JP2000294111A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP2000294111A
JP2000294111A JP11097777A JP9777799A JP2000294111A JP 2000294111 A JP2000294111 A JP 2000294111A JP 11097777 A JP11097777 A JP 11097777A JP 9777799 A JP9777799 A JP 9777799A JP 2000294111 A JP2000294111 A JP 2000294111A
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Yoshiyuki Masuoka
良行 増岡
Shigeyuki Miyagi
重行 宮城
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Sanken Airpax Co Ltd
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Sanken Airpax Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を減らし、組立て作業を容易となす
ことによって小型・経済的な回路遮断器を提供する。 【解決手段】 固定接点と可動接点とに接続された電気
回路の電圧又は電流が所定値以上になる異常時に、電磁
回路の吸引又は反発により接極子を回動させる検出装置
と、ハンドルの操作に応じて固定接点から可動接点を離
間させ、且つ固定接点に可動接点を接触させるように可
動アームの回動を可能にすると共に、前記検出装置によ
る異常時の検出に応動して可動接点を固定接点から離間
させるようにハンドルと可動アームと検出装置に関係付
けられたトグル機構とを備え、前記接極子の近傍に、棒
状部分とこれに連結したバネ部分とで一体に樹脂成形し
た動作確認ボタンを設け、前記棒状部分への押圧により
前記接極子を回動させてトグル機構を強制的に動作させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部機構が正常に
動作するか否かを確認するための動作確認ボタンを有す
る回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】外部の電気回路が固定接点と可動接点に
電気的に接続され、ハンドルの手動操作によって前記固
定接点と前記可動接点との開閉を行う回路遮断器は、従
来より知られている。
【0003】かかる回路遮断器では、固定接点と可動接
点が接触しているオン状態にあるときに、外部の電気回
路の電圧又は電流が所定値以上になると、電磁回路の吸
引又は反発力を利用して可動接点を固定接点から離間さ
せて、当該回路遮断器をオフ状態にする過電流保護機能
を設けているほか、内部機構が正常に動作するか否かを
確認するための動作確認ボタンを有するのが一般的であ
る。従来、この種の電磁式の回路遮断器としては、次の
ようなものがあった。
【0004】図8及び図9は、従来の電磁式回路遮断器
の一例を示す内部構造図であり、容器の半体を除去した
内部の構成を表している。図8ではオン状態を示し、図
9では手動オフ操作状態及びトリップ作動の最終状態を
示している。
【0005】この回路遮断器は、容器1内にスイッチ部
2を備えている。スイッチ部2は、ハンドル5でオン・
オフ操作が可能であると共に、トリップ作動で強制的に
オフ動作させることもできるようになっている。
【0006】容器1から導出された第1及び第2の端子
12,16には、図示しない電気回路が接続されてい
る。この電気回路の過電流時には、コイル8と磁心9を
有する電磁石6が応動して、磁極10で接極子11を吸
引するように構成されている。コイル8の一端はフレキ
シブルリード線8aで第1の端子12に接続され、他端
はフレキシブルリード線8bで可動アーム13に接続さ
れている。
【0007】可動アーム13は可動接点14を有し、こ
の可動接点14は固定接点15に選択的に接触する。固
定接点15はフレキシブルリード線8cを介して第2の
端子16に接続されている。可動アーム13は、固定軸
17にて回動自在に支持され、且つ軸17に巻き回され
たバネ18によって反時計方向に偏きされている。しか
し、図8のオン状態ではハンドル5とアーム13との間
に設けられたトグルリンク機構19によってアーム13
は時計方向に押圧されているので、オン状態に保持され
ている。
【0008】トグルリンク機構19は、ハンドル5の操
作に応じて前記固定接点15から前記可動接点14を離
間させ、且つ固定接点15に可動接点14を接触させる
ように可動アーム13を回動する事ができる構造であ
る。さらに、トグルリンク機構19は、電磁石6による
過電流検出時に応動して可動接点14を固定接点15か
ら離間させることができるように、ハンドル5と可動ア
ーム13と電磁石6に関係付けられている。
【0009】また、回路遮断器には、内部機構の動作を
確認するための動作確認ボタン100が設置される。こ
の動作確認ボタン100は、図10(a),(b)に示
すように、別体の作動棒101とバネ102とで構成さ
れている。その作動棒101が容器1の溝において、上
下に可動できるようにバネ102で保持され、その先端
は接極子11に近接して配置されている。
【0010】次に、動作を説明する。
【0011】図8に示す一対の接点14,15のオン状
態において、コイル8に過電流が流れると、接極子11
が磁極10に吸引され、接極子11は図8で反時計方向
に回動する。この結果、トグルリンク機構19は、逆く
の字形に折れ曲がり、バネ18の力でアーム13が反時
計方向に回動し、可動接点14が固定接点15から離
れ、最終的に図9のオフ状態になる。
【0012】ここで、回路遮断器が正常に動作するか否
かを確認するには、動作確認ボタン100の作動棒10
1をバネ102に逆らって下方向に押す(図11
(a),(b)参照)。これによって、回路遮断器が正
常であれば、接極子11は磁極10方向に回動し、トグ
ルリンク機構19が働いて、可動接点14は固定接点1
5から離れ、第1及び第2の端子12,16に接続され
た電気回路は遮断される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の回路遮断器では、動作確認ボタン100が2つの部
品、つまり作動棒101とバネ102からなり、バネ1
02を使用することから組立て作業が容易ではなかっ
た。また、バネ102が金属であるため感電防止のため
のスペースを考慮する必要があり、機器の小型化やコス
ト面で問題があった。
【0014】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、部品点数を減らし、組立て
作業を容易となすことによって小型・経済的な回路遮断
器を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明の特徴は、容器内に配置された
固定接点及び可動接点と、前記容器に収容され且つ前記
可動接点が前記固定接点に対して接離自在となるように
前記可動接点を支持する可動アームと、前記固定接点と
前記可動接点との開閉を手動操作するためのハンドル
と、前記固定接点と前記可動接点とに接続された電気回
路の電圧又は電流が所定値以上になる異常時に、電磁回
路の吸引又は反発により接極子を回動させる検出装置
と、前記ハンドルの操作に応じて前記固定接点から前記
可動接点を離間させ、且つ前記固定接点に前記可動接点
を接触させるように前記可動アームの回動を可能にする
と共に、前記検出装置による前記異常時の検出に応動し
て前記可動接点を前記固定接点から離間させるように前
記ハンドルと前記可動アームと前記検出装置に関係づけ
られたトグル機構とを備えた回路遮断器において、棒状
部分とこれに連結したバネ部分とで一体に成形した動作
確認ボタンを前記接極子の近傍に設け、前記棒状部分へ
の押圧により、前記接極子を回動させて前記トグル機構
を強制的に動作させる構造にしたことにある。
【0016】請求項2記載の発明の特徴は、請求項1記
載の発明において、前記動作確認ボタンの前記棒状部分
と前記バネ部分を合成樹脂で一体に成形したことにあ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】図1及び図2は、本発明の実施の一形態に
係る電磁式回路遮断器の内部構造図であり、容器の半体
を除去した内部の構成を表している。図1の回路遮断器
は、固定接点と可動接点が接触しているオン時の状態を
表し、図2では手動オフ操作状態及びトリップ作動の最
終状態を表している。また、図3は、図2に示したオフ
状態の電磁式回路遮断器の上面図である。
【0019】この回路遮断器は、例えば横幅が121m
m、高さが66.3mm、奥行きが26.1mmの容器
1内にスイッチ部2を備えている。スイッチ部2は、ハ
ンドル5でオン・オフ操作が可能であると共に、トリッ
プ作動で強制的にオフ動作させることもできる。
【0020】6は過電流に応動する電磁石であり、金属
製フレーム7に支持されたコイル8と磁心9とを有し、
磁極10で接極子11を吸引するように構成されてい
る。コイル8の一端はフレキシブルリード線8aで第1
の端子12に接続され、他端はフレキシブルリード線8
bで可動アーム13に接続されている。
【0021】可動アーム13は可動接点14を有し、こ
の可動接点14は固定接点15に選択的に接触する。固
定接点15はフレキシブルリード線8cを介して第2の
端子16に接続されているので、2つの接点14,15
がオンのときは、第1の端子12、リード線8a、コイ
ル8、リード線8b、アーム13、可動接点14、固定
接点15、リード線8c及び第2の端子16からなる電
気回路が形成される。
【0022】また、本発明の特徴を成す、内部機構の動
作を確認するための動作確認ボタン50は、作動棒51
が容器1の溝において、上下に可動できるように保持さ
れ、その先端は接極子11に近接して配置されている。
【0023】図4(a),(b)は、この動作確認ボタ
ン50の構造の詳細を示す図であり、同図(a)はその
上面図、同図(b)は側面図を示している。動作確認ボ
タン50は、1つの樹脂部品からなり、作動棒として機
能する断面四角形状の捧状部分51と、この捧状部分5
1の側面部から一体的に突出されたS字状のバネ部分5
2とからなっている。その寸法は、例えば捧状部分51
が高さ17.7mm且つ厚みが3mm程度であり、前記
捧状部分51と一体的に形成されたS字状のバネ部分5
2の突出長さが7mm程度とする。かかる動作確認ボタ
ン50は、ポリアセタール、ナイロン、あるいはポリカ
ーボネート等の電気的絶縁性を有する合成樹脂を材料に
し、例えば射出成形の技術を用いて製造する。特に、樹
脂材料としてのポリアセタールは、弾性や摩擦(滑り)
などの点で優れている。
【0024】可動アーム13は、フレーム7に支持され
ている固定軸17にて回動自在に支持され、且つ軸17
に巻き回されたバネ18によって反時計方向に偏きされ
ている。しかし、図1のオン状態ではハンドル5とアー
ム13との間に設けられたトグルリンク機構19によっ
てアーム13は時計方向に押圧されているので、オン状
態に保持されている。なお、フレーム7は金属からな
り、コイル載置部分、ピン35の挿入孔、軸17の挿入
孔を有するが、図1にはその一部のみが示されている。
【0025】ハンドル5は軸20を有し、固定フレーム
7の軸受け21に回動自在に支持されている。トグルリ
ンク機構19は、カムリンクとして働く第1のリンク2
2と、トリップ機構保持リンクとして働く第2のリンク
23と、第2のリンク23に回動自在に支持された一般
にシアピンと呼ばれるロックピン24と、ロックピン2
4に固着された一般にストライカバーと呼ばれる接極子
係合片25と、ロックピン24及び係合片25を時計方
向に偏きするバネ26と、ハンドル5に第1のリンク2
2を回動自在に連結するためのピン27と、第1のリン
ク22と第2のリンク23とを回動自在に連結するピン
28と、第2のリンク23をアーム13に回動自在に連
結するピン29とからなる。
【0026】トグルリンク機構19のみを示す図5、及
びロックピン24と第1のリンク22との関係を示す図
6から明らかなように、第1のリンク22にはピン24
に係合するカム面30と、ピン24に制限されずに第1
のリンク22が反時計方向に回動することが可能である
ように形成されたカム面31とが設けられ、さらにピン
27を挿入する孔32と、ピン28を挿入する孔33と
が設けられている。ロックピン24は、第1のリンク2
2のカム面30に係合する円周面33aを有し、且つこ
のロックピン24が反時計方向に回動してロック状態と
なったときに第1のリンク22の反時計方向への回動を
許すための切欠き面34を有する。
【0027】図1及び図2に示されている接極子11
は、固定軸35に回動自在に支持され、この軸35に巻
き回されたバネ(図示せず)によって時計方向に偏きさ
れている。この接極子11は、当該接極子11が磁極1
0に吸引されて反時計方向に回動したときに係合片25
を反時計方向に打つためのトリップ作動部37を有す
る。なお、軸35はフレーム7に支持され、フレーム7
は容器1に固定されている。
【0028】次に、動作を説明する。
【0029】図1に示す一対の接点14,15のオン状
態において、コイル8に過電流が流れると、接極子11
が磁極10に吸引され、接極子11は図1で反時計方向
に回動し、バネ26に抗して係合片25を反時計方向に
回動させる。
【0030】この結果、図6に示すロックピン24も反
時計方向に回動し、ロックピン24の円周面33aと第
1のリンク22のカム面30との係合が解除され、第1
のリンク22が変位自在になり、トグルリンク機構19
は、逆くの字形に折れ曲がり、バネ18の力でアーム1
3が反時計方向に回動し、可動接点14が固定接点15
から離れ、最終的に図2のオフ状態になる。このとき、
図3に示すように、ハンドル5の部分の表示は「OF
F」になっている。
【0031】ここで、回路遮断器が正常に動作するか否
かを確認するには、動作確認ボタン50の捧状部分51
を下方向に押す。その結果、動作確認ボタン50のバネ
部分52は、図7(a)に示す定常時の状態から、弾性
的に変形した図7(b)に示すような状態になり、これ
と同時に棒状部分51の先端が接極子11を押下げる。
これによって、回路遮断器が正常であれば、接極子11
は磁極10方向に回動してトグルリンク機構19が作動
し、従来の回路遮断器と同様に、可動接点14が固定接
点15から離間して、第1及び第2の端子12,16に
接続された電気回路を遮断する。
【0032】上述したように、本実施形態では、棒状部
分51とこれに連結したS字状のバネ部分52とを合成
樹脂で一体に成形した動作確認ボタン50を接極子11
の近傍に設け、前記棒状部分51への押圧により接極子
11を回動させ、トグルリンク機構19を強制的に動作
させるようにした。
【0033】従来装置の動作確認ボタンは、バネを含む
複数の部品で構成しているが、本実施形態では、動作確
認ボタンを一つの部品で構成するため、その組み立てが
容易になる。しかも、動作確認ボタンの構成材料には合
成樹脂を使用して金属を使用しないため、感電防止のた
めのスペースを考慮する必要がなく、回路遮断器の小型
化、低コスト化に寄与する。
【0034】なお、本発明は、図示の実施形態に限定さ
れず種々の変形が可能である。その変形例として、例え
ば、上記実施形態では、動作確認ボタン50のバネ部分
52をS字型としたが、これに限らず、コの字型など本
発明の趣旨に沿ったものであれば如何なる形状であって
もよい。
【0035】また、本発明は、上記実施形態では、電磁
型の回路遮断器で説明したが、例えば、電熱式の回路遮
断器にも適用可能である。電熱式の回路遮断器は、コイ
ル8の部分がバイメタルに置き換わったもので、基本機
構は上記実施形態の電磁型回路遮断器と同様である。こ
の電熱式の回路遮断器においては、バイメタルに代わっ
て本発明の動作確認ボタンでトルグ機構を作動すること
になる。このような電熱式の回路遮断器においても上記
実施形態と同等の効果を奏する。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の発明である回路遮断器によれば、棒状部分とこれに
連結したバネ部分とで一体に成形した動作確認ボタンを
接極子の近傍に設け、動作確認ボタンの棒状部分を押圧
することにより、接極子を回動させてトグル機構を強制
的に動作させる構造にしたので、動作確認ボタンを構成
する部品点数を少なくでき、その組み立てを容易にする
ことが可能になる。これにより、小型で経済的な回路遮
断器を実現することができる。
【0037】請求項2記載の発明である回路遮断器によ
れば、請求項1記載の発明において、前記動作確認ボタ
ンの前記棒状部分と前記バネ部分を合成樹脂で一体に成
形したので、金属を使用しないため、感電防止のための
スペースを考慮する必要がなく、回路遮断器の小型化及
び低コスト化を一層顕著にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る電磁式回路遮断器
のオン状態時の内部構造図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る電磁式回路遮断器
のオフ状態時の内部構造図である。
【図3】図2に示したオフ状態の電磁式回路遮断器の上
面図である。
【図4】実施形態に係る動作確認ボタンの構造の詳細を
示す図である。
【図5】トグルリンク機構19のみを示す図である。
【図6】ロックピン24と第1のリンク22との関係を
示す図である。
【図7】実施形態に係る正常動作確認時の動作確認ボタ
ンの状態を示す図である。
【図8】従来の電磁式回路遮断器の一例を示すオン状態
時の内部構造図である。
【図9】従来の電磁式回路遮断器の一例を示すオフ状態
時の内部構造図である。
【図10】従来の動作確認ボタンの構造の詳細を示す図
である。
【図11】従来の正常動作確認時の動作確認ボタンの状
態を示す図である。
【符号の説明】
1 容器 5 ハンドル 8 コイル 9 磁心 10 磁極 11 接極子 13 可動アーム 14 可動接点 15 固定接点 19 トグルリンク機構 50 動作確認ボタン 51 棒状部分 52 バネ部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月24日(2000.3.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の特徴は、容器内に配置された
固定接点及び可動接点と、前記容器に収容され且つ前記
可動接点が前記固定接点に対して接離自在となるように
前記可動接点を支持する可動アームと、前記固定接点と
前記可動接点との開閉を手動操作するためのハンドル
と、前記固定接点と前記可動接点とに接続された電気回
路の電圧又は電流が所定値以上になる異常時に、電磁回
路の吸引又は反発により接極子を回動させる検出装置
と、前記ハンドルの操作に応じて前記固定接点から前記
可動接点を扉間させ、且つ前記固定接点に前記可動接点
を接触させるように前記可動アームの回動を可能にする
と共に、前記検出装置による前記異常時の検出に応動し
て前記可動接点を前記固定接点から離間させるように前
記ハンドルと前記可動アームと前記検出装置に関係づけ
られたトグル機構とを備えた回路遮断器において、棒状
部分とこれに連結したバネ部分とで一体に成形した動作
確認ポタンを前記接極子の近傍に設け、前記棒状部分へ
の押圧により、前記接極子を回動させて前記トグル機構
を強制的に動作させる構造にし 、前記動作確認ボタン
は、前記棒状部分と前記バネ部分とを合成樹脂で一体成
形によって形成されており、更に、前記バネ部分は、前
記容器に形成された溝に収納され、一端が前記溝の壁に
係止されていることにある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】請求項2記載の発明の特徴は、請求項1記
載の発明において、前記バネ部分は、S字状の弾性部材
から成ることにある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に配置された固定接点及び可動接
    点と、前記容器に収容され且つ前記可動接点が前記固定
    接点に対して接離自在となるように前記可動接点を支持
    する可動アームと、前記固定接点と前記可動接点との開
    閉を手動操作するためのハンドルと、前記固定接点と前
    記可動接点とに接続された電気回路の電圧又は電流が所
    定値以上になる異常時に、電磁回路の吸引又は反発によ
    り接極子を回動させる検出装置と、前記ハンドルの操作
    に応じて前記固定接点から前記可動接点を離間させ、且
    つ前記固定接点に前記可動接点を接触させるように前記
    可動アームの回動を可能にすると共に、前記検出装置に
    よる前記異常時の検出に応動して前記可動接点を前記固
    定接点から離間させるように前記ハンドルと前記可動ア
    ームと前記検出装置に関係づけられたトグル機構とを備
    えた回路遮断器において、 棒状部分とこれに連結したバネ部分とで一体に成形した
    動作確認ボタンを前記接極子の近傍に設け、前記棒状部
    分への押圧により、前記接極子を回動させて前記トグル
    機構を強制的に動作させる構造にしたことを特徴とする
    回路遮断器。
  2. 【請求項2】 前記動作確認ボタンは、前記棒状部分と
    前記バネ部分とを合成樹脂で一体に成形したことを特徴
    とする請求項1記載の回路遮断器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006236606A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Nitto Electric Works Ltd ブレーカの押しボタン構造

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