JPH10306476A - 水栓のハンドル位置指示装置 - Google Patents

水栓のハンドル位置指示装置

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JPH10306476A
JPH10306476A JP12507697A JP12507697A JPH10306476A JP H10306476 A JPH10306476 A JP H10306476A JP 12507697 A JP12507697 A JP 12507697A JP 12507697 A JP12507697 A JP 12507697A JP H10306476 A JPH10306476 A JP H10306476A
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handle
faucet
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holding recess
temperature control
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Osamu Araki
修 荒木
Saikun Sai
宰熏 崔
Masaaki Nagata
雅昭 永田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水栓ハンドルの操作性を良好とするとともに、
ハンドルの現在の位置が感覚的に分かり易いようにす
る。 【解決手段】水栓10の温調ハンドル18に指掛り凹部
32を形成するとともに、指掛り凹部32を、ハンドル
位置を示す指示部を兼用させる。また指掛り凹部32は
少なくともハンドル18の天面から基端位置まで溝状に
延びるように設け、そしてこの溝状の指掛り凹部32内
面に、ハンドル位置を指し示すための指示用目印34を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は水栓のハンドル位
置を指示するためのハンドル位置指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
水栓ハンドルとして図4(A)に示しているようにハン
ドル本体102の側周面に沿って複数の突起104を形
成し、その突起104を指掛り部として用い、水栓ハン
ドル100全体をつまんでこれを回転操作する形式のも
の、或いは(B)に示しているようにハンドル本体10
2よりレバー106を延出させ、そのレバー106の操
作によって水栓ハンドル108全体を回転操作する形式
のものが多く用いられている。
【0003】而して上記図4(B)のレバー式の水栓ハ
ンドル108の場合、レバー106によって水栓ハンド
ル108の方向性ないし現在の位置を指示することがで
きる利点があり、また一方図4(A)の水栓ハンドル1
00全体をつまんで回転操作する形式のものは、上記突
起104に指を掛けることによって、即ち水栓ハンドル
100全体が指掛りの良いものであるため、回転操作す
るときの操作性が良好である利点を有する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこれら二つ
の形式の水栓ハンドルの利点を併せ有する水栓のハンド
ル位置指示装置を提供することを目的としてなされたも
のである。而して請求項1のものは、水栓のハンドルに
指掛り凹部が形成されるとともに、該指掛り凹部がハン
ドル位置を示す指示部を兼用していることを特徴とす
る。
【0005】請求項2のものは、請求項1において、前
記指掛り凹部は少なくともハンドルの天面から基端位置
まで溝状に延びていることを特徴とする。
【0006】請求項3のものは、請求項1,2の何れか
において、前記指掛り凹部内面にハンドル位置を示すた
めの指示用目印が設けられていることを特徴とする。
【0007】請求項4のものは、請求項2,3の何れか
において、前記ハンドルが、表示面より起立する起立部
と該起立部の上端から折れ曲がる折曲り部とを有するL
字状形態をなしていることを特徴とする。
【0008】請求項5のものは、請求項4において、前
記表示面が、垂直面に対して斜め上向きに傾斜する傾斜
面とされていることを特徴とする。
【0009】
【作用及び発明の効果】上記のように本発明は、水栓の
ハンドルに指掛り凹部を形成するとともに、その指掛り
凹部をもってハンドル位置を示す指示部を兼用させたも
ので、本発明によれば、そのハンドルに形成した指掛り
凹部によってハンドルを操作性良く操作することができ
るとともに、その指掛り凹部によってハンドルの現在の
位置を指示することができる。
【0010】本発明においては、その指掛り凹部を少な
くともハンドルの天面から基端位置まで溝状に延びる形
態で形成することができる(請求項2)。特にこのよう
にした場合、指掛り凹部に載せるようにして置いた指が
丁度表示部の特定位置を示す状態となるため、ハンドル
を目的とする位置に位置合せする作業、即ちハンドル合
せを触感に基づいて容易に行えるようになる。
【0011】本発明では、更にその指掛り凹部内面にハ
ンドルの現在の位置を示すための、即ち表示部の表示を
指し示すための指示用目印を設けておくことができる
(請求項3)。このようにすれば、よりはっきりとハン
ドルの現在の位置をその指示用目印によって指示するこ
とができる。
【0012】本発明においては、上記ハンドルの形態
を、表示面から起立する起立部とその起立部の上端から
折れ曲がる折曲り部とを有するL字状形態となすことが
できる(請求項4)。このようにハンドルの形態をL字
状形態とした場合、ハンドルを操作するときの握り方が
限定されてくる。即ち、かかるL字状形態のハンドルの
場合、例えば人差指を溝状形態の指掛り凹部に載せるよ
うに置いてハンドルを握るか、又は親指を指掛り凹部に
載せるように置く形でハンドルを握るかの握り方に自ず
と限定されて来、人差指或いは親指などが直接的に表示
部を指示する状態、即ちハンドルの現在の位置を指示す
る状態となって、現在のハンドル位置が感覚的に分かり
易いものとなる。
【0013】本発明においては、上記表示面を垂直面に
対して斜め上向きに傾斜する傾斜面となすことができる
(請求項5)。このように表示面を斜め上向きの傾斜面
とした場合、ハンドルの握り方が更に上記の握りに限定
される。即ちこの様な握り方がより自然な握りとなり、
換言すれば使用者の指が直接表示部を指示するような握
りとなるように使用者を無理なく誘導することができ
る。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において10は水栓であり、14は床面
(又はカウンター面)12から立ち上がるように設けら
れたカバーであって、内部に水栓本体が組み込まれてい
る。16はカバー14の一部を成す前部の表示板であっ
て、垂直面に対して角度をαだけ斜め上向きに傾斜した
状態で設けられている。そしてこの表示板16から前方
に突出する状態で温調ハンドル(温度調節ハンドル)1
8が設けられている。
【0015】またカバー14の側方に突出する状態で切
替ハンドル20が設けられている。更に反対側において
シャワーエルボ22がカバー14から側方に突出状態で
設けられており、そのシャワーエルボ22に対してシャ
ワーホース24が接続されている。
【0016】28はカバー14の外部且つ下向きに突き
出す状態で設けられた吐水口で、上記切替ハンドル20
は、これら吐水口28若しくはシャワーホース24につ
ながるシャワーヘッドからの吐水・止水を操作し、若し
くは混合水の供給先をこれら吐水口28側からシャワー
ヘッド側に若しくはその逆に切替操作する部分である。
【0017】上記表示板16には、温調ハンドル18の
周りに温度表示部26が設けられている。温調ハンドル
18は、図2(B)にも示しているように表示板16か
ら直立に起立する起立部29と、その上端で起立部29
に対し略直角方向且つ下方に折れ曲がる折曲り部30と
を有するL字状形態を成している。
【0018】而して折曲り部30の全長及び起立部29
の全高さに亘って、溝状に延びる指掛り凹部32が形成
されている。即ち温調ハンドル18においては、折曲り
部30の下端から起立部29の基端に至る長さの溝状の
指掛り凹部32が形成されている。
【0019】この指掛り凹部32は、温調ハンドル18
の現在の位置を指し示す指示部、即ち温調ハンドル18
周りに設けられた温度表示部26の特定位置を指示する
指示部を兼ねたもので、同図(A)に示しているように
幅方向中間位置の内面に指示用目印34が設けられてい
る。
【0020】本例の装置の場合、温調ハンドル18を握
って回転操作する際、図3に示しているように人差指
(又は親指)を指掛り凹部32に載せるように置いて温
調ハンドル18を握り、その状態でこれを回転操作する
ことができる。その際、指掛り凹部32に対する指掛り
によって温調ハンドル18を操作性良く回転操作するこ
とができる。
【0021】またこのとき、人差指(又は親指)が丁度
温調ハンドル18の周りに設けられた温度表示部26の
所定位置を指示した状態となるため、ハンドル合せを感
覚的に容易に行うことができる。
【0022】更に本例の装置の場合、温調ハンドル18
の形態を、温度表示部26から起立する起立部29と、
その起立部29の上端から折れ曲がる折曲り部30とを
有するL字状としてるため、温調ハンドル18を操作す
るときの握り方が自ずと上記の握り、即ち人差指或いは
親指等が直接的に温度表示部26を指示する状態、つま
り温調ハンドル18の現在の位置を指示する状態となっ
て、現在のハンドル位置が感覚的に分かり易いものとな
る。
【0023】更に表示板16、即ち表示面が斜め上向き
の傾斜面となっているため、温調ハンドル18に対する
握りを、より自然に上記の握りに誘導することができ
る。即ち、使用者の指が直接温度表示部26を指示する
ような握りとなるように使用者を無理なく導くことがで
きる。
【0024】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明は上記温調ハンドル以外の
ハンドルに対して適用することも可能であるなど、その
主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で
構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるハンドル位置指示装置
を含む水栓の全体斜視図である。
【図2】図1におけるハンドルとその周辺の要部詳細図
である。
【図3】図1及び図2のハンドルの操作状態を示す説明
図である。
【図4】従来の水栓ハンドルの形態を示す図である。
【符号の説明】
10 水栓 16 表示板 18 温調ハンドル(温度調節ハンドル) 26 温度表示部 29 起立部 30 折曲り部 32 指掛り凹部(指示部) 34 指示用目印

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓のハンドルに指掛り凹部が形成され
    るとともに、該指掛り凹部がハンドル位置を示す指示部
    を兼用していることを特徴とする水栓のハンドル位置指
    示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記指掛り凹部は少
    なくともハンドルの天面から基端位置まで溝状に延びて
    いることを特徴とする水栓のハンドル位置指示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記指
    掛り凹部内面にハンドル位置を示すための指示用目印が
    設けられていることを特徴とする水栓のハンドル位置指
    示装置。
  4. 【請求項4】 請求項2,3の何れかにおいて、前記ハ
    ンドルが、表示面より起立する起立部と該起立部の上端
    から折れ曲がる折曲り部とを有するL字状形態をなして
    いることを特徴とする水栓のハンドル位置指示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記表示面が、垂直
    面に対して斜め上向きに傾斜する傾斜面とされているこ
    とを特徴とする水栓のハンドル位置指示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133617A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Matsushita Electric Works Ltd 操作部を備えた便器装置
JP2016098580A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 株式会社Lixil 自動水栓
CN107002394A (zh) * 2014-11-21 2017-08-01 骊住株式会社 自动水龙头

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