JP3655731B2 - 水栓のハンドル位置指示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は水栓のハンドル位置を指示するためのハンドル位置指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、水栓ハンドルとして図4(A)に示しているようにハンドル本体102の側周面に沿って複数の突起104を形成し、その突起104を指掛り部として用い、水栓ハンドル100全体をつまんでこれを回転操作する形式のもの、或いは(B)に示しているようにハンドル本体102よりレバー106を延出させ、そのレバー106の操作によって水栓ハンドル108全体を回転操作する形式のものが多く用いられている。
【0003】
而して上記図4(B)のレバー式の水栓ハンドル108の場合、レバー106によって水栓ハンドル108の方向性ないし現在の位置を指示することができる利点があり、また一方図4(A)の水栓ハンドル100全体をつまんで回転操作する形式のものは、上記突起104に指を掛けることによって、即ち水栓ハンドル100全体が指掛りの良いものであるため、回転操作するときの操作性が良好である利点を有する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願の発明はこれら二つの形式の水栓ハンドルの利点を併せ有する水栓のハンドル位置指示装置を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、水栓のハンドルに指掛り凹部が形成されるとともに、該指掛り凹部がハンドル位置を示す指示部を兼用しており、該指掛り凹部は少なくともハンドルの天面から基端位置まで溝状に延びていることを特徴とする。
【0005】
請求項のものは、請求項1において、前記指掛り凹部内面にハンドル位置を示すための指示用目印が設けられていることを特徴とする。
【0006】
請求項のものは、請求項1,2の何れかにおいて、前記ハンドルが、表示面より起立する起立部と該起立部の上端から折れ曲がる折曲り部とを有するL字状形態をなしていることを特徴とする。
【0007】
請求項のものは、請求項において、前記表示面が、垂直面に対して斜め上向きに傾斜する傾斜面とされていることを特徴とする。
【0008】
【作用及び発明の効果】
上記のように本発明は、水栓のハンドルに指掛り凹部を形成するとともに、その指掛り凹部をもってハンドル位置を示す指示部を兼用させたもので、本発明によれば、そのハンドルに形成した指掛り凹部によってハンドルを操作性良く操作することができるとともに、その指掛り凹部によってハンドルの現在の位置を指示することができる。
【0009】
本発明では、その指掛り凹部を少なくともハンドルの天面から基端位置まで溝状に延びる形態で形成する。
のようにした場合、指掛り凹部に載せるようにして置いた指が丁度表示部の特定位置を示す状態となるため、ハンドルを目的とする位置に位置合せする作業、即ちハンドル合せを触感に基づいて容易に行えるようになる。
【0010】
本発明では、更にその指掛り凹部内面にハンドルの現在の位置を示すための、即ち表示部の表示を指し示すための指示用目印を設けておくことができる(請求項)。このようにすれば、よりはっきりとハンドルの現在の位置をその指示用目印によって指示することができる。
【0011】
本発明においては、上記ハンドルの形態を、表示面から起立する起立部とその起立部の上端から折れ曲がる折曲り部とを有するL字状形態となすことができる(請求項)。
このようにハンドルの形態をL字状形態とした場合、ハンドルを操作するときの握り方が限定されてくる。即ち、かかるL字状形態のハンドルの場合、例えば人差指を溝状形態の指掛り凹部に載せるように置いてハンドルを握るか、又は親指を指掛り凹部に載せるように置く形でハンドルを握るかの握り方に自ずと限定されて来、人差指或いは親指などが直接的に表示部を指示する状態、即ちハンドルの現在の位置を指示する状態となって、現在のハンドル位置が感覚的に分かり易いものとなる。
【0012】
本発明においては、上記表示面を垂直面に対して斜め上向きに傾斜する傾斜面となすことができる(請求項)。このように表示面を斜め上向きの傾斜面とした場合、ハンドルの握り方が更に上記の握りに限定される。即ちこの様な握り方がより自然な握りとなり、換言すれば使用者の指が直接表示部を指示するような握りとなるように使用者を無理なく誘導することができる。
【0013】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において10は水栓であり、14は床面(又はカウンター面)12から立ち上がるように設けられたカバーであって、内部に水栓本体が組み込まれている。
16はカバー14の一部を成す前部の表示板であって、垂直面に対して角度をαだけ斜め上向きに傾斜した状態で設けられている。そしてこの表示板16から前方に突出する状態で温調ハンドル(温度調節ハンドル)18が設けられている。
【0014】
またカバー14の側方に突出する状態で切替ハンドル20が設けられている。
更に反対側においてシャワーエルボ22がカバー14から側方に突出状態で設けられており、そのシャワーエルボ22に対してシャワーホース24が接続されている。
【0015】
28はカバー14の外部且つ下向きに突き出す状態で設けられた吐水口で、上記切替ハンドル20は、これら吐水口28若しくはシャワーホース24につながるシャワーヘッドからの吐水・止水を操作し、若しくは混合水の供給先をこれら吐水口28側からシャワーヘッド側に若しくはその逆に切替操作する部分である。
【0016】
上記表示板16には、温調ハンドル18の周りに温度表示部26が設けられている。
温調ハンドル18は、図2(B)にも示しているように表示板16から直立に起立する起立部29と、その上端で起立部29に対し略直角方向且つ下方に折れ曲がる折曲り部30とを有するL字状形態を成している。
【0017】
而して折曲り部30の全長及び起立部29の全高さに亘って、溝状に延びる指掛り凹部32が形成されている。即ち温調ハンドル18においては、折曲り部30の下端から起立部29の基端に至る長さの溝状の指掛り凹部32が形成されている。
【0018】
この指掛り凹部32は、温調ハンドル18の現在の位置を指し示す指示部、即ち温調ハンドル18周りに設けられた温度表示部26の特定位置を指示する指示部を兼ねたもので、同図(A)に示しているように幅方向中間位置の内面に指示用目印34が設けられている。
【0019】
本例の装置の場合、温調ハンドル18を握って回転操作する際、図3に示しているように人差指(又は親指)を指掛り凹部32に載せるように置いて温調ハンドル18を握り、その状態でこれを回転操作することができる。その際、指掛り凹部32に対する指掛りによって温調ハンドル18を操作性良く回転操作することができる。
【0020】
またこのとき、人差指(又は親指)が丁度温調ハンドル18の周りに設けられた温度表示部26の所定位置を指示した状態となるため、ハンドル合せを感覚的に容易に行うことができる。
【0021】
更に本例の装置の場合、温調ハンドル18の形態を、温度表示部26から起立する起立部29と、その起立部29の上端から折れ曲がる折曲り部30とを有するL字状としてるため、温調ハンドル18を操作するときの握り方が自ずと上記の握り、即ち人差指或いは親指等が直接的に温度表示部26を指示する状態、つまり温調ハンドル18の現在の位置を指示する状態となって、現在のハンドル位置が感覚的に分かり易いものとなる。
【0022】
更に表示板16、即ち表示面が斜め上向きの傾斜面となっているため、温調ハンドル18に対する握りを、より自然に上記の握りに誘導することができる。即ち、使用者の指が直接温度表示部26を指示するような握りとなるように使用者を無理なく導くことができる。
【0023】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示であり、本発明は上記温調ハンドル以外のハンドルに対して適用することも可能であるなど、その主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるハンドル位置指示装置を含む水栓の全体斜視図である。
【図2】 図1におけるハンドルとその周辺の要部詳細図である。
【図3】 図1及び図2のハンドルの操作状態を示す説明図である。
【図4】 従来の水栓ハンドルの形態を示す図である。
【符号の説明】
10 水栓
16 表示板
18 温調ハンドル(温度調節ハンドル)
26 温度表示部
29 起立部
30 折曲り部
32 指掛り凹部(指示部)
34 指示用目印

Claims (4)

  1. 水栓のハンドルに指掛り凹部が形成されるとともに、該指掛り凹部がハンドル位置を示す指示部を兼用しており、該指掛り凹部は少なくともハンドルの天面から基端位置まで溝状に延びていることを特徴とする水栓のハンドル位置指示装置。
  2. 請求項1において、前記指掛り凹部内面にハンドル位置を示すための指示用目印が設けられていることを特徴とする水栓のハンドル位置指示装置。
  3. 請求項1,2の何れかにおいて、前記ハンドルが、表示面より起立する起立部と該起立部の上端から折れ曲がる折曲り部とを有するL字状形態をなしていることを特徴とする水栓のハンドル位置指示装置。
  4. 請求項において、前記表示面が、垂直面に対して斜め上向きに傾斜する傾斜面とされていることを特徴とする水栓のハンドル位置指示装置。
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