JPH0716348U - 蛍光表示管 - Google Patents

蛍光表示管

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JPH0716348U
JPH0716348U JP047408U JP4740893U JPH0716348U JP H0716348 U JPH0716348 U JP H0716348U JP 047408 U JP047408 U JP 047408U JP 4740893 U JP4740893 U JP 4740893U JP H0716348 U JPH0716348 U JP H0716348U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外囲器の仮固定時に外部リードと端子が正し
く接触していることを確認できるようにする。 【構成】 外囲器2は、前面基板3と側面板5と背面基
板4からなる。前面基板3と背面基板4の各内面には、
蛍光体層33,23を有する表示部6,7がそれぞれ形
成されている。前面基板3側の表示部6の周囲には黒色
の遮蔽膜12がある。この遮蔽膜には透孔部14があ
り、背面基板側の端子11と背面基板側の外部リード9
との位置決めを目視で確認できる。蛍光表示管の外囲器
を組み立てる際、外部リードと端子を位置合わせするの
が容易になる。外囲器が完成した後に外部リードと端子
に接触不良が発生しにくくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、外囲器の表示領域の周囲が遮蔽膜で覆われている蛍光表示管に関す るものである。本考案は、特に外囲器の両面で発光表示が行われる両面発光形の 蛍光表示管に適用すると有効である。
【0002】
【従来の技術】
前面板と背面板のそれぞれに発光表示部を設け、両表示部の発光を前面板の側 から観察するようにした蛍光表示管が知られている。図8はこの種の蛍光表示管 の一部を断面で示す図である。同図に示すように、この蛍光表示管100の外囲 器101は、所定間隔をおいて対面する前面基板102と背面基板103の外周 部を側面板104を介して封着した構造となっている。そして、前面基板102 の内面の外周には、前面側および背面側の両表示部の表示を妨げないように、遮 蔽膜105が枠状に形成されている。また背面基板103の内面はほぼ全面を遮 蔽膜106で覆われ、該遮蔽膜106の上に表示部が形成されている。
【0003】 遮蔽膜105,106が形成された両基板102,103の内面の外周部には 、それぞれ複数個の端子107,108が設けられている。両基板上102,1 03の各端子107,108は、配線導体を介して両基板の各表示部に接続され ている。これら各端子107,108には、外囲器101の封着部を気密に貫通 した外部リード109,110の内端部が接続される。
【0004】 背面基板側103の端子108に接続される外部リード110と、前面基板1 02側の端子107に接続される外部リード109は、共通のリードフレームに 設けられている。そして図8に示すように、両外部リード109,110は共に 側面板104と背面基板103の封着部分を貫通している。背面基板103側の 外部リード110は、内端部の先端がやや下方に折り曲げられて背面基板103 上の端子108に当接している。前面基板102側の外部リード109は、内端 部が上方に大きく折り曲げられており、前面基板102の端子107に当接され ている。
【0005】 前記蛍光表示管100の組み立てにおいては、両基板102,103に設けら れた多数の端子107,108と外部リード109,110とを位置合わせする ため、リードフレームで一体となった多数の外部リードの内、背面基板103側 の外部リード110を背面基板103上の端子108に位置合わせし、その後側 面板104と前面基板102を組み立てていた。前面基板102側の外部リード 109はリードフレームを介して背面基板103側の前記外部リード110と一 体になっており、また前面基板102側の端子107の位置は背面基板103に 対して所定の組み立て精度で定められているので、背面基板103側の外部リー ド110を正しく位置決めすれば、前面基板102側の外部リード109も正確 に前面基板102の端子107に当接するはずであると考えられていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、実際には、背面基板103側の外部リード110が正しく位置 決めされていても、外囲器101を組み立てて仮固定した後、焼成・封着すると 、前面基板102側の外部リード109が端子107に正しく接続されず、接触 不良が発生することがあった。
【0007】 これは、前面基板102側の外部リード109が、元々変形しているか、また は外囲器101の組み立て中に変形してしまうことが原因で発生しうる。また、 前面基板102側の外部リード109に変形がなくても、外囲器101の組み立 て工程中に背面基板103側の外部リード110の位置がずれれば、同様に前面 基板102側に接触不良が発生する。さらに、外部リードに変形等の不都合がな くとも、組み立てられた背面基板103と前面基板102の位置精度が不良であ れば、やはり同様の接触不良が発生する。
【0008】 前述した従来の蛍光表示管100によれば、外囲器101が組み立てられた仮 固定の段階において、外部リード109,110の内端部と各基板102,10 3上の各端子107,108とが接触していることを、直接目視で確認すること ができないという問題があった。
【0009】 本考案は、外囲器の仮固定時に外部リードと端子が正しく接触していることを 確認できるようにし、外囲器が完成した後に外部リードと端子に接触不良が発生 しないようにすることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された蛍光表示管は、所定間隔をおいて対面する前面基板と背 面基板を備えた箱形の外囲器を有し、前面基板と背面基板の少なくとも一方の内 面には蛍光体層を有する表示部と該表示部に接続する配線導体と該配線導体の端 部に形成されて外部リードが接続される端子を有し、少なくとも前面基板の周縁 部には遮蔽膜を有する蛍光表示管において、前記端子に対面する前記遮蔽膜およ び/または前記端子に対面する前記背面基板の周縁部に形成された他の遮蔽膜に 、前記外部リードを視認できる透孔部を設けたことを特徴としている。
【0011】 請求項2に記載された蛍光表示管は、所定間隔をおいて対面する前面基板と背 面基板を備えた箱形の外囲器を有し、背面基板の内面には蛍光体層を有する表示 部と該表示部に接続する配線導体と該配線導体の端部に形成されて外部リードが 接続される端子を有し、少なくとも前面基板の周縁部には遮蔽膜を有する蛍光表 示管において、前記端子に対面する前記遮蔽膜に、前記外部リードを視認できる 透孔部を設けたことを特徴としている。
【0012】 請求項3に記載された蛍光表示管は、所定間隔をおいて対面する前面基板と背 面基板を備えた箱形の外囲器を有し、前面基板の内面には蛍光体層を有する表示 部と該表示部に接続する配線導体と該配線導体の端部に形成されて外部リードが 接続される端子を有し、少なくとも背面基板の周縁部には遮蔽膜を有する蛍光表 示管において、前記端子に対面する前記遮蔽膜に、前記外部リードを視認できる 透孔部を設けたことを特徴としている。
【0013】 請求項4に記載された蛍光表示管によれば、所定間隔をおいて対面する前面基 板と背面基板を備えた箱形の外囲器を有し、前面基板と背面基板の各内面には蛍 光体層を有する表示部と該表示部に接続する配線導体と該配線導体の端部に形成 されて外部リードが接続される端子をそれぞれ有し、前面基板と背面基板の各周 縁部にはそれぞれ遮蔽膜を有する蛍光表示管において、前記各端子に対面する前 記各遮蔽膜に、前記各外部リードを視認できる透孔部をそれぞれ設けたことを特 徴としている。
【0014】 請求項5に記載された蛍光表示管によれば、請求項2または4記載の蛍光表示 管において、前面板の遮蔽膜に設けられた透孔部の形状を、背面板の各端子の並 設方向に連続した長孔状としてもよい。
【0015】 請求項6に記載された蛍光表示管によれば、請求項3または4記載の蛍光表示 管において、背面板の遮蔽膜に設けられた透孔部が、前面板に並設された各端子 と同ピッチで同方向に並設された複数の透孔から構成されるようにしてもよい。
【0016】
【作用】
背面基板の端子と外部リードとの接触は、前面基板の遮蔽膜に設けられた透孔 を介して視認できる。前面基板の端子と外部リードとの接触は、背面基板の遮蔽 膜に設けられた透孔を介して視認できる。
【0017】
【実施例】
本考案の一実施例を図1〜図6を参照して説明する。 図1の平面図、図2の断面図及び図3の断面図に示す本実施例の蛍光表示管1 は、その内部を高真空状態とされた箱型の外囲器2を有している。外囲器2は、 側面板5と透光性の前面基板3および背面基板4からなり、所定間隔をおいて対 面する前面基板3と背面基板4の外周部を側面板5を介して封着した構造となっ ている。
【0018】 図2および図3に示すように、この蛍光表示管1は、前面基板3と背面基板4 の両方にそれぞれ表示部6,7が設けられており、各表示部6,7は互いに重な って前面基板3側から観察される。図1に示すように、外囲器2の長辺の一方に は、前面基板3側の表示部に接続される外部リード8と、背面基板4側の表示部 7に接続される外部リード9が、それぞれ所定間隔をおいて並んでいる。図2お よび図3に示すように、各外部リード8,9は、側面板5と背面基板4の封着部 から導出されている。
【0019】 図2に示すように、背面基板4側の外部リード9は、背面基板4の表示部7に つながる端子11に外囲器2内で当接している。前面基板3の表示部6の周囲に は、遮光等のために枠状の遮蔽膜12が形成されている。この遮蔽膜12には、 背面基板4の端子11に対応する部分に、図4に示すように各端子11よりも大 きい長孔状の透孔部14が形成されている。従って、背面基板4側の各端子11 に当接した各外部リード9は、前面基板3側の透孔部14から視認することがで きる。
【0020】 図3に示すように、前面基板3側の外部リード8は、外囲器2内の内端部が上 方に折り曲げられており、前面基板3の表示部6につながる端子10に当接して いる。背面基板4の表示部7の下には遮光等のために遮蔽膜13が設けられてい る。この遮蔽膜13には、前面基板3の端子10に対応する部分に、透孔部15 が設けられている。この透孔部15は、図6に示すように前面基板3の各端子1 0ごとに対応して設けられた複数の透孔15aからなり、各透孔15aの幅は外 部リード8よりもやや大きい。従って、前面基板3の各端子10に当接した各外 部リード8は、背面基板4側の各透孔15aからそれぞれ視認することができる 。
【0021】 このように、前面基板3と背面基板4の両方で発光表示を行う本実施例の蛍光 表示管1によれば、背面基板4のほぼ全面と前面基板3の外周部とが遮蔽膜13 ,12で覆われているが、両基板3,4の遮蔽膜12,13の適当な位置にはそ れぞれ透孔部14,15が形成されているので、外部リード8,9と外囲器2内 の各端子10,11との接続状態は外囲器2の組み立て中にも観察することがで きる。
【0022】 この蛍光表示管1の構造の詳細を、図1〜図6を参照しながら製造工程に従っ て説明する。 (1)背面基板4 図2に示すように、ガラス等の絶縁材料からなる背面基板4の内面に、配線 導体20と、該配線導体20の外方端部に設けられる端子11と、背面基板4上 に位置合わせされるリードフレームの位置合わせマークとを、アルミニウム薄膜 で形成する。
【0023】 図2及び図3に示すように、前記端子11を除く前記背面基板4の上に、遮 光性と絶縁性を有する黒色の遮蔽膜13を全面にわたって形成する。この遮蔽膜 13には、表示部7が形成される位置にスルーホール21が形成されている。ま たこの遮蔽膜13には、前面基板3側の各端子10に対応した位置に透孔部15 が形成されている。この透孔部15は、図5に示すように、前面基板3の各端子 10にそれぞれ対応する位置に該端子10と同一のピッチで設けられた複数の矩 形の透孔15aからなる。
【0024】 前記各透孔15aは、外部リード8を外囲器2外から視認して位置合わせする ために設けたものである。従って前記各透孔15aの幅は、外部リード8の先端 部の幅よりもやや大きい程度がよく、従って前面基板3の端子10の幅よりはや や小さくなる。
【0025】 また、図6に示すように、外部リード8が並設されている方向についての透孔 の幅や配設ピッチはそのままで、これと直交する方向についての透孔15bの寸 法を大きくすれば、外部リード8はより見やすくなり、位置合わせがさらに容易 になる。
【0026】 図3に示すように、前記遮蔽膜13のスルーホール21に導電性ペーストを 入れる。該スルーホール21が形成された遮蔽膜13の上に、カーボンペースト 等の導電材料で陽極導体22を形成する。この陽極導体22の上に蛍光体層23 を設け、陽極24を完成する。この陽極24は所定の形状で所定の位置に配置さ れており、背面基板4側の表示部7を構成している。
【0027】 (2)前面基板3 図3に示すように、透光性と絶縁性を有するガラス等の材料からなる前面基 板3の内面に、陽極導体30と、該陽極導体30から導出される配線導体31と 、該配線導体31の外方端部に設けられる端子10を、アルミニウム薄膜または ITO膜で形成する。これらの各導体乃至端子のうち、少なくとも陽極導体30 と配線導体31は、これらを通して背面基板4側の表示部7が観察できるような 配設パターンで形成する必要がある。
【0028】 図2及び図3に示すように、前記前面基板3の内面・外周部に、前記端子1 0を覆わないように、遮光性及び導電性を有する遮蔽膜12を設ける。この遮蔽 膜12は前面基板3の外形に沿った枠状であり、前面基板3及び前記背面基板4 の両表示部6,7を枠状に区画する。
【0029】 この遮蔽膜12には、背面基板4側の各端子11に対応した位置に透孔部14 が形成されている。この透孔部14は、背面基板4側の外部リード9が背面基板 4側の端子11に正しく当接していることを外囲器2外から確認できるようにす るため設けたものである。
【0030】 この透孔部14は、図1及び図4に示すように、背面基板4の各端子11の並 設方向に連続した長孔状であり、その寸法・形状は背面基板4の各端子11を視 認できるように設定されている。なお、本実施例では前面基板3側の透孔部14 を長孔状としたが、背面基板4側の透孔部15と同じように各端子に対応した複 数の透孔15a,15bで構成してもよい。
【0031】 前記遮蔽膜12を形成した後、図3に示すように、Agペースト等の導電性 接着剤32を前面基板3の端子10に設けておく。
【0032】 前記陽極導体30上に蛍光体層33を設け、陽極34を完成する。この陽極 34は所定の形状で所定の位置に配置されており、前面基板3側の表示部6を構 成している。
【0033】 (3)外囲器2の組み立て 前記前面基板3及び背面基板4の上の各所定位置に、それぞれ中付けグリッ ド25,35を取り付ける。取り付け構造の詳細は図示しないが、各中付けグリ ッド25,35は各遮蔽膜13,12のスルーホールに設けられた導電ペースト を介して各端子11,10に接続される。
【0034】 面付け工程を行う。まず前記背面基板4上にリードフレームを載せ、両者を 位置合わせする。リードフレームは外部リード8,9や図示しないカソード支持 体を枠部材で一体にしたもので、本蛍光表示管1の外囲器2を構成するガラスに 近い熱膨張係数を有する426合金から成る。
【0035】 前記リードフレームは、背面基板4に設けた位置合わせマークで背面基板4に 対して高精度に位置合わせされる。この時、図3及び図5に示すように、背面基 板4の透孔部15と前面基板3側に接続される外部リード8の位置を合わせ、ま た図2及び図4に示すように、背面基板4側に接続される各外部リード9と背面 基板4の各端子11を確実に当接させる。
【0036】 枠状に組み立てた側面板5を前記背面基板4上に載せる。該側面板5の上に前 記前面基板3を載せる。ここで、前面基板3の透孔部14から、背面基板4側の 外部リード9が背面基板4側の端子11に正確に当接していることを確認する。
【0037】 クリップ等の一時固定手段を用い、組み立てた前記外囲器2を仮固定する。こ こで、各外部リード8,9と各端子10,11の位置が合っているかどうか各透 孔部15,14から確認する。即ち、前面基板3の透孔部14から、背面基板4 の各端子11と背面基板4側の表示部7に接続される外部リード9との位置決め を確認する。また、背面基板4の透孔部15から、前面基板3の各端子10と前 面基板3側の表示部6に接続される外部リード8との位置決めを確認する。位置 決めにずれがあった場合は修正する。
【0038】 仮固定した前記外囲器2を炉に入れて焼成する。 その後、外囲器2内を排気して高真空状態とし、排気孔を封止する。さらに外 囲器2内にゲッター膜を形成して外囲器2内に真空度を高める。
【0039】 以上説明した一実施例では、ひとつの蛍光表示管1が前面側と背面側にそれぞ れ表示部6,7を有しており、各表示部6,7の端子10,11と外部リード8 ,9の接続を、対向する側の基板に設けた遮蔽膜13,12の透孔部15,14 を介して観察できるようにしてある。しかしながら、基板に設けた遮蔽膜に透孔 部を形成し、この透孔部介して外囲器2内の外部リードと端子の接続を確認する 本考案の構成は、一方の基板のみに表示部を有する形式の蛍光表示管にも適用で きる。
【0040】 例えば、背面基板上の表示部を前面基板を介して観察する蛍光表示管に対して も本考案は適用できる。また、前面基板の内面に設けた表示部を透光性の前面基 板を介して観察する蛍光表示管に対しても本考案は適用できる。
【0041】 また、以上説明した一実施例では、前面基板3側の表示部6に接続される外部 リード8と、背面基板4側の表示部7に接続される外部リード9が、外囲器2の 長辺の一方に並んでいる。しかしながら、図7に示すように、これら2種類の外 部リード8,9を、外囲器2の対向する2つの長辺にそれぞれ分けて導出させて もよい。このような外部リードの導出構造を採用すれば、外囲器が小さい場合に も外部リードの導出スペースを確保することができる。
【0042】
【考案の効果】
本考案に係る蛍光表示管によれば、外囲器を構成する基板の遮蔽膜に透孔を設 け、該基板に対向する他方の基板側の端子と外部リードとの位置決めを視認でき るようにした。従って本考案によれば、蛍光表示管の外囲器を組み立てる際、外 部リードと端子を位置合わせするのが容易になる。このため、作業性がよくなり 、外部リードの接触不良が発生しにくくなって製造上の歩留りが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である蛍光表示管の平面図で
ある。
【図2】図1のA−A切断線における断面図である。
【図3】図1のB−B切断線における断面図である。
【図4】図2において矢印Cで示す部分の拡大図であ
る。
【図5】図3において矢印Dで示す部分の拡大図であ
る。
【図6】図5で示した部分の本実施例における他の態様
を示す図である。
【図7】本考案の他の実施例を示す平面図である。
【図8】従来の蛍光表示管の断面図である。
【符号の説明】
1 蛍光表示管 2 外囲器 3 前面基板 4 背面基板 6,7 表示部 8,9 外部リード 10,11 端子 12,13 遮蔽膜 14,15 透孔部 15a 透孔 20,31 配線導体 23,33 蛍光体層

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔をおいて対面する前面基板と背
    面基板を備えた箱形の外囲器を有し、前面基板と背面基
    板の少なくとも一方の内面には蛍光体層を有する表示部
    と該表示部に接続する配線導体と該配線導体の端部に形
    成されて外部リードが接続される端子を有し、少なくと
    も前面基板の周縁部には遮蔽膜を有する蛍光表示管にお
    いて、 前記端子に対面する前記遮蔽膜および/または前記端子
    に対面する前記背面基板の周縁部に形成された他の遮蔽
    膜に、前記外部リードを視認できる透孔部を設けたこと
    を特徴とする蛍光表示管。
  2. 【請求項2】 所定間隔をおいて対面する前面基板と背
    面基板を備えた箱形の外囲器を有し、背面基板の内面に
    は蛍光体層を有する表示部と該表示部に接続する配線導
    体と該配線導体の端部に形成されて外部リードが接続さ
    れる端子を有し、少なくとも前面基板の周縁部には遮蔽
    膜を有する蛍光表示管において、 前記端子に対面する前記遮蔽膜に、前記外部リードを視
    認できる透孔部を設けたことを特徴とする蛍光表示管。
  3. 【請求項3】 所定間隔をおいて対面する前面基板と背
    面基板を備えた箱形の外囲器を有し、前面基板の内面に
    は蛍光体層を有する表示部と該表示部に接続する配線導
    体と該配線導体の端部に形成されて外部リードが接続さ
    れる端子を有し、少なくとも背面基板の周縁部には遮蔽
    膜を有する蛍光表示管において、 前記端子に対面する前記遮蔽膜に、前記外部リードを視
    認できる透孔部を設けたことを特徴とする蛍光表示管。
  4. 【請求項4】 所定間隔をおいて対面する前面基板と背
    面基板を備えた箱形の外囲器を有し、前面基板と背面基
    板の各内面には蛍光体層を有する表示部と該表示部に接
    続する配線導体と該配線導体の端部に形成されて外部リ
    ードが接続される端子をそれぞれ有し、前面基板と背面
    基板の各周縁部にはそれぞれ遮蔽膜を有する蛍光表示管
    において、 前記各端子に対面する前記各遮蔽膜に、前記各外部リー
    ドを視認できる透孔部をそれぞれ設けたことを特徴とす
    る蛍光表示管。
  5. 【請求項5】 前面基板の遮蔽膜に設けた透孔部が、背
    面基板の各端子の並設方向に連続した長孔状である請求
    項2または4記載の蛍光表示管。
  6. 【請求項6】 背面基板の遮蔽膜に設けた透孔部が、前
    面基板に並設された各端子と同ピッチで同方向に並設さ
    れた複数の透孔からなる請求項3または4記載の蛍光表
    示管。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100362440B1 (ko) * 2000-11-06 2002-11-23 삼성에스디아이 주식회사 양면 발광형 형광표시관

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KR100362440B1 (ko) * 2000-11-06 2002-11-23 삼성에스디아이 주식회사 양면 발광형 형광표시관

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JP2555114Y2 (ja) 1997-11-19

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