JP2017037510A - 商品データ処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】データを入力する第1のデータ入力手段と、前記第1のデータ入力手段とは異なる入力の態様に応じてデータを入力する第2のデータ入力手段と、入力対象のデータが所定の条件に合致する場合に前記第1のデータ入力手段による前記入力対象のデータの入力を禁止するデータ入力制御手段とを備えて商品データ処理装置を構成する。
【選択図】図5
Description
客が商品を購入する際には、POSレジスタにおいて客が買い上げた商品に付されたバーコードの読み取りが行われ、バーコードに記録された情報に基づいて商品の登録が行われる。
また、バーコードは、商品の管理だけではなく、例えば金券やクーポン券などにも用いられている。
そこで、POSレジスタなどは、置数の操作に応じて入力された数値を、バーコードが示すのと同じ値(コード値)として処理できるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態におけるPOSレジスタ1の外観例を示している。図1(a)はPOSレジスタ1を操作する店員(オペレータ)側から本実施形態のPOSレジスタ1を見た正面図であり、図1(b)はPOSレジスタ1の側面図である。
自動釣銭機17は、顧客に支払うべき釣銭のうち、少なくとも貨幣を釣銭排出口17aに排出するための釣銭機であり、顧客から預かった預金のうち少なくとも貨幣を投入するための預金投入口17bを備える。
同図に示すように、POSレジスタ1は、CPU11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、タッチパネル付表示部14、キー操作部15、顧客用表示部16、自動釣銭機17、スキャナ部18、印字部19、通信部20及びドロア30を備える。
CPU11、ROM12、RAM13、タッチパネル付表示部14、キー操作部15、顧客用表示部16、自動釣銭機17、スキャナ部18、印字部19、通信部20及びドロア30は、内部バス及び通信線を介してそれぞれ接続されている。
ROM12は、CPU11に実行させるプログラムやタッチパネル付表示部14に表示させる画像データ等を記憶する。
RAM13は、ROM12から読み出されたプログラムやワークエリアを展開するメモリである。また、RAM13には、例えばストアコントローラから取り込んだ商品に関する情報等が記憶される。
図3は、商品マスタの内容例を示している。同図の商品マスタは、商品ごとに、商品ID、商品名、部門ID、部門名及び価格を対応付けた構造である。
商品IDは、商品ごとに固有の識別子である。商品IDは、一具体例としてJANコードなどであってもよい。商品名は、商品の名称を示す。部門IDは、商品が対応する部門に付された識別子である。商品は、例えば生鮮野菜、精肉、総菜、飲料などのように部門ごとに分類されている。部門名は、部門IDが示す部門の名称を示す。価格は、対応の商品に設定された価格を示す。
本実施形態において、第1のデータ入力手段は、バーコードの値(コード値)を置数による操作(置数操作)に応じて入力する機能である。具体的に、第1のデータ入力手段は、例えばタッチパネル付表示部14にコード値入力画面を表示する。そして、第1のデータ入力手段は、キー操作部15に備えられる数字キー、またはタッチパネル付表示部14に表示される数字キーに対する操作によってコード値入力画面に入力された数値を取得する。
本実施形態において、第2のデータ入力手段は、スキャナ部18によって読み込まれたバーコードのコード値を入力する。
本実施形態において、データ入力制御手段は、入力対象のデータが、ポイント加算クーポンに印字されたバーコード(ポイント加算バーコード)により示されるコード値である場合に、置数操作によるコード値の入力を禁止する。
ポイント加算クーポンとは、客が所有する会員カードのポイント残高に予め決められたポイント値が加算されるという特典を客が受けることのできるクーポン券である。
バーコードには、ソースマーキングによるものと、インストアマーキングによるものとがある。ソースマーキングよるバーコードは、例えばJAN(Japanese Article Number)コードなどのようにメーカなどによって製造または出荷時に商品包装に対して印刷されるバーコードである。インストアマーキングによるバーコードは、本来は、店舗側が印刷するバーコードである。インストアマーキングによるバーコードは、量り売り商品や生鮮食品の商品などのように製造または出荷時にバーコードを印刷できない商品について、POSレジスタでの管理を行うのに使用される。インストアマーキングによるバーコードは、店舗側でコード値を指定することができる。このために、インストアマーキングによるバーコードは商品以外の運用にも対応して柔軟に適用できる。本実施形態のポイント加算バーコードPBCは、このようなインストアマーキングにより印刷されたものである。
13桁のうち、1桁目と2桁目による2桁のコード値は、フラグflgとして機能する。フラグflgによっては、当該バーコードがポイント加算バーコードPBCであることが示される。例えば、2桁のフラグflgとしては、「20」から「29」の数字であればいずれを使用してもよいことが定められている。ポイント加算バーコードPBCであることを示すフラグflgについても、「20」から「29」の数値のうちのいずれかが適用されればよい。
続く3桁目〜8桁目の6桁のコード値は分類情報ctgとして機能する。分類情報ctgによっては、ポイント加算バーコードPBCについての分類内容が示される。例えば、分類情報ctgによって、ポイント加算バーコードPBCがどのような商品のキャンペーンに対応するものであるかといったことが示される。
続く9桁目〜12桁目の4桁のコード値は、加算ポイント値pntとして機能する。加算ポイント値pntは、加算されるポイント値を示す。例えば9桁目〜12桁目の各コード値が「0100」である場合には加算されるポイント値が「100」であることを示す。
最後の13桁目のコード値はチェックデジットである。
POSレジスタ1は、ポイント加算処理として、例えばポイント加算クーポンから読み取った加算ポイント値pntを、会員カードから読み取られた会員IDとともに会員管理サーバに送信する。
会員管理サーバは、POSレジスタ1から受信した会員IDに対応して記憶しているポイント残高について、POSレジスタ1から受信した加算ポイント値pntを加算した値に更新する。このようにして、ポイント加算クーポンの利用に対応してポイントの加算が行われる。
置数操作によりコード値を入力する場合、店員は、入力対象であるバーコードとともに印刷されているコード値の数字を確認しながら、前述のように桁順に従って入力する操作を行っていく。なお、コード値の数字の入力操作は、前述のように、タッチパネル付表示部14に表示されるコード値入力画面に対して、キー操作部15の数字キーまたはタッチパネル付表示部14に表示される数字キーにより数字を入力するようにして行われる。
上記のような不正として、1つには以下のようなケースが想定される。つまり、POSレジスタ1を操作する店員の知人がポイント加算クーポンを利用してポイント加算してもらうにあたり、知人が加算ポイント値pntより大きいポイント値の加算を店員に依頼し、店員が依頼に応じた場合である。この場合、店員は、敢えてスキャナ部18によるポイント加算バーコードPBCの読み取りを行わずに、置数操作によるコード値入力を行う置数モードを設定し、置数操作によりコード値の入力を行って不正なポイント値を加算する。
そこで、本実施形態のPOSレジスタ1は、バーコードのコード値を置数操作により入力する置数モードが設定された場合において、置数操作により入力されるコード値が、ポイント加算バーコードPBCのものであるか否かについて判定を行う。そして、ポイント加算バーコードPBCのコード値が置数操作により入力された場合には、POSレジスタ1は、当該コード値の入力を禁止する。以下、この点について説明する。
ポイント加算クーポンの使用にあたっては、前述のように会員カードから会員IDの読み取り(会員呼出)を行う必要がある。そこで、店員は、まず、客から受け取った会員カードに印刷されたバーコードのコード値をスキャナ部18に読み取らせる会員呼出操作を行う。会員呼出操作に応じて、POSレジスタ1は、会員呼出処理を実行する(ステップS101)。即ち、POSレジスタ1は、スキャナ部18により読み取られたコード値に含まれる会員IDを取得する。このように会員呼出処理が行われると、以降において、POSレジスタ1は、会員呼出を伴う各種の会員対応処理(ポイント加算クーポンを用いたポイント加算を含む)を継続して行うことができる。ポイント加算クーポンを用いたポイント加算以外の会員対応処理としては、例えば通常の買い物に応じた買上金額に応じたポイント加算、会員限定の割引クーポンによる買上金額の割引き(値引き)などを挙げることができる。
そこで、ステップS103によるスキャナ部18によるコード値の読み取りが完了した場合、POSレジスタ1は、読み取られたコード値がポイント加算バーコードPBCのコード値であるか否かについて判定する(ステップS104)。
図4にて説明したように、ポイント加算バーコードPBCのコード値の1桁目と2桁目とによるフラグflgには、ポイント加算バーコードであることを示す特定の値が設定されている。そこで、POSレジスタ1は、ステップS104によるポイント加算バーコードPBCのコード値であるか否かについての判定として、ステップS103に応じて読み取られたコード値における1桁目と2桁目の数値の組み合わせが、ポイント加算バーコードであることを示す特定の値と一致するか否かについて判定すればよい。
前述のように、会員カードのポイントは貨幣的な価値を有することから慎重に扱われる必要がある。そこで、本実施形態においては、ポイント加算クーポンを使用してのポイント加算を行うにあたり、最終段階にてポイント加算を行ってよいかどうかを店員に確認させるために、ポイント加算確認操作を行わせることとしている。
店員は、そのままポイント加算を行ってよい場合には、ポイント加算確認用のダイアログにおけるOKボタンを操作する。つまり、店員はポイント加算確認操作を行う。これに対して、店員は、ポイント加算を中断すべきと判断した場合には、ポイント加算確認用のダイアログにおけるキャンセルボタンを操作する。この場合、ポイント加算確認操作は行われなかったことになる。
一方、ポイント加算確認操作が行われなかった場合には(ステップS105−NO)、ステップS106のポイント加算処理をスキップして同図の処理を終了する。
一例として、読み取りが行われたバーコードのコード値が、割引クーポンに対応するものである場合には、POSレジスタ1は、コード値に基づいて特定される割引き率または値引額により客の買上金額を減額する処理を行う。
置数モードの設定に応じて、店員は、バーコードのコード値の1桁目から、順次、置数により数値を入力する置数操作を行う。そして、POSレジスタ1は、置数操作に応じた数値の入力を開始する(ステップS108)。つまり、POSレジスタ1は、例えば1つの桁に応じた数値(0〜9のいずれか)を指定する入力する数値入力操作が行われるごとに、置数操作に応じた数値の入力を行う。
フラグflgは、図4に示したようにインストアマーキングによるバーコードにおける13桁のうちの1桁目と2桁目として規定されている。そこで、POSレジスタ1は、ステップS109における判定を、置数操作に応じた数値の入力が2桁目まで完了した段階にて行うことができる。この段階に至って、POSレジスタ1は、ステップS109の処理として、1桁目の数値と2桁目の数値との組み合わせがポイント加算バーコードであることを示す特定の値と一致するか否かについて判定する。
また、POSレジスタ1は、例えばコード値の置数による入力は行えないことを示すエラーメッセージを出力し(ステップS111)、同図の処理を終了する。
そこで、この場合のPOSレジスタ1は、以降の置数操作による入力を継続して許可し、置数操作による最後の桁までの数値の入力が完了するのを待機する(ステップS112−NO)。
最後の桁までの数値の入力が完了すると(ステップS112−YES)、POSレジスタ1は、入力されたコード値に基づいてバーコードの種別を判定する(ステップS113)。そして、POSレジスタ1は、ステップS112により判定したバーコードの種別に対応した処理(バーコード対応処理)を実行する(ステップS114)。
これにより、会員呼出を伴うバーコードの処理にあたって、ポイント加算クーポンに印刷されたポイント加算バーコードPBCのコード値については、置数操作による入力を行うことができない。この場合、ポイント加算バーコードPBCのコード値については、スキャナ部18により読み取るしか無いため、店員が意図的に加算ポイント値を変更して入力することは非常に困難である。
このようにして、本実施形態においては、店員が、ポイント加算バーコードにおける加算ポイント値を変更して入力するという不正を強固に防止することが可能になる。
続いて、第2実施形態について説明する。先の第1実施形態においては、図5のステップS109の処理として説明したように、入力されたコード値の1桁目と2桁目とによる数値の組み合わせが、ポイント加算バーコードPBCのフラグflgと一致しているか否かが判定される。そして、一致していると判定された段階でデータ入力を禁止する条件が満たされたものとされ、以降の置数操作によるコード値の入力が行えないようにされていた。
同図において、ステップS201〜S206の処理は、図5のステップS101〜S106と同様である。また、置数モードが開始されて以降におけるステップS207〜S209の処理も、図5のステップS107〜S109と同様である。
つまり、この場合には、まだ置数操作により入力される数値は無効化されていないので、店員は、桁順に従ってコード値をさらに置数操作により入力していく。すると、図4に示したように、12桁目までの数値の入力が完了した段階で、9桁目〜12桁目までの4桁による加算ポイント値pntの入力が完了し、入力された加算ポイント値pntについての判定が可能となる。
加算ポイント値pntが許容値に該当することが判定された場合には(ステップS210−YES)、不正のない適正な加算ポイント値pntに対応する数値が置数操作によって入力されている。
そこで、この場合のPOSレジスタ1は、置数操作による最後の桁までの数値の入力が完了するのを待機し(ステップS211−NO)、最後の桁までの数値の入力が完了すると(ステップS211−YES)、ステップS205の処理に移行する。
このようにして、本実施形態においては、置数操作であってもポイント加算バーコードPBCとして適正な加算ポイント値pntの数値が入力された場合には、置数操作による数値の入力が許可され、ポイント加算が可能となる。
このように、本実施形態においては、ポイント加算バーコードPBCのコード値を置数により入力している過程において、加算ポイント値pntについて適正な値が入力されなければ、コード値の入力が禁止される。これにより、本実施形態においても店員による不正を強固に防止することができる。
しかし、例えば加算ポイント値pntが100ポイントとして定められている場合、9桁目〜12桁目の各コード値は「0100」となる。この場合、9桁目において「0」より大きい数値が置数操作によって入力された場合、既に加算ポイント値pntとして適正でない数値が入力されたことが確定する。
そこで、この場合には、9桁目に対応する許容値として「0」を設定すればよい。そして、POSレジスタ1は、ステップS210として、9桁目の数値が入力された段階で、入力された9桁目の数値が「0」であるか否かについて判定する。「0」であれば、ステップS210として、加算ポイント値pntが許容値に該当するとの判定結果が得られ、「0」以外であれば加算ポイント値pntが許容値に該当しないとの判定結果が得られる。
このように、ステップS210としては、加算ポイント値pntに対応する桁における所定の桁に対して該当するはずのない数値が入力されたか否かを判定するようにしてもよい。
このような場合、ステップS210での判定に用いられる許容値は、設定される加算ポイント値ごとに応じて複数が定められればよい。あるいは、この場合には、例えば複数の加算ポイント値のうちの最大値に応じた値を上限とする数値範囲を許容値としてもよい。
この点については先の第1実施形態の場合も同様であり、図5のステップS109の判定については、2桁目までの数値入力が完了した段階で行わずに、最後の桁までのコード値に対応する全ての数値の入力が完了した後において行われるようにしてもよい。
続いて、第3実施形態について説明する。第3実施形態においても、第1実施形態と同様に、置数操作により入力される数値がポイント加算バーコードPBCのコード値である場合には、コード値の入力が禁止される。ただし、本実施形態においては、例えばポイント加算バーコードPBCのコード値の置数操作による入力が可能な権限を有する店員がPOSレジスタ1を操作している場合には、ポイント加算バーコードPBCのコード値の置数操作による入力が許可されるように構成される。
ポイント加算バーコードPBCのコード値の置数操作による入力が可能な権限を有する店員としては、例えば店長、会計担当責任者などのように店舗内で一定の責任を負うことのできる責任者が選任されればよい。このような責任者は、例えばポイント加算バーコードPBCのコード値の置数操作による入力の不正を監視する役割を有する。従って、本実施形態のように特定の店員のみがポイント加算バーコードPBCのコード値の置数操作による入力が行えるようにしても、店員による加算ポイント値の不正な入力を強固に防止できる。
同図において、ステップS301〜S307の処理は、図5のステップS101〜S107と同様である。
一方、操作者登録操作が行われることなく置数操作が開始された場合(ステップS308−NO)、POSレジスタ1は、置数操作に応じた数値入力を開始する(ステップS310)。
なお、ステップS310に続くステップS311と、ステップS331にて否定の判定結果が得られた場合のステップS316〜S318の処理は、それぞれ、図5のステップS109、S112〜S114と同様である。
つまり、POSレジスタ1は、現在において操作者として登録されている店員が権限者であるか否かについて判定する(ステップS312)。本実施形態のPOSレジスタ1は、予め権限者として定められた店員の店員番号を記憶している。POSレジスタ1は、ステップS312として、権限者の店員の店員番号のうちで、操作者として登録されている店員番号と一致するものがあるか否かについて判定すればよい。
操作者として登録されている店員が権限者であることが判定された場合(ステップS312−YES)、ポイント加算バーコードPBCのコード値の置数入力が許可される。
そこで、この場合のPOSレジスタ1は、置数操作による最後の桁までの数値の入力が完了するのを待機し(ステップS313−NO)、最後の桁までの数値の入力が完了すると(ステップS313−YES)、ステップS305の処理に移行する。
このようにして、本実施形態においては、操作者がポイント加算バーコードPBCのコード値の置数操作を行う権限を有している場合には、置数操作による数値の入力が許可され、ポイント加算が可能となる。
そこで、この場合のPOSレジスタ1は、図5のステップS110、S111と同様に、置数操作により入力される数値の無効化(ステップS314)と、エラーメッセージの出力(ステップS315)とを実行する。
このように、本実施形態においては、ポイント加算バーコードPBCのコード値を置数操作により入力しようとしても、操作者が権限を有していなければコード値の置数操作が禁止される。このようにして、本実施形態においても店員による不正を強固に防止することができる。
以下、本実施形態の変形例について説明する。
例えば、操作者に加えて、操作者が適正なコード値を入力したことを確認する確認者との2者の存在することが確認された場合に、ポイント加算バーコードPBCのコード値の置数操作が許可されるようにしてもよい。この場合、置数モードが設定された状態において、ポイント加算バーコードPBCのコード値の置数操作に先だって、確認者の追加登録のための操作を行うようにする。そして、POSレジスタ1は、置数操作により入力されるコード値がポイント加算バーコードPBCである場合には、確認者が登録されていれば以降の置数操作による数値の入力を許可し、確認者が登録されていなければ以降の置数操作による数値の入力を禁止する。
このようにすれば、置数操作によりポイント加算バーコードPBCのコード値を入力する際には、操作者以外の第三者による確認が行われるので、操作者である店員の不正を強固に防止することができる。
分類情報ctgが示すのと同じ部門の商品がある場合、POSレジスタ1は、置数操作により入力されたポイント加算バーコードPBCのコード値を有効であるとして処理する。つまり、この場合には、ポイント加算バーコードPBCのコード値の置数操作による入力が許可される。
このようにすれば、例えば、ポイント加算について指定された部門の商品の購入が条件とされている場合において、指定された部門の商品を購入せずにポイントを加算するといった不正を防止することができる。
例えば、置数操作によるコード値の入力の禁止対象となるバーコードとしては、一般にインストアマーキングにより生鮮食品の商品などに貼り付けられるバーコードであってもよい。このような場合には、バーコードにおいて示される価格等の金銭に関するコード値についての置数操作による不正な数値の入力を防止することができる。
また、置数操作によるコード値の入力の禁止対象となるバーコードとして、値引きクーポンに印刷されたバーコードであってもよい。値引クーポンに印刷されたバーコードは、例えば値引き額や割引き率などの値引きの内容を示す。
しかしながら、第2のデータ入力手段がデータを入力する対象は、一次元バーコードに限定されない。例えば、第2のデータ入力手段は、2次元バーコードを読み取るバーコードリーダが読み込んだコード値などをデータとして入力してもよい。また、第2のデータ入力手段は、リーダライタなどがIC(Integrated Circuit)タグ(RFID(Radio Frequency Identifier)タグ)などの記憶媒体から読み込んだデータを入力してもよい。さらに、第2のデータ入力手段は、POSレジスタにおける所定のキーに割り当てられたプリセットデータを、キー操作に応じて入力してもよい。
即ち、第2のデータ入力手段は、オペレータにより変更されることが想定されていないデータであれば、どのような態様で記録されたものであっても入力の対象とすることができる。
Claims (6)
- データを入力する第1のデータ入力手段と、
前記第1のデータ入力手段とは異なる入力の態様に応じてデータを入力する第2のデータ入力手段と、
入力対象のデータが所定の条件に合致する場合に前記第1のデータ入力手段による前記入力対象のデータの入力を禁止するデータ入力制御手段と
を備える商品データ処理装置。 - 前記データ入力制御手段は、
前記入力対象のデータが、金銭または顧客に付与される特典に関するものである場合に入力を禁止する
請求項1に記載の商品データ処理装置。 - 前記データ入力制御手段は、
入力対象のデータにおいて示される所定の値が予め定めた許容値に該当しない場合に、前記第1のデータ入力手段による前記入力対象のデータの入力を禁止する
請求項1または2に記載の商品データ処理装置。 - 前記データ入力制御手段は、
入力対象のデータが所定の条件に合致する場合において、操作者が操作権限を有する場合には、前記第1のデータ入力手段による前記入力対象のデータの入力を許可する
請求項1から3のいずれか一項に記載の商品データ処理装置。 - 前記第1のデータ入力手段は、置数によるデータの入力が行われる
請求項1から4のいずれか一項に記載の商品データ処理装置。 - 前記第2のデータ入力手段は、インストアマーキングにより印刷されたバーコードにより示されるデータを入力する
請求項1から5のいずれか一項に記載の商品データ処理装置。
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