JPH10296960A - クリーム半田印刷機 - Google Patents

クリーム半田印刷機

Info

Publication number
JPH10296960A
JPH10296960A JP11241197A JP11241197A JPH10296960A JP H10296960 A JPH10296960 A JP H10296960A JP 11241197 A JP11241197 A JP 11241197A JP 11241197 A JP11241197 A JP 11241197A JP H10296960 A JPH10296960 A JP H10296960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask plate
cleaning
cream solder
small
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11241197A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahito Usui
孝仁 臼井
Mitsuhiro Yoshihira
光宏 吉平
Yuji Udagawa
雄司 宇田川
Kiyoshi Kuroda
潔 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP11241197A priority Critical patent/JPH10296960A/ja
Publication of JPH10296960A publication Critical patent/JPH10296960A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/10Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
    • H05K3/12Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
    • H05K3/1216Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing

Landscapes

  • Screen Printers (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーム半田印刷機におけるマスクプレート
裏面に付着するクリーム半田をむら無く、確実且つ低コ
ストで清掃除去する。 【解決手段】 クリーム半田印刷機10の、マスクプレ
ート12の裏面を、該マスクプレート12よりも小幅な
クリーニングシート22を押圧子26Aにより押付けつ
つ、XY駆動機構18によってクリーニングヘッド16
をXY方向に駆動して、マスクプレート12の裏面に付
着したクリーム半田をむら無く清掃除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント基板に
電子部品の半田付け用のクリーム半田を印刷により塗布
するためのクリーム半田印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板の表面に、IC、LSI、
コンデンサチップ、抵抗チップ等の電子部品を実装する
際に、スクリーン印刷装置により予めプリント基板の回
路パターンにおける電極位置に電子部品半田付け用のク
リーム半田を塗布するようにしている。
【0003】通常のスクリーン印刷の場合は、スクリー
ンと被印刷物との間に若干の隙間を設けているが、近年
電子部品のリードが狭ピッチ化しているのに伴ってプリ
ント基板をスクリーンマスクの下面に密着させてクリー
ム半田の塗布を行うようになっている。
【0004】ここで、プリント基板の上面にマスクプレ
ートを接触させてクリーム半田の塗布印刷を行った後
に、プリント基板を下降させてマスクプレートから分離
させるが、クリーム半田の粘性が高いために、マスクプ
レートの裏面に一部のクリーム半田が残ってしまう。
【0005】これに対して、従来は、一定回数の印刷を
行った後に、クリーニング装置により、マスクプレート
裏面に付着しているクリーム半田を除去するようにして
いた。
【0006】このようなクリーム半田除去のためのクリ
ーニング装置としては、従来、クリーニングブレード
(クリーニングスキージ)溶剤を吸い込ませたロール紙
等をマスクプレート裏面に接触させながら移動して、該
裏面に付着したクリーム半田を掻き取るもの、又、マス
クプレートに形成されたパターン開孔内に詰まっている
クリーム半田を吸引もしくはエアブローにより吹き飛ば
して除去するもの等があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の、掻き取り方式のクリーニング装置は、そのクリー
ニングブレード、ロール紙等がマスクプレートの幅方向
に同時に接触するものであるために、接触圧のばらつき
による掻き取りむらが発生したり、ファインピッチQF
P(Quad Flat Package)用のマスクプレートでは、
細かいパターン開孔に詰まったクリーム半田を掻き落と
すことができないという問題点があった。
【0008】更に、クリーム半田を吸引もしくはエアブ
ロー等により除去するクリーニング装置は、クリーム半
田印刷機内の狭い場所に吸引ノズル、エアブローノズル
等を設けることが困難であると共に、そのコストが高
く、且つ、吸引したあるいはエアブローにより吹き飛ば
したクリーム半田の処理が煩雑であるという問題点があ
る。
【0009】この発明は、上記従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、マスクプレート下方の狭い範囲に
容易に設けることができ、且つ低コストで、更にはクリ
ーム半田の掻き取りむらを生じることなく、又ファイン
ピッチQFP用の細かなパターン開孔の清掃も可能とし
たクリーニング装置を備えたクリーム半田印刷機を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、請求項1記
載のように、板状弾性体からなるマスクプレートに対応
する位置に基板を配置し、前記マスクプレート上をスキ
ージをスライドさせることにより、該マスクプレートに
開孔されたパターン孔を通して、前記基板上面にクリー
ム半田を塗布するクリーム半田印刷機において、前記マ
スクプレートの下側であって、前記スキージのスライド
方向であるY方向と直交するX方向における前記マスク
プレートの幅より小幅であって、該マスクプレートに下
方から接触自在、且つ、接触状態で、X方向及びY方向
に移動自在とされたクリーニングヘッドを備えたクリー
ニング装置を設けることにより、上記目的を達成するも
のである。
【0011】請求項2記載のように、前記クリーニング
ヘッドを、一方向に移動自在の帯状のクリーニングシー
トと、このクリーニングシートの途中部分を、下方か
ら、前記マスクプレートに押し当てるシート押圧手段
と、を含んで構成してもよい。
【0012】又、請求項3のように、前記クリーニング
ヘッドを、各々が小帯のクリーニングシート及びシート
押圧手段を備え、前記マスクプレートのX方向に並列さ
れた複数個の小クリーニングヘッドから構成し、これら
小クリーニングヘッドは、前記マスクプレート裏面のX
方向に分割された複数の領域のうち対応する領域に各々
接触して清掃するようにしてもよい。
【0013】更に、請求項4のように、前記クリーニン
グヘッドを回転体からなる回転ヘッドにより構成しても
よい。
【0014】又、請求項5のように、前記回転ヘッド
を、前記マスクプレートのX方向に並列された複数個の
小回転ヘッドから構成し、これら小回転ヘッドは、前記
マスクプレート裏面のX方向に分割された複数の領域の
うち対応する領域に各々接触して清掃するようにしても
よい。
【0015】更に、請求項6のように、前記複数の小回
転ヘッドを、前記マスクプレートと直交する方向からの
平面視で千鳥状に配列してもよい。
【0016】又、請求項7のように、前記小回転ヘッド
を、隣接する小回転ヘッドに対して、その回転方向が逆
向きとなるように配置してもよい。
【0017】更に、請求項8のように、前記各小クリー
ニングヘッド又は小回転ヘッドを、各々独立して制御、
移動自在としてもよい。
【0018】更に又、請求項9のように、前記小クリー
ニングヘッド又は小回転ヘッドの、前記マスクプレート
裏面への接触圧力を均等にするように制御する制御手段
を含んで構成するようにしてもよい。
【0019】この発明においては、マスクプレートより
も小幅のクリーニングヘッドをX方向及びY方向に移動
自在として、むら無くマスクプレート裏面に付着してい
るクリーム半田を除去することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明に係るクリーム半田印
刷機の実施の形態の例について、図面を参照して詳細に
説明する。
【0021】図1及び図2に示されるように、本発明に
係るクリーム半田印刷機10は、パターン孔13(図4
参照)が形成され、水平に配置されているマスクプレー
ト12と、スキージ32と、前記マスクプレート12の
下側面に沿ってX方向(幅方向)及びY方向(縦方向;
図1の左右方向)に移動自在であって、該マスクプレー
ト12の裏面に付着しているクリーム半田を掻き取るク
リーニング装置14と、を備えて構成されている。
【0022】前記クリーニング装置14は、クリーニン
グヘッド16と、このクリーニングヘッドをXY方向に
駆動させるためのXY駆動機構18とを備えている。
【0023】前記クリーニングヘッド16は、シートロ
ール20から帯状のクリーニングシート22を巻取りロ
ール24に巻き取るように繰出しつつ、該シートロール
20と巻取りロール24との間の位置で、前記クリーニ
ングシート22を、エアシリンダ26によって駆動され
る押圧子26Aにより押し上げて、上方に水平に配置さ
れている前記マスクプレート12の裏面に圧接させ、こ
の状態で、XY駆動機構18によってXY方向に移動す
ることにより、マスクプレート12の裏面に付着してい
るクリーム半田を掻き取るようにされている。
【0024】図の符号28は巻取りロール24をベルト
28Aを介して駆動するためのモータを示す。又、符号
28B、28Cはモータ28の出力軸及び巻取りロール
24の軸にそれぞれ取り付けられ、前記ベルト28Aが
巻回されるスプロケットホイールを示す。
【0025】次に、前記XY駆動機構18は、前記シー
トロール20、巻取りロール24、エアシリンダ26、
及びモータ28を支持している移動台30を、スキージ
32の移動方向と直交する方向であるX方向に水平に往
復動させるXフィードスクリュー34と、このXフィー
ドスクリュー34を支持する軸受台36を、スキージ3
2の移動方向、即ち図1において左右方向であるY方向
に往復動させるためのYフィードスクリュー38とを備
えて構成されている。
【0026】図2の符号34Aは軸受台36に載置され
た、前記Xフィードスクリュー34を駆動するためのX
モータ、38Aは前記Yフィードスクリュー38を駆動
するためのYモータをそれぞれ示す。
【0027】又、符号35、39は、前記Xフィードス
クリュー34及びYフィードスクリュー38と各々平行
に設けられ、移動台30、軸受台36を各々X方向及び
Y方向に案内するためのXガイドシャフト、Yガイドシ
ャフトを示す。
【0028】前記巻取りロール24を駆動するためのモ
ータ28、押圧子26Aを駆動するためのエアシリンダ
26、Xモータ34A、及び、Yモータ38Aは、図3
に示されるように、制御装置40によって制御されるよ
うになっている。
【0029】図3の符号48、58A、58Bは後述の
他の実施の形態の例においてクリーニングヘッドを駆動
するためのモータを示す。
【0030】次に上記クリーニング装置14によりマス
クプレート12の裏面に付着したクリーム半田を清掃す
る過程について説明する。
【0031】クリーム半田印刷機10によりプリント基
板(図示省略)に印刷する際には、クリーニング装置1
4はマスクプレート12の下方位置から側方に待機させ
ておく。
【0032】クリーム半田の印刷回数が設定回数、例え
ば通常のプリント基板の場合は100枚、ファインピッ
チQFPの場合は2−3枚の印刷回数毎に、クリーニン
グ装置14によって、マスクプレート12の裏面を清掃
する。
【0033】その清掃の際には、図1において二点鎖線
で示されるように、エアシリンダ26の押圧子26Aに
よりクリーニングシート22をマスクプレート12の裏
面に下方から押し付けた状態で、適宜速度で巻取りロー
ル24によりシートロール20を巻き取りつつ、クリー
ニングヘッド16全体をY方向に、マスクプレート12
の図において左端から右端あるいは右端から左端に移動
させる。
【0034】シートロール20の幅は、マスクプレート
12の(X方向)の幅よりも小さいので、クリーニング
ヘッド16を、XY駆動機構18におけるXフィードス
クリュー34によって所定幅ずつX方向に移動させ、そ
の都度クリーニングヘッド16をYフィードスクリュー
38によってY方向に移動させて、マスクプレート12
裏面全体を清掃する。
【0035】なお、通常、クリーム半田が付着するの
は、パターン開孔13近傍のみであるので、パターン開
孔近傍は頻繁に清掃し、マスクプレート12裏面全体の
清掃の頻度を少なくしてもよい。
【0036】マスクプレート12のパターン開孔13近
傍のみを清掃する場合は、制御装置40に予め、パター
ン開孔13の位置に対応するXフィードスクリュー34
及びYフィードスクリュー38の駆動量、タイミングを
設定しておき、その範囲でのみシートロール20をマス
クプレート12の裏面に押し付けてクリーム半田を除去
すればよい。
【0037】又、清掃頻度が少ない場合は、その都度手
動によりXフィードスクリュー34及びYフィードスク
リュー38を制御して、要部のみを清掃するようにして
もよい。
【0038】上記クリーム半田印刷機10におけるクリ
ーニング装置14は、1個のクリーニングヘッド16の
みを備えるものであるが、本発明はこれに限定されるも
のでなく、例えば図4に示されるように、図1及び図2
に示されるクリーニング装置14と同様の構成で、且つ
サイズの小さい小クリーニングヘッド42を設けて、マ
スクプレート12の裏面に付着したクリーム半田を除去
するようにしてもよい。
【0039】図4に示される場合は、複数の小クリーニ
ングヘッド42によって、短時間でマスクプレート12
の裏面を清掃することができる。
【0040】又、パターン開孔近傍のみを清掃する場合
であって、パターン開孔がX方向の複数箇所に分かれて
設けられている場合は、この複数箇所に対応する位置に
小クリーニングヘッド42をセットして一度に清掃する
ことができる。
【0041】次に、クリーニングヘッドを回転体によっ
て構成した実施の形態の例を、図5及び図6を参照して
説明する。
【0042】この実施の形態の第3例に係るクリーニン
グ装置44は、1対の小回転ヘッド46A、46Bから
なるクリーニングヘッド46を備えたものであり、該小
回転ヘッド46A、46Bを、これらを駆動するモータ
48と共に前記図1、図2に示されると同様の移動台3
0に取り付け、XY駆動機構18によりXY方向に移動
自在としたものである。
【0043】前記小回転ヘッド46A、46Bは、鉛直
軸50A、50Bの上端に、例えば硬質ゴムからなる円
盤状のディスク52A、52Bの外側を、紙あるいは布
等の軟らかい繊維状の拭き取りシート53A、53Bで
覆って構成されていて、鉛直軸50A、50Bに取り付
けられたスプロケットホイール54A、54Bに巻回さ
れるチェーン56を介して、前記モータ48によって、
図5において反時計方向に同期して回転駆動されるよう
になっている。図5、図6の符号48Aはモータ48の
出力軸に取り付けられ、且つチェーン56を駆動するた
めの駆動ホイールを示す。
【0044】このクリーニング装置44においても、前
記図1、図2に示されるクリーニング装置14における
と同様に、クリーニングヘッド46を、その小回転ヘッ
ド46A、46Bがマスクプレート12の裏面に接触し
た状態でXY方向に移動させることによって、該マスク
プレート12の裏面に付着しているクリーム半田を除去
するものである。
【0045】クリーニングヘッド46によるマスクプレ
ート12裏面の清掃過程は、前記図1、図2に示される
クリーニング装置14におけると同様であるので、説明
を省略する。
【0046】なお、クリーニング装置44の場合は、図
7に示されるように、鉛直軸50A、50Bをわずかに
傾けた状態で、小回転ヘッド46A、46Bをマスクプ
レート12の裏面に接触させると、その接触面積が、鉛
直軸50A、50Bをマスクプレート12と直交する方
向にセットした場合と比較して非常に小さいものとなる
が、小回転ヘッド46A、46Bがパターン開孔13内
にまで入り込んで清掃することができる。
【0047】従って、パターン開孔13近傍のみを清掃
する場合、狭い範囲であるので、鉛直軸50A、50B
を傾けることによって、効率良く、且つ確実にクリーム
半田を除去することができる。
【0048】なお、小回転ヘッド46A、46Bを傾け
てマスクプレート12裏面に接触させる場合、水平に接
触させる場合と比較してマスクプレート12に対する接
触圧(当たり)がかなり大きくなる。
【0049】このため、マスクプレート12は小回転ヘ
ッド46A、46Bの回転方向に力を受け、マスクプレ
ート12全体が水平面内で回転しようとする回転モーメ
ントが発生する。
【0050】マスクプレート12に、これを回転しよう
とする回転モーメントが発生すると、該マスクプレート
12の裏面と小回転ヘッド46A、46Bとの間の相対
的移動が円滑に行われなくなり、クリーム半田の拭き取
りむらが発生する。
【0051】この場合は、1対の小回転ヘッド46A、
46Bの回転方向を相互に逆方向として、マスクプレー
ト12に、これを回転しようとする回転モーメントが発
生しないようにするとよい。
【0052】上記のように、複数の小回転ヘッド46
A、46Bを異なる方向に回転させる場合は、例えば図
8のように、各々の小回転ヘッド46A、46Bに独立
して制御されるモータ58A、58Bを設けるようにし
てもよい。
【0053】又、図5、図6のように、1台のモータ4
8によって、小回転ヘッド46A、46Bを駆動する場
合、これらを異なる方向に回転させるには、例えば、小
回転ヘッド46Aをモータ48によって駆動し、且つこ
の小回転ヘッド46Aに設けた歯車等により、小回転ヘ
ッド46Bを逆方向に回転させるとよい。
【0054】又、上記小回転ヘッド46A、46Bは、
XY駆動機構における移動台30によってのみマスクプ
レート12に押し付けられるものであるが、これは、例
えば図9に示されるように、小回転ヘッド46A、46
Bをマスクプレート12の裏面に弾力的に押し付けるた
めの押圧機構60を設けてもよい。
【0055】この押圧機構60は、前記小回転ヘッド4
6A、46Bをモータ58、58Bと共にピストン60
Aを介してばね60Bによって上方に弾力的に押し上げ
るものである。このようにすると、小回転ヘッド46
A、46Bの、マスクプレート12裏面への押付力が過
剰となって、これを損傷することを防止できると共に、
押圧力を最適にすることができる。
【0056】前記押圧機構60における小回転ヘッド4
6A、46Bを押圧する手段はばねに限定されるもので
なく、エアシリンダのエア圧等であってもよい。
【0057】上記クリーニング装置44におけるクリー
ニングヘッド46は、2個の小回転ヘッド46A、46
Bによって構成されるものであるが、本発明はこれに限
定されるものでなく、クリーニングヘッドは、1個の回
転ヘッドあるいは3個以上の小回転ヘッドによって構成
するようにしてもよい。
【0058】複数の小回転ヘッドを設ける場合は、各小
回転ヘッドが清掃すべきマスクプレート12の裏面を、
X方向に複数に分けた領域を清掃できるように配列すれ
ばよい。
【0059】又、その回転方向は任意であり、更にX方
向に隣接する小回転ヘッドの境界領域をも確実に清掃す
るためには、これらの小回転ヘッドの清掃領域がX方向
に一部重なるようにしなければならない。その場合、一
部又は全部の小回転ヘッドを、X方向に移動可能とする
とよい。
【0060】例えば、小回転ヘッドを4個設ける場合
は、図10に示されるように、4個の小回転ヘッド62
A〜62Dをマスクプレート12と直交する方向からの
平面紙で千鳥状に配列してもよい。
【0061】この場合、図10に示されるように、4個
の小回転ヘッド62A〜62Dを同一回転方向にしても
よく、更に、図11に示されるように、小回転ヘッド6
4A〜64Dを交互に異なる方向に回転させるようにし
てもよい。
【0062】又、図12に示されるように、千鳥に配置
された4個の小回転ヘッド66A〜66Dのうち、例え
ば図12において右側の小回転ヘッド66B、66D
を、X方向に移動可能として、前述のような、隣接する
小回転ヘッド間の境界上も確実に清掃するようにしても
よい。
【0063】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、ク
リーム半田印刷機におけるマスクプレートの裏面に付着
したクリーム半田を、むら無く、低コストで、確実に清
掃除去することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクリーム半田印刷機の実施の形態
の第1例を示す略示正面図
【図2】同クリーム半田印刷機におけるクリーニング装
置を拡大して示す斜視図
【図3】同クリーニング装置の制御系を示すブロック図
【図4】クリーム半田印刷機の実施の形態の第2例の要
部を示す斜視図
【図5】本発明の他の実施の形態の第3例に係るクリー
ニング装置の要部を示す断面図
【図6】同平面図
【図7】図5、図6に示されるクリーニング装置の他の
使用形態を示す略示正面図
【図8】図5、図6のクリーニング装置におけるクリー
ニングヘッドの他の形態の要部を示す正面図
【図9】上記クリーニングヘッドにおける回転ヘッドの
他の形態を拡大して示す正面図
【図10】複数の小回転ヘッドを用いたクリーニング装
置の要部を示す略示平面図
【図11】同クリーニング装置の他の形態を示す略示平
面図
【図12】同クリーニング装置の更に他の形態を示す略
示平面図
【符号の説明】
10…クリーム半田印刷機 12…マスクプレート 14、44…クリーニング装置 16、46…クリーニングヘッド 18…XY駆動機構 20…シートロール 22…クリーニングシート 24…巻取りロール 26A…押圧子 30…移動台 32…スキージ 34…Xフィードスクリュー 38…Yフィードスクリュー 40…制御装置 42…小クリーニングヘッド 46A、46B、62A〜62D、 64A〜64D、66A〜66D…小回転ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 潔 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ ューキ株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状弾性体からなるマスクプレートに対応
    する位置に基板を配置し、前記マスクプレート上をスキ
    ージをスライドさせることにより、該マスクプレートに
    開孔されたパターン孔を通して、前記基板上面にクリー
    ム半田を塗布するクリーム半田印刷機において、 前記マスクプレートの下側であって、前記スキージのス
    ライド方向であるY方向と直交するX方向における前記
    マスクプレートの幅より小幅であって、該マスクプレー
    トに下方から接触自在、且つ、接触状態で、X方向及び
    Y方向に移動自在とされたクリーニングヘッドを備えた
    クリーニング装置を設けたことを特徴とするクリーム半
    田印刷機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記クリーニングヘッ
    ドを、一方向に移動自在の帯状のクリーニングシート
    と、このクリーニングシートの途中部分を、下方から、
    前記マスクプレートに押し当てるシート押圧手段と、を
    含んで構成したことを特徴とするクリーム半田印刷機。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記クリーニングヘッ
    ドを、各々が小帯のクリーニングシート及びシート押圧
    手段を備え、前記マスクプレートのX方向に並列された
    複数個の小クリーニングヘッドから構成し、これら小ク
    リーニングヘッドは、前記マスクプレート裏面のX方向
    に分割された複数の領域のうち対応する領域に各々接触
    して清掃するようにされたことを特徴とするクリーム半
    田印刷機。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記クリーニングヘッ
    ドを回転体からなる回転ヘッドにより構成したことを特
    徴とするクリーム半田印刷機。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記回転ヘッドを、前
    記マスクプレートのX方向に並列された複数個の小回転
    ヘッドから構成し、これら小回転ヘッドは、前記マスク
    プレート裏面のX方向に分割された複数の領域のうち対
    応する領域に各々接触して清掃するようにされたことを
    特徴とするクリーム半田印刷機。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記複数の小回転ヘッ
    ドを、前記マスクプレートと直交する方向からの平面視
    で千鳥状に配列したことを特徴とするクリーム半田印刷
    機。
  7. 【請求項7】請求項5又は6において、前記小回転ヘッ
    ドは、隣接する小回転ヘッドに対して、その回転方向が
    逆向きとなるように配置されたことを特徴とするクリー
    ム半田印刷機。
  8. 【請求項8】請求項3、5、6又は7において、前記各
    小クリーニングヘッド又は小回転ヘッドを、各々独立し
    て制御、移動自在としたことを特徴とするクリーム半田
    印刷機。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記小クリーニングヘ
    ッド又は小回転ヘッドの、前記マスクプレート裏面への
    接触圧力を均等にするように制御する制御手段を含むこ
    とを特徴とするクリーム半田印刷機。
JP11241197A 1997-04-30 1997-04-30 クリーム半田印刷機 Pending JPH10296960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11241197A JPH10296960A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 クリーム半田印刷機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11241197A JPH10296960A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 クリーム半田印刷機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10296960A true JPH10296960A (ja) 1998-11-10

Family

ID=14585983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11241197A Pending JPH10296960A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 クリーム半田印刷機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10296960A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030088759A (ko) * 2002-05-15 2003-11-20 세크론 주식회사 전자 브레이크를 갖는 스크린 프린터의 세척장치와 이의구동방법
JP2006198885A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Newlong Seimitsu Kogyo Co Ltd スクリーン印刷装置における版のクリーニング方法
JP2007062075A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Sony Corp スクリーン印刷装置
JP2008000923A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Denso Corp スクリーン印刷装置及びその印刷方法
JP2008042172A (ja) * 2006-07-12 2008-02-21 Athlete Fa Kk ボールを充填するための装置および方法
JP2009012410A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Ricoh Microelectronics Co Ltd 印刷マスクのクリーニング装置及び印刷装置
WO2009053782A1 (en) * 2007-10-24 2009-04-30 Baccini Spa Cleaning device and method for silk- screen printing of plate elements for electronics or the like
JP2010269556A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Panasonic Corp スクリーン印刷用マスクのクリーニング装置、スクリーン印刷機及びスクリーン印刷用マスクのクリーニング方法
WO2011074239A1 (ja) * 2009-12-16 2011-06-23 パナソニック株式会社 スクリーン印刷システム及びスクリーン印刷システムのマスクのクリーニング方法
WO2011074240A1 (ja) * 2009-12-16 2011-06-23 パナソニック株式会社 スクリーン印刷システム及びスクリーン印刷システムのマスクのクリーニング方法
JP2011126052A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Panasonic Corp スクリーン印刷機及びスクリーン印刷機のマスクのクリーニング方法
JP2011126050A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Panasonic Corp スクリーン印刷システム及びスクリーン印刷システムのマスクのクリーニング方法
JP2011126051A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Panasonic Corp スクリーン印刷機及びスクリーン印刷機のマスクのクリーニング方法
JP2012506784A (ja) * 2008-10-26 2012-03-22 ミヒャエル・カスパー ブランケットシリンダ上のゴムブランケットを清掃するための装置および方法
CN103587228A (zh) * 2012-08-16 2014-02-19 索尼公司 丝网印刷设备、印刷物制造方法和基板制造方法
JP2015528758A (ja) * 2012-06-27 2015-10-01 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド ステンシルワイパースポットクリーナー組立体および関連する方法
CN105946341A (zh) * 2016-06-23 2016-09-21 粟石波 自动刮网底装置
CN109572250A (zh) * 2019-01-14 2019-04-05 东莞市凯格精密机械有限公司 一种清洁纸快换装置及其快换方法

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030088759A (ko) * 2002-05-15 2003-11-20 세크론 주식회사 전자 브레이크를 갖는 스크린 프린터의 세척장치와 이의구동방법
JP2006198885A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Newlong Seimitsu Kogyo Co Ltd スクリーン印刷装置における版のクリーニング方法
JP2007062075A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Sony Corp スクリーン印刷装置
JP2008000923A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Denso Corp スクリーン印刷装置及びその印刷方法
JP2008042172A (ja) * 2006-07-12 2008-02-21 Athlete Fa Kk ボールを充填するための装置および方法
JP2009012410A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Ricoh Microelectronics Co Ltd 印刷マスクのクリーニング装置及び印刷装置
WO2009053782A1 (en) * 2007-10-24 2009-04-30 Baccini Spa Cleaning device and method for silk- screen printing of plate elements for electronics or the like
JP2012506784A (ja) * 2008-10-26 2012-03-22 ミヒャエル・カスパー ブランケットシリンダ上のゴムブランケットを清掃するための装置および方法
CN102227312A (zh) * 2009-05-25 2011-10-26 松下电器产业株式会社 丝网印刷遮罩清洁单元、丝网印刷机和丝网印刷遮罩清洁方法
WO2010137243A1 (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 パナソニック株式会社 スクリーン印刷用マスクのクリーニング装置、スクリーン印刷機及びスクリーン印刷用マスクのクリーニング方法
GB2482573B (en) * 2009-05-25 2013-10-09 Panasonic Corp Screen print mask cleaning unit, screen printing machine, and screen print mask cleaning method
JP2010269556A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Panasonic Corp スクリーン印刷用マスクのクリーニング装置、スクリーン印刷機及びスクリーン印刷用マスクのクリーニング方法
GB2482573A (en) * 2009-05-25 2012-02-08 Panasonic Corp Device for cleaning screen printing mask, screen printing machine, and method for cleaning screen printing mask
JP2011126051A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Panasonic Corp スクリーン印刷機及びスクリーン印刷機のマスクのクリーニング方法
GB2488383A (en) * 2009-12-16 2012-08-29 Panasonic Corp Screen printing system and method for cleaning masks of screen printing system
WO2011074239A1 (ja) * 2009-12-16 2011-06-23 パナソニック株式会社 スクリーン印刷システム及びスクリーン印刷システムのマスクのクリーニング方法
JP2011126049A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Panasonic Corp スクリーン印刷システム及びスクリーン印刷システムのマスクのクリーニング方法
GB2480580A (en) * 2009-12-16 2011-11-23 Panasonic Corp Screen printing system and method for cleaning masks of screen printing system
JP2011126050A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Panasonic Corp スクリーン印刷システム及びスクリーン印刷システムのマスクのクリーニング方法
CN102361757A (zh) * 2009-12-16 2012-02-22 松下电器产业株式会社 丝网印刷系统和用于清洁丝网印刷系统的掩模的方法
CN102369110A (zh) * 2009-12-16 2012-03-07 松下电器产业株式会社 丝网印刷系统和用于清洁丝网印刷系统的掩模的方法
JP2011126052A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Panasonic Corp スクリーン印刷機及びスクリーン印刷機のマスクのクリーニング方法
JP2011126048A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Panasonic Corp スクリーン印刷システム及びスクリーン印刷システムのマスクのクリーニング方法
WO2011074240A1 (ja) * 2009-12-16 2011-06-23 パナソニック株式会社 スクリーン印刷システム及びスクリーン印刷システムのマスクのクリーニング方法
US8567314B2 (en) 2009-12-16 2013-10-29 Panasonic Corporation Screen print system and method for cleaning a mask of the same
US8800440B2 (en) 2009-12-16 2014-08-12 Panasonic Corporation Screen print system and method for cleaning a mask of the same
GB2488383B (en) * 2009-12-16 2014-03-12 Panasonic Corp Screen print system and method for cleaning a mask of the same
GB2480580B (en) * 2009-12-16 2014-03-12 Panasonic Corp Screen print system and method for cleaning a mask of the same
JP2015528758A (ja) * 2012-06-27 2015-10-01 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド ステンシルワイパースポットクリーナー組立体および関連する方法
JP2014054831A (ja) * 2012-08-16 2014-03-27 Sony Corp スクリーン印刷装置、印刷物の製造方法及び基板の製造方法
CN103587228A (zh) * 2012-08-16 2014-02-19 索尼公司 丝网印刷设备、印刷物制造方法和基板制造方法
CN105946341A (zh) * 2016-06-23 2016-09-21 粟石波 自动刮网底装置
CN109572250A (zh) * 2019-01-14 2019-04-05 东莞市凯格精密机械有限公司 一种清洁纸快换装置及其快换方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10296960A (ja) クリーム半田印刷機
JP3272612B2 (ja) 印刷用マスク清掃装置及び方法
JPH11157053A (ja) スクリーン印刷装置および印刷方法並びにマスククリーニング方法
WO1997045268A1 (fr) Appareil et procede de nettoyage
KR100965372B1 (ko) 스크린 클리너가 구비된 스크린인쇄기
DE69418552D1 (de) Siebdruckmaschine mit automatischer Saugvorrichtung zum Entfernen von Farbrückständen
JP4421035B2 (ja) クリームはんだ印刷機のクリーニング装置
EP1658980B1 (en) Inkjet Printer
JPH10296950A (ja) クリーム半田印刷方法及び装置
JPH07178887A (ja) 印刷装置
JPH0639225A (ja) 回転清掃型エアフィルタ装置
JPH10193561A (ja) スクリーン印刷機
JPH06115065A (ja) インクジェットプリンタ
JPH04338541A (ja) 印刷機
JP2002210924A (ja) スクリーン印刷機におけるスクリーン版清掃装置
JP4430784B2 (ja) スクリーン印刷機
US20240100834A1 (en) Printing apparatus
JPH11254655A (ja) スクリーン印刷用印版のクリーニング方法及び装置
JPH0477263A (ja) インクジェットヘッドのクリーニング装置
JP2001226003A (ja) 綴じ合わせ用紙の紙粉除去装置および該紙粉除去装置を備えたプリンタ
JP2944943B2 (ja) オフセット印刷装置の胴をクリーニングするための洗浄装置
JPH079660A (ja) ロール印刷機
JPH06238866A (ja) 印刷機
JPH06262750A (ja) クリーム半田のスクリーン印刷装置
JP3085316U (ja) クリームはんだ印刷機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061101

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20061107

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070306