JPH071155Y2 - 酸素マスク - Google Patents
酸素マスクInfo
- Publication number
- JPH071155Y2 JPH071155Y2 JP405089U JP405089U JPH071155Y2 JP H071155 Y2 JPH071155 Y2 JP H071155Y2 JP 405089 U JP405089 U JP 405089U JP 405089 U JP405089 U JP 405089U JP H071155 Y2 JPH071155 Y2 JP H071155Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxygen
- supply nozzle
- oxygen supply
- cover
- mouth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は酸素マスクに関する。
近年、激しい運動を行なった後の早期疲労回復を目的と
して酸素補給器を使用することが普及しつつある。
して酸素補給器を使用することが普及しつつある。
これら酸素供給装置には、通常人体に一定濃度の酸素補
給を効率的に行なうため、酸素マスクが付設されてい
る。
給を効率的に行なうため、酸素マスクが付設されてい
る。
これら酸素マスクとしては、じょうご状をなす容器の開
口面を口又は鼻に対向させ、内底部より酸素を噴出させ
るものが殆どである。
口面を口又は鼻に対向させ、内底部より酸素を噴出させ
るものが殆どである。
ところで、上記酸素マスクにあっては、開口を口部に密
着させると、供給酸素濃度が高すぎ、不都合となるの
で、一定の距離を隔てて口部に対向させる要が有るが、
運動後、激しい呼吸の行なわれている状況下にあっては
所定の間隔に酸素マスクを手などで保持するのは、わず
らわしく、また、口部とマスクとの間隔の開きすぎによ
り、酸素が無駄となり有効利用が出来ないと言った欠点
が有った。
着させると、供給酸素濃度が高すぎ、不都合となるの
で、一定の距離を隔てて口部に対向させる要が有るが、
運動後、激しい呼吸の行なわれている状況下にあっては
所定の間隔に酸素マスクを手などで保持するのは、わず
らわしく、また、口部とマスクとの間隔の開きすぎによ
り、酸素が無駄となり有効利用が出来ないと言った欠点
が有った。
〔考案が解決しようとする課題〕 この考案は、上記問題点に鑑み、使用時には口、鼻部に
密着でき、しかもその状態で適度な酸素吸入の行なえる
酸素マスクを提供することを目的としてなされたもので
ある。
密着でき、しかもその状態で適度な酸素吸入の行なえる
酸素マスクを提供することを目的としてなされたもので
ある。
即ち、この考案の酸素マスクは口及び鼻をカバーする大
きさの、一面開口を有したカバー状成形体の内底面に、
酸素供給ノズルが設けられ、該酸素供給ノズルの周囲
に、該供給ノズルの単位時間当たりの酸素供給量に対
し、外部空気流入量が3〜6倍となる総開口面積とされ
た小孔が複数開設され、さらに前記カバー状成形体の上
底面には、排気用スリットが形成されて成ることを特徴
とするものである。
きさの、一面開口を有したカバー状成形体の内底面に、
酸素供給ノズルが設けられ、該酸素供給ノズルの周囲
に、該供給ノズルの単位時間当たりの酸素供給量に対
し、外部空気流入量が3〜6倍となる総開口面積とされ
た小孔が複数開設され、さらに前記カバー状成形体の上
底面には、排気用スリットが形成されて成ることを特徴
とするものである。
次に、この考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の実施例の正面図、第2図は同側面
図、第3図は同背面図、第4図は同平面図である。
図、第3図は同背面図、第4図は同平面図である。
この考案の酸素マスク1は、プラスチックなどによるカ
ップ状成形体であって、人の口及び鼻をカバーする大き
さの一面開口を有したカバー状本体1Aの内底面2に、酸
素供給ノズル3が設けられ、この酸素供給ノズル3の周
囲に、該供給ノズル3の単位時間当たりの酸素供給量に
対し、外部空気流入量が3〜6倍となる総開口面積とさ
れた小孔4…4が開設され、さらに前記カバー状成形体
1Aの上底面5には、排気用スリット6…6が形成されて
構成されている。
ップ状成形体であって、人の口及び鼻をカバーする大き
さの一面開口を有したカバー状本体1Aの内底面2に、酸
素供給ノズル3が設けられ、この酸素供給ノズル3の周
囲に、該供給ノズル3の単位時間当たりの酸素供給量に
対し、外部空気流入量が3〜6倍となる総開口面積とさ
れた小孔4…4が開設され、さらに前記カバー状成形体
1Aの上底面5には、排気用スリット6…6が形成されて
構成されている。
上記実施例において、小孔4…4の開口面積と酸素マス
ク供給ノズル3よりの時間当たりの酸素供給量との関係
は、例えば通常一呼吸当たりの空気吸入量を平均0.5l、
一分間の呼吸回数を15〜25回とした場合、この総空気量
中の酸素濃度が40〜60%となる様にされ、したがって酸
素ノズル3よりの酸素供給量が1.2l〜3l/分とした場合
空気流入量が3.5l〜6.5l、最大限9.5〜11.3lの範囲とな
る大きさとされる。
ク供給ノズル3よりの時間当たりの酸素供給量との関係
は、例えば通常一呼吸当たりの空気吸入量を平均0.5l、
一分間の呼吸回数を15〜25回とした場合、この総空気量
中の酸素濃度が40〜60%となる様にされ、したがって酸
素ノズル3よりの酸素供給量が1.2l〜3l/分とした場合
空気流入量が3.5l〜6.5l、最大限9.5〜11.3lの範囲とな
る大きさとされる。
また、上記実施例において図中7、7は取付バンド(図
示せず)の止着部を示す。
示せず)の止着部を示す。
なお、この止着部7、7として環状のものを示したが、
第6図(イ)、(ロ)に示すように一端の開放されたU
字状7′とし、一端を輪に形成したバンド(図示せず)
の一端を簡単に引っ掛けて止めるように構成しても良
い。
第6図(イ)、(ロ)に示すように一端の開放されたU
字状7′とし、一端を輪に形成したバンド(図示せず)
の一端を簡単に引っ掛けて止めるように構成しても良
い。
この考案の酸素マスク1は第5図に示すように酸素発生
器9とホース8で接続され、高濃度酸素が酸素供給口3
より噴出される。
器9とホース8で接続され、高濃度酸素が酸素供給口3
より噴出される。
このとき、カバー状本体1A内には、酸素と共に、その周
囲の小孔4…4より空気も流入し、これが混合して適度
な酸素濃度となって人体に吸引される。
囲の小孔4…4より空気も流入し、これが混合して適度
な酸素濃度となって人体に吸引される。
また、排気はスリット6…6からスムースに排出され
る。
る。
従って、この考案の酸素マスク1は使用時には開口部を
口及び鼻に密着させれば良く、使用が軽便に行える。
口及び鼻に密着させれば良く、使用が軽便に行える。
さらにバンドなどで当てがったまま止着できるように支
持しても良い。
持しても良い。
この考案は以上説明したように、激しい呼吸下にあって
も、マスクを口及び鼻部に密着させても適度な濃度の酸
素が吸引者に供給され、使用が軽便に行え、また構造も
簡単であるので実施も容易である他安価に提供できるな
ど種々の実用的効果を有する。
も、マスクを口及び鼻部に密着させても適度な濃度の酸
素が吸引者に供給され、使用が軽便に行え、また構造も
簡単であるので実施も容易である他安価に提供できるな
ど種々の実用的効果を有する。
第1図はこの考案の実施例の正面図、第2図は同側面
図、第3図は同背面図、第4図は同平面図、第5図は実
施例の使用状態を示す説明図、第6図(イ)、(ロ)は
他の実施例の要部正面図である。
図、第3図は同背面図、第4図は同平面図、第5図は実
施例の使用状態を示す説明図、第6図(イ)、(ロ)は
他の実施例の要部正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】口及び鼻をカバーする大きさの、一面開口
を有したカバー状成形体の内底面に、酸素供給ノズルが
設けられ、該酸素供給ノズルの周囲に、該供給ノズルの
単位時間当たりの酸素供給量に対し、外部空気流入量が
3〜6倍となる総開口面積とされた小孔が複数開設さ
れ、さらに前記カバー状成形体の上底面には、排気用ス
リットが形成されて成ることを特徴とする酸素マスク。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP405089U JPH071155Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 酸素マスク |
EP89306698A EP0349349A3 (en) | 1988-07-01 | 1989-06-30 | Oxygen generator |
KR1019890009147A KR900001392A (ko) | 1988-07-01 | 1989-06-30 | 산소 발생기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP405089U JPH071155Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 酸素マスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0294566U JPH0294566U (ja) | 1990-07-27 |
JPH071155Y2 true JPH071155Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=31206219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP405089U Expired - Lifetime JPH071155Y2 (ja) | 1988-07-01 | 1989-01-17 | 酸素マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071155Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10589047B2 (en) | 2014-06-04 | 2020-03-17 | Revolutionary Medical Devices, Inc. | Combined nasal and mouth ventilation mask |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5576695B2 (ja) | 2009-10-28 | 2014-08-20 | 日本光電工業株式会社 | 酸素マスク |
AU2017328060B2 (en) | 2016-09-14 | 2022-09-08 | SunMed Group Holdings, LLC. | Ventilation mask |
-
1989
- 1989-01-17 JP JP405089U patent/JPH071155Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10589047B2 (en) | 2014-06-04 | 2020-03-17 | Revolutionary Medical Devices, Inc. | Combined nasal and mouth ventilation mask |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0294566U (ja) | 1990-07-27 |
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