JPH10304544A - 通信ケーブル用マンホール - Google Patents

通信ケーブル用マンホール

Info

Publication number
JPH10304544A
JPH10304544A JP9107241A JP10724197A JPH10304544A JP H10304544 A JPH10304544 A JP H10304544A JP 9107241 A JP9107241 A JP 9107241A JP 10724197 A JP10724197 A JP 10724197A JP H10304544 A JPH10304544 A JP H10304544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication cable
communication
manhole
branch box
installing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9107241A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuyasu Shibata
哲保 柴田
Tetsushi Sakane
鐵志 坂根
Masaru Murase
優 村瀬
Akira Nobunaga
彰 信長
Kuniyuki Ichikawa
国幸 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Haneda Hume Pipe Co Ltd
Original Assignee
Haneda Hume Pipe Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Haneda Hume Pipe Co Ltd filed Critical Haneda Hume Pipe Co Ltd
Priority to JP9107241A priority Critical patent/JPH10304544A/ja
Publication of JPH10304544A publication Critical patent/JPH10304544A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/46Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
    • G02B6/50Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts
    • G02B6/501Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts underground installation of connection boxes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Sewage (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地中路網に布設された通信ケーブルを効率よ
く接続、分岐したり或いは補修・点検したりすることが
出来る通信ケーブル用マンホールであって、通信ケーブ
ル用マンホールの内周面に設けた通信ケーブル用分岐ボ
ックス据付け用踊り場に通信ケーブル用分岐ボックスを
簡単に且つ安定して据え付けることが出来るようにした
通信ケーブル用マンホールを目的とするものである。 【解決手段】 水平管路12,13内に布設された通信本線
ケーブル16を相互に接続したり或いは通信支線ケーブル
18に分岐し得る通信ケーブル用マンホール1であって、
通信ケーブル分岐対応型直壁管6の内周面6aに通信ケ
ーブル用分岐ボックス据付け用踊り場15が一体的に設け
られ、通信本線ケーブル16の接続或いは分岐を可能とす
る通信ケーブル用分岐ボックス17を該通信ケーブル用分
岐ボックス据付け用踊り場15上に載置して固定した通信
ケーブル用マンホール1の構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上下水道配管網、地
下通信路網、地下共同溝網等の地中路網の途中或いは本
管(幹線)と支管(枝線)との分岐点等に設けられる通
信ケーブル用マンホールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近になって光ファイバーケーブル等の
通信ケーブルを地下に埋設するために、通信ケーブル用
の地中管路網の建設が必要であると言われている。しか
し、この通信ケーブル用の地中管路網の建設に要する費
用は極めて高額となる問題があった。一方でこの問題を
解決するために近年都市部に於いて整備されている上下
水道配管網を利用して通信ケーブルを各家庭に敷設する
方法も考えられている。
【0003】前述のいずれの地中の管路網或いは下水道
配管網を採用した場合にも、通信ケーブルを個々の家屋
へ引き込むためには、通信本線ケーブルから分岐された
分岐支線ケーブル及び家屋線を個々の家屋へ引き込む必
要があった。
【0004】このように通信本線ケーブルから分岐支線
ケーブルを分岐するに当たっては、例えば特許第257
4195号公報に示すように、マンホールが使用されて
いる。この技術は、上部に斜壁管を用いて開口部を小さ
くしたマンホールのマンホール蓋に内部蓋と外部蓋とよ
りなる通信ケーブルの分岐接続箱を取付け、この分岐接
続箱の中に分岐接続機と通信ケーブル巻き付け用ドラム
とを夫々収納した構造である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然るに、前述の公知技
術では既設の下水道用のマンホールそのままを利用し
て、その下水道用マンホールの蓋に通信ケーブルの分岐
接続箱を取付けることが出来るメリットを有している。
また、この公知技術は、マンホールの首部を形成する上
部が徐々に小径となった上部斜壁管はそのままにした構
造である。
【0006】更に通信ケーブルの接続作業及び通信本線
ケーブルから分岐支線ケーブルを分岐する作業等は、マ
ンホールの蓋に取付けられた通信ケーブルの分岐接続箱
をマンホールの蓋から取り外し、ドラムに巻き付けられ
た通信ケーブルを引出しながらマンホールの外部に取り
出した後で実施することが出来る方式の構造である。
【0007】本発明に係る通信ケーブル用マンホール
は、前述の従来の種々の構成に鑑み開発された全く新し
い技術であって、特に、通信ケーブル用マンホールの上
部内径を大きくして該通信ケーブル用マンホールの上部
の作業スペースを広くすると共に、通信ケーブル用マン
ホールの内周面に設けた通信ケーブル用分岐ボックス据
付け用踊り場に通信ケーブル用分岐ボックスを簡単に且
つ安定して据え付けて取り付けることが出来るように構
成した通信ケーブル用マンホールの技術を提供するもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信ケーブ
ル用マンホールは、前述の従来の問題点を根本的に改善
した技術であって、その第1発明の要旨は、地中路網に
布設された通信ケーブルを分岐或いは接続し得る通信ケ
ーブル用マンホールに於いて、該通信ケーブル用マンホ
ールの内周面に通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊
り場を設けて構成したことを特徴とする通信ケーブル用
マンホールである。
【0009】上記構成によれば、通信ケーブル用マンホ
ールの内周面に通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊
り場を設けたことで通信ケーブル用分岐ボックスを簡単
且つ安定して据え付けて取り付けることが出来る。
【0010】また、本発明に係る通信ケーブル用マンホ
ールの第2発明の要旨は、前記通信ケーブル用分岐ボッ
クス据付け用踊り場に通信ケーブル挿通用の穴或いは切
欠きを設けて構成したことを特徴とする第1発明の通信
ケーブル用マンホールである。
【0011】上記構成によれば、通信ケーブル用分岐ボ
ックス据付け用踊り場に通信ケーブル挿通用の穴或いは
切欠きを設けたことで、通信ケーブルを該通信ケーブル
挿通用の穴或いは切欠きを介して通信ケーブル用分岐ボ
ックス据付け用踊り場を容易に挿通させて通信ケーブル
用分岐ボックスに配線できる。
【0012】また、前記通信ケーブル挿通用の穴或いは
切欠きを複数の通信ケーブル取り出し方向に対応して複
数設けた場合には、現場で実際に使用する通信ケーブル
取り出し方向の通信ケーブル挿通用の穴或いは切欠きを
適宜選択して使用することが出来、通信ケーブル取り出
し方向の自由度が大きく好ましい。
【0013】また、本発明に係る通信ケーブル用マンホ
ールの第3発明の要旨は、前記通信ケーブル用分岐ボッ
クス据付け用踊り場が前記通信ケーブル用マンホールを
形成する直壁管に一体的に取り付けられていることを特
徴とする第1或いは第2発明の通信ケーブル用マンホー
ルである。
【0014】上記構成によれば、通信ケーブル用マンホ
ールの一部を構成する直壁管を形成する際に通信ケーブ
ル用分岐ボックス据付け用踊り場を一体成型すること
で、通信ケーブル用マンホールを組み立てる際に通信ケ
ーブル用分岐ボックス据付け用踊り場が一体となった直
壁管を途中に組み込むだけで通信ケーブル用マンホール
の内周面に通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場
を容易に形成することが出来る。
【0015】また、本発明に係る通信ケーブル用マンホ
ールの第4発明の要旨は、別に作成した通信ケーブル用
分岐ボックス据付け用踊り場が前記通信ケーブル用マン
ホールの内周面に取付金具或いは該通信ケーブル用マン
ホールの目地溝を利用して取り付けられていることを特
徴とする第1或いは第2発明の通信ケーブル用マンホー
ルである。
【0016】上記構成によれば、通信ケーブル用分岐ボ
ックス据付け用踊り場を別体で作成した場合には、プラ
スチックスやステンレス等の材質で予め大量生産した通
信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場を取付金具或
いは通信ケーブル用マンホールの目地溝等を利用して取
り付けることにより通信ケーブル用マンホールの内周面
に容易に形成することが出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る通信ケーブ
ル用マンホールの一実施例を具体的に説明すると、図1
は本発明の通信ケーブル用マンホールの第1実施例の構
成を示す縦断面説明図、図2は第1実施例の構成を示す
平面説明図、図3(A)は第1実施例の通信ケーブル用
分岐ボックス据付け用踊り場の構成を示す平面説明図、
図3(B)は第1実施例の通信ケーブル用分岐ボックス
据付け用踊り場の構成を示す縦断面説明図、図4(A)
は第1実施例の通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊
り場に切欠きを形成した構成を示す平面説明図、図4
(B)は図4(A)の要部を示す平面説明図、図5
(A)は本発明の通信ケーブル用マンホールの第2実施
例の通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場の構成
を示す平面説明図、図5(B)は第2実施例の通信ケー
ブル用分岐ボックス据付け用踊り場の構成を示す縦断面
説明図、図6(A)は本発明の通信ケーブル用マンホー
ルの第3実施例の通信ケーブル用分岐ボックス据付け用
踊り場の構成を示す平面説明図、図6(B)は第3実施
例の通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場の端部
が通信ケーブル用マンホールの目地溝に嵌入して固定さ
れた状態を示す縦断面説明図である。
【0018】図1及び図2に於いて、1は本発明に係る
通信ケーブル用マンホールであって、上下水道配管網、
地下通信路網、地下共同溝網等の地中路網の途中或いは
本管(幹線)と支管(枝線)との分岐点等に設けられ
る。
【0019】この通信ケーブル用マンホール1は、特
に、通信ケーブル用マンホールの上部内径を大きくして
該通信ケーブル用マンホール1の上部の作業スペースを
広くすると共に、通信ケーブル用マンホール1の内周面
に設けた通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場15
に通信ケーブルを分岐或いは接続し得る通信ケーブル用
分岐ボックス17を簡単に且つ安定して据え付けることが
出来るように構成したものである。
【0020】図1に示すように、通信ケーブル用マンホ
ール1は、地中路網の途中に地中を深く掘って栗石2を
敷設した上に底版3を設置し、且つこの底版3上に、コ
ンクリート等で成型され、内径が相互に同一の第1直壁
管4、第2直壁管5、第3直壁管となる通信ケーブル分
岐対応型直壁管6、第4直壁管7、上部直壁管8、第1
調整リング9、第2調整リング10及び蓋受枠11を順次積
層することによって構成されている。従って、通信ケー
ブル用マンホール1の内径は上下部が同一の内径を有し
ている。
【0021】前記第1直壁管4の両側壁には夫々水平管
路12,13が連結されている。下水道配管網の場合には、
下水の流入管及び流出管を夫々水平管路12,13として利
用することが出来る。
【0022】上記実施例に於いて、上部直壁管8は第1
直壁管4、第2直壁管5及び通信ケーブル分岐対応型直
壁管6、第4直壁管7の肉厚よりも大きな肉厚を持って
形成されている。また、通信ケーブル用マンホール1の
内周壁には、複数のステップ14が取付けられている。
【0023】このように、上部直壁管8の肉厚を大きく
した場合には、通信ケーブル用マンホール1の首部の強
度を大きくすることが出来、従って、その下方に積層さ
れる第1直壁管4等の肉厚を薄くすることが出来る。ま
た、通信ケーブル用マンホール1の鉄蓋を安定して支持
することが出来る。
【0024】通信ケーブル分岐対応型直壁管6の内周面
6aには、図3(A),(B)に示すように、該通信ケ
ーブル分岐対応型直壁管6と一体的に成型された平面三
日月形状で所定の板厚を有する通信ケーブル用分岐ボッ
クス据付け用踊り場15が水平方向に突出して形成されて
おり、該通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場15
の所定位置には水平管路12,13の内部を挿通して通信ケ
ーブル用マンホール1内部に立ち上がる通信本線ケーブ
ル16を挿通させるための複数の穴15aが穿孔されてい
る。
【0025】尚、本実施例では、通信ケーブル用分岐ボ
ックス据付け用踊り場15の形状を平面三日月形状で構成
したが、他の種々の形状が適用出来る。
【0026】17は通信ケーブル用分岐ボックスであっ
て、前記通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場15
の上部所定位置に図示しないボルト等を介して取付固定
される。この通信ケーブル用分岐ボックス17は水平管路
12,13から通信ケーブル用マンホール1内に引き込まれ
た通信本線ケーブル16を相互に接続したり、或いはこの
通信本線ケーブル16を通信支線ケーブル18に分岐し得る
ように構成されている。
【0027】通信ケーブル分岐対応型直壁管6の壁面に
は複数の穴6bが穿孔されており、通信支線ケーブル18
は、該複数の穴6bを選択的に通過させて通信ケーブル
用マンホール1の外方に導かれている。図2中19は鞘管
であって、前記通信支線ケーブル18を各家屋に引き込む
際にこれを被覆して保護する役割をしている。
【0028】図1のように構成した本発明に係る通信ケ
ーブル用マンホール1に於いては、その上部を形成する
上部直壁管8の内径を該通信ケーブル用マンホール1の
下部内径(例えば第1直壁管4の内径)と同一にしたの
で、通信ケーブル用マンホール1の上部空間を大きなス
ペースにすることが出来る。
【0029】従って、通信ケーブル用分岐ボックス据付
け用踊り場15上に取付固定された通信ケーブル用分岐ボ
ックス17をそのままの状態にして於いて、これに通信本
線ケーブル16を接続したり、或いは通信支線ケーブル18
を分岐したり、更にその他の補修・点検する際の作業ス
ペースとして有効に利用することが出来る。
【0030】図4(A),(B)は通信ケーブル用分岐
ボックス据付け用踊り場15に切欠き15bを穿設して構成
した場合の一例である。この切欠き15bを設けたことに
より、通信本線ケーブル16を通信ケーブル用分岐ボック
ス据付け用踊り場15の内周側から該切欠き15bに嵌め込
むだけで、通信本線ケーブル16を容易に通信ケーブル用
分岐ボックス据付け用踊り場15に挿通することが出来
る。
【0031】次に図5(A),(B)を用いて本発明に
係る通信ケーブル用マンホールの第2実施例の構成につ
いて説明する。前記第1実施例では、通信ケーブル用分
岐ボックス据付け用踊り場15が通信ケーブル分岐対応型
直壁管6とコンクリート等の材質で一体成形されるよう
に構成したが、本実施例では、通信ケーブル用分岐ボッ
クス据付け用踊り場21を通信ケーブル分岐対応型直壁管
6と別体で構成し、該通信ケーブル用分岐ボックス据付
け用踊り場21に固定して設けられた取付金具となる固定
用アングル22をビス23により通信ケーブル分岐対応型直
壁管6の内周面6aに取り付けて該通信ケーブル用分岐
ボックス据付け用踊り場21を固定するように構成したも
のである。
【0032】通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り
場21は図5(A),(B)に示すように、樹脂等の材質
で通信ケーブル用分岐ボックス17を内包し得る大きさを
有し、且つ通信ケーブル分岐対応型直壁管6の内周面6
aの曲率に対応する曲率を有する平面三日月形状のボッ
クスで構成され、該通信ケーブル用分岐ボックス据付け
用踊り場21の下部に複数設けられた固定用アングル22を
ビス23により通信ケーブル分岐対応型直壁管6の内周面
6aに固定することで通信ケーブル用分岐ボックス据付
け用踊り場21を支持する。
【0033】通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り
場21の下面側には、前記第1実施例と同様に、通信本線
ケーブル16挿通用の複数の穴21aが設けられており、通
信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場21のボックス
外周面側には通信支線ケーブル18を挿通させるために通
信ケーブル分岐対応型直壁管6の壁面に形成された穴6
bに対応する図示しない穴が形成されている。
【0034】本実施例では、通信ケーブル用分岐ボック
ス据付け用踊り場21をボックス形状で構成したことで、
該通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場21の材質
が樹脂であっても構造的な強度が確保されて好ましい。
【0035】通信ケーブル用分岐ボックス17は通信ケー
ブル用分岐ボックス据付け用踊り場21のボックス内に図
示しない開口から挿入されて該通信ケーブル用分岐ボッ
クス据付け用踊り場21の所定位置に配置され図示しない
固定手段により固定される。
【0036】尚、通信ケーブル用分岐ボックス据付け用
踊り場21は、通信ケーブル分岐対応型直壁管6を通信ケ
ーブル用マンホール1に組み込んだ後で取り付けても良
いし、予め通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場
21を取り付けた通信ケーブル分岐対応型直壁管6を組み
込んで通信ケーブル用マンホール1を形成しても良い。
【0037】また、本実施例では通信ケーブル用分岐ボ
ックス据付け用踊り場21をボックス形の樹脂で構成した
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、他の材質、他の形状で通信ケーブル分岐対応型直壁
管6と別体で形成された通信ケーブル用分岐ボックス据
付け用踊り場21を種々の取付手段により取り付けること
でも良い。
【0038】他の構成は前記第1実施例と同様に構成さ
れ、同様な効果を得ることができる。
【0039】次に図6(A),(B)を用いて本発明に
係る通信ケーブル用マンホールの第3実施例の構成につ
いて説明する。前記第2実施例では、通信ケーブル分岐
対応型直壁管6と別体で構成した通信ケーブル用分岐ボ
ックス据付け用踊り場21を取付金具となる固定用アング
ル22をビス23により通信ケーブル分岐対応型直壁管6の
内周面6aに取り付けて該通信ケーブル用分岐ボックス
据付け用踊り場21を固定するように構成したが、本実施
例では、通信ケーブル分岐対応型直壁管6と別体で構成
した通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場31を通
信ケーブル分岐対応型直壁管6と第2直壁管5との目地
溝32を利用して取付固定するように構成したものであ
る。
【0040】通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り
場31は図6(A)に示すように、ステンレス等の材質で
メッシュ状に形成され、通信ケーブル用分岐ボックス17
を載置して固定する扇形の受け部33と、該受け部33の外
周辺に接続され、通信ケーブル分岐対応型直壁管6と第
2直壁管5との目地溝32(図6(B)参照)の曲率に対
応する曲率を有する円弧状のリング部材34とを有してお
り、受け部33及びリング部材34の略中央部で2分割され
てヒンジ35により回動可能に構成されている。
【0041】また、2分割されたリング部材34の夫々の
略中央部はターンバックル36により連結されており、該
ターンバックル36を左或いは右方向に回転させること
で、2分割されたリング部材34及び受け部33がヒンジ35
を中心に収縮或いは拡張するようになっている。
【0042】上記構成により、通信ケーブル用マンホー
ル1を組み込んだ後で、2分割されたリング部材34及び
受け部33をターンバックル36を回転させて予め収縮させ
た状態で第2直壁管5と通信ケーブル分岐対応型直壁管
6との間の目地溝32に対向させ、ターンバックル36を逆
回転させて2分割されたリング部材34及び受け部33を拡
張して該目地溝32にリング部材34を嵌入することで、通
信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場31が通信ケー
ブル用マンホール1の第2直壁管5と通信ケーブル分岐
対応型直壁管6との間の目地溝32の位置に固定される。
【0043】また、通信ケーブル用分岐ボックス据付け
用踊り場31の受け部33には、前記第1、第2実施例と同
様に通信本線ケーブル16挿通用の複数の穴33aが設けら
れている。
【0044】本実施例では、2分割されたリング部材34
及び受け部33をターンバックル36を回転させることでヒ
ンジ35を中心に収縮或いは拡張するように構成したの
で、通信ケーブル用マンホール1を組み込んだ後で第2
直壁管5と通信ケーブル分岐対応型直壁管6との間の目
地溝32の位置に通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊
り場31を容易に取り付けることが出来る。
【0045】また、受け部33をメッシュ構造で構成した
ことで、受け部33の材質をステンレス等で構成した場合
でも通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場31自体
の重量を軽量化することが出来、リング部材34を目地溝
32に嵌入して支持するだけでも図示しない通信ケーブル
用分岐ボックス17を受け部33上に載置して支持するため
の十分な強度を確保することが出来る。また、メッシュ
構造により通気性、通水性が良い。
【0046】尚、前記実施例ではリング部材34及び受け
部33を2分割して収縮或いは拡張可能に構成したが、リ
ング部材34及び受け部33を固定式で構成しても良く、こ
の場合には、通信ケーブル用マンホール1の第2直壁管
5を組み付けた後に目地溝32に相当する部分に固定式の
リング部材34及び受け部33を嵌合し、その後第2直壁管
5の上部に通信ケーブル分岐対応型直壁管6を載置して
組み付けるように構成しても良い。
【0047】他の構成は前記第1実施例と同様に構成さ
れ、同様な効果を得ることができる。
【0048】
【発明の効果】本発明に係る通信ケーブル用マンホール
は上述の構造と作用とを有するので、次のような多大な
効果を有している。
【0049】(1)通信ケーブル用マンホールの内周面
に通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場を設ける
ことにより、通信ケーブル用分岐ボックスを簡単且つ安
定した状態で据え付けることが出来る。
【0050】(2)通信ケーブル用分岐ボックス据付け
用踊り場に通信ケーブル挿通用の穴或いは切欠きを設け
た場合には、該穴或いは切欠きに通信ケーブルを簡単に
挿通させて安定させることが出来る。
【0051】(3)前記穴或いは切欠きを複数設けた場
合には、通信ケーブルの取り出し方向に対応する穴或い
は切欠きを適宜選択的に使用することが出来、通信ケー
ブルの取り出し方向の自由度が大きくなって好ましい。
【0052】(4)通信ケーブル用分岐ボックス据付け
用踊り場を通信ケーブル用マンホールの一部を構成する
直壁管を成形する際に一体成形した場合には、通信ケー
ブル用マンホールを組み立てる際に通信ケーブル用分岐
ボックス据付け用踊り場が一体となった直壁管を途中に
組み込むのみで通信ケーブル用マンホールの内周面に通
信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場を形成するこ
とが出来、施工性が良い。
【0053】(5)通信ケーブル用分岐ボックス据付け
用踊り場を別に作成する場合には、該通信ケーブル用分
岐ボックス据付け用踊り場を樹脂やステンレス等で予め
大量生産しておくことが出来るので生産性が向上し、該
通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場を取付金具
或いは通信ケーブル用マンホールの目地溝等を利用して
該通信ケーブル用マンホールの内周面に簡単に取り付け
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信ケーブル用マンホールの第1実施
例の構成を示す縦断面説明図である。
【図2】第1実施例の構成を示す平面説明図である。
【図3】(A)は第1実施例の通信ケーブル用分岐ボッ
クス据付け用踊り場の構成を示す平面説明図、(B)は
第1実施例の通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り
場の構成を示す縦断面説明図である。
【図4】(A)は第1実施例の通信ケーブル用分岐ボッ
クス据付け用踊り場に切欠きを形成した構成を示す平面
説明図、(B)は(A)の要部を示す平面説明図であ
る。
【図5】(A)は本発明の通信ケーブル用マンホールの
第2実施例の通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り
場の構成を示す平面説明図、(B)は第2実施例の通信
ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場の構成を示す縦
断面説明図である。
【図6】(A)は本発明の通信ケーブル用マンホールの
第3実施例の通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り
場の構成を示す平面説明図、(B)は第3実施例の通信
ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場の端部が通信ケ
ーブル用マンホールの目地溝に嵌入して固定された状態
を示す縦断面説明図である。
【符号の説明】
1…通信ケーブル用マンホール 2…栗石 3…底版 4…第1直壁管 5…第2直壁管 6…通信ケーブル分岐対応型直壁管 6a…内周面 6b…穴 7…第4直壁管 8…上部直壁管 9…第1調整リング 10…第2調整リング 11…蓋受枠 12,13…水平管路 14…ステップ 15…通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場 15a…穴 15b…切欠き 16…通信本線ケーブル 17…通信ケーブル用分岐ボックス 18…通信支線ケーブル 19…鞘管 21…通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場 21a…穴 22…固定用アングル 23…ビス 31…通信ケーブル用分岐ボックス据付け用踊り場 32…目地溝 33…受け部 33a…穴 34…リング部材 35…ヒンジ 36…ターンバックル
フロントページの続き (72)発明者 信長 彰 東京都新宿区西新宿1丁目22番2号 羽田 ヒューム管株式会社内 (72)発明者 市川 国幸 東京都新宿区西新宿1丁目22番2号 羽田 ヒューム管株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中路網に布設された通信ケーブルを分
    岐或いは接続し得る通信ケーブル用マンホールに於い
    て、該通信ケーブル用マンホールの内周面に通信ケーブ
    ル用分岐ボックス据付け用踊り場を設けて構成したこと
    を特徴とする通信ケーブル用マンホール。
  2. 【請求項2】 前記通信ケーブル用分岐ボックス据付け
    用踊り場に通信ケーブル挿通用の穴或いは切欠きを設け
    て構成したことを特徴とする請求項1に記載の通信ケー
    ブル用マンホール。
  3. 【請求項3】 前記通信ケーブル用分岐ボックス据付け
    用踊り場が前記通信ケーブル用マンホールを形成する直
    壁管に一体的に取り付けられていることを特徴とする請
    求項1或いは請求項2に記載の通信ケーブル用マンホー
    ル。
  4. 【請求項4】 別に作成した通信ケーブル用分岐ボック
    ス据付け用踊り場が前記通信ケーブル用マンホールの内
    周面に取付金具或いは該通信ケーブル用マンホールの目
    地溝を利用して取り付けられていることを特徴とする請
    求項1或いは請求項2に記載の通信ケーブル用マンホー
    ル。
JP9107241A 1997-04-24 1997-04-24 通信ケーブル用マンホール Pending JPH10304544A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9107241A JPH10304544A (ja) 1997-04-24 1997-04-24 通信ケーブル用マンホール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9107241A JPH10304544A (ja) 1997-04-24 1997-04-24 通信ケーブル用マンホール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10304544A true JPH10304544A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14454066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9107241A Pending JPH10304544A (ja) 1997-04-24 1997-04-24 通信ケーブル用マンホール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10304544A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104863179A (zh) * 2015-04-24 2015-08-26 上海市隧道工程轨道交通设计研究院 沉管人孔井休息平台

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104863179A (zh) * 2015-04-24 2015-08-26 上海市隧道工程轨道交通设计研究院 沉管人孔井休息平台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007502379A (ja) 街路灯の中空基礎
JPH10304544A (ja) 通信ケーブル用マンホール
JP2002095123A (ja) 共同溝用接続ボックス
JP2002017030A (ja) 電線共同溝用分岐桝及びそれを用いた電線の分岐布設方法。
JPH10336847A (ja) 通信ケーブル用マンホール
JPH10290517A (ja) 通信ケーブル用マンホール
JPH10336846A (ja) 通信ケーブル用マンホール
JPH1146432A (ja) 電線地中管路用函体及びその管路用マンホール構造
KR200277616Y1 (ko) 피씨 콘크리트 조립식 도로 배수암거
JPH09221768A (ja) 地下配線用コンクリート製構造物およびその製造方法
JPH10325155A (ja) 既設マンホールの改築施工方法及び通信ケーブル対応型マンホール
KR200385188Y1 (ko) 에어컨 냉매관 배관용 슬리브
JP3048594U (ja) 地中埋込みコンクリート製溝ブロックの電線等の支持装置
JP4891047B2 (ja) 排水管の施工構造
JP2002089769A (ja) 給水ヘッダー
JP3004711B2 (ja) 光通信路及びその布設工法
JP2023038819A (ja) ケーブルダクト、電線収容設備、及びケーブルダクトの取付方法。
JPH09121420A (ja) コンクリート製ボックスおよびプレハブユニット
JP2002174365A (ja) 配管構造、配管基礎および配管基礎の施工方法
JPH11332075A (ja) ケーブル用マンホールにおけるケーブル分岐、接続ボックスの取付構造及びケーブル、鞘管リール
JP2003274546A (ja) コンクリート製ボックスの組み立て方法およびプレハブユニット
JP3169801B2 (ja) 埋込材を持つコンクリートスラブ用基板、及び該基板を用いたコンクリートスラブ
JP3011148B2 (ja) C・c・box特殊部と直交する管路部の可撓性継手装置
JPH11113126A (ja) ケーブル埋設用共同溝の分岐部施工方法及びその構造
JP3044243B2 (ja) ケーブル地中敷設用管路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060919