JPH10297389A - 蛇腹付グロメット - Google Patents
蛇腹付グロメットInfo
- Publication number
- JPH10297389A JPH10297389A JP9105856A JP10585697A JPH10297389A JP H10297389 A JPH10297389 A JP H10297389A JP 9105856 A JP9105856 A JP 9105856A JP 10585697 A JP10585697 A JP 10585697A JP H10297389 A JPH10297389 A JP H10297389A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bellows
- bellow
- electric wire
- thicker
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Insulating Bodies (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部より障害物が干渉しても、内部の電線
（ワイヤハーネス）が損傷を受けないようにした蛇腹付
グロメットを提供することを課題とする。 【解決手段】 取付パネル等に係合する取付部１Ａ，１
Ｂと、該取付部に接続された蛇腹状の電線挿通管２とか
らなる蛇腹付グロメットＡにおいて、前記蛇腹状の電線
挿通管２の外部に突出する山部２Ａの厚さが他の部分よ
り厚く形成されている。
（ワイヤハーネス）が損傷を受けないようにした蛇腹付
グロメットを提供することを課題とする。 【解決手段】 取付パネル等に係合する取付部１Ａ，１
Ｂと、該取付部に接続された蛇腹状の電線挿通管２とか
らなる蛇腹付グロメットＡにおいて、前記蛇腹状の電線
挿通管２の外部に突出する山部２Ａの厚さが他の部分よ
り厚く形成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤハーネスを保
護する蛇腹付グロメットに関する。
護する蛇腹付グロメットに関する。
【０００２】
【従来の技術】実開平５−２０９５２号公報には、図４
（Ａ）に示されるような蛇腹付グロメットが記載されて
いる。すなわち、図４（Ａ）において、１０Ａおよび１
０Ｂは車両などのパネルに設けられた穴（いずれも図示
せず）に係合する取付部であり、取付部１０Ａおよび１
０Ｂ間は山部１１Ａおよび谷部１１Ｂが連続する蛇腹１
１で接続さた構造となっている。
（Ａ）に示されるような蛇腹付グロメットが記載されて
いる。すなわち、図４（Ａ）において、１０Ａおよび１
０Ｂは車両などのパネルに設けられた穴（いずれも図示
せず）に係合する取付部であり、取付部１０Ａおよび１
０Ｂ間は山部１１Ａおよび谷部１１Ｂが連続する蛇腹１
１で接続さた構造となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の蛇腹付グロメッ
トは、山部１１Ａおよび谷部１１Ｂの厚さが等しい蛇腹
１１を使用して取付部１０Ａ，１０Ｂに接続されてい
た。したがって、図４（Ｂ）に示すように、蛇腹１１に
複数本の電線（ワイヤハーネス）１２を通して車両など
に取付けた場合、障害物１４がグロメットの蛇腹１１に
干渉すると、山部１１Ａが容易に潰れ、あるいは凹んで
破損し、防水機能を無くすとともに内部の電線１２と接
触して損傷させる場合があった。本発明は外部より障害
物が干渉しても内部の電線が損傷を受けないようにした
蛇腹付グロメットを提供することを課題とする。
トは、山部１１Ａおよび谷部１１Ｂの厚さが等しい蛇腹
１１を使用して取付部１０Ａ，１０Ｂに接続されてい
た。したがって、図４（Ｂ）に示すように、蛇腹１１に
複数本の電線（ワイヤハーネス）１２を通して車両など
に取付けた場合、障害物１４がグロメットの蛇腹１１に
干渉すると、山部１１Ａが容易に潰れ、あるいは凹んで
破損し、防水機能を無くすとともに内部の電線１２と接
触して損傷させる場合があった。本発明は外部より障害
物が干渉しても内部の電線が損傷を受けないようにした
蛇腹付グロメットを提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項１の発明においては、取付パネル等に係合
する取付部と、該取付部に接続された蛇腹状の電線挿通
管とからなる蛇腹付グロメットにおいて、前記蛇腹状の
電線挿通管の外部に突出する山部の厚さが他の部分より
厚く形成されている。蛇腹の外部に突出する山部の厚さ
を他の部分より厚くするようにしたので、蛇腹が障害物
と干渉しても潰れることがなく、また蛇腹が破損して内
部の電線に接触することもなくなる。
めに、請求項１の発明においては、取付パネル等に係合
する取付部と、該取付部に接続された蛇腹状の電線挿通
管とからなる蛇腹付グロメットにおいて、前記蛇腹状の
電線挿通管の外部に突出する山部の厚さが他の部分より
厚く形成されている。蛇腹の外部に突出する山部の厚さ
を他の部分より厚くするようにしたので、蛇腹が障害物
と干渉しても潰れることがなく、また蛇腹が破損して内
部の電線に接触することもなくなる。
【０００５】また、請求項２の発明においては、前記山
部の厚さを腹部より山部の頂点に行くにしたがって次第
に外側に厚く形成してある。したがって、曲げに対する
力が分散されるとともにクッション効果を上げることが
できる。
部の厚さを腹部より山部の頂点に行くにしたがって次第
に外側に厚く形成してある。したがって、曲げに対する
力が分散されるとともにクッション効果を上げることが
できる。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面を参
照して説明する。図１は本発明の実施例の断面図であ
る。図１において、Ａは蛇腹付グロメットであり、車両
等のパネルに設けられた穴に係合させる取付部１Ａおよ
び１Ｂと、蛇腹状の電線挿通管である蛇腹２とから構成
されている。
照して説明する。図１は本発明の実施例の断面図であ
る。図１において、Ａは蛇腹付グロメットであり、車両
等のパネルに設けられた穴に係合させる取付部１Ａおよ
び１Ｂと、蛇腹状の電線挿通管である蛇腹２とから構成
されている。
【０００７】蛇腹２は取付部１Ａ，１Ｂと同様にゴム等
の可撓性の材料でできており、山部２Ａおよび谷部２Ｂ
が互いに繰返されて構成されている。また、蛇腹２の厚
さは谷部２Ｂでは同じ厚さとなっているが、山部２Ａで
は山部２Ａと谷部２Ｂの中間点である腹部２Ｃより次第
に外側が厚く形成されている。
の可撓性の材料でできており、山部２Ａおよび谷部２Ｂ
が互いに繰返されて構成されている。また、蛇腹２の厚
さは谷部２Ｂでは同じ厚さとなっているが、山部２Ａで
は山部２Ａと谷部２Ｂの中間点である腹部２Ｃより次第
に外側が厚く形成されている。
【０００８】図２は上記の蛇腹２に複数の電線３を通
し、障害物４が干渉した場合を示す図である。障害物４
が蛇腹２に干渉しても、山部２Ａの厚さが他の部分より
厚く形成されているから、蛇腹２を破損することもな
く、完全に潰れてしまうこともなくなる。
し、障害物４が干渉した場合を示す図である。障害物４
が蛇腹２に干渉しても、山部２Ａの厚さが他の部分より
厚く形成されているから、蛇腹２を破損することもな
く、完全に潰れてしまうこともなくなる。
【０００９】すなわち、図３（Ａ）に示すように、従来
のように山部１１Ａと谷部１１Ｂの厚さが同じ場合は、
障害物が干渉して山部１１Ａが押されると、押圧によっ
て谷部１１Ｂを越えて内部に変形するが、図３（Ｂ）で
示すように、本発明のように山部２Ａを厚くすることに
より、山部２Ａが内部に向けて変形はするが、谷部２Ｂ
を越えることはなく、広い範囲で電線と接触し、電線を
損傷、変形することがなくなる。また、押圧されても外
面に凹凸が残るから、保護効果が強まり、安全性が高
い。
のように山部１１Ａと谷部１１Ｂの厚さが同じ場合は、
障害物が干渉して山部１１Ａが押されると、押圧によっ
て谷部１１Ｂを越えて内部に変形するが、図３（Ｂ）で
示すように、本発明のように山部２Ａを厚くすることに
より、山部２Ａが内部に向けて変形はするが、谷部２Ｂ
を越えることはなく、広い範囲で電線と接触し、電線を
損傷、変形することがなくなる。また、押圧されても外
面に凹凸が残るから、保護効果が強まり、安全性が高
い。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。蛇腹の外部に突出する山部の厚さを
他の部分より厚くするようにしたので、蛇腹が障害物と
干渉しても完全に潰れてしまうことがなく、また、蛇腹
が破損して電線に接触することもなくなる。また、蛇腹
の山部の厚さを腹部より次第に厚くするようにしたの
で、曲げに対する力が分散されるとともにクッション効
果を上げることができる。
の効果が得られる。蛇腹の外部に突出する山部の厚さを
他の部分より厚くするようにしたので、蛇腹が障害物と
干渉しても完全に潰れてしまうことがなく、また、蛇腹
が破損して電線に接触することもなくなる。また、蛇腹
の山部の厚さを腹部より次第に厚くするようにしたの
で、曲げに対する力が分散されるとともにクッション効
果を上げることができる。
【図１】本発明の実施例の断面図である。
【図２】図１の蛇腹に電線を通し、障害物が干渉した場
合の説明図である。
合の説明図である。
【図３】（Ａ），（Ｂ）はそれぞれ従来例と本発明の蛇
腹の作用を説明するための図である。
腹の作用を説明するための図である。
【図４】従来例の説明図である。
Ａ 蛇腹付グロメット １Ａ，１Ｂ 取付部 ２ 蛇腹（蛇腹状の電線挿通管） ２Ａ 山部 ２Ｂ 谷部 ２Ｃ 腹部 ３ 電線 ４ 障害物
Claims (2)
- 【請求項１】 取付パネル等に係合する取付部と、該取
付部に接続された蛇腹状の電線挿通管とからなる蛇腹付
グロメットにおいて、 前記蛇腹状の電線挿通管の外部に突出する山部の厚さが
他の部分より厚く形成されていることを特徴とする蛇腹
付グロメット。 - 【請求項２】 前記山部の厚さが腹部より山部の頂点に
行くにしたがって次第に外側に厚く形成されている請求
項１記載の蛇腹付グロメット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9105856A JPH10297389A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 蛇腹付グロメット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9105856A JPH10297389A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 蛇腹付グロメット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10297389A true JPH10297389A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14418640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9105856A Withdrawn JPH10297389A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 蛇腹付グロメット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10297389A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1158637A1 (en) * | 2000-05-25 | 2001-11-28 | Yazaki Corporation | Grommet and method of producing the same |
| WO2004004087A1 (ja) * | 2002-06-27 | 2004-01-08 | E-Haisen Corporation | 配線具及び配線構造 |
| AU2002300704B2 (en) * | 2001-09-12 | 2008-01-31 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Grommet |
| US8420943B1 (en) | 2011-11-18 | 2013-04-16 | Nissan North America, Inc. | Wiring grommet with body contact portion |
| JP2014099974A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | グロメット、およびワイヤーハーネス配索構造部 |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP9105856A patent/JPH10297389A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1158637A1 (en) * | 2000-05-25 | 2001-11-28 | Yazaki Corporation | Grommet and method of producing the same |
| US6737583B2 (en) | 2000-05-25 | 2004-05-18 | Yazaki Corporation | Grommet and method of producing the same |
| AU2002300704B2 (en) * | 2001-09-12 | 2008-01-31 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Grommet |
| WO2004004087A1 (ja) * | 2002-06-27 | 2004-01-08 | E-Haisen Corporation | 配線具及び配線構造 |
| US8420943B1 (en) | 2011-11-18 | 2013-04-16 | Nissan North America, Inc. | Wiring grommet with body contact portion |
| JP2014099974A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | グロメット、およびワイヤーハーネス配索構造部 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3520797B2 (ja) | グロメット | |
| JP3228880B2 (ja) | 防水コネクタ | |
| JPH10297389A (ja) | 蛇腹付グロメット | |
| JP3210260B2 (ja) | コネクタハウジングの取り付け構造 | |
| JP3010425B2 (ja) | 電線のシールド構造 | |
| JP2000287331A (ja) | 電線被覆保護用コルゲートチューブ | |
| JP3480424B2 (ja) | グロメット | |
| JP2002186133A (ja) | 電気部品収容筐体の防水構造 | |
| US11367544B2 (en) | Grommet and wire harness | |
| JP3296161B2 (ja) | グロメット | |
| JP2003087945A (ja) | グロメット | |
| JP4681952B2 (ja) | グロメット | |
| JP3094142B2 (ja) | グロメット | |
| JP2004242434A (ja) | 電気接続箱の防水構造 | |
| JP2604803Y2 (ja) | コードスイッチ | |
| JP2981132B2 (ja) | プロテクタ | |
| JPH08154324A (ja) | ワイヤハーネス用成形プロテクタ | |
| JP3118728B2 (ja) | 伸縮型線状スイッチ | |
| WO2018043130A1 (ja) | コネクタ付電線及びコネクタ付電線の嵌合体 | |
| JP3230974B2 (ja) | コネクタ用防水栓 | |
| CN215955958U (zh) | 一种双层扣合式波纹管 | |
| JPH0538545Y2 (ja) | ||
| JP2606342Y2 (ja) | 配線用グロメット | |
| JP2593821Y2 (ja) | 電線接続部の保護材 | |
| JP2567532Y2 (ja) | パネル装着型コネクタのシール構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |