JP2016098580A - 自動水栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐水を開始させるセンサが使用者から見て吐水口よりも手前側にある自動水栓において、センサの誤検知を防止する。
【解決手段】自動水栓は、吐水部12と、検知対象物の存否を検知するセンサと、センサにより検知対象物が検知された場合に吐水する吐水口38と、吐水口38からの吐水状態を切替可能な切替操作部34と、を備える。センサは、使用者から見て吐水口38よりも手前側に位置しており、切替操作部34は、それぞれの吐水状態の切替位置に移動される凸部36を備え、凸部36がいずれの位置にあるときでも吐水口38の奧側にある。
【選択図】図6

Description

本発明は、センサにより吐水を制御する自動水栓に関する。
キッチン、洗面台等では、吐水管と、吐水管の先端に配置されるセンサと、吐水口部材とが設けられた自動水栓が広く用いられる。吐水口部材の下方に挿入された手または食器等の被検知物がセンサにより検知されると、吐水口部材の吐水口から水が吐出されるように制御される(例えば特許文献1)。
自動水栓の中には、吐水口からの吐水をストレート吐水またはシャワー吐水に切替可能な切替操作部を備えたものがある(例えば特許文献2)。切替操作部には、使用者が指を掛けやすいように外側に突出したつまみ部が設けられている。
特開2013−108286号公報 特許第5465687号
特許文献2に記載のような切替操作部を、自動吐水用のセンサを有する自動水栓に設けた場合、センサの位置が不適切であると、つまみ部がセンサにより誤検知されてしまうおそれがある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされ、その目的は、吐水を開始させるセンサが吐水口よりも使用者から見て手前側にある自動水栓において、センサの誤検知を防止する技術を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明のある態様は、吐水部と、検知対象物の存否を検知するセンサと、センサにより検知対象物が検知された場合に吐水する吐水口と、吐水口からの吐水状態を切替可能な切替操作部と、を備える自動水栓である。センサは、使用者から見て吐水口よりも手前側に位置しており、切替操作部は、それぞれの吐水状態の切替位置に移動される凸部を備え、凸部がいずれの位置にあるときでも吐水口の奧側にある。
この態様によると、凸部を吐水口の奧側に配置することによって、使用者から見てセンサを吐水口より手前に位置させた構成でも、センサにより凸部が誤検知されてしまうおそれがない。したがって、センサと吐水口の位置を接近させることができ、吐水部をコンパクト化することができる。なお、「吐水口の奥側」とは、吐水口の中央より奥側であればよい。
切替位置が中心軸に対して対称に配置されていてもよい。これによると、正面から吐水部を観察したときに、凸部がいずれの切替位置にあるのかを視認しやすい。
吐水部の手前側の切替位置と対応する位置に、それぞれの吐水状態を示唆するピクトグラムが設けられていてもよい。これによると、凸部の切替位置とピクトグラムとを合わせ見ることで、使用者は現在の吐水状態を容易に知ることができる
凸部の上部が滑らかなテーパー状にされていてもよい。これによると、吐水口部材を掴んだときに、指を自然に凸部に導くことができる。
本発明によれば、吐水を開始させるセンサが吐水口よりも使用者から見て手前側にある自動水栓において、センサの誤検知を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る自動水栓を備えたキッチンの概略図である。 自動水栓の全体斜視図である。 吐水管の側面図である。 吐水管の先端の拡大斜視図である。 吐水口部材を引き出した状態の斜視図である。 吐水管の先端の別方向からの拡大斜視図である。 吐水管の先端を吐水口の方向から見た平面図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動水栓10を備えたキッチンの概略図である。キッチン100にはシンク102が設けられ、シンク102の後側には、天面に対して段差を有するカウンタ104が設けられている。カウンタ104の左側には自動水栓10が設置され、カウンタ104の右側には浄水水栓106が設置されている。自動水栓10は水道管に接続され通常の水道水を供給するのに対し、浄水水栓106はシンク102の下方に設置される浄水装置に接続されており、浄化された水を供給する。
以下、本明細書において「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「内」、「外」、「手前」、「奧」等の方向を表す用語が用いられる場合、それらは自動水栓10がキッチン等に取り付けられたときの姿勢における方向を意味する。
図2は、図1の自動水栓10の全体斜視図である。自動水栓10は、基端部24と、ハンドルレバー22と、基端部24の上端面から延び出した、吐水部としての吐水管12と、を主に備える。図3は、基端部24から取り外した状態の吐水管12の側面図である。
吐水管12は、その中間部12aが湾曲して逆U字状に形成され、その先端12bが斜め下方に延び出した、いわゆるグースネック状に形成される。吐水管12は、金属材料を素材とする鋳物により形成される。詳細は後述するが、吐水管12の先端12bには、吐水口38を有する吐水口部材30と、吐水口38からの吐水を制御するための自動吐水用センサ40とが設けられている。図3に示すように、吐水管12の基端部側には、基端部24と連結するための連結部材26が設けられている。
図1に示したように、基端部24は、キッチンのカウンタ104の上面に配置される。基端部24の上端には、ハンドルレバー22が設けられている。
基端部24の内部には、冷水および温水の供給源とそれぞれ接続された冷水管および温水管(図示せず)が延在している。冷水管および温水管と、吐水管12内に収納され吐水口38に給水するための給水ホースとの間には、電磁弁(図示せず)が設けられる。この電磁弁は、図示しない制御部による制御のもと弁を開閉して、冷水管および温水管から給水ホースへの水の流れを制御できるようになっている。
基端部24の内部には、水と湯とを所定比率で混合して適温の温水とする混合弁(図示せず)が設けられている。ハンドルレバー22はこの混合弁を操作するレバーであり、左右回動操作によって水と湯との混合比率を調節し、即ち混合水の温度を調節し、また上下回動操作によって温水の吐水流量を調節する。
吐水管12の先端12bには、自動吐水用センサ40が設けられている。自動吐水用センサ40は、例えば、発光部と受光部を有する赤外線式測距センサである。自動吐水用センサ40は、発光部から吐水口部材30の吐水口38の下方に光を投光し、投光した光による使用者の手または食器等の被検知物からの反射光を受光部で受光し、所定の検知エリア内に被検知物があるか否かを検知する。自動吐水用センサ40は、被検知物の検知結果を示す信号を制御部に出力する。
吐水管12の手前側、すなわちキッチンに立つ使用者と面する側には、手かざしセンサ14が設けられている。手かざしセンサ14は、発光部と受光部を有する赤外線式光量センサである。手かざしセンサ14は、センサ14の斜め上方に光を投光し、投光した光による使用者の手等の被検知物からの反射光を受光部で受光し、所定の検知エリア内に被検知物があるか否かを検知する。手かざしセンサ14は、被検知物の検知結果を示す信号を制御部に出力する。
制御部は、マイコンを搭載した回路基板により構成される。制御部は、自動吐水用センサ40または手かざしセンサ14からの出力信号に基づき電磁弁を開閉し、吐水口部材30の吐水口38からの給水の有無を切り替える。なお、制御部は、コンピュータのCPU、メモリをはじめとする素子や回路を組み合わせて実現されていればよい。
なお、自動吐水用センサ40では、検知エリア内で被検知物が検知されている間だけ、吐水口38から給水を行うように制御されるのに対し、手かざしセンサ14では、一旦検知エリア内で被検知物が検知されると、その後被検知物が検知されなくなっても吐水口38からの給水が継続される。検知エリア内でもう一度被検知物が検知されると、吐水口38からの給水が停止される。
吐水管12の使用者から見て手前側、かつ手かざしセンサ14よりも下側(吐水管12の先端12b側)には、押しボタン式のオンオフスイッチ16が設けられている。オンオフスイッチ16がオフにされているときは、自動吐水用センサ40は作動せず、センサ40の下方に物体が存在しても吐水口38から給水されることはない。
図3から分かるように、本実施形態では、吐水管12は一定の曲率となるように形成されている。さらに、吐水管12の中間部12aの頂点に近い部分から吐水管の先端12bにかけて、吐水管12の下側に向けて膨らんだ中空の張出部18が形成されている。この張出部18の下面は、吐水管12自体よりも曲率が小さいが、吐水管12の基端部24側から連続的な滑らかな曲線でつながるように形成されている。張出部18の先端18aは、吐水管12の先端12bよりも吐水管の軸方向の奧側(吐水管12の上流側、図3では右斜め上側)に位置している。このような吐水管の製造方法としては、バルジ加工、亜鉛ダイキャスト、樹脂成形等がある。
自動吐水用センサ40よりも、使用者から見て吐水管12の奥側には、引き出し自在に構成された吐水口部材30が取り付けられている。図3から分かるように、吐水口部材30は、張出部18の先端、および吐水管12の先端12bよりも使用者から見て奧側に取り付けられる。吐水口部材30が取り付けられた状態で、吐水口部材30の湾曲の内周側は、吐水管12の基端部24および張出部18の内周側の面と連続的に滑らかな曲線でつながるように形成されている。
図4は、吐水管12の先端12b付近の拡大斜視図であり、図5は、吐水口部材30を引き出した状態を示す図である。
吐水口部材30は、カバー部32と、切替操作部34と、吐水口38とを有している。
図5に示すように、吐水口部材30には、可撓性のある金属製の給水ホース50が接続されている。給水ホース50の他端は、上述の電磁弁に接続されている。給水ホース50は、吐水管12および張出部18の内部を管軸方向に所定の長さだけ移動自在に収納されている。したがって、吐水口部材30を吐水管12から引き出すと、給水ホース50もそれにつれて引き出される。吐水口部材30を引き出す方向は、吐水管12の軸方向とほぼ同じ方向である。吐水口部材30を吐水管12に取り付けるとき、給水ホース50は張出部18および吐水管12の中を基端部24側に向けて移動する。給水ホース50内を流れる水は、吐水口38を通して吐出される。
カバー部32は、給水ホース50と切替操作部34を接続するとともに、吐水口部材30を吐水管12から取り外すときに使用者が把持する部分を構成している。また、カバー部32は、吐水口部材30を吐水管12に対して容易に着脱可能とするアタッチメントとしての機能も有している。
吐水管12の先端12bには、管の内側に向けて凹んだ端面42が形成されており、この端面42と面一になるように自動吐水用センサ40が配置されている。吐水管12の管壁12cにより、自動吐水用センサ40の周囲が奥まったかたちとなるので、センサ40に使用者の手が接触することによるセンサ発光面および受光面の汚染や、食器がぶつかることによる損傷を防止することができる。
吐水管12の先端12bでは、管壁12cの一部が切り欠かれて、切り欠かれた部分には、吐水口部材30の収納時にガイドとして機能する凹み形状のガイド部44が設けられている。吐水口部材30のカバー部32の上面(使用者から見て手前側の面)には、吐水口部材30の収納時にガイド部44と対向する凸部39が形成されている。
張出部18の先端18aには、給水ホース50が挿通する穴を有する円筒状のホースガイド部52が設けられている。図示しないが、吐水口部材30の張出部18に面する後端には、ホースガイド部52を受け入れる凹部が形成されている。
吐水口部材30を収納する場合、ホースガイド部52の穴の中に給水ホース50が押し込まれることにより、吐水口部材30の後端がホースガイド部52に導かれる。吐水口部材30をそのまま押し込んでいくと、吐水口部材30の上面に形成された凸部39が吐水管12のガイド部44により誘導され、吐水口部材30とホースガイド部52とが嵌合することにより、吐水口部材30が吐水管12に対して保持される。吐水口部材30を引き出す場合は、吐水口部材30を斜め下方に向けて引くと、凸部39がガイド部により誘導されて引き出される。
上述したように、張出部18と吐水管12の下面は滑らかに連続しており、管の内部に角や大きな曲率変化が存在しないようにされている。このため、吐水口部材30を引き出したり収納したりするときに、吐水口部材30に接続されている給水ホース50が吐水管12および張出部18内で引っかかることがないので、吐水口部材30の操作がしやすい。また、屈曲部がないため、吐水管12および張出部18の外面の清掃が容易になる。
収納状態にある吐水口部材30の後端が接する張出部18の先端18aは、吐水管12の先端12bよりも吐水管の軸方向の奧側(吐水管12の上流側)に位置している。このため、吐水口部材30が収納された状態では、吐水口部材30の吐水口38は自動吐水用センサ40の比較的近傍に位置するようになる。このように、吐水口部材30を自動吐水用センサ40よりも管軸方向の吐水管の軸方向の奧側すなわちセンサ40の背後から引き出す構造とすることで、センサ40の発光部に対する吐水口部材の下方への突出量を小さくしてセンサの発光部と吐水口の距離を近づけることができる。よって、吐水口の下に手を出した際にセンサが反応しやすくなり、使用感が向上する。また、吐水口部材の下方への突出量を小さくすることで、吐水口下方の空間を広く確保することができる。
吐水口部材30は張出部18から引き出し可能に構成すると、吐水管12をその全長にわたり大径化することなく吐水口部材を吐水管の先端に収納する構造にすることができる。また、吐水管の凹凸を最小限に抑えることができるので、意匠性に優れるとともに清掃性が高まる。さらに、張出部18を吐水管12の奧側に設けることで、自動水栓10を手前側から観察したときに張出部が目立たず、全体的にコンパクトですっきりとした印象を使用者に与えることができる。
吐水口部材30の切替操作部34は、給水ホース50から流れる水をシャワー吐水またはストレート吐水に切り替えるための部材である。切替操作部34は、カバー部32の外周の下面側と滑らかに連続する形状となっており、全体として円筒形をなしている。切替操作部34は、カバー部32に対して中心軸回りに所定の角度(例えば90度)だけ回転するように構成されている。切替操作部34の円筒面には、使用者が指を掛けるための凸部36が形成されている。凸部36の位置を所定の角度回転させると、シャワー吐水とストレート吐水を切り替えることができる。
図6は、吐水管12の先端12bを図4とは別方向から見た拡大斜視図である。
吐水口部材30のカバー部32には、使用者が吐水口部材30を掴みやすくするための指掛かり部32aが設けられている。この指掛かり部32aは、例えば図7中の左右方向(シンク幅方向)に拡幅した滑らかな段差であってもよい。より詳細には、指掛かり部32aは、吐水口部材30の先端側を大径部、引き出し方向奧側を小径部として、大径部と小径部との間がテーパー状または凹形状にされた形状となっている。指掛かり部32aは、使用者が吐水口部材30を引き出そうとするときに、その引き出し方向で指が自然に引っかかるように、吐水口部材30のカバー部32の下側に形成されている。また、指先がフィットするように、下向きの半円形の滑らかな曲面に形成されると好ましい。このような指掛かり部32aを設けることで、たとえ使用者の手に水や泡が付着して滑りやすいときであっても吐水口部材を掴みやすくなり、吐水口部材30の引き出し操作が容易になる。
図7は、吐水管12の先端12bを吐水口38の方向(下方)から見た平面図である。切替操作部34の凸部36は、シャワー吐水位置Aとストレート吐水位置Bとの間を移動可能に構成されている。凸部36がシャワー吐水位置Aにあるとき、吐水口38からはシャワー吐水が供給され、ストレート吐水位置Bにあるとき、吐水口38からストレート吐水が供給される。
使用者から見て吐水管の先端12bの左側表面および右側表面には、それぞれピクトグラム60a、60bが例えばレーザーを用いてマーキングされている。図7には、ピクトグラム60a、60bの形状のみが示されており、実際には、図6にピクトグラム60bで示すような位置にマーキングされている。ピクトグラム60aは、ピクトグラム60bとは径方向反対側にマーキングされる。
ピクトグラム60aはシャワー吐水を示唆し、ピクトグラム60bはストレート吐水を示唆している。先端12bの表面のピクトグラム60a、60bがマーキングされた位置は、切替操作部34の凸部36のシャワー吐水位置Aとストレート吐水位置Bにそれぞれ対応している。凸部36の切替位置とピクトグラムとを合わせ見ることで、使用者は現在の吐水状態を容易に知ることができる。
図7に示すように、凸部36がシャワー吐水位置Aとストレート吐水位置Bのいずれにあるときでも、凸部36は吐水口38よりも奧側(図7では下側)に位置している。このような配置とすることで、自動吐水用センサ40が吐水口38よりも使用者から見て手前側にある構成でも、凸部36が自動吐水用センサ40により誤検知されてしまうおそれがない。したがって、自動吐水用センサ40と吐水口38との位置を接近させることができ、吐水管の先端をコンパクト化することができる。
シャワー吐水位置Aとストレート吐水位置Bとは、中心軸に対して対称に配置され、かつ中心角Dが90度前後であることが好ましい。こうすると、自動水栓10を使用者から見て手前側(図7では上側)から観察したときにも、凸部36がシャワー吐水位置Aとストレート吐水位置Bのいずれにあるのかを視認しやすくなる。
図6に示すように、凸部36の上部は滑らかなテーパー状にするとよい。こうすると、使用者が凸部36を指で把持しようとするときに、指を自然に凸部に導くことができる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示すにすぎない。また、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
本発明に係る自動水栓は、建物、船舶等に設置される設備に用いることができ、キッチンの他に、洗面台、手洗器、浴室等に用いられてもよい。また、自動水栓の基端部が固定される基体としてカウンタを例示したが、基体は、浴室等の設備の外内を区画する壁部材等であってもよい。
また、吐水部の形状はグースネック状の吐水管に限定されず、直線状の吐水管やボックス状の吐水部などの他の形状に形成されていてもよい。また、本発明は、引き出し式の吐水口部材を備えていない自動水栓に対しても適用することができる。
実施の形態では、切替操作部がシャワー吐水とストレート吐水とを切替可能であることを述べたが、これらに加えて、またはこれらの代わりに、別の吐水状態に切替可能であってもよい。
10 自動水栓、 12 吐水管、 12b 先端、 18 張出部、 24 基端部、 30 吐水口部材、 32 カバー部、 32a 指掛かり部、 34 切替操作部、 36 凸部、 38 吐水口、 40 自動吐水用センサ、 50 給水ホース、 100 キッチン。

Claims (4)

  1. 吐水部と、
    検知対象物の存否を検知するセンサと、
    前記センサにより検知対象物が検知された場合に吐水する吐水口と、
    前記吐水口からの吐水状態を切替可能な切替操作部と、
    を備える自動水栓であって、
    前記センサは、使用者から見て前記吐水口よりも手前側に位置しており、
    前記切替操作部は、それぞれの吐水状態の切替位置に移動される凸部を備え、該凸部がいずれの位置にあるときでも前記吐水口の奧側にあることを特徴とする自動水栓。
  2. 前記切替位置が中心軸に対して対称に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の自動水栓。
  3. 前記吐水部の手前側の前記切替位置と対応する位置に、それぞれの吐水状態を示唆するピクトグラムが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動水栓。
  4. 前記凸部の上部が滑らかなテーパー状にされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の自動水栓。
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