JP4641197B2 - ブレーカの押しボタン構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ブレーカのトリップボタンや漏電テストボタン等に使用されるブレーカの押しボタン構造に関するものである。
例えば、ブレーカを手動操作によりトリップさせるためのトリップボタンに使用する押しボタン構造としては、トリップボタンを押圧状態から自動復帰させるためのバネを別体として組込んだものを普通としている(特許文献1)。しかし、これはバネを組み込むための取り付けが面倒であるという問題がある。
また、前記ような問題を解決するものとして、トリップボタンに復帰バネを一体に設けた熱可塑性合成樹脂製のものが特開2004−179096(特許文献2)として知られている。ところが、これは復帰バネを上下に蛇腹状に複数段に折り曲げて形成して押圧部の側方上部のバネ受部に一体としたものである。そのため、復帰バネが複数段に折り曲げて形成しているため大型なものとなり、また、これを成型するための金型も複雑なものとなり製造コストが高くなる問題がある。
特開平5−54784号公報 特開2004−179096号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、構造が簡単で取り付けが容易なうえ安価なブレーカの押しボタン構造を提供する。
本発明のブレーカの押しボタン構造は、押しボタン頭部の端部に先端に押圧部を形成した脚部を垂設したうえ該脚部から内側に板状の弾性部材を張設した押しボタン本体と、該押しボタン本体を摺動自在に嵌合する保持体に設けた案内孔部とよりなり、前記案内孔部の下方に弾性部材の先端を支持する受段部を設けたブレーカの押しボタン構造であって、押しボタン頭部の対向する一対の端部にそれぞれ脚部を垂設して、両脚部に板状の弾性部材を向き合う横方向に互い違いに張設して、案内孔部の下方に両弾性部材の先端を支持する受段部を設けたことを特徴するものである。
本発明のブレーカの押しボタン構造は、押しボタン本体を保持体であるブレーカのケースに設けた案内孔部の上部から差し込むことにより、該押しボタン本体は押しボタン頭部の端部に垂設した脚部から内側に張設した板状の弾性部材の先端を筒部内面に設けた受段部に支持されて押圧待機位置を維持するように該案内孔部に簡単に取り付けできるものである。このように案内孔部に取り付けた押しボタン本体は、押しボタン頭部をもって押圧すれば、先端を受段部に支持された弾性部材が該基端を起点に上方に撓んで上方に付勢するのに抗して押し下げられることとなり、押圧部が被操作部に作用して、被操作部が所定の動作を行うものである。その後、押しボタン頭部の押圧を解除すれば弾性部材が旧状に復帰してそれに伴ない押しボタン本体も押圧前の押圧待機位置に復帰するものである。
前記押しボタン本体は押しボタン頭部の端部に先端に押圧部を形成した脚部を垂設したうえ該脚部から内側に板状の弾性部材を張設したという構造が簡単なものであるから、これを成型するための金型も簡単なものとなり製造コストを安くすることができる。また、弾性部材は脚部の内側に張設したものであるから押しボタン本体を小型化することができる。
また、押しボタン頭部の対向する一対の端部にそれぞれ脚部を垂設して、両脚部に板状の弾性部材を向き合う横方向に互い違いに張設して、案内孔部の下方に両弾性部材の先端を支持する受段部を設けたものとすれば、押しボタン頭部への押圧力は横方向の一部に偏ることなくバランス良く押しボタン本体全体に均等に加わるので押しボタン本体は傾くことなく真直ぐに押し下げられるので、脚部の先端に形成した押圧部は被操作部に的確に作用でき、また、押圧解除後の復帰もスムーズに行われるものである。
次に、本発明のブレーカの押しボタン構造に係る実施形態について、ブレーカを手動操作によりトリップさせるためのトリップボタンにより図面を参照しながら説明する。
図1、2において、1は押しボタン本体、2は該押しボタン本体1を摺動自在に嵌合する案内孔部であり、該案内孔部2は保持体であるブレーカの上部ケース3にトリガレバー4の手動操作受部4aが臨む位置に貫通して設けられている。
前記押しボタン本体1は、図3〜図6に示すように押しボタン頭部11の端部に先端に押圧部12aを形成した脚部12を垂設したうえ該脚部12の内側に板状の弾性部材13を水平に張設したものであり、熱可塑性樹脂により一体に成型したものである。この図示のものは、押しボタン頭部11を四角形状としてその4辺の端部のうち対向する一対の辺の端部にそれぞれ脚部12、12を端部辺の半分の幅として互い違いに対向させて垂設して、両脚部の内側の上下中央部に板状の弾性部材13を張設して両弾性部材13、13が横方向に互い違いに対向させている。なお、弾性部材13、13は板状で熱可塑性樹脂よりなるものであるから撓み性の弾性があることは当然である。
案内孔部2は、前記四角形状のボタン頭部11が嵌合できる四角形状として、その孔部内面の下方に弾性部材13の先端13aを支持する受段部21を設けている。すなわち、四角形状の案内孔部2の前記互い違いに対向させて垂設した脚部12、12の内側の上下中央部に張設した弾性部材13、13が臨む辺側の下方に受段部21、21を連設している。また、各受段部21、21の先端に下向き傾斜面21aを続けて該傾斜面21aの下縁を抜止部21bとして、対向することとなる脚部12の押圧部12aの上部内側に設けた上向きの鉤部12bを係止するように構成して、押しボタン本体1が案内孔部2から抜け出ることを防止している。
また、脚部12、12をそれぞれ端部辺の半分の幅として互い違いに対向させて、両脚部12の対向する端面間に幅方向の間隙が形成したものとして、該間隙に介入する垂直案内板22を前記案内孔部2の中央に張設している。
そして、このような構成においては、先ず、押しボタン本体1を図7に示すように保持体であるブレーカの上部ケース3に設けた案内孔部2の上部から差し込めば、該押しボタン本体1は押しボタン頭部11の端部に垂設した脚部12、12の内側に張設した弾性部材13、13の先端13aが案内孔部2の内面の下方に設けた受段部21に支持されるとともに、脚部12の下端内側が前記傾斜面21aの下端上面により外側に撓まされて開き、脚部12の下端の前記押圧部12aが傾斜面21aの下端縁に位置した後に撓みが解除されて押圧部12aの上部内側に設けた上向きの鉤部12bが傾斜面21aの下縁の抜止部21bに係止し、図1に示すように案内孔部2から抜け出ることなく押圧待機位置を維持するように簡単に摺動自在に取り付けできるものである。
このようにブレーカの上部ケース3にトリガレバー4の手動操作受部4aが臨む位置に貫通して設けた案内孔部2に摺動自在に取り付けた押しボタン本体1を、押しボタン頭部11を押圧すれば、図2に示すように先端13aを受段部21に支持された弾性部材13はその基端が脚部12の押圧方向の移動に伴ない該基端を起点に押圧方向とは逆方向に撓んで該押しボタン本体1が弾性部材に抗して押し下げられて、押圧部12aが被操作部であるトリガレバー4の手動操作受部4aに作用して、トリガレバー4がトリップ動作を行うものである。
その後、押しボタン頭部1の押圧を解除すれば弾性部材13が旧状に復帰してこれに伴い押しボタン本体1も押圧前の押圧待機位置に復帰する。この場合に、抜止部21bに脚部12の押圧部12aの上部内側に設けた上向きの鉤部12bを係止するので、弾性部材13の復帰力が強くても押しボタン本体1が案内孔部2から抜け出ることのないものである。
なお、押しボタン頭部11を四角形状とし対向する一対の辺の端部に脚部12、12をそれぞれ端部辺の半分の幅として互い違いに対向させて垂設して、両脚部の内側の上下中央部に板状の弾性部材13、13を張設して両弾性部材13、13が横方向に互い違いに対向させた構成とし、また、案内孔部2を前記四角形状のボタン頭部11が嵌合できる四角形状として、四角形状の案内孔部2の前記互い違いに対向させて垂設した脚部12、12の内側の上下中央部に張設した弾性部材13、13が臨む辺の下方に受段部21、21を連設したものとすれば、押しボタン頭部11への押圧力は横方向の一部に偏ることなくバランス良く押しボタン本体1全体に均等に加わるので押しボタン本体1は傾くことなく真直ぐに押し下げられ、脚部12の先端に形成した押圧部12aは被操作部に的確に作用できる。また、押圧解除後の復帰もスムーズに行われるものである。
また、脚部12、12をそれぞれ端部辺の半分の幅として互い違いに対向させて弾性部材13を張設したものであるので、弾性部材13の先端13aを案内孔部2の辺まで達する長さにでき、弾性を充分に確保できるものである。
さらに、図8に示すように四角形状とした押しボタン頭部11の端部の対向する2辺の端部にそれぞれ脚部12、12を対向させて垂設し、弾性部材13、13は幅を脚部12の半分以下として横方向に互い違いに対向させて水平に張設したものでもよい。この場合弾性部材13の先端13aは対向する脚部12の内面に臨むこととなるので、押しボタン本体1を摺動自在に取り付ける案内孔部2に設ける受段部21は図示を略したが弾性部材13の外側の横端面が臨む案内孔部2の辺側の下方から設けることとなる。
また、押しボタン本体1は、図示したものは弾性部材13を押しボタン頭部11の外周以内に納まる形状としているので、弾性部材13はボタン頭部11に隠れるので、別部材をもって隠さなくても良いので部品点数を少なくできるうえ外観上も体裁のよいものとなる。
なお、前記した実施形態はブレーカを手動操作によりトリップさせるためのトリップボタンにより説明したが、この他に漏電テストボタン等に使用してもよいことは勿論である。
実施形態を示す斜視図。 実施形態を態様を異にして示す斜視図。 実施形態に使用する押しボタン本体を上側から示す斜視図。 実施形態に使用する押しボタン本体を他の角度上側から示す斜視図。 実施形態に使用する押しボタン本体を下側から示す斜視図。 実施形態に使用する押しボタン本体の側面図。 押しボタン本体を案内孔部に取り付ける工程を示す斜視図。 押しボタン本体の他例を示す斜視図。 本発明を使用したブレーカの全体を示す一部切欠斜視図。
1 押しボタン本体
11 押しボタン頭部
12 脚部
12a 押圧部
13 弾性部材
13a 弾性部材の先端
2 案内孔部
21 受段部

Claims (1)

  1. 押しボタン頭部の端部に先端に押圧部を形成した脚部を垂設したうえ該脚部から内側に板状の弾性部材を張設した押しボタン本体と、該押しボタン本体を摺動自在に嵌合する保持体に設けた案内孔部とよりなり、前記案内孔部の下方に弾性部材の先端を支持する受段部を設けたブレーカの押しボタン構造であって、押しボタン頭部の対向する一対の端部にそれぞれ脚部を垂設して、両脚部に板状の弾性部材を向き合う横方向に互い違いに張設して、案内孔部の下方に両弾性部材の先端を支持する受段部を設けたことを特徴するブレーカの押しボタン構造。
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