JPH09309555A - キャップ - Google Patents
キャップInfo
- Publication number
- JPH09309555A JPH09309555A JP8126128A JP12612896A JPH09309555A JP H09309555 A JPH09309555 A JP H09309555A JP 8126128 A JP8126128 A JP 8126128A JP 12612896 A JP12612896 A JP 12612896A JP H09309555 A JPH09309555 A JP H09309555A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pushing member
- lid
- cap
- pushing
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数が少なく、構造がシンプルで、蓋が
スムーズに開放するキャップを得る。 【解決手段】 押し部材３４の頂面４１を押すと、押し
部材３４が回転軸４０を中心として時計方向に揺動す
る。これによって、突部３８は長孔３６に案内されなが
ら、キャップ本体１４の外方へ引っ張られ、蓋２２が回
転軸２６回りに開放される。蓋２２が開放すると、突起
４４が長溝４２と係合するので、押し部材３４の揺動は
停止され、蓋２２が開放状態でロックされる。また、蓋
２２を閉じるときは、蓋２２を指で直接押すか、あるい
は、押し部材３４の上端部をキャップ本体１４側へ押し
戻せば、簡単に蓋を閉じることができる。
スムーズに開放するキャップを得る。 【解決手段】 押し部材３４の頂面４１を押すと、押し
部材３４が回転軸４０を中心として時計方向に揺動す
る。これによって、突部３８は長孔３６に案内されなが
ら、キャップ本体１４の外方へ引っ張られ、蓋２２が回
転軸２６回りに開放される。蓋２２が開放すると、突起
４４が長溝４２と係合するので、押し部材３４の揺動は
停止され、蓋２２が開放状態でロックされる。また、蓋
２２を閉じるときは、蓋２２を指で直接押すか、あるい
は、押し部材３４の上端部をキャップ本体１４側へ押し
戻せば、簡単に蓋を閉じることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の吐出口に取
付けられるキャップに関する。
付けられるキャップに関する。
【０００２】
【従来の技術】胡椒、塩等の調味料が充填された容器の
吐出口に嵌められるキャップには、使い勝手を考えて、
キャップ本体に設けられたボタンを押せば蓋が開閉する
構造が採られている。
吐出口に嵌められるキャップには、使い勝手を考えて、
キャップ本体に設けられたボタンを押せば蓋が開閉する
構造が採られている。
【０００３】このようなキャップでは、如何にボタンの
押圧力を蓋の開放力にスムーズに変換させるかが問題で
あり、また、大量生産が前提となる商品であるため、組
付け及び製造コストの面から、部品点数が少なく、構造
がシンプルであることが要求される。
押圧力を蓋の開放力にスムーズに変換させるかが問題で
あり、また、大量生産が前提となる商品であるため、組
付け及び製造コストの面から、部品点数が少なく、構造
がシンプルであることが要求される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、部品点数が少なく、構造がシンプルで、蓋がスム
ーズに開放するキャップを提供することを課題とする。
慮し、部品点数が少なく、構造がシンプルで、蓋がスム
ーズに開放するキャップを提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明で
は、開口を備えたキャップ本体が、容器の吐出口へ取付
けられ、キャップ本体に軸支された蓋を開け閉めするこ
とによって、開口が開閉可能となっている。
は、開口を備えたキャップ本体が、容器の吐出口へ取付
けられ、キャップ本体に軸支された蓋を開け閉めするこ
とによって、開口が開閉可能となっている。
【０００６】このキャップ本体の側面には、押し部材の
中間部が軸支されており、押し部材の一端部を押圧する
ことによって、軸支部回りに揺動可能となっている。こ
の押し部材の端部には長孔が形成されており、この長孔
には、蓋の回転軸支部と間隔をおいて突設された突部が
スライド可能に挿入されている。
中間部が軸支されており、押し部材の一端部を押圧する
ことによって、軸支部回りに揺動可能となっている。こ
の押し部材の端部には長孔が形成されており、この長孔
には、蓋の回転軸支部と間隔をおいて突設された突部が
スライド可能に挿入されている。
【０００７】ここで、押し部材の他端部を押圧すると、
押し部材が軸支部回りに揺動し、長孔がキャップ本体か
ら離れる。この長孔に突部が案内され、蓋の回転軸支部
を回転中心としてキャップ本体から離れる方向へ倒れ、
蓋が開放する。
押し部材が軸支部回りに揺動し、長孔がキャップ本体か
ら離れる。この長孔に突部が案内され、蓋の回転軸支部
を回転中心としてキャップ本体から離れる方向へ倒れ、
蓋が開放する。
【０００８】一方、押し部材の長孔側を押すか、あるい
は蓋を直接手で押すことによって、蓋が閉じる。
は蓋を直接手で押すことによって、蓋が閉じる。
【０００９】このように、押し部材の揺動動作を蓋の開
閉動作に換える機構を、長孔と突部とで構成することに
よって、部品点数が少なく、また、構造が簡単な蓋の蓋
開閉機構を構築することができる。
閉動作に換える機構を、長孔と突部とで構成することに
よって、部品点数が少なく、また、構造が簡単な蓋の蓋
開閉機構を構築することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１〜図２に示すように、本形態
に係るキャップ１０は、容器１２の吐出口へ取付けられ
る筒状のキャップ本体１４を備えている。
に係るキャップ１０は、容器１２の吐出口へ取付けられ
る筒状のキャップ本体１４を備えている。
【００１１】このキャップ本体１４には、容器１２の吐
出口が挿入され、頂面１８を貫通し頂面１８から立設し
た筒体２０を通じて、容器１２内の内容物が吐出される
ようになっている。なお、この筒体２０の口部には、容
器１２の吐出口に向かってすり鉢状に傾斜する薄肉のノ
ズル２０Ａが形成されており、蓋２２を閉止したとき、
蓋２２の裏面に形成された円筒状の差込み体２３が係合
吸着して、容器１２内の内容物が液体であっても、液漏
れしないような構成とされている。
出口が挿入され、頂面１８を貫通し頂面１８から立設し
た筒体２０を通じて、容器１２内の内容物が吐出される
ようになっている。なお、この筒体２０の口部には、容
器１２の吐出口に向かってすり鉢状に傾斜する薄肉のノ
ズル２０Ａが形成されており、蓋２２を閉止したとき、
蓋２２の裏面に形成された円筒状の差込み体２３が係合
吸着して、容器１２内の内容物が液体であっても、液漏
れしないような構成とされている。
【００１２】一方、キャップ本体１４の側面の一部は凹
設され、上下方向に延出する収納部２４が形成されてい
る。この収納部２４の側壁２４Ａの上部には、回転軸２
６が突設されている。この回転軸２６へ、円形の蓋２２
の外周部から張り出したヒンジ板３０の下端部に穿設さ
れた軸孔２８が回転可能に嵌め込まれるようになってい
る。
設され、上下方向に延出する収納部２４が形成されてい
る。この収納部２４の側壁２４Ａの上部には、回転軸２
６が突設されている。この回転軸２６へ、円形の蓋２２
の外周部から張り出したヒンジ板３０の下端部に穿設さ
れた軸孔２８が回転可能に嵌め込まれるようになってい
る。
【００１３】また、ヒンジ板３０の間に位置する蓋２２
の外周縁はコ字状に凹設されており、この凹部３２に押
し部材３４の上端部３４Ａが嵌め込まれ、蓋２２が閉じ
られているとき、面一になっている。この押し部材３４
の上端部３４Ａの側面には、長孔３６が形成されてお
り、この長孔３６へ、ヒンジ板３０から互いに向かい合
う方向へ突設された突部３８が挿入されている。なお、
この突部３８は、軸孔２８より蓋２２側へ離れた位置に
形成されており、突部３８が傾くことによって、軸孔２
８廻りに回転モーメントが発生する。
の外周縁はコ字状に凹設されており、この凹部３２に押
し部材３４の上端部３４Ａが嵌め込まれ、蓋２２が閉じ
られているとき、面一になっている。この押し部材３４
の上端部３４Ａの側面には、長孔３６が形成されてお
り、この長孔３６へ、ヒンジ板３０から互いに向かい合
う方向へ突設された突部３８が挿入されている。なお、
この突部３８は、軸孔２８より蓋２２側へ離れた位置に
形成されており、突部３８が傾くことによって、軸孔２
８廻りに回転モーメントが発生する。
【００１４】押し部材３４は、下面が開口した中空の箱
体で、頂面３７が長孔３６側から長手方向略中央に亘っ
てキャップ本体１４の側面と平行とされ、さらに、略中
央から下端部に亘って頂面４１が外側へ張り出してい
る。
体で、頂面３７が長孔３６側から長手方向略中央に亘っ
てキャップ本体１４の側面と平行とされ、さらに、略中
央から下端部に亘って頂面４１が外側へ張り出してい
る。
【００１５】側壁３９の略中央からは、それぞれ外方へ
回転軸４０が突設されている。この回転軸４０は、収納
部２４の側壁２４Ａに上下方向へ形成された長溝４２
へ、下方から挿入されるようになっている。これによっ
て、押し部材３４は、長溝４２に軸支された回転軸４０
回りに揺動可能となる。
回転軸４０が突設されている。この回転軸４０は、収納
部２４の側壁２４Ａに上下方向へ形成された長溝４２
へ、下方から挿入されるようになっている。これによっ
て、押し部材３４は、長溝４２に軸支された回転軸４０
回りに揺動可能となる。
【００１６】また、押し部材３４の下端側の側壁３９に
は、突起４４が突設されており、両側の側壁３９を内側
に撓ませながら、長溝４２と係合し、また、長溝４２か
ら離脱できるようになっている。これによって、押し部
材３４の下端部側を押圧したとき、突起４４が長溝４２
と係合して、押し部材３４がロックされる（図５参
照）。
は、突起４４が突設されており、両側の側壁３９を内側
に撓ませながら、長溝４２と係合し、また、長溝４２か
ら離脱できるようになっている。これによって、押し部
材３４の下端部側を押圧したとき、突起４４が長溝４２
と係合して、押し部材３４がロックされる（図５参
照）。
【００１７】さらに、押し部材３４の内側中央には、図
３に示すように、リブ４８が配設されており、収納部２
４の下端から上斜め方向へ張り出した係止片５０に当た
って、長溝４２から回転軸４０が抜けないように保持し
ている。
３に示すように、リブ４８が配設されており、収納部２
４の下端から上斜め方向へ張り出した係止片５０に当た
って、長溝４２から回転軸４０が抜けないように保持し
ている。
【００１８】次に、本形態に係るキャップの作用を説明
する。図３に示すように、蓋２２が閉止している状態で
は、突部３８は押し部材３４の長孔３６の上終端に位置
しており、また、頂面３７がキャップ本体１４の側面と
面一となっている。このとき、押し部材３４の突起４４
は、収納部２４の縁部に当たっており、頂面４１を収納
部２４に押し込まないと、押し部材３４が揺動しないよ
うになっている。
する。図３に示すように、蓋２２が閉止している状態で
は、突部３８は押し部材３４の長孔３６の上終端に位置
しており、また、頂面３７がキャップ本体１４の側面と
面一となっている。このとき、押し部材３４の突起４４
は、収納部２４の縁部に当たっており、頂面４１を収納
部２４に押し込まないと、押し部材３４が揺動しないよ
うになっている。
【００１９】ここで、図４に示すように、押し部材３４
の頂面４１を押すと、押し部材３４が回転軸４０を中心
として時計方向に揺動する。これによって、突部３８は
長孔３６に案内されながら、キャップ本体１４の外方へ
引っ張られ、蓋２２が回転軸２６回りに開放される。こ
の過程で、図５に示すように、突起４４が長溝４２と係
合するので、押し部材３４の揺動は停止され、蓋２２が
開放状態でロックされる。
の頂面４１を押すと、押し部材３４が回転軸４０を中心
として時計方向に揺動する。これによって、突部３８は
長孔３６に案内されながら、キャップ本体１４の外方へ
引っ張られ、蓋２２が回転軸２６回りに開放される。こ
の過程で、図５に示すように、突起４４が長溝４２と係
合するので、押し部材３４の揺動は停止され、蓋２２が
開放状態でロックされる。
【００２０】また、蓋２２を閉じるときは、蓋２２を指
で直接押すか、あるいは、押し部材３４の上端部をキャ
ップ本体１４側へ押し戻せば、簡単に蓋を閉じることが
できる。
で直接押すか、あるいは、押し部材３４の上端部をキャ
ップ本体１４側へ押し戻せば、簡単に蓋を閉じることが
できる。
【００２１】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、部品点数
が少なく、構造がシンプルで、蓋がスムーズに開放する
ことができる。
が少なく、構造がシンプルで、蓋がスムーズに開放する
ことができる。
【図１】本形態に係るキャップを示す斜視図である。
【図２】本形態に係るキャップを示す分解斜視図であ
る。
る。
【図３】本形態に係るキャップの蓋の閉止状態を示す断
面図である。
面図である。
【図４】本形態に係るキャップの蓋の開閉動作を示す断
面図である。
面図である。
【図５】本形態に係るキャップの蓋の開放状態を示す断
面図である。
面図である。
１４ キャップ本体 ２２ 蓋 ３４ 押し部材 ３６ 長孔 ３８ 突部
Claims (1)
- 【請求項１】 容器の吐出口へ取付けられ内容物を吐出
する開口を備えたキャップ本体と、このキャップ本体に
軸支され前記開口を開閉可能な蓋と、で構成されたキャ
ップにおいて、 前記キャップ本体の側面へ中間部が軸支され、この軸支
部回りに揺動可能とされた押し部材と、前記押し部材の
端部に形成された長孔と、前記蓋の回転軸支部と間隔を
おいて突設され前記長孔へスライド可能に挿入された突
部と、を有することを特徴とするキャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8126128A JPH09309555A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8126128A JPH09309555A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | キャップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09309555A true JPH09309555A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14927364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8126128A Pending JPH09309555A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09309555A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005323828A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Fujirebio Inc | 試薬容器キャップ構造及び試薬の分取方法 |
| JP2007197091A (ja) * | 2007-02-19 | 2007-08-09 | Coup De Foudre Co Ltd | 飲料用容器 |
| KR20160002229U (ko) * | 2014-12-18 | 2016-06-29 | 김영보 | 용기의 캡 |
| WO2023034211A1 (en) * | 2021-08-30 | 2023-03-09 | Silgan White Cap LLC | Molded dispensing closure with biasing hinge assembly |
-
1996
- 1996-05-21 JP JP8126128A patent/JPH09309555A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005323828A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Fujirebio Inc | 試薬容器キャップ構造及び試薬の分取方法 |
| JP4670091B2 (ja) * | 2004-05-14 | 2011-04-13 | 富士レビオ株式会社 | 試薬容器キャップ構造及び試薬の分取方法 |
| JP2007197091A (ja) * | 2007-02-19 | 2007-08-09 | Coup De Foudre Co Ltd | 飲料用容器 |
| KR20160002229U (ko) * | 2014-12-18 | 2016-06-29 | 김영보 | 용기의 캡 |
| WO2023034211A1 (en) * | 2021-08-30 | 2023-03-09 | Silgan White Cap LLC | Molded dispensing closure with biasing hinge assembly |
| US11840382B2 (en) | 2021-08-30 | 2023-12-12 | Silgan White Cap LLC | Molded dispensing closure with biasing hinge assembly |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5746338A (en) | Cap opening and closing mechanism | |
| KR200423018Y1 (ko) | 화장품용기 | |
| JPH09309555A (ja) | キャップ | |
| JP4012300B2 (ja) | キャップ | |
| JPH09309556A (ja) | キャップ | |
| JP4975466B2 (ja) | 振り出し容器用キャップ | |
| JP2008094455A (ja) | 複数の開口形態を選択できるキャップ | |
| JPH1179262A (ja) | 錠剤収納容器 | |
| JPS638308Y2 (ja) | ||
| JP2532935Y2 (ja) | 注出キャップ | |
| JP5451297B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
| JP3996373B2 (ja) | 棒状化粧料繰出し容器 | |
| JP3967053B2 (ja) | 液吐出容器 | |
| JP3251807B2 (ja) | キャップ | |
| JP3544005B2 (ja) | キャップ | |
| JPH0415663Y2 (ja) | ||
| KR102503123B1 (ko) | 반자동 개폐 기능을 갖는 물티슈용 캡 | |
| JP4123009B2 (ja) | 錠剤容器 | |
| KR200354321Y1 (ko) | 푸시 버튼의 수평 운동에 의해 선회 개폐되는 플랩을포함하는 용기용 캡 | |
| JP4329928B2 (ja) | 粒状物ケース | |
| JP2560626Y2 (ja) | 取り出し用キャップ | |
| JP3270624B2 (ja) | 振り出し容器 | |
| JP4451047B2 (ja) | 二容器収納ケース | |
| KR200152437Y1 (ko) | 수납용기용 캡 | |
| JP2542066Y2 (ja) | 鉛筆芯容器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050811 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050927 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060207 |