JP2559552Y2 - 両面発光形蛍光表示管 - Google Patents

両面発光形蛍光表示管

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JP2559552Y2
JP2559552Y2 JP1992080061U JP8006192U JP2559552Y2 JP 2559552 Y2 JP2559552 Y2 JP 2559552Y2 JP 1992080061 U JP1992080061 U JP 1992080061U JP 8006192 U JP8006192 U JP 8006192U JP 2559552 Y2 JP2559552 Y2 JP 2559552Y2
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front plate
wiring pattern
substrate
display tube
fluorescent display
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博明 川崎
弘 桜田
俊一 成島
正 岩佐
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、外囲器の両面で発光表
示が行なわれる両面発光形蛍光表示管の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】外囲器の基板側と、これに対面する前面
板側にそれぞれ発光表示部を設け、両発光表示部の発光
を前面板の側から観察する蛍光表示管が知られている。
この種の蛍光表示管は、例えば特公昭56−11988
号公報にも記載されているが、その前面板は図5に示す
ように平底船形状の成形フロント100が多く、基板1
01側に導く配線パターン102を成形フロントの内面
にITOで設けることができた。
【0003】しかしながら、前記成形フロント100は
成形用の型を作らねばならなかったのでコストが高いと
いう問題点があり、このため現在では前面板に枠状の側
面板を組み合わせた組立てフロントが用いられるように
なっている。組立てフロントの場合は、成形フロントの
ような配線の形成方法は困難であり、特開昭59−11
1239号公報にも記載され、図6にも示すように、前
面板200と基板201両面にそれぞれ配線を出し、各
々外部端子202,203を取り付けていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】組立てフロント構造の
外囲器において前面板と基板の両側に外部端子を設ける
従来の蛍光表示管によれば、その外部端子の構造に応じ
て次のような問題点があった。 (1)前面板側と基板側の両面ともに金属製の外部端子
を用い、それぞれ外囲器の封着部を貫通させる場合。 外囲器内の端子部にばね接触する金属製の外部端子
と、封着前の外囲器とを組み立てる時、外部端子を基板
上に載置してから前面板を載せると、前面板を通して端
子部の先端が見にくいため、外部端子の端部と前面板の
端子部の位置合わせが困難であった。 外部端子が貫通する封着部が2つの部分になるた
め、リーク不良の発生する確率が高まる。
【0005】(2)外囲器を封着した後、外部端子を外
付けする場合。 外部端子を外付けするための端子部を、外囲器の外
側の基板上及び前面板上に設けなければならない。この
ため外囲器が大きくなり、表示密度が低下し、小さな蛍
光表示管ができない。 基板と前面板が外囲器の外側である側面板よりも外
側に突出しているので、輸送途中等において当該部分が
破損しやすい。
【0006】本考案は、前面板と基板と側面板を組合せ
て構成した外囲器を有する両面発光形蛍光表示管におい
て、多数の外部端子を前面板又は基板の一方の封着部に
集めて一列に並設できるようにすることを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の両面発
光形蛍光表示管は、互いに対面する基板と前面板の間に
枠状の側面板を封着した外囲器を有し、前記基板の内面
には配線パターンと前記配線パターンに接続された基板
側端子と前記配線パターンを覆う絶縁層と前記絶縁層上
に設けられて前記配線パターンに接続される陽極導体と
前記陽極導体上に設けられる蛍光体層と前記蛍光体層か
ら所定間隔離れて設けられるメッシュグリッドとを有
し、前記前面板の内面には配線パターンと前記配線パタ
ーンに接続された前面板側端子と前記配線パターンに接
続された透光性の陽極導体と前記陽極導体上に設けられ
る蛍光体層と前記蛍光体層から所定間隔離れて設けられ
るメッシュグリッドとを有し、前記基板と前記前面板で
の前記各蛍光体層の発光を前記前面板を通して観察する
ように構成された両面発光形蛍光表示管において、前記
基板と前記側面板との間で挟持封着される複数の外部端
子を備え、前記外囲器の内部において前記外部端子の一
部は前記基板側端子に当接し、他の一部は折曲されて前
記前面板側端子に当接することを特徴としている。
【0008】
【0009】
【作用】外囲器内における外部端子の形状は、基板側又
は前面側のいずれに接続されるかに応じて互いに異なる
適した形状に定められているので、すべての外部端子を
基板又は前面板の一方と側面板との間に挟持させて一列
に並べることができる。
【0010】
【実施例】図1〜図3を参照し、本考案の一実施例であ
る両面発光形蛍光表示管1を、その製造工程に従って説
明する。 (1)陽極基板2の製造工程(図1参照) ガラス製の基板3上に、フォトリソの手法によりA
l薄膜で配線パターン4と基板側端子5を形成する。 前記配線パターン4上に、スルホール6を有する黒
色の絶縁層7を印刷法で形成する。この絶縁層7は、発
光表示のコントラストを向上させるための黒色の背景と
なる。また、絶縁層7の形成とともに基板3の周囲に封
着材8を印刷する。これらを焼成して下地に固着させ
る。
【0011】 前記絶縁層7のスルホール6上に、黒
鉛からなる所定パターンの陽極導体9を印刷法で形成
し、スルホール6を介して前記配線パターン4と接続す
る。この陽極導体9も焼成して下地に固着させる。
【0012】 前記陽極導体9上に印刷法によって蛍
光体層10を形成し、これを焼成・固着させて陽極11
を構成する。 前記陽極11の上方に所定間隔をおいてメッシュグ
リッド12を配設する。このメッシュグリッド12は、
前記基板3上に設けたグリッド用の配線に導電性接着材
で接続する。
【0013】(2)前面板20の製造工程(図1参照) 透光性を有するガラス等から成る前面板20の内面
に、配線パターン21と、前面板側端子22と、透光性
を有する陽極導体23を形成するこれらはフォトリソの
手法によりAl薄膜で形成する。配線パターン21は約
30μmの幅とし、陽極導体23はメッシュ状にして透
光性をもたせる。
【0014】 前記陽極導体23上に蛍光体層24を
形成し、陽極25を構成する。蛍光体の被着には印刷法
や電着法が採用しうる。 前記陽極25の上方に所定間隔をおいてメッシュグ
リッド26を配設する。このメッシュグリッド26は、
前記前面板20上に設けたグリッド用の配線に導電性接
着材で接続する。
【0015】(3)スペーサフレーム30の製造工程
(図2及び図3参照) 一対のカソード支持体31,31は、各々の各一端
部間を接続バー32によって連結されている。各カソー
ド支持体31の各他端部間にはフレーム材33が設けら
れている。フレーム材33には、各カソード支持体31
と前記基板側端子5と前記前面板側端子22に接続され
る複数本の外部端子34,35が設けられている。前記
外部端子のうち、基板側端子5に接続される外部端子3
4は、図3(a)に示すように基板3を下側とすれば下
向きに折曲して“へ”字形に成形する。前面板側端子に
接続される外部端子35は、図3(b)に示すようにほ
ぼ直角に上向きとなるように折曲し、“く”字形に成形
する。
【0016】 前記カソード支持体31,31間にフ
ィラメント状のカソード36を所定の張力を与えた状態
で溶接固定する。
【0017】(4)組立て・面付け工程(図1及び図2
参照) 前記陽極基板2の上に前記スペーサフレーム30を位置
合わせし、下向きに成形された外部端子34の先端を基
板側端子5上に当接させる。なお、この基板側端子5に
導電性接着材を塗布しておいてもよい。
【0018】前記スペーサフレーム30の上に、四枚の
ガラス板を枠状に接着成形した枠状の側面板40を載せ
る。さらに、この側面板40の上に前記前面板20を位
置合わせして載置し、上向きに成形された外部端子35
の先端を前面板側端子22に当接させる。
【0019】前述したように互いに位置合わせして組立
てた陽極基板2と側面板40と前面板20を、適当な治
具を用いて上下から押圧しながらCO2 ガス雰囲気中で
約450℃に加熱し、互いに封着する。
【0020】以上の各工程を経て製造された両面発光形
蛍光表示管1によれば、すべての外部端子34,35は
側面板40と基板3の間の封着部のみから導出されて一
列に並んでいる。そして、外囲器内では、外部端子3
4,35の端部は適当な角度及び形状に折曲成形されて
ばね性を有しているので、基板側端子5又は前面板側端
子22にそれぞれ確実に接触している。なお、この表示
管においては、各陽極11,25による発光表示は前面
板20を通して観察される。
【0021】以上説明した本考案の一実施例によれば、
スペーサフレーム30を基板3と側面板40の間に挟ん
でいたが、前面板20と側面板40の間に挟む構成とす
ることもできる。また、一実施例で説明した外部端子3
4,35の外囲器内の形状は一例であり、例えば図4に
示すように折り曲げ角度等の形状を適宜に変更して、端
子部に当接する時のばね性を調整してもよい。
【0022】
【考案の効果】本考案は、基板側の発光部分と前面板側
の発光部分を前面板側から観察するタイプの両面発光形
蛍光表示管において、次のような効果が得られる。 (1)本考案の両面発光形蛍光表示管は外部端子が一か
所の封着部から一列に並んで突出しているので、駆動回
路を配設したPCBに実装するのが容易である。 (2)外部端子の位置が従来の片面発光形の蛍光表示管
と同じなので、製造工程において製造装置・検査装置等
を共用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一製造工程における断面図
である。
【図2】本考案の一実施例の一製造工程における基板及
びスペーサフレームの平面図である。
【図3】本考案の一実施例における外部端子の形状を示
す図である。
【図4】本考案の一実施例における外部端子の他の形状
例を示す図である。
【図5】従来の両面発光形蛍光表示管の断面図である。
【図6】従来の両面発光形蛍光表示管の断面図である。
【符号の説明】
1 両面発光形蛍光表示管 3 基板 4,21 配線パターン 5 基板側端子 7 絶縁層 9,23 陽極導体 10,24 蛍光体層 12,26 メッシュグリッド 20 前面板 22 前面板側端子 34,35 外部端子 40 側面板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岩佐 正 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−111239(JP,A) 実開 昭57−140167(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対面する基板と前面板の間に枠状
    の側面板を封着した外囲器を有し、前記基板の内面には
    配線パターンと前記配線パターンに接続された基板側端
    子と前記配線パターンを覆う絶縁層と前記絶縁層上に設
    けられて前記配線パターンに接続される陽極導体と前記
    陽極導体上に設けられる蛍光体層と前記蛍光体層から所
    定間隔離れて設けられるメッシュグリッドとを有し、前
    記前面板の内面には配線パターンと前記配線パターンに
    接続された前面板側端子と前記配線パターンに接続され
    た透光性の陽極導体と前記陽極導体上に設けられる蛍光
    体層と前記蛍光体層から所定間隔離れて設けられるメッ
    シュグリッドとを有し、前記基板と前記前面板での前記
    各蛍光体層の発光を前記前面板を通して観察するように
    構成された両面発光形蛍光表示管において、 前記基板と前記側面板との間で挟持封着される複数の外
    部端子を備え、前記外囲器の内部において前記外部端子
    の一部は前記基板側端子に当接し、他の一部は折曲され
    て前記前面板側端子に当接することを特徴とする両面発
    光形蛍光表示管。
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DE4339567A DE4339567C2 (de) 1992-11-19 1993-11-19 Doppelseitiges Vakuum-Fluoreszenzdisplay
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JPS59111239A (ja) * 1982-12-15 1984-06-27 Nec Corp 両面観察用螢光表示パネル

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