JPH05151855A - 端子構造 - Google Patents

端子構造

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JPH05151855A
JPH05151855A JP3315913A JP31591391A JPH05151855A JP H05151855 A JPH05151855 A JP H05151855A JP 3315913 A JP3315913 A JP 3315913A JP 31591391 A JP31591391 A JP 31591391A JP H05151855 A JPH05151855 A JP H05151855A
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JP3315913A
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Norikimi Kaji
紀公 梶
Kazuhiko Inoue
一彦 井上
Kiyohide Katsuya
清秀 勝谷
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
Hiromi Nishimura
広海 西村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作中に可動ばねが可動側端子から脱落する
のを防止する。 【構成】 可動側端子3 は、先端部3aがベース4 の一方
面4a側に立設された根元部3bよりも少なくとも可動ばね
2 の板厚分だけ可動側端子3 に並設された成形壁4bから
遠くなるよう形成され、その先端部3aの成形壁4b側に可
動ばね2 の基端部2bを固着した状態で、ベース4 が成形
壁4bを有して一体成形により形成されている。そして、
可動ばね2 が成形壁4bの側から押圧されて可動接点2aが
固定接点1aに当接する。従って、その押圧力は、可動ば
ね2 の基端部2bの可動側端子3 に固着された部分を押し
込む方向に働き、よって動作中に可動ばね2 が可動側端
子3から脱落するのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁リレー等に使用さ
れる端子構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の端子構造として、以下の
ものが存在し、それを図4乃至図6に基づいて説明す
る。
【0003】この端子構造は、後述する電磁石装置によ
り駆動されて電流の開閉を行う電磁リレーに使用される
接点開閉装置である。
【0004】その構成は、固定接点A1を設けた固定側端
子A と、固定接点A1に対峙する可動接点B1を先端部に設
けた可動ばねB と、可動ばねB の基端部B2を先端部C1
固着した可動側端子C と、前記固定側端子A 及び可動側
端子Cを一方面D1側に立設するとともに成形壁D2を可動
側端子C に並設するよう一体成形されたベースD と、を
備えている。
【0005】ここで、可動ばねB の基端部B2は、図5に
おいて実線で示すように、成形壁D2の反対側となる可動
側端子C の先端部C1の面に溶接等で固着されている。こ
れは、可動ばねB の基端部B2が可動側端子C の先端部C1
に固着された状態で、一体成形により成形壁D2を有した
ベースD を形成する場合、図5において二点鎖線で示す
ように、可動ばねB の基端部B2が成形壁D2に面する側と
なる可動側端子C の先端部C1の面に固着されていると、
成形壁D2を形成するために可動側端子C に接して平行に
下降させる必要のある金型のコアE1が可動ばねB の基端
部B2に邪魔されて下降できなくなるからであり、実線で
示すようにすれば、下降できるコアE1と可動ばねB を覆
うスライドコアE2とで一体成形できる。
【0006】次いで、可動ばねB を押圧して可動接点B1
を固定接点A1に当接させる電磁石装置を説明すると、一
方片F1と他方片F2とでL字状をなした鉄芯F が他方片F2
を貫通してコイルG1を巻回したボビンG に装着され、そ
の他方片F2の先端部が磁極面H1を有する継鉄H の角孔H2
に圧入固定されて略コ字状の電磁石を形成している。ア
ーマチュアI は、一端部I1が鉄芯F の一方片F1に支持さ
れて他端部I2が継鉄Hの磁極面H1に吸引され得るように
なっている。そして、前述したベースD は、電磁リレー
の基台となるもので、鉄芯F の一方片F1、継鉄H 、アー
マチュアI の一端部I1がベースD に設けたそれぞれの受
け溝に装着され、そのベースD にカバーJ が嵌着され
る。ここで、前述の成形壁D2は、継鉄H を装着するため
の受け溝を形成するとともに絶縁壁をも兼ねている。
【0007】そして、この電磁リレーは、コイルG1が励
磁されると、アーマチュアI は、他端部I2が継鉄H の磁
極面H1に吸引されることにより、アーマチュアI の駆動
部I3が可動ばねB の略中央部を成形壁D2の側から板厚方
向に押圧して可動接点B1が固定接点A1に当接する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の端子構
造にあっては、可動ばねB の基端部B2が可動側端子C の
先端部C1に固着された状態で、一体成形により成形壁D2
を有したベースD を形成できるようにするために、可動
ばねB の基端部B2は、成形壁D2の反対側となる可動側端
子C の先端部C1の面に固着されており、しかも、その可
動ばねB は、アーマチュアI により成形壁D2の側から板
厚方向に押圧されて可動接点B1が固定接点A1に当接する
ようになっているから、その押圧力は、可動ばねB の基
端部B2の可動側端子C に固着された部分を引き外す方向
に働き、動作中に可動ばねB が可動側端子C から脱落す
る危険がある。
【0009】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、動作中に可動ばねが可動
側端子から脱落するのを防止できる端子構造を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の端子構造は、固定接点を設けた固定側
端子と、固定接点に対峙する可動接点を先端部に設けた
可動ばねと、可動ばねの基端部を先端部に固着した可動
側端子と、前記固定側端子及び可動側端子を一方面側に
立設するとともに成形壁を可動側端子に並設するよう一
体成形されたベースと、を備え、可動ばねが成形壁の側
から押圧されることにより可動接点が固定接点に当接す
る端子構造において、可動側端子は、先端部が根元部よ
りも少なくとも可動ばねの板厚分だけ成形壁から遠くな
るよう形成されてなる構成にしてある。
【0011】
【作用】本発明の端子構造によれば、可動側端子は、可
動ばねの基端部を固着する先端部が、ベースの一方面側
に立設された根元部よりも少なくとも可動ばねの板厚分
だけ可動側端子に並設された成形壁から遠くなるよう形
成されているから、その先端部の成形壁に面する側に可
動ばねの基端部を固着した状態でも、成形壁を形成する
ための金型のコアが可動ばねに邪魔されることなく可動
側端子の根元部に接しながら平行に下降してベースを一
体成形により形成することができ、従って、可動ばねが
成形壁の側から押圧されて可動接点が固定接点に当接す
るとき、その押圧力は、従来例とは逆に、可動ばねの基
端部の可動側端子に固着された部分を押し込む方向に働
き、よって動作中に可動ばねが可動側端子から脱落する
のを防止することができる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図3に基づいて
以下に説明する。
【0013】この端子構造は、後述する電磁石装置によ
り駆動されて電流の開閉を行う電磁リレーに使用される
接点開閉装置である。
【0014】1 は固定側端子で、導電板により、略L字
状に形成され、固定接点1aをその一端部に設けている。
【0015】2 は可動ばねで、リン青銅等の板ばね材か
らなり、固定接点1aに対峙する可動接点2aを先端部に設
けている。
【0016】3 は可動側端子で、導電板により、先端部
3aを可動ばね2 の板厚分よりも少なくとも大きな段とな
るよう屈曲して形成されている。そして、その先端部3a
の段の内面に可動ばね2 の基端部2bが抵抗溶接、レーザ
溶接、かしめ等の手段により固着されている。
【0017】4 はベースで、合成樹脂等の絶縁材料から
なり、固定側端子1 及び可動側端子3 を一方面4a側に立
設するとともに成形壁4bを可動側端子3 に並設するよう
一体成形して形成されている。
【0018】さらに詳しく、可動ばね2 と可動側端子3
とベース4 との関係を図2で説明すると、可動側端子3
は、先端部3aがベース4 の一方面4a側に立設された根元
部3bよりも少なくとも可動ばね2 の板厚分だけ可動側端
子3 に並設された成形壁4bから遠くなるよう屈曲して形
成されるとともに、その先端部3aの成形壁4bに面する側
に可動ばね2 の基端部2bを固着しており、このとき可動
ばね2 は根元部3bから成形壁4bの側に突出することはな
い。従って、この状態で、ベース4 を一体成形により形
成する場合、成形壁4bを形成するための金型のコア5aが
可動ばね2 に邪魔されることなく可動側端子3 の根元部
3bに接しながら平行に下降し、可動側端子3 を成形壁4b
の反対側から覆うスライドコア5bとで一体成形できる。
【0019】次いで、可動ばね2 を押圧して可動接点2a
を固定接点1aに当接させる電磁石装置を説明すると、一
方片6aと他方片6bとでL字状をなした鉄芯6 が他方片6b
を貫通してコイル7aを巻回したボビン7 に装着され、そ
の他方片6bの先端部が磁極面8aを有する継鉄8 の角孔8b
に圧入固定されて略コ字状の電磁石を形成している。ア
ーマチュア9 は、一端部9aが鉄芯6の一方片6aに支持さ
れて他端部9bが継鉄8の磁極面8aに吸引され得るように
なっている。
【0020】そして、前述したベース4 は、電磁リレー
の基台となるもので、鉄芯6 の一方片6a、継鉄8 、アー
マチュア9 がベース4 に設けたそれぞれの受け溝に装着
される。ここで、前述の成形壁4bは、継鉄8 を装着する
ための受け溝を形成するとともに絶縁壁をも兼ねてい
る。
【0021】また、アーマチュア9 を装着する受け溝
は、アーマチュア9 の一端部9a及び他端部9bの外側に位
置するベース4 の外周壁4c,4d を有して形成されるとと
もに、その外周壁4c,4d の端部の外側角部には、高さ方
向の途中までそれぞれ逃がし溝4e,4f が設けられてい
る。
【0022】そして、ベース4 の外周に沿ってカバー10
が嵌着されて後、そのベース4 とカバー10との隙間は、
接着剤が塗布されて封止される。このとき、外周壁4c,4
d には、逃がし溝4e,4fが設けられているから、接着剤
が毛管現象でアーマチュア9の一端部9a及び他端部9bに
達することがない。
【0023】そして、この電磁リレーは、コイル7aが励
磁されると、アーマチュア9 は、他端部9bが継鉄8 の磁
極面8aに吸引されることにより、アーマチュア9 の駆動
部9cが可動ばね2 の略中央部を成形壁4bの側から板厚方
向に押圧して可動接点2aが固定接点1aに当接する。
【0024】
【発明の効果】本発明の端子構造は、可動側端子は、可
動ばねの基端部を固着する先端部が、ベースの一方面側
に立設された根元部よりも少なくとも可動ばねの板厚分
だけ可動側端子に並設された成形壁から遠くなるよう形
成されているから、その先端部の成形壁に面する側に可
動ばねの基端部を固着した状態でも、成形壁を形成する
ための金型のコアが可動ばねに邪魔されることなく可動
側端子の根元部に接しながら平行に下降してベースを一
体成形により形成することができ、従って、可動ばねが
成形壁の側から押圧されて可動接点が固定接点に当接す
るとき、その押圧力は、従来例とは逆に、可動ばねの基
端部の可動側端子に固着された部分を押し込む方向に働
き、よって動作中に可動ばねが可動側端子から脱落する
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同上のベースを可動側端子に可動ばねを固着し
た状態で一体成形する場合を示す側面断面図である。
【図3】同上の断面平面図である。
【図4】従来例を示す分解斜視図である。
【図5】同上のベースを可動側端子に可動ばねを固着し
た状態で一体成形する場合を示す側面断面図である。
【図6】同上の断面平面図である。
【符号の説明】
1 固定側端子 1a 固定接点 2 可動ばね 2a 可動接点 2b 基端部 3 可動側端子 3a 先端部 3b 根元部 4 ベース 4a 一方面 4b 成形壁
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 達也 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西村 広海 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点を設けた固定側端子と、固定接
    点に対峙する可動接点を先端部に設けた可動ばねと、可
    動ばねの基端部を先端部に固着した可動側端子と、前記
    固定側端子及び可動側端子を一方面側に立設するととも
    に成形壁を可動側端子に並設するよう一体成形されたベ
    ースと、を備え、可動ばねが成形壁の側から押圧される
    ことにより可動接点が固定接点に当接する端子構造にお
    いて、可動側端子は、先端部が根元部よりも少なくとも
    可動ばねの板厚分だけ成形壁から遠くなるよう形成され
    てなることを特徴とする端子構造。
JP3315913A 1991-11-29 1991-11-29 端子構造 Expired - Lifetime JP3052504B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013206633A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Rigaku Corp 電子銃、x線発生装置及びx線測定装置
WO2022009462A1 (ja) * 2020-07-10 2022-01-13 オムロン株式会社 電磁継電器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013206633A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Rigaku Corp 電子銃、x線発生装置及びx線測定装置
WO2022009462A1 (ja) * 2020-07-10 2022-01-13 オムロン株式会社 電磁継電器

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