JPH10302568A - 押釦構造 - Google Patents

押釦構造

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Publication number
JPH10302568A
JPH10302568A JP12342397A JP12342397A JPH10302568A JP H10302568 A JPH10302568 A JP H10302568A JP 12342397 A JP12342397 A JP 12342397A JP 12342397 A JP12342397 A JP 12342397A JP H10302568 A JPH10302568 A JP H10302568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
push switch
push
repulsive force
spring foot
Prior art date
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Pending
Application number
JP12342397A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Nakano
伸一 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP12342397A priority Critical patent/JPH10302568A/ja
Publication of JPH10302568A publication Critical patent/JPH10302568A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数を増加させることなく、ストロークが
長く、且ガタツキのない押釦構造を実現する。 【解決手段】筐体1内部に設けられたプッシュスイッチ
10を摺動自在に設けた釦6により動作させる押釦構造
に於いて、先端に鉤部7を有するプッシュスイッチ動作
用の脚8と釦復帰付勢用のバネ脚13とをそれぞれ釦と
一体的に該釦底面に設けたことにより、別に部品を必要
とせずにストロークを長くし、且ガタツキをなくすこと
ができる為、部品点数を削減でき、部品組込みの効率を
向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等小型
電子機器の筐体内部に設けられたプッシュスイッチを動
作させる為の押釦構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の小型電子機器に設けられ
るダイヤル等各種操作用のプッシュスイッチは、筐体内
部に設けられた配線基板に直接実装され、筐体に設けら
れた押釦を介して操作される構造となっている。
【0003】従来の押釦構造としては、押釦を筐体に出
入自在に設け、該押釦の内端を前記プッシュスイッチの
動作部位に直接当接させ、プッシュスイッチの動作部位
の反発力を利用しているものがある。この押釦構造で
は、釦を押した後の釦の復帰をプッシュスイッチの反発
力のみに頼り、ガタツキなく釦を操作できる様にする
と、釦の浮沈みのストロークはプッシュスイッチの動作
部位のストロークと同等となり、釦のストロークが短く
なり釦を押した感触が小さい。又、プッシュスイッチの
動作部位のストローク以上にストロークを長くしようと
するとガタツキが生じる。そこで釦を押した感触が大き
い、即ちストロークが長く、且ガタツキのない構造にな
っていることが望ましく、ストロークを長くした際のガ
タツキを防ぐ為、釦と筐体との間にバネやスポンジ等を
挟んだ押釦構造が多い。
【0004】図2に於いて、従来の押釦構造について説
明する。
【0005】筐体1上面より凹部2が設けられ、該凹部
2底面には僅かに縁3を残して孔4が穿設されている。
前記凹部2に円筒形のスポンジ5が嵌設され、更に釦6
が上部の一部を突出させて前記凹部2に摺動自在に嵌入
されている。前記釦6下面から先端に鉤部7を有する脚
8が左右一対延出している。
【0006】該脚8は前記孔4を貫通し、前記釦6を離
している状態で前記鉤部7は前記縁3下面に当接し、前
記釦6の前記筐体1からの抜脱が防止され、前記釦6は
前記スポンジ5により突出方向に付勢されている。前記
筐体1内部の配線基板9上の前記孔4に対向する位置に
は、プッシュスイッチ10が実装されており、該プッシ
ュスイッチ10の動作部位11が前記鉤部7と当接可能
となっている。
【0007】前記釦6を押すと前記鉤部7が所要量押込
まれたところで前記動作部位11に当接し、前記鉤部7
により前記動作部位11が押圧され、前記プッシュスイ
ッチ10が動作する。
【0008】前記釦6を離すと前記プッシュスイッチ1
0の反発力と前記スポンジ5の反発力との協働、更に該
スポンジ5の反発力により前記釦6が復帰する。
【0009】図3は、他の従来の押釦構造を示してお
り、該従来例では前記スポンジ5の代わりにバネ12を
釦6と縁3との間に挾設したものである。鉤部7と動作
部位11とが離反した状態で前記バネ12が前記釦6を
突出方向に付勢するので、該釦6のガタツキが防止され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した様に従来の押
釦構造では、スポンジやバネ等を用いることにより、釦
のストロークを長くした際のガタツキを防いでいるの
で、部品点数が多くなると共に部品の組込みに手間が掛
かるという問題があった。
【0011】本発明は斯かる実情に鑑み、別に部品を必
要とせずにストロークが長く、且ガタツキのない押釦構
造を提供するものであり、部品点数の削減と部品組込み
の効率の向上を図るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、筐体内部に設
けられたプッシュスイッチを摺動自在に設けた釦により
動作させる押釦構造に於いて、先端に鉤部を有するプッ
シュスイッチ動作用の脚と釦復帰付勢用のバネ脚とをそ
れぞれ釦と一体的に該釦底面に設けた押釦構造に係るも
のである。
【0013】ストロークを長くした際のガタツキを防ぐ
為のバネ脚を釦底面に一体的に設けたことにより、部品
点数を削減し、部品組込みの手間を省くことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。尚、図1中、図2及び図3中で
示したものと同様のものには同符号を付してある。
【0015】筐体1上面より凹部2が設けられ、該凹部
2底面には僅かに縁3を残して孔4が穿設されている。
上部の一部が突出する様前記凹部2に摺動自在に嵌入さ
れた釦6の下面から先端に鉤部7を有する脚8が左右一
対延出し、更に前記釦6下面の周縁から斜めに延出する
バネ脚13が前記釦6と一体成形され、該バネ脚13の
下端は前記縁3上面に当接している。前記脚8は前記孔
4を貫通し、前記釦6を離している状態で前記鉤部7は
前記縁3下面に当接し、前記釦6の前記筐体1からの抜
脱が防止され、前記釦6は前記バネ脚13により突出方
向に付勢されている。前記筐体1内部の配線基板9上の
前記孔4に対向する位置には、プッシュスイッチ10が
実装されており、該プッシュスイッチ10の動作部位1
1が前記鉤部7と当接可能となっている。
【0016】前記バネ脚13の反発力に抗して前記釦6
を押すと前記バネ脚13が撓みながら前記釦6が押込ま
れ、前記鉤部7により前記プッシュスイッチ10の前記
動作部位11が押圧され、前記プッシュスイッチ10が
動作する。前記釦6を離すと前記プッシュスイッチ10
の反発力と前記バネ脚13の反発力との協働、更に該バ
ネ脚13の反発力により前記釦6が復帰する。
【0017】上述した様に前記バネ脚13を設けること
により、該バネ脚13の反発力により前記釦6を上方に
付勢し、ストロークを長くした際のガタツキを防止で
き、又前記バネ脚13を前記釦6と一体化したことによ
り、部品点数が削減でき、部品組込みの手間が省ける。
【0018】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、別に部
品を必要とせずにストロークを長くし、且ガタツキをな
くすことができるので、部品点数を削減でき、部品組込
みの効率が向上するという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す概略断面図である。
【図2】従来例を示す概略断面図である。
【図3】他の従来例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 6 釦 7 鉤部 8 脚 10 プッシュスイッチ 13 バネ脚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内部に設けられたプッシュスイッチ
    を摺動自在に設けた釦により動作させる押釦構造に於い
    て、先端に鉤部を有するプッシュスイッチ動作用の脚と
    釦復帰付勢用のバネ脚とをそれぞれ釦と一体的に該釦底
    面に設けたことを特徴とする押釦構造。
JP12342397A 1997-04-25 1997-04-25 押釦構造 Pending JPH10302568A (ja)

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JP12342397A JPH10302568A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 押釦構造

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JP12342397A JPH10302568A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 押釦構造

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JPH10302568A true JPH10302568A (ja) 1998-11-13

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ID=14860199

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JP12342397A Pending JPH10302568A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 押釦構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006236606A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Nitto Electric Works Ltd ブレーカの押しボタン構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006236606A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Nitto Electric Works Ltd ブレーカの押しボタン構造
JP4641197B2 (ja) * 2005-02-22 2011-03-02 日東工業株式会社 ブレーカの押しボタン構造

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