JP2000353284A - 商品販売登録データ処理装置及び記憶媒体 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置及び記憶媒体

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JP2000353284A
JP2000353284A JP11164963A JP16496399A JP2000353284A JP 2000353284 A JP2000353284 A JP 2000353284A JP 11164963 A JP11164963 A JP 11164963A JP 16496399 A JP16496399 A JP 16496399A JP 2000353284 A JP2000353284 A JP 2000353284A
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JP
Japan
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product
sales
bulk
transaction
code
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JP11164963A
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English (en)
Inventor
Hisao Suzuki
久夫 鈴木
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一取引における同一商品のまとめ買いの傾向
の把握が可能な商品販売登録データ処理装置を得る。 【解決手段】 売上登録に係る一取引内での同一商品の
販売個数を商品コード別に計数し(S3〜S5)、一取
引販売個数が少なくとも二個以上であると判別された商
品に関してはまとめ買いがなされたものとして(S8の
Y)、その商品毎にまとめ買いがなされた件数を商品コ
ード別に記憶更新する(S9〜S11)。これにより、
一取引における同一商品のまとめ買いの件数を把握する
ことが可能になるので、M&M方式によってまとめ売り
を行なう商品を容易に選択することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
トやコンビニエンスストア等で使用されるPOS(Poin
t of Sales:販売時点管理)端末等の商品販売登録デー
タ処理装置及びコンピュータを動作させるプログラムを
記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、スーパーマーケット等において
は、例えば、単価100円の商品を3個まとめて購入し
た場合には50円値引きして250円で販売する、とい
う具合いに、まとめ売り指定された商品を所定個数まと
めて購入した場合にはその合計額よりも安い金額で販売
することで顧客へのサービス向上を図るようにした販売
方式がある。このようなまとめ売りの販売方式は、ミッ
クス・アンド・マッチ(以下、“M&M”とする)方式
と称されている。
【0003】このようなM&M方式と称される商品のま
とめ売りに関して登録処理できる商品販売登録データ処
理装置では、まとめ売り商品を構成する商品の一取引に
おける販売個数をまとめ売り商品別に計数し、その計数
値がそのまとめ売り商品に関して設定されたまとめ売り
成立個数に達した場合には、まとめ売り条件が成立した
と判別して、値引登録処理するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の商
品販売登録データ処理装置では、従来より、商品別の総
売上数量及び総売上金額を記憶するためのファイルメモ
リが設けられており、このファイルメモリの内容から、
例えば一日の売上実績を商品別に把握・管理できるよう
に構成されている。
【0005】しかしながら、このファイルメモリの内容
からは商品毎の総売上数量や総売上金額しか把握できな
いために、M&M方式によってまとめ売りを行なう商品
の選択に必要な情報を得ることができないという問題が
ある。このM&M方式によってまとめ売りを行なう商品
の選択に必要な情報とは、例えば、一取引中において一
人の顧客が同一商品を何個まとめて購入しているかとい
う情報である。このような情報は、M&M方式によって
まとめ売りを行なう商品を選択するにあたり非常に重要
な情報であって、販売戦略上必要なものとなっている。
【0006】本発明の目的は、一取引における同一商品
のまとめ買いの傾向の把握が可能な商品販売登録データ
処理装置及びコンピュータを動作させるプログラムを記
憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を得ること
である。
【0007】本発明の目的は、まとめ買いの組み合わせ
個数の把握が可能な商品販売登録データ処理装置及びコ
ンピュータを動作させるプログラムを記憶したコンピュ
ータ読み取り可能な記憶媒体を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の商
品販売登録データ処理装置は、商品毎に付される商品コ
ードに対応付けて少なくとも商品の販売価格情報を記憶
する商品マスタ記憶手段と、前記商品コードとその商品
の販売個数とを入力する商品情報入力手段と、この商品
情報入力手段により入力された前記商品コードに基づい
て前記商品マスタ記憶手段から前記販売価格情報を検索
し、その検索された販売価格情報と前記商品情報入力手
段により入力された前記販売個数とにより売上登録する
売上登録手段と、その売上登録に係る一取引内での同一
商品の販売個数を前記商品コード別に計数する商品別計
数手段と、この商品別計数手段により計数された商品の
一取引販売個数が少なくとも二個以上であるか否かを判
別するまとめ買い判別手段と、このまとめ買い判別手段
により前記一取引販売個数が少なくとも二個以上である
と判別された商品に関してまとめ買いがなされたものと
して、その商品毎にまとめ買いがなされた件数を前記商
品コード別に記憶更新するまとめ買い件数記憶更新手段
と、を備える。
【0009】したがって、売上登録手段による売上登録
に係る一取引内での同一商品の販売個数が商品別計数手
段によって商品コード別に計数され、一取引販売個数が
少なくとも二個以上であるとまとめ買い判別手段によっ
て判別された商品に関してはまとめ買いがなされたもの
として、その商品毎にまとめ買いがなされた件数がまと
め買い件数記憶更新手段によって商品コード別に記憶更
新される。これにより、一取引における同一商品のまと
め買いの傾向の把握が可能になる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の商
品販売登録データ処理装置において、前記まとめ買い件
数記憶更新手段は前記まとめ買い件数を前記一取引販売
個数毎に分けて記憶更新する。
【0011】したがって、まとめ買い件数が一取引販売
個数毎に分けて記憶更新されることにより、一取引にお
ける同一商品のまとめ買いの傾向を一取引販売個数毎に
分けて把握することが可能になる。
【0012】請求項3記載の発明の記憶媒体は、コンピ
ュータを動作させるプログラムを記憶したコンピュータ
読み取り可能な記憶媒体であって、商品毎に付される商
品コードに対応付けて少なくとも商品の販売価格情報を
記憶させる手段と、商品情報入力手段により入力された
前記商品コードに基づいて前記販売価格情報を検索し、
その検索された販売価格情報と前記商品情報入力手段に
より入力された販売個数とにより売上登録させる手段
と、その売上登録に係る一取引内での同一商品の販売個
数を前記商品コード別に計数させる手段と、その計数さ
れた商品の一取引販売個数が少なくとも二個以上である
か否かを判別させる手段と、前記一取引販売個数が少な
くとも二個以上であると判別した商品に関してまとめ買
いがなされたものとして、その商品毎にそのまとめ買い
がなされた件数を前記商品コード別に記憶更新させる手
段と、を前記コンピュータに動作させる前記プログラム
を有する。
【0013】したがって、売上登録に係る一取引内での
同一商品の販売個数が商品コード別に計数され、一取引
販売個数が少なくとも二個以上であると判別された商品
に関してはまとめ買いがなされたものとして、その商品
毎にまとめ買いがなされた件数が商品コード別に記憶更
新される。これにより、一取引における同一商品のまと
め買いの傾向の把握が可能になる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3記載の記
憶媒体において、前記コンピュータを動作させる前記プ
ログラムは、前記まとめ買い件数を前記一取引販売個数
毎に分けて記憶更新させる。
【0015】したがって、まとめ買い件数が一取引販売
個数毎に分けて記憶更新されることにより、一取引にお
ける同一商品のまとめ買いの傾向を一取引販売個数毎に
分けて把握することが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図9に基づいて説明する。本実施の形態は、商品販売
登録データ処理装置としてPOS端末を適用した一例で
ある。
【0017】図1は、POS端末1を示す外観斜視図で
ある。POS端末1は、ドロワ2上に載置されており、
このドロワ2の引出し3の開閉を制御する。このPOS
端末1は、上面に操作者の操作を受け付ける領域を備
え、その操作領域には金額や販売個数等を入力するため
の置数キーや売上処理において現金による締めを宣言す
るための預/現計キー等の各種のキーが集合するキーボ
ード4、図示しない鍵によって切り換え操作されるコン
トロールキー5、後述する点検レシートR(図9参照)
等を排出するレシート発行口6、及びジャーナル窓7が
設けられている。操作者から見て、キーボード4及びコ
ントロールキー5は右側の領域、レシート発行口6及び
ジャーナル窓7は左側の領域にそれぞれ配置されてい
る。また、POS端末1の右側上方には、操作者側の表
示部として機能するディスプレイ8が配置され、このデ
ィスプレイ8の近傍には客側の表示部として機能する客
側表示ユニット9が立設されている。さらに、POS端
末1には、商品コードを光学的に読み取るためのバーコ
ードスキャナ10が接続されている。加えて、このPO
S端末1には、フロッピーディスクドライブ(FDD)
11(図3参照)が内蔵されており、記憶媒体であるフ
ロッピーディスクFDの挿入を受け付けるFD挿入口1
2が設けられている。
【0018】次に、POS端末1に内蔵された各部の電
気的接続を図2に基づいて説明する。図2に示すよう
に、このPOS端末1は、マイクロコンピュータ(以
下、マイコンという。)13を内蔵し、このマイコン1
3が各部を駆動制御する。マイコン13は、各部を集中
的に制御するCPU14に、アドレスバス、データバス
等のバスライン15を介して、起動プログラム等の固定
的データを予め格納するROM16と売上バッファや印
字バッファ等の各種バッファを構成して各種データを書
き換え自在に格納するワークエリアとして機能するRA
M17とタイマTとが接続されて構成されている。な
お、RAM17は、バッテリBTによってバックアップ
されている。
【0019】さらに、CPU14に接続されたバスライ
ン15には記憶媒体であるHDD18が接続されてお
り、このHDD18にはマイコン13を動作させる制御
プログラム、各商品の商品コードに対応する商品名、単
価等の商品マスタを記憶保持するデータファイルである
商品マスタファイル、売上登録に係る売上情報を記憶保
持する売上ファイル等が格納されている。
【0020】次に、RAM17について説明する。RA
M17には、売上バッファや印字バッファ等の各種バッ
ファの他、データ処理用の各種メモリエリアが形成され
ている。データ処理用の各種メモリエリアとしては、図
2に示すように、HDD18に記憶保持されている商品
マスタファイルを展開するための商品マスタ展開エリア
17a、単品合計テーブル17b、まとめ買いテーブル
17c、カウントエリア17d等がある。ここで、図3
は商品マスタ展開エリア17aに展開された商品マスタ
Mのデータ構造を模式的に示す説明図である。図3に示
すように、商品マスタ展開エリア17aに展開される商
品マスタMは、商品コードa、商品名b、販売価格情報
である単価c、部門コードd等により構成されている。
ここに、商品マスタ記憶手段が実現されている。
【0021】RAM17の単品合計テーブル17bは、
一日の買上数量、買上金額、買上客数を単品毎に記憶
し、更新するための領域である。ここで、図4は単品合
計テーブル17bのデータ構造を模式的に示す説明図で
ある。図4に示すように、単品合計テーブル17bは、
売上数量e、売上金額f、買上客数gを商品コードaに
対応付けて記憶保持するものである。
【0022】RAM17のまとめ買いテーブル17c
は、顧客が一回の取引で同一商品を二個以上買い上げた
場合、その一取引中における同一商品のまとめ買い件数
を記憶し、更新するための領域である。ここで、図5は
まとめ買いテーブル17cのデータ構造を模式的に示す
説明図である。図5に示すように、まとめ買いテーブル
17cは、一取引中において複数の同一商品の買い上げ
があった場合のまとめ買い件数hを商品コードaに対応
付けて記憶保持するものである。なお、本実施の形態に
おいては、まとめ買い件数hは、二個まとめ買いした件
数h1、三個まとめ買いした件数h2、四個以上まとめ
買いした件数h3の三段階に分けられている。
【0023】RAM17のカウントエリア17dは、一
取引中における同一商品のまとめ買い数量をカウントす
るための領域である。ここで、図6はカウントエリア1
7dのデータ構造を模式的に示す説明図である。図6に
示すように、カウントエリア17dは、商品毎の一取引
中における販売個数である買上数量iを商品コードaに
対応付けて記憶保持するものである。
【0024】HDD18には制御プログラムが格納され
ているので、POS端末1の起動時、HDD18に格納
された制御プログラムが商品マスタファイル等とともに
RAM17に書き込まれ、これによってマイコン13に
よる各部の駆動制御が可能な状態となる。マイコン13
によって駆動制御される各部を図2を参照して以下に説
明する。
【0025】FDD11は、FDD制御回路19を介し
てバスライン15に接続され、FDD制御回路19の動
作によってフロッピーディスクFDに記録されたプログ
ラムやデータ等を読み出してマイコン13に対して出力
し、また、マイコン13から出力されたデータ等をフロ
ッピーディスクFDに書き込む。
【0026】キーボード4は、キーボード入力回路20
を介してバスライン15に接続され、キーボード入力回
路20の動作によって押下されたキーに応じた信号をマ
イコン13に入力する。
【0027】コントロールキー5は、コントロールキー
入力回路21を介してバスライン15に接続され、コン
トロールキー入力回路21の動作によって切り換え位置
に応じた信号をマイコン13に入力する。マイコン13
は、コントロールキー5の出力信号に応じて、POS端
末1の動作モードを登録モード、設定モード、精算モー
ド、点検モード等の各業務モードに設定する。
【0028】ディスプレイ8は、表示制御回路22を介
してバスライン15に接続され、マイコン13からの表
示データが表示制御回路22に入力されると、表示制御
回路22に駆動されて所定事項を表示する。
【0029】客側表示ユニット9は、客側表示制御回路
23を介してバスライン15に接続され、マイコン13
からの客側表示データが客側表示制御回路23に入力さ
れると、客側表示制御回路23に駆動されて所定事項を
表示する。
【0030】バーコードスキャナ10は、スキャナ入力
回路24を介してバスライン15に接続され、スキャナ
入力回路24の動作によって読み取った商品コードのデ
ータをマイコン13に送信する。
【0031】また、POS端末1には、プリンタ25が
内蔵されており、マイコン13によって駆動制御され
る。このプリンタ25は、プリンタ制御回路26を介し
てバスライン15に接続され、マイコン13からの印字
データがプリンタ制御回路26に入力されると、プリン
タ制御回路26に駆動されてレシート用紙やジャーナル
用紙に所定事項を印字する。さらに、このプリンタ25
には、カッタ部(図示せず)が内蔵されている。このカ
ッタ部は、マイコン15によって駆動制御され、レシー
ト用紙を所定の位置において切断する。これにより、プ
リンタ25は、点検レシートR等の印字発行機能を発揮
する。
【0032】POS端末1とは別体で設けられたドロワ
2も、マイコン13によって駆動制御される。このドロ
ワ2は、ドロワ制御回路27を介してバスライン15に
接続され、マイコン13からの開放信号に応じてドロワ
制御回路27が駆動されてドロワ2の引出し3の開放を
行なう。
【0033】次に、HDD18に格納された制御プログ
ラムがマイコン13に実行させる機能について説明す
る。起動後のPOS端末1では、コントロールキー5の
切り換え位置に応じて動作モードが選択される。つま
り、コントロールキー5の切り換え位置によって発生す
る出力信号に応じ、マイコン13がPOS端末1の動作
モードを登録モード、設定モード、精算モード、点検モ
ード等に設定する。本実施の形態においては、各モード
の処理について従来のPOS端末によって行なわれる処
理と同様の処理についてはその説明を省略する。
【0034】まず、コントロールキー5の切り換え操作
によって登録モードに設定されていることを条件として
実行される売上処理について説明する。ここで、図7は
売上処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【0035】図7に示すように、売上処理としては、ま
ず、売り上げ商品についてのバーコードスキャナ10に
よる商品コードの読み取りやキーボード4の置数キーに
よる商品コードの入力、及びキーボード4の置数キーに
よる販売個数の入力に待機する(ステップS1)。つま
り、キーボード4とバーコードスキャナ10とが商品情
報入力手段として機能することになる。バーコードスキ
ャナ10による商品コードの読み取りやキーボード4の
置数キーによる商品コードの入力、及びキーボード4の
置数キーによる販売個数の入力等があったと判断される
と(ステップS1のY)、ステップS2において売上登
録処理が実行される。この売上登録処理では、RAM1
7の商品マスタ展開エリア17aに展開された商品マス
タファイルを入力された商品コードaに基づいて検索す
ることにより得られた商品名bと単価cと部門コードd
とによる売上データが売上バッファに記憶され、その単
価c等の取引情報がディスプレイ8や客側表示ユニット
9に表示される。ここに、売上登録手段の機能が実行さ
れる。
【0036】続くステップS3においては、RAM17
のカウントエリア17dに入力された商品コードと同一
の商品コードaが設定されているか否かを判別する。入
力された商品コードと同一の商品コードaがカウントエ
リア17dに有る場合には(ステップS3のY)、ここ
で売上登録された商品がこの取引中に既に登録されてい
る商品であるとして、その商品の販売個数をカウントエ
リア17dの商品コードaに対応付けて買上数量iに加
算する(ステップS4)。一方、入力された商品コード
と同一の商品コードaがカウントエリア17dにない場
合には(ステップS3のN)、ここで売上登録された商
品がこの取引中において初めて登録された商品であると
して、その商品の商品コードaをカウントエリア17d
に登録するとともに、その商品コードaに対応付けて販
売個数を買上数量iとして登録する(ステップS5)。
つまり、ステップS3〜S5において商品別計数手段の
機能が実行される。
【0037】ステップS1〜S5の処理は、キーボード
4の預/現計キーが操作されて締めが宣言されたと判断
される迄(ステップS6のY)、繰り返される。
【0038】キーボード4の預/現計キーが操作されて
締めが宣言されたと判断されると(ステップS6の
Y)、ステップS7において締め処理が実行される。こ
の締め処理では、売上バッファに記憶された売上データ
やこの売上データに基づいて算出される消費税額、売上
合計金額等で構成される印字データが生成されて印字バ
ッファに記憶される。この印字データは、プリンタ25
によって印字され、レシート発行口6からレシートとし
て発行される。また、締め処理では、ドロワ2の引出3
が開放される。さらに、売上バッファに記憶された売上
データ等は、例えば、商品毎の売上数量、売上金額、買
上客数等の算出にも供され、その算出結果はHDD18
の売上ファイルに記憶される。
【0039】続いて、ステップS8において、カウント
エリア17dの商品コードaに対応付けられた買上数量
iに“2”以上のものが有るか否かを判別する。ここ
に、まとめ買い判別手段の機能が実行される。買上数量
iが“2”以上である商品コードaが有る場合には(ス
テップS8のY)、ステップS9に進み、その買上数量
iが“2”以上の商品コードaと同一の商品コードaが
RAM17のまとめ買いテーブル17cに設定されてい
るか否かを判別する。同一の商品コードaがまとめ買い
テーブル17cに有る場合には(ステップS9のY)、
前の取引で既に登録された商品であるとして、買上数量
iの数量に応じ、まとめ買いテーブル17cのその商品
コードaに対応付けられたまとめ買い件数hのまとめ買
い件数h1〜h3のいずれかに“1”を加算し、ステッ
プS13に進む。例えば、図6に示すように、商品コー
ドa1の買上数量i1が“3”である場合には、まとめ
買いテーブル17cの商品コードa1に対応付けられた
三個まとめ買いした件数h2が“1”だけ加算されるこ
とになる。
【0040】一方、同一の商品コードaがまとめ買いテ
ーブル17cに無い場合には(ステップS9のN)、こ
の取引において初めて登録された商品であるとして、そ
の商品コードaをまとめ買いテーブル17cに登録する
とともに、買上数量iの数量に応じ、その商品コードa
に対応付けられたまとめ買い件数hの該当するまとめ買
い件数h1〜h3のいずれかに“1”を加算する(ステ
ップS11)。つまり、ステップS9〜S11において
まとめ買い件数記憶更新手段の機能が実行される。続い
て、RAM17の単品合計テーブル17bにその商品コ
ードaを登録し(ステップS12)、ステップS13に
進む。
【0041】また、買上数量iが“2”以上である商品
コードaが無い場合にも(ステップS8のN)、ステッ
プS13に進み、カウントエリア17dをクリアして一
取引を終了する。
【0042】以上のようにして売上処理において作成さ
れる単品合計テーブル17bとまとめ買いテーブル17
cとは、コントロールキー5の切り換え操作によって点
検モードに設定されていることを条件として実行される
まとめ買い点検処理において使用される。ここで、図8
はまとめ買い点検処理の流れを概略的に示すフローチャ
ートである。
【0043】図8に示すように、まとめ買い点検処理に
おいては、単品合計テーブル17bに記憶されている商
品コードaに基づいてHDD18の売上ファイルからそ
の商品コードa毎の売上数量、売上金額、買上客数を取
得し、それぞれ商品コードaに対応付けられた単品合計
テーブル17bの売上数量e、売上金額f、買上客数g
に記憶する(ステップS21)。
【0044】次いで、その単品合計テーブル17bとま
とめ買いテーブル17cとに基づいて印字データを生成
し、印字バッファに記憶する(ステップS22)。
【0045】続くステップS23の点検レシート発行処
理では、印字バッファに記憶された印字データがプリン
タ25によって印字されてレシート発行口6から点検レ
シートとして発行される。
【0046】ここで、図9は発行された点検レシートR
の一例を示す平面図である。点検レシートRはコントロ
ールキー5の切り換え操作によって点検モードに設定さ
れた場合に発行される点検レシートの一部であって、点
検レシートRには、まとめ買いのあった商品について、
その商品コードa毎に売上数量eと売上金額fと買上客
数gとまとめ買い件数h(二個まとめ買いした件数h
1、三個まとめ買いした件数h2、四個以上まとめ買い
した件数h3)とが、それぞれ印字されて発行されるこ
とになる。
【0047】ここに、売上登録に係る一取引内での同一
商品の販売個数が商品コードa別に計数され、買上数量
iが少なくとも二個以上であると判別された商品に関し
てはまとめ買いがなされたものとして、その商品毎にま
とめ買いがなされた件数hが買上数量iに応じて商品コ
ードa別に記憶更新される。これにより、一取引におけ
る同一商品のまとめ買いの傾向を一取引販売個数毎に分
けて把握することが可能になるので、M&M方式によっ
てまとめ売りを行なう商品の選択が容易になる。
【0048】なお、本実施の形態においては、コントロ
ールキー5の切り換え操作によって点検モードに設定さ
れていることを条件としてまとめ買い点検処理を実行し
て点検レシートRを発行するようにしたが、これに限る
ものではなく、例えばコントロールキー5の切り換え操
作によって精算モードに設定されていることを条件とし
て実行される精算処理の中で発行される精算レシートの
一部として発行するようにしても良い。また、商品コー
ドa別のまとめ買い件数hは、ディスプレイ8等に表示
して報知するようにしても良いし、データとして処理に
供するようにしても良い。さらに、単品合計テーブル1
7b及びまとめ買いテーブル17cに記憶されているデ
ータをクリアするタイミングは、月次、週次、日次等の
いずれであっても良い。
【0049】なお、本実施の形態においては、制御プロ
グラムを格納した記憶媒体としてHDD18を適用した
が、これに限るものではなく、前述したようなフロッピ
ーディスクFDをはじめとして、磁気ディスク、光ディ
スク(CD−ROM,CD−R,DVD等)、光磁気デ
ィスク(MO等)、半導体メモリ等、プログラムを記憶
でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であ
れば、その記憶形式は何れの形態であっても良い。
【0050】また、記憶媒体からコンピュータにインス
トールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上
で稼動しているOS(オペレーティングシステム)や、
データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW
(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処
理の一部を実行しても良い。
【0051】さらに、記憶媒体は1つに限らず、複数の
媒体から本実施の形態における処理が実行される場合も
本発明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構
成であっても良い。
【0052】さらにまた、本実施の形態においては、商
品販売登録データ処理装置としてPOS端末を適用した
が、これに限るものではなく、ECRやパーソナルコン
ピュータ、パーソナルコンピュータを中心に構成された
情報処理システム等であっても良い。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明の商品販売登録デー
タ処理装置によれば、商品毎に付される商品コードに対
応付けて少なくとも商品の販売価格情報を記憶する商品
マスタ記憶手段と、前記商品コードとその商品の販売個
数とを入力する商品情報入力手段と、この商品情報入力
手段により入力された前記商品コードに基づいて前記商
品マスタ記憶手段から前記販売価格情報を検索し、その
検索された販売価格情報と前記商品情報入力手段により
入力された前記販売個数とにより売上登録する売上登録
手段と、その売上登録に係る一取引内での同一商品の販
売個数を前記商品コード別に計数する商品別計数手段
と、この商品別計数手段により計数された商品の一取引
販売個数が少なくとも二個以上であるか否かを判別する
まとめ買い判別手段と、このまとめ買い判別手段により
前記一取引販売個数が少なくとも二個以上であると判別
された商品に関してまとめ買いがなされたものとして、
その商品毎にまとめ買いがなされた件数を前記商品コー
ド別に記憶更新するまとめ買い件数記憶更新手段と、を
備え、売上登録に係る一取引内での同一商品の販売個数
を商品コード別に計数し、一取引販売個数が少なくとも
二個以上であると判別された商品に関してはまとめ買い
がなされたものとして、その商品毎にまとめ買いがなさ
れた件数を商品コード別に記憶更新することにより、一
取引における同一商品のまとめ買いの傾向を把握するこ
とができるので、M&M方式によってまとめ売りを行な
う商品を容易に選択することができる。
【0054】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の商品販売登録データ処理装置において、まとめ買い
件数を一取引販売個数毎に分けて記憶更新することによ
り、一取引における同一商品のまとめ買いの件数を一取
引販売個数毎に分けて把握することができるので、M&
M方式によってまとめ売りを行なう商品を容易に選択す
ることができるだけでなく、そのまとめ売りの組み合わ
せ個数をも容易に選択することができる。
【0055】請求項3記載の発明の記憶媒体によれば、
コンピュータを動作させるプログラムを記憶したコンピ
ュータ読み取り可能な記憶媒体であって、商品毎に付さ
れる商品コードに対応付けて少なくとも商品の販売価格
情報を記憶させる手段と、商品情報入力手段により入力
された前記商品コードに基づいて前記販売価格情報を検
索し、その検索された販売価格情報と前記商品情報入力
手段により入力された販売個数とにより売上登録させる
手段と、その売上登録に係る一取引内での同一商品の販
売個数を前記商品コード別に計数させる手段と、その計
数された商品の一取引販売個数が少なくとも二個以上で
あるか否かを判別させる手段と、前記一取引販売個数が
少なくとも二個以上であると判別した商品に関してまと
め買いがなされたものとして、その商品毎にそのまとめ
買いがなされた件数を前記商品コード別に記憶更新させ
る手段と、を前記コンピュータに動作させる前記プログ
ラムを有し、売上登録に係る一取引内での同一商品の販
売個数を商品コード別に計数し、一取引販売個数が少な
くとも二個以上であると判別された商品に関してはまと
め買いがなされたものとして、その商品毎にまとめ買い
がなされた件数を商品コード別に記憶更新することによ
り、一取引における同一商品のまとめ買いの傾向を把握
することができるので、M&M方式によってまとめ売り
を行なう商品を容易に選択することができる。
【0056】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の記憶媒体において、まとめ買い件数を一取引販売個
数毎に分けて記憶更新することにより、一取引における
同一商品のまとめ買いの件数を一取引販売個数毎に分け
て把握することができるので、M&M方式によってまと
め売りを行なう商品を容易に選択することができるだけ
でなく、そのまとめ売りの組み合わせ個数をも容易に選
択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のPOS端末を示す外観
斜視図である。
【図2】POS端末に内蔵された各部の電気的接続を示
すブロック図である。
【図3】商品マスタ展開エリアに展開された商品マスタ
のデータ構造を模式的に示す説明図である。
【図4】単品合計テーブルのデータ構造を模式的に示す
説明図である。
【図5】まとめ買いテーブルのデータ構造を模式的に示
す説明図である。
【図6】カウントエリアのデータ構造を模式的に示す説
明図である。
【図7】売上処理の流れを概略的に示すフローチャート
である。
【図8】まとめ買い点検処理の流れを概略的に示すフロ
ーチャートである。
【図9】発行された点検レシートの一例を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 商品販売登録データ処理装置 4,10 商品情報入力手段 18,FD 記憶媒体 a 商品コード c 販売価格情報 h まとめ買い件数 i 一取引販売個数

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品毎に付される商品コードに対応付け
    て少なくとも商品の販売価格情報を記憶する商品マスタ
    記憶手段と、 前記商品コードとその商品の販売個数とを入力する商品
    情報入力手段と、 この商品情報入力手段により入力された前記商品コード
    に基づいて前記商品マスタ記憶手段から前記販売価格情
    報を検索し、その検索された販売価格情報と前記商品情
    報入力手段により入力された前記販売個数とにより売上
    登録する売上登録手段と、 その売上登録に係る一取引内での同一商品の販売個数を
    前記商品コード別に計数する商品別計数手段と、 この商品別計数手段により計数された商品の一取引販売
    個数が少なくとも二個以上であるか否かを判別するまと
    め買い判別手段と、 このまとめ買い判別手段により前記一取引販売個数が少
    なくとも二個以上であると判別された商品に関してまと
    め買いがなされたものとして、その商品毎にまとめ買い
    がなされた件数を前記商品コード別に記憶更新するまと
    め買い件数記憶更新手段と、を備える商品販売登録デー
    タ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記まとめ買い件数記憶更新手段は前記
    まとめ買い件数を前記一取引販売個数毎に分けて記憶更
    新する請求項1記載の商品販売登録データ処理装置。
  3. 【請求項3】 コンピュータを動作させるプログラムを
    記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であっ
    て、 商品毎に付される商品コードに対応付けて少なくとも商
    品の販売価格情報を記憶させる手段と、 商品情報入力手段により入力された前記商品コードに基
    づいて前記販売価格情報を検索し、その検索された販売
    価格情報と前記商品情報入力手段により入力された販売
    個数とにより売上登録させる手段と、 その売上登録に係る一取引内での同一商品の販売個数を
    前記商品コード別に計数させる手段と、 その計数された商品の一取引販売個数が少なくとも二個
    以上であるか否かを判別させる手段と、 前記一取引販売個数が少なくとも二個以上であると判別
    した商品に関してまとめ買いがなされたものとして、そ
    の商品毎にそのまとめ買いがなされた件数を前記商品コ
    ード別に記憶更新させる手段と、を前記コンピュータに
    動作させる前記プログラムを有する記憶媒体。
  4. 【請求項4】 前記コンピュータを動作させる前記プロ
    グラムは、前記まとめ買い件数を前記一取引販売個数毎
    に分けて記憶更新させる請求項3記載の記憶媒体。
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