JP2555114Y2 - 蛍光表示管 - Google Patents

蛍光表示管

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JP2555114Y2
JP2555114Y2 JP4740893U JP4740893U JP2555114Y2 JP 2555114 Y2 JP2555114 Y2 JP 2555114Y2 JP 4740893 U JP4740893 U JP 4740893U JP 4740893 U JP4740893 U JP 4740893U JP 2555114 Y2 JP2555114 Y2 JP 2555114Y2
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front substrate
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display tube
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俊一 成島
博 山口
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、外囲器の表示領域の周
囲が遮蔽膜で覆われている蛍光表示管に関するものであ
る。本考案は、特に外囲器の両面で発光表示が行われる
両面発光形の蛍光表示管に適用すると有効である。
【0002】
【従来の技術】前面板と背面板のそれぞれに発光表示部
を設け、両表示部の発光を前面板の側から観察するよう
にした蛍光表示管が知られている。図8はこの種の蛍光
表示管の一部を断面で示す図である。同図に示すよう
に、この蛍光表示管100の外囲器101は、所定間隔
をおいて対面する前面基板102と背面基板103の外
周部を側面板104を介して封着した構造となってい
る。そして、前面基板102の内面の外周には、前面側
および背面側の両表示部の表示を妨げないように、遮蔽
膜105が枠状に形成されている。また背面基板103
の内面はほぼ全面を遮蔽膜106で覆われ、該遮蔽膜1
06の上に表示部が形成されている。
【0003】遮蔽膜105,106が形成された両基板
102,103の内面の外周部には、それぞれ複数個の
端子107,108が設けられている。両基板上10
2,103の各端子107,108は、配線導体を介し
て両基板の各表示部に接続されている。これら各端子1
07,108には、外囲器101の封着部を気密に貫通
した外部リード109,110の内端部が接続される。
【0004】背面基板側103の端子108に接続され
る外部リード110と、前面基板102側の端子107
に接続される外部リード109は、共通のリードフレー
ムに設けられている。そして図8に示すように、両外部
リード109,110は共に側面板104と背面基板1
03の封着部分を貫通している。背面基板103側の外
部リード110は、内端部の先端がやや下方に折り曲げ
られて背面基板103上の端子108に当接している。
前面基板102側の外部リード109は、内端部が上方
に大きく折り曲げられており、前面基板102の端子1
07に当接されている。
【0005】前記蛍光表示管100の組み立てにおいて
は、両基板102,103に設けられた多数の端子10
7,108と外部リード109,110とを位置合わせ
するため、リードフレームで一体となった多数の外部リ
ードの内、背面基板103側の外部リード110を背面
基板103上の端子108に位置合わせし、その後側面
板104と前面基板102を組み立てていた。前面基板
102側の外部リード109はリードフレームを介して
背面基板103側の前記外部リード110と一体になっ
ており、また前面基板102側の端子107の位置は背
面基板103に対して所定の組み立て精度で定められて
いるので、背面基板103側の外部リード110を正し
く位置決めすれば、前面基板102側の外部リード10
9も正確に前面基板102の端子107に当接するはず
であると考えられていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
は、背面基板103側の外部リード110が正しく位置
決めされていても、外囲器101を組み立てて仮固定し
た後、焼成・封着すると、前面基板102側の外部リー
ド109が端子107に正しく接続されず、接触不良が
発生することがあった。
【0007】これは、前面基板102側の外部リード1
09が、元々変形しているか、または外囲器101の組
み立て中に変形してしまうことが原因で発生しうる。ま
た、前面基板102側の外部リード109に変形がなく
ても、外囲器101の組み立て工程中に背面基板103
側の外部リード110の位置がずれれば、同様に前面基
板102側に接触不良が発生する。さらに、外部リード
に変形等の不都合がなくとも、組み立てられた背面基板
103と前面基板102の位置精度が不良であれば、や
はり同様の接触不良が発生する。
【0008】前述した従来の蛍光表示管100によれ
ば、外囲器101が組み立てられた仮固定の段階におい
て、外部リード109,110の内端部と各基板10
2,103上の各端子107,108とが接触している
ことを、直接目視で確認することができないという問題
があった。
【0009】本考案は、外囲器の仮固定時に外部リード
と端子が正しく接触していることを確認できるように
し、外囲器が完成した後に外部リードと端子に接触不良
が発生しないようにすることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された蛍
光表示管は、所定間隔をおいて対面する前面基板と背面
基板を備えた箱形の外囲器を有し、前面基板と背面基板
の少なくとも一方の内面には蛍光体層を有する表示部と
該表示部に接続する配線導体と該配線導体の端部に形成
されて外部リードが接続される端子を有し、少なくとも
前面基板の周縁部には遮蔽膜を有する蛍光表示管におい
て、前記端子に対面する前記遮蔽膜および/または前記
端子に対面する前記背面基板の周縁部に形成された他の
遮蔽膜に、前記外部リードを視認できる透孔部を設けた
ことを特徴としている。
【0011】請求項2に記載された蛍光表示管は、所定
間隔をおいて対面する前面基板と背面基板を備えた箱形
の外囲器を有し、背面基板の内面には蛍光体層を有する
表示部と該表示部に接続する配線導体と該配線導体の端
部に形成されて外部リードが接続される端子を有し、少
なくとも前面基板の周縁部には遮蔽膜を有する蛍光表示
管において、前記端子に対面する前記遮蔽膜に、前記外
部リードを視認できる透孔部を設けたことを特徴として
いる。
【0012】請求項3に記載された蛍光表示管は、所定
間隔をおいて対面する前面基板と背面基板を備えた箱形
の外囲器を有し、前面基板の内面には蛍光体層を有する
表示部と該表示部に接続する配線導体と該配線導体の端
部に形成されて外部リードが接続される端子を有し、少
なくとも背面基板の周縁部には遮蔽膜を有する蛍光表示
管において、前記端子に対面する前記遮蔽膜に、前記外
部リードを視認できる透孔部を設けたことを特徴として
いる。
【0013】請求項4に記載された蛍光表示管によれ
ば、所定間隔をおいて対面する前面基板と背面基板を備
えた箱形の外囲器を有し、前面基板と背面基板の各内面
には蛍光体層を有する表示部と該表示部に接続する配線
導体と該配線導体の端部に形成されて外部リードが接続
される端子をそれぞれ有し、前面基板と背面基板の各周
縁部にはそれぞれ遮蔽膜を有する蛍光表示管において、
前記各端子に対面する前記各遮蔽膜に、前記各外部リー
ドを視認できる透孔部をそれぞれ設けたことを特徴とし
ている。
【0014】請求項5に記載された蛍光表示管によれ
ば、請求項2または4記載の蛍光表示管において、前面
板の遮蔽膜に設けられた透孔部の形状を、背面板の各端
子の並設方向に連続した長孔状としてもよい。
【0015】請求項6に記載された蛍光表示管によれ
ば、請求項3または4記載の蛍光表示管において、背面
板の遮蔽膜に設けられた透孔部が、前面板に並設された
各端子と同ピッチで同方向に並設された複数の透孔から
構成されるようにしてもよい。
【0016】
【作用】背面基板の端子と外部リードとの接触は、前面
基板の遮蔽膜に設けられた透孔を介して視認できる。前
面基板の端子と外部リードとの接触は、背面基板の遮蔽
膜に設けられた透孔を介して視認できる。
【0017】
【実施例】本考案の一実施例を図1〜図6を参照して説
明する。図1の平面図、図2の断面図及び図3の断面図
に示す本実施例の蛍光表示管1は、その内部を高真空状
態とされた箱型の外囲器2を有している。外囲器2は、
側面板5と透光性の前面基板3および背面基板4からな
り、所定間隔をおいて対面する前面基板3と背面基板4
の外周部を側面板5を介して封着した構造となってい
る。
【0018】図2および図3に示すように、この蛍光表
示管1は、前面基板3と背面基板4の両方にそれぞれ表
示部6,7が設けられており、各表示部6,7は互いに
重なって前面基板3側から観察される。図1に示すよう
に、外囲器2の長辺の一方には、前面基板3側の表示部
に接続される外部リード8と、背面基板4側の表示部7
に接続される外部リード9が、それぞれ所定間隔をおい
て並んでいる。図2および図3に示すように、各外部リ
ード8,9は、側面板5と背面基板4の封着部から導出
されている。
【0019】図2に示すように、背面基板4側の外部リ
ード9は、背面基板4の表示部7につながる端子11に
外囲器2内で当接している。前面基板3の表示部6の周
囲には、遮光等のために枠状の遮蔽膜12が形成されて
いる。この遮蔽膜12には、背面基板4の端子11に対
応する部分に、図4に示すように各端子11よりも大き
い長孔状の透孔部14が形成されている。従って、背面
基板4側の各端子11に当接した各外部リード9は、前
面基板3側の透孔部14から視認することができる。
【0020】図3に示すように、前面基板3側の外部リ
ード8は、外囲器2内の内端部が上方に折り曲げられて
おり、前面基板3の表示部6につながる端子10に当接
している。背面基板4の表示部7の下には遮光等のため
に遮蔽膜13が設けられている。この遮蔽膜13には、
前面基板3の端子10に対応する部分に、透孔部15が
設けられている。この透孔部15は、図6に示すように
前面基板3の各端子10ごとに対応して設けられた複数
の透孔15aからなり、各透孔15aの幅は外部リード
8よりもやや大きい。従って、前面基板3の各端子10
に当接した各外部リード8は、背面基板4側の各透孔1
5aからそれぞれ視認することができる。
【0021】このように、前面基板3と背面基板4の両
方で発光表示を行う本実施例の蛍光表示管1によれば、
背面基板4のほぼ全面と前面基板3の外周部とが遮蔽膜
13,12で覆われているが、両基板3,4の遮蔽膜1
2,13の適当な位置にはそれぞれ透孔部14,15が
形成されているので、外部リード8,9と外囲器2内の
各端子10,11との接続状態は外囲器2の組み立て中
にも観察することができる。
【0022】この蛍光表示管1の構造の詳細を、図1〜
図6を参照しながら製造工程に従って説明する。 (1)背面基板4 図2に示すように、ガラス等の絶縁材料からなる背面
基板4の内面に、配線導体20と、該配線導体20の外
方端部に設けられる端子11と、背面基板4上に位置合
わせされるリードフレームの位置合わせマークとを、ア
ルミニウム薄膜で形成する。
【0023】図2及び図3に示すように、前記端子1
1を除く前記背面基板4の上に、遮光性と絶縁性を有す
る黒色の遮蔽膜13を全面にわたって形成する。この遮
蔽膜13には、表示部7が形成される位置にスルーホー
ル21が形成されている。またこの遮蔽膜13には、前
面基板3側の各端子10に対応した位置に透孔部15が
形成されている。この透孔部15は、図5に示すよう
に、前面基板3の各端子10にそれぞれ対応する位置に
該端子10と同一のピッチで設けられた複数の矩形の透
孔15aからなる。
【0024】前記各透孔15aは、外部リード8を外囲
器2外から視認して位置合わせするために設けたもので
ある。従って前記各透孔15aの幅は、外部リード8の
先端部の幅よりもやや大きい程度がよく、従って前面基
板3の端子10の幅よりはやや小さくなる。
【0025】また、図6に示すように、外部リード8が
並設されている方向についての透孔の幅や配設ピッチは
そのままで、これと直交する方向についての透孔15b
の寸法を大きくすれば、外部リード8はより見やすくな
り、位置合わせがさらに容易になる。
【0026】図3に示すように、前記遮蔽膜13のス
ルーホール21に導電性ペーストを入れる。該スルーホ
ール21が形成された遮蔽膜13の上に、カーボンペー
スト等の導電材料で陽極導体22を形成する。この陽極
導体22の上に蛍光体層23を設け、陽極24を完成す
る。この陽極24は所定の形状で所定の位置に配置され
ており、背面基板4側の表示部7を構成している。
【0027】(2)前面基板3 図3に示すように、透光性と絶縁性を有するガラス等
の材料からなる前面基板3の内面に、陽極導体30と、
該陽極導体30から導出される配線導体31と、該配線
導体31の外方端部に設けられる端子10を、アルミニ
ウム薄膜またはITO膜で形成する。これらの各導体乃
至端子のうち、少なくとも陽極導体30と配線導体31
は、これらを通して背面基板4側の表示部7が観察でき
るような配設パターンで形成する必要がある。
【0028】図2及び図3に示すように、前記前面基
板3の内面・外周部に、前記端子10を覆わないよう
に、遮光性及び導電性を有する遮蔽膜12を設ける。こ
の遮蔽膜12は前面基板3の外形に沿った枠状であり、
前面基板3及び前記背面基板4の両表示部6,7を枠状
に区画する。
【0029】この遮蔽膜12には、背面基板4側の各端
子11に対応した位置に透孔部14が形成されている。
この透孔部14は、背面基板4側の外部リード9が背面
基板4側の端子11に正しく当接していることを外囲器
2外から確認できるようにするため設けたものである。
【0030】この透孔部14は、図1及び図4に示すよ
うに、背面基板4の各端子11の並設方向に連続した長
孔状であり、その寸法・形状は背面基板4の各端子11
を視認できるように設定されている。なお、本実施例で
は前面基板3側の透孔部14を長孔状としたが、背面基
板4側の透孔部15と同じように各端子に対応した複数
の透孔15a,15bで構成してもよい。
【0031】前記遮蔽膜12を形成した後、図3に示
すように、Agペースト等の導電性接着剤32を前面基
板3の端子10に設けておく。
【0032】前記陽極導体30上に蛍光体層33を設
け、陽極34を完成する。この陽極34は所定の形状で
所定の位置に配置されており、前面基板3側の表示部6
を構成している。
【0033】(3)外囲器2の組み立て 前記前面基板3及び背面基板4の上の各所定位置に、
それぞれ中付けグリッド25,35を取り付ける。取り
付け構造の詳細は図示しないが、各中付けグリッド2
5,35は各遮蔽膜13,12のスルーホールに設けら
れた導電ペーストを介して各端子11,10に接続され
る。
【0034】面付け工程を行う。まず前記背面基板4
上にリードフレームを載せ、両者を位置合わせする。リ
ードフレームは外部リード8,9や図示しないカソード
支持体を枠部材で一体にしたもので、本蛍光表示管1の
外囲器2を構成するガラスに近い熱膨張係数を有する4
26合金から成る。
【0035】前記リードフレームは、背面基板4に設け
た位置合わせマークで背面基板4に対して高精度に位置
合わせされる。この時、図3及び図5に示すように、背
面基板4の透孔部15と前面基板3側に接続される外部
リード8の位置を合わせ、また図2及び図4に示すよう
に、背面基板4側に接続される各外部リード9と背面基
板4の各端子11を確実に当接させる。
【0036】枠状に組み立てた側面板5を前記背面基板
4上に載せる。該側面板5の上に前記前面基板3を載せ
る。ここで、前面基板3の透孔部14から、背面基板4
側の外部リード9が背面基板4側の端子11に正確に当
接していることを確認する。
【0037】クリップ等の一時固定手段を用い、組み立
てた前記外囲器2を仮固定する。ここで、各外部リード
8,9と各端子10,11の位置が合っているかどうか
各透孔部15,14から確認する。即ち、前面基板3の
透孔部14から、背面基板4の各端子11と背面基板4
側の表示部7に接続される外部リード9との位置決めを
確認する。また、背面基板4の透孔部15から、前面基
板3の各端子10と前面基板3側の表示部6に接続され
る外部リード8との位置決めを確認する。位置決めにず
れがあった場合は修正する。
【0038】仮固定した前記外囲器2を炉に入れて焼
成する。 その後、外囲器2内を排気して高真空状態とし、排気孔
を封止する。さらに外囲器2内にゲッター膜を形成して
外囲器2内に真空度を高める。
【0039】以上説明した一実施例では、ひとつの蛍光
表示管1が前面側と背面側にそれぞれ表示部6,7を有
しており、各表示部6,7の端子10,11と外部リー
ド8,9の接続を、対向する側の基板に設けた遮蔽膜1
3,12の透孔部15,14を介して観察できるように
してある。しかしながら、基板に設けた遮蔽膜に透孔部
を形成し、この透孔部介して外囲器2内の外部リードと
端子の接続を確認する本考案の構成は、一方の基板のみ
に表示部を有する形式の蛍光表示管にも適用できる。
【0040】例えば、背面基板上の表示部を前面基板を
介して観察する蛍光表示管に対しても本考案は適用でき
る。また、前面基板の内面に設けた表示部を透光性の前
面基板を介して観察する蛍光表示管に対しても本考案は
適用できる。
【0041】また、以上説明した一実施例では、前面基
板3側の表示部6に接続される外部リード8と、背面基
板4側の表示部7に接続される外部リード9が、外囲器
2の長辺の一方に並んでいる。しかしながら、図7に示
すように、これら2種類の外部リード8,9を、外囲器
2の対向する2つの長辺にそれぞれ分けて導出させても
よい。このような外部リードの導出構造を採用すれば、
外囲器が小さい場合にも外部リードの導出スペースを確
保することができる。
【0042】
【考案の効果】本考案に係る蛍光表示管によれば、外囲
器を構成する基板の遮蔽膜に透孔を設け、該基板に対向
する他方の基板側の端子と外部リードとの位置決めを視
認できるようにした。従って本考案によれば、蛍光表示
管の外囲器を組み立てる際、外部リードと端子を位置合
わせするのが容易になる。このため、作業性がよくな
り、外部リードの接触不良が発生しにくくなって製造上
の歩留りが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である蛍光表示管の平面図で
ある。
【図2】図1のA−A切断線における断面図である。
【図3】図1のB−B切断線における断面図である。
【図4】図2において矢印Cで示す部分の拡大図であ
る。
【図5】図3において矢印Dで示す部分の拡大図であ
る。
【図6】図5で示した部分の本実施例における他の態様
を示す図である。
【図7】本考案の他の実施例を示す平面図である。
【図8】従来の蛍光表示管の断面図である。
【符号の説明】
1 蛍光表示管 2 外囲器 3 前面基板 4 背面基板 6,7 表示部 8,9 外部リード 10,11 端子 12,13 遮蔽膜 14,15 透孔部 15a 透孔 20,31 配線導体 23,33 蛍光体層

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔をおいて対面する前面基板と背
    面基板を備えた箱形の外囲器を有し、前面基板と背面基
    板の少なくとも一方の内面には蛍光体層を有する表示部
    と該表示部に接続する配線導体と該配線導体の端部に形
    成されて外部リードが接続される端子を有し、少なくと
    も前面基板の周縁部には遮蔽膜を有する蛍光表示管にお
    いて、 前記端子に対面する前記遮蔽膜および/または前記端子
    に対面する前記背面基板の周縁部に形成された他の遮蔽
    膜に、前記外部リードを視認できる透孔部を設けたこと
    を特徴とする蛍光表示管。
  2. 【請求項2】 所定間隔をおいて対面する前面基板と背
    面基板を備えた箱形の外囲器を有し、背面基板の内面に
    は蛍光体層を有する表示部と該表示部に接続する配線導
    体と該配線導体の端部に形成されて外部リードが接続さ
    れる端子を有し、少なくとも前面基板の周縁部には遮蔽
    膜を有する蛍光表示管において、 前記端子に対面する前記遮蔽膜に、前記外部リードを視
    認できる透孔部を設けたことを特徴とする蛍光表示管。
  3. 【請求項3】 所定間隔をおいて対面する前面基板と背
    面基板を備えた箱形の外囲器を有し、前面基板の内面に
    は蛍光体層を有する表示部と該表示部に接続する配線導
    体と該配線導体の端部に形成されて外部リードが接続さ
    れる端子を有し、少なくとも背面基板の周縁部には遮蔽
    膜を有する蛍光表示管において、 前記端子に対面する前記遮蔽膜に、前記外部リードを視
    認できる透孔部を設けたことを特徴とする蛍光表示管。
  4. 【請求項4】 所定間隔をおいて対面する前面基板と背
    面基板を備えた箱形の外囲器を有し、前面基板と背面基
    板の各内面には蛍光体層を有する表示部と該表示部に接
    続する配線導体と該配線導体の端部に形成されて外部リ
    ードが接続される端子をそれぞれ有し、前面基板と背面
    基板の各周縁部にはそれぞれ遮蔽膜を有する蛍光表示管
    において、 前記各端子に対面する前記各遮蔽膜に、前記各外部リー
    ドを視認できる透孔部をそれぞれ設けたことを特徴とす
    る蛍光表示管。
  5. 【請求項5】 前面基板の遮蔽膜に設けた透孔部が、背
    面基板の各端子の並設方向に連続した長孔状である請求
    項2または4記載の蛍光表示管。
  6. 【請求項6】 背面基板の遮蔽膜に設けた透孔部が、前
    面基板に並設された各端子と同ピッチで同方向に並設さ
    れた複数の透孔からなる請求項3または4記載の蛍光表
    示管。
JP4740893U 1992-11-19 1993-08-31 蛍光表示管 Expired - Lifetime JP2555114Y2 (ja)

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JP4740893U JP2555114Y2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 蛍光表示管
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