JP2757271B2 - 発光素子の製造装置 - Google Patents

発光素子の製造装置

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JP2757271B2
JP2757271B2 JP3132232A JP13223291A JP2757271B2 JP 2757271 B2 JP2757271 B2 JP 2757271B2 JP 3132232 A JP3132232 A JP 3132232A JP 13223291 A JP13223291 A JP 13223291A JP 2757271 B2 JP2757271 B2 JP 2757271B2
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幸治 世古
昭男 山中
佐四郎 上村
善一郎 原
俊一 二石
耕三郎 柴山
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Mitsubishi Electric Corp
Noritake Itron Corp
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Mitsubishi Electric Corp
Ise Electronics Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大画面ディスプレイ装
置の画素を構成する光源用表示管の製造に適用される光
源用表示管の製造方法およびその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のこの種の光源用表示管の基
本構成を示すもので、同図(a)は平面図,同図(b)
はそのA−A′線の断面図、図5はその分解斜視図であ
り、R(赤色),G(緑色)およびB(青色)の蛍光体
のそれぞれを1画素とする蛍光面を画素数にして3×3
画素のマトリックス状に配列した1セルタイプの光源用
表示管について説明する。同図において、1は前面パネ
ル2と背面パネル3および筒状側板4により気密封止さ
れたガラス管体としての真空外囲器であり、前面パネル
2の内面には、三色蛍光体R,G,Bの各々を単位画素
としてマトリックス状に塗布配置し、3×3画素の蛍光
面5R,5G,5Bからなる蛍光表示部5が形成されて
いる。ここで蛍光面5R,5G,5Bの添字は赤色
(R),緑色(G),青色(B)にそれぞれ対応する。
6は蛍光表示部5の各蛍光面5R,5G,5Bの周辺に
それぞれ対応して配置された複数の加速用陽極61,62
・・・からなる陽極電極群であり、これらの加速用陽極
1,62・・・には外部端子13を介して高電圧が印加
されるようになっている。7は蛍光表示部5の各蛍光面
5R,5G,5Bに対応して電子放出用のカソード711
〜733(図示せず)がそれぞれ独立して配置されたカソ
ード電極群であり、これらのカソード711〜733は各々
両端が背面パネル3上に固定された一対のサポート間に
支持されている。ここでカソード711〜733は第1,第
2番目の添え字はそれぞれ第1〜第3行,第1〜第3列
目に対応する。なお、各カソード711〜733には、例え
ばNiスリーブ上に酸化物をコーティングした傍熱型あ
るいはタングステンに酸化物をコーティングした直熱型
のものが使用できる。また、8はこのカソード電極群7
と蛍光表示部5との間に配置された行選択用の制御グリ
ッド81〜83からなるグリッド電極群であり、これらの
制御グリッド81〜83には、蛍光表示部5の各蛍光面5
R,5G,5Bに対応してその行方向にそれぞれカソー
ド711〜733よりの電子ビーム11を非集束ビームとし
て通過すべく電子通過用穴91〜93が設けられている。
10はカソード電極群7の背面側、つまり真空外囲器1
の一部をなす背面パネル3上に蛍光表示部5の各々の蛍
光面5R,5G,5Bに対応してその列方向にそれぞれ
対向配置されたストライプ状の列選択用の背面電極10
1〜103からなる背面電極群であり、これらの背面電極
101〜103はAgなどの導体層から形成されている。
そして前述した各背面電極101〜103は各カソード7
11〜733の電位に対して負および0Vまたは数Vの正電
位を付与することにより、それらのカソード711〜733
から放出する電子ビーム11を制御するものとなってい
る。なお、12は背面パネル3よりカソード電極群7,
グリッド電極群8および背面電極群10の各々の電極を
外部へ引き出す外部端子としてのリードピン、14は筒
状側板4と前面パネル2,背面パネル3とを接合するフ
リットシールである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光源用表示管は、前面パネル2,背面パネル3と筒状側
板4とをフリットシール14にて封着させる封着工程に
おいて、図6に要部拡大断面図で示すようにフリットガ
ラス14aの流動性により、前面パネル2と筒状側板4
との間にずれDが生じ、光源用表示管の歩留りを低下さ
せ、生産性が低下するなどの問題があった。なお、前面
パネル2と筒状側板4との間にずれDが生じた真空外囲
器1は、光源用表示管を構成して縦横方向に多数個配列
して大画面カラーディスプレイ装置を構成した場合、互
いに隣接する各光源用表示管間の隙間寸法が不揃いとな
り、視認性の良い大画像が得られないことになる。
【0004】したがって本発明は、前述した従来の問題
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、真空外囲器を構成する前面パネル,背面パネルと筒
状側板との位置ずれを防止し、生産性が良くしかも視認
性の良い大画像が得られる発光素子の製造方法およびそ
の装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明による発光素子の製造装置は、前面パネ
ルの端面と接触するパネル固定用突起と、筒状側板の外
面と接触する筒状側板固定用突起と、前記パネル固定用
突起と筒状側板固定用突起とを所定の位置関係を持たせ
て一体的に保持する保持体とから構成するものである。
【0006】
【作用】本発明においては、前面パネルの端面もしくは
筒状側板の外面のいずれかが基準となって筒状側板もし
くは前面パネルが位置決めされることになる。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明による発光素子の製造方法の一
実施例を説明する製造装置の要部拡大断面図である。同
図において、内面側に蛍光表示部5が形成された前面パ
ネル2と筒状側板4とを位置決めする治具20は、前面
パネル2の端面に接触するパネル固定用突起20aと、
筒状側板4の外面に接触する筒状側板固定用突起20b
と、このパネル固定用突起20aと筒状側板固定用突起
20bとを所定の位置関係を持たせて連結して保持固定
する保持部20cとから構成される第1の保持体201
と、この前面パネル2の反対向側に第1の保持体201
と同一構造で形成される図示しないが第2の保持体20
2とを連結して一体的に支持固定する支持体203とから
構成されている。具体的に図2に上方から見た平面図で
示すように構成されている。
【0008】このように構成された製造装置は、まず、
図1に要部拡大断面図に示すように前面パネル2の内側
周端部と筒状側板4の開口端との間にフリットガラス1
4aを印刷塗布した後、図2に示すようにこの前面パネ
ル2の上方から前述した構成の治具20を装着し、図示
しないクリップで挟み、適当な圧力を加えてフリットガ
ラス14aを加圧接着して固定する。しかる後、この製
造装置に固定された真空外囲器組立体をフリット溶融炉
内に導入して所定の温度でベーキングを行ってフリット
ガラス14aを燒結させて固化させ、フリットシール1
4が形成されて封着されることになる。
【0009】このように構成された製造装置による製造
方法によると、図1に要部拡大断面図で示すように前面
パネル2の端面に対してパネル固定用突起20aが接触
し、筒状側板4の外面には筒状側板固定用突起20b接
触して位置決めされてフリットガラス14aが固化され
るので、フリットガラス14aの流動性によるずれの発
生がなくなり、前面パネル2と筒状側板4とが位置決め
固定されることになる。
【0010】なお、前述した実施例においては、前面パ
ネル2の対向する二辺側を位置決めした場合について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、互
いに対向する二辺、つまり図3に平面図で示すように図
2の治具20を4個組み合わせて構成した治具20Aを
用いて前面パネル2の四辺に対して同時に位置決めする
ことによって筒状側板4の外面に対してほぼ完全な位置
決めが可能となり、前面パネル2と筒状側板4との位置
ずれを確実に防止することができる。
【0011】また、前述した実施例においては、前面パ
ネル2と筒状側板4との位置決めについて説明したが、
背面パネル3と筒状側板4との位置決めに適用しても前
述と同等の効果が得られることは勿論である。
【0012】
【発明の効果】以上、説明したように本発明による発
素子の製造装置によれば、前面パネルの端面と接触する
パネル固定用突起と、筒状側板の外面と接触する筒状側
板固定用突起と、前記パネル固定用突起と筒状側板固定
用突起とを所定の位置関係を持たせて一体的に保持する
保持体とで構成したことにより、前面パネルと筒状側板
の位置決めが極めて容易となり、生産性を大幅に向上で
きるなどの極めて優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による発光素子の製造装置の一実施例に
よる構成を示す要部断面図である。
【図2】本発明による発光素子の製造方法の一実施例を
説明する製造装置の要部平面図である。
【図3】本発明による発光素子の他の製造装置による発
光素子の製造方法を説明する要部平面図である。
【図4】(a)は従来の光源用表示管の基本構成を示す
平面図、(b)はそのA−A′線の断面図である。
【図5】図4の一部の分解斜視図である。
【図6】従来の光源用表示管の問題点を説明する要部拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 真空外囲器 2 前面パネル 3 背面パネル 4 筒状側板 5 蛍光表示部 6 陽極電極群 7 カソード電極群 8 グリッド電極群 10 背面電極群 11 電子ビーム 12 リードピン 13 外部端子 14 フリットシール 14a フリットガラス 20 治具 20A 治具 20a パネル固定用突起 20b 筒状側板固定用突起 20c 保持部 201 第1の保持体 202 第2の保持体 203 支持体
フロントページの続き (72)発明者 山中 昭男 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊 勢電子工業株式会社内 (72)発明者 上村 佐四郎 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊 勢電子工業株式会社内 (72)発明者 原 善一郎 長崎県長崎市丸尾町6番14号 三菱電機 株式会社 長崎製作所内 (72)発明者 二石 俊一 長崎県長崎市丸尾町6番14号 三菱電機 株式会社 長崎製作所内 (72)発明者 柴山 耕三郎 長崎県長崎市丸尾町6番14号 三菱電機 株式会社 長崎製作所内 (56)参考文献 特開 平2−192652(JP,A) 実開 昭62−193655(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01J 9/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面パネルの端面と接触するパネル固定
    用突起と、筒状側板の外面と接触する筒状側板固定用突
    起と、前記パネル固定用突起と筒状側板固定用突起とを
    所定の位置関係を持たせて一体的に保持する保持体とを
    備えたことを特徴とする発光素子の製造装置。
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