JPH1029730A - シート材搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類のサイズのシート材を給送するに際
し、安価な手段によりシート材の斜行を防止すること。 【解決手段】 複数種類のサイズのシート材を載置する
シート材載置手段（２）と、シート材載置手段からシー
ト材を給送する給送手段（３）と、シート材の幅方向の
両端部を規制するための一対のガイド部材（１６、１
７）とを備えたシート材搬送装置において、前記給送手
段は、シート材の幅方向長さの中心を基準にシート材を
搬送するように設定され、前記ガイド部材は、前記給送
手段よりもシート材搬送方向下流側まで延長されてお
り、シート材を斜行することなく給送する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はシート材搬送装置と
りわけ、レーザプリンタや電子複写機などの画像形成装
置に用いられるシート材搬送装置及び該シート材搬送装
置から搬送されるシート材に画像を形成する画像形成装
置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来この様な用紙搬送装置の一例は図７
に示すように構成されていた。図７はレーザプリンタ方
式の印字装置の断面を表している。図中１は印字装置本
体であり、シート材積載手段としての給紙トレイ２上に
積載されたシート材即ち用紙Ｐは給紙ローラ３により１
枚ずつ順次給送される。４は搬送ローラ対であり、給紙
された用紙Ｐを転写ローラ５へ向けて搬送する。６は像
担持体であるところの電子感光ドラム等の感光体７、現
像手段等の画像形成部を一体に包括するプロセスカート
リッジである。８は感光体７上に静電潜像を形成するた
めのレーザ走査光学系である。転写ローラ５により用紙
上に転写されたトナー像は、定着器９により加熱定着さ
れ、排紙ローラ対１０により排紙トレイ１１に排出され
る。

【０００３】給紙トレイ２上の用紙が転写ローラ５の位
置に到達するまでに、用紙Ｐが斜行するなどして印字位
置精度にズレを生じないように、以下に示す様々な工夫
がなされていた。

【０００４】（１）給紙トレイ２上の用紙の両サイドを
挟み込むようなサイド規制部材１２を設ける。

【０００５】（２）搬送ローラ対４を給紙されてくる用
紙Ｐの先端が搬送ローラ対４のニップ部に到達するまで
は回転を停止させておき、給紙ローラ３と搬送ローラ対
４との間でループを形成することによりレジストレーシ
ョンを行い斜行補正を行う。

【０００６】また、積極的に用紙を基準板に沿わせて搬
送する方法としては図８に示す方法があった。給紙トレ
イ２にサイド規制右１７が固定されており、サイド規制
左１６は、これに一体に突出するピン１６ａ、１６ｂが
給紙トレイに施された穴２ａにガイドされることにより
摺動可能に支持されている。

【０００７】用紙は異なるサイズを搬送する場合でも、
常にサイド規制右１７の側壁部１７ｃに沿って搬送を行
う。さらに搬送ローラ４は、装置本体から駆動力を受け
る搬送駆動ローラ４ａと、搬送駆動ローラ４ａとは軸線
が傾くように設定された搬送従動ローラ４ｃとからな
り、用紙を側壁部１７ｃに常に押しつけつつ搬送を行い
斜行防止をするものである。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来例に
おいては、以下に述べるような欠点があった。

【０００９】（１）サイド規制部材１２は給紙トレイ２
上にしか存在しないため、給紙トレイ上の用紙が傾きや
すい。また用紙後端がサイド規制部材１２から抜けると
斜行防止の効果がない。

【００１０】（２）搬送ローラ対４にてレジストレーシ
ョンを行うためには搬送ローラの駆動部に電磁クラッチ
などによるクラッチ機構が必要となり、製造コストが高
価となる。

【００１１】さらに、図８に示す方法においては （３）用紙の右端のみ挟持して搬送を行うため、紙幅の
広い例えばＢ４サイズやＡ３サイズの場合は用紙の左側
の搬送抵抗に打ち勝つような充分な力で用紙を側壁部に
押しつけることができず斜行が発生してしまう。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の問
題点に鑑みなされたもので、第１の発明のシート材搬送
装置は、複数種類のサイズのシート材を載置するシート
材載置手段と、シート材載置手段からシート材を給送す
る給送手段と、シート材の幅方向の両端部を規制するた
めの一対のガイド部材とを備えたシート材搬送装置にお
いて、前記給送手段は、シート材の幅方向長さの中心を
基準にシート材を搬送するように設定され、前記ガイド
部材は、前記給送手段よりもシート材搬送方向下流側ま
で延長されていることを特徴とする。

【００１３】第２の発明は、第１の発明における前記給
送手段より搬送方向下流側に少なくとも一の搬送手段が
設けられ、前記ガイド部材が、少なくとも搬送方向最上
流の前記搬送手段よりも搬送方向下流側に延長されてい
ることを特徴とする。

【００１４】第３の発明は、第２の発明における前記ガ
イド部材の下流端よりも搬送方向上流側に配設された給
送手段及び搬送手段の幅方向長さが、前記搬送手段によ
る搬送可能なシート材の最小幅よりも短いことを特徴と
する。

【００１５】第４の発明は、第１乃至３の発明における
前記一対のガイド部材に固定されたラック部材と、該ラ
ック部材に係合する同期ギアからなる同期機構を少なく
とも１つ備えたことを特徴とする。

【００１６】第５の発明は、第４の発明における前記複
数の同期ギアの間には、連動ベルト又はギアが設けられ
ていることを特徴とする。

【００１７】第６の発明の画像形成装置は、第１乃至５
のいずれかのシート材搬送装置と、該搬送装置により搬
送されるシート材に画像を形成する画像形成部を備える
ことを特徴とする。

【００１８】第７の発明は、第６の発明における前記画
像形成部は、画像を形成する画像形成手段と該画像形成
手段上の画像をシート材に転写する転写手段を有し、前
記ガイド部材の下流端は、前記転写手段近傍まで延長さ
れていることを特徴とする。

【００１９】

【発明の実施の形態】

（第１の実施形態）画像形成装置としての印字装置の１
例の構成を図２に示す。この印字装置１は、画像情報に
応じてレーザ光を照射する光学系８から画像情報に基づ
いた光像を照射し、像担持体である感光体ドラム７に潜
像を形成し、該潜像を現像剤（以下トナーという）によ
り顕像化してトナー像を形成する。そして前記トナー像
の形成と同期して、用紙Ｐを給紙トレイ２から給紙ロー
ラ３、搬送ローラ対４などからなる搬送手段で搬送し、
かつプロセスカートリッジ６としてカートリッジ化され
た画像形成部において、前記感光体ドラム７に形成した
トナー像を転写手段としての転写ローラ５に電圧印加す
ることによって用紙Ｐに転写し、その用紙Ｐをヒータを
内蔵する定着回転体９ａ、及び前記定着回転体９ａに用
紙Ｐを押圧して搬送する駆動ローラ９ｂからなる定着手
段９に搬送し、転写トナー像を転写紙Ｐに定着する。そ
してこの用紙Ｐを排紙ローラ対１０で反転で搬送して排
紙トレイ１１へと排出する如く構成している。

【００２０】一方、前記画像形成部を構成するプロセス
カートリッジ６は、感光層を有する感光体ドラム７を回
転し、その表面を帯電手段である帯電ローラ１２への電
圧印加によって一様に帯電し、前記光学系８からの光像
を露光部を介して感光体ドラム７に露光して潜像を形成
し、現像手段１３によって現像するように構成してい
る。そして転写ローラ５に前記トナー像と逆極性の電圧
を印加して、トナー像を用紙Ｐに転写したあとはクリー
ニングブレード１４ａによって感光体ドラム７に残留し
たトナーを掻き落とすとともに廃トナーだめ１４ｂへ集
めるクリーニング手段１４によって感光体ドラム７上の
残留トナーを除去するように構成している。

【００２１】図１に印字装置本体１の用紙搬送装置１５
のみの斜視図を示す。給紙トレイ２上の用紙Ｐは、印字
装置本体１に回動自在に支持された加圧板２１により所
定の給紙圧を与えられ、給紙ローラ３と分離部材２２に
よって１枚ずつ順次給送される。搬送ローラ４は装置本
体駆動部（図示しない）より駆動力を受け回動する搬送
駆動ローラ４ａと従動ローラ４ｂとからなり、給送され
る用紙Ｐを転写ローラ５からなる転写ステージヘと搬送
する。用紙の搬送手段は、少なくとも一の給紙ローラ３
及び一の搬送ローラ４により構成されるが、搬送ローラ
は適宜増すことができる。また、給紙ローラ３、搬送ロ
ーラ対４はその各ローラの長手方向の幅の中心は、用紙
の搬送方向と直交する方向の長さ（本明細書では、幅と
いう）の中心と一致するように設定されている。

【００２２】次に給紙トレイ２の構成について説明す
る。給紙トレイ２は印字装置本体１に固定されており、
給紙トレイ２には丸長状の穴２ａ、２ｂが施され、また
紙面裏側に向かってピン２ｃが突出している。１６はサ
イド規制左であり、紙面裏側に向かってピン１６ａ、１
６ｂが一体に突出しており、給紙トレイ２に施された穴
２ａに嵌合しているため、サイド規制左１６は給紙トレ
イ２上を穴２ａにガイドされ摺動自在に支持されてい
る。１７はサイド規制右であり、サイド規制左１６と対
称形状をなしており、サイド規制左１６と同様にピン１
７ａ、１７ｂが突出し、給紙トレイ２の穴２ｂと嵌合し
給紙トレイ２に摺動自在に支持されている。さらに１８
はラック左、１９はラック右であり、それぞれに穴１８
ａ、１８ｂ、１９ａ、１９ｂが施され、給紙トレイ２の
裏側においてそれぞれ、サイド規制左１６、サイド規制
右１７のピン１６ａ、１６ｂ、１７ａ、１７ｂに固定さ
れており、サイド規制左１６、サイド規制右１７と一体
となって給紙トレイ２上を摺動可能に構成されている。
またラック左１８、ラック右１９にはそれぞれラック部
１８ｃ、ラック部１９ｃが構成されている。２０は給紙
トレイ２のピン２Ｃに回動自在に支持された同期ギア２
０であり、ラック部１８ｃ、ラック部１９ｃと噛み合う
ように設定されている。

【００２３】サイド規制左１６、サイド規制右１７には
用紙Ｐの両サイドを規制するための側壁部１６ｃ、１７
ｃが備えられており、この側壁部１６ｃ、１７ｃは、給
紙ローラ３又は搬送ローラ対４よりシート材般送方向下
流側に延長され、又は転写ローラ５の直前まで延びてい
る。

【００２４】この様に用紙搬送装置が構成されているた
め、操作者は用紙Ｐを給紙トレイ２に装填し、用紙Ｐの
紙幅に合わせてサイド規制左１６、右１７をスライドさ
せて側壁部１６ｃ、１７ｃを用紙Ｐの側面に一致させれ
ばよい。サイド規制左１６とサイド規制右１７とはあら
かじめ左右の位相が合うように設定されているため、用
紙Ｐの紙幅方向の中心は自然に印字装置本体１の用紙基
準と一致させることができる。また、印字動作をスター
トさせた後も用紙Ｐはサイド規制左１６、右１７の側壁
１６ｃ、１７ｃによって用紙Ｐの後端が転写ローラ５を
抜けるまで紙幅方向を規制されつつ搬送され、なおかつ
用紙の幅方向の中心を給紙ローラ３、搬送ローラ対４が
バランスよく挟持して搬送を行うため斜行などによって
印字位置精度がずれることはない。さらに、上述した従
来例のように搬送駆動ローラ４ａの駆動部に電磁クラッ
チなどの高価な部品を用いる必要もなく安価な用紙搬送
装置が提供できる。

【００２５】上述例では用紙Ｐが印字装置本体１が搬送
可能な最大サイズＡ３サイズについて説明したが、次に
印字装置本体１が搬送可能な最小サイズＢ５サイズの場
合について図３を用いて説明する。操作者は用紙Ｐを前
述と同様に用紙Ｐを給紙トレイ２に装填し、用紙Ｐの紙
幅に合わせてサイド規制左１６、右１７をスライドさせ
て側壁部１６ｃ、１７ｃを用紙Ｐの側面に一致させる。
このとき、サイド規制左１６、右１７は同期してスライ
ドするため、装填された用紙Ｐの紙幅中心は前述のＡ３
サイズの場合の紙幅中心つまり、印字装置本体１の所定
の用紙基準と一致させる事ができる。また、用紙搬送装
置に用いる給紙ローラ３、搬送口―ラ対４の長手方向の
幅は、印字装置本体に通紙可能な最小用紙幅よりも狭く
設定されているため、図示のようにサイド規制左１６、
右１７を狭めた場合もこれらサイド規制と給紙ローラ
３、搬送ローラ対４とは干渉することはない。印字動作
をスタートさせた後の用紙Ｐの挙動は、前述と全く同様
になり、斜行などによる印字位置精度のズレの発生を防
止することができる。

【００２６】また用紙の幅方向の中心を給紙ローラ３、
搬送ローラ対４がバランスよく挟持して搬送するため用
紙のサイズに関係なく斜行防止の効果が得られる。

【００２７】（第２の実施形態）第１の実施形態におい
ては、サイド規制左１６、右１７は、スライドのガイド
となるピン１６ａ、１６ｂ、１７ａ、１７ｂの位置が図
１において、用紙搬送方向の上流部に位置しているた
め、部品精度上のガタにより最下流の転写ローラ付近に
おいてはサイド規制の左右の間隔が広がってしまった
り、狭くなってしまったりする事により、印字位置精度
にズレが生じることが考えられる。その防止策として図
４に示す例が図４に示される。図４に示すように、サイ
ド規制左１６、右１７には第２のラックとして、もう一
対のラック左２３、ラック右２４が備えられている。こ
れらは第１の実施形態と同様にピン１６ｃ、１６ｄ、１
７ｃ、１７ｄに固定されており、サイド規制左１６、右
１７と一体に給紙トレイ２に対し摺動可能に支持されて
いる。また給紙トレイ２にはギア２５がピン２ｆにより
回動自在に備えられなおかつ、アイドラギア２６がピン
２ｇにより支持されていて、アイドラギア２６はギア２
０及びギア２５と噛み合うように設定されている。ギア
２０とギア２５は全く同じモジュール、歯数となってお
り、さらにラック左１６、２３、ラック右１７、２４の
ラック部も等しいモジュールにて構成されている。

【００２８】この様に構成されているために、サイド規
制左１６、右１７はスライドの動作自体は第１の実施形
態と同様に平行に動作可能であり、かつ上流側下流側の
２箇所で規制されているので、その平行性の精度は第１
の実施形態よりも格段に向上し、転写ローラ付近におい
てもサイド規制の間隔は広くなったり狭くなったりする
ことが防止できる。

【００２９】（第３の実施形態）さらに図５を用いて他
の実施形態を説明する。図５においてサイド規制左１
６、右１７は第２の実施形態と同様に、それぞれラック
左１８、ラック右１９及びラック左２３、ラック右２４
が備えられている。これらの部材の支持構成は先述と同
様である。またラックと噛み合うギア２０、２５には、
ラックと噛み合うギア部２Ｏａ、２５ａと同軸上にプー
リ部２Ｏｂ、２５ｂが備えられており、このプーリには
好ましくはタイミングベルト２６が掛けられている。ギ
ア２０、２５に設けられたプーリ部２０ｂ、２５ｂの歯
数は同一に設定されている。このためサイド規制左１６
とサイド規制右１７の動作は第２の実施形態と同様に実
現できるため、全く同様の効果が得られる。

【００３０】（第４の実施形態）さらにベルトを用いる
ことによる効果的な実施形態について説明する。図６に
おいて給紙ローラ３、搬送ローラ対４は省略している。
下流側の第２のラック左２３、ラック右２４は転写ロー
ラ５近傍に設けられているが、上流側即ち上方のラック
左１８、右１９とは同じ平面にないため、ギアにより両
者を連動することは困難であるが、ベルト２６を断画形
状が円形の丸ベルトを用い、さらにアイドラプーリ２７
を配設することによって、図示のごとく連動させること
が可能となる。この場合、上流側のラックと下流側のラ
ックとが長いスパンを取ることができるため、サイド規
制左１６と右１７との平行性は上述の実施形態以上に保
証できる。さらに、印字装置の用紙パスの形状に影響さ
れない用紙搬送装置が提供できる。

【００３１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート材搬送装置のシート材載置手段に載置されるシー
ト材の幅方向の両端部を規制する一対のガイド部材を、
少なくとも給送手段の位置よりシート材搬送方向下流側
にまで延長したので、該搬送装置から給送される幅の広
いシート材でもその斜行を防止し、該シート材を受け入
れる画像形成装置における画像位置精度のズレを防止す
ることができ、また、ガイド部材を延長するだけでよい
ので、安価に用紙搬送装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１の実施形態を示す用紙搬送装置の斜視図

【図２】本発明による用紙搬送装置を用いた印字装置の
断画図

【図３】第１の実施形態を示す用紙搬送装置の斜視図

【図４】第２の実施形態を示す用紙搬送装置の斜視図

【図５】第３の実施形態を示す用紙搬送装置の斜視図

【図６】第４の実施形態を示す用紙搬送装置の斜視図

【図７】従来例を示す印字装置の断面図

【図８】従来例を示す用紙搬送装置の斜視図

【符号の説明】

１…印字装置 ２…給紙トレイ ３…給紙ローラ ４…搬送ローラ ５…転写ローラ ７…感光ドラム １６…サイド規制左 １７…サイド規
制右 １８…ラック左 １９…ラック右 ２０…同期ギア

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遊坐 曜 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キヤ ノン株式会社内

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数種類のサイズのシート材を載置する
   シート材載置手段と、シート材載置手段からシート材を
   給送する給送手段と、シート材の幅方向の両端部を規制
   するための一対のガイド部材とを備えたシート材搬送装
   置において、 前記給送手段は、シート材の幅方向長さの中心を基準に
   シート材を搬送するように設定され、前記ガイド部材
   は、前記給送手段よりもシート材搬送方向下流側まで延
   長されていることを特徴とするシート材搬送装置。
2. 【請求項２】 前記給送手段より搬送方向下流側に少な
   くとも一の搬送手段が設けられ、前記ガイド部材が、少
   なくとも搬送方向最上流の前記搬送手段よりも搬送方向
   下流側に延長されていることを特徴とする請求項１記載
   のシート材搬送装置。
3. 【請求項３】 前記ガイド部材の下流端よりも搬送方向
   上流側に配設された給送手段及び搬送手段の幅方向長さ
   が、前記搬送手段による搬送可能なシート材の最小幅よ
   りも短いことを特徴とする請求項２記載のシート材搬送
   装置。
4. 【請求項４】 前記一対のガイド部材に固定されたラッ
   ク部材と、該ラック部材に係合する同期ギアからなる同
   期機構を少なくとも１つ備えたことを特徴とする請求項
   １乃至３のいずれかに記載のシート材搬送装置。
5. 【請求項５】 前記複数の同期ギアの間には、連動ベル
   ト又はギアが設けられていることを特徴とする請求項４
   記載のシート材搬送装置。
6. 【請求項６】 請求項１乃至５のいずれかに記戴のシー
   ト材搬送装置と、該搬送装置により搬送されるシート材
   に画像を形成する画像形成部を備えることを特徴とする
   画像形成装置。
7. 【請求項７】 前記画像形成部は、画像を形成する画像
   形成手段と該画像形成手段上の画像をシート材に転写す
   る転写手段を有し、前記ガイド部材の下流端は、前記転
   写手段近傍まで延長されていることを特徴とする請求項
   ６記載の画像形成装置。