JPH0248059Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0248059Y2
JPH0248059Y2 JP12594485U JP12594485U JPH0248059Y2 JP H0248059 Y2 JPH0248059 Y2 JP H0248059Y2 JP 12594485 U JP12594485 U JP 12594485U JP 12594485 U JP12594485 U JP 12594485U JP H0248059 Y2 JPH0248059 Y2 JP H0248059Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spray head
elongated nozzle
aerosol
nozzle
cover cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12594485U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6235659U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12594485U priority Critical patent/JPH0248059Y2/ja
Publication of JPS6235659U publication Critical patent/JPS6235659U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0248059Y2 publication Critical patent/JPH0248059Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はエアゾール噴霧器、特に狭い隙間の間
にエアゾールを噴霧するエアゾール噴霧器の改良
に関するものである。
「従来の技術」 従来のこの種のエアゾール噴霧器には、例えば
実開昭57−28759号公報に開示されたものがある。
この噴霧器は、エアゾール容器のカバーキヤツプ
の上部へ直径方向に深溝状の凹部を設け、エアゾ
ール容器の頂部中心の噴射口を前記凹部に突出さ
せ、先端にカバーキヤツプの側方に向けた細長ノ
ズルを取付けこの細長ノズルに連通するソケツト
部を前記噴射口に嵌合した噴霧ヘツドを、前記カ
バーキヤツプの凹部へ回動可能に取付けたもので
ある。そして、不使用時には前記噴霧ヘツドを水
平状態から90度回動させてカバーキヤツプの側部
に沿い垂直に保持させ、使用する時は噴霧ヘツド
を前記垂直状態から逆に90度回動させてエアゾー
ル容器の噴射口と噴霧ヘツドのソケツト部を嵌合
させ、噴霧ヘツドの前記ソケツト部の略上部にあ
たる部分を下方に押して噴射口のバルブを作動さ
せる。
「考案が解決しようとする問題点」 前記例示のエアゾール噴霧器は、噴霧ヘツドを
90度回動させるだけで、噴霧ヘツドのソケツト部
がエアゾール容器の噴射口と連通して使用可能状
態になり、あるいは噴霧ヘツドが噴霧器の側部に
沿つて垂直に保持されるので、操作が簡単で大変
便利であつた。
しかしながら、前記従来の噴霧器でエアゾール
を噴霧させる際は、エアゾール容器の噴射口の位
置の関係で、常に噴霧ヘツドにおけるエアゾール
容器の頂部中心部にあたる部分を押さなければな
らないので、かなりの力が必要で長い時間噴霧す
るのに不便であつた。また、使用場所である隙間
の状態や隙間がある場所によつては、エアゾール
容器の頂部中心より細長ノズルの反対方向に隔た
つた位置を押すようにするのが便利である。この
ようにするため、噴霧ヘツドに細長ノズルの反対
側に伸びる操作片を形成すると、噴霧ヘツドを回
動させて噴霧器に沿つて垂直状態にした場合に、
前記操作片がカバーキヤツプより上方に突出し、
噴霧器を包装する場合等に邪魔になる欠点を生じ
る。
本考案の目的は、狭い隙間内にも噴霧できるエ
アゾール噴霧器において、噴霧する際に噴霧ヘツ
ドにおけるエアゾール容器の頂部中心より細長ノ
ズルの反対側に隔たつた位置を押すこともでき、
かつ包装の際にも噴霧ヘツドが邪魔にならない噴
霧器を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 一支点を中心として回動する噴霧ヘツドへ重な
る状態に、細長ノズルの反対方向へ回動又はスラ
イドし得る操作片を取付けたことである。
「作用」 噴霧ヘツドをエアゾール容器の噴射口に連通さ
せてエアゾールを噴霧する際、噴霧ヘツドの操作
片をあらかじめ細長ノズルの反対方向へ回動又は
スライドさせておけば、この操作片を下方に押す
ことにより噴射口のバルブを作動させることがで
きる。また、噴霧ヘツドを回動させて、該ヘツド
の姿勢をカバーキヤツプ及びエアゾール容器の側
部に沿つて垂直状態に変化させる場合は、前記操
作片を逆方向へ回動又はスライドさせれば該操作
片は原位置に復する。
「実施例」 第1図〜第3図は本考案に係るエアゾール噴霧
器の一例を示す。
エアゾール容器1の上端に嵌合されたカバーキ
ヤツプ2は合成樹脂で成形されており、直径方向
へ深い凹部21が形成され、エアゾール容器1の
頂部中心に突出した噴射口11が前記凹部21へ
臨むように構成されている。
噴霧器の使用時に前記凹部21内に沿つて略水
平状態を保つ噴霧ヘツド3は略鈎状に形成され、
カバーキヤツプ2の側方に向く細長ノズル4が差
込まれた先端の差込み部31と、この差込み部3
1と連通する基端のソケツト部32から構成さ
れ、ソケツト部32はエアゾール容器1の噴射口
11に嵌合されている。差込み部31の下面適所
には軸受片33が設けられ、この軸受片33を前
記凹部21における両側壁又は一側壁に軸着する
ことにより、該軸着部を支点5として前記噴霧ヘ
ツド3を回動させ、該噴霧ヘツド3の姿勢を水平
状態からキヤツプ2及びエアゾール容器1の側部
に沿う垂直状態(第2図二点鎖線の状態)に変化
させることができるように構成している。
前記噴霧ヘツド3の基端部には、該噴霧ヘツド
3と重なる状態に前記細長ノズル4の反対方向へ
回動し得る操作片6が取付けられている。この実
施例においては、第3図に分解して例示したよう
に、噴霧ヘツド3のソケツト部32の上部に形成
された膨出部35に軸孔34を形成し、操作片6
の一端部に前記膨出部35を案内しうる間隔を置
いて軸受61,61を設け、前記膨出部35を軸
受61,61の間に案内し、軸受61,61と前
記軸孔34に軸ピン60を差込む要領で操作片6
を噴霧ヘツド3に取付けている。そして、操作片
6を第2図の実線の状態のように噴霧ヘツド3に
重なつている状態から細長ノズル4の反対方向へ
回動させた(同図二点鎖線の状態)場合、第3図
における操作片6の端部62が噴霧ヘツド3の端
面36に突当つて係止され、これにより操作片6
が噴霧ヘツド3の延長方向へ略水平に保たれるよ
うになつている。
前記実施例の噴霧器においては、必要な場合操
作片6を第2図実線の状態から二点鎖線のように
細長ノズル4の反対方向へ回動させておけば、こ
の操作片6を下方に押すことにより、即ち、エア
ゾール容器1の頂部の中心部分でなくノズル4の
反対方向へ隔たつた部分を押してエアゾールを噴
霧することができる。また、操作片6を第2図実
線の状態に復し、噴霧ヘツド3とともに回動させ
て容器1の側部に沿う垂直状態に姿勢を変化させ
れば、操作片6がカバーキヤツプ2の上部に突出
することはなく、従つて包装等の際邪魔になるこ
ともない。
操作片6は前記実施例のように噴霧ヘツド3へ
回動する状態に取付けることに代えて、第4図以
下のように噴霧ヘツド3に沿つて細長ノズル4の
反対方向へスライドするように取付けても実施す
ることができる。
この実施例においては、噴霧ヘツド3の基端部
上面にあり溝状のガイド37を形成し、このガイ
ド37内へ一端部に鈎状部63を形成したプレー
ト状の操作片6を案内し、操作片6の他端部にス
トツパー64を接着したもので、必要な場合は、
操作片6を細長ノズル4の反対側にスライドさ
せ、この操作片6を下方に押してエアゾールを噴
霧させることができる。また噴霧ヘツド3を回動
させ、該ヘツド3の姿勢をエアゾール容器1に沿
う垂直状態に変化させれば操作片6はスライドし
て噴霧ヘツド3と重なる状態に復する。
第4図及び第5図の実施例において、前記以外
の構成及び作用効果は第1図〜第2図の実施例の
ものと略同様なのでそれらの説明は省略する。
「考案の効果」 本考案に係るエアゾール噴霧器は、一支点を中
心として回動する噴霧ヘツドへ重なる状態に、細
長ノズルの反対方向へ回動又はスライドし得る操
作片を取付けたものであるから、噴霧ヘツドの基
端部を押してエアゾールを噴霧することができる
ほか、操作片を前記のように細長ノズルの反対方
向へ回動又はスライドさせ、この操作片を利用し
てより軽い力でエアゾールを噴霧させることがで
きるのでより便利であり、かつ包装等の際にも噴
霧ヘツドに取付けられた操作片が邪魔になること
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るエアゾール噴霧器の一例
を示す平面図、第2図は第1図A−Aの一部断面
図、第3図は第1図及び第2図の例における噴霧
ヘツドと操作片との取付要領を示す拡大分解斜視
図、第4図は他の実施例を示す一部断面図、第5
図は第4図の例における噴霧ヘツドと操作片との
関係を示す拡大側断面図である。 図中主要符号の説明、1はエアゾール容器、1
1は噴射口、2はカバーキヤツプ、21は凹部、
3は噴霧ヘツド、31は差込み部、32はソケツ
ト部、4は細長ノズル、5は支点、6は操作片で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頂部に噴射口を突出させたエアゾール容器と、
    上部直径方向へ所定幅の深い凹部を有して前記エ
    アゾール容器の上部に嵌合されたカバーキヤツプ
    と、一端に細長ノズルを取付け他端部に前記細長
    ノズルと連通したソケツト部を有する噴霧ヘツド
    とを備え、該噴霧ヘツドのソケツト部を前記噴射
    口へ嵌合させかつ前記細長ノズルを前記カバーキ
    ヤツプの側方に向けた状態で、前記噴霧ヘツドを
    前記凹部へ一支点を中心として回動する状態に取
    付け、前記噴霧ヘツドを回動させることにより該
    噴霧ヘツドをカバーキヤツプの側部に沿う略垂直
    な姿勢に変化できるように構成し、前記噴霧ヘツ
    ドへ重なる状態に前記細長ノズルの反対方向へ回
    動又はスライドし得る操作片を取付けたことを特
    徴とするエアゾール噴霧器。
JP12594485U 1985-08-16 1985-08-16 Expired JPH0248059Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12594485U JPH0248059Y2 (ja) 1985-08-16 1985-08-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12594485U JPH0248059Y2 (ja) 1985-08-16 1985-08-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6235659U JPS6235659U (ja) 1987-03-03
JPH0248059Y2 true JPH0248059Y2 (ja) 1990-12-17

Family

ID=31019286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12594485U Expired JPH0248059Y2 (ja) 1985-08-16 1985-08-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0248059Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4855605B2 (ja) * 2001-08-06 2012-01-18 日本メナード化粧品株式会社 二剤吐出容器
GB2437510A (en) * 2006-04-26 2007-10-31 Packaging Innovation Ltd Dispenser mechanism

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6235659U (ja) 1987-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0356261Y2 (ja)
JPH0248059Y2 (ja)
JPH0457264U (ja)
JPS6287765U (ja)
JPH10309501A (ja) エアゾール噴射装置
JPH0344292Y2 (ja)
JPS60125Y2 (ja) エアゾ−ル式噴霧器
JPH0344299Y2 (ja)
JPH0632851Y2 (ja) エアゾール容器の噴霧機構
JP2517803Y2 (ja) 噴霧器
JPH0335411Y2 (ja)
JPS6014530Y2 (ja) 噴射機構
JP2506523Y2 (ja) エアゾ―ル噴霧器
JPS6231159Y2 (ja)
JPS6238775Y2 (ja)
JPS588367Y2 (ja) 噴霧器用ノズル
JP3616699B2 (ja) スプレー容器用ノズル
JPS6231163Y2 (ja)
JP2534258Y2 (ja) キャップの取り付け構造
JPH0341824Y2 (ja)
JP4043891B2 (ja) 噴出容器
JPS638437Y2 (ja)
JPH0335397Y2 (ja)
JPH0352123Y2 (ja)
JP2549308Y2 (ja) 携帯用小型噴霧器