JPH0896693A - 漏電遮断器の漏電引外し装置 - Google Patents

漏電遮断器の漏電引外し装置

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JPH0896693A
JPH0896693A JP25739194A JP25739194A JPH0896693A JP H0896693 A JPH0896693 A JP H0896693A JP 25739194 A JP25739194 A JP 25739194A JP 25739194 A JP25739194 A JP 25739194A JP H0896693 A JPH0896693 A JP H0896693A
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善明 川嶋
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忠久 青木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】支持継鉄1による接極子7の保持を確実にす
る。また、可動鉄心とバイメタルとの間の絶縁を図る。 【構成】支持継鉄1に折曲げ形成した左右一対の軸受片
1cに、樹脂成形品の接極子7を軸部7aを介して支持
させる場合に、一方の軸受片1cの折曲げ部を薄肉とし
て変形容易とし、接極子7を組み付ける際に薄肉側の軸
受片1cを折曲げ部で変形させながら軸部7aを軸受片
1cに設けた円形の軸受穴に挿入する。また、接極子7
の可動鉄心係合部に絶縁壁7cを設け、可動鉄心5とバ
イメタル16との間を絶縁して引外しコイル2の絶縁の
簡略化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、漏電検出部からの引
外し信号を受けて引外しコイルを励磁し、接極子を介し
て引外し機構を駆動する漏電遮断器の漏電引外し装置に
関し、特にバイメタルによる過電流保護機能を備えた小
型の漏電遮断器に用いられる漏電引外し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7はこの種の漏電引外し装置
の従来構成を示すもので、図6は側面図、図7はその分
解斜視図である。これらの図において、装置の支持部材
を兼ねる支持継鉄1は鉄板からなり、磁気回路の一部を
形成するそのコ字形部の脚部1aと1bとの間に引外し
コイル2が把持されている。引外しコイル2は中心に円
筒穴3aを有する巻枠3に巻線して構成され、円筒穴3
aには固定鉄心4と可動鉄心5とが挿入されている。こ
こで、固定鉄心4には円筒穴3aより大径のつば部4a
が設けられ、固定鉄心4はこのつば部4aが巻枠3と脚
部1bとの間に挟まれて固定されている。これに対し
て、円筒穴3aよりやや小径に構成された可動鉄心5に
はくびれ部5aを介してつば状の頭部5bが設けられ、
可動鉄心5は円筒穴3aに軸方向に移動可能に挿入され
るとともに、頭部5bが脚部1aにあけられた窓穴6か
ら突出している。
【0003】一方、脚部1aには左右一対の軸受片1c
が折曲げ形成され、このこの軸受片1cには樹脂成形品
の接極子7が回動可能に支持されている。ここで、左右
の軸受片1cにはU字形の軸受溝8が切り欠き形成され
る一方、接極子7には円柱状の軸部7aが左右に突出形
成され、接極子7は軸部7aが軸受溝8に嵌め込まれる
とともに、その一端の掛金9と脚部1bの貫通穴10と
に両端が掛けられた引張コイルばねからなる復帰スプリ
ング11により脱落しないように保持されている。ま
た、接極子7の可動鉄心5と対向する端部には方形溝7
bが側方より切り欠き形成され、この方形溝7bにくび
れ部5aが嵌入することにより、可動鉄心5の頭部5b
と接極子7との緩い係合が行なわれている。
【0004】このような漏電引外し装置において、図示
しない漏電検出部からの引外し信号により引外しコイル
2が励磁されると、可動鉄心5が固定鉄心4に吸引さ
れ、それに伴って復帰スプリング11に抗して図6の矢
印方向に回動した接極子7は図示しない引外し機構を駆
動して漏電遮断器を遮断動作させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来構成にお
いては、接極子7は軸部7aが軸受溝8に嵌め込まれ、
復帰スプリング11で抜け止めされているが、このよう
な構成は接極子7の組み付け作業性がよい反面、引外し
装置を漏電遮断器本体に組み込む際に復帰スプリング1
1が他の部品に触れて外れると接極子7も同時に外れる
ため、取扱に神経を使わなくてはならないという問題が
あった。そこで、この発明は、接極子の組み付け作業性
を損なわないで、接極子及び復帰スプリングが外れない
ようにした漏電遮断器の漏電引外し装置を提供すること
を目的とするものである。
【0006】また、従来構成においては、接極子7と係
合する可動鉄心5の頭部5bが露出しているため、漏電
遮断器の過電流保護素子として用いられるバイメタルが
近傍に配置された場合、可動鉄心頭部5bがこのバイメ
タルに接触し、漏電引外し装置の金属部がバイメタルの
電位で充電される可能性がある。そのため、従来は引外
しコイル2と支持継鉄1との絶縁性能を確保するため
に、引外しコイル2の巻線の外周を厳重に絶縁テープで
覆う必要があり、コストアップを招くという問題があっ
た。そこで、この発明は、可動鉄心とバイメタルとの間
の絶縁を図った漏電遮断器の漏電引外し装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】一方、漏電遮断器は通常、−10〜40℃の使
用温度範囲で性能が保証され、この温度範囲より極端に
低い温度(例えば−30℃)で使用すると、漏電検出部の
電子回路が正常に作動せず、動作感度電流値が大きくな
ったり、動作時間が長くなったりするなど動作特性に異
常が生じることがある。従って、使用環境がこのような
状況になった場合に漏電遮断器の投入を阻止できれば、
安全状好ましい。そこで、この発明は、可動鉄心とバイ
メタルとの間の絶縁を図った上記漏電引外し装置におい
て、漏電遮断器が極低温環境に置かれた場合に、その投
入を自動的に阻止する漏電引外し装置を提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、磁気回路の
一部を形成するコ字形部を有し、このコ字形部の一方の
脚部に左右一対の軸受片が折曲げ形成された板材からな
る支持継鉄と、左右に突出形成された軸部を介して前記
支持継鉄の軸受片に回動可能に支持された絶縁物からな
る接極子と、中心に円筒穴を有する巻枠に巻線され、前
記支持継鉄のコ字形部に把持された引外しコイルと、前
記巻枠の円筒孔に挿入され前記支持継鉄のコ字形部の他
方の脚部に接して固定された固定鉄心と、この固定鉄心
と対向して前記巻枠の貫通孔内に軸方向に移動可能に挿
入され、前記支持継鉄のコ字形部の前記一方の脚部にあ
けられた窓穴を介して突出する頭部が前記接極子と係合
した可動鉄心と、この可動鉄心を前記固定鉄心から引き
離した状態に保持する復帰スプリングとからなる漏電遮
断器の漏電引外し装置において、接極子及び復帰スプリ
ングが外れないようするために、支持継鉄のコ字形部に
折曲げ形成した一対の軸受片の双方に接極子の軸部を支
承する円形の軸受穴をそれぞれ設ける一方、これらの軸
受片の一方の折曲げ部の肉厚を他方より薄肉に構成し、
この軸受片を薄肉の折曲げ部で変形させて前記接極子を
前記軸受片の間に組み付けるとともに、復帰スプリング
を圧縮コイルばねで構成し、この復帰スプリングを引外
しコイルの巻枠の円筒穴内の固定鉄心と可動鉄心との間
に挿入するものとする。
【0009】また、この発明は、可動鉄心とバイメタル
との間の絶縁を図るために、接極子の可動鉄心頭部との
係合部に、前記接極子の近傍に位置する過電流保護素子
のバイメタルに対して前記可動鉄心頭部を覆う絶縁壁を
設けるものとする。更に その場合に、極低温環境での
漏電遮断器の投入を自動的に阻止するために、極低温環
境で逆湾曲したバイメタルで接極子を引外し動作姿勢に
保持するものとする。
【0010】
【作用】この発明においては、接極子の軸部を支承する
支持継鉄の軸受片の軸受穴を円形とする一方で、この軸
受穴に前記軸部を挿入するために軸受片の折曲げ部の肉
厚を他方より薄肉として、この軸受片が薄肉の折曲げ部
で容易に変形できるようにする。これにより、薄肉側の
軸受片の折曲げ角を鈍角とした状態で接極子の軸部の一
方を他方の軸受片の軸受穴に挿入し、次いでペンチなど
で両軸受片を挟んで薄肉側の軸受片を直角曲げ状態に変
形させながら他方の軸部をその軸受穴に挿入すれば容易
に接極子を組み付けることができるとともに、接極子は
軸部が軸受穴内に拘束されるので外れることがない。同
時に、接極子を保持する必要がなくなった復帰スプリン
グを圧縮コイルばねとし、これを引外しコイルの巻枠の
円筒穴内の固定鉄心と可動鉄心との間に挿入することに
より、復帰スプリングが外れることもなくなる。
【0011】また、この発明においては、接極子の可動
鉄心頭部との係合部に接極子の近傍に位置するバイメタ
ルに対して前記可動鉄心頭部を覆う絶縁壁を設け、バイ
メタルが接極子に接近しても可動鉄心頭部に直に接触し
ないようにする。これにより、漏電遮断器の金属部分が
可動鉄心を介してバイメタルの電位で充電される危険が
なくなる。その場合に、極低温環境でのバイメタルの逆
湾曲特性を利用して、極低温で逆湾曲したバイメタルで
接極子を引外し動作方向に押した状態に保持させること
にすれば、極低温状態では開閉機構をリセット不能にし
て漏電遮断器の投入を阻止することができる。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図5に基づいてこの発明の実施
例を説明する。ここで、図1は要部を破断して内部を示
した漏電遮断器の側面図、図2の(A)は図1における
漏電引外し装置の平面図、(B)は側面図、図3の
(A)は図2における支持継鉄の平面図、(B)は側面
図、(C)は正面図、図4の(A)は図2における接極
子の上面図、(B)は側面図、(C)は下面図、図5は
図3の接極子を図4の支持継鉄に組み付ける様子を示す
平面図である。なお、従来例と対応する部分には同一の
符号を用いるものとする。
【0013】まず、図3において、鉄板からプレス加工
により図示形状に一体形成された支持継鉄1は脚部1a
及び1bを持つコ字形部にL字形の支持脚1dが設けら
れた構成となっており、支持脚1dのL曲げ部には漏電
遮断器の本体ケースに締め付けられるためのねじ穴が設
けられている。引外しコイル2(図2)を把持するコ字
形部の一方の脚部1aには接極子7を保持する左右一対
の軸受片1cが折曲げ形成され、これらの軸受片1cに
は円形の軸受穴12が同軸にあけられている。ここで、
一方の軸受片1c(図3の(A)の上側、(C)の右
側)は折曲げ部の肉厚が他方の約70%の薄肉とされ(図
3(A)参照)、かつ横幅も左右からくびれるように狭
くされて(図3(C)参照)、この部分での変形が容易
とされている。そして、この薄肉側の耳辺1cは接極子
7の組み付け前は図3(A)に示すように、曲げ角度Θ
は約120 度の鈍角に留められている。また、図3(C)
に示すように、脚部1aには可動鉄心5(図2(B))
を通す円形の窓穴6があけられている。
【0014】一方、図4に示す接極子7は樹脂により図
示形状に成形され、上記軸受片1cの軸受穴12に支承
される軸部7aが左右に突出形成されている。また、可
動鉄心5の頭部5b(図2(B)参照)が係合する部分
には、一方側面に開口する台形柱状の凹部13が設けら
れ、かつこの凹部13の底面側の壁には可動鉄心5のく
びれ部5aを通すスリット14が設けられている。
【0015】次に、図2において、引外しコイル2と固
定鉄心4の構成は実質的に図6,7の従来構成における
ものと同じで、巻枠3の円筒穴3aに固定鉄心4が挿入
された引外しコイル2は図3に示した支持継鉄1のコ字
形部の脚部1aと1bとの間に図示の通り把持される。
可動鉄心5も従来構成とほぼ同じであるが、ただし固定
鉄心4との対向端面に復帰スプリング11の位置決め用
の小径の円柱状突部11cが設けられている。また、復
帰スプリング11はこの場合は圧縮コイルばねからな
り、その外径は巻枠3の円筒穴3aの内径より僅かに小
さくなっている。
【0016】ここで、接極子7を図示の通り支持継鉄1
に組み付けるには、円筒穴3aに復帰スプリング11を
挿入した後、接極子7の凹部13に可動鉄心5のつば状
の頭部5bを嵌め込んだものを図5に矢印で示すように
軸受片1cの間に接近させ、可動鉄心5を円筒穴3aに
挿入し、次いで接極子7の一方の軸部7aを直角曲げ状
態の軸受片1cの軸受穴12に挿入する。そして、その
状態のまま両軸受片1c間にペンチを跨がらせて力を加
え、薄肉側の軸受片1cを図5の矢印方向に変形させて
直角曲げ状態まで起こし、その際に他方の軸部7aをこ
の軸受片1cの軸受穴12に挿入する。
【0017】図1はこのようにして組み立てられた漏電
引外し装置が漏電遮断器本体内に設置された状態を示し
ているが、すでに述べたように漏電引外し装置は支持継
鉄1の支持脚1dを介して本体ケース15に締め付けら
れ、可動鉄心5を介して復帰スプリング11の力を受け
る接極子7は凹部13の上面側の壁7cがバイメタル1
6に押し付けられて図示姿勢に位置規制されている。バ
イメタル16は過電流保護素子として設けられたもの
で、L曲げされた基部で可動接触子17と重ねて図示し
ないねじにより本体ケース15に締め付けられている。
可動接触子17と対向配置された固定接触子18は図示
しないが図の右端側に電源側端子が一体形成され、ま
た、可動接触子17には図の左端側に負荷側端子が一体
形成された通電導体が接続され、この負荷側端子と可動
接触子17との間には通電導体を囲んで一部のみ示した
漏電検出部19が配置されている。
【0018】図1は漏電遮断器の開路状態を示している
が、その閉路状態で漏電検出部19が地絡を検出し、そ
の引外し信号で引外しコイル2が励磁されると、可動鉄
心5は固定鉄心4に吸引されて図の右方向に移動し、接
極子7を軸部7aを支点に反時計方向に回動させる。こ
の接極子7はトリップバー20をその操作片20aを介
して押し、これを軸部20bを支点に反時計方向に倒
す。その結果、図示しない開閉機構が作動して可動接触
子17が図示の通り開離する。また、可動接触子17の
通電電流が過電流状態となると、そのジュール熱で加熱
されて左方向に湾曲したバイメタル16は調整ねじ21
を介してトリップバー20を倒し、開閉機構を作動させ
て可動接触子17を開離させる。このバイメタル16は
また、例えば−10℃以下の極低温環境では矢印方向に逆
湾曲し、壁7cを介して接極子7を反時計方向に回動さ
せ、トリップバー20を倒したままとする。その結果、
このような極低温状態では開閉機構のリセットが不能と
なり、漏電遮断器の投入が阻止される。
【0019】以上示した漏電引外し装置においては、接
極子7の軸部7aを支承する軸受穴12は円形で軸部7
aを完全に拘束しているため接極子7は外れることがな
く、また復帰スプリング11も巻枠3内に納められてい
るため外れることがない。従って、図6,7に示した従
来構成のように漏電遮断器本体に組み込む際に復帰スプ
リング11が他の部品に触れて外れ、それに伴って接極
子7も外れるというようなことがない。
【0020】また、可動鉄心5の頭部5bが係合する接
極子7の凹部13にはバイメタル16との間に壁7cが
設けられ、可動鉄心5とバイメタル16とは完全に絶縁
されている。従って、図6,7に示した従来構成のよう
に、充電部であるバイメタル16が可動鉄心5に接触
し、漏電引外し装置の金属部分(支持継鉄1や固定鉄心
4)まで充電部となる危険がない。その場合、バイメタ
ル16は逆湾曲特性により、極低温環境で上述したよう
に壁7cを介して接極子7を引外し作動状態に保持する
ので、漏電遮断器がそのような環境に置かれた際には投
入が未然に阻止される。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、接極子や復帰スプリ
ングが容易に外れることがないので、漏電引外し装置の
漏電遮断器本体への組み込みの際に神経を使う必要がな
く、組立作業の能率が上がる。また、可動鉄心は接極子
の絶縁壁により近接するバイメタルから絶縁されるの
で、漏電引外し装置の支持継鉄などが充電部となる危険
がなく、従って引外しコイル外周の絶縁を簡略化してコ
ストダウンを図ることができる。また、その場合に極低
温でのバイメタルの逆湾曲特性を利用して接極子を引外
し動作状態に保持できるようにしたので、極低温環境で
は漏電遮断器の投入を自動的に阻止して、その誤動作を
防止することがができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す漏電遮断器の一部を破
断して内部を示した側面図である。
【図2】図1における漏電引外し装置を示すもので、
(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図3】図2における支持継鉄を示すもので、(A)は
平面図、(B)は側面図、(C)は正面図である。
【図4】図2における接極子を示すもので、(A)は上
面図、(B)は側面図、(C)は下面図である。
【図5】図4の接極子を図3の支持継鉄に組み付ける様
子を示す平面図である。
【図6】従来の漏電引外し装置を示す側面図である。
【図7】図6の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 支持継鉄 1a 脚部 1b 脚部 1c 軸受片 2 引外しコイル 3 巻枠 3a 円筒穴 4 固定鉄心 5 可動鉄心 6 窓穴 7 接極子 7a 軸部 7c 絶縁壁 11 復帰スプリング 12 軸受穴 16 バイメタル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気回路の一部を形成するコ字形部を有
    し、このコ字形部の一方の脚部に左右一対の軸受片が折
    曲げ形成された板材からなる支持継鉄と、左右に突出形
    成された軸部を介して前記支持継鉄の軸受片に回動可能
    に支持された絶縁物からなる接極子と、中心に円筒穴を
    有する巻枠に巻線され、前記支持継鉄のコ字形部に把持
    された引外しコイルと、前記巻枠の円筒孔に挿入され前
    記支持継鉄のコ字形部の他方の脚部に接して固定された
    固定鉄心と、この固定鉄心と対向して前記巻枠の貫通孔
    内に軸方向に移動可能に挿入され、前記支持継鉄のコ字
    形部の前記一方の脚部にあけられた窓穴を通して突出す
    る頭部が前記接極子と係合した可動鉄心と、この可動鉄
    心を前記固定鉄心から引き離した状態に保持する復帰ス
    プリングとからなる漏電遮断器の漏電引外し装置におい
    て、 支持継鉄のコ字形部に折曲げ形成した一対の軸受片の双
    方に接極子の軸部を支承する円形の軸受穴をそれぞれ設
    ける一方、これらの軸受片の一方の折曲げ部の肉厚を他
    方より薄肉に構成し、この軸受片を薄肉の折曲げ部で変
    形させて前記接極子を前記軸受片の間に組み付けるとと
    もに、復帰スプリングを圧縮コイルばねで構成し、この
    復帰スプリングを引外しコイルの巻枠の円筒穴内の固定
    鉄心と可動鉄心との間に挿入したことを特徴とする漏電
    遮断器の漏電引外し装置。
  2. 【請求項2】磁気回路の一部を形成するコ字形部を有
    し、このコ字形部の一方の脚部に左右一対の軸受片が折
    曲げ形成された板材からなる支持継鉄と、左右に突出形
    成された軸部を介して前記支持継鉄の軸受片に回動可能
    に支持された絶縁物からなる接極子と、中心に円筒穴を
    有する巻枠に巻線され、前記支持継鉄のコ字形部に把持
    された引外しコイルと、前記巻枠の貫通孔に挿入され前
    記支持継鉄のコ字形部の他方の脚部に接して固定された
    固定鉄心と、この固定鉄心と対向して前記巻枠の貫通孔
    内に軸方向に移動可能に挿入され、前記支持継鉄のコ字
    形部の前記一方の脚部にあけられた窓穴を通して突出す
    る頭部が前記接極子と係合した可動鉄心と、この可動鉄
    心を前記固定鉄心から引き離した状態に保持する復帰ス
    プリングとからなる漏電遮断器の漏電引外し装置におい
    て、 接極子の可動鉄心頭部との係合部に、前記接極子の近傍
    に位置する過電流保護素子のバイメタルに対して前記可
    動鉄心頭部を覆う絶縁壁を設けたことを特徴とする漏電
    遮断器の漏電引外し装置。
  3. 【請求項3】極低温環境で逆湾曲したバイメタルで接極
    子を引外し動作姿勢に保持することを特徴とする請求項
    2記載の漏電遮断器の漏電引外し装置。
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