JP2007009579A - スペーサ - Google Patents

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Abstract

【課題】直径寸法の異なる鉄筋を適正に挟着保持することができるスペーサを提供する。
【解決手段】スペーサ11を鉄筋保持部13及び脚部14によって構成する。前記鉄筋保持部13を鉄筋12の下面を支持する下部受承片15と、鉄筋12の上面を挟着保持する上部保持片17と、前記下部受承片15及び上部保持片17の端部を互いに連結する弾性連結片16とによって構成する。前記弾性連結片16を外側に膨出するように形成し、下部受承片15と上部保持片17の間に形成された鉄筋保持空間23を大きく変化させ、直径寸法の変化する鉄筋12を適正に挟着保持するようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スペーサに係り、さらに詳しくはコンクリート製品の製造時にコンクリート中に埋設される鉄筋を所定位置に保持しておくためのスペーサに関する。
従来、このスペーサとして、特許文献1に開示されたものが提案されている。このスペーサは、ほぼC型状の鉄筋保持部と、この鉄筋保持部の下方側に設けた2片の脚部とからなり、前記鉄筋保持部は弾性材で形成され、鉄筋保持部の側部に鉄筋挿入口が形成されている。そして、鉄筋を横方向から鉄筋保持部の鉄筋挿入口に進入させることにより、鉄筋に取り付ける際の作業性を向上することができるようになっている。
特開平9−228559号公報
ところが、上記従来のスペーサは、前記鉄筋保持部が剛性のある円弧状の下部受承片と、この下部受承片の端部に一体に形成された弾性材よりなる円弧状の係止片とによりC型状に形成されているので、前記係止片が保持される鉄筋の直径寸法の変化に追従して鉄筋を適正に保持することが難しい。このため、小径寸法の鉄筋を保持する場合には、鉄筋保持部の下部受承片に鉄筋を単に載置するのみの状態となり、直径寸法の異なる鉄筋の保持をそれぞれ適正に行うことができないという問題があった。
本発明は、直径寸法の異なる鉄筋をそれぞれ適正に保持することができるスペーサを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、鉄筋を保持する鉄筋保持部と、この鉄筋保持部の下方側に設けられた脚部とにより構成され、前記鉄筋保持部は、鉄筋の下部を受承する下部受承片と、鉄筋の上部を保持する上部保持片と、前記下部受承片及び上部保持片の一端部に対し外側方に膨出するように架橋連結された弾性連結片と、前記下部受承片及び上部保持片の間に形成された鉄筋保持空間に鉄筋を横方向から挿入する鉄筋挿入口とにより構成されていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記弾性連結片は、横向きの半円筒状に形成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記下部受承片と上部保持片の前記鉄筋挿入口側の端部には、鉄筋を鉄筋保持空間に案内移動させるための案内片が形成されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項において、前記上部保持片の内側には、鉄筋の外周面に対しその周方向に所定の間隔をおいて接触する複数の突部が形成されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項において、前記脚部は、中央に位置する第1の脚部と、その左右両側に位置する第2及び第3の脚部と、前記第1〜第3の脚部の下端部間を連結する連結片とによって構成されていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5において、前記第1の脚部の下端部には側方に張り出す張り出し部が形成されていることを要旨とする。
請求項1記載の発明は、鉄筋保持部の下部受承片と上部保持片が外側方に膨出する弾性連結片によって連結されているので、下部受承片に対する上部保持片の前記弾性連結片の弾性限界内での上下方向の変位幅が大きくなり、鉄筋の直径寸法の変化に追従して、鉄筋を下部受承片と上部保持片によって適正に挟着保持することができる。
請求項2に記載の発明は、弾性連結片が横向きの半円筒状に形成されているので、
上部保持片の上下方向の変位を小さい弾性連結片によって効果的に行うことができ、材料費を節減することができる。
請求項3に記載の発明は、案内片によって鉄筋を鉄筋挿入口に容易に挿入することができ、鉄筋へのスペーサの装着作業を円滑に行うことができる。
請求項4に記載の発明は、下部受承片の上面と上部保持片の下面との間の距離を短くすることができ、小径寸法の鉄筋の保持を適正に行うことができる。又、鉄筋に対する上部保持片の接触面積を少なくすることができ、鉄筋と上部保持片の滑りを防止して、鉄筋への装着状態を安定化することができる。
請求項5に記載の発明は、脚部の剛性を高め、鉄筋保持部を安定して支持することができる。
請求項6に記載の発明は、張り出し部により鉄筋保持部をさらに安定して支持することができる。
以下、本発明を具体化したスペーサの一実施形態を図1〜図6にしたがって説明する。
図2及び図4に示すように、このスペーサ11は、鉄筋12を保持する鉄筋保持部13と、その鉄筋保持部13の下部に一体に形成された脚部14とによって構成されている。このスペーサ11は合成樹脂材料により一体に型成形されている。前記鉄筋保持部13は、前記脚部14の上端部に一体に形成された鉄筋12の下部を支承する下に凸となる円弧状の下部受承片15と、この下部受承片15の一端部に対し一体に連結されたほぼ横半円筒状の弾性連結片16と、この弾性連結片16の上端部に対し水平方向に一体に連結され、かつ鉄筋12の上部を挟着保持する上部保持片17とを備えている。
前記下部受承片15の前記弾性連結片16と反対側の端部には、水平の案内片18が左方向に突出するように形成されている。前記上部保持片17の前記弾性連結片16と反対側の端部には、傾斜案内片19が左斜め上方に指向するように一体に形成されている。前記上部保持片17の下面には、複数の突部20,21,22が一体に下向きに形成されている。この突部20〜21は図4,5に示すように鉄筋12の外周面に対しその周方向に所定の間隔をおいて接触するように形成されている。前記水平案内片18と傾斜案内片19との間には、鉄筋12を下部受承片15と上部保持片17の間の鉄筋保持空間23に案内移動するための鉄筋挿入口24が形成されている。
次に、前記脚部14について説明すると、この脚部14は、下部受承片15の下面に下向きに一体形成された板状の第1脚部25と、その第1脚部25の左右両側方に位置するように同じく下部受承片15の下面に斜め下向きに一体形成された板状の第2及び第3脚部26,27と、第1〜第3脚部25〜27の間の下端部間に架橋連結された板状の連結片28,29とによって構成されている。図3に示すように前記第1脚部25の下端部には側方に張り出す張り出し部25aが形成されている。前記第1〜第3脚部25〜27、連結片28,29には補強リブ30が一体に形成されている。
次に、前記のように構成したスペーサ11の作用について説明する。
このスペーサ11は、例えば縦横に碁盤の目状に配設された鉄筋組体の各鉄筋12をそれぞれ保持するために用いられる。各鉄筋12は、同一直径寸法の場合もあるが、図6に示すように直径寸法が異なる鉄筋12を用いた場合もある。そして、直径寸法の小さい鉄筋12あるいは大きい鉄筋12に対して、スペーサ11を装着する作業は、以下のように行われる。すなわち、スペーサ11の前記鉄筋保持部13の案内片18と案内片19の間に形成された鉄筋挿入口24を装着しようとする鉄筋12の側方に対応させる。そして、スペーサ11を作業者の手作業によって、鉄筋12方向に押圧することにより、鉄筋12によって弾性連結片16が弾性変形されて、下部受承片15及び案内片18から上部保持片17及び案内片19が離隔する方向に変位され、鉄筋12が鉄筋保持空間23に挿入される。
鉄筋12の直径寸法が大小変化しても弾性連結片16によって、鉄筋保持空間23及び鉄筋挿入口24の上下方向の間隔が追従するように大きく変化され、直径寸法の短い鉄筋12の場合には、図4に示すように鉄筋保持部13によって鉄筋12が挟着保持される。又、直径寸法の大きい鉄筋12の場合にも、図5に示すように鉄筋保持部13によって鉄筋12が挟着保持される。
上記実施形態のスペーサによれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、鉄筋保持部13を構成する下部受承片15に対し外側に膨出する弾性連結片16を介して上部保持片17を連結したので、鉄筋12の直径寸法の大小の変化に追従して、下部受承片15と上部保持片17の間に形成される鉄筋保持空間23の大きさが適正に変化され、鉄筋12を適正に挟着保持することができる。
(2)上記実施形態では、弾性連結片16が横向きの半円筒状に形成されているので、上部保持片17の上下方向の変位を小さい弾性連結片16によって効果的に行うことができ、材料費を節減することができる。
(3)上記実施形態では、案内片18,19によって鉄筋12を鉄筋挿入口24に容易に挿入することができ、鉄筋12へのスペーサ11の装着作業を円滑に行うことができる。
(4)上記実施形態では、上部保持片17の内側面に突部20,21,22を形成したので、下部受承片15の上面と上部保持片17の間の距離を短くすることができ、小径寸法の鉄筋12の保持を適正に行うことができる。又、鉄筋12に対する接触面積を少なくすることができ、鉄筋12と上部保持片17の接触面の滑りを防止して、鉄筋12への装着状態を安定化することができる。
(5)上記実施形態では、脚部14を中央に位置する第1脚部25と、その左右両側に位置する第2及び第3脚部26,27と、前記第1〜第3脚部25〜27の下端部間を連結する連結片28,29とによって構成したので、脚部14の剛性を高め、鉄筋保持部13を安定して支持することができる。
(6)上記実施形態では、前記第1脚部25の下端部に側方に張り出す張り出し部25aを形成したので、鉄筋保持部13をさらに安定して支持することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○図7に示すように、弾性連結片16の形状を横U字状にしてもよい。又、図8に示すように逆U字状にしたり、その他、外側へ膨出する任意の形状にしたりしてもよい。
○前記脚部14の第1脚部25を省略してもよい。
○前記突部20〜22を二箇所にしたり、四箇所以上に形成したりしてもよい。
この発明を具体化した鉄筋保持状態のスペーサの斜視図。 スペーサ単体の正面図。 スペーサ単体の右側面図。 小径寸法の鉄筋を保持した状態を示すスペーサの正面図。 大径寸法の鉄筋を保持した状態を示すスペーサの正面図。 鉄筋組体を複数のスペーサによって保持した状態を示す斜視図。 この発明の別の実施形態を示すスペーサの正面図。 この発明の別の実施形態を示すスペーサの正面図。
符号の説明
12…鉄筋、13…鉄筋保持部、14…脚部、15…下部受承片、16…弾性連結片、17…上部保持片、18,19…案内片、20〜22…突部、23…鉄筋保持空間、24…鉄筋挿入口、25…第1脚部、25a…張り出し部、26…第2脚部、27…第3脚部、28,29…連結片。

Claims (6)

  1. 鉄筋を保持する鉄筋保持部と、この鉄筋保持部の下方側に設けられた脚部とにより構成され、前記鉄筋保持部は、鉄筋の下部を受承する下部受承片と、鉄筋の上部を保持する上部保持片と、前記下部受承片及び上部保持片の一端部に対し外側方に膨出するように架橋連結された弾性連結片と、前記下部受承片及び上部保持片の間に形成された鉄筋保持空間に鉄筋を横方向から挿入する鉄筋挿入口とにより構成されていることを特徴とするスペーサ。
  2. 請求項1において、前記弾性連結片は、横向きの半円筒状に形成されていることを特徴とするスペーサ。
  3. 請求項1又は2において、前記下部受承片と上部保持片の前記鉄筋挿入口側の端部には、鉄筋を鉄筋保持空間に案内移動させるための案内片が形成されていることを特徴とするスペーサ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、前記上部保持片の内側には、鉄筋の外周面に対しその周方向に所定の間隔をおいて接触する複数の突部が形成されていることを特徴とするスペーサ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、前記脚部は、中央に位置する第1の脚部と、その左右両側に位置する第2及び第3の脚部と、前記第1〜第3の脚部の下端部間を連結する連結片とによって構成されていることを特徴とするスペーサ。
  6. 請求項5において、前記第1の脚部の下端部には側方に張り出す張り出し部が形成されていることを特徴とするスペーサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011127521A1 (en) * 2010-04-12 2011-10-20 Elizabeth Ruth Hornsey Improved bar chair
KR101096604B1 (ko) * 2011-03-31 2011-12-21 (주)한국환경종합건축사사무소 상부수평철근을 위한 전도방지 철근스페이서
JP2012031715A (ja) * 2010-07-07 2012-02-16 Takahashi Seisakusho:Kk 鉄筋支持スペーサブロック
JP2015175194A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 株式会社 中央産業 鉄筋用スペーサ

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