JP2004095323A - キースイッチ装置及びこれを備えた携帯電話機器並びに電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】特別な部品を設けることなく、多方向のキー操作を確実に、しかも軽快なクリック感を付与することができるようにする。
【解決手段】キートップ6に、比較的硬質の材料で形成されているとともに押動キー6の一部を貫通してプリント基板2側に向けて突出し中央接点42と周辺接点41A、41Cとの間に位置するリブ62を備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機や、電話機或いはFAXなどの電子機器に使用するために一つのボタンで多方向のキースイッチを操作可能なキースイッチ装置及びこのキースイッチ装置を備えた携帯電話機器並びに電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)等の携帯電話機器には、例えば登録した相手先の電話番号などのような様々なデータを表示するために液晶等の表示画面からなる表示部が設けられている。近年、この携帯電話機器の機能向上は目覚しく、例えば表示画面については、大型化とともにGPS(GlobalPositioning System)などを初めとする多くの種類の情報・機能を表示部に表示できるようになっている。また、このように表示部に表示された多数の情報は、使用者がその多種類の情報の中から所望の情報を自在に選択できるようにするため、カーソルを上下左右に自在に移動させることができるキースイッチが開発され使用されている。
【0003】
このような携帯電話機器の液晶表示画面等の操作を行うキースイッチとして、例えば図3に示す構成のものが知られている。
即ち、このキースイッチには、電話機100の本体ケース101内部のプリント基板102上に設けた接点103と、保護シート104で貼着され接点103の直上に配設されたダイアフラム105と、ゴムシート107により接点103及びダイアフラム105との間に変位自在に支持されたゴムキー106と、ゴムキー106に載置された樹脂製のキートップ108とを備えている。
【0004】
また、このキースイッチは、図4において、キートップ108に作用する押圧力でスイッチング動作(ダイアフラムを接点に接触・導通)させるようになっており、このため、ゴムキー106には、下面の周辺に、前後左右方向へカーソル移動を行ってメニュー選択などを行う周辺スイッチ用の突起106A〜106Dと、これらの突起106A〜106Dの中央部に中央スイッチ用の突起106Eとが突設されている。
【0005】
また、この突起106Eの周囲のゴムキー106の下面には、例えば周辺スイッチの操作時に中央スイッチも同時にスイッチング動作するのを回避させる(その逆も同様)ために、周辺スイッチと中央スイッチとの各押圧操作の際に各スイッチを分離・独立させて誤動作を防止するためのストッパーリブ106Fが突設されている。
【0006】
以上のような構成のキースイッチでは、図3において、例えば携帯電話機に設けられた図示外の液晶表示部をスクロール操作するために、キートップ108を片押し操作すると、ゴムキー106が傾動する。
すると、このゴムキー106に設けられたいずれかの突起、例えば突起106Cが押し込まれ、プリント基板102に取付けられたダイアフラム105と接触・押圧される。
その結果、ダイアフラム105が接点103に接触して導通し、周辺スイッチがスイッチング動作する。これにより、筺体本体101に設けられた液晶表示部のカーソルを動かして所望の選択(スクロール)操作を行うことができる。
【0007】
また、次に、選択された項目について、決定(確定)操作を行うときには、キートップ108の中央付近を押下すればよい。これにより、ゴムキー106が押圧され、この押圧動作によってゴムキー106に設けられた中央スイッチ用の突起106Eが中央部のダイアフラム105に接触する。この結果、ダイアフラム105が中央部の接点103に接触・導通して中央スイッチがスイッチング動作し、液晶表示部内の1つの操作が完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の構成のキースイッチでは、周辺スイッチと中央スイッチとが接近しているため、キートップを傾けて操作させているときに、キートップ中央の中央スイッチを押圧操作してしまうという誤動作をしばしば発生する虞があった。
【0009】
そこで、この誤動作を防止するために、ゴムキー106にストッパーリブ106Fが設置されているものが知られている。ところが、このストッパーリブ106Fは、ゴムで形成されており、このストッパーリブ106Fがあっても変形しやすいので、誤動作を招き易いという問題があった。
そこで、誤動作の防止のために専用の部品を別に設置することも検討されているが、その分、部品点数が増えるので、組立てが複雑になりコストも嵩むという問題があった。
【0010】
本発明は、このような従来の問題を解決するものであって、特別な部品を設けることなく、多方向のキー操作を確実に、しかも軽快なクリック感を付与することができる、優れたキースイッチ装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のキースイッチ装置は、プリント基板上に設けた中央接点及び前記中央接点の周囲に設けた複数の周辺接点を有する接点部と、前記接点部と一定間隔を保持してその直上に設けた導電性のダイアフラムと、前記ダイアフラムを押下するために前記ダイアフラムの方向に揺動可能に設けた可撓性の押動キーと、前記押動キーの直上に積層配置されたキートップとを備えるキースイッチ装置であって、
前記キートップは、前記押動キーの一部を貫通して前記プリント基板側に向けて突出し、前記中央接点と前記周辺接点との間に位置するリブを備えたことを特徴としている。
【0012】
この構成により、キートップに付設した比較的剛性のあるリブが突支棒として作用することにより、所望のキー部分のみを押動させて隣接する他のキーの押動動作を阻止することができ、特別な部品を設けることなく、多方向のキー操作を確実にできるようになる。
【0013】
また、本発明のキースイッチ装置は、前記押動キーは、ゴムシートの所定部位に薄肉部を介して膨出した状態で支持された構成であることを特徴としている。
【0014】
この構成により、簡単な構造で、キートップにストローク機能を付与することができるとともに、軽快なクリック感を付与して操作することができる。
【0015】
また、本発明のキースイッチ装置は、前記押動キーが、中央部と前記中央部の周囲に複数の突出部を備え、
前記中央部の突出部は、前記中央部の周囲の突出部よりも突出していることを特徴としている。
【0016】
この構成により、押動キーの中央部での押動の際のスイッチ動作の確実性を向上させることができる。
【0017】
また、本発明のキースイッチ装置は、前記キートップは、押動キーにインサート成形されて前記押動キーと一体に形成されていることを特徴としている。
【0018】
この構成により、筐体部分とプリント基板との間への組付け工数が削減されて組み付け作業が容易になる。
【0019】
また、本発明のキースイッチ装置は、前記キートップと、前記押動キーとは別体に形成されたものであって、前記押動キーに穿設された挿入孔に前記キートップのリブを圧入して形成されていることを特徴としている。
【0020】
この構成により、キートップと、前記押動キーとは長期間に亙り、確実に一体化されて双方の間にずれや隙間の発生が阻止できるので、信頼度の高いキースイッチ装置が提供できる。
【0021】
また、本発明のキースイッチ装置は、前記キートップは、押動キーに貼付して形成されてことを特徴としている。
【0022】
この構成により、双方を簡単に固着・一体化させることができる。
【0023】
また、本発明の電話機器は、無線通信による音声通話又はデータ通信を行う携帯電話機器であって、
多方向に操作し表示部に表示される情報内容の選択又は決定の指示を行う操作手段として、前記のキースイッチ装置を設けたことを特徴としている。
【0024】
この構成により、携帯電話機器に対して誤動作のない信頼度の高いキースイッチ装置を備えることができる。
【0025】
また、本発明の電子機器は、多方向に操作し表示部に表示される情報内容の選択又は決定の指示を行う操作手段として、前記請求項1乃至5のいずれか1項に記載のキースイッチ装置を設けたことを特徴としている。
【0026】
この構成により、電子機器に対して誤動作のない信頼度の高いキースイッチ装置を備えることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯電話機のキースイッチ装置を示すものであり、このキースイッチには、大略構成として、携帯電話機の筐体1内部に取付けるプリント基板2上に設けた接点部3と、この接点部3と一定の隙間を保持してその直上に設けたダイアフラム4と、このダイアフラム4を押下するための押動キーであるゴムキー5と、このゴムキー5を貫通したリブ61を突設させたキートップ6とを備えている。
【0028】
接点部3は、導電性の良好な適宜の薄型金属材料で形成されており、同心状に4箇所に配置した周辺スイッチ(以下、これを「スクロールスイッチ」とよぶ)用の周辺接点31と、これらの接点31の中央部に配置した中心スイッチ(以下、これを「決定スイッチ」とよぶ)用の中央接点32とを備えた構成である。
【0029】
なお、ここで、スクロールスイッチとは、メニューから所望の項目を選択したり、メニュー上で所望の(上下左右)方向にカーソルを移動させる指示を与えるものであって、操作性を考慮してその移動方向に対応する位置にそれぞれその移動方向の指示を与える機能のものが配設されており、ダイアフラムとともにこのスクロールスイッチを構成する周辺接点31では、樹脂キートップ6において上下左右に対応する位置(いずれも、樹脂キートップ6の外縁部寄り)に設けた周辺接点31A〜31Dの4個のもので構成されている。
【0030】
一方、決定スイッチとは、多数の項目の中からスクロールスイッチで選択してきた1つの項目や一定の移動方向などを決定・実行するための指示を与えるためのものであり、ダイアフラムとともにこの決定スイッチを構成する中央接点32は、樹脂キートップ6において中央部に対応する位置に設けられている。
【0031】
ダイアフラム4は、導電性で、かつ、(板)ばね性のある薄板金属材料で略円弧状に湾曲した形状に形成されており、プリント基板2の接点部3を設けた面上において、接点ごとにこれに対向して所定の空隙を保持した状態で、別言すればゴムキー5のある上方に向けて略凸状に膨出した状態で設置されており、それぞれ、各接点との間でスイッチを構成している。即ち、このダイアフラム4は、周辺接点31A〜31Dを包持する周辺ダイアフラム41A〜41Dと、中央接点32を包持する中央ダイアフラム42とを備えている。
【0032】
また、このダイアフラム4は、キートップ6による押圧動作の際にクリック感を付与する機能も付与されており、キートップ6の押圧動作で押潰される方向に変形するが、押圧動作が解除されると自身の有する復元力でもとの膨出状態に復帰するように構成されている。なお、このダイアフラム4は、プリント基板2に固着させるのと同時に、互いに隣接するダイアフラムとの間との絶縁状態を付与するために、それぞれ、絶縁性樹脂などによる保護シート7で周縁部が個別に被覆又は被着されており、中央部のみゴムキー5に向けて露呈されている。
【0033】
ゴムキー5は、キートップ6による押下・押圧動作の際にストロークを付与するものであり、可撓性の材料、例えばシリコーンゴムなどの適宜の樹脂材料によりキートップ6と略同等の大きさに形成されてそのキートップ6を支承・支持させている。このため、ゴムキー5は、プリント基板2に密着状態で取付けたゴムシート8に対して薄肉部81を介してダイアフラム4のある下方向に向けて変位自在に支承・支持されており、このゴムキー5の下面とゴムシート8の壁面82とにより、前述の複数の接点部3及びダイアフラム4を設置するためのスイッチ空間Sを形成している。
【0034】
また、このゴムキー5には、スイッチ空間Sに臨む下面において、各ダイアフラム4と対向する部位に、ダイアフラム4を押下させるための突起が形成されており、具体的には、周辺ダイアフラム41A〜41Dの直上に設けたスクロークスイッチ用のキー(以下、これを「スクロールキー」とよぶ)として機能する周辺突起51A〜51Dと、中央ダイアフラム42の直上に設けた決定スイッチ用のキー(以下、これを「決定キー」とよぶ)として機能する中央突起52とを備えている。このうち、周辺突起51A〜51Dはともに同一長さだけダイアフラム側に突出しているとともに、中央突起52は周辺突起51A〜51Dよりも長く突出した状態に形成されている。
【0035】
さらに、このゴムキー5には、中央突起52と周辺突起51A〜51Dとの間に中央突起52を取り囲むようにして後述するキートップ6の突設するリブ62が貫通する挿入孔53を4箇所に穿設させている。
なお、このゴムキー5を支承・支持するゴムシート8は、設置及び組付け作業、並びにコスト削減などの目的で、図示外の隣接するキートップ、さらには全キートップに設けるゴムキーと一体に形成された一枚もので構成されている。
【0036】
キートップ6は、ある程度硬質の適宜の樹脂材料などで形成されて携帯電話機の筐体1に設けたボタン孔1Aから外部に突出した状態で設置されており、ゴムキー5の直上に積層配置されているが、普段、押下動作を行わない状態の時には、ゴムキー4と筐体1のボタン孔1Aとの間で挟持された状態とするため、外周縁部に鍔状の突起61を設けている。
【0037】
また、このキートップ6は、ゴムキー4の挿入孔53を貫通してプリント基板2側に向けて突出し、中央接点52と周辺接点51A〜51Dとの間に位置するためのリブ62を下面の4箇所に備えており、本実施の形態では、ゴムキー4に圧入されて一体化された構成となっている。
【0038】
このリブ62は、スクロールスイッチの操作時に決定スイッチが同時に動作するのを回避させる(その逆も同様)ために、スクロールキーと決定キーとについての各押圧操作の際に、各スイッチを分離・独立させて誤動作を防止するものであり、各キーの押圧操作の際に、このリブ62自身がある程度硬質で剛性を有するため突支棒として機能し、このリブ62による他のスイッチとの独立分離作用を有効に発揮して誤動作を回避できるように構成されている。
【0039】
このため、本実施の形態のリブ62は、中央突起52よりは短いが、周辺突起51A〜51Dよりは若干長めの状態でプリント基板2側へ突出するように、その長さが調整されて形成されており、各スイッチ動作の際の軽快なクリック感を損なうことなく、かつ、ストロークを犠牲することがないように構成されている。さらに、このリブ62は、中央突起52と各周辺突起51A〜51Dとの間に1個ずつ配設させてあるが、長短辺の長さの比を高めた断面略細長四角形状に形成されているとともに、短辺側が中央突起52と各周辺突起51A〜51Dとを繋ぐ方向と一致するような状態で配設されており、これにより、狭いスペース内でも最大限にストロークが得られる構成となっている。
【0040】
また、本実施の形態のキートップ6は、ゴムキー5を取付けているゴムシート8とは別体に形成した後、圧入させて一体化させた構成となっているが、接着剤で固着させてもよいし、所謂、インサート成形により形成してもよい。
即ち、予め樹脂成形しておいたキートップ6を、所定の成形型内部にあらかじめセットしておいてから、ゴムキーを含むゴムシートを射出成形等で形成するように構成してもよい。
【0041】
次に、本実施の形態の作用について説明する。
例えば、電話機に設けられた図示外の液晶表示部を操作する際に、キートップ6の左方寄りの周縁部近傍を押下すると、対応するゴムキー5に設けてあるスクロールスイッチ用の周辺突起51Cが周辺ダイアフラム41Cを押し下げる。その結果、この周辺ダイアフラム41Cが下方へ窪んでプリント基板2に設けた周辺接点31Cに接触・導通する。これにより、左方移動用のスクロールスイッチがスイッチング動作し、前述した液晶表示部のカーソルが左方へ移動する。
【0042】
このときに、例えばキートップ6の左方寄りの周縁部近傍を押下し過ぎたり、キートップ6の若干中央部寄りを押下して、スクロールキーと同時に又はこのスクロールキーより先に決定キーが押下されてしまい誤動作するのを、このゴムキー5の周辺突起51Cと中央突起52との間に設けてあるリブ62により阻止することができる。
【0043】
即ち、ゴムキー5の中央突起52が中央ダイアフラム42に当接してこの中央ダイアフラム42を押下することができる位置まで降下するより先に、リブ62の先端がプリント基板2側の保護シート7に接触して、それ以上中央突起52が降下するのを阻止するので、決定スイッチがスイッチング動作するのを防止できる。
【0044】
このようにして、スクロール操作を繰り返すことにより、液晶表示部のカーソルを所望の位置間で移動させ、最終的にコマンドを確定させたい位置にカーソルを合わせたところで、キートップ6の中央部を押下することで、ゴムキー5に中央部に設けた中央突起52がこれと対向する中央ダイアフラム42を押下する。これにより、中央ダイアフラム42がプリント基板2に設けた中央接点32が接触・導通して決定スイッチがオン動作する。
【0045】
このように、ゴムシート5のスクロールスイッチ用の周辺突起51A〜51Dと、決定スイッチ用の中央突起52との間に、キートップ6から突出するリブ62を配設することで、決定スイッチ用の決定キーを押下することなく、換言すれば、誤動作させることなくクルロールキーを操作して、液晶表示部のカーソルを前後左右に自由に移動できる。また、決定キーを操作する際にも、スクロールキーを押下する誤操作を起こすことがなくなり、1つのキートップ6でなんら誤操作することなく、液晶表示部での画面操作を快適に行うことが可能となる。
【0046】
なお、本実施の形態では、携帯電話機に備えた液晶表示部の操作を行う多方向キースイッチ装置に適用したが、これ以外に、例えばPHSやFAXその他の電子機器に設けた表示部の操作用の多方向スイッチなどに適用することも可能である。
【0047】
また、本実施の形態では、スクロールキーとして、上下左右の4方向にカーソル移動を行う4個のスクロールスイッチを備えた構成のものに適用したが、8方向にカーソル移動を行う8個のスクロールスイッチを備えた構成のものに適用したり、左右又は上下の2方向にカーソル移動を行う2個のスクロールスイッチを備えた構成のものへ適用してもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、誤動作防止用に専用の部品などを設ける必要がなく、1つのキートップで、カーソルの移動選択動作と決定動作とを誤動作させることなく確実に使い分けて操作できる、という効果を得ることができる。
【0049】
また、本発明によれば、携帯電話機器や電子機器などに対して誤動作のない信頼度の高いキースイッチ装置を備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電話機のキースイッチ装置を示す要部断面図である。
【図2】図1に示すキースイッチ装置のゴムキー裏面部分を示す説明図である。
【図3】従来の携帯電話機のキースイッチ装置を示す要部断面図である。
【図4】図3に示すキースイッチのゴムキー裏面部分を示す説明図である。
【符号の説明】
1   (携帯電話機の)筐体
2   プリント基板
3   接点部
31A〜31D
周辺接点
32  中央接点
4   ダイアフラム
41A〜41D
周辺ダイアフラム
42  中央ダイアフラム
5   押動キーであるゴムキー
51A〜51D
周辺突起
52  中央突起
53  挿入孔
61  リブ
6   キートップ
7   保護シート
8   ゴムシート
81   薄肉部
82   壁面
S    スイッチ空間

Claims (8)

  1. 中央接点及び前記中央接点の周囲に設けた複数の周辺接点を有する接点部と、前記接点部と一定間隔を保持してその直上に設けた導電性のダイアフラムと、前記ダイアフラムを押下するために前記ダイアフラムの方向に揺動可能に設けた押動キーと、前記押動キーの直上に積層配置されたキートップとを備えるキースイッチ装置であって、
    前記キートップは、前記押動キーの一部を貫通して前記プリント基板側に向けて突出し、前記中央接点と前記周辺接点との間に配置するリブを備えたことを特徴とするキースイッチ装置。
  2. 前記押動キーは、ゴムシートの所定部位に薄肉部を介して膨出した状態で支持されたことを特徴とする請求項1に記載のキースイッチ装置。
  3. 前記押動キーは、中央部と前記中央部の周囲に複数の突出部を備え、
    前記中央部の突出部は、前記中央部の周囲の突出部よりも突出していることを特徴とする請求項1に記載のキースイッチ装置。
  4. 前記キートップは、前記押動キーにインサート成形されて前記押動キーと一体に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のキースイッチ装置。
  5. 前記キートップと前記押動キーとは別体に形成されたものであって、前記押動キーに穿設された挿入孔に前記キートップの前記リブを圧入して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキースイッチ装置。
  6. 前記キートップは、前記押動キーに貼付して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキースイッチ装置。
  7. 無線通信による音声通話又はデータ通信を行う携帯電話機器であって、
    多方向に操作し表示部に表示される情報内容の選択又は決定の指示を行う操作手段として、前記請求項1乃至6のいずれか1項に記載のキースイッチ装置を備えたことを特徴とする携帯電話機器。
  8. 多方向に操作し表示部に表示される情報内容の選択又は決定の指示を行う操作手段として、前記請求項1乃至6のいずれか1項に記載のキースイッチ装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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