JP4043891B2 - 噴出容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、頭髪用品、化粧品、消臭・制汗剤、その他の人体用品、家庭用品、食品等を噴射するエアゾール容器の噴出容器に係わるものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、エアゾール容器の噴出容器は、本体に対して垂直方向に押すものが一般的であり、指自体で直接的に押すものがほとんどであったが、かなりの力を要するので、ワンハンドで使用するのに不便であった。
【0003】
また、上記した従来のものは、一般的にはエアゾール容器のステムに対して挿入された噴出体を指で押す直圧構造であるので、押圧力を軽くすることができず、使用用途が限られていた。
【0004】
また更に、上記した従来のものは、不用意な噴出を避けるために、蓋等のカバーを必要としており、部品数が多くなっていた。
【0005】
本発明は、上記問題を解決することを課題として、軽い力でワンハンドで使用でき、不用意な噴出を避けるとともに、部品数が少なく、廉価でかつ用途を広げたエアゾール容器の噴出容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するため、噴出容器として、エアゾール容器と、エアゾール容器に設けられた取付部に取着された操作キャップと、操作キャップに係合するロック体、および操作キャップ上方に設けた噴射体とからなる噴出容器であって、操作キャップに、ロック体と係合する操作片が連設されていることを特徴とする構成を採用する。
【0007】
操作キャップとロック体の具体的な実施形態として、操作キャップは、その外周壁下方が前記取付部にヒンジ部で結合され、ヒンジ部に対向する外周壁の上方部に、外側下方に延び、ロック体と係合する操作片が連設されており、ロック体は、前記取付部の外周に廻動可能に取着され、操作キャップの操作片を下方に揺動可能とする切欠部を設けた外周壁を具えていることを特徴とする構成を採用する。
【0008】
ロック体の実施例として、ロック体が、板状壁内周に係止片を突設し、操作キャップの外周壁下方に設けた係止突起に係合していることを特徴とする構成を採用する。
【0009】
噴射体の実施例として、噴射体は、操作キャップの噴射体装着部に取着され、その上方に突出した櫛体であることを特徴とする構成を採用する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1〜3に示すように、本発明の噴出容器は、エアゾール容器1と操作キャップ2、およびロック体3、噴射体4とから構成されている。
【0011】
操作キャップ2は、エアゾール容器1の傾斜式ステム5に嵌合し上方に噴射口6を設けた噴射筒7と、噴射筒7の外側に設けた筒状の外周壁8と、噴射筒7と外周壁8の上方に配設した噴射体装着部9、およびエアゾール容器1の巻締部に取着された円形の取付部10とから構成されている。
【0012】
噴射体装着部9は、ほぼ角形の台板11と、該台板11の各周縁に立設された周壁12,13を具えている。
台板11は、噴射筒7の上端に連設され、中央部を円形の突出部14とし、外周壁8の外形に相当する巾を有する短辺と、外周壁8より突出し、所定長さを有する長辺とを有している。
台板11のの長辺側には前記周壁12が、短辺側には前記周壁13が立設されている。
【0013】
円形の取付部10と筒状の外周壁8の下端は、ヒンジ部15で結合されている。
ヒンジ部15に対向する外周壁8の中間部には、操作片16が設けられており、操作キャップ2は、操作片16を押圧操作とすることによって、ヒンジ部15を中心に揺動可能となっている。
【0014】
操作片16は、水平部と下方に延びる傾斜部16aとを有しており、傾斜部16aはロック体3に係合し、後述するようロック体3の位置によって操作キャップ2の揺動が制限される。
操作片16側の外周壁8下方には、ロック体3の内周に係合する係止突起17が突設されている。
【0015】
ロック体3は、図2,5に示すように、馬蹄形状の板状壁18と板状壁18から垂設された内筒壁19と中筒壁20並びに外筒壁21とから構成されている。
板状壁18の内周には、一定範囲にわたって内筒壁19より内方に突出する係止片22が突設されており、該係止片22は、操作キャップ2の外周壁8に摺接するとともに係止突起17と係合し、外周壁8の妄動を阻止するようにしている。
【0016】
内筒壁19は、操作キャップ2の円形の取付部10の上面に摺接し、中筒壁20は取付部10の外周に摺接廻動されるようになっており、ロック体3は取付部10にスムースに廻動されるよう装着されている。
外筒壁21は、操作片16に係合し、操作キャップ2の下方への揺動を制限するようになっている。
【0017】
板状壁18と外筒壁21の一部分が切除され、切欠部23が設けられており、該切欠部23では操作キャップ2の操作片16が下方に揺動可能となっている。
【0018】
噴射体4は、基台24と塗布部25とからなり、基台24は、中央に噴射通路26を有する角形の板状体27と、板状体27の長辺側の端縁に垂設され、噴射体装着部9の周壁12の内周に嵌合する壁板28と、板状体27の短辺側の周壁に垂設され、周壁13に嵌合する壁板29、および噴射口6を囲むようにして長手方向に延びる隔板30とを具えている。
板状体27上方に前記塗布部25が設けられており、塗布部25は板状体27上方に突出した櫛体31となっている。
【0019】
次に、本噴出容器の作用効果について説明する。
本噴出容器は、ロック体3を、操作キャップ2に対してロック位置とロック解除位置に廻動させて位置決めし、操作片16の揺動操作を規制するようにしたものである。
【0020】
ロック体3を廻動させて、図5(b)に示すように、切欠部23と操作片16が対応するよう位置させ、操作片16を指で押すと、図4に示すように、操作キャップ2の外周壁8はヒンジ部15を基点として可動され、噴射筒7を下方に傾倒するので、ステム5が傾倒され、エアゾール容器1から内容物が噴出される。
操作片16を長くすると操作片16がヒンジ部15を中心として廻動し、テコの原理が作用し、軽い力でステム5の傾倒、噴出が可能となる。
【0021】
また、ロック体3を廻動させ、図5(a)に示すように、操作片16と外筒壁21が対応するよう位置させると、操作キャップ2の操作片16は、図1に示すように、下側に屈曲しているので、ロック体3の外筒壁21の上方角部に当接され、下方への揺動が阻止される。
【0022】
また、操作キャップ2の外周壁8に設けた係止突起17は、常時ロック体3の係止片22に当接し、操作キャップ2の上方への移動が阻止されている。
したがって、操作キャップ2は、図1に示すように、ロック体3により完全に上下方向の揺動が阻止され、カバーキャップを必要としない。
【0023】
前記実施形態では、エアゾール容器のステムを傾斜式としたが、押下げ式ステムとしてもよい。
また、前記実施形態では、塗布部を櫛体としているが、これに限定されるものでなく、従来からあるノズル、スポンジ、刷毛、ボール等、任意のものを選択することができ、それに応じ塗布部装着部の形状を変更することができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
主要な構成が、エアゾール容器、操作キャップ、ロック体、噴射体から構成されているので、省パーツでコストが廉価にできる。
【0025】
さらに、操作キャップがヒンジ部を中心に廻動され、屈曲された操作片を指で押すと、押下げ操作がテコの原理を応用しているので、小さい力で操作片を押すことで、ワンハンドでの使用が可能となった。
【0026】
さらに、操作キャップの揺動は、ロック体により完全に阻止され、みだりに内溶液が吐出されることがなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る噴出容器の縦断正面図である。
【図2】噴出容器の縦断側面図である。
【図3】噴出容器の平面図である。
【図4】操作キャップのロックが解除されている状態の縦断正面図である。
【図5】ロック体の作動説明図で、(a)は操作キャップのロックが施錠されている状態、(b)は操作キャップのロックが解除されている状態をしめす図である。
【符号の説明】
1 エアゾール容器
2 操作キャップ
3 ロック体
4 噴射体
5 ステム
6 噴射口
7 噴射筒
8 外周壁
9 噴射体装着部
10 取付部
11 台板
12、13 周壁
14 突出部
15 ヒンジ部
16 操作片
16a 傾斜部
17 係止突起
18 板状壁
19 内筒壁
20 中筒壁
21 外筒壁
22 係止片
23 切欠部
24 基台
25 基台
26 噴射通路
27 板状体
28、29 壁板
30 隔板
31 櫛

Claims (3)

  1. エアゾール容器と、エアゾール容器に設けられた取付部に取着された操作キャップと、操作キャップに係合するロック体、および操作キャップ上方に設けた噴射体とからなる噴出容器であって、
    操作キャップは、その外周壁下方が前記取付部にヒンジ部で結合され、ヒンジ部に対向する外周壁の上方部に、外側下方に延び、ロック体と係合する操作片が連設されており、
    ロック体は、前記取付部の外周に廻動可能に取着され、操作キャップの操作片を下方に揺動可能とする切欠部を設けた外周壁を具えていることを特徴とする噴出容器。
  2. ロック体が、板状壁内周に係止片を突設し、操作キャップの外周壁下方に設けた係止突起に係合していることを特徴とする請求項1記載の噴出容器。
  3. 噴射体は、操作キャップの噴射体装着部に取着され、その上方に突出した櫛体であることを特徴とする請求項1または2記載の噴出容器。
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