JPH0418561Y2 - - Google Patents

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JPH0418561Y2
JPH0418561Y2 JP4286588U JP4286588U JPH0418561Y2 JP H0418561 Y2 JPH0418561 Y2 JP H0418561Y2 JP 4286588 U JP4286588 U JP 4286588U JP 4286588 U JP4286588 U JP 4286588U JP H0418561 Y2 JPH0418561 Y2 JP H0418561Y2
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JP
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button
finger
operating
valve
air
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、内視鏡における送気送水バルブ、吸
引バルブ、CO2ガス供給バルブ等の操作機構を手
指で操作するための操作ボタンに関するものであ
る。
[従来の技術] 医療用,工業用として用いられる内視鏡には、
その操作部に送気送水を行つたり、体液等を吸引
したり、また体内にCO2ガス等を供給したりする
ために、操作部には流体の供給,排出機構等の操
作機構が設けられ、この操作機構を操作するため
に操作ボタンが装着されるようになつている。そ
して、この操作部は、通常、片手で把持して操作
することができるようになつており、前述した送
気送水,吸引,CO2ガスの供給等の制御を行うた
めの操作ボタンは、操作部を把持する手の指を押
し当てることができる位置に設けた円環状の部材
で形成するようにしたものが、従来から用いられ
ている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、前述した従来技術のように、操作ボ
タンを円環状の部材で形成すると、該操作ボタン
を押し下げ操作する際において、指の腹またはそ
れに連なる関節部がこの操作ボタンのエツジ部分
に当る等,操作性が悪いという欠点がある。
本考案は叙上の点に鑑みてなされたものであつ
て、その目的とするところは、操作性が良好な内
視鏡の操作ボタンを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前述した目的を達成するために、本考案に係る
操作ボタンは、内視鏡の操作機構に連結される水
平部と、該水平部の片側に連設した垂下部とから
なる指当て部を設ける構成としたことをその特徴
とするものである。
[作用] 前述したように、操作ボタンに指当て部を形成
することにより、指の腹と、それに連なる関節部
に至るまでの部分をこの指当て部に沿うように押
し当てた状態で操作することができるようにな
り、円滑な操作が可能となる。また、操作ボタン
を操作しないときであつても、指を指当て部の垂
下部に沿わせるようにしておけば、この指を安定
させることができるようになり、長時間操作を行
つても疲労が少なくなる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図において、1は内視鏡の操作部を示し、
該操作部1には体腔等の内部に挿入される挿入部
2が連設されている。そして、この内視鏡は、第
2図に示したように、片手で把持した状態で操作
することにより行われるようになつている。
ここで、操作部1には、送気送水バルブ10を
作動させるための送気送水ボタン11,吸引バル
ブ12を作動させるための吸引ボタン13,補助
注入機構を作動させるための補助注入ボタン14
が設けられている。これら各ボタン11,13,
14は操作部1を把持する手の指、例えば人差指
等で押し下げることによつて、その作動の制御を
行うことができるようになつている。そして、こ
れら各ボタン11,13,14のうちの、送気送
水ボタン11及び吸引ボタン13は、送気送水バ
ルブ10及び吸引バルブ12の弁棒10a,12
aにばね(図示せず)を作用させ、このばねによ
り常時には弁棒10a,12aを突出させた状態
に保持し、手指によりボタン11,13を押し下
げたときに、送気送水バルブ10、吸引バルブ1
2の切り換えが行われるようになつている。
そして、この送気送水ボタン11、吸引ボタン
13の操作を容易ならしめるために、第3図及び
第4図からも明らかなように、指当て部を有する
構造となつている。これら各ボタン11,13に
おける指当て部は、水平部11a,13aと、こ
の水平部11a,13aの片側において、外側方
向に斜め下方に向けて立ち下がる垂下部11a,
13bとから構成されている。垂下部11b,1
3bは、操作部1におけるアングル操作用のアン
グルノブ3の配設側とは反対方向に配置せしめら
れるようになつている。そして、操作ボタン1
1,13における水平部から垂下部への移行部は
指の腹部から関節部にかけての曲がりに応じるよ
うに滑らかに曲折せしめられると共に、その左右
の両側部分から中央部分に向けて凹湾曲形状とな
つており、これによつて手の指をこの指当て部に
押し当てたときに、なじみ良くフイツトさせるこ
とができるようになつている。
而して、これら操作ボタン11,13はそれぞ
れ送気送水バルブ10及び吸引バルブ12の弁棒
10a,12aを中心として水平方向に回動可能
となつている。このために、操作ボタン11,1
3は、弁棒10a,12aに対して回動可能に嵌
合せしめられており、そして、この弁棒10a,
12aにナツト16を嵌合させることによつて、
操作ボタン11,13が弁棒10a,12aから
離脱しないように保持される構成となつている。
また、これら弁棒10a,12aには、大気開放
口17,18がそれぞれ形成されている。
本実施例は前述のように構成されるものであつ
て、内視鏡の操作を行うに当つては、第2図に示
したように、操作部1を把持して、操作部2を口
腔や鼻腔等を介して体内に挿入する。そして、こ
の操作部1を把持する手の指のうち、送気送水ボ
タン11,吸引ボタン13,補助注入ボタン14
を操作する指は、送気送水ボタン11,吸引ボタ
ン13が装着される送気送水バルブ10及び吸引
バルブ12における弁棒10a,12aには大気
開放口17,18が形成されているので、この大
気開放口17,18に触れないようにするため
に、常時には立てた状態に保持しておかなければ
ならない。然るに、送気送水ボタン11及び吸引
ボタン13には垂下部11a,13bが形成され
ているので、これらのいずれかの垂下部11b,
13bに指を支持させた状態にしておけば、長時
間操作を行つても疲れることが少ない。
そこで、送気送水バルブ10または吸引バルブ
12を操作するに際しては、まず送気送水バルブ
10の弁棒10aに形成した大気開放口17、ま
たは吸引バルブ12の弁棒12aに形成した大気
開放口18を閉鎖するには、送気送水ボタン11
または吸引ボタン13の指当て部に沿つて指を曲
げるようにして、その水平部11a,13aの上
部を覆うようにすればよい。また、送気送水バル
ブ10または吸引バルブ12を押し下げるには、
前述のようにして指当て部の水平部11a,13
aに指を当てた状態にして、それを押し下げる。
このときにおいて、このバルブを操作する指は指
当て部の水平部から垂下部に当接した状態でその
押し下げ操作を行うことができるので、この操作
を容易に、しかも円滑に行うことができるように
なる。
また、指当て部は水平方向に回動可能となつて
いるので、操作部1を把持した状態で、送気送水
バルブ10,吸引バルブ12を操作する指の角度
に応じて、この指当て部の垂下部をこの指の角度
に沿うように回動変位させることができるので、
その操作性がさらに向上する。
なお、前述した実施例においては、送気送水バ
ルブ,吸引バルブを操作するための操作ボタンに
指当て部を設けるようにしたものを示したが、こ
れ以外にも、例えば補助注入バルブや、CO2バル
ブ等の操作を行うための操作ボタンにも前述した
構成の指当て部を設けるようにすることもでき
る。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、内視鏡
の操作部に設けた操作ボタンに水平部と、該水平
部の片側に連設した垂下部とからなる指当て部を
装着するようにしたので、この操作ボタンを操作
しないときにおいては、指を垂下部に添わせるよ
うにしておけば、内視鏡を長時間操作しても疲労
を少なくすることができ、また操作ボタンを押し
下げ操作する場合には、指当て部の水平部から垂
下部にかけて指の腹の部分から関節部分を押し当
てるようにして操作すればよく、従つてその操作
性が著しく良好となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、
第1図は内視鏡の操作部の外観図、第2図は操作
部を手で把持した状態を示す背面図、第3図は第
1図の要部平面図、第4図は操作ボタンの断面図
である。 1……操作部、2……挿入部、3……アングル
ノブ、10……送気送水バルブ、11……送気送
水ボタン、11a……水平部、11b……垂下
部、12……吸引バルブ、13……吸引ボタン、
13a……水平部、13b……垂下部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内視鏡の操作機構を手指で操作するための操作
    ボタンにおいて、前記操作機構に連結した水平部
    と、該水平部の片側に連設した垂下部とからなる
    指当て部を有する構成としたことを特徴とする内
    視鏡の操作ボタン。
JP4286588U 1988-04-01 1988-04-01 Expired JPH0418561Y2 (ja)

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JP4286588U JPH0418561Y2 (ja) 1988-04-01 1988-04-01

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JP4286588U JPH0418561Y2 (ja) 1988-04-01 1988-04-01

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JPH01147801U JPH01147801U (ja) 1989-10-12
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JP2555097Y2 (ja) * 1992-04-15 1997-11-19 富士写真光機株式会社 内視鏡

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