009】本発明は、前面板と基板と側面板を組合せ
て構成した外囲器を有する両面発光形蛍光表示管におい
て、外部端子の種類と本数を減らし、外囲器の外形を従
来よりもコンパクトにすることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された両
面発光形蛍光表示管は、互いに対面する基板と前面板の
間に枠状の側面板を封着した外囲器を有し、前記基板の
内面には基板側発光表示部と前記基板側発光表示部に接
続された基板側端子を有し、前記前面板の内面には前面
板側発光表示部と前記前面板側発光表示部に接続された
前面板側端子とを有する両面発光形蛍光表示管におい
て、前記基板又は前記前面板の一方と前記側面板との間
で挟持封着され、前記外囲器の内部において前記基板側
端子及び前記前面板側端子に接触する複数の外部端子を
備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2に記載された両面発光形蛍光表示
管は、請求項1記載の両面発光形蛍光表示管において、
前記外部端子が、前記基板又は前記前面板の一方と前記
側面板との間で挟持封着される第1部分と、前記外囲器
内において前記第1部分に対して所定の角度をもって連
続して形成された第2部分とを有し、前記第1部分と前
記第2部分の角部が前記基板側端子又は前記前面板側端
子の一方に接続され、前記第2部分の先端が前記基板側
端子又は前記前面板側端子の他方に接続されたことを特
徴としている。
【0012】請求項3に記載された両面発光形蛍光表示
管は、請求項2記載の両面発光形蛍光表示管において、
前記第2部分がばね性を有する形状に成形されているこ
とを特徴としている。
【0013】請求項4に記載された両面発光形蛍光表示
管は、請求項1記載の両面発光形蛍光表示管において、
前記外囲器の内部には、電子を放出する陰極と、前記陰
極から放出された電子を制御して前記基板側発光表示部
に射突させる基板側制御電極と、前記陰極から放出され
た電子を制御して前記前面板側発光表示部に射突させる
前面板側制御電極とが設けられ、前記外部端子を所定の
サイクルで駆動するとともに前記サイクルに同期したタ
イミングで前記基板側制御電極と前記前面板側制御電極
に選択信号を付与することにより前記基板側制御電極と
前記前面板側制御電極を発光駆動するように構成された
ことを特徴としている。
【0014】請求項5に記載された両面発光形蛍光表示
管は、互いに対面する基板と前面板の間に枠状の側面板
を封着した外囲器を有し、前記基板の内面には配線パタ
ーンと前記配線パターンに接続された基板側端子と前記
配線パターンを覆う絶縁層と前記絶縁層上に設けられて
前記配線パターンに接続される陽極導体と前記陽極導体
上に設けられる蛍光体層と前記蛍光体層から所定間隔離
れて設けられる基板側制御電極とを有し、前記前面板の
内面には配線パターンと前記配線パターンに接続された
前面板側端子と前記配線パターンに接続された透光性の
陽極導体と前記陽極導体上に設けられる蛍光体層と前記
蛍光体層から所定間隔離れて設けられる前面板側制御電
極とを有し、前記基板と前記前面板での前記各蛍光体層
の発光を前記前面板を通して観察するように構成された
両面発光形蛍光表示管において、前記基板又は前記前面
板の一方と前記側面板との間で挟持封着され、前記外囲
器の内部において前記基板側端子及び前記前面板側端子
に当接する複数の外部端子を備えたことを特徴とする。
【0015】請求項6に記載された両面発光形蛍光表示
管は、互いに対面する基板と前面板の間に枠状の側面板
を封着した外囲器を有し、前記基板の内面には配線パタ
ーンと前記配線パターンに接続された基板側端子と前記
配線パターンに接続された透光性の陽極導体と前記陽極
導体上に設けられる蛍光体層と前記蛍光体層から所定間
隔離れて設けられる基板側制御電極とを有し、前記前面
板の内面には配線パターンと前記配線パターンに接続さ
れた前面板側端子と前記配線パターンに接続された透光
性の陽極導体と前記陽極導体上に設けられる蛍光体層と
前記蛍光体層から所定間隔離れて設けられる前面板側制
御電極とを有し、前記基板での前記蛍光体層の発光は前
記基板を通して観察され、前記前面板での前記各蛍光体
層の発光は前記前面板を通して観察されるように構成さ
れた両面発光形蛍光表示管において、前記基板又は前記
前面板の一方と前記側面板との間で挟持封着され、前記
外囲器の内部において前記基板側端子及び前記前面板側
端子に当接する複数の外部端子を備えたことを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例である
両面発光形蛍光表示管1を図1及び図2を参照して説明
する。図1に示すように、ガラス製の陽極基板2の上に
は、Al薄膜の配線パターン4と基板側端子5がある。
配線パターン4と基板側端子5は接続されている。配線
パターン4上には、スルホール6を有する黒色の絶縁層
7がある。絶縁層7のスルホール6上には陽極導体9が
あり、スルホール6に充填された導電材を介して配線パ
ターン4と接続されている。陽極導体9上には蛍光体層
10があり、発光表示部としての陽極11が構成されて
いる。陽極11の上方には所定間隔をおいて陽極基板側
制御電極としてのメッシュグリッド12が配設される。
【0017】透光性を有するガラス等から成る前面板2
0の内面には、配線パターン21と、前面板側端子22
がある。配線パターン21と前面板側端子22は接続さ
れている。さらに前面板20の内面には、配線パターン
21に接続された透光性を有する陽極導体23と、陽極
導体23上に設けられた蛍光体層24からなる発光表示
部としての陽極25が構成されている。陽極25の上方
(図中下方)には所定間隔をおいて前面板側制御電極と
してのメッシュグリッド26が配設される。外囲器内に
は、メッシュグリッド12,26の間にフィラメント状
の陰極30が張設されている。
【0018】前記基板側端子5と前記前面板側端子22
には、複数本の外部端子50が設けられている。前記外
部端子50は42−6合金(42%Ni、6%Cr、残
部Fe等)等の金属部材をプレス成形によって折り曲げ
て形成した部材である。外部端子50は、細長く平たい
棒板状の第1部分51と、第1部分51に対して所定の
角度で折り曲げて形成された第2部分52とを有してい
る。第2部分52は略「く」字状に成形されており、ば
ね性を有している。
【0019】第1部分51は陽極基板2と側面板40と
の間で挟持封着され、第2部分52は外囲器内において
陽極基板2と前面板20の間に撓んだ状態で収納され
る。第1部分51と第2部分52の角部53は、第2部
分52のばね性によって基板側端子5に確実に当接し、
かつ導電性のペーストにフリットガラスを混合した融着
端子ペーストや導電性ペーストである中付けペースト等
により確実に固定・接続されている。第2部分52のば
ね性により、第2部分52の先端54は前面板側端子2
2に当接し、確実な電気的接続を得ている。先端54を
端子22に当接させるだけでなく、前記導電性の融着端
子ペーストや導電性の中付けペーストで接着することに
より、より確実な電気的接続を得てもよい。
【0020】陽極基板2と前面板20は、側面板40を
間に挟んで封着材8によって封着され、箱形の外囲器が
構成されている。外部端子50は、外囲器の陽極基板2
側の封着部分を気密に貫通して外囲器の外に導出されて
いる。
【0021】次に、前記両面発光形蛍光表示管1の製造
工程を説明する。 (1)陽極基板2の製造工程(図1参照) ガラス製の陽極基板2上に、フォトリソの手法によ
りAl薄膜で配線パターン4と基板側端子5を形成す
る。 前記配線パターン4上に、スルホール6を有する黒
色の絶縁層7を印刷法で形成する。この絶縁層7は、発
光表示のコントラストを向上させるための黒色の背景と
なる。また、絶縁層7の形成とともに基板3の周囲に封
着材8を印刷する。これらを焼成して下地に固着させ
る。
【0022】 前記絶縁層7のスルホール6上に、黒
鉛からなる所定パターンの陽極導体9を印刷法で形成
し、スルホール6を介して前記配線パターン4と接続す
る。この陽極導体9も焼成して下地に固着させる。
【0023】 前記陽極導体9上に印刷法によって蛍
光体層10を形成し、これを焼成・固着させて陽極11
を構成する。 前記陽極11の上方に所定間隔をおいてメッシュグ
リッド12を配設する。このメッシュグリッド12は、
前記基板3上に設けたグリッド用の配線に導電性接着材
で接続する。この導電性接着材を印刷法で形成するとき
に、端子5にも導電性接着材を印刷する。
【0024】(2)前面板20の製造工程(図1参照) 透光性を有するガラス等から成る前面板20の内面
に、配線パターン21と、前面板側端子22と、透光性
を有する陽極導体23を形成する。これらはフォトリソ
の手法によりAl薄膜で形成する。配線パターン21は
約30μmの幅とし、陽極導体23はメッシュ状にして
透光性をもたせる。
【0025】 前記陽極導体23上に蛍光体層24を
形成し、陽極25を構成する。蛍光体の被着には印刷法
や電着法が採用しうる。 前記陽極25の上方に所定間隔をおいてメッシュグ
リッド26を配設する。このメッシュグリッド26は、
前記前面板20上に設けたグリッド用の配線に導電性接
着材で接続する。このメッシュグリッド用の導電性接着
材をスクリーン印刷法で形成する時に端子22上にも導
電性接着材を被着させる。
【0026】(3)スペーサフレーム60の製造工程
(図2参照) 一対のカソード支持体61,61は、各々の各一端
部間を接続バー62によって連結されている。各カソー
ド支持体61の各他端部間にはフレーム材63が設けら
れている。フレーム材63には、各カソード支持体61
と前記外部端子50が設けられている。
【0027】 前記カソード支持体61,61間にフ
ィラメント状の陰極30を所定の張力を与えた状態で溶
接固定する。
【0028】(4)組立て・面付け工程(図1及び図2
参照) 前記陽極基板2の上に前記スペーサフレーム60を位置
合わせし、外部端子50の角部53を基板側端子5上に
当接させる。なお、この基板側端子5には予め融着端子
ペーストや中付けペーストを塗布しておく。
【0029】前記スペーサフレーム60の上に、四枚の
ガラス板を枠状に接着成形した枠状の側面板40を載せ
る。さらに、この側面板40の上に前記前面板20を位
置合わせして載置し、外部端子50の第2部分52の先
端54を前面板側端子22に当接させる。この際、第2
部分52が若干撓むことにより、角部53と基板側端子
5及び先端54と前面板側端子22がそれぞれ確実に接
触するように寸法・形状等を設定しておく。又、前面板
側端子22には、予め導電性を有する中付けペーストを
塗布しておいてもよい。
【0030】前述したように互いに位置合わせして組立
てた陽極基板2と側面板40と前面板20を、適当な治
具を用いて上下から押圧しながらCO2 ガス雰囲気中で
約450℃に加熱し、互いに封着する。
【0031】以上の構成になる本例の両面発光形蛍光表
示管1によれば、陽極基板2側の陽極11と、前面板2
0側の陽極25とを、共通の外部端子50によって共通
に接続して外囲器の外部に引き出している。よって、駆
動時には、陽極基板2側の陽極11と前面板20側の陽
極25には同時に駆動信号が与えられるので、各陽極1
1,25に所望の表示を行わせるには、各陽極11,2
5を一連のサイクルでダイナミック駆動する。即ち、外
部端子50に所定のサイクルで駆動信号を与えるととも
に、各陽極に対応したメッシュグリッド12,26をそ
れぞれ独立に駆動し、各陽極11,25をそれぞれ選択
的に発光駆動させる。なお、この表示管においては、各
陽極11,25による発光表示は前面板20を通して観
察される。
【0032】以上の構成になる本例の両面発光形蛍光表
示管1によれば、陽極基板2側の陽極11に接続された
端子5と、前面板20側の陽極25に接続された端子2
2とを、共通の外部端子50によって共通に接続して外
囲器の外部に引き出している。このため、従来の技術で
説明した構造、即ち陽極基板側の端子と前面板側の端子
をそれぞれ独立に引き出す構造に比べ、外囲器の外側に
並ぶ外部端子の数を半分にすることができた。よって外
部端子の配設ピッチを小さくする必要もなく、外囲器の
寸法は表示面積に適合した標準的なサイズにすることが
できる。また、従来の両面発光形蛍光表示管と異なり、
外部端子の形状は1種類であり、形状の異なる複数種類
の外部端子を用意する必要がないので、プレス工程や組
み立て工程における技術上の困難性が解消された。この
ように、本例によれば、前面板と基板と側面板を組合せ
て構成した外囲器を有する両面発光形蛍光表示管におい
て、外部端子の種類と本数を減らし、外囲器の外形を従
来よりもコンパクトにすることができた。
【0033】以上説明した例によれば、スペーサフレー
ム60を陽極基板2と側面板40の間に挟んでいたが、
前面板20と側面板40の間に挟む構成とすることもで
きる。また、前記例にて説明した両面発光形蛍光表示管
は、外囲器の前面板20の側から2つの発光表示部を観
察するタイプのものであったが、本発明の外部端子の構
造は、外囲器の両面から各発光表示部をそれぞれ観察す
るタイプの両面発光形蛍光表示管にも適用可能である。
即ち、図1において、陽極基板2側の陽極を、前面板2
0側の陽極と同一の構造とすれば、陽極基板2側の陽極
は陽極基板2の外側から陽極基板2を通して観察され、
前面板20側の陽極は前面板20の外側から前面板20
を通して観察される構造になるが、このような構造の両
面発光形蛍光表示管に対しても本発明は適用できる。
【0034】
【発明の効果】本発明の両面発光形蛍光表示管によれ
ば、基板側の発光表示部に接続された端子と、前面板側
の発光表示部に接続された端子を、共通の外部端子によ
って共通に接続して外囲器の外部に引き出している。従
って、本発明によれば次のような効果が得られる。
【0035】(1)基板側の発光表示部と前面板側の発
光表示部を外囲器内で接続することができるので、外部
端子の数を従来よりも大幅に減らすことができる。
【0036】(2)(1)により、表示面積に関係なく
外囲器を大きくする必要がなくなり、外囲器の寸法を従
来よりも小さくすることができる。
【0037】(3)従来のように外部端子の数が多い場
合には外囲器の寸法を小さくするために外部端子のピッ
チを小さくする必要があったが、(1)によりその必要
がなくなり、製造コストの上昇が抑えられた。
【0038】(4)外部端子の種類が1種類でよいの
で、外部端子を成形する金型の調整が容易になり、製造
工程における外部端子と外囲器内の端子との位置合わせ
が容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例である両面発光形蛍
光表示管の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例である両面発光形蛍
光表示管の製造工程における基板及びスペーサフレーム
の平面図である。
【図3】(a)は従来の両面発光形蛍光表示管の断面図
である。(b)は従来の外部端子の側面図である。
(c)は従来の外部端子の側面図である。
【符号の説明】
1 両面発光形蛍光表示管 2 基板としての陽極基板 4,21 配線パターン 5 基板側端子 7 絶縁層 9,23 陽極導体 10,24 蛍光体層 12,26 制御電極としてのメッシュグリッド 20 前面板 22 前面板側端子 30 陰極 40 側面板 50 外部端子 51 第1部分 52 第2部分 53 角部 54 先端
フロントページの続き (72)発明者 野口 和重 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対面する基板と前面板の間に枠状
    の側面板を封着した外囲器を有し、前記基板の内面には
    基板側発光表示部と前記基板側発光表示部に接続された
    基板側端子を有し、前記前面板の内面には前面板側発光
    表示部と前記前面板側発光表示部に接続された前面板側
    端子とを有する両面発光形蛍光表示管において、 前記基板又は前記前面板の一方と前記側面板との間で挟
    持封着され、前記外囲器の内部において前記基板側端子
    及び前記前面板側端子に接触する複数の外部端子を備え
    たことを特徴とする両面発光形蛍光表示管。
  2. 【請求項2】 前記外部端子は、前記基板又は前記前面
    板の一方と前記側面板との間で挟持封着される第1部分
    と、前記外囲器内において前記第1部分に対して所定の
    角度をもって連続して形成された第2部分とを有し、前
    記第1部分と前記第2部分の角部が前記基板側端子又は
    前記前面板側端子の一方に接続され、前記第2部分の先
    端が前記基板側端子又は前記前面板側端子の他方に接続
    された請求項1記載の両面発光形蛍光表示管。
  3. 【請求項3】 前記第2部分がばね性を有する形状に成
    形されている請求項2記載の両面発光形蛍光表示管。
  4. 【請求項4】 前記外囲器の内部には、電子を放出する
    陰極と、前記陰極から放出された電子を制御して前記基
    板側発光表示部に射突させる基板側制御電極と、前記陰
    極から放出された電子を制御して前記前面板側発光表示
    部に射突させる前面板側制御電極とが設けられ、前記外
    部端子を所定のサイクルで駆動するとともに前記サイク
    ルに同期したタイミングで前記基板側制御電極と前記前
    面板側制御電極に選択信号を付与することにより前記基
    板側制御電極と前記前面板側制御電極を発光駆動するよ
    うに構成された請求項1記載の両面発光形蛍光表示管。
  5. 【請求項5】 互いに対面する基板と前面板の間に枠状
    の側面板を封着した外囲器を有し、前記基板の内面には
    配線パターンと前記配線パターンに接続された基板側端
    子と前記配線パターンを覆う絶縁層と前記絶縁層上に設
    けられて前記配線パターンに接続される陽極導体と前記
    陽極導体上に設けられる蛍光体層と前記蛍光体層から所
    定間隔離れて設けられる基板側制御電極とを有し、前記
    前面板の内面には配線パターンと前記配線パターンに接
    続された前面板側端子と前記配線パターンに接続された
    透光性の陽極導体と前記陽極導体上に設けられる蛍光体
    層と前記蛍光体層から所定間隔離れて設けられる前面板
    側制御電極とを有し、前記基板と前記前面板での前記各
    蛍光体層の発光を前記前面板を通して観察するように構
    成された両面発光形蛍光表示管において、 前記基板又は前記前面板の一方と前記側面板との間で挟
    持封着され、前記外囲器の内部において前記基板側端子
    及び前記前面板側端子に当接する複数の外部端子を備え
    たことを特徴とする両面発光形蛍光表示管。
  6. 【請求項6】 互いに対面する基板と前面板の間に枠状
    の側面板を封着した外囲器を有し、前記基板の内面には
    配線パターンと前記配線パターンに接続された基板側端
    子と前記配線パターンに接続された透光性の陽極導体と
    前記陽極導体上に設けられる蛍光体層と前記蛍光体層か
    ら所定間隔離れて設けられる基板側制御電極とを有し、
    前記前面板の内面には配線パターンと前記配線パターン
    に接続された前面板側端子と前記配線パターンに接続さ
    れた透光性の陽極導体と前記陽極導体上に設けられる蛍
    光体層と前記蛍光体層から所定間隔離れて設けられる前
    面板側制御電極とを有し、前記基板での前記蛍光体層の
    発光は前記基板を通して観察され、前記前面板での前記
    各蛍光体層の発光は前記前面板を通して観察されるよう
    に構成された両面発光形蛍光表示管において、 前記基板又は前記前面板の一方と前記側面板との間で挟
    持封着され、前記外囲器の内部において前記基板側端子
    及び前記前面板側端子に当接する複数の外部端子を備え
    たことを特徴とする両面発光形蛍光表示管。
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