JPH1030562A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH1030562A
JPH1030562A JP18461296A JP18461296A JPH1030562A JP H1030562 A JPH1030562 A JP H1030562A JP 18461296 A JP18461296 A JP 18461296A JP 18461296 A JP18461296 A JP 18461296A JP H1030562 A JPH1030562 A JP H1030562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
compressor
rubber
fixing pin
isolator
Prior art date
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Pending
Application number
JP18461296A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Mizutani
清 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP18461296A priority Critical patent/JPH1030562A/ja
Publication of JPH1030562A publication Critical patent/JPH1030562A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種電気機器に使用される圧縮機の載置構造
において、圧縮機から冷蔵庫本体への振動伝達を低減さ
せることを目的とする。 【解決手段】 圧縮機4の支持脚5の一部を下方向に切
りおこしたストッパー3を設け、ストッパー3を防振ゴ
ム6の上部コーナー部に当接させる。これにより、圧縮
機4の支持脚5を介した振動は防振ゴム6の首部から固
定ピン2には直接伝わらないので、振動,騒音の少ない
冷蔵庫を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機振動の伝達
を低減させる支持装置を有する冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の冷蔵庫としては、特開平6
−264966号公報に記載されたものがある。以下、
図4,図5を参照しながらこの従来例について説明す
る。圧縮機を支持する冷蔵庫の基板41に垂直に固定ピ
ン42を固定し、この固定ピン42の外周に内接するよ
うに防振ゴム43が挿入され、この防振ゴム43の上部
の平坦部に圧縮機44の支持脚45を載置している。ま
た、固定ピン42の先端部には、圧縮機44の脱落を防
止する固定リング46が取付けられている。固定ピン4
2の外周と防振ゴム43の内周の隙間については、圧縮
機44の支持脚45が載置される防振ゴム43の上部の
隙間Aは、基板41付近の防振ゴム43の下部の隙間B
より大きい。これは防振ゴム43の下部で固定ピン42
と接触し、防振ゴム43を固定する方法では基板41上
に固定した固定ピン42に水平方向に加わる力は、固定
ピン42の根元部に加わるので力は小さくなり、圧縮機
の水平方向の振動を減衰させる距離は充分長くとれるの
で、固定ピン42に伝わる水平方向の振動は小さくな
る。よって、基板41から冷蔵庫本体に伝わる振動も小
さくなり、冷蔵庫の振動,騒音の低減を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、圧縮機44の支持脚45が載置されてい
る防振ゴム43の上部は首部であり、また肉厚も薄いた
め水平方向に加わる力に対して腰が弱く圧縮機44が水
平方向に力が加わりずれた場合、圧縮機44の支持脚4
5で押されて支持脚45と防振ゴム43の首部との隙間
Cがなくなり、水平方向の力に腰の弱い防振ゴム43の
首部が変形し固定ピン42と支持脚45とで圧縮され
て、圧縮機44の支持脚45を介した振動が直接固定ピ
ン42に伝わるので、基板41から冷蔵庫本体へ振動が
伝わり易くなり、冷蔵庫の振動,騒音の発生原因となる
という欠点を有していた。また、支持脚45を載置する
位置を防振ゴム43の下部へ移動させると、腰は強くな
るが固定ピン42と支持脚45の当たる防振ゴム43と
の距離も近くなるので、振動を減衰させる距離も短くな
り振動は伝わり易くなり、固定ピン42へ振動を伝え難
くさせるという本来の防振ゴム43の目的に反するもの
となる。
【0004】本発明は上述した課題に鑑み、圧縮機が水
平方向に力が加わりずれた場合、圧縮機の支持脚を介し
た振動が直接固定ピンに伝わり難くさせた圧縮機の支持
装置を有する冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記する課題を解決する
ために本発明は、圧縮機の支持脚を防振ゴムの上部コー
ナー部と当接させ、水平方向の力が加わった場合、水平
方向の力に対して腰の強い防振ゴムの上部コーナー部に
力が加わるようにして、固定ピンと支持脚とで防振ゴム
の首部が圧縮されて変形することをなくし、圧縮機から
直接固定ピンへ伝わる振動を低減させるように構成した
ものである。これにより、冷蔵庫本体へ振動が伝わり難
くできて、振動,騒音の少ない冷蔵庫を提供することが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、請求項1に記載のよう
に、圧縮機を支持する冷蔵庫の基板と、前記基板に垂直
に固定した固定ピンと、前記固定ピンの外周に内接する
防振ゴムと、前記防振ゴムに載置する前記圧縮機の支持
脚とを具備し、前記支持脚の一部にストッパーを設け、
前記ストッパーは前記防振ゴムの上部コーナー部と当接
させることにより実施できるものであり、圧縮機が水平
方向に力が加わりずれても防振ゴムの上部コーナー部に
力が加わり、水平方向の力に対して腰のある上部コーナ
ー部を押すので、固定ピンと圧縮機の支持脚とで防振ゴ
ムの首部が圧縮され変形することがなくなり、支持脚を
介した圧縮機の振動が固定ピンに直接伝わり難くなる。
【0007】また本発明は、請求項2に記載のように、
防振ゴムの上部外周に複数の突起を設け、前記突起は圧
縮機の支持脚に設けた穴に嵌合させることにより実施で
きるものであり、圧縮機が水平方向に力が加わりずれて
も防振ゴム上部の外周に設けた突起に力が加わり、水平
方向の力に対して腰のある上部コーナー部を押すので、
請求項1と同様に固定ピンと圧縮機の支持脚とで防振ゴ
ムの首部が圧縮され変形することがなくなり、支持脚を
介した圧縮機の振動が固定ピンに直接伝わり難くなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1から図
3を用いて説明する。
【0009】(実施例1)図1,図2において、1は冷
蔵庫本体(図示せず)の基板で垂直に固定ピン2が固定
される。3はストッパーであり圧縮機4の支持脚5の一
部を下方向に切りおこして防振ゴム6が入る穴7の周囲
に同心円を描く位置に左右,前後に設けており、防振ゴ
ム6の上部の平坦面上に圧縮機4の支持脚5を載置した
時に、各々のストッパー3が防振ゴム6の上部コーナー
部の水平面と垂直面の両面に当接するように構成されて
いる。
【0010】以上のように構成された圧縮機支持装置に
ついて、以下その作用について説明する。圧縮機4が水
平方向に力が加わった時、支持脚5に設けたストッパー
3が防振ゴム6の水平方向の力に対して腰のある上部コ
ーナー部に当接して防振ゴム6を押すので、支持脚5と
防振ゴム6の隙間Cは変化せず、支持脚5の力が直接防
振ゴム6の首部に加わることがなく、固定ピン2と支持
脚5とで防振ゴム6の首部が圧縮され変形することがな
くなり、圧縮機4の振動は支持脚5から防振ゴム6の上
部コーナー部を介して防振ゴム6の下部のB部から固定
ピン2に伝わるので、振動が固定ピン2から冷蔵庫本体
に伝わり難くすることができる。
【0011】(実施例2)実施例1と同一構成部分につ
いては同一符号を付し詳細な説明は省略する。
【0012】図1,図3において、防振ゴム8の上部外
周には突起9が同心円を描く位置に左右,前後に設けら
れており、圧縮機4の支持脚10には突起9に対応する
位置に穴11を設け、圧縮機4を防振ゴム8上に載置し
た時、突起9が穴11に嵌合されるように構成されてい
る。
【0013】以上のように構成された圧縮機支持装置に
ついて、以下その作用について説明する。圧縮機4が水
平方向に力が加わった時、防振ゴム8の上部外周に設け
た突起9に力が加わり水平方向の力に対して腰のある上
部コーナー部を押すので実施例1と同様に、支持脚10
と防振ゴム8の隙間Cは変化せず、固定ピン2と支持脚
10で防振ゴム8の首部が圧縮され変形することがなく
なり、支持脚10の力が直接防振ゴム8の首部に加わる
ことがなく、圧縮機4の振動は支持脚10から防振ゴム
8の上部コーナー部を介して防振ゴム8の下部から固定
ピン2に伝わるので、振動が固定ピン2から冷蔵庫本体
に伝わり難くすることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、圧縮機が水平方
向にずれる力が加わった場合、水平方向に腰の弱い防振
ゴムの首部には力が加わらず、固定ピンと支持脚で防振
ゴムが圧縮されて変形することがなくなり、圧縮機の支
持脚を介して振動が直接固定ピンに伝わることがなくな
るので、圧縮機の振動が冷蔵庫本体へ伝わり難くさせる
ことができ、振動,騒音の少ない冷蔵庫を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例1における冷蔵庫の圧縮
機の上面図 (b)同圧縮機の側面図
【図2】(a)同防振部分の要部拡大上面図 (b)同防振部分の要部拡大側断面図
【図3】(a)本発明の実施例2における防振部分の要
部拡大上面図 (b)同防振部分の要部拡大側断面図
【図4】(a)従来の冷蔵庫の圧縮機の上面図 (b)同圧縮機の側面図
【図5】(a)従来例の防振部分の要部拡大上面図 (b)同防振部分の要部拡大側断面図
【符号の説明】
1 基板 2 固定ピン 3 ストッパー 4 圧縮機 5,10 支持脚 6,8 防振ゴム 9 突起 11 穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機を支持する冷蔵庫の基板と、前記
    基板に垂直に固定した固定ピンと、前記固定ピンの外周
    に内接する防振ゴムと、前記防振ゴムに載置する前記圧
    縮機の支持脚とを具備し、前記支持脚の一部にストッパ
    ーを設け、前記防振ゴムの上部コーナー部と前記ストッ
    パーとを当接させた圧縮機支持装置を有する冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 圧縮機を支持する冷蔵庫の基板と、前記
    基板に垂直に固定した固定ピンと、前記固定ピンの外周
    に内接する防振ゴムと、前記防振ゴムに載置する前記圧
    縮機の支持脚とを具備し、前記防振ゴムの上部外周に複
    数の突起を設け、前記突起を前記圧縮機の支持脚に設け
    た穴に嵌合させた圧縮機支持装置を有する冷蔵庫。
JP18461296A 1996-07-15 1996-07-15 冷蔵庫 Pending JPH1030562A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011047548A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Panasonic Corp 冷蔵庫
CN104948659A (zh) * 2015-06-15 2015-09-30 合肥华凌股份有限公司 一种压缩机与冰箱底板之间的橡胶脚垫
CN108139139A (zh) * 2015-06-30 2018-06-08 尼得科环球电器德国有限责任公司 冷却剂压缩机的连接构件
CN110017265A (zh) * 2018-01-10 2019-07-16 佛山市顺德区美的饮水机制造有限公司 增压泵用底脚和具有其的净饮设备

Cited By (5)

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