JPH039218Y2 - - Google Patents

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JPH039218Y2
JPH039218Y2 JP9231485U JP9231485U JPH039218Y2 JP H039218 Y2 JPH039218 Y2 JP H039218Y2 JP 9231485 U JP9231485 U JP 9231485U JP 9231485 U JP9231485 U JP 9231485U JP H039218 Y2 JPH039218 Y2 JP H039218Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、パーソナルコンピユータやワードプ
ロセツサ等の各種入力装置に用いられるキーボー
ドにおいて、特にダブルアクシヨンの押釦スイツ
チに取り付けられる横長サイズのキートツプ構造
の改良に関するものである。
(従来の技術) キーボードに設けられる押釦スイツチ中、例え
ばスペースキー等には、内部に2個の接点を有す
る二段操作型スイツチに、横長サイズのキートツ
プを取り付けた構造のものが一般に使用されてい
る。
斯るスイツチ構造の一例としては、第6図に示
す如く、パネル基板1に二段操作型スイツチ本体
2を装着する装着孔1aと、軸受部材4の取付孔
1b及び捻れ防止部材5を構成する下側部5bの
取付孔1cを夫々穿設する一方、横長サイズのキ
ートツプ6の下部両側に嵌合穴部6aを形成し、
該各嵌合穴部6aにレバー7の折曲端部7aを係
合する支持部材8を固定する構成となつている。
そして、実際の組立てに際しては、パネル基板
1の装着孔1aに二段操作型スイツチ本体2を装
着し、軸受部材4,4を基板1の下方から取付孔
1bに固着した後、他方レバー7の中央部を該各
軸受部材4に嵌着して、キートツプ6の下部両側
に予め固定されている各支持部材8の係合溝8a
内に上記レバー7の折曲端部7aを夫々係合し
て、最後にキートツプ6の下部中央部に形成され
ている嵌合突起6bを二段操作型スイツチ本体2
のステム3の嵌溝3aに嵌合すると同時に、予め
キートツプ6の下部適所に設けられている捻れ防
止部材5の上側部5aを既に取付孔1cに固着さ
れている下側部1b内に嵌入することにより、二
段操作型スイツチ本体2にキートツプ6を取り付
ける構成となつている。
又、斯る状態において二段操作型スイツチを動
作させる場合には、まずキートツプ6を第一スト
ローク分だけ押圧操作すると、これに応じてステ
ム3が降下して、スイツチ本体2内に存する第一
接点(図示せず)をオンし、次いで更にキートツ
プ6を第二ストローク分押圧操作すると、ステム
3も同様に降下して、今度は第二接点(図示せ
ず)をオンし、且つ該押圧操作を解除すれば、ス
テム3が上昇して原位置に復帰するので、第一・
第二各接点が共にオフとなるものである。
(考案が解決しようとする問題点) 近年の各種入力装置として用いられるキーボー
ドは、ロープロフアイル化の傾向が強く、しかも
このロープロフアイル化は、スイツチ本体とキー
トツプの高さにより決定されるので、ロープロフ
アイル化を追求すればする程、キートツプの高さ
を低くすることが要求される。この為、キートツ
プの押圧時に、該キートツプの下部とパネル基板
間に余裕ある間隙を採ることができないのが実情
である。
従つて、キーボードに設けられる押釦スイツチ
が、二段操作型スイツチの場合には、特に上記ロ
ープロフアイル化が大きな障害となる。
即ち、ロープロフアイルのキーボードの下で、
前記二段操作型スイツチ本体2に取り付けられた
横長のキートツプ6の端部を押圧操作すると、第
一接点はオンされても、第二接点をオンする前
に、該横長のキートツプ6の押圧側端部下縁がパ
ネル基板1に当接してしまうので、第二接点をオ
ンするためには、通常押圧力が450〜500gfで良
いところが、700〜800gfの押圧力が要求されて
しまい、時には第2接点がONしない場合があ
り、操作性が悪くなる問題点を有している。
又、第二接点をオンする上では、キートツプの
端部下縁をパネル基板1に当接させた状態のま
ま、必要以上の力を加えなければならないので、
操作性とは別にキートツプ自体が摩耗すると言う
問題点をも招来している。
(問題点を解決するための手段) 而して、本考案は上記従来の問題点を有効に解
決するために開発されたもので、基板上に配置さ
れた二段操作型スイツチ本体に、横長サイズのキ
ートツプを取り付けて、該キートツプの押圧操作
で、スイツチ本体内の第一接点と第二接点を順に
オンする構成の押釦スイツチを前堤として、キー
トツプの両端部下縁に切欠段部を形成し、キート
ツプの押圧操作時に、該キートツプの両端部下縁
と基板間に間隙を画成する構成を採用した。
(作用) 依つて、本考案にあつては、キートツプの両端
部下縁に、押圧操作時に該下縁と基板間に間隙を
画成する切欠段部が形成されているので、例え横
長サイズのキートツプの端部を押圧操作したとし
ても、キートツプの押圧側端部下縁が基板に当接
することが全くなくなるので、通常の押圧力で第
二接点を容易にオンすることが可能となる。
(実施例) 以下、本考案を図示する一実施例に基づいて詳
述すれば、該実施例に係るキートツプ構造も、第
1図・第2図に示す如く、従来と同様パネル基板
1に後述の二段操作型スイツチ本体2を装着する
装着孔1aと、軸受部材4の取付孔1b及び捻れ
防止部材5を構成する下側部5bの取付孔1aを
夫々穿設する一方、キートツプ6の下部にレバー
7の折曲端部7aを係合する支持部材8と捻れ防
止部材5の上側部5aを設ける構成の押釦スイツ
チを前堤とするものであるが、特徴とするところ
は、キートツプ6の両端部下縁に切欠段部9を形
成し、該切欠段部9の存在により、キートツプ6
の押圧操作時に、キートツプ6の両端部下縁と基
板1間に間隙10を画成する構成を採用したもの
である。
又、本実施例に供される二段操作型スイツチ
は、第1図・第3図に示す如く、下ケース11と
上ケース12とから成り、下ケース11は、上記
パネル基板1の装着孔1aの孔縁に係止する係止
爪11aと、上ケース12に形成した組付用突起
12aを係止する係止孔11bを有し、上ケース
12は、下記ステム13を昇降可能に挿通する挿
通孔12bを有する。
ステム13は、第一接点動作用の筒部13b
と、その横方向に位置する第二接点動作用の筒部
13cと、該筒部13cの横方向に位置する押圧
部14を一体に成形してなり、上記第一接点動作
用の筒部13bには、コイルスプリング15を介
して、下端面に凸部16aを有する押圧部材16
を摺動可能に内嵌し、第二接点動作用の筒部13
cには、第二接点動作時において作動力を増大さ
せる弾性部材17をコイルスプリング23を介し
て付設する。又、該筒部13cの上部係合溝13
aに、キートツプ6の嵌合突起6bを嵌するもの
とする。
他方、第一接点18は上記押圧部材16に対向
する下ケース11の内部底面に、第二接点19は
上記押圧部14に対向する下ケース11の内部底
面に夫々設けるものとし、第一接点18の構造
は、樹脂製の保持板18aの中央部に裏面に突起
18iを有する押圧片18bを設け、更に該保持
板18aの下面に金属製の可動接触薄板18cを
設けると共に、該可動接触薄板18cに端子18
dを有する枠部18eを設け、且つ可動接触薄板
18cの下面にスペーサ18fを介して端子18
gを有する固定接触板18hを配置し、これらの
一部をカシメ等の手段で一体的に積層することに
より構成するものとする。又、該第一接点18の
上部には、反転可能な板ばね20を載置して、該
板ばね20の中央部上面を上記した押圧部材16
凸部16aに当接させる構成とする。
第二接点19の構造は、下ケース11に形成し
た段部に、端子19a,19bを有する固定接点
部19c,19dを埋設すると共に、該固定接点
部19c,19dの上方に可動接点用のドーム状
反転ばね21を押え部材22を介して配置する構
成としたものである。
依つて、斯る構成の二段操作型スイツチと上記
キートツプを用いて、キーボードのスペースキー
等の押釦スイツチを組立てる場合には、パネル基
板1の装着孔1aに上記係止爪11aを介して二
段操作型スイツチ本体2を装着し、軸受部材4,
4を基板1の下方から各取付孔1bに固着した
後、他方レバー7の中央部を該各軸受部材4に嵌
着して、キートツプ6の下部両側に予め固定され
ている各支持部材8の係合溝8a内にレバー7の
折曲端部7aを夫々係合して、最後にキートツプ
6の下部中央部に形成されている嵌合突起6bを
二段操作型スイツチ本体2のステム13の係合溝
13aに嵌合すると同時に、予めキートツプ6の
下部適所に設けられている捻れ防止部材5の上側
部5aを既に取付孔1cに固着されている下側部
1b内に嵌入することにより、第2図に示す如
く、二段操作型スイツチ本体2に横長サイズのキ
ートツプ6が取り付けられることとなる。
次に、斯る状態において二段操作型スイツチを
動作させる場合を説明すれば、まずキートツプ6
を第一ストローク分だけ押圧操作すると、第4図
Aに示す如く、これに応じてステム13が降下
し、第一接点動作用の筒部13b側の押圧部材1
6がスプリング15の圧力を得て、板ばね20を
クリツク感触を伴つて反転して、押圧片18bで
可動接触薄板18cを固定接触板18hに接触さ
せるので、第一接点18はオンとなる。尚、斯る
第一接点18をオンする作動力は、第5図のA部
分から明らかな如く、70gf程度である。
又、この状態で押圧力を解除すると、スプリン
グ15と板ばね20の弾発力により、ステム13
は上昇して原位置に復帰する。
次いで、第4図Aの状態から、キートツプ6を
更に押圧操作すると、同図Bに示す如く、第二接
点動作用の筒部13c側の弾性部材17の突起部
17aが下ケース11の底面に当接するが、該当
接時点でスプリング23の作動力が加わり、第一
接点18と第二接点19との操作力の差異を感じ
ることができる(作動力に関しては、第5図のB
部分参照)。
この第4図Bの状態から、更に連続してキート
ツプを押圧操作すると、今度は同図Cに示す如
く、押圧部14が反転ばね21を加圧して反転さ
せるので、シヤープなクリツク感触が得られると
共に、該可動接点たる反転ばね21が固定接点1
9c,19dに接触して、第二接点19がオンす
る。尚、第二接点19をオンする作動力は、第5
図のC部分から明らかな如く、500gf程度であ
る。又、この状態で押圧操作を解除すれば、ステ
ム13が上昇して原位置に復帰するので、第一・
第二の各接点18,19は共にオフとなる。
以上の二段操作型スイツチの操作過程におい
て、仮に横長サイズのキートツプ6の端部を押圧
したとしても、本実施例のキートツプ6は、自身
の両端部下縁に切欠段部9を形成しているため、
第二接点19をオンする場合でも、該切欠段部9
の存在により、キートツプ6の端部下縁とパネル
基板1間に余裕のある間隙10が画成されて、キ
ートツプ6の端部下縁が基板1に当接することが
全くなくなるので、必要以上の押圧力を加えなく
とも、第二接点19を極めて容易にオンすること
が可能となると共に、第一接点18と第二接点1
9の操作感触が明確に把握できることとなる。し
かも、キートツプ6の端部下縁がパネル基板1に
絶対に当接しないことは、キートツプ6自体の摩
耗を可及的に防止できることともなる。
尚、本実施例に係るキートツプ構造は、既述し
た構成の二段操作型スイツチに限定されるもので
はなく、各種二段操作型スイツチに実施応用でき
ることは言うまでもない。
(考案の効果) 以上の如く、本考案は横長サイズのキートツプ
の両端部下縁に切欠段部を形成し、該切欠段部の
存在により、キートツプ両端部下縁と基板間に間
隙を画成することを特徴とするものであるから、
例えキートツプの端部を押圧操作したとしても、
キートツプの押圧側端部下縁が基板に当接するこ
とが全くなくなるので、通常の押圧力で二段操作
型スイツチの第二接点を容易にオンすることが可
能となると共に、第一接点と第二接点の操作感触
が明確に把握できるので、操作性は一層良好とな
る。更に、キートツプの端部下縁が基板に当接し
ないことは、キートツプ自体の摩耗も有効に防止
できることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るキートツプ構造を実施応
用した押釦スイツチを分解して示す要部斜視図、
第2図は同組立状態を示す要部正面図、第3図は
二段操作型スイツチのみを示す断面図、第4図
A,B,Cは二段操作型スイツチの動作状態を示
す説明図、第5図は二段操作型スイツチの作動特
性曲線図、第6図は横長サイズのキートツプと二
段操作型スイツチから成る従来の押釦スイツチを
分解して示す要部斜視図である。 1……パネル基板、2……二段操作型スイツ
チ、6……キートツプ、9……切欠段部、10…
…間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板上に配置された二段操作型スイツチ本体
    に、横長サイズのキートツプを取り付けて、該キ
    ートツプの押圧操作で、上記スイツチ本体内の第
    一接点と第二接点を順にオンする構成の押釦スイ
    ツチにおいて、上記キートツプの両端部下縁に切
    欠段部を形成し、キートツプの押圧操作時に、キ
    ートツプの両端部下縁と上記基板間に間隙を画成
    するように構成したことを特徴とする押釦スイツ
    チのキートツプ構造。
JP9231485U 1985-06-20 1985-06-20 Expired JPH039218Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9231485U JPH039218Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

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JP9231485U JPH039218Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

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Publication Number Publication Date
JPS622128U JPS622128U (ja) 1987-01-08
JPH039218Y2 true JPH039218Y2 (ja) 1991-03-07

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ID=30649002

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