JPH10296887A - 包装体、その製造方法および製造装置 - Google Patents

包装体、その製造方法および製造装置

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JPH10296887A
JPH10296887A JP9111087A JP11108797A JPH10296887A JP H10296887 A JPH10296887 A JP H10296887A JP 9111087 A JP9111087 A JP 9111087A JP 11108797 A JP11108797 A JP 11108797A JP H10296887 A JPH10296887 A JP H10296887A
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Kozo Mita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に破断することができ、かつ開封された
開口形状を安定化させることができる包装体を提供す
る。 【解決手段】 一対の多層フィルム7,7が給紙部11
から繰り出され、縦方向ヒートシール装置15および横
方向ヒートシール装置19に置いて一対の多層フィルム
7,7がヒートシールされて貼合わされる。互いに貼合
わされた一対の多層フィルム7,7に対してノッチ/レ
ーザ加工線形成部30において、一対の多層フィルム
7,7にノッチとレーザ加工線が形成される。一対の多
層フィルム7,7が切断部21において切断されて、多
段の包装体1が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗剤、食料品等を
内部に収納する包装体、その製造方法および製造装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より洗剤等を内部に収納するための
包装体として、一対のフィルムを備え、その周縁がヒー
トシールにより貼合わされた包装体が知られている。
【0003】このような包装体において、各フィルムの
表面にハーフカット状の切込み線が形成され、この切込
み線によってフィルムが切裂かれて包装体が開封され
る。次に内容物はこの開封された開口から排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように包装体は
一対のフィルムをヒートシールにより貼り合わされて作
製され、各フィルムに切込み線が形成される。しかしな
がら、各フィルムに形成される切込み線の位置が精度良
く一致していないと、開封作用がむずかしく、かつ開封
された開口の形状が不安定になる。
【0005】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、一対のフィルムの各々に形成される切込み
線の位置が精度良く一致している包装体、その製造方法
およびその製造装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくともレ
ーザ吸収層を有する一対のフィルムを貼合せて包装体を
製造する包装体製造方法において、前記一対のフィルム
を準備する工程と、一対のフィルムを貼合せる工程と、
各フィルムの表面に向ってレーザ照射し、レーザ吸収層
を加熱溶融させて、フィルム表面にレーザ加工線を形成
する工程と、一対のフィルムを包装体状に切断して包装
体を作製する工程と、を備えたことを特徴とする包装体
製造方法、少なくともレーザ吸収層を有する一対のフィ
ルムを貼合せて包装体を製造する包装体製造装置におい
て、前記一対のフィルムを搬送するフィルム搬送ライン
と、フィルム搬送ライン上に設けられ、一対のフィルム
を貼合せるヒートシール装置と、各フィルムの表面に向
ってレーザ照射を行ないレーザ吸収層を加熱溶融させ
て、フィルム表面にレーザ加工線を形成するレーザ加工
線形成部と、一対のフィルムを包装体状に切断して包装
体を作製する切断部と、を備えたことを特徴とする包装
体製造装置および少なくともレーザ吸収層を有する一対
のフィルムを備え、一対のフィルムはその周縁がヒート
シールにより貼合わされ、一対のフィルムの各々の表面
に、レーザ吸収層を加熱溶融させてなるレーザ加工線を
形成し、レーザ加工線の両端を一対のフィルムの周縁に
達するようにしたことを特徴とする包装体である。
【0007】本発明によれば、包装体製造装置内で一対
のフィルムのレーザ吸収層を加熱溶融させてレーザ加工
線を形成して包装体を作製したので、包装体の表面およ
び裏面のレーザ加工線の位置がずれることがなく、この
レーザ加工線に沿って包装体を容易に切裂くことができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図5は本発明によ
る包装体、その製造方法および製造装置の一実施例の形
態を示す図である。
【0009】まず図5により本発明による包装体につい
て説明する。図5(a)(b)に示すように、包装体1
は一対の多層フィルム7,7を備え、一対の多層フィル
ム7,7はその周縁がヒートシールにより貼合わせられ
てヒートシール部2を形成している。ここで図5(a)
は包装体1の平面図であり、図5(b)は包装体1の側
断面図である。
【0010】この場合、各多層フィルム7は、少なくと
もレーザ吸収層5とレーザ非吸収層6とを備えており、
このうちレーザ吸収層5はレーザ光を吸収する層となっ
ており、またレーザ非吸収層6はレーザ光を吸収しない
層となっている。また一対の多層フィルム7は、レーザ
非吸収層6を内側に向けて互いに積層されており、ヒー
トシール部2はこのレーザ非吸収層6同志がヒートシー
ルにより貼合わされて形成される。さらにヒートシール
部2は縦方向ヒートシール部2aと、横方向ヒートシー
ル部2bとからなっている。
【0011】また、包装体1には包装体1の端縁に位置
する部分に一対のノッチ3が設けられ、このノッチ3間
にレーザ加工線4が形成されている。レーザ加工線4
は、各多層フィルム7のうち表面側のレーザ吸収層5に
対してレーザ光を照射することによりレーザ吸収層5の
一部を加熱溶融することにより得られる。
【0012】このようにレーザ加工線4は包装体1の表
面および裏面に設けられており、各レーザ加工線の両端
は包装体1の端縁に達している。
【0013】またレーザ加工線4は、包装体1のうちヒ
ートシール部2およびヒートシールされていない領域9
を通っており、このため包装体1をレーザ加工線4に沿
って開封した場合、ヒートシールされていない領域9に
開口が形成される。
【0014】ところで上述のように各多層フィルム7は
レーザ吸収層5と、レーザ非吸収層6とからなっている
が、レーザ吸収層5として例えば、レーザ吸収性が良好
でかつ包装用袋を構成する基本素材となることから、機
械的、物理的、化学的、その他等において優れた性質を
有する樹脂のフィルムないしシートを使用することがで
き、具体的には、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリア
ミド系樹脂、ポリアラミド系樹脂、ポリプロピレン系樹
脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂、
フッ素系樹脂、その他等の強靭な樹脂のフィルムないし
シートを使用することができる。
【0015】而して、上記の樹脂のフィルムないしシー
トとしては、未延伸フィルム、あるいは一軸方向または
二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも
使用することができる。
【0016】また、本発明において、その樹脂のフィル
ムの厚さとしては、強度、剛性等について必要最低限に
保持され得る厚さであればよく、厚すぎると、後述する
レーザ加工不良等を発生して引き裂き性が低下し、また
コストを上昇するという欠点もあり、逆に薄すぎると、
強度、剛性等が低下して好ましくないものである。
【0017】本発明においては、上記のような理由か
ら、約10μmないし50μm位、好ましくは、約12
μmないし25μmくらいが最も望ましい。
【0018】ところで、本発明においては、上記のよう
な樹脂のフィルムの中でも、レーザ吸収層5としての樹
脂のフィルムとしては、剛性を有し、機械的強靭性、耐
屈曲性、耐突き刺し性、耐衝撃性、耐寒性、耐熱性、耐
薬品性等の溶物性に優れ、かつ印刷適性も有している二
軸延伸ポリアミドフィルム根ポリエステルフィルムを使
用することが最も好ましいものである。
【0019】また、上記の二軸延伸ポリアミドフィルム
等は、その配向がフィルムの流れ方向に近く、重ね合わ
せたときも引き裂きずれが非常に小さく、かつ後述する
ように、炭酸ガスレーザの発振波長に吸収があることか
ら、開封用切れ目を設けるときのレーザ加工に用意に行
うことができるという利点を有するものである。
【0020】かかる二軸延伸ポリアミドフィルムとして
は、例えば、ナイロン−6、ナイロン−66、ナイロン
−11、ナイロン−12、ナイロン−6、10等のナイ
ロンフィルムであって、NONコート二軸延伸フィル
ム、ポリ塩化ビニリデンコート二軸延伸フィルム等を使
用することができる。
【0021】さらにレーザ非吸収層6として例えばヒー
トシール性が良好でかつレーザ吸収性の低いフィルムな
いしシートを用いることができる。具体的には、熱によ
って溶融し相互に融着し得るものであればよく、例え
ば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度
ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオ
ノマー樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エ
チレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸
共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペン
テンポリマー、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリ
オレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、無水マ
レイン酸、フマール酸、その他等の不飽和カルボン酸で
変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂、その他等の樹脂
の一種ないしそれ以上からなる樹脂の単層あるいは多層
のフィルムないしシートを使用することができる。
【0022】そのフィルムの厚さとしては、10μm以
上、好ましくは、40μm以上、さらには、80μmな
いし300μm位が望ましい。
【0023】特に、ヒートシール性を有する樹脂のフィ
ルムとしては、レーザ吸収層5としての強度を有する樹
脂のフィルムに対して、約2ないし20倍位の厚さ、好
ましくは、4ないし10倍位の厚さを有することが望ま
しい。
【0024】本発明においては、上記のような厚さのフ
ィルムを使用することによって、フィルムの剛性、強度
等を増し、レーザ吸収層5としての強度に優れた樹脂の
フィルムが有する物性等と相まって、包装用を構成した
ときに袋としての紙製維持性が良好となり、消費者の詰
め替え作業等が容易となり、更に流通過程で店頭での取
り扱い等が便利になるという利点を有し、更には内容物
の保管性等も保持するものである。
【0025】ところで、本発明においては、上記のよう
な樹脂のフィルムの中でも、特に、レーザ非吸収層6と
して使用するヒートシール性を有する樹脂フィルムとし
ては、線状低密度ポリエチレンまたはエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体を主体とするフィルムないしシートを使用
することが最も好ましいものである。
【0026】すなわち、上記の線状低密度ポリエチレン
またはエチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とするフィ
ルムは、粘着性を有することから破断の伝搬が少なく耐
衝撃性を向上させるという利点があるものであり、ま
た、レーザ非吸収層6は常時内容物に接触していること
から、耐環境ストレスクラッキング性の劣化を防止する
ためにも有効なものである。
【0027】また、本発明においては、線状低密度ポリ
エチレンまたはエチレン−酢酸ビニル共重合体に、他の
樹脂をブレンドすることもでき、例えば根エチレン−ブ
テン共重合体等をブレンドすることにより、若干、耐熱
性に劣り高温環境下ではシール安定性が劣化する傾向が
あるものの、引き裂き性が向上し、易開封性に寄与する
という利点がある。
【0028】更に、本発明において、上記のようなヒー
トシール性を有する樹脂のフィルムとしての線上低密度
ポリエチレンとしては、具体的には、メタロセン触媒を
用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体のフ
ィルムないしシートを同様に使用することができる。
【0029】上記のメタロセン触媒を用いて重合したエ
チレン−α・オレフィン共重合体のフィルムないしシー
トとしては、例えば二塩化ジルコノセンとメチルアルモ
キサンの組み合わせによる触媒等のメタロセン錯体とア
ルモキサンとの組み合わせによる触媒、すなわち、メタ
ロセン触媒を使用して重合してなるエチレン−α・オレ
フィン共重合体のフィルムないしシートを使用すること
ができる。
【0030】メタロセン触媒は、現行の触媒が、活性点
で不均一でマルチサイト触媒と呼ばれているのに対し、
活性点が均一であることからシングルサイト触媒とも呼
ばれているものである。
【0031】具体的には、三菱化学株式会社製の商品名
「カーネル」、三井石油化学工業株式会社製の商品名
「エボリュー」、米国、エクソン・ケミカル(EXXO
N CHEMICAL)社製の商品名「エクザクト(E
XACT)」、米国、ダウ・ケミカル(DOW CHE
MICAL)社製の商品名「アフィニティー(AFFI
NITY)、商品名「エンゲージ(ENGAGE)」等
のメタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレ
フィン共重合体のフィルムを使用することができる。
【0032】而して、本発明において、上記のエチレン
−α・オレフィン共重合体のフィルムとしては、その樹
脂を含む組成物によるコーティング膜等の状態で使用す
ることができる。
【0033】その膜もしくはフィルムの厚さとしては、
5μmないし300μm位、好ましくは、10μmない
し100μm位で単層もしくは多層のシール層としても
機能する。
【0034】本発明において、上記のようなヒートシー
ル性を有する樹脂のフィルムとして、メタロセン触媒を
用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体のフ
ィルムないしシートを使用する場合には、袋耐を製造す
るときに、低温ヒートシール性が可能であるという利点
を有するものである。
【0035】また、レーザ吸収層5とレーザ非吸収層6
との間には、中間層を設けてもよく、例えば、中間層と
して使用するバリアー性を有する基材層について説明す
ると、かかるバリアー性を有する基材層としては、例え
ば、太陽光等の光を遮光する性質、あるいは水蒸気、
水、酸素等のガス等を透過しない性質等を有する材料を
使用することができ、これは、単体の基材でもよく、あ
るいは二種以上の基材を組み合わせてなる複合基材等で
あってもよい。
【0036】具体的には、例えば、遮光性とバリアー性
を有するアルミニュウム箔またはその蒸着膜を有する樹
脂のフィルム、バリアー性を有する酸化硅素、酸化アル
ミニュウム等の無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィ
ルム、水蒸気、水等のバリアー性をうする低密度ポリエ
チレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直
鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−
プロピレン共重合体等の樹脂のフィルムないしシート、
ガスバリアー性を有するポリ塩化ビニリデン、ポリビニ
ルアルコール、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
等の樹脂のフィルムないしシート、樹脂に含量等の着色
剤を、その他、所望の添加剤を加えて混練てフィルム化
してなる遮光性を有する各種の着色樹脂のフィルムない
しシート等を使用することができる。
【0037】これらの材料は、一種ないしそれ以上を組
み合わせて使用することができる。
【0038】上記のフィルムないしシートの厚さとして
は、任意であるが、通常、5μmないし300μm位、
更には、10μmないし100μm位が望ましい。
【0039】更に、上記において、アルミニュウム箔と
しては、5μmないし30μm位の厚さのもの、また、
アルミニュウムまたは無機酸化物の蒸着膜としては、厚
さ100オングストロームないし2000オングストロ
ーム位のものを使用することができる。
【0040】また、上記の蒸着膜を支持する樹脂のフィ
ルムとしては、例えば、ポリエステルフィルム、ポリア
ミドフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリ塩化ビニ
ルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリ塩化ビニ
リデンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルム、その他等
を使用することができる。
【0041】更に、上記において、上記の無機酸化物の
蒸着膜層を構成する無機酸化物としては、例えば、ケイ
素酸化物(SiO)、酸化アルミニウム、酸化イジウ
ム、酸化スズ、酸化ジルコニウム等を使用することがで
きる。
【0042】更に、本発明においては、無機酸化物とし
ては、一酸化ケイ素と二酸化ケイ素との混合物、あるい
はケイ素酸化物と酸化アルミニウムとの混合物であって
もよい。
【0043】而して、本発明において、無機酸化物の薄
膜層を形成する方法としては、イオンビーム方、電子ビ
ーム方等の真空蒸着法、スパッタリング法等によって蒸
着膜を構成することによって形成することができる。
【0044】上記において、無機酸化物の薄膜層の厚さ
としては、十分なバリアー性を得るために、通常、10
0オングストロームないし2000オングストローム位
であることが好ましく、特に、本発明においては、20
0オングストロームないし1500オングストローム位
が望ましい。
【0045】上記において、無機酸化物の薄膜層の厚さ
が1500オングストロームを超えると、特に2000
オングストロームを超えると、無機酸化物の薄膜層にク
ラック等が入りやすくなり、それによりバリアー性が低
下するという危険性があると共に、材料コストが高くな
るという問題点であるので好ましくなく、また、100
オングストローム未満、特に200オングストローム未
満では、その効果が認められることが困難であり、好ま
しくない。
【0046】ところで、通常、包装用容器は、物理的に
も化学的にも過酷な条件におかれることから、包装用容
器を構成する積層材には、厳しい包装適正が要求され、
変形防止強度、落下衝撃強度、耐ピンホール性、耐熱
姓、密封性、品質保全性、作業性は、衛生性、その他等
の種々の条件が要求され、このために、本発明において
は、上記のような材料の他に、上記のような諸条件を充
足するその他の材料を任意に使用することができ、具体
的には、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチ
レン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレ
ン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸
またはメタクリル酸共重合体、メチルペンテンポリマ
ー、ポリブテン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢
酸ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、塩化ビニ
ル−塩化ビニリデン共重合体、ポリ(メタ)アクリル系
樹脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹
脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS系樹
脂)、アクリロニトリル−フタジェン−スチレン共重合
体(ABS系樹脂)、ポリエステル系樹脂、ポリアミド
系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリビニルアルコー
ル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物、
フッ素系樹脂、ジエン系樹脂、ポリアセタール系樹脂、
ポリウレタン系樹脂、ニトロセルロース、その他等の公
知の樹脂のフィルムないしシートから任意に選択して使
用することができる。
【0047】その他、例えば、セロハン等のフィルム、
合成紙等も使用することができる。
【0048】本発明において、上記のフィルムないしシ
ートは、未延伸、一軸ないし二軸方向に延伸されたもの
等のいずれのものでも使用することができる。
【0049】また、その厚さは、任意ではあるが、数μ
mから300μm位の範囲から選択して使用することが
できる。
【0050】更に、本発明においては、フィルムないし
シートとしては、押し出し成膜、インフレーション成
膜、コーティング膜等のいずれの性状の膜でもよい。
【0051】次に、上記の本発明において、上記のレー
ザ非吸収層6としてのヒートシール性を有する樹脂のフ
ィルムと、レーザ吸収層5としての強度に優れた樹脂の
フィルムとを積層して少なくとも二層からなる積層耐を
製造する方法、あるいは、上記のレーザ非吸収装置6と
してのヒートシール性を有する樹脂のフィルムと、中間
層としてのバリアー性を有する基材層、およびレーザ吸
収層5としての強度に優れた樹脂のフィルムとを積層し
て少なくとも三層からなる積層耐を製造する方法につい
て説明すると、かかる方法としては、通常の包装材料を
製造するときに使用するラミネートする方法、例えば、
ウエットラミネーション法、ドライラミネーション法根
無溶剤型ドライラミネーション法、押し出しラミネーシ
ョン法、共押し出しラミネーション法、その他の方法等
で行うことができる。
【0052】而して、本発明においては、上記の積層を
行う際に、必要ならば、例えば、コロナ処理、オゾン処
理等の前処理をフィルムに施すことができ、また、例え
ば、イソシアネート系(ウレタン系)、ポリエチレンイ
ミン系、ポリブタジェン系、有機チタン系等のアンカー
コーティング剤、あるいはポリウレタン系、ポリアクリ
ル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ酢酸ビニル
系、セルロース系、その他等のラミネート用接着剤等の
公知のアンカーコート剤、接着剤等を使用することがで
きる。
【0053】ところで、上記のような積層体の製造法に
おいて、押し出しラミネートする際の接着性樹脂層を構
成する押し出し樹脂としては、例えば、ポリエチレン、
エチレン−α・オレフィン共重合体、ポリプロピレン、
ポリブテン、ポリイソブテン、ポリイソブチレン、ポリ
ブタジエン、ポリイソブレン、エチレン−メタクリル酸
共重合体、あるいはエチレン−アクリル酸共重合体等の
エチレンと不飽和カルボン酸との共重合体、あるいはそ
れらを変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂、エチレン
−アクリル酸エチル共重合体、アイオノマー樹脂、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、その他等を使用することが
できる。
【0054】また、本発明において、ドライラミネート
する際の接着剤層を構成する接着剤としては、具体的に
は、ドライラミネート等において使用される2液硬化型
ウレタン系接着剤、ポリエステルウレタン系接着剤、ポ
リエーテルウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリ
エステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、ポリ酢酸ビニ
ル系接着剤、エポキシ系接着剤、ゴム系接着剤、その他
等を使用することができる。
【0055】次に包装体の製造装置について説明する。
図1乃至図4に示すように、包装体の製造装置10は、
ヒートシールされていない巻取状態の一対の多層フィル
ム7,7からウェブ状の多層フィルム7,7を繰り出す
給紙部11と、給紙部11の下流側に順次設けられた第
1ダンサ部12と、繰出ローラ13と、第2ダンサ部1
4とを備えている。
【0056】このうち第1および第2ダンサ部12,1
4は、一対の多層フィルム7,7を一時的に貯えるもの
であり、この第1および第2ダンサ部12,14によっ
て給紙部11から一対の多層フィルム7,7を連続的に
繰り出すと同時に、下流側において断続的に一対の多層
フィルム7,7を搬送することができる。
【0057】また第2ダンサ部14の下流側に、一対の
多層フィルム7,7を縦方向にヒートシールして縦方向
ヒートシール部2aを形成する縦方向ヒートシール部1
5と、ヒートシールされた一対の多層フィルム7,7の
縦方向ヒートシール部2aを冷却する縦方向冷却部16
とが順次設けられている。また縦方向冷却部16の下流
側には、一対の多層フィルム7,7を送るゴムローラ1
7と、一対の多層フィルム7,7に一定のテンションを
かける定テンション装置18とが設けられている。
【0058】さらに定テンション装置18の下流側に
は、一対の多層フィルム7,7を横方向にヒートシール
して横方向ヒートシール部2bを形成する横方向ヒート
シール装置19と、ヒートシールされた一対の多層フィ
ルム7,7の横方向ヒートシール部2bを冷却する横方
向冷却部20とが順次設けられている。
【0059】また横方向冷却部20の下流側には、一対
の多層フィルム7,7にノッチ3とレーザ加工線4を形
成するノッチ/レーザ加工線形成部30が設けられ、こ
のノッチ/レーザ加工線形成部30の下流側には一対の
多層フィルム7,7を包装体状に切断して包装体1を作
製する切断部21と、ゴムローラ23とが設けられてい
る。
【0060】さらに切断部21の下流側には、包装体1
を排出する包装体排出部22が設けられている。なお、
図11において給紙部11から包装体排出部22まで
は、一対の多層フィルム7,7を搬送するフィルム搬送
ライン25となっている。
【0061】次に図2および図3により、ノッチ/レー
ザ加工線形成部30について詳述する。図2および図3
に示すようにノッチ/レーザ加工線形成部30は、一対
の多層フィルム7,7のうち包装体1の端縁に位置する
部分にノッチ3を形成するためのノッチ形成装置33
と、上方の多層フィルム7にレーザ加工線4を形成する
ための上方レーザ照射装置(炭酸ガスレーザ)31と、
上方レーザ照射装置31より包装体1の幅(一対の多層
フィルム7,7の移送ピッチ)だけ下流側に配置され、
下方の多層フィルム7にレーザ加工線4を形成するため
の下方レーザ照射装置(炭酸ガスレーザ)32とを有し
ている。このうちノッチ形成装置33は一対の多層フィ
ルム7,7を貫通してノッチ3を形成するものであり、
ノッチ形成装置33の下方には受部34が設けられてい
る。またこれらノッチ形成装置33および受部34と、
上方レーザ照射装置31と、下方レーザ照射装置32
は、いずれも同一の架台35上に支持されている。この
場合、ノッチ形成装置33と受部34は、支持体36を
介して架台35上に支持されている。
【0062】なお、ノッチ形成装置33は、上方レーザ
照射装置31、下方レーザ照射装置32の下流側に設け
てもよい。
【0063】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について説明する。
【0064】まず、図1に示すように、給紙部11にお
いて、巻取状態の一対の多層フィルム7,7から多層フ
ィルム7,7が連続的に繰り出される。なお、一対の多
層フィルム7,7の搬送速度は、任意に設定することが
できる。本実施の形態では、各多層フィルム7は、レー
ザ吸収層5(ナイロン層)とレーザ非吸収層6(線状低
密度ポリエチレン層)とをドライラミネートすることに
より形成された積層体となっている。
【0065】次に一対の多層フィルム7,7は、第1ダ
ンサ部12および繰出ローラ13を送って第2ダンサ部
13から縦方向ヒートシール装置15に達する。
【0066】縦方向ヒートシール装置15において、一
対の多層フィルム7,7に対して縦方向にヒートシール
が施されて、一対の多層フィルム7,7に縦方向ヒート
シール部2aが形成される。この間、縦方向ヒートシー
ル装置15より下流側では一対の多層フィルム7,7は
断続的に搬送され、給紙部11と縦方向ヒートシール装
置15間の多層フィルム7,7は第1および第2ダンサ
部12,14により吸収される。次に一対の多層フィル
ム7,7の縦方向ヒートシール部2aが縦方向冷却部1
6において冷却され、その後一対の多層フィルム7,7
はゴムローラ17および定テンション装置18を経て、
横方向ヒートシール装置19に達する。
【0067】横方向ヒートシール装置19において、一
対の多層フィルム7,7に対して横方向にヒートシール
が施されて、一対の多層フィルム7,7に横方向ヒート
シール部2bが形成される。次に、一対の多層フィルム
7,7の横方向ヒートシール部2bが横方向冷却部20
において冷却される。
【0068】このようにして縦方向ヒートシール装置1
5および横方向ヒートシール装置19により、一対の多
層フィルム7,7に縦方向ヒートシール部2aと横方向
ヒートシール部2bが形成され、これら縦方向ヒートシ
ール部2aと横方向ヒートシール部2bによって一対の
多層フィルム7,7に2列に並んだ包装体2が形成され
る。
【0069】次にノッチ/レーザ加工線形成部30にお
いて、一対の多層フィルム7,7にノッチ3とレーザ加
工線4が形成される。すなわちまず、一対の多層フィル
ム7,7がノッチ/レーザ加工線形成部30に入ってく
ると、ノッチ形成装置33が一対の多層フィルム7,7
を貫通して受部34に達してノッチ3を形成する。この
場合、ノッチ形成装置33は一対の多層フィルム7,7
の略中央部分に2個のノッチ3,3が形成される。この
うち一方のノッチ3は一方の列の包装体1用のノッチで
あり、他方のノッチ3は他方の列の包装体1用のノッチ
であり、いずれも包装体1の端縁に位置する部分に形成
される。
【0070】なお、ノッチ3の形状は、U型、I型、V
型のいずれであってもよい。
【0071】次に一対の多層フィルム7,7のうち、上
方の多層フィルム7に対して上方レーザ照射装置31か
らレーザ光が照射される。この場合、多層フィルム7の
ナイロン層が上方レーザ照射装置31からのレーザ光を
吸収し、加熱溶融して2本のレーザ加工線4が形成され
る。このうち一方のレーザ加工線4は一方の列の包装体
1用のレーザ加工線2であり、他方のレーザ加工線4は
他方の列の包装体1用のレーザ加工線である。
【0072】その後、同様にして下方の多層フィルム7
に対して下方レーザ照射装置32からレーザ光が照射さ
れ、この下方レーザ照射装置32からのレーザ光によっ
て下方の多層フィルム7に2本のレーザ加工線4,4が
形成される。下方レーザ照射装置32によって形成され
るレーザ加工線4,4は上方レーザ照射装置31によっ
て形成されるレーザ加工線4,4に対して1ピッチ下流
側へずれている。
【0073】次にノッチ/レーザ加工線形成部30にお
ける作用タイミングを図4に示す。このうち図4(a)
は一対の多層フィルム7,7の搬送速度を示す。図4
(a)に示すように、一対の多層フィルム7,7は包装
体1の幅を1ピッチとして断続的に搬送され、この間図
4(b)に示すノッチ信号に基づいてノッチ形成装置3
3が作動して、ノッチ3を形成する。
【0074】また図4(c)に示すように、上方レーザ
照射装置31および下方レーザ照射装置32の作動タイ
ミングは、ノッチ信号が出された後t1 後にONとな
り、t2 後にOFFとなる。この間t1 からt2 まで
は、上方レーザ照射装置31および下方レーザ照射装置
32から連続的にレーザ光が照射される。また、一対の
多層フィルム7,7の搬送速度は0から徐々に大きくな
り、中間で最大値を取った後、徐々に減少する(図4
(a))。このため、包装体1のノッチ3近傍において
はレーザ光の照射量が大きくなり、包装体1の中央部に
おいてはレーザ光の照射量が小さくなる。従ってレーザ
加工線4の幅をノッチ3近傍において大きくし、包装体
1の中央部において小さくすることができる。
【0075】このようにレーザ加工線4の幅をノッチ3
近傍において大きくすることにより、ノッチ3から包装
体1を切裂く際、ノッチ3からレーザ加工線4へスムー
スに切裂くことができる。
【0076】なお、上方レーザ照射装置31と下方レー
ザ照射装置32の作動タイミングをノッチ信号を基準と
して、t1 からt2 まで定めた例を示したが、t1 が短
すぎる場合は、ノッチ信号を基準としてt1 およびt2
後に次のピッチにおいて上方レーザ照射装置31および
下方レーザ照射装置32をON、OFFしてもよい。
【0077】このように本実施の形態によれば、一対の
多層フィルム7,7を縦方向ヒートシール装置15およ
び横方向ヒートシール装置19によって貼合させた後
に、一対の多層フィルム7,7に対してノッチ/レーザ
加工線形成部30においてノッチ3を形成するとともに
レーザ加工線4を形成するので、ノッチ3とレーザ加工
線4との位置合せを精度良く行なうことができる。また
上方の多層フィルム7のレーザ加工線4と、下方の多層
フィルム7のレーザ加工線4との位置合せも精度良く行
なうことができる。
【0078】このため包装体1をノッチ3から切裂く
際、ノッチ3から上方および下方の多層フィルム7,7
のレーザ加工線4,4を経てスムースに切裂くことがで
きる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
包装体製造装置内で一対のフィルムのレーザ吸収層を加
熱溶融させてレーザ加工線を形成して包装体を作製した
ので、包装体の表面および裏面のレーザ加工線の位置が
ずれることがなく、このレーザ加工線に沿って包装体を
容易に切裂くことができる。このため切裂作用を簡単に
行なうことができ、かつ開封された開口形状を安定化さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による包装体の製造装置を示す図。
【図2】上方および下方レーザ照射装置を示す側面図。
【図3】上方および下方レーザ照射装置を示す平面図。
【図4】上方および下方レーザ照射装置の作動タイミン
グを示す図。
【図5】本発明による包装体を示す図。
【符号の説明】
1 包装体 2 ヒートシール部 3 ノッチ 4 レーザ加工線 5 レーザ吸収層 6 レーザ非吸収層 7 多層フィルム 10 包装体の製造装置 11 給紙部 15 縦ヒートシール装置 19 横ヒートシール装置 21 切断部 31 上方レーザ照射装置 32 下方レーザ照射装置 33 ノッチ形成部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともレーザ吸収層を有する一対のフ
    ィルムを貼合せて包装体を製造する包装体製造方法にお
    いて、 前記一対のフィルムを準備する工程と、 一対のフィルムを貼合せる工程と、 各フィルムの表面に向ってレーザ照射し、レーザ吸収層
    を加熱溶融させて、フィルム表面にレーザ加工線を形成
    する工程と、 一対のフィルムを包装体状に切断して包装体を作製する
    工程と、を備えたことを特徴とする包装体製造方法。
  2. 【請求項2】各フィルムにレーザ加工線を形成する工程
    は、一対のフィルムを貼合せる工程の後に行なわれるこ
    とを特徴とする請求項1記載の包装体製造方法。
  3. 【請求項3】各フィルムにレーザ加工線を形成する際、
    一対のフィルムのうち包装体の端縁に位置する部分に一
    対のフィルムを貫通するノッチを形成することを特徴と
    する請求項1記載の包装体製造方法。
  4. 【請求項4】各フィルムにレーザ加工線を形成する工程
    は、一対のフィルムを貼合せる工程の前に行なわれるこ
    とを特徴とする請求項1記載の包装体製造方法。
  5. 【請求項5】少なくともレーザ吸収層を有する一対のフ
    ィルムを貼合せて包装体を製造する包装体製造装置にお
    いて、 前記一対のフィルムを搬送するフィルム搬送ラインと、 フィルム搬送ライン上に設けられ、一対のフィルムを貼
    合せるヒートシール装置と、 各フィルムの表面に向ってレーザ照射を行ないレーザ吸
    収層を加熱溶融させて、フィルム表面にレーザ加工線を
    形成するレーザ加工線形成部と、 一対のフィルムを包装体状に切断して包装体を作製する
    切断部と、を備えたことを特徴とする包装体製造装置。
  6. 【請求項6】レーザ照射部近傍に、一対のフィルムのう
    ち包装体の端縁に位置する部分に一対のフィルムを貫通
    するノッチを形成するノッチ形成装置を設けたことを特
    徴とする請求項5記載の包装体製造装置。
  7. 【請求項7】少なくともレーザ吸収層を有する一対のフ
    ィルムを備え、 一対のフィルムはその周縁がヒートシールにより貼合わ
    され、 一対のフィルムの各々の表面に、レーザ吸収層を加熱溶
    融させてなるレーザ加工線を形成し、レーザ加工線の両
    端を一対のフィルムの周縁に達するようにしたことを特
    徴とする包装体。
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