JPH09299837A - 噴霧器 - Google Patents
噴霧器Info
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- JPH09299837A JPH09299837A JP8140672A JP14067296A JPH09299837A JP H09299837 A JPH09299837 A JP H09299837A JP 8140672 A JP8140672 A JP 8140672A JP 14067296 A JP14067296 A JP 14067296A JP H09299837 A JPH09299837 A JP H09299837A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1052—Actuation means
- B05B11/1056—Actuation means comprising rotatable or articulated levers
- B05B11/1057—Triggers, i.e. actuation means consisting of a single lever having one end rotating or pivoting around an axis or a hinge fixedly attached to the container, and another end directly actuated by the user
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トリガー式噴霧器において、トリガーの安全
機構の機能と、この噴霧器を握った手の手当り感を向上
させる手当り改善部材の機能とを一つの部材で達成し、
これら双方の機能を備える噴霧器の低コスト化を図る。 【解決手段】 噴霧器本体11から垂下したトリガー1
3の引寄せ操作により、噴霧器本体11の噴口14から
液体を噴霧させるトリガー式噴霧器10Aにおいて、噴
霧器本体11の噴口側14に配することによりトリガー
の引寄せを不能とするストッパーとなり、噴霧器本体1
1の背側に配することにより、噴霧器10Aを支持する
手を平滑面で押圧する手当り改善部材となるストッパー
兼手当り改善部材20を設ける。
機構の機能と、この噴霧器を握った手の手当り感を向上
させる手当り改善部材の機能とを一つの部材で達成し、
これら双方の機能を備える噴霧器の低コスト化を図る。 【解決手段】 噴霧器本体11から垂下したトリガー1
3の引寄せ操作により、噴霧器本体11の噴口14から
液体を噴霧させるトリガー式噴霧器10Aにおいて、噴
霧器本体11の噴口側14に配することによりトリガー
の引寄せを不能とするストッパーとなり、噴霧器本体1
1の背側に配することにより、噴霧器10Aを支持する
手を平滑面で押圧する手当り改善部材となるストッパー
兼手当り改善部材20を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トリガー式噴霧器
に関する。さらに詳しくは本発明は、噴霧器の非使用時
に不用意に液が噴霧されることを防止するストッパーと
しても、あるいは噴霧器の使用時に手当りを改善する手
当り改善部材としても使用することができるストッパー
兼手当り改善部材を有する噴霧器に関する。
に関する。さらに詳しくは本発明は、噴霧器の非使用時
に不用意に液が噴霧されることを防止するストッパーと
しても、あるいは噴霧器の使用時に手当りを改善する手
当り改善部材としても使用することができるストッパー
兼手当り改善部材を有する噴霧器に関する。
【0002】
【従来の技術】トリガー式噴霧器は、トリガーの引寄せ
操作により、噴口から液体を噴霧させるガンタイプの噴
霧器であり、従来より洗剤、漂白剤等の噴霧器として、
あるいは園芸用噴霧器として使用されている。
操作により、噴口から液体を噴霧させるガンタイプの噴
霧器であり、従来より洗剤、漂白剤等の噴霧器として、
あるいは園芸用噴霧器として使用されている。
【0003】このトリガー式噴霧器には種々の機構のも
のが知られており、その機構に応じて噴霧器本体内にお
ける液体流路やトリガーの支点の位置等も異なるが、い
ずれもその使用時には、例えば、図3に示すトリガー式
噴霧器10のように、液体を収容した容器1の口頸部2
に、噴霧器本体11がキャップ12等を螺合させること
等により取り付けられる。そして、噴霧器本体11の下
方ないし容器1の口頸部2を噴霧器本体11の背側から
握り、トリガー13に人差し指と中指とを掛け、トリガ
ー13を矢印のように引寄せることにより噴口14から
液体を噴霧させる。
のが知られており、その機構に応じて噴霧器本体内にお
ける液体流路やトリガーの支点の位置等も異なるが、い
ずれもその使用時には、例えば、図3に示すトリガー式
噴霧器10のように、液体を収容した容器1の口頸部2
に、噴霧器本体11がキャップ12等を螺合させること
等により取り付けられる。そして、噴霧器本体11の下
方ないし容器1の口頸部2を噴霧器本体11の背側から
握り、トリガー13に人差し指と中指とを掛け、トリガ
ー13を矢印のように引寄せることにより噴口14から
液体を噴霧させる。
【0004】ところで、トリガー式噴霧器10において
は、トリガー13の引寄せ操作は容易にできるように作
製されているので、容器の転倒時等に不用意にトリガー
13が作用して液体が噴霧されたり、また乳幼児がトリ
ガー13を操作して液体を噴霧させてしまう危険があ
る。このため、従来より、トリガー式噴霧器には、非使
用時に噴口14を封鎖する機構や、トリガー操作が不能
となるようにトリガー13の動きをロックする機構や、
またトリガー操作によるピストンの上下動を止める機構
等の安全機構が提案されている。
は、トリガー13の引寄せ操作は容易にできるように作
製されているので、容器の転倒時等に不用意にトリガー
13が作用して液体が噴霧されたり、また乳幼児がトリ
ガー13を操作して液体を噴霧させてしまう危険があ
る。このため、従来より、トリガー式噴霧器には、非使
用時に噴口14を封鎖する機構や、トリガー操作が不能
となるようにトリガー13の動きをロックする機構や、
またトリガー操作によるピストンの上下動を止める機構
等の安全機構が提案されている。
【0005】一方、上述のようにトリガー式噴霧器10
の使用時には、噴霧器本体11の下方ないし容器1の口
頸部2を握り、人差し指と中指でトリガー13を引寄せ
るが、このとき親指と人差し指の付根付近には噴霧器本
体11の背側の下部11aが当たり、この部分に噴霧容
器全体の重さが集中的にかかることになる。さらに、噴
霧器本体11の背側の下部11aは、通常、噴霧器本体
11の成形型の関係から外形面で塞がれておらず、図4
に示したように、幅の細い外形の縁辺のみとなってい
る。そのため、このトリガー式噴霧器の使用に際して
は、噴霧容器全体の重さが幅の細い縁辺を介して親指と
人差し指の付根付近にかかるので、この部分に痛みが感
じられ、噴霧器の使用感の改善が問題となっていた。
の使用時には、噴霧器本体11の下方ないし容器1の口
頸部2を握り、人差し指と中指でトリガー13を引寄せ
るが、このとき親指と人差し指の付根付近には噴霧器本
体11の背側の下部11aが当たり、この部分に噴霧容
器全体の重さが集中的にかかることになる。さらに、噴
霧器本体11の背側の下部11aは、通常、噴霧器本体
11の成形型の関係から外形面で塞がれておらず、図4
に示したように、幅の細い外形の縁辺のみとなってい
る。そのため、このトリガー式噴霧器の使用に際して
は、噴霧容器全体の重さが幅の細い縁辺を介して親指と
人差し指の付根付近にかかるので、この部分に痛みが感
じられ、噴霧器の使用感の改善が問題となっていた。
【0006】そこで、トリガー式噴霧器10の使用時に
手当りを改善する手当り改善部材にについても種々の提
案がなされている。
手当りを改善する手当り改善部材にについても種々の提
案がなされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
安全機構の構成部材と手当り改善部材は、全く別個の部
材として独立的に構成されており、それぞれ別個に噴霧
器本体10に取り付けられるので、噴霧器に安全機構と
手当り改善部材との双方を備えるためには部品数が増
え、コスト高になるという問題があった。また、安全機
構を作用させるときには噴霧器の非使用時であるから手
当り改善部材を使用することはなく、逆に手当り改善部
材を使用するときには噴霧器の使用時であるから安全機
構を作用させることはない。このため、安全機構と手当
り改善部材との双方を噴霧器に備えても、いずれか一方
の使用時に他方の保管方法が問題となり、結局、いずれ
か一方は紛失される場合が多かった。
安全機構の構成部材と手当り改善部材は、全く別個の部
材として独立的に構成されており、それぞれ別個に噴霧
器本体10に取り付けられるので、噴霧器に安全機構と
手当り改善部材との双方を備えるためには部品数が増
え、コスト高になるという問題があった。また、安全機
構を作用させるときには噴霧器の非使用時であるから手
当り改善部材を使用することはなく、逆に手当り改善部
材を使用するときには噴霧器の使用時であるから安全機
構を作用させることはない。このため、安全機構と手当
り改善部材との双方を噴霧器に備えても、いずれか一方
の使用時に他方の保管方法が問題となり、結局、いずれ
か一方は紛失される場合が多かった。
【0008】本発明は以上のような従来技術の課題を解
決しようとするものであり、トリガー式噴霧器に安全機
構と手当り改善部材との双方を低コストで備えられるよ
うにし、また、これらの一方の使用時の他方の保管の問
題も解消してトリガー式噴霧器の利便性を向上させるこ
とを目的とする。
決しようとするものであり、トリガー式噴霧器に安全機
構と手当り改善部材との双方を低コストで備えられるよ
うにし、また、これらの一方の使用時の他方の保管の問
題も解消してトリガー式噴霧器の利便性を向上させるこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、トリガー式
噴霧器の安全機構を構成するストッパーと、手当り改善
部材とを一つの部材で兼用できるように作製し、必要に
応じて、安全機構としてあるいは手当り改善部材とし
て、切り替え使用できるようにすることにより、上記の
目的が達成できることを見出し、本発明を完成させるに
至った。
噴霧器の安全機構を構成するストッパーと、手当り改善
部材とを一つの部材で兼用できるように作製し、必要に
応じて、安全機構としてあるいは手当り改善部材とし
て、切り替え使用できるようにすることにより、上記の
目的が達成できることを見出し、本発明を完成させるに
至った。
【0010】即ち、本発明は、噴霧器本体から垂下した
トリガーの引寄せ操作により、噴霧器本体の噴口から液
体を噴霧させるトリガー式噴霧器において、噴霧器本体
の噴口側に配することによりトリガーの引寄せを不能と
するストッパーとなり、噴霧器本体の背側に配すること
により、噴霧器を支持する手を平滑面で押圧する手当り
改善部材となるストッパー兼手当り改善部材を有するこ
とを特徴とする噴霧器を提供する。
トリガーの引寄せ操作により、噴霧器本体の噴口から液
体を噴霧させるトリガー式噴霧器において、噴霧器本体
の噴口側に配することによりトリガーの引寄せを不能と
するストッパーとなり、噴霧器本体の背側に配すること
により、噴霧器を支持する手を平滑面で押圧する手当り
改善部材となるストッパー兼手当り改善部材を有するこ
とを特徴とする噴霧器を提供する。
【0011】特に、この本発明の噴霧器の好ましい態様
として、ストッパー兼手当り改善部材が、外側へ突出し
た手掛け用フックを有するリング状部材からなり、該リ
ング状部材が噴霧器本体の下部に装着され、該リング状
部材の手掛け用フックが噴霧器本体の噴口側に位置する
第1の装着方向をとることにより手掛け用フックがスト
ッパーとなり、リング状部材の手掛け用フックが噴霧器
本体の背側に位置する第2の装着方向をとることにより
手掛け用フックが手当り改善部材となるものを提供す
る。
として、ストッパー兼手当り改善部材が、外側へ突出し
た手掛け用フックを有するリング状部材からなり、該リ
ング状部材が噴霧器本体の下部に装着され、該リング状
部材の手掛け用フックが噴霧器本体の噴口側に位置する
第1の装着方向をとることにより手掛け用フックがスト
ッパーとなり、リング状部材の手掛け用フックが噴霧器
本体の背側に位置する第2の装着方向をとることにより
手掛け用フックが手当り改善部材となるものを提供す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて具
体的に説明する。なお、各図中同一符号は同一又は同等
の構成要素を表している。
体的に説明する。なお、各図中同一符号は同一又は同等
の構成要素を表している。
【0013】図1(a)は、本発明のトリガー式噴霧器
10Aの全体側面図であり、同図(b)はこのトリガー
式噴霧器10Aに使用するストッパー兼手当り改善部材
20Aの斜視図である。
10Aの全体側面図であり、同図(b)はこのトリガー
式噴霧器10Aに使用するストッパー兼手当り改善部材
20Aの斜視図である。
【0014】図示したように、このストッパー兼手当り
改善部材20Aは、外側へ突出した手掛け用フック21
とリング状部材22とが接続した形状を有しており、こ
のリング状部材22が噴霧器本体11の下部で、噴霧器
本体とキャップ12の間に挟まれて装着されている。こ
の場合、ストッパー兼手当り改善部材20Aは、装着部
位において矢印のように回転することにより、手掛け用
フック21が噴霧器本体10Aの噴口14側に位置する
第1の装着方向をとることができ(図中破線の位置)、
また、リング状部材の手掛け用フック21は噴霧器本体
11の背側に位置する第2の装着方向をとることもでき
る。
改善部材20Aは、外側へ突出した手掛け用フック21
とリング状部材22とが接続した形状を有しており、こ
のリング状部材22が噴霧器本体11の下部で、噴霧器
本体とキャップ12の間に挟まれて装着されている。こ
の場合、ストッパー兼手当り改善部材20Aは、装着部
位において矢印のように回転することにより、手掛け用
フック21が噴霧器本体10Aの噴口14側に位置する
第1の装着方向をとることができ(図中破線の位置)、
また、リング状部材の手掛け用フック21は噴霧器本体
11の背側に位置する第2の装着方向をとることもでき
る。
【0015】ストッパー兼手当り改善部材20Aに第1
の装着方向をとらせるとき、ストッパー兼手当り改善部
材20Aが、噴霧器本体11の下部とキャップ12との
間の装着位置でさらに回転して所期の方向からずれない
ように、図1(c)に示すように手掛け用フック21の
先端部21aがトリガー13に形成された凹部13aに
挿入され、係止固定されるようになっている。ストッパ
ー兼手当り改善部材20Aがこの方向でトリガーに固定
されたとき、ストッパー兼手当り改善部材20Aは、ト
リガー13の引寄せ操作の障害となり、トリガー13の
ストッパーとして機能する。
の装着方向をとらせるとき、ストッパー兼手当り改善部
材20Aが、噴霧器本体11の下部とキャップ12との
間の装着位置でさらに回転して所期の方向からずれない
ように、図1(c)に示すように手掛け用フック21の
先端部21aがトリガー13に形成された凹部13aに
挿入され、係止固定されるようになっている。ストッパ
ー兼手当り改善部材20Aがこの方向でトリガーに固定
されたとき、ストッパー兼手当り改善部材20Aは、ト
リガー13の引寄せ操作の障害となり、トリガー13の
ストッパーとして機能する。
【0016】一方、ストッパー兼手当り改善部材20A
に第2の装着方向をとらせるとき、ストッパー兼手当り
改善部材20Aが、さらに回転して所期の方向からずれ
ないようにするために、図1(d)に示すように、噴霧
器本体11の背側においてストッパー兼手当り改善部材
20Aの装着部位の上方寄りにリブ15が設けられ、ま
た、ストッパー兼手当り改善部材20Aのリング状部材
22には内周面に凹部22cが設けられている。これに
より、トリガー式噴霧器10Aの使用時に噴霧器本体1
1を手で支持すると、ストッパー兼手当り改善部材20
Aが僅かに上方にずれ、リング状部材22の凹部22c
に噴霧器本体11が嵌まり、ストッパー兼手当り改善部
材20Aがこの向きに固定される。ストッパー兼手当り
改善部材20Aがこのように固定されると、スッパー兼
手当り改善部材20Aの手掛け用フック21は、その下
面21bが、この噴霧器10Aの使用者の握り手の親指
と人差し指の付根付近の形状に適合する平滑な曲面を有
しているので、この部分に噴霧器10Aから相当の加重
がかかっても痛みを感じることはない。したがって、噴
霧器10Aの使用感が大きく向上する。
に第2の装着方向をとらせるとき、ストッパー兼手当り
改善部材20Aが、さらに回転して所期の方向からずれ
ないようにするために、図1(d)に示すように、噴霧
器本体11の背側においてストッパー兼手当り改善部材
20Aの装着部位の上方寄りにリブ15が設けられ、ま
た、ストッパー兼手当り改善部材20Aのリング状部材
22には内周面に凹部22cが設けられている。これに
より、トリガー式噴霧器10Aの使用時に噴霧器本体1
1を手で支持すると、ストッパー兼手当り改善部材20
Aが僅かに上方にずれ、リング状部材22の凹部22c
に噴霧器本体11が嵌まり、ストッパー兼手当り改善部
材20Aがこの向きに固定される。ストッパー兼手当り
改善部材20Aがこのように固定されると、スッパー兼
手当り改善部材20Aの手掛け用フック21は、その下
面21bが、この噴霧器10Aの使用者の握り手の親指
と人差し指の付根付近の形状に適合する平滑な曲面を有
しているので、この部分に噴霧器10Aから相当の加重
がかかっても痛みを感じることはない。したがって、噴
霧器10Aの使用感が大きく向上する。
【0017】このようにこの噴霧器10Aのストッパー
兼手当り改善部材20Aは、この1つの部材でトリガー
13のストッパーとも手当り改善部材ともなる。したが
ってこれら双方の機能を別個の部材で形成していた従来
例に比して低コストで作製することが可能となる。ま
た、ストッパー兼手当り改善部材20Aは噴霧器の使用
の有無によって、第1の装着方向のストッパーあるいは
第2の装着方向の手当り改善部材のいずれかで使用され
るから、従来のようなストッパーあるいは手当り改善部
材の非使用時の保管の問題も生じない。
兼手当り改善部材20Aは、この1つの部材でトリガー
13のストッパーとも手当り改善部材ともなる。したが
ってこれら双方の機能を別個の部材で形成していた従来
例に比して低コストで作製することが可能となる。ま
た、ストッパー兼手当り改善部材20Aは噴霧器の使用
の有無によって、第1の装着方向のストッパーあるいは
第2の装着方向の手当り改善部材のいずれかで使用され
るから、従来のようなストッパーあるいは手当り改善部
材の非使用時の保管の問題も生じない。
【0018】なお、図1に示した噴霧器10Aでは、手
掛け用フック21を有するリング状部材22からなるス
トッパー兼手当り改善部材20Aを、噴霧器本体11の
下部とキャップ12の間に挟んで装着したが、本発明に
おいてこのようなストッパー兼手当り改善部材20Aの
装着部位はこれに限られない。例えば、噴霧器本体11
の下部に適宜装着用の溝を設け、その部位に装着するこ
とができる。
掛け用フック21を有するリング状部材22からなるス
トッパー兼手当り改善部材20Aを、噴霧器本体11の
下部とキャップ12の間に挟んで装着したが、本発明に
おいてこのようなストッパー兼手当り改善部材20Aの
装着部位はこれに限られない。例えば、噴霧器本体11
の下部に適宜装着用の溝を設け、その部位に装着するこ
とができる。
【0019】また、図1に示した噴霧器10Aは、トリ
ガー13が噴霧器本体11の先端部を支点として回動す
るタイプのものであるが、このストッパー兼手当り改善
部材20Aは、トリガー式噴霧器で有る限り、種々のタ
イプのものに適用できる。
ガー13が噴霧器本体11の先端部を支点として回動す
るタイプのものであるが、このストッパー兼手当り改善
部材20Aは、トリガー式噴霧器で有る限り、種々のタ
イプのものに適用できる。
【0020】図2(a)は、本発明の他の態様のトリガ
ー式噴霧器10Bの全体側面図であり、同図(b)はこ
のトリガー式噴霧器10Bに使用するストッパー兼手当
り改善部材20Bの斜視図である。
ー式噴霧器10Bの全体側面図であり、同図(b)はこ
のトリガー式噴霧器10Bに使用するストッパー兼手当
り改善部材20Bの斜視図である。
【0021】図示したように、このストッパー兼手当り
改善部材20Bは、噴霧器本体11の背側の下部(図中
実線の斜線部分)あるいは噴霧器本体11の噴口側14
の下部とトリガー13との間(図中破線の斜線部分)の
いずれにも装着することができ、噴霧器の使用の有無に
応じていずれかに装着されて使用されるものである。し
たがってこのストッパー兼手当り改善部材20Bは、噴
霧器本体11の背側の下部11aに配されたとき、その
側面23、24が、噴霧器本体11の背側の下部に嵌合
する形状を有している。特に、噴霧器本体11の端部1
1bが、ストッパー兼手当り改善部材20Bの側面に形
成されている凹部25と嵌合し、噴霧器本体11の背側
の下部11aの本来の縁辺が完全にストッパー兼手当り
改善部材20Bで覆われ、噴霧器本体の背側の下部11
aは平滑な曲面をなすようになっている。したがって、
この噴霧器の使用者が握り手の親指と人差し指の付根付
近に痛みを感じることなく、この噴霧器の使用感が大き
く向上する。
改善部材20Bは、噴霧器本体11の背側の下部(図中
実線の斜線部分)あるいは噴霧器本体11の噴口側14
の下部とトリガー13との間(図中破線の斜線部分)の
いずれにも装着することができ、噴霧器の使用の有無に
応じていずれかに装着されて使用されるものである。し
たがってこのストッパー兼手当り改善部材20Bは、噴
霧器本体11の背側の下部11aに配されたとき、その
側面23、24が、噴霧器本体11の背側の下部に嵌合
する形状を有している。特に、噴霧器本体11の端部1
1bが、ストッパー兼手当り改善部材20Bの側面に形
成されている凹部25と嵌合し、噴霧器本体11の背側
の下部11aの本来の縁辺が完全にストッパー兼手当り
改善部材20Bで覆われ、噴霧器本体の背側の下部11
aは平滑な曲面をなすようになっている。したがって、
この噴霧器の使用者が握り手の親指と人差し指の付根付
近に痛みを感じることなく、この噴霧器の使用感が大き
く向上する。
【0022】また、このストッパー兼手当り改善部材2
0Bの側面23、24は、このストッパー兼手当り改善
部材20Bを噴霧器本体11の噴口14側の下部とトリ
ガー13との間に装着させたとき、その噴霧器本体11
の噴口14側の下部とトリガー13にも嵌合する形状を
有している。したがって、ストッパー兼手当り改善部材
20Bをこの部位に装着することにより、ストッパー兼
手当り改善部材20Bは、トリガー14の引寄せ操作の
障害となり、トリガー13のストッパーとして機能す
る。
0Bの側面23、24は、このストッパー兼手当り改善
部材20Bを噴霧器本体11の噴口14側の下部とトリ
ガー13との間に装着させたとき、その噴霧器本体11
の噴口14側の下部とトリガー13にも嵌合する形状を
有している。したがって、ストッパー兼手当り改善部材
20Bをこの部位に装着することにより、ストッパー兼
手当り改善部材20Bは、トリガー14の引寄せ操作の
障害となり、トリガー13のストッパーとして機能す
る。
【0023】なお、図2に示した噴霧器10Bも図1と
同様に、トリガー13が噴霧器本体11の先端部を支点
として回動するタイプのものであるが、図2のストッパ
ー兼手当り改善部材20Bも、トリガー式噴霧器で有る
限り、種々のタイプのものに適用できる。
同様に、トリガー13が噴霧器本体11の先端部を支点
として回動するタイプのものであるが、図2のストッパ
ー兼手当り改善部材20Bも、トリガー式噴霧器で有る
限り、種々のタイプのものに適用できる。
【0024】
【発明の効果】本発明のトリガー式噴霧器によれば、安
全機構と手当り改善部材との双方を一つの部材で備えら
れるので、これら双方の機能を有するトリガー式噴霧器
を低コストに製造することが可能となる。また、これら
双方の機能を果たす部材の保管の問題も解消し、トリガ
ー式噴霧器の利便性が向上する。
全機構と手当り改善部材との双方を一つの部材で備えら
れるので、これら双方の機能を有するトリガー式噴霧器
を低コストに製造することが可能となる。また、これら
双方の機能を果たす部材の保管の問題も解消し、トリガ
ー式噴霧器の利便性が向上する。
【図1】本発明のトリガー式噴霧器の側面図(同図
(a))、ストッパー兼手当り改善部材の斜視図(同図
(b))、トリガーに手当り改善部材を固定する方法の
説明図(同図(c))及び、噴霧器本体に手当り改善部
材を固定する方法の説明図(同図(d))である。
(a))、ストッパー兼手当り改善部材の斜視図(同図
(b))、トリガーに手当り改善部材を固定する方法の
説明図(同図(c))及び、噴霧器本体に手当り改善部
材を固定する方法の説明図(同図(d))である。
【図2】本発明の他の態様のトリガー式噴霧器の側面図
(同図(a))及びストッパー兼手当り改善部材の斜視
図(同図(b))である。
(同図(a))及びストッパー兼手当り改善部材の斜視
図(同図(b))である。
【図3】従来のトリガー式噴霧器付き容器の側面図であ
る。
る。
【図4】従来のトリガー式噴霧器の噴霧器本体部分を底
部側からみた斜視図である。
部側からみた斜視図である。
1 容器 2 キャップ 10A、10B トリガー式噴霧器 11 噴霧器本体 12 キャップ 13 トリガー 14 噴口 20A、20B ストッパー兼手当り改善部材
Claims (2)
- 【請求項1】 噴霧器本体から垂下したトリガーの引寄
せ操作により、噴霧器本体の噴口から液体を噴霧させる
トリガー式噴霧器において、噴霧器本体の噴口側に配す
ることによりトリガーの引寄せを不能とするストッパー
となり、噴霧器本体の背側に配することにより、噴霧器
を支持する手を平滑面で押圧する手当り改善部材となる
ストッパー兼手当り改善部材を有することを特徴とする
噴霧器。 - 【請求項2】 ストッパー兼手当り改善部材が、外側へ
突出した手掛け用フックを有するリング状部材からな
り、該リング状部材が噴霧器本体の下部に装着され、該
リング状部材の手掛け用フックが噴霧器本体の噴口側に
位置する第1の装着方向をとることにより手掛け用フッ
クがストッパーとなり、リング状部材の手掛け用フック
が噴霧器本体の背側に位置する第2の装着方向をとるこ
とにより手掛け用フックが手当り改善部材となる請求項
1記載の噴霧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8140672A JPH09299837A (ja) | 1996-05-11 | 1996-05-11 | 噴霧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8140672A JPH09299837A (ja) | 1996-05-11 | 1996-05-11 | 噴霧器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09299837A true JPH09299837A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=15274081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8140672A Pending JPH09299837A (ja) | 1996-05-11 | 1996-05-11 | 噴霧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09299837A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006130416A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Lion Corp | トリガー式噴出器 |
JP2009241037A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | トリガー式液体噴出容器 |
JP2010051925A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | トリガー式噴出器 |
-
1996
- 1996-05-11 JP JP8140672A patent/JPH09299837A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006130416A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Lion Corp | トリガー式噴出器 |
JP2009241037A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | トリガー式液体噴出容器 |
JP2010051925A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | トリガー式噴出器 |
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