JPH0632853Y2 - エアゾール容器 - Google Patents
エアゾール容器Info
- Publication number
- JPH0632853Y2 JPH0632853Y2 JP1988075013U JP7501388U JPH0632853Y2 JP H0632853 Y2 JPH0632853 Y2 JP H0632853Y2 JP 1988075013 U JP1988075013 U JP 1988075013U JP 7501388 U JP7501388 U JP 7501388U JP H0632853 Y2 JPH0632853 Y2 JP H0632853Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- nozzle
- container
- opening
- aerosol container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エアゾール容器の改良に係る考案である。
(従来技術) 従来のエアゾール容器は、蓋を外し、小型容器の場合は
容器を片手で握って指先でノズル管を押圧して薬剤を噴
霧させて吸入あるいは患部などに吹き付けるかしている
が、携帯用としては容量の大きい容器たとえば最近、使
用が普及するようになった濃縮酸素の携帯用のエアゾー
ル容器は、容器自体もやや大きいが使用する場合、口、
鼻の周囲を覆う漏斗状の比較的大きい付属部品を必要と
し、これを使用時にノズル部に取り付け、使用後は該部
品をノズル部から外して容器の適宜部位に付設するよう
になっている。
容器を片手で握って指先でノズル管を押圧して薬剤を噴
霧させて吸入あるいは患部などに吹き付けるかしている
が、携帯用としては容量の大きい容器たとえば最近、使
用が普及するようになった濃縮酸素の携帯用のエアゾー
ル容器は、容器自体もやや大きいが使用する場合、口、
鼻の周囲を覆う漏斗状の比較的大きい付属部品を必要と
し、これを使用時にノズル部に取り付け、使用後は該部
品をノズル部から外して容器の適宜部位に付設するよう
になっている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来技術でやや大型の携帯用のエアゾール容器は、
付属部品を必要とするうえ、該部品の使用時や、不使用
時の取り付け、取り外しが面倒でしかもかさが高く、容
器も大きいので片手で把持してノズルを押すのは手の小
さい人にはことに扱いにくい欠点があった。
付属部品を必要とするうえ、該部品の使用時や、不使用
時の取り付け、取り外しが面倒でしかもかさが高く、容
器も大きいので片手で把持してノズルを押すのは手の小
さい人にはことに扱いにくい欠点があった。
本考案は、上記従来技術の欠点を除去して使用に極めて
便利なノズルと、蓋の改良を試みたエアゾール容器を提
供することを目的とする。
便利なノズルと、蓋の改良を試みたエアゾール容器を提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 容器本体から突出したノズルに顎載せ部を連設し、蓋に
開口を設けて該顎載せ部を臨ませ、該開口を開閉する回
動可能な外蓋を該蓋に定着して成る。
開口を設けて該顎載せ部を臨ませ、該開口を開閉する回
動可能な外蓋を該蓋に定着して成る。
(作用) 外蓋を回動させて蓋の開口を露出させ、ノズル体の顎載
せ部に顎を載せることによりノズルを押圧して薬剤を噴
霧吸入する。
せ部に顎を載せることによりノズルを押圧して薬剤を噴
霧吸入する。
このとき蓋は、薬剤の拡散を防止する吸引マクスのよう
に作用するものである。
に作用するものである。
(実施例) 本考案のエアゾール容器は第1,2図に示すとおり、容
器本体1、ノズル2,蓋3、外蓋4とからなり、該容器
本体1とノズル2は従来公知の構造でチルト式である
が、その最も要旨とするところは、第3図の分解斜視図
に示すようにノズル2の傾斜前面の噴出口2bの下位前方
へ顎載せ部2aをやや上方へ傾斜させて所定長さに突出
し、連設している点である。図中、2cはノズル管を示
す。
器本体1、ノズル2,蓋3、外蓋4とからなり、該容器
本体1とノズル2は従来公知の構造でチルト式である
が、その最も要旨とするところは、第3図の分解斜視図
に示すようにノズル2の傾斜前面の噴出口2bの下位前方
へ顎載せ部2aをやや上方へ傾斜させて所定長さに突出
し、連設している点である。図中、2cはノズル管を示
す。
蓋3は、各図に示すとおり前面から上方にかけて開口3a
を設けて使用者の顔面の鼻、口部周辺を囲むようにして
なり、下端の取付口3bで容器1の上端部に取り外し可能
に凹凸嵌合しているが、該開口3aにノズル2の顎載せ部
2aが正確に臨むように、蓋内面に1対の位置決め用のリ
ブ3e,3eを突設し、第4図の蓋下面図のようにノズル2
の後部を該リブ3e,3e間に位置させている。
を設けて使用者の顔面の鼻、口部周辺を囲むようにして
なり、下端の取付口3bで容器1の上端部に取り外し可能
に凹凸嵌合しているが、該開口3aにノズル2の顎載せ部
2aが正確に臨むように、蓋内面に1対の位置決め用のリ
ブ3e,3eを突設し、第4図の蓋下面図のようにノズル2
の後部を該リブ3e,3e間に位置させている。
図中、3cは外蓋受け、3dは外蓋取り付け用の小孔であ
る。
る。
外蓋4は、ほぼ四半球状で後開口4aと下開口4bを設けて
なり、前記蓋3の開口3aを開閉可能に覆ってその取付突
起4dが蓋3の小孔3dに嵌合して該蓋3に前後方向に回動
可能に冠着し、前端の係合部4cが蓋3の外蓋受け3cに係
合して不本意に回動しないようになっている。なお、容
器本体1、蓋3、外蓋4の形状や、該外蓋の取り付け手
段などは図示のものに限ることはなく、例えば鞄などに
収容しやすい断面矩形、方形、多角形その他何れの断面
形状でもよいこと勿論である。又、外蓋と蓋の取付位置
をずらすことにより開口部を更に大きくすることも可能
である。
なり、前記蓋3の開口3aを開閉可能に覆ってその取付突
起4dが蓋3の小孔3dに嵌合して該蓋3に前後方向に回動
可能に冠着し、前端の係合部4cが蓋3の外蓋受け3cに係
合して不本意に回動しないようになっている。なお、容
器本体1、蓋3、外蓋4の形状や、該外蓋の取り付け手
段などは図示のものに限ることはなく、例えば鞄などに
収容しやすい断面矩形、方形、多角形その他何れの断面
形状でもよいこと勿論である。又、外蓋と蓋の取付位置
をずらすことにより開口部を更に大きくすることも可能
である。
上記の構成にかかる本考案のエアゾール容器は、第1図
の不使用時の状態から使用する時には、外蓋4を上方回
動させて蓋3の開口3aが露出すれば、第2図の使用状態
の縦断側面図に示すように顎を顎載せ部2aに載せること
によりやや上傾した該顎載せ部が、容器本体1内の弁部
に設けたばねに抗して押し下げられてノズル管2cが傾斜
して容器本体内の薬剤あるいは濃縮酸素などをノズルの
噴出口2bから噴出させて使用者の鼻孔や口から吸入さ
れ、あるいは吹き付けられる。
の不使用時の状態から使用する時には、外蓋4を上方回
動させて蓋3の開口3aが露出すれば、第2図の使用状態
の縦断側面図に示すように顎を顎載せ部2aに載せること
によりやや上傾した該顎載せ部が、容器本体1内の弁部
に設けたばねに抗して押し下げられてノズル管2cが傾斜
して容器本体内の薬剤あるいは濃縮酸素などをノズルの
噴出口2bから噴出させて使用者の鼻孔や口から吸入さ
れ、あるいは吹き付けられる。
使用後は外蓋4を逆回動させて開口3aを閉鎖する。容器
本体は治療用薬剤に限らず最近の健康志向、大気汚染な
どへの対応策としての酸素吸入に使用するに際し、小型
容器の場合には勿論のこと濃縮酸素を比較的多量に収容
する携帯可能なやや大型のものにおいて一層有効であ
る。
本体は治療用薬剤に限らず最近の健康志向、大気汚染な
どへの対応策としての酸素吸入に使用するに際し、小型
容器の場合には勿論のこと濃縮酸素を比較的多量に収容
する携帯可能なやや大型のものにおいて一層有効であ
る。
(考案の効果) 本考案のエアゾール容器は上記の構成、作用にかかるか
ら、回動可能に蓋に取り付けた外蓋は一々取り外すこ
となく指先で蓋との係合を外したり押し下げたりして蓋
の開口を露出、閉鎖することができる。従って、蓋の置
場を必要とせず、紛失や汚損のおそれがない。指でノ
ズルを押し下げることなく顎を顎載せ部に載せるだけで
薬剤や酸素などを噴出させることができる。従って、
やや大径の容器でも、また手の小さい使用者でも両手で
容器本体を把持したまま顎を載せるだけで使用できる。
使用勝手がよいうえ、部品点数が容器本体、顎載せ部
を設けたノズル、蓋、外蓋の僅か4点であり、その構成
もなんら複雑な機構はなく簡単で廉価に製作できるなど
実用的価値ある考案である。
ら、回動可能に蓋に取り付けた外蓋は一々取り外すこ
となく指先で蓋との係合を外したり押し下げたりして蓋
の開口を露出、閉鎖することができる。従って、蓋の置
場を必要とせず、紛失や汚損のおそれがない。指でノ
ズルを押し下げることなく顎を顎載せ部に載せるだけで
薬剤や酸素などを噴出させることができる。従って、
やや大径の容器でも、また手の小さい使用者でも両手で
容器本体を把持したまま顎を載せるだけで使用できる。
使用勝手がよいうえ、部品点数が容器本体、顎載せ部
を設けたノズル、蓋、外蓋の僅か4点であり、その構成
もなんら複雑な機構はなく簡単で廉価に製作できるなど
実用的価値ある考案である。
図面は本考案のエアゾール容器の実施例を示し、第1図
は、不使用閉蓋状態の要部縦断側面図 第2図は、開蓋使用状態の要部縦断側面図 第3図は、要部分解斜視図 第4図は、蓋の下面図 第5図は、要部拡大縦断面図である。 1…容器本体、2…ノズル 2a…顎載せ部、3…蓋 3a…開口、4…外蓋
は、不使用閉蓋状態の要部縦断側面図 第2図は、開蓋使用状態の要部縦断側面図 第3図は、要部分解斜視図 第4図は、蓋の下面図 第5図は、要部拡大縦断面図である。 1…容器本体、2…ノズル 2a…顎載せ部、3…蓋 3a…開口、4…外蓋
Claims (1)
- 【請求項1】各種薬剤、濃縮酸素などを収容し、ノズル
管の傾動によりノズルからの噴霧薬剤などを吸入あるい
は患部などに吹き付けるようにしたエアゾール容器にお
いて、顎載せ部(2a)を連設したチルト式のノズル
(2)と、薬剤や酸素などを収容した容器本体(1)
と、該容器本体(1)上に回動不可に取り付けられ、上
記顎載せ部(2a)が臨む方向に開口(3a)を設けた
蓋(3)と、該蓋(3)に前記開口(3a)を開閉可能
に枢着された外蓋(4)とからなることを特徴とするエ
アゾール容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988075013U JPH0632853Y2 (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | エアゾール容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988075013U JPH0632853Y2 (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | エアゾール容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01179758U JPH01179758U (ja) | 1989-12-25 |
JPH0632853Y2 true JPH0632853Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31300093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988075013U Expired - Lifetime JPH0632853Y2 (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | エアゾール容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632853Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7237278B2 (ja) * | 2018-03-22 | 2023-03-13 | 株式会社三谷バルブ | アクチュエータ構造ならびにこのアクチュエータ構造を備えたエアゾール式製品およびポンプ式製品 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0335394Y2 (ja) * | 1985-08-01 | 1991-07-26 | ||
JPS62199166U (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-18 |
-
1988
- 1988-06-06 JP JP1988075013U patent/JPH0632853Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01179758U (ja) | 1989-12-25 |
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