JPH10302158A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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Publication number
JPH10302158A
JPH10302158A JP10897397A JP10897397A JPH10302158A JP H10302158 A JPH10302158 A JP H10302158A JP 10897397 A JP10897397 A JP 10897397A JP 10897397 A JP10897397 A JP 10897397A JP H10302158 A JPH10302158 A JP H10302158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sales
receipt
product
classification
data
Prior art date
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Application number
JP10897397A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Iizuka
俊章 飯塚
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Publication of JPH10302158A publication Critical patent/JPH10302158A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に家計簿にまとめられるレシートを発行
する。 【解決手段】 所定のコード(例えば部門コードや商品
コード)の入力を条件として登録される売上商品毎の売
上データを所定の商品分類に部門コードに基づいて分類
し、この商品分類毎の売上合計金額を算出する。これに
より、売上日付aとレシート番号bと売上明細(売上デ
ータ及び売上合計金額)とが商品分類別にレシート用紙
Pに印字され、各商品分類別の印字領域の間にはミシン
目状に切込Xが設けられたレシートRが発行される。し
たがって、購入商品を所定の商品分類別に分類して家計
簿につけて支出金額を管理している家庭では、レシート
Rをレシート片rごとに切り離して家計簿に貼り付ける
だけで簡単に家計簿にまとめられるので、商品分類別に
商品を並べ替えて合計金額等を集計する作業と書き写す
作業とが不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レシート発行機能
を備えたPOS端末やECR等の商品販売登録データ処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】POS端末やECRは、商品の売上に伴
い、この商品売上の名称、価格等の明細が記録されたレ
シートを印字発行する。ここで、図10は、従来のレシ
ートの一例を示す平面図である。図10に示すようにこ
のレシートには、レシート番号及び売上日時の「取引履
歴データ」と、顧客が買い上げた商品の部門コード、名
称、売上数量、及び金額の「売上データ」と、小計金額
と、消費税と、消費税を含む合計金額と、預り金と、釣
銭とが印字される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
商品販売登録データ処理装置により発行されるレシート
には、顧客の購入した全ての商品がオペレータの入力順
に印字され、これら全商品の小計金額及び消費税が印字
され、さらに小計金額と消費税とを合算した合計金額が
印字されている。このため、購入商品を所定の商品分類
別(例えば、食料品類、雑貨類、酒類等)に分類して家
計簿につけることで支出金額を管理している家庭等にお
いては、オペレータの入力順に並べられてレシートに印
字された商品を自ら商品分類別に仕分けし、各商品分類
毎に合計金額及び消費税を計算し、さらに、これらの内
容を家計簿に書き写して管理するといった面倒な作業を
強いられている。
【0004】そこで、本発明の目的は、簡単に家計簿に
まとめられるレシートを発行することができる商品販売
登録データ処理装置を得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
所定のコードの入力を条件として登録される売上商品の
売上データを集計して売上合計金額を算出し、売上デー
タと売上合計金額とに基づく売上明細をレシート用紙に
印字してレシートとして発行する商品販売登録データ処
理装置において、売上商品を商品分類に基づいて分類
し、この商品分類別に売上明細と売上日付とレシート番
号とをレシート用紙に順次印字し、商品分類別にレシー
ト用紙をミシン目状に部分切断するようにした。
【0006】したがって、レシートには商品分類別に売
上明細と売上日付とレシート番号とが印字され、さら
に、レシートは商品分類別に切り離せるようにミシン目
状に部分切断されているので、購入商品を所定の商品分
類別に分類して家計簿につけて支出金額を管理している
家庭においては、商品分類別に商品を並べ替える必要が
なくなるとともに商品分類別の合計金額等の算出が不要
になり、さらに、レシートを切り離してそのまま貼り付
けることでこれらを書き写す作業も不要となる。また、
切り離すことを必要としていない顧客に対しては、従来
通り、一枚のレシートの状態を維持している。
【0007】請求項2記載の発明は、レシート用紙に印
字するプリンタ機構と、レシート用紙をその幅方向に切
断する全切断とミシン目状に切断する部分切断とを選択
的に行なうカッタ機構と、所定のコードの入力により売
上商品を指定する商品入力手段と、この商品入力手段に
より指定された売上商品の売上データを登録する売上登
録手段と、売上データに含まれる分類コードにより、こ
の売上データを商品分類別に分類する分類手段と、売上
データに基づいて、商品分類別の売上金額を集計する分
類別売上集計手段と、プリンタ機構を駆動制御して、売
上データ及び売上金額に基づく売上明細と売上日付とレ
シート番号とを商品分類別にレシート用紙に順次印字さ
せる分類別印字手段と、カッタ機構を駆動制御して、各
商品分類別の印字領域の間を部分切断させ、一取引終了
時にはレシート用紙を全切断させるカッタ制御手段と、
を備える。
【0008】したがって、商品入力手段によって指定さ
れた売上商品の売上データ及びこの売上データに基づい
て集計される売上金額に基づく売上明細が、分類手段に
より商品分類別に分類され、売上日付とレシート番号と
ともに商品分類別にレシート用紙に印字される。また、
レシート用紙は、商品分類別に切り離せるようにミシン
目状に部分切断される。これにより、購入商品を所定の
商品分類別に分類して家計簿につけて支出金額を管理し
ている家庭においては、商品分類別に商品を並べ替える
必要がなくなるとともに商品分類別の合計金額等の算出
が不要になり、さらに、レシートを切り離してそのまま
貼り付けることでこれらを書き写す作業も不要となる。
また、切り離すことを必要としていない顧客に対して
は、従来通り、一枚のレシートの状態を維持している。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。本実施の形態は、商品販売登録データ
処理装置として、POS端末1に適用した一例である。
【0010】図1は、POS端末1の外観斜視図であ
る。POS端末1は、ドロワ2上に載置されており、こ
のドロワ2の引出3の開閉を制御する。このPOS端末
1は、上面に操作者の操作を受け付ける領域を備え、そ
の操作領域には各種のキーが集合するキーボード4、図
示しない鍵によって切り換え操作されるコントロールキ
ー5、レシート発行口6、及びジャーナル窓7が設けら
れている。操作者から見て、前記キーボード4及び前記
コントロールキー5は右側の領域、前記レシート発行口
6及び前記ジャーナル窓7は左側の領域にそれぞれ配置
されている。また、前記POS端末1の右側上方には、
キャッシャ側の表示部として機能するディスプレイ8が
配置され、このディスプレイ8の近傍には客側の表示部
として機能する客側表示ユニット9が立設されている。
図1には図示しないが、バーコードを光学的に読み取る
ためのバーコードスキャナ10が前記POS端末1に接
続されている。
【0011】図2は、POS端末1に内蔵された各部の
電気的接続を示すブロック図である。このPOS端末1
は、コンピュータであるマイクロコンピュータ(以下マ
イコンという)11を内蔵し、このマイコン11が各部
を駆動制御する。マイコン11は、演算回路、プログラ
ムカウンタ制御回路、インストラクションレコーダ、コ
マンドレジスタ、時計回路等(図示せず)を内蔵して各
部を集中的に制御するCPU12に、アドレスバス、デ
ータバス等のバスライン13を介して、プログラム等の
固定的データを予め格納するROM14及び可変的なデ
ータを可変自在に格納するRAM15が接続されて構成
されている。RAM15は、可変的なデータを可変自在
に格納する機能を利用して、編集バッファ等のワークエ
リアや画像メモリ等の機能を果たす。図2中、ROM1
4及びRAM15は一個しか設けられていないが、これ
は概念的に示すに過ぎず、実際には複数個のROM14
及びRAM15が存在する。なお、このRAM15は、
バッテリ(図示せず)によって電源がバックアップされ
ている。
【0012】また、CPU12に接続されたバスライン
13にはHDD16が接続されており、このHDD16
には制御プログラム、商品マスタファイル、部門マスタ
ファイル、売上ファイルが格納されている。特に図示し
ないが、前記商品マスタファイルは、商品の商品コード
(JANコードのみ)毎に商品名、単価、部門コード等
を対応付けて記憶保持するファイル構造を備える。ま
た、前記部門マスタファイルは、部門コード毎に部門名
を対応付けて記憶保持するファイル構造を備える。さら
に、前記売上ファイルは、商品売上履歴を記憶保持する
ファイル構造を備える。加えて、HDD16には、部門
分類ファイルFが格納されている。図3は、部門分類フ
ァイルFのファイル構造を示す模式図である。この部門
分類ファイルFは、分類コード毎に部門コードを分類し
たものである。ここで分類コードとは、部門コードを例
えば食料品類、雑貨類、酒類等の上位概念に分類するコ
ードである。
【0013】HDD16には制御プログラムが格納され
ているので、前記POS端末1の起動時、HDD16に
格納された制御プログラムが商品マスタファイル、部門
マスタファイル、売上ファイル、部門分類ファイルFと
ともにRAM15に書き込まれ、これによってマイコン
11による各部の駆動制御が可能な状態となる。マイコ
ン11によって駆動制御される各部を次に説明する。
【0014】キーボード4は、キーボード入力回路17
を介してバスライン13に接続され、キーボード入力回
路17の動作によって押下されたキーに応じた信号をマ
イコン11に入力する。
【0015】コントロールキー5は、複数種類の図示し
ないキーによって切り換え操作される。この場合、キー
の種類に応じて切り換え可能な位置が異なる。このコン
トロールキー5は、コントロールキー入力回路18を介
してバスライン13に接続され、コントロールキー入力
回路18の動作によって切り換え位置に応じた信号をマ
イコン11に入力する。マイコン11は、コントロール
キー5の出力信号に応じて、POS端末1の動作モード
を登録モード、設定モード、精算モード、点検モード等
に設定する。
【0016】表示部として機能するディスプレイ8及び
客側表示ユニット9は、共に、表示制御回路19を介し
てバスライン13に接続され、マイコン11からの表示
データが表示制御回路19に入力されると、表示制御回
路19に駆動されて所定事項を表示する。
【0017】バーコードスキャナ10は、スキャナ入力
回路20を介してバスライン13に接続され、スキャナ
入力回路20の動作によって読み取ったバーコードのデ
ータをマイコン11に送信する。
【0018】また、POS端末1には、プリンタ(プリ
ンタ機構)21が内蔵されており、マイコン11によっ
て駆動制御される。このプリンタ21は、プリンタ制御
回路22を介してバスライン13に接続され、マイコン
11からの印字データがプリンタ制御回路22に入力さ
れると、プリンタ制御回路22に駆動されて所定事項を
印字する。さらに、このプリンタ21には、カッタ部
(カッタ機構)23が内蔵されており、マイコン11に
よって駆動制御される。このカッタ部23は、カッタ制
御回路24を介してバスライン13に接続され、マイコ
ン11からの駆動信号に応じてカッタ制御回路24がカ
ッタ部23のカッタ刃(図示せず)の移動量を加減する
ことで図示しない長尺紙であるレシート用紙をその幅方
向にミシン目状に部分的に切断するスタブカットとレシ
ート用紙をその幅方向に切断するフルカットとを選択的
に行なう。これにより、プリンタ21は、レシート用紙
にレシートとしての必要事項を印字し、これを部分切断
又は全切断してレシート発行口6よりレシートとして発
行するレシートプリンタの機能を発揮する。
【0019】POS端末1とは別体で設けられたドロワ
2も、マイコン11によって駆動制御される。このドロ
ワ2は、ドロワ制御回路25を介してバスライン13に
接続され、マイコン11からの開放信号に応じてドロワ
制御回路25が駆動されてドロワ2の引出3の開放を行
なう。
【0020】RAM15には、印字記憶エリア及び分類
別小計金額/消費税記憶エリアのための記憶領域が確保
されている。図4は印字記憶エリアAのデータ構造を示
す模式図、図5は印字記憶エリアAの各分類エリアBの
データ構造を示す模式図、図6は分類別小計金額/消費
税記憶エリアCのデータ構造を示す模式図である。図4
に示すように、印字記憶エリアAは、一取引毎の売上商
品等を印字出力するために一時記憶する領域であって、
ここでは領域を分類コード別に分類する。また、図5に
示すように、分類コード別に分類された各印字記憶エリ
アBは、一取引毎の売上商品の商品名又は部門名(以下
名称とする)、単価、売上数量、及び金額を一時記憶す
る領域である。さらに、図6に示すように、分類別小計
金額/消費税記憶エリアCは、一取引毎の売上商品の分
類毎の小計金額と消費税とを一時記憶する領域である。
【0021】ここで、HDD16に格納された制御プロ
グラムがマイコン11に実行させる機能について説明す
る。起動後のPOS端末1では、コントロールキー5の
切り換え位置に応じて動作モードが選択される。つま
り、コントロールキー5の切り換え位置によって発生す
る出力信号に応じ、マイコン11がPOS端末1の動作
モードを登録モード、設定モード、精算モード、点検モ
ード等に設定する。設定モード、精算モード、及び点検
モード等での処理は、従来のPOS端末1によって行な
われる同様の処理と変わるところがないので、説明は省
略する。次に、登録モードにおける処理の流れを以下説
明する。
【0022】図7は、商品登録処理の流れを概略的に示
すフローチャートである。まず、POS端末1が起動さ
れるとステップS1において、レシート番号の初期化
(n→0)が実行される。続くステップS2において、
レシート番号が1インクリメント(n+1→n)され、
売上ファイルにこのレシート番号が格納される(ステッ
プS3)。次に、売上日付とステップS3で格納された
レシート番号とで構成される「取引履歴データ」が、印
字記憶エリアAの各印字記憶エリアBそれぞれに格納さ
れる(ステップS4)。
【0023】次いで、バーコードスキャナ10等による
商品コード入力及び売上数量入力に待機する(ステップ
S5)。この場合の商品コードは、インストアコード及
び既に商品マスタファイルに登録されているJANコー
ドである。商品コード及び売上数量が入力されたと判断
された場合(ステップS5のY)、マイコン11は、入
力された商品コードがJANコードであるか否かについ
て判断する(ステップS6)。ここで、商品コードがJ
ANコードである場合(ステップS6のY)には、商品
マスタファイルより該当する商品名、単価、部門コード
等を読み出す(ステップS7)。また、商品コード(こ
の場合はJANコードのみ)が商品マスタファイルに未
登録(ステップS5のN)のため、部門コード、単価、
売上数量等がキーボード4から入力された場合(ステッ
プS8)と、ステップS6において商品コードがインス
トアコードであった場合(ステップS6のN)とにおい
ては、マイコン11は、入力された部門コードに基づい
て部門マスタファイルを検索し該当する部門名を読み出
す(ステップS9)。ステップS10において、ディス
プレイ8及び客側表示ユニット9を駆動制御してその商
品の部門及び金額等を表示するとともに、名称と売上数
量と金額と部門コードとで構成される「売上データ」が
売上ファイルに格納される。これらのステップS5〜S
10により、商品入力手段及び売上登録手段の機能が実
行される。
【0024】次いで、ステップS10において売上ファ
イルに格納された「売上データ」の部門コードに基づい
て部門分類ファイルFを参照し、この「売上データ」を
図4に示す印字記憶エリアAの各印字記憶エリアBに分
類格納する。ここでは、図3に示すように部門コードが
それぞれ、「分類1」、「分類2」、及び「分類3」に
分類されているものとする。ステップS11において、
売上ファイルに格納された「売上データ」の部門コード
が「分類1」に該当するか否かが判断される。部門コー
ドが「分類1」に該当する場合(ステップS11のY)
にはステップS12において、図5に示す各印字記憶エ
リアBの一つであるエリア1に、部門コード、名称、売
上数量、及び金額が格納される。部門コードが「分類
1」に該当しない場合(ステップS11のN)にはステ
ップS13において、部門コードが「分類2」に該当す
るか否かが判断される。部門コードが「分類2」に該当
する場合(ステップS13のY)にはステップS14に
おいてエリア2に、部門コード、名称、売上数量、及び
金額が格納され、部門コードが「分類2」に該当しない
場合(ステップS13のN)にはステップS15におい
てエリア3に、部門コード、名称、売上数量、及び金額
が格納される。これらのステップS11〜S15によ
り、分類手段の機能が実行される。
【0025】ステップS5〜S15までの処理は、キー
ボード4中の小計キーが押下されるまで繰り返される
(ステップS16)。
【0026】ステップS16で小計キーが押下される
と、印字記憶エリアAの各エリア毎に小計金額及び消費
税が算出され、図6に示す分類別小計金額/消費税記憶
エリアCに小計金額と消費税とで構成される「小計デー
タ」がそれぞれ格納される(ステップS17)。ここ
に、分類別売上集計手段の機能が実行される。
【0027】次いでステップS18において、分類別小
計金額/消費税記憶エリアCにそれぞれ格納された小計
金額及び消費税を集計し、中計金額と消費税計とを算出
する。さらに、中計金額と消費税計とから合計金額を算
出する。これら中計金額と消費税計と合計金額とで構成
される「合計データ」は、売上ファイルに格納される。
続くステップS19において、合計金額がディスプレイ
8及び客側表示ユニット9に表示される。合計金額の表
示後、締め処理されることなく再び商品入力があればス
テップS5〜S19のまでの処理が繰り返され(ステッ
プS20)、ステップS20で判断される締め処理によ
ってステップS21以下の商品登録処理が行なわれ、処
理を終了する。ここで、締め処理は、例えば預かり金の
入力後のキーボード4中の預/現計キーの押下により宣
言される。締め処理後(ステップS20のY)は、釣銭
が算出され、売上ファイルに預り金と釣銭とで構成され
る「締めデータ」が格納される(ステップS21)。次
いで、ステップS22においてドロワ2の引出3が開放
される。
【0028】続いて、ステップS23において分類別レ
シート作成処理が行なわれる。ここで、分類別レシート
作成処理の詳細を説明する。図8は、分類別レシート作
成処理の流れを概略的に示すフローチャートである。ま
ず、ステップS31において、RAM15内の印字記憶
エリアAの各印字記憶エリアBに売上商品が格納されて
いる先頭のエリア(ここではエリア1とする)の「取引
履歴データ」と「売上データ」と、分類別小計金額/消
費税記憶エリアCに格納されている「小計データ」とが
編集バッファに転送され、画像メモリに展開されて印字
される。ここに、分類別印字手段の機能が実行される。
続くステップS32において、スタブカットの信号がカ
ッタ部23に出力されてレシート用紙の幅方向をミシン
目状に部分的に切断する。ここに、カッタ制御手段の機
能の一部が実行される。続いて、ステップS33におい
て、RAM15内の印字記憶エリアAの各印字記憶エリ
アBに売上商品が格納されている次のエリア(ここでは
エリア2とする)が存在するか否かを判断する。存在す
ると判断された場合(ステップS33のY)には、再度
ステップS31に戻り、RAM15内の印字記憶エリア
Aの各印字記憶エリアBに売上商品が格納されている次
のエリア(ここではエリア2とする)の印字を行う。印
字記憶エリアAに売上商品が格納されているエリアが存
在すると判断されなくなる(ステップS33のN)ま
で、ステップS31〜S32の処理が繰り返される。
【0029】その後、ステップS24においてレシート
発行処理が行われる。売上ファイルに格納された「取引
履歴データ」と「合計データ」と「締めデータ」とが編
集バッファに転送され画像メモリに展開されて所定の順
序で印字される。また、フルカットの信号がカッタ部2
3に出力され、レシート用紙がその幅方向に全切断され
てレシートが発行される。ここに、カッタ制御手段の機
能の一部が実行される。レシート発行処理が終了する
と、再びステップS2に戻りレシート番号を1インクリ
メント(n+1→n)する。
【0030】図9は、発行されたレシートRの一例を示
す平面図である。図9に示すように、レシートRは、た
とえキャッシャがランダムに売上商品の登録をしても、
売上商品の部門コードと名称と売上数量と金額と小計金
額と消費税とが商品分類毎に整理されレシート用紙Pに
印字されている。また、レシートRには、レシート用紙
Pに商品分類毎に切り離せるようにミシン目状の部分切
断による切込Xが形成されている。さらに、レシートR
を切込Xにより切り離した商品分類毎のレシート片rに
は、切り離しても同一レシートであることが判るよう
に、同一の売上日付a及びレシート番号bが印字されて
いる。
【0031】なお、本実施の形態では、切り離すことを
前提として商品分類毎に売上日付及びレシート番号の印
字を行なうようにしたが、切り離すことを必要としない
顧客に対しては先頭の商品分類にのみ売上日付及びレシ
ート番号の印字を行なうように選択できるようにしても
良い。
【0032】なお、本実施の形態は、POS端末への適
用例として説明したが、実施にあたっては、ECRへ適
用しても良い。
【0033】
【発明の効果】本発明は、売上日付とレシート番号と売
上明細とを商品分類別にレシート用紙に印字し、商品分
類別に切り離せるようにレシート用紙をミシン目状に部
分切断したレシートを発行するようにしたので、購入商
品を所定の商品分類別に分類して家計簿につけることで
支出金額を管理している家庭において、商品分類別に商
品を並べ替えて合計金額等を算出する作業と家計簿に書
き写す作業とを不要とし、切り離したレシートを家計簿
に貼り付けるだけで簡単に家計簿にまとめることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すPOS端末の外観
斜視図である。
【図2】POS端末に内蔵された各部の電気的接続を示
すブロック図である。
【図3】部門分類ファイルのファイル構造を示す模式図
である。
【図4】印字記憶エリアのデータ構造を示す模式図であ
る。
【図5】印字記憶エリアの各分類エリアのデータ構造を
示す模式図である。
【図6】分類別小計金額/消費税記憶エリアのデータ構
造を示す模式図である。
【図7】商品登録処理の流れを概略的に示すフローチャ
ートである。
【図8】分類別レシート作成処理の流れを概略的に示す
フローチャートである。
【図9】発行されたレシートの一例を示す平面図であ
る。
【図10】従来のレシートの一例を示す平面図である。
【符号の説明】
21 プリンタ機構 23 カッタ機構 P レシート用紙 R レシート a 売上日付 b レシート番号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のコードの入力を条件として登録さ
    れる売上商品の売上データを集計して売上合計金額を算
    出し、前記売上データと前記売上合計金額とに基づく売
    上明細をレシート用紙に印字してレシートとして発行す
    る商品販売登録データ処理装置において、 前記売上商品を商品分類に基づいて分類し、この商品分
    類別に売上明細と売上日付とレシート番号とを前記レシ
    ート用紙に順次印字し、商品分類別に前記レシート用紙
    をミシン目状に部分切断するようにしたことを特徴とす
    る商品販売登録データ処理装置。
  2. 【請求項2】 レシート用紙に印字するプリンタ機構
    と、 前記レシート用紙をその幅方向に切断する全切断とミシ
    ン目状に切断する部分切断とを選択的に行なうカッタ機
    構と、 所定のコードの入力により売上商品を指定する商品入力
    手段と、 この商品入力手段により指定された前記売上商品の売上
    データを登録する売上登録手段と、 前記売上データに含まれる分類コードにより、この売上
    データを商品分類別に分類する分類手段と、 前記売上データに基づいて、商品分類別の売上金額を集
    計する分類別売上集計手段と、 前記プリンタ機構を駆動制御して、前記売上データ及び
    前記売上金額に基づく売上明細と売上日付とレシート番
    号とを商品分類別に前記レシート用紙に順次印字させる
    分類別印字手段と、 前記カッタ機構を駆動制御して、各商品分類別の印字領
    域の間を部分切断させ、一取引終了時には前記レシート
    用紙を全切断させるカッタ制御手段と、を備えることを
    特徴とする商品販売登録データ処理装置。
JP10897397A 1997-04-25 1997-04-25 商品販売登録データ処理装置 Pending JPH10302158A (ja)

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JP10897397A JPH10302158A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 商品販売登録データ処理装置

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JP10897397A JPH10302158A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 商品販売登録データ処理装置

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ID=14498353

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